水曜日は一日中雨だったが、沢水はあまり多くない。おまけに今日はパイプが外れていたため、田んぼはみんな田植えに絶好というほど水が減ってしまった。オタマジャクシが悲鳴を上げていたので、仕方なく川水も揚げてやった。しかし、早ければ来週末から田植えを始める可能性もあり、時間のある時に代掻きをする必要もあるから、水は張っておく必要がある。

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  当初は図のように素掘りの池に川からの水を入れていたが、
  昨年500Lのローリータンクに受けるように改造した。
    
 本日あらためてポンプの稼働時間などを測ってみたので、ポンプの揚水量を計算することにした。まず川水揚水の仕組みだが、川には1.5Kw(三相200V)の水中ポンプを入れてある。川から田んぼまでのレベル差はおそらく20m程度、一段で上げると水量が少ないため、高さの大体85%の位置に500Lのローリータンクを設置し、その中に800W(三相200V)の水中ポンプを入れて田んぼに配水している。4枚の田んぼのうち上3枚のどれにでも水を入れることができる。2つのポンプはタイマーによって制御できるようにしてある。管理の都合上、毎日の通電時間を適当に決めて使っている。例えば4時間/日とか朝3時間夜3時間ずつとかである。
 本日の計測結果だが、上のポンプは140秒稼働で160秒停止であった。ここからが計算問題だ。上のポンプの流量をXリッター/秒、下のポンプの流量をYリッター/秒とする。
 上のポンプが稼働する時間の式は、(X-Y)*140=250   (1)
    上のポンプはタンクから吸い出すが、下のポンプが水を入れるので
    その差の140秒分が250リッターとなる。
 下のポンプは160秒でタンクに250リッターの水を溜めるので
    Y*160=250 (2)
    
    (2)から、Y=1.56リッター/秒=5.6立米/毎時
    (1)から、X=25/14+Y=1.79+1.56
          =3.35リッター/秒=12.1立米/毎時

 ということで、揚水量は5.6立米/毎時程度らしい。これは沢水の最大量(途中のパイプの太さで制約を受ける)4立米/毎時よりも多い。うちの田んぼの必要水量は2立米程度と推定しているので、沢水が0としても8~9時間稼働すれば水は十分足りるということになる。いつの間にか農事用の電力料金も12円/Kwを超えているので、25円/時間程度になってしまうが。何とか沢水に頑張ってもらおう。

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