0703刈払機

 前の記事のように、今の時期は草との激しい戦いを強いられる。そのための有効な武器は、なんといっても刈払機だろう。こんなこと始めて11年、最初に買った刈払機はいつの間にかボロボロになり、背負うタイプを追加、更にカミさん用を追加。今使っている刈払機は背負うタイプ2台である。
 一般的な肩掛けタイプではなく背負うタイプにしたのは、エンジンが少し大きめでパワーがあること、本体を背負うため腕で保持するアームや刃の部分が少し軽いということからだったが、実際に使ってみると夏はカチカチ山ほどではないがちょっと暑い。パワーが有るといいと書いたが、うちの畑や田圃の周りはイネ科の雑草が多く、草を刈るというよりは土を少し削って根を取ることが必要だからである。イネ科は成長点が根に近いところにあるため、ちょっとでも刈り残すとあっという間に伸びてくる。だから、草を刈るというよりは地面を削って均すような感じだから、パワーが有ったほうがいいわけだ。ただ、価格は通常の肩掛けタイプよりは高いし重いので、ハードに使うのでなければ肩掛けタイプがいいかもしれない。

0703休眠中の畑
    借り畑の休止中の畑は草ボウボウ

 昨日、門のあたりでボーッとしていたら、隣の奥さんが犬の散歩で通りかかり、「奥さんすごいですね刈払機使って」、といっていた。実は女性で刈払機やる人はかなり少ない。通常、おばあちゃんたちについて言えば、しゃがみこんでカマなどでひたすら草を削る人が多い。やはり機械は危険ということがあるのだろう。高速で回転する刃で刈るので、チェーンソーほどではないが危険なものだ。足が滑ったりしたときはもちろん危ないが、土に刃が食い込んだりすると思わぬ強い反応がある。なのでうちでも当初は刈払機は私の仕事だったが、そのうちにカミさんもやりはじめた。最初のうちは金属の刃ではなく、プラスチックの紐を振り回す方法で使っていたのだが、次第に慣れて金属の刃に移行している。ただ、斜面は危ないのでやめてくれと口うるさく言っているし、せいぜい1タンク(1.5Hくらい)でやめてくれといっているし、まあ実際それが体力の限界らしい。滑ったりしたようなときに、ぐっと踏ん張るというような基礎的体力の面で、やっぱり男女差はあるだろう。
 機械としては割とシンプルで、2サイクルエンジンは壊れることはほとんどない感じだ。使用頻度が少ないとキャブレターあたりにトラブルが発生するかもしれない。燃料は混合だが、私は2サイクルバイク用の化学合成油を1:40で混合して使っている。スロットルはだいたい8分目くらいかな。あとは、先端の刃の裏側にあるギアのあたりのグリースを絶やさないことがメンテナンス上は大事だろう。最近、カミさんはバリカンのような充電式刈ばさみを使うことがある。コンクリートや金属のキワをキレイにするにはこれのほうがいいということらしい。私が刈払機、カミさんがバリカンという役割分担がいいような気がするが、草の勢いからすると2人がかりで刈払機使用とせざるをえないのだ。ということで、夏の田舎の爺さんは、刈払機を手放せない。

0703イネ科の雑草
    イネ科の雑草は手強い(これはススキ)


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