いろいろ振り返りながら、来年のコメ作りのやり方を組み立てようとしている。振り返ってみてもっとも気になることは4号田んぼのことだ。8月の後半にイノシシが4号田んぼに入り、そのあとが引き金になって3割くらいは倒伏して刈れなかったが、その原因はどうも養分が多すぎたのではないかと思う。実は、今年は少し肥料を撒いたのだが、それでも1~3号は少なすぎたらしく収量は低かった。ところが、倒伏した4号は多すぎたと考えるべきかもしれない。
 この4号田んぼには冬の間も水を張っていた。それは「不耕起栽培」を勧める岩澤信夫さんの教えに従ったものだった。残念ながら、完全な不耕起にすると水保ちが悪くなること、田植えのために部分的に耕耘することが難しいことなどから在来のやり方に変更したのだった。しかし、ずっと水を張っておいたので、プランクトンやイトミミズなどが棲み着き、それで養分ができていた可能性が高いのである。その上に少しではあるけれど肥料を撒いたから倒伏したらしい。
 
 1年を経過してみると、水保ちの問題は川からの揚水を多くすることで解決しそうだし、田植えについては機械を使わず手植えにしたから、結果的に不耕起でも問題がなかったことになる。ということで、あわてて起こしたりせずに、あらためて岩澤信夫さんの本を読み直し、来年のコメ作りの骨格を固めることにした。



岩澤信夫さんは、今年の春になくなりました。「自然耕塾」という集まりをやられていたようなので、一度お話くらいは聞いておくべきでした。上の本の前書きの中に、次のようなことが書いてあります。

   コメ作りは、この日本に日本民族が生存する限り、
   続けなければなりません。田んぼは、その根幹をなす
   唯一の場所なのです。田んぼを私たちの代で放棄したり
   消滅させてはなりません。この解決策は市民の皆様による
   国民皆農です。

まことにその通りだと思います。この精神を柱にしようとあらためて思いました。



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