これまで、我々がやっている農場や農的生活がメディアに取り上げられたことは何度かあった。しかし、世の中の変化や団塊の高齢化により「定年帰農的生活」も下火となり、ことさらに取り上げられることもなくなってきつつあるようだ。ところが、例の「えすかる号」にちょっと光があたっている。

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 一つは価格ドットコムマガジン(価格ドットコムのサイトから入れる)で、基本は11月のキャンパーフェス2019を取材したものだ。最初の写真はイベントの主催者さんの車だが、すぐあとの「モバイルハウスって、どんなもの」の段落にある写真がえすかる号だ。法的制約などを勘案し教科書的に作ってあるので、導入部のこの位置に載っているのだろう。もちろんえすかる号の他にも、仲間たちのいろいろな車の写真や紹介記事が載っている。

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 もう一つは、デジモノステーションという雑誌の2020年2月号だ。この雑誌のライターさんがフェスの会場に来ていて取材も受けたので、そういえばどうなっているのだろうと思って調べたら、2月号の巻頭特集「モバイルハウスの世界」という記事になっていた。ここでも最初の見開きページの次にえすかる号の写真がある。「荷物扱いなので、改造車検などは必要ない」のところだ。あとは、CASE7の記事では、千葉県の停電のときも役に立ったということで、夫婦の名前や数枚の写真で紹介されていた。この雑誌そのものを買おうと思ったが、Amazonにはkindle版しかない。もしかしたら、電子書籍特化になったのだろうか。
 
 両方の記事を見ていただくとわかるが、皆さん自由に作っている。えすかる号は、どちらかというと法律などの制約条件いっぱいに作っており、面白みはないものの一つの典型としては取り上げやすいのかもしれない。まあ使ってみても、横風に弱く強風は怖いけれど他に問題はなく、寝袋やめて羽毛布団(普段使っているもの)を持ち込めば、かなり寒くても寝るのに問題はない。それで寒ければ積んである電気毛布が助けてくれる。定年後の老夫婦の旅行手段としてコスパも含めてこれ以上のものはないと確信しているのである。




追記
 実際の書籍が本当にないのかを、近くの蔦屋に行って調べてきた。店員さんは、最初雑誌棚まで探しに行ったが見当たらないといい、私はAmazonなどで電子書籍はすでに出ているが、紙媒体は売られていないので、もう少し調べてほしいと依頼した。かなりの時間調べていたが、ここ何ヶ月も入っていないことがまず判明、その後どうやら電子媒体のみの販売となったらしいと言ってきた。まあ、少々偏った(尖った)内容を扱っているだけに、そういう売り方も生き残るためには仕方がないと思う。パラパラっと読んだが、内容はかなり幅広くて読みがいはありそうだ。電子出版に限ると、いろいろな制約も解決方法が出てくるのかもしれない。
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