「今年のイネ刈りは楽だった」と書いたが、おそらく一番大きな要因だったことを書き忘れていた。それは4号田んぼへの暗渠の設置である。4枚ある田んぼのうち、一番下に位置する4号田んぼは、全体1,940平米の4割強の794平米と最も広く、ここの出来でその年の善し悪しがわかるというくらい重要なのだが、残念ながら水が引かない田んぼだった。このため、いつも最後に残る上にぬかるみに足を取られ、倒れて泥だらけになったイネを起こして刈るという重労働を強いられていた。条件がいい年でも半分くらいは手で刈るという感じだった。

現在の4号田んぼ
0915田んぼ4号

 ということから、2014年から翌年にかけて暗渠(田んぼの下に穴明き配管を埋め込み排水するもの)を設置したのだが、どうもこれが有効に働いているのである。東と西の端のエリアは水が深く(底が低く)、水を入れると長靴の上まで水が来るし、水を抜いたら長靴が半分くらい潜るという状況だったが、今はこれがない。それに4枚のうち一番先に刈れるほど水がよく引く田んぼになっているのである。この4号田んぼに余分な力を掛ける必要がなくなったので、イネ刈りの作業量はトータルで考えても3分の2くらいになったしても過言ではないくらいだ。余裕があれば、次に水の引きが悪い3合に暗渠を設置することも考えてみよう。

暗渠の記事はいくつもあるが、とりあえずこれ。前後を見ていただくと色々出てきます。 

0915以前の4号

以前(2012年秋)の4号田んぼのイネ刈り後の状態。結局水が引かない状態でイネ刈りをやったようだ。手前にビニールが広げてあるが、あの上でイネを束ねていたはずだ。奥の方には、結局刈るのを諦めたイネが残っており、実に悲惨な状態だった。

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