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 この前の日曜日、夕方には横浜に向けて出発という日だが、ソーラーポンプの部品{過放電防止回路}が届いたので旧部品との交換を行った。それと関係があるかどうか今でもわからないのだが、ポンという音がして交換したばかりの基板に載っているICが溶けて落ち始めた。それと、テスターで測ってみたらバッテリーの電圧がゼロになっており、一番肝心なチャージコントローラーが停止している。慌ててチェックしたらバッテリー回路のヒューズが溶けていた。テスターでバッテリー電圧を測ると、使用しているバッテリー別に、1(49.6∨)2(23.5∨)3(23.5∨)となっていた。このシステムは24∨で運用しているので、1系統は明らかに異常な数値だ。1系統のバッテリー自体の電圧は26∨前後なので、どうやら何らかの理由で直列接続になっていたように思えた。接続部分はすべて端子板を利用しており、ハズレとか接触はあるはずがないという認識だが、現実はそうじゃなかったようだ。ボックス内の配線は太い単線で行っており、それが原因で緩んだかもしれなかった。まあ、家を燃やすわけにも行かないので、ソーラーパネルとバッテリーの接続を切って対策は今週まで延期することにした。

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 火曜日に戻ってくると、注文していたDC-DCコンバーターが届いていた。32∨までの直流を24∨以下に落とす回路だ。いつもテスターでポンプに繋がるバッテリー電圧を測るのだが、天気が良ければだいたい28~29∨になっており、過放電防止回路や24∨規格のポンプ本体には悪影響があるのではないかと懸念していたのだった。しかし、今はそれどころではない。日曜の出来事でどの程度のダメージがあったかの確認が先だ。最初に、バッテリー周りの配線をすべて組み直した。回路ごとにつけてあるS/Wを順次断続し慎重に電圧を測定して異常がないことを確認し、チャージコントローラーに通電した。意外にもチャージコントローラーも過放電防止回路も生きており、モーターの回転音がし始めた。ただ、それは一様ではなく止まったり動いたりを繰り返すだけだった。そこでDC-DCコンバーターを取り付ける。どうやらこれは効果的だったらしく、ポンプは順調に回り始めた。
 この作業は水曜日(昨日)行ったが、本日も順調に動いており、ようやく安定状態を取り戻したようである。最後は電圧を24∨に抑えることによって問題は解消したが、その他に何か原因があった可能性も否定出来ない。まあ、様子を見ていこう。
 
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 ところで、今回こんなものを買った。AC100∨の機器の消費電力を測定するものだ。実は今回、2万円を超えるチャージコントローラーなどが壊れた可能性があったため、再投資するメリットが有るかどうかの判断用である。しかし、無事復旧したのでその必要は薄れてしまった。しかし、ソーラーではなく24∨のアダプターでACから給電した場合、どのくらいのコストかを確認したところ、2円/毎時ということがわかった。12時間/日稼働として750円/月、9000円/年位である。4~5年ほど動けば元が取れるかな。(パネルは別)ちなみに、横浜の家の冷蔵庫を測ったら3000円/月、それより10年ほど新しい会所の冷蔵庫は1800円/月程度だった。旧い冷蔵庫は結構電気を食うのである。

 
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