2014年から始めた農場10大ニュースは6年目。趣味でやっている小さな農場なので、大したニュースはないんだが、かき集めてみた。それにしても今年の終盤は、帯状疱疹に引っ掻き回されて、その上に1週間ほど前から腰痛が出て、仕事もBLOGもかなり停滞したが、しかしそれでも10大ニュースはまとめておかないと、ということで調べ始めた。

1229田んぼ広角
 


1.横浜の定期直売(配達)終了
 今年の一番はなんといってもこれだろう。入植した2009年の春先、ちょうどタケノコやワラビが出始めた頃から始めて、細々と穫れたものを玄関先でご近所さん相手に販売していた。2012年の4月に「テレビ朝日の人生の楽園」に出たことが一つの転機となり、ちょっと遠くのお客さんも増えて配達を始め、そして野菜を出品する提携農家さんも増えて、なかなか順調に推移していたのだが、我々が古希(70歳)を迎え、農場往復や配達周りの運転にも注意をしていく必要もあり、毎週月火の配達を含む定期販売を終わりにさせてもらった。
 しかし、米や芋野菜を育てる農業は引き続きやっていくので、横浜に帰ったときは不定期で玄関先で販売するし、米や芋などは宅配便を使った箱売りもやっている。まあ、気楽にやっている感じだ。


 

2.第2種電気工事士に合格する



 農業周辺では電気に随分世話になっている。水について言えば、田んぼの水は20mほど下の川から動力ポンプで揚げているし、畑やハウスの水はソーラー発電で井戸水を揚げている。そういえば水道も来ていないから、生活で使う水も40m下からポンプで揚げている。よく考えたら、電気の使用はあまり多くないかも。
 しかし、24∨で運用している井戸水などに使用するソーラー、12∨運用のえすかる号のレベルはいいんだが、AC100∨や200∨だと自分自身でやれることが限られてくる。とりあえずは、農場全体にWIFIを拡げたいが、そのためには電源が必要になってくる。それで、電気関係の常識を知りたいということもあって、第2種電気工事士を取ることにした。
 最初に筆記試験を受けて、それに合格したら今度は技能試験となる。歳はとっていても暇だから、どちらも合格して、晴れて電気工事士となった。まだ活かせていないけれど。
 



3.帯状疱疹にかかる
 10月はじめのある日、右の肩甲骨の裏側が痛んだ。場所も変だが、痛み方がこれまで経験したことがない感じだったので、いつも行く医者(皮膚科もやっている)に行って相談したところ、帯状疱疹の可能性があるということで、薬を処方してもらいのみ始めた。翌日疱疹が出て当たりだとわかったが、困ったことに右手全体に痛みが出始め、何もできなくなった。帯状疱疹の痛みは独特で、風にあたってもいたいというくらいのものだった。疱疹は殆ど出なかったのは薬が効いたからだと思うが、痛みは続いた。どうも帯状疱疹のあとの神経痛が出てきたらしい。いつもかかる医者がペインクリニックを紹介してくれたので、そちらに転院。2回神経ブロック注射をうってもらって、ようやく収まってきたのは12月の後半になってから。でもまだシビレた感じは残っているし、右人差し指の関節は時々痛む。何しろとにかく、帯状疱疹は厄介だ。そして7人に一人くらい発症する帯状疱疹後神経痛はもっと厄介だ。だいぶ収まってはきたが、これから先も寒さや気圧低下などで痛みが出るのではないかと思っている。




4.えすかる号拠点は横浜に

1229同居

 一昨年(2017年)暮れに完成したえすかる号は、その後もずっと農場においてあり、旅に出るときは農場発だった。しかし、房総半島南部にあるため、どこに行くにも横浜に比べて1時間半~2時間は余計に掛かる。距離も200Kmくらいは多くなるだろう。ということで、置き場を横浜の家に変更した。
 一つ問題があるのは、農場にはある屋根付きの置き場がないことだ。スペース的にはギリギリだが、狭い表の道路から少し坂を上がることになるので、農場の2m幅を2.5m幅に拡げたとしても、柱にぶつける可能性はゼロではない、運転能力も低下してくるし。ということで当面無しでしのぐことにした。いまのところ雨漏りなどは発生していないし。
 出かける回数を増やそうとしたのだが、3.の帯状疱疹に邪魔されて出かけやすい2ヶ月半を無駄に過ごしてしまった。



 
5.台風襲来(15号・19号)
 知事を含め千葉県は有名になったが、被害にあった方は気の毒だ。まだ復旧していないブルーシートのお宅もまだ随分残っている。
 ただ、うちの農場はありがたいことに被害は軽微だった。15号が来たときに、ハウスのビニールが破れ、かぼちゃハウスの骨が曲がり、道路側の柵が倒れたくらい。後ろの2つは飛来物によるものらしい。昭和27年完成の家屋は、若干天井裏で止まる程度の雨漏りはしたけれど、あとは問題なし。米は、ちょうど直前に天日干ししてあったし、稲架も倒れなかったので大丈夫だった。
 千葉県がかなりニュースになって、お問い合わせも多かったのだが、ほぼ無事でした。
 


 
6.トラクターゲート+ハウス完成

1229ゲート小屋

 昨年の10大ニュースの頃は、単管パイプに寄る骨組みができた段階だったが、今年になって付属の小屋も完成した。毎年シーズンオフにはまとまった仕事をするのが通例だが、昨シーズンは4号田んぼの暗渠新設と、町道側の農地用出入り口の更新がテーマで、そのうちの一つがこれである。小屋は主要目的ではなく、門柱となるパイプが倒れないために大きな枠を作ってそれを小屋として利用したということだ。一応、ワラと燻炭の倉庫にしている。



 
7.カメラによる監視体制実施
 ジャガイモの成長段階の5月後半、サルが出没して引っこ抜くという事案が発生し、監視のために古いスマホやタブレットを総動員してカメラにして使った。この結果、サルの被害はその後なくなったのだが、どうもカメラの固定と給電のために、畑の横にえすかる号を置いたので、これが奏功したような感じだ。しかし、監視カメラアプリの可能性は確認できたので、畑と田んぼをカバーできるWiFiとAC電源ネットワークを作りたいと思っているのだが、帯状疱疹に邪魔されている。


 
8.農場の看板の更新
 入植した頃に作った看板がぼろぼろになっていて、随分前から新設したいと思っていた。ひょんなことから立派な板をもらったので作ろうとしていたけれど、農閑期になってからは例の帯状疱疹に邪魔されて、大変遅くなったのだが、なかなかいい看板ができた。



9.ハーベスターの故障

1229ハーベスター


 米の脱穀作業に使うハーベスターは、入植した年にバインダーとセットの中古物を買って11回使用したのだが、キャブレターが壊れてガソリンがジャブジャブとシリンダーに流れ込むようになってしまった。エンジンは、チョークを引いたような状態で動くから今年最後の作業はやり遂げたが、もう寿命かもしれない。ということで、只今ヤフオクをのぞいて物色中だ。
 今年は、アグリカもオイル漏れしたが、これはちょっとした修理でなおった。大したもんじゃないが、チェーンソーも壊れかけたが、これは自力でなおした。11年もやっていると色々故障は出てくるようだ。

 
10.キャンパーフェス2019参加

1229キャンパーフェス

 農場というよりはえすかる号ネタだが、11月はじめの3連休に安曇野で開催された「キャンパーフェス2019」に行ってきた。主たる参加車はえすかる号のような軽トラキャンパー、その他の多様なキャンピングカー70台以上が集まるというもので、実は帯状疱疹のひどいときだったが、なんとか参加した。取材に来ていた方の記事が公開されたのでリンクを貼らせてもらいます。 

 それにしても、いろいろなところを勝手にほっつき歩くには最適の移動手段。作るのが嫌なら買うという方法もあります。研究してみては。
 



これまでの10大ニュース















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