予定通りの休養日である。朝から出かけていった。最初の訪問先は下大多喜の農家、先日役場経由で播種機をあげるというお宅だった。到着すると、そこは山の懐に囲まれた農家だった。納屋の前に機械が置いてあったが、電動のかなり使い込まれたもので、ほぼ想像通りのもの。奥からおじいちゃんが出てきて挨拶をしたが、うちの田んぼは2反歩もなく、せいぜい20枚程度しかモミを播かないから機械はいらないと申し上げて、いただくのはお断りをした。
 しかし、89歳になるというが、80歳くらいにしかみえないそのおじいちゃんは、今年限りでコメ作りを引退するらしい。不要になった機械も誰かに使ってもらいたかったのだろうけれど、こちらもお断りせざるを得なかった。来年の今頃、田植え前の時期になったらきっと寂しいだろうから、迎えに来て教えを請うくらいしなければいけない。それにしても89歳までコメを作れるらしい。私もあと4分の1世紀コメ作りができれば嬉しいのだが。

 色々話すうちにタケノコを掘って行けということになり掘り始めるが、腰に時折痛みの走る私が1本掘る間に、おじいちゃんはドンドン掘ってくれ、結構な量のタケノコの山ができた。途中から、おじいちゃんよりも更に二つ年上のおばあちゃんも加わり、しばし農業談義のあと、失礼した。
 
 茂原で昼食を食べたあと、次の訪問先(定農連仲間Sさん)に向かった。Sさんご夫婦は「人生の楽園」にも登場されているが、古民家を改修して住まわれており、どのようなお宅かということについてとても興味があったのである。
 
df3d0e5d.jpg

 
 それにしてもずいぶん大きいし風格もあるお宅である。一部、キッチンをはじめとする水回りなどは現代風になっているが、あとは昔の雰囲気が残っている。ただ、床下などの建物の骨格は全面的に手が入っているようだ。
 母屋の他にも古い離れ家があり、ここは未改修だけれど、古い資料・文物などがあり、興味を持ってのめり込むと、とても農業などはやっていられないほど面白そう。

ffb41ba0.jpg


 これまでの5年間のSさんの人(!)力で、屋敷の敷地内には畑がある程度できているが、巨木や巨木を切った丸太や切り株があり、まだまだ手をかけていく余地はありそうだった。それでも、色々な楽しみがあるようでうらやましい限りである。これからも「定農連」メンバーの本拠地訪問は続けたい。
 
 定農連(定年帰農者連絡会)は、定年世代あるいは予備軍の方で、農業や農的生活を行っているかやりたいと考えている人たちの集まりです。メンバーは11名ですが、インターネットを媒体としていますから、全国(全世界!)に広がっています。興味のある方はコメントや右の管理者へのメッセージ欄でご連絡ください。
 

 
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ

 田舎暮らし・定年後の暮らしそれぞれの人気ランキングに参加しています。バナークリックで投票してください、お願いします。でも、お一人一日一回らしいです。どちらかお選びください。