以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、1~3回目のものを当BLOGの記事にしてきました。ここでは6月号分を掲載します。

以下月刊ふるさとネットワーク2014/06からの転載

タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
4:田舎暮らしの醍醐味の一つ:米作り

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 農的生活に無縁の私をこの世界に引込んだのは、私と正反対で農的生活指向の家内が屋上田んぼで作っていた古代米でした。水だけでコメを作るイネの不思議さは心惹かれるものだったのです。だから定年を前にして探し始めた田舎暮らし物件の重要要件としてコメ作り適地を入れました。しかし、不動産市場には農地(特に田んぼ)の売り物はなかなか出ないようで、簡単には見つかりませんでした。
 関東中を探し回り、ようやく今の土地を探し当てるまで何か月もかかりました。ただ昔あったはずの田んぼも、農業と無縁の所有者が持っていた約10年の間に姿を消し、傾斜した草原があるだけでした。山の中で携帯もダメ、ケモノや山蛭もでるし、広くて手に余ると家内は尻込みしましたが、何とか説き伏せて買うことになりました。
 乗り込んだのは2009年2月、さっそく田んぼ作り開始です。土地の測量、断面や平面のスケッチでの検討などを1カ月半位行い、3月末に10日ほどの休暇を取って作業用のバックホーを借りました。12日間の突貫作業で約1反3畝(実質)の棚田が完成したのです。田んぼにとって重要な水も、昔のことを調べて山の絞り水と川からの揚水を復活させOKとなりました。この年穫れたコメは320Kg。山からの水を使い天日で干した無農薬のコメは、なんともうまいものでした。まあ、自分で作ったコメというものはそうなんでしょうけれど。
 実は私は建築屋で一級建築士でもありますが、田んぼは専門外です。サラリーマン時代はゼネコン勤めでしたが、実際に自分の作業でもの作るのはこれが初めて。けれど幸いなことに、インターネットには私のBLOGを含め様々な情報や方法が転がっています。探せば専門家でなくとも大抵のことはできるでしょう。百姓は、何でも自分でやるからきっと百姓なんですよ。


   この記事は田舎暮らしの総合情報誌「月刊ふるさと
   ネットワーク」のコラムとして掲載されたものです。
   この本は、田舎暮らし向け物件を扱う「ふるさと
   情報館」が発行しているもので、全国の物件情報や、
   田舎暮らしに関連する色々な話題が掲載されています。
   将来の田舎暮らしを目指す方には役に立つ情報誌だと
   思います。書店では販売しておらず、年間購読の
   会員誌となっています。下記で無料の見本誌を入手
   できます。
    電話:03-3351-5601(ふるさと情報館・代表)
    HP:http://www.furusato-net.co.jp

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