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 うちが直売所を始めたのは2009年の春からだった。一番最初の売り物は毎年春になると結構穫れるタケノコで、同じく春らしいワラビも並べたはずだ。その年の2月から入居して始めたから、自分たちで作ったものはまだできなかったが、自然のものは春になって出てきたのだった。
 その後、横浜に戻る月火には玄関先の小さなお店を開けるという期間が続いたが、2012年の4月に大きな転機が訪れた。テレビ朝日の「人生の楽園」に取り上げられたのだった。その反響は大きく、テレビをみたご近所の方々(ご近所じゃない方も含め)が大勢お店にやってきてくれた。時期的な問題もあって野菜類はそれほど多くはなかったから、瞬間的に売り切れになったが、そのあたりの調整のこともあり、このときにメール取り置きサービスというものを始めたのだった。

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 最初のメールの送り先は6名と少なかったが、評判も伝わりこちらもおすすめした結果、徐々にメールを希望されるお客さんも増えてきた。そのうちまた大きな変化が起きた。2012年の7月、人生の楽園にも出てくれた木更津のご夫婦の手引きで、木更津エリアで同じようなことをやっている農家さん3軒が収穫物の販売委託をしてくれるようになったのだ。1軒では品数も量も限られているけれど、3軒集まるといろいろ厚みが増してくる。それに木更津とうちの農場では気温などの環境も違うため収穫時期が結構ずれるので、これも好都合になる。そうなると野菜類はうちの直売所でだいたい揃うという状況になってきたのだ。これは大きな変化である。
 最初の頃のメールから「配達します」と書いていたけれど、実際に配達を依頼されることはほとんどなかった。しかし、一通りのものが揃うようになると状況に変化が起きる。いろいろなものを注文すると野菜も結構な重さになるし、イモが加わったりするとますますである。そうなると配達の依頼も増えてくるのだ。配達は私の役目、今週の月曜日も午前中6軒、夜3軒にお届けした。配達のご依頼は、雨が降った時でも寒い時でもあまり影響はないし、量もある程度以上を依頼してくださっているようだから、うちの直売所の中に占める割合は随分多くなっている。しかし、この方式だとご自分の目で確認しながら買えるわけではない。それでも買っていただけるのは、毎週の積み重ねで信用を培ってこれたということだろう。それはとても貴重なことだと思っている。2016年3月現在、メールを送っているお客さんは30数名、取り置きや配達注文をして下さるお客さんは平均10数名というところだ。
 ということで、農業と同様に7年間も続いている直売所の企業秘密の一端を書いてみた。この仕事(配達=行商?)は私にとっては大事なものだ。サラリーマンという職業を離れてから4年が経過しているが、直売所のお客さんとの交流はサラリーマン時代とは全く異なる社会との関わりである。それに、車好きだった私は、ずっと大昔から車でやる仕事をやってみたかったのだ。オート三輪じゃないのがちょっと残念だ。
 

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