当方のソーラーシステムは、井戸の水を農作業用に汲み上げるためのもので、これまで5年ほど継続的に運用してきた。ただ、全くの初心者が見様見真似で始めたものだから、「いきあたりばったり」型であった。コントローラーは当初からMPPT方式のものを使っていたが、その他のデバイスは試行錯誤を繰り返しながら装備してきたものだった。パネルも、当初の100W4枚直列・並列の24∨から6枚の24∨に増強している。
 コントローラーの規格は20Aで容量不足気味だったところに、今回ポンプを含むほとんどのユニットが壊れるという大きなトラブルに見舞われたことから、他の機器も含めて完全に入れ替えることにしたのである。

0921コントロールボックス内

 コントローラーは、RENOGYブランドの40Aのもので、MPPT方式である。えすかる号ではこれの20Aのものを使用している。また、20Aのものは予備でもう1台購入しているが、今回は容量不足で使わないことにしている。
 プラボックスは350mm角のものにしてみたが、少し小さめだったようだ。この中には、100∨を直流24∨に変換するスイッチング電源ユニットを入れ、ソーラー電源と切替可能としている。コントローラーの負荷出力は、24∨を上回ることが多いので、降圧ユニットを入れて24∨に下げている。また、ポンプのモーター保護のために、毎時10分程度の休止時間を織り込んだ間欠動作をさせるため、タイマーも入れてある。出力としては、コントローラーの負荷出力そのまま・降圧後・タイマー制御の3種の出力を選べるようにした。
 コントローラーには小さな液晶はついており、最低限の状態確認はできるが、隔靴掻痒の感は否めない。幸い、この機種にはbluetoothアダプターがオプションで用意されており、スマホで監視制御ができるのでこれをつけている。これまでコントローラーは2種類使っているが、操作は難解で手探りで使ってきた。RENOGYは日本語マニュアルも用意してくれているが、まだよくわからないところがある。スマホアプリの情報量は多いので、今度は様子もわかりそうだと期待している。少し使い込んでから再度レポートしよう。
 





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
  ブログ人気ランキングに参加しています。一日一回バナークリックで投票してください、お願いします。