定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2009年03月

今週末(3/14~15)の作業予定

 3/20開始予定の重機作業を控え、その準備がメインとなる。最大の目的は田んぼの造成だが、ほかのエリアでも手では大変という仕事があるため、重機利用作業のチェックが必要となる。
 現時点で考えているのは、畑の一部にできている山(刈った草や払った樹木の枝などの堆積、古い畳も埋まっていた)を均したり、不要な樹木の処分、内山に道を作ること、川からの揚水の水路作りなど。
 また田んぼ関係でも、1号と3号については一応水糸まで張ってあるが、あらためて畦の高さを決めてもう一本糸を張ることが必要。2ー1と2ー2号については、それぞれを別の田んぼとして整地する前提で畦の高さを決め水糸を張ることが必要。
 毎回問題となる沢水についても、まだ川からの揚水が先となるので、整地後の注水に備えて整備する必要がある。
 もう一点はGW頃の田植えへの準備に関わるものだが、納屋にある育苗器や育苗箱の状態確認と、必要な機材の洗い出しをやる。育苗については地面に苗床を作る方法を考えているが、GWの期間中に手で植えるため、苗が乳苗(7日程度)から育ちすぎて残存胚乳50%を食いつぶす可能性があるので、冷暗所貯蔵ができる方式をとるためには育苗箱も役立ちそうということだ。

 それと、忘れてはいけないことがあった。レンタルするユンボはディーゼルであり、軽油を用意しておく必要があった。容器を含めて考えておく必要がある。また、納期のうちの田植え機も動作の確認をしておきたい。

 技術的には昔と違うはずだが、先々代さんの残した道具を活用するのは何となく嬉しいのである。

すごい自販機

 時々JR新橋駅と赤坂見附の仕事場間を歩いている。最近はついついメトロに乗ることも多いが、田植えに備えて足腰を強化しようとなるべく徒歩を増やすことにした。
 今朝も新橋から歩き始めたんだが、西新橋のあたりで横の路地をみたときに、100円という大きな張り紙と80円という文字が目に付いた。100円は 500cc のペットボトル、缶コーヒーなどが80円だ。自販機でこの価格ははじめて見た。

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 一旦は通り過ぎたのだが、戻ってワンダ・モーニングショットを買った。安売り自販機だと知らない銘柄の場合が多いが、ここは普通のブランドである。そしてまた歩き始めたが、もう一度戻って写真も撮ってみた。
 今朝は少し春めいて明るかったが、風は冷たくてポケットの熱い缶コーヒーがありがたかった。30分ほど歩いて仕事場に着く頃には少し冷めていたが、代わりに体が適度に暖かくなってきた。この自販機は歩く朝の定番になりそうだ。

田んぼ作り(レイアウトとレベル検討)

 次に、2ー1と2ー2をまとめることができるかどうかを検討してみた。今回は緩やかな斜面に最大4枚の田んぼを配置するのだが、それぞれの田んぼには水の入り口から出口まで勾配をつけて、出口からは次の田に入るということを繰り返すことになる。一筆書き的に水が流れるわけだ。今のところ、山の水と井戸は1号田んぼの東側に出る形となっており、ここから4枚を流れると3号田んぼでは川からもっとも遠い側で終わることになりちょっと都合が悪い。当初の計画でもそうだったようにできれば3枚にしたいところだ。

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それで、断面を書いてみた。キタナい絵だが、上が2分割、下が合体案だ。合体案は田んぼのレベルを15cmほど下げると土の量は出入りなしになるが、やっぱり左(南)側の土を平均で10m以上右側に移動する必要が出てくる。移動する土の量はおそらく300立米程度が見込まれ、短期間では無理と判断せざるを得ない。あと、右(北)側の畦が現状地盤+1.5mということも躊躇する要素だ。
 一方の2枚案では、土の移動量の低減がメリット。右(北)側の畦は現状+1mで、少しましだが要注意。まあ、今回は2ー1と2ー2を別に整地均平することにした。田んぼを通った水は居宅そばで出てくるが、このあたりにビオトープを配置してそのあと川に向かう水路を造ることにしよう。

田んぼ作り計画(プロセス検討)

 まず、1枚毎の基本的なサイクル行程を考えてみた。

  ① 畦・田レベル決定
  ② 水糸張り
  ③ 畦作り(重機作業)
  ④ 田均し(重機作業)
  ⑤ 畦シートはめ込み(手作業)
  ⑥ 注水
  ⑦ 代掻き(耕運機作業)
  ⑧ 必要あればレベル修正(重機作業)

今回の作業では3~4枚の田を作るので、隣接する田圃と絡む作業も出てくる。一応、そのあたりを整理して重機借用期間を勘案して書いた工程表は次のようになる。

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ソフト「パワーショベルに乗ろう」を手に入れた

 10日後から10日間ほどパワーショベルを借りることになっているが、その間の生産性を上げることは後の予定にかなり響く。その助けになるはずのモノがこれだ。
 仕事の都合で外出したついでに秋葉原に出かけた。このごろは滅多に行かない場所となりつつあるが、雰囲気が変わり始めているのを感じながら、ゲームソフト屋を順番に回り始めた。
 プレステのソフトはかなり虐げられており、専門店でも並べていないところがあったりするが、5軒目ぐらいでようやく見つけることができた。同じ店では何種類かの建機を操縦するソフトがあり、お目当ての奴がないときには迷ったはずだが、ラッキーである。
 リース業者から連絡が入り、コマツの機械に決まったということだから、コマツが監修している「パワーショベルに乗ろう」がベストなのである。どの店でも専用コントローラーを探してみたが、どこにもない。まあ、アナログボタンでも違和感はないはずだ。実際には、借りる機械は使える3種類の機械のもっとも小さいヤツの3分の2くらいのサイズだが、おそらくそう変わりもなく習熟できると期待している。それでは練習に行ってきます。

田んぼの水保ち

 今もっとも気になっているのが「田んぼの水保ち」である。3号田んぼに水を入れポチが埋まる原因を作ってしまった理由もそこにある。
 ここ数日の書き込みの通り、パイプ抜けで止まったとき以外は順調に沢水が出ている。計ろうと思いながら忘れているが風呂桶が5分くらいでいっぱいになる程度は出ているんじゃないかな。当てずっぽうだが。しかし、それでも3号田んぼはいっぱいにはならない。やっぱりいろいろなところから漏れているらしい。お隣さんからはユンボがきたら踏みならすことを勧められたが、それはそうだろう、底を固める必要がある。だが、畦側つまり横からの漏れも何とかする必要がある。畦シートという資材がそれ用らしい。試しに40m分買ったが、全部で400mは必要らしい。いろいろ物いりである。

 そういえば、土曜日にきた電気店はポンプは専門ではないが、2キロ程度の水中ポンプでは上まであがらないんじゃないかと心配していた。本日スペックを調べたところ、揚程20mで0.2立米/分、つまり1分で風呂桶が一杯になる程度ということだ。沢水の5倍くればさすがの田んぼにも水が溜まると期待したい。どうやらこれで良さそうだ。

沢水の利用

 ウルトラポチが沈没した後の始末は半端ではなかった。写真にも写っているが、田んぼの泥がこびりついた状態だった。納屋のそばまで持ち帰り、泥を落としてから洗うのだが、本当にこびりついているため、最後は水洗いということになる。水と一緒にタイヤの裏側や耕運用の羽に付いている泥がまた落ちるという具合だ。
 本当は田んぼのそばで洗うことを考えていて、浅井戸の水栓ができたら長いホースをつなごうと考えていたが、もうノンビリはしていられない。そこで、田んぼエリアに沢水を溜める池を作ることにした。」これは計画しているビオトープとは別のもので、横浜の家で田んぼ用に使っていた左官屋用フネを持っていってそこに沢水を一時受けて洗車用に使ったりしようというものだ。当然土は溜まるだろうが、宅内水路経由で田んぼに返すのは簡単だ。
 沢水については、わさびを栽培するなど、やってみたいことは多いが将来課題だ。

ドゥーパでユンボ

 ドゥーパとは、最近読み始めたDIY系の隔月雑誌だ。田舎暮らし・農業と完全に一致するわけではないが、かなり近いという認識だ。ただ今のところは本業が忙しく、とてもではないがこの本の内容を実践するには至っていない。1年ぐらいして農業が順調に動き始めてから役に立つという感じかな。
 今回の号では「ユンボをブンまわせ!」という小特集が掲載されている。千葉県内某所に 1,800坪の土地を持ち最近中古のユンボを手に入れたという人を題材として、記者が行ってユンボを動かしてみるという内容だが、なんと似通った状況の人がいるものだ。
 記事の中には、ユンボのレバーの操作方法も入っている。左レバーが上下=旋回右左、左右=アーム上・下、右レバーが上下=ブーム下上、左右=バケット入・出  いわゆるコマツパターンである。土曜日の救援隊のヤンマー製ユンボには薦められて乗ったが、何が何だかよくわからなかった。昨日試験から帰ってみると、隣の坊やがレバーの説明を段ボールに書いて持ってきてくれていた。それを目の前において操縦しろ、ということらしい。
 ということで、あと10日でユンボがやってくる。一度オークションで挑戦した「パワーショベルに乗ろう、コントローラー付き」は別の人に落とされた。そろそろこれを入手して習熟度を上げることを考えておこう。
 

不思議な大黒柱

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 この家は昭和の雰囲気が漂うもので、かなり気に入っている。昔ながらの瓦葺きもいいが、南と西側の広めの廊下などもうれしい。襖や板戸・障子などを開けると大きな部屋になる柔軟性は、夏になるとおおきなメリットだろう。だがしかし、その引き戸類の数が多いことには驚かされた。反対に壁はきわめて少ない。
 極端な例がこの部分、大黒柱のあたりだ。
 
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 元はきっと昔の玄関からつながる土間の一角でかまどなどがある台所を支えていたはずの大黒柱は、いまはちょっと中途半端な位置にある。つながっている壁がない上に、3方向から引き戸がぶつかってきている。これはかなり珍しいプランだと思う。

 
 
 その隣にこれまた不思議な状態がある。同様に3方向から引き戸がぶつかっているのだが、今度は交点に柱がない。どちらかというとこちらの平面の方が特殊だろう。Tの字の上側にある部屋からは、ガラス戸の左側・右側を開けた場合、それぞれは別の部屋につながっているわけだ。このあたりは善し悪しは別としてなかなか面白い。

 
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 まだ冬の生活しかしていないのだが、本拠地の横浜の家(40年以上経っているRC造の戸建て住宅)と比べると不思議に暖かい。何もしなければすごく寒いんだが、そんな戸だらけの部屋でもヒーターが意外に効く。10リッターも入る灯油の大型ファンヒーターが強力なせいかもしれないが、温度がすぐに上がり、そのあとも横浜の家よりはむしろ冷え込む感じがない。コンクリートと木の熱容量の違いだろうか。
 
 

鹿回収します

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 狩猟試験の会場は鉛害のため使用されていない千葉県射撃場だが、今回は先週の講習の時とちょっと違う状態になっていた。こんな紙が貼られていたのである。
 
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 貼紙のある部屋をのぞき込んでも特段変わった様子はなかったが、実技試験待ちの間観察していると、軽トラックがきたりビニール袋を抱えた人が来たりしていた。狩猟期間は終了しているはずなので、害獣処理の日のようなものだったのではなかろうか。受験者の間では、知り合いから連絡でもあったのだろうか、射撃場そばの集会所でイノシシ1頭解体中だからもうすぐ持ち込まれる、といった噂も流れていたが、そんな写真用のシーンにはお目にかからなかった。

狩猟免許途中経過(結果はまだ不明)

 朝の簡単な説明のあと知識試験が始まる。1種の場合は90分、2種類や3種類となると時間は増える。だが問題数は30問と少ないため、20分(経過すれば退席できる)位あれば十分のように思う。7割で合格ということもあり、講習のあと時々テキストと問題集を見る程度だったから、満点というわけにはいかなかったが、絶対確実なものが23問あったため20分で出て、適性検査を受ける。これは手足が動いてものが見え、音が聞こえれば合格という簡単なもの。これらを終わらせて待つと、やがて結果が発表される。受験予定者81名中欠席が1名、不合格者が1割の8名。 講習の時に前回は100名中不合格者が3名という話があったから、今回はできが悪かったのかもしれない。
 
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                      9番さん 合格 
 
 合格者は実技試験に移る。最初は鳥獣の判別だが、これは提示されるイラストを見て、狩猟対象のものについては名前を言い、それ以外のものについては「駄目!」というテスト。20種類程度をどんどんに見せられる。わざと狩猟できる「鳥」も混じっているが、ワナでは獲れないから駄目と言わないと間違いになる。
 最後がワナを架設するテスト(当然銃や網はそれぞれのことをやる)。一応チェックポイントは確認していたので、よっぽどのボーンヘッドがなければ大丈夫だと思うんだが、結果は3週間以内に通知されるとのこと。ちょっと落ち着かない。
 
 別の書き込みで度々触れているとおり、シカについては常時出入りしているようだし、イノシシのヌタ場(穴を掘って転げ回る場所)も発見されている。免許が取れた暁には狩猟者登録を行い、役場と相談して有害鳥獣除去の申請をして実際にワナを架けていきたい。最初の収穫物はもう植え付けたジャガイモだから6月にはいったらやらなければならないだろう。

3/8 朝の巡回

 なんだか定例になってきた水源地の不具合が今日も発生した。朝起きての一回りをすると水が流れていない。とりあえず水源地に出かけると、パイプの継ぎ手がはずれていた。外れたパイプからは少量の水が出ていたから完全に詰まったわけではない。パイプの先をみると斜面を走る部分が垂れ下がっており、それで継ぎ手が抜けたような感じだ。狩猟免許受験のため出かけるので、簡単に籠を清掃してパイプをつなぎなおした。
 水は勢いよく流れていたが、今(試験の間の休み時間)考えると、水の流れが弱まって砂が溜まった重みの可能性もある。試験が終わり次第、帰ってよく見ることにする。

 見回り時にもう一つ見つけたのは、トゲについた毛が増えていることだ。合計3カ所についていたから、連中もいろいろ挑戦しているのではないか。侵入箇所の内外とも、以前にまして足跡でススキが踏み固められた感じだ。彼らにしてみると、補修された柵はいい遊び場所、やっている私は間抜けなおっさんなんじゃないか。実技試験終了後、ホームセンターに寄って再補修資材を買うことにしよう。山蛭が出てくる季節になる前に鹿を遮断しておかないと、家や田畑付近で面倒な山蛭にやられるおそれがある。

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 と思ったが、大多喜のコメリでいろいろ買って家に着いたが、雨がかなり降っている。いろいろやるのは次回にした。

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害獣進入の痕跡

 隣の坊やに指摘されて、以前鉄条網を張った柵のところに行ってみた。トゲの一つに獣毛が引っかかっている。今は別に敷地内には何もないんだが、どうやらそれでも入ってきたい奴がいたようだ。ちょっとピンぼけだが鹿の毛です。

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ポチの沈没

 雨がちだったこともあり、山からの水は比較的順調。沢に行ってみたら堰から漏れた水も多かったが、こちらにきている水もパイプの容量のMAXに近いようだから、今回はそのままにしていじらずに敷地内の作業に専念することにした。午前中は電気店と相談したり、枯れかけた樹を切ったりしていたが、午後になってかなり水が溜まり始めた田んぼ3号をポチでかき回す作業を始めた。何往復かした後、ポチが泥濘に取られはじめ、ついには前にも後ろにも進めなくなってしまった。もがけばもがくほど深く潜り込む。

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 隣の坊やにカミサンも加わり、前後の泥を取ったりしたのだが、事態は一向に改善されない。そんなことを一時間くらい繰り返したが、ついにお隣に援軍を求めることにした。しばらくしてユンボに乗って坊やのお父さん登場。やっぱりユンボは強力である。何とか脱出成功。その後の泥落としが大変だった。


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ウルトラポチの田んぼ用オプションをつけて走っていたんだが、どうやらその使い方を間違っていたらしい。指摘を受けて羽根をせり出させた。この状態で走っていたら沈没しなかったみたいだ。知らないことは本当に恐ろしい。

なかなか便利な納屋、素晴らしい

 家には26坪程度の納屋と5坪程度のスチール倉庫が付属している。引き渡し時点で後者は空となっていたが、売り主さんとの約束で納屋に入っている農業機械や道具類のほとんどはそのまま引き継いだ。いずれも10年近く陽の目を見ずに保管されたままだったようで、ホコリが積もり年季もたっぷり入っている。だが、きちんとしておられたらしい先々代さんは、もの別に整理されているし、素晴らしいことにこんなものがあればいいんだがと感じるもののほとんどは入っているという感じだ。
 道具については、鋤・鍬・スコップなどの農具、のこぎりやトンカチ等のものをつくるためのもの、農業機械のメンテ用、出番はこれからだが農業用のいろいろな資材などが置いてある。もちろんお約束の臼と杵もある。これだけいろいろなものがあるとそれだけで間に合うことが多い上に、必要なものそのものがなくても工夫で代替するケースもとても多い。農業とは工夫だということをこんなところでも感じている。
 26坪というと狭い家1軒分くらいの広さだが、多くの資機材を入れようと思うと、決して広すぎることはない。高さも結構あるから、小屋裏までいろいろなものが収納されている。こういう広い空間もなかなかいいものだと思う。田舎の農家ではこうした納屋がつきもののようだが、なくてはならない存在なのである。おそらくこの納屋は40年くらいは経っていると思うが、トタン葺きの屋根は寿命を迎えている。近所の大工さんに頼んで、ガルバリウム鋼板で葺き替えるように頼んだ。

雑誌「現代農業」マニア

 農文協(農産漁村文化協会)という出版社は、いざこの道に踏み込んでみると、なかなか興味深い書籍を多く出してくれている。図書館でどんどん借りているが、3分の2くらいはここから出版されたものという感じだ。
 ここから出版されている雑誌で、「現代農業」というものがある。2月号から定期購読をはじめ、特集の関係で1月号も買い足しているが、この本の記事・内容についてはちょっと驚いた、カルチャーショックを覚えたという感じだ。そもそも雑誌というものについては長い付き合いを続けている。四十数年にわたり購読を続け、ほとんど全てを保存しているカーグラフィックなんていう雑誌もあったりする。小中の時に呼んでいた「子供の科学」というやつも大きな影響を与えてくれた。そんな私が何に驚いたかというと、毎月本当に豊富な内容を満載していることだ。農業について常識はないからかもしれないが、「へー」と感心することが満載なのである。農業をやっている方に共通しているのは、自分なりの独自の工夫を重ねていることだと思うが、そういったことを良く吸い上げているし、ちょうどいいタイミングで雑誌に載せているところもなかなか素晴らしい。また、広告の数も非常に多いが、いずれも独自の工夫の固まりであることがすごい。世の中ではインターネットで集められる情報が多くなってきている傾向にあるが、残念ながら農業の分野ではそのカバレッジはそれほど高くない。そんな中でこの雑誌の存在は大きいのだ。
 ちなみに今出たばかりの4月号の特集は「ありっ竹使い切る」である。そろそろタケノコを掘りたいし、のび放題の竹を何とかしたいと思っているRookieFarmerにはまさにもってこいの特集といえる。ということで、この度カーグラフィックの定期購読もやめた。農業深耕に向け大きく舵を切っているわけだ。
 
 

揚水設備の準備

 レンタル会社には、一応水中ポンプの程度のいい中古品はないだろうかと聞いてある。理想をいえばバックホーと一緒に手頃な物が届くといいんだが。ということで、電気の環境作りも進めることにした。先々代さんのメモで残されていた鴨川の電気店に電話をして相談した。電話に出た店主からは、「実は今日、会所に行ったときにお宅さんの話題が出たんですよ。」といわれた。同じ区内のお宅を訪ねたらしいが、新しく引っ越してきた家があって田んぼをやるらしい、というような情報が伝わっていたようだ。先々代さんのときにも揚水設備をやったところだから様子もわかっているし、土曜日に具体的な相談をすることにした。
 

バックホーの手配

 昨日、レンタル会社と相談し、3月後半の3連休から重機をレンタルする方向で依頼をした。こちらとしては最小クラス(車重1t程度)を考えていたが、値段が同じだということで大きい機械(車重2t程度)を薦められた。バケットの大きさが全然違うので能率が違うという説明だ。手に余る気がするし、敷地内に1.5m幅ではきついところもあるが、大きい方にした。10日程度借りるつもりだが、果たしてどうなるか。余裕たっぷりで、内山の中腹に運搬車用の道を作れるぐらいまでできるといいんだが。

作物の収穫量(営農参考資料)

三重県の調査資料(http://www.pref.mie.jp/DATABOX/tokeisho/m-ruinen/m-026.xls)をみて、作物の収穫量の見当をつけてみることにした。元資料では穀類から果樹まで(幅広くしかもS36以降)網羅されているが、こちらで作る可能性のあるものをピックアップしてみた。なお、数値は1a(100㎡)あたりの収穫量(Kg)である。

  水稲       50Kg/a
  小麦       25
  馬鈴薯     160
  カボチャ    170
  すいか     140
  枝豆       70
  キャベツ     130
  白菜      350
  タマネギ    280
  ダイコン     350
  カブ       300
  にんじん    200
  ゴボウ     220
  里芋      100
  大豆       16
  小豆        8
  柿        100
  梅         35
  栗         15(岐阜県統計)
  
 やるかどうかは不明だが可能性のあるものとしてソバがあるが、これは確か10Kg/a程度と少ない。是非とも作りたい落花生は当調査対象となっていなかったが、多少楽観的な自身の見立てでは40Kg/a(莢入り)と推定している。数値は県内総収穫量を総作付け面積で割った数値であり、このままというわけにはいかないだろう。掲載はしなかったが、陸稲は水稲の約3分の1であり、水の心配は無用な代わりに収量としては少ない。草の心配は増えるはずだ。
 なお、トマト・キュウリなどの夏野菜類については、週末のみでは管理が行き届かないため、自家利用分を少量作ることにする。

今週末(3/7~8)の農(?)作業

週末2日のうち日曜日は狩猟免許受験でつぶれる。
3/20前後からのユンボレンタルを控え、作業準備のための測量を行う。
また、川からの揚水についても3/20以降の早い時期の稼働を目指す。

水源地関係
  取水口回り清掃
  周辺調査
  
ハーベスター整備
  エンジン始動テスト
  脱穀機部分撤去
  
田んぼ予定地高低測量
  1号畦レベル決定
  2-1、2-2号高低測量
  3号畦レベル決定
  
狩猟免許試験

揚水ポンプ関係
  動力線引き込み関係相談
  ポンプ・配管・配電盤等の配置検討

狩猟免許(ワナ)実技編

 講習の時に3回ほどワナを組み立てた。それで十分かどうかはわからないが、次の日曜日の本番までワナに触れる機会もないし、とりあえず頭の中だけは整理しておこう。

 試験で合法的なワナとして用意されるのは3種、箱ワナとくくりワナ、もう一つはイタチ用の筒ワナだ。その前に6種のワナが提示され、使って良い悪いを指摘することから始まる。だめなものは桟がついていないはこおとし、ストッパーなしのイタチ用筒ワナ、トラバサミの3種類。前の3種の中から1つを選んで架設するのだが、箱ワナは3分の制限以内は無理、筒ワナは本物ではないらしく、くくりワナを薦められる。
 そのくくりワナだが、こんなものである。

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 県の職員や猟友会のメンバーの前で、このワナを架設することが課題である。概ね手順を考えながらポイントを列記してみよう。
 
 ワナの本体は鉄板でできた円筒形の茶筒状のもので、これにすっぽりはまる蓋のようなものがセットになっている。土の中に埋める下部とストンと下に落ちる蓋をまず楊枝で止めることから始まる。蓋のはみ出している部分にワイヤーを回してセットし、獣が足でこれを踏むと楊枝が折れて蓋が下に落ちる。その瞬間バネが伸びて茶筒のふたに巻いてあったワイヤーが絞られ、足を確保するという仕掛けである。手順については自由という話だった。
 私の場合、まず茶筒状の物体を組み立てよう。

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       組み立てているのは猟友会の先生

 次にワイヤーのワナと反対の部分、周囲の樹木などにくくりつける端部を組もう。実践では役に立ちそうにない金具がついているが、ここではワッシャーを金具にくぐらせ、いざというときに抜けなくする事を求められている。

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 この辺でワナの駆動部分とでもいおうか、鋼線でできたバネを絞り、金具で止めておく。
 その次はワナ側のワイヤーだ、ここでは完全に絞りきらないように、指二本分を残して金具を止めるよう指示があった。完全に絞ると獲物が足を切って逃げるためだそうだ。
 それが終わるとワイヤーの反対側を杭にかける。この場合、公道と書かれたカーペットの切れ端にワナ全体がかからないことが求められる。
 次に、忘れそうだがワナのバネをを絞ってあった金具を外す。
 これで一応完了、名札をワナのそばに置き、完了しましたと発声する。だいたいこんなところだ。

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竹藪あれこれ

 内山と川の間にはちょっとした竹藪がある。大多喜町というところはタケノコの産地であることから、先々代さんが竹を植えたのだと思う。だが、手入れをしない竹藪は大変なことになる。たとえば、

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こんな感じである。竹をよけながら川に降りていったり、揚水ポンプ(朽ち果てている)のところに行ったりするわけだ。 このあたりはケモノの領分で、こんな遺留物もあったりする。

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 入植直後には竹を切ることにチャレンジしたが、これが意外に手こずるものだ。 このぐらい密集していると、切ってもすんなりは倒れてくれない。 倒れないだけならいいが、引っかかって切った根元が反動で撥ねたりするのである。 田んぼのお守りが忙しくなって竹藪には入っていないが、そろそろタケノコ探しをしないとケモノ連中に盗られてしまう危険性もある。というか、おそらく敵わないんじゃないかと思いつつ、取りに行ってみよう。ちなみに、私はタケノコも嫌いなんだ。


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コンセントの謎

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 この家にきてから不思議に思っていたことがあった。それは梁の上にあるコンセントだ。おまけにコンセントにつながるケーブルは最寄りの壁を貫通しており、その反対側は梁の上をたどって反対側のやはり梁の上にあるコンセントにつながっている。そしてそのコンセントから出たケーブルは、壁を貫通して隣の部屋につながり、同じような位置にあるコンセントに接続されている。
 くどくど書いたが、要は電気の配線は後からつけたような感じだったのだ。別の書込みで、ご近所から電気がつながったのが昭和36年からだったと聞き、ようやく昭和27年築のこの家の配線とコンセントの謎が解けたのであった。

 しかし、この位置にあるコンセントは異常に使いにくい。結局テーブルタップをつないで床に転がった状態にして、そこかに器具をつなぎ込んでいる。 RookieFarmer は、これまでの生活の特色から異常な数ののテーブルタップを所有しており、大多喜にも相当数持ち込んだが、それがこんなに役に立つとは思わなかった。

揚水計画

 断片的には書いたはずだが、田んぼをやるには今きている山の水では足りない。近々復活するはずの浅井戸を加えても無理だと思っている。内山の向こうを流れる養老渓谷源流の水をポンプで揚げる必要がある。
 その川は、田んぼのレベルからは10m+α下を流れており、水量的には十分と思われるが高さと必要水量の関係でかなり強力な機械がいるだろう。農機具屋さんや近所の大先輩の話から推測すると2キロワット級程度が必要とみられる。動力線は引くのだが、当然制御用の盤がBOXが要る。また、基本は週末しかいないし、間断湛水だから本当は一週間の日時でコントロールできるようなタイマーがあるといい。
 配管だが、垂直距離で10m以上、さらに1号田んぼまでは横方向の離れもあり、30m程度は引いてくる必要があるだろう。
 あとは、山の水・井戸水を含め、どういう配水計画とするか、これも考えて圃場整備計画に織り込まなければ。

沢水の取水方法

 当分の間、会所の家に行って最初にやることは取水口のメンテナンスとなりそうだ。ただ、点検に行くだけならいいが、毎度底サライをしたり取水口のかごを突っついたりするんじゃかなわない。何しろこっちはひびあかぎれ持ちだから。

 ということで少し知恵を絞ってみよう。これまでの対応を振り返ると、問題対処型だった。出てこない水を出す、細った水を太くする。もう少し全体を眺める必要がある。原点から組み立てることも必要だ。

 たとえば堰の場所がそこでいいのか?先々代さんは、まっすぐ降りてくる比較的大きな沢と、横から降りてくる小さな沢の交点に堰を作ったが、他のところに適地がないだろうか? 堰の本体は、少し水面が上昇するとどんどん漏れるが、堰の作り替えは必要ないだろうか? 籠を被せた取水口は樹皮や泥ですぐ詰まるが、他の仕組みはないだろうか? こんな疑問がどんどんでてくる。あともう一つ、家までの配管を見直す必要はないだろうか? これまでは出てくるだけで嬉しく、その適否までは判断していないが、ある時急に詰まったりしないだろうか。

 そんな疑問を解消するために、少し上流も含めて調査をしてみよう。水奉行さん、お願いしますよ。今のうち、今のうち、あと2ヶ月もするとアイツ等がやってくる、山蛭だ。

手の荒れ更に進行中

 「手荒れ進行中」で書いたが、その時は右の人差し指に小さなアカギレができた程度だった。が、状況はどんどん悪化している。ついにほとんどの指先に何等かの傷ができ、ちょっとした作業にも痛むようになってきている。この前の日曜日には、門柵のかんぬきを閉めるときに爪の脇をザックリやったこともあり、傷だらけである。今度から革手袋の下に手術用のような薄い手袋をはめることにした。

農事用電力

 揚水ポンプには200Vの動力線を使用する予定だが、東電との契約には「農事用」というものがあるようだ。これは、灌漑用と収穫時期の作業用とあるらしいが、利用期間を決めると基本料金はその期間のみとなり、従量料金の単価も通常より安く設定されているらしい。常時湛水ではなく干したり入れたりを繰り返す予定だが、どのくらいの水が必要になるかについて今時点では見当がつかない。まあ、田んぼづくりの時になるべくきちんと箱づくりをして、漏れない田んぼを作っておきたい。ちなみに、先々代さんの時は水保ちが悪く、高い米についたらしい。

田んぼの整備(機械化検討)

 3/20からの3連休から月末にかけて、ミニユンボをレンタルする方向で検討している。「田んぼの痕跡」でも触れたし、今回アップした敷地の大雑把な断面でも見当がつくように、土を押すだけでは田んぼ用の均しは完了しない。どうしても下の田んぼから土を揚げる作業が必要となってくる。まあ、初めてということもあるし、比較的小型(1t程度)の機械を借りてみる。
 
圃場整備440
 
 
 水平方向のスケールはともかく、縦のスケールは誇張してあり正しいものではないが、大体このような断面が70~80m連続しており、一体全体何日で終わるかわからないが、10日ぐらいは借りて仕事もその間は休むという方向でこれから調整する。
 
 ということになると、次とその次の週末はあまりのんびりしていられない。3/8は狩猟免許試験の予定であり、実質3日しかないからだ。またオートレベルを持ち出して、少なくとも畦の高さを決めて水糸を張っておく程度はやっておきたい。粗均し後は水を張って耕耘機を入れて代掻きを行う手順になるため、今月中には動力線とポンプの手配も済ませる必要がある。これについても業者さんとの調整に入っておこう。
 
 

果樹を植える(進行中)

 梅・栗・柿・無花果を20本くらい買ったが、これを植える作業も進行している。山の環境整備が遅れていること、害獣対策上は家の周り・畑のエリアの方がよいということで、当初予定していた山(内山)ではない。隣の坊やはこれについても活躍していて、カミサンが登れない斜面に栗を植えたりしてくれている。
 
果樹

果樹2

乳苗について

 SRI農法からの影響で7日から14日前後の苗(ちゃんと乳苗と呼ばれる)を移植しようと考えてはいるが、謎と問題は多い。いつもの通りインターネットで検索してみるとかなりいろいろなところで研究されていることがわかる。県の農業試験場などが多い。ただ方法については多くの選択肢があり、今後迷いそうだ。たとえば、陸なのか水なのかもいろいろ。育苗箱に入れたりといった養生方法についてもいろいろ、肉体労働の傍らこちらの調査もやる必要がある。
 今のところ、広島県での研究成果「水稲疎植栽培マニュアル」が参考になると考えているが、この手のものはいずれも機械での田植えが前提であり、1本苗とはなっていない。まあ、公的機関も注目し、特に北陸地方を中心にプロの農家に広がりつつあることは確認できた。結局のところ、川口由一さん式の自然農の苗作りになりそうだ。

田んぼ予定地の現況

 毎週末、大して進展はないが徐々に進行はしており、かなり楽しみつつやっている。
 4枚の田んぼは1号から4号と呼ぶつもりだったが、「田んぼの痕跡」での考察の結果、元々の計画通り2号と3号を1枚にする可能性もあり、2号を2つに分ける考え方で名前をつけることにした。あらためて田んぼを写真で掲載してみよう。

「1号」
田んぼ1

 
 1号は、比較的レベル差が少ないこともあって、先行して均しているエリア。ただ、山側が大きく下がっており、ここは土を押すだけでは解決しないと思われる。ユンボで最終の整形をすることになる。雨が降ったため水が溜まっている。この部分はブルドッグ君で土を削ったところ。粘土のような感じだったが、このレベルを底にすると水が溜まる田んぼになるんじゃないかな。


「2-1号」
田んぼ2


「2-2号」
田んぼ3


 2の1号と2の2号は、もともと1枚の田んぼだったもの。計画では幅20mの1枚の田んぼにする予定だったが、実態をみると全体に勾配がついているため、2つに別けた。ユンボがうまく使えれば1枚にすることも考えている。作業としては1号と3号が先行しており、この部分はまだ手が着いていない。
 

「3号」
田んぼ4
 
 
 3号は1番下に位置する。情報では一番水保ちがよかったということだし、レベル差も比較的少ないため水を張って作り始めている。ただ、3号側は少しレベルが上がっており、押すかユンボで掴みあげるかして最後の整形がいるだろう。既に一部は水田らしくなっているが、画面右の隣地境界側はススキの大株が並んでおりそこから水も漏れているんじゃなかろうか、どこかで縁を切って畦シートでも埋め込まないと水が溜まらない感じである。

別の角度からの1号、分解されたブルドッグ君が哀れである。
田んぼ1号

4号は水を溜めてつくり始めている。水源地からの水が細り、昨日より水は引いた感じだ。
田んぼ4号

椎茸 引き続き好調

 RookieFarmerはシイタケは好きではない。豊作のこの頃は毎日食べさせられるため食べられるようにはなったが、大して味もしないし何故喜んで食べるのか意味がわからない。というわけで、あまり関心はないのだが行ったついでで様子を見たら、前日獲ったばかりにもかかわらず雨のせいかかなりの数が発生していた。1週間経つとかなり育つと思われる。
 RookieFarmerの母親は全く反対に椎茸には目がなく、山ほど採れるということはかなりうれしいらしい。行っている間、ホダ木置き場には何度も見に行くほどだ。来週末は合間を見て菌を植えるという作業も入れてみよう。

先週に運び込んだ屋敷裏の置き場の様子
椎茸

ジャガイモの植え付け

 RookieFarmerが田んぼ作りをしている間に、ほかの部分も少しずつ進んでいる。もっとも寒い時期は過ぎたということで、ジャガイモの植え付けが始まった。
 RookieFarmerがウルトラポチでウネった後、ジャガイモ切りと灰付け係が母親、畝作りと植え付け係がカミサンというコンビでやったらしい。ちょうど畝に並べ終わった頃に近所のおばあちゃんがやってきて、畝間が狭いことを指摘され植え直すというハプニングもあった模様。全体で50平米もない市民農園の詰め込んでチマチマやる感覚がまだ残っているんだろう。
ただ、それでもやっぱり密度は高めで、予定の100平米は埋まっていないので、1ヶ月ほどしたら追加で種芋を買ってもっと植えるよう畑奉行に進言してみよう。そんなに採ってどうするの? という反応だと思う。確かに10倍になるらしいから、20キロなら200キロだ。

 また、近所のおばあちゃんは里芋の種芋を持ってきてくれた。これは畑奉行の範囲だが、時期的にはまだ先と思われる。


ジャガイモ植え付け
              手前3分の1くらいに150株程度は植わったと思う。

外山の水源地対策

 敷地内の山と分けるため水源地のある山を外山ということにした、もう一つは内山と呼ぼう。色々考えているが、太めのホースを持っていってサイフォンの原理で溜まり水を吸い出し、同時に底に溜まっている泥や朽ちた樹皮枯れ葉などを吸い出してしまうということが良さそうだ。あとからあとから流れてくるから対症療法ではあるが、鍬などで掻い出すよりはずっと合理的だ。
 あと、昨日ホームセンターに寄ったときに、塩ビパイプ関係の色々な継ぎ手などがあった。大きなホームセンターに行ってみると種類も多いだろう。一度水奉行と一緒に出かけて、あれこれ検討する必要もある。
田んぼを作っていても水を管理していても思うのだが、農業というものには土木的な要素が大きい。水源だけでなく水の道パイプラインのメンテもあるし、田んぼでは水漏れをどうやって防ぐか、畦をどうやって崩さずに保守管理していくか、などが今後のテーマに育っていくはずだ。
 子供の頃、雨が降ると庭に川ができ、それを途中で堰き止めたり蛇行させたり、隣家との境界にある擁壁の上の穴に吸い込まれるまでが随分楽しいオモチャだったが、そんなことも思い出させる。

田んぼの痕跡

 田んぼエリアの向こうには小さいながらも山がある。入植直後にはここのススキを刈ったり、その続きでイワツツジを刈ったりしていたが、そのとき何気なく歩いていた段差があった。
 それを反対側からあらためて眺めてみると、どうやらそこには昔の田んぼのレベルが残されているようだ。つまり昔の3段の田んぼのうち上段がAのところまであり、かなりの段差があって2段目がはじまりBのところまで続き、かなりの段差があって最後の下段が始まっているという感じだ。


昔の田んぼ(痕跡)


昔の田んぼ(痕跡2)


今の田んぼ復旧作業では、中段の田んぼ部分のレベル差が大きいことから、そこを2分割して全体4枚構成にする予定だが、前との比較で考えると田んぼごとに土を押したのでは無理があるようだ。3月の後半にユンボを借りるつもりだが、下の田んぼから土を揚げて畦を作るという感じでやる方がよいだろう。考えてみれば当然で、以前田んぼから畑に直したときは、段差の上部を削って斜めに均したはずだから、その逆をやればいいというわけだ。

ハーベスター

 まだ使えていない機械があるが、そのうちの一つであるハーベスター(移動式脱穀機)が水と同様に気になっていた。試験後に出かけていった理由のもう一つがこれ。ブルドッグ君の後継として使えないものだろうか、という思いつきである。すぐにでも注文して空白を作りたくないという気持ちもあり、どうしても確認したかった。山の水源地をみたあと納屋に入り込みカバーをめくってよく見たら、推測通りシャーシと上の機械部分(この場合は脱穀用)は別れそうだ。操作レバーも走行と脱穀にはっきり別れている。のぞき込むと、汎用のガソリンエンジンやブルドッグで見慣れたギアボックスがついている。

ハーベスタ1


ハーベスタ2


いつも感心するほど先々代オーナーが残してくれている取扱説明書の束を探したら、塩尻にあった会社(カンリウ工業=今も存在する)のハイスレッシャー「あずさ」という機械らしい。そしてページをめくってみると最後にオプションとして運搬台が載っている。つまり上部の機械を外してこれに乗せ替えるのは普通の使い方というわけである。ブルドッグ君の運搬台をこれに乗せれば運搬車、ブルドーザーオプションをつければ2台目ブルドッグ君の誕生である。もちろん規格は違うと思うので、載っけてボルトで一発というわけにはいかないだろう。
ボリュームからいって脱穀部分は重いと思われるが、次の週末(日曜日は試験だが)の実施項目のうちの一つは決定した。

ハーベスタ3

山の水、またまたトラブル

 免許の講習が早く終わったので、横浜に帰らずに大多喜の家に行ってみた。 そのまま帰るとアクアラインの通勤割引の恩恵にあずかれないという問題もあったが、水の様子なども気になった。射撃場から30分もあれば会所についてしまう。到着しても4時過ぎだからまだ明るい。さっそく水をみたら雨が降っている割には元気がない。
 またまた水源地に出かけていった。そうしたら沢の水が結構流れている。本来ならばその水はすべてこちらに来なければならないはずだ。 堰に着いてみると、やはり取水口のかごが半分泥に潜っていて、堰の途中からジャアジャア水が流れ出ていた。例によって近いところの継ぎ手を外し、プラスティックの棒を差し込んで何度か突っつくと、大きな音でパイプから水が流れ出てきた。泥を掻き出し、かごの網についている木くずや泥をとってパイプをつなぎ敷地に戻ってみると、せせらぎは水の音がするくらいの勢いになっていた。1日で少し水が引き気味だった田んぼ4号に、この勢いでどのくらい溜まるだろうか。

 どうもこのままではすぐに詰まってしまいそう、ビオトープ並びに水奉行である弟に検討と善処を依頼した。

狩猟免許の講習

 予定通り狩猟免許の講習に出かけてきた。場所は市原にある射撃場だ。ここは鉛害が問題となり閉鎖中だが、免許試験と講習では使われている。

射撃場


 受付開始時間の20分くらい前についたが、すでに20人くらいは到着していた。年齢層はかなり高め、半分以上は50代60代に見える。結局、本日の受講者は80~90名くらい。平均年齢は50歳以上だろう。講習室に入ると、鳥獣のイラストが貼ってある。狩猟対象かそうでないかは、瞬間的に判断しなければいけないらしい。

狩猟免許講習1


 午前中の退屈な講義が終わると、いよいよわなの架装が始まる。 簡単に見本を示してもらった後は銘々が順番にやってみる番だ。 RookieFarmerは、3回ぐらいやってみたから来週は何とかなるだろう。

狩猟免許講習2

 このように、相当な年輪を感じさせる手が多い。


狩猟免許講習3

 基本的に、こんな絵を見せられて種類をいうテストもある。わな免許の場合、これをみて「ヤマドリ」なんて言ってはいけない。「だめ!」といわなければならない。 なぜなら、わなで鳥は捕ってはいけません。

ブルドッグのトラブル

 水がある程度溜まった田んぼ4号をウルトラポチでならしたが、やっぱり山の絞り水の限界で5分の1程度で切り上げ、田んぼ1号の土押し作業をブルドッグで始めた。調子が出始めたところでブルドッグがその場旋回を始めた。クラッチやギアを操作しても前進でも後進でも同じ。動けば動くほどその場の土が掘れて潜り込むだけ。左側のキャタピラが動かなくなってしまったのである。
 外せるカバーは外し、クラッチワイヤーなどの調整はやってみたが何をやっても直らない。どうやらギアボックスの中のトラブルらしい。一応農機具屋さんに連絡してみたが、もう寿命で直してもまた別のところが壊れるでしょう、との見立て。短い間だったが、常時フルスロットルで重い土をひたすら押すという酷使が最期を早めたかもしれない。

ブルドッグ1


 そんなところに隣の坊やが再登場。一回顔を出していたんだが、中学の制服の試着にいくということでいったん戻っていたが、終わったらしい。ブルドッグが不調と聞くと、さっそく工具を出してばらしはじめた。田んぼの真ん中で動けなくなっているので、バラすのは大歓迎。重い腹を抱えてもぐったりのぞき込んだりはきつい。坊やにまかせると着々と分解されていく。結局エンジンまで外してしまった。
 ということで、進行中の田んぼづくりは困ったことになっている。運搬車は必需品なのでオークションなどをみはじめた。まだ半端仕事しか頼んでいない農機具屋さんにヤンマー製品を注文することも視野に入れている。

ブルドッグ35


ブルドッグエンジン


ブルドッグ4
                       ブルドッグよ、よく頑張った

もうちょっと分解して、田んぼから出さねばならない。
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房総で百姓やってる...

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