農業を始める直前、約3年前までやっていたことがあった。それは、前の年に始めていた街道歩きの続きで中仙道を歩いていたのだった。最初の年の春から1年間で東海道を踏破、続いて日光街道、そして中仙道は日本橋から蕨、蕨から上尾、そして3回目は上尾からどこかまで。この前、そのどこかは北鴻巣ではないかと推定していたので、農作業無しの祝日の今日、車でそこを目指した。
 記憶では二股の道を右に行き、最寄りの駅から湘南新宿ラインで帰ったのだが、地図をみて見当をつけたところはどうもピンとこない。一応、北鴻巣の駅を訪ねたあと、また中仙道に戻った。そしてしばらく行くと、吹上の駅の方に入る二股を見つけた。その分岐にはラーメン屋、そのちょっと先にコンビニがあったのだが、私もカミサンも「ああ、ここだった」と思い出した。そこから吹上駅の方に行ったが、駅をみたカミサンはそこで間違いがないことを確認した


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 まだ日も高かったので、旧街道を熊谷方面に向かう。歩くと大変だが車はあっという間である。駅のそばに車を駐め、今度は歩いてみる。熊谷周辺の街道は国道17号線となっていて、とても広い道になっていたが、そこを往復1時間程度歩いて、なんとなく街道歩きの頃を思い出した。

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 街道歩きは、休みの日にどこかから1日分歩き、そこから家に戻って次の休日に次の期間を歩く。つまり尺取り虫のように街道を歩いていくのである。我々の場合は1日に地図の旅程で約20キロから25キロ、実際に歩く距離はその2割ましくらいかな。真夏も1日中歩いていたので、真夏の農業もその勢いで乗り切っているほど大変ではあったが、実に面白い体験であった。仕事を辞める来年からは時間の余裕もできるので、吹上から先に再挑戦である。


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