最近、沢水の量が少なめで雨が降っても大幅には増えないと感じているので、以前(2006年)から整理している大多喜地区の降水量データを引っ張り出した。ずいぶん久しぶりなんだが、昨年の8月ごろからのデーター入力が滞っていた。一時期は沢水の実際の量を計測し、このデータを基にした数量化モデルを考えて予測沢水量なんていうものを出していたんだが、この2年ほどは川水を揚げるシステムがしっかりしてきたため、関心が薄れていたものである。
 
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 月別の降水量を3Dグラフ化してみた。今はちょっと慌ただしいので細かい分析はできないが、昨年の降水量が低めであったということが特徴的である。年間計では1,970mmということだから低いけれども異常値ではない。しかし、10月には2日で300㎜以上という特異な量を降らせた台風が来ているので、その異常値を外すとかなり低い。今年の1月から4月は675㎜降っておりこれは平均的だが、やはり前年の乾燥をカバーできてはいない気がする。
 それと、この前ご近所のおばあちゃんに聞いたのだが、春の間は杉が一番水を吸うときなので、山から出てくる水は少なくなるというのである。なるほどそういうものか、という話をお年寄りからしばしば耳にする。こういうのはインターネットで検索してもあまり出てこない知恵なんだと思う。
 
 
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