今年の初めごろからいろいろ模索していた移動時の通信スタイルがほぼ固まってきたので、ここで整理しておこう。横浜にいて街に出かけるときなど、ポケットには2台の android を入れていく。1台は nexus7  2台目は galaxy nexus (sc-04d) である。前者は7インチ、後者は4.7インチと画面サイズは違うが、googleが android のリファレンス用に開発したもので android 4.2.2 を搭載していること、画面密度が同じ(1280×720)といった共通点がある兄弟のような機械である。ただ、後者が電話のシムを組み込むことができる、いわゆるスマートホンであることに対し、前者はそうした仕掛けを持たない単なるタブレットである点が異なっている。
 そこで、両方の使い分けのようなところに触れていくが、家などの wifi環境を離れると、IIJMIO のシムを入れた galaxy nexus (sc-04d) の出番である。速度は 200KBps と大したものではないが、メールや facebook のチェックには我慢できる範囲内である。私の980円/月の契約でも6月からは500Mまで速度制限を外すオプションがつくらしい。そうなれば、私のようなパターンでは余るくらいだと思われる。それで、さすがに画面が小さくて見づらいような場合、テザリングという WiFiのアクセスポイントとなる機能を生かし、 nexus7 をつないで使うことができる。まあ、そんな面倒なことをしなくても、シムを入れられる nexus7 を買うという考え方もあるだろう。ただ、今週アメリカでは、 nexus7 の新型が発表になるらしい。日本での発売は遅れるだろうが、それでも年末までには買えるかもしれないし、アメリカの娘に買ってきてもらうという方法もなくはない。もちろん、それにもシムを組み込めるタイプが追加となる可能性もあるが、DoCoMoの電波を使う MVNO のシムを入れる場合、特に FOMA+ の電波を掴むところに問題が発生する可能性が高い。農場周辺などの山間部で使うにはここが問題になってしまうのだ。
 そんな事情から、丸一日かけて中のソフトを書き換えた galaxy nexus (sc-04d) は非常に使えるものであることが浮上してくる。それに、050PLUS というIP電話サービスを使えば、音声電話も可能になってくる。昨日は、同じ 050PLUS を契約している娘が私のgalaxy nexus (sc-04d)に電話をかけてきた。じつはこれ、国際電話でも通話料はただなのである(050plusのサービス)。実際には、電話をそれほど必要としない生活パターンなので、ここ1か月くらいで galaxy nexus (sc-04d)+050PLUS で電話をしたのは2回目だったが、ちょっと時間のずれがある以外、温室的にも問題はない。
 
 いろいろゴチャゴチャ書いたが、単独でも一通りのアプリが使え、いざというときは WiFiアクセスポイントとして別の機械にインターネット環境を提供する galaxy nexus (sc-04d) が一つの核になり、それを経由してインターネットに接続する別の機種(現在は 初代nexus7 )を組み合わせて使うというスタイルが今後当分の間続きそうだ。まあ、別の機械が iPADであったとしてもかまわないんだが。なお、前提として 月額1000円以下の通信用シムを使い、場合によってはそれに315円/月をプラスして音声電話用としても使おうという考え方によるものだ。私の場合、ガラパゴス携帯を最低料金の2000円弱で併用するのだが、これを加えてもそれほど高くはない。スマートホン使うためにお金はいくらでも出すという方にはもっと別の選択肢があるだろう。ということで、今年の後半は7インチか10インチのタブレットの選定という楽しい研究課題が待っているのである。
 
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
  ブログ人気ランキングに参加しています。一日一回バナークリックで投票してください、お願いします。