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 うちの敷地の約半分(5,000平米位)は山である。その内訳についてはずいぶん前にBLOG記事として掲載している(山エリアの面積内訳)。当時はスギとヒノキの区別もわからず、杉林と書いてあるが、これはヒノキ林である。
 これまで、何とかしたいとは思いつつ、冬以外はほとんど足を踏み入れてこなかったので、全般的に荒れてきている。どういう状態かというと、全面的に実生の木(大体が落葉広葉樹)が生えて、それが結構大きくなってきている。また、草の類も陽の当たるところには蔓延っている。特に棘のあるいばらのようなものが多く、山に足を踏み入れる障害の一つとなっている。毎シーズンオフには山の整備が課題として上がるが、やらないうちに次の春が来てしまうのである。
 そろそろ田植えの準備という時期になってしまったが、先週は山に入って少し手を付けてみた。というのは、咲き始めたイワツツジの色が目立たないという状況が気になったからだ。屋敷から正面に見えるあたりはイワツツジ林だが、実生の雑木が大きくなり数も増えているため、新緑が目立ち過ぎ、イワツツジの花が埋もれてしまっているのである。また、雑木が茂ることにより、イワツツジが元気をなくしているということも目立たなくなっている一因だろう。

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 本当はチェーンソーと刈払機を持って行きたいところだが、それらを使うと大量殺戮になってしまい、大事な木や花を消してしまう懸念があり、剪定ばさみと手挽鋸というおとなしい道具を持って行った。これは正解だったようで、例えばユリ(庭に生えているヤマユリではない種類)を見つけて支柱で保護をしたり、何本かのタラの木を見つけて場所を覚えたり、といったことができた。ホダ木になるような太さに育った木もあったが、ちょっと時期外れになったため、目印をつけておいて秋に伐ることにしようと考えている。本当はじっくり探せば珍しいものもあるのだろうが、今の私の実力ではタラの木とユリ位が限界だ。
 
 
 
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