川水揚水配管は、田んぼの西側をほぼ直線に走るもので、単純だから1日もかからなかったが、その予想外の好結果に第2弾目のソーラーポンプ配管は、計画を見直して結構凝ったので1日半もかかってしまった。横浜に帰る本日は突貫工事状態となってしまった。

0327施工中.jpg

 凝ったところというと、4枚の田んぼのそれぞれに給水できるようにしたことだ。全部の口から水を出せるほど強力ではないので、それぞれに栓代わりの掃除口をつけてある。それから、井戸内のポンプ本体に繋がる配管はVP13だったけれど、延長4mだと抵抗も大きいのでVP20に交換した。

0327ポンプ本体.jpg

 一応配管が終了した段階でポンプのスイッチを入れ、一番高い上の池で水が出るのを待ったが、なかなか出てこない。ようやく出てきても勢いが弱いような気がして点検したら、途中の地面から水が湧き出ている。これは最初の写真の部位だが、2mほどのところを継ぎ接ぎの配管で済ませたところだった。今回、大量に余っているVU40の古いパイプを使ったのだが、布やすりを買い忘れて接合部を削らなかったのが原因だった。他にもパンクしそうなところは多数ある。

0327配管のパンク.jpg

 修正後、一応安定状態となったので計測してみて驚いた。上の池では300L/毎時程度だったものが、1立米/毎時程度に増加している、3倍強だ。今のところ明るい時間帯しかポンプは動かないが、それでも夏の間は14~18時間ぐらいは出るだろう。これだと川水ポンプの1時間分に迫る、手助けになるに違いない。それにしても、水量は多いけれど出てくるまでの時間は長い。それで、ちょっと計算してみたのだが、VU40のパイプは内径が40mm、パイプの延長は80mくらいあるから、パイプ内の容量は100Lとなる。風呂おけ半分くらいということだが、本当かな。上の池のレベルでは10Lに33秒ほどかかるから、単純計算だと出るまでに5分半となる。もちろん、低いところはもっと速いペースで水が埋めていくから実際の時間は短いはずだ。積分ででも計算するのだろうか。流体力学というもの、奥が深そうだ。パイプを太くしたことの効果は予想を遥かに上回るものだったな。
 

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