今年のゴボウについては何度も記事にしている。最初は「ゴボウのタネ播き(3種類の畝)」、最近は「直売所で好評な「ゴボウ」」という記事で触れている。昨日、3種類の中では最も収穫が容易と考えていた波板方式のゴボウを少し収穫したので、その状況をまとめておく。

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 波板方式は前の記事でもアップした写真が最もわかりやすい。波板を斜めに並べて上に土を載せてタネを播く、という簡単なものである。収穫は次の写真のように、波板の上の土をどけるところから始まる。茎側を掴んで引っ張り上げると割と簡単にゴボウが姿を現す。ただ、ゴボウの長さは予想以上で、波板を超えた部分は下に潜っていたりして、抜く際に先端が切れたものが多かった。
 
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 一本は、波板の小さな穴を見つけたらしく、波板沿いのゴボウの他に真下に潜った根も持っていた。やはり本来は下に向かいたいようだ。また、波板の外から真下に根を伸ばしたものもあったが、これは後日掘ることにした。波板を取らないと容易には掘れないようだ。そうした一部の例外を除けば、掘るのは容易である。土の除去が不十分だと引っ張っても出てこないことがあるが、片手で持ったシャベルで土をどかせば大丈夫なくらいだ。隣で栽培していた高畝方式に比べて葉の勢いが弱い感じだったが、今頃までじっくり待てば十分に育っている。これなら来年も波板方式でやってみようと思う。ただ、波板を買ってこのやり方での作付けを増やすかどうかは難しいところだ。農業というものは、こんなビニールの波板ですら投資の回収は十分ではないということである。

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 これから正月前の売れそうな時期から春先まで、少しずつ掘って直売所に出す予定だ。
 
 
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直売所で好評な「ゴボウ」

ゴボウのタネ播き(3種類の畝)