日曜日も引き続き田んぼに入って草退治をしたのだが、道具を替えてみた。「スイスイカッターアイガモン」というちょっと力が抜ける名前の道具だ。小太りのオジサンが背負っているのは刈払機、その先に取り付けてあるのが「アイガモン」である。これは普通の円盤形の刃ではなく、L字型に折れた刃を取り付けて田んぼの畝間をかき回すというものだ。アイガモが足で泥をかき回しながら浮いてきた草の苗を食べるということにちなんだ名前だろう。そうすると私はアイガモつかいというわけだ。
昨年買ったのだが、畝間30cmではある程度育った苗ではこれを傷める恐れがあり、あまり使わなかった。今年はこれを使えるようにと、田植え定規の畝間を33cmに広げて田植えをしたのである。一昨日までは、一度に5列分の処理ができる「削ったろう」利用の方法がおそらく早いだろうと考えて「アイガモン」の使用を見送っていたのだが、せっかく広げたのだし「試しに使ってみるか」とセットして使ってみた。そうしたら1往復(2列×45m)で8分くらいでできてしまう。前のやり方では5列×45mで90分だったが、アイガモンだと25分くらいでできてしまうことがわかった。
ただ、田んぼを歩くわけだから足は相当に疲れる。25分やったら10分くらいは休みたい。まあ、それを織り込んでも半分以下でできてしまうからありがたい。おかげで15時くらいには4号田んぼを片付け、風呂場に跳び込んでシャワーを浴びた。このペースであれば35時間は12時間くらいに縮めることができるだろう。今週は2号と3号、続いて1号の2回目をやる予定だ。
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私は大竹製作所(オータケ)の製品を使っています。
なお、この溝きり機は、畑の細い畝の溝ほり(畝立て)にも使えます。