毎年、概ね仕事が終わる晩秋から春までの間は、ちょっと時間と手間のかかるインフラ整備などの仕事を片付けるようにしている。これまでは、田んぼの面積拡大や暗渠新設、山の作業通路開拓、隣地境界柵の整備などを行ってきた。天候不順のため今回の計画は立てられなかったが、今日敷地内を回っていろいろチェックしてきた。
 現時点で浮上してきた実施予定項目は次の通り。
 
1.田んぼ見張り用櫓設置
 この10年間の中で、最初の数年はイノシシヤシカなどに侵入されていた。しかし、外周をパレット利用のフェンスで囲ってからは、イタチやタヌキなどの小動物以外は入り込まなくなっている。ただ、安心は禁物でイネの生育期間中はリモートセンサーを設置するなど、注意は怠らないようにしている。だが、警報がなったときの確認やロケット花火の発射などは、家の中からではやりづらい。前から考えていた櫓を作ることにした。

1027ヤグラ
    イメージ(実際は単管と木材のハイブリッド予定)

 
2.庭の樹木整理と剪定
 入居した当時の写真と見比べると、庭の樹木はかなり大きくなっており、木と木の間の隙間はなくなっている。この結果、蔓性の雑草も住みやすくなって我が物顔で育っており、惨憺たる状況である。これを解消するために剪定というよりは木を間引くようにするつもり。本当は庭だけでなく山も同様の状態なので、そこまでやるかもしれない。
 
3.4号田んぼ西側横断暗渠
 4号田んぼを縦断する暗渠を作ったのは2014年の11月から翌年までだったが、その効果は絶大で、西半分はほとんどバインダーを使えないほど水がはけなかった4号田んぼは一変したのだった。しかし、西側の5mほどはまだ水はけが悪いため、西側の畦に並行する暗渠を設置しようと考えている。縦断暗渠はL=50mだったが、横断は15mほどだから前ほどの手間はかからないはずだ。

4.トラクターゲート改修

1027今のトラクターゲート

 上の畑から町道に出る通用口(トラクターゲート)は、ボロボロサビだらけの金属製の柵を針金で結んだようなものだったが、2011年に作り替えている。しかし、1×4のSPF材で作った扉は2年前くらいに半分朽ちてネジを締めなおしたりして持たせていた。しかし、去年くらいから柱の足元がグラつきはじめたので、作り変えることにした。90MM角の柱の足元は柱脚ブロックに差し込んであるが、そのあたりがグラグラしているようで、2枚の扉はピッタリ合わなくなっている。

1027昔のゲート
    昔のゲート

 
 
5.山裾整備
 今年の草はすごいと何度も書いたが、山の方も同様である。今年は夏以降、山の方にも入っていけないほど草が茂っている。そんな状況だから山の方は相当荒れてしまっている。特にススキの根はかなり大きくなっているようだ。刈払機で刈ってユンボで掘り起こすという作業をやる予定。

6.稲掛けの補修
 長かったイネの天日干し期間中には台風が襲来した。直前の補強が奏効したようで倒れはしなかったが、傾いたり重さに耐えかねて柱が潜ったりしてガタガタになっている。これの修復は第一にやったほうが良さそうだ。使うのは1年弱あとではあるが。

1027稲掛け被害


  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
  ブログ人気ランキングに参加しています。一日一回バナークリックで投票してください、お願いします。