定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2009年04月

水の計量

 一度ポンプを動かして川水を揚げたが、ほぼ満水になったため沢水のみにしてみた。沢水自体は少し減少気味。2号と3号は消失量が減っている。ただ、多めの沢水でもそれだけでまかなうには不十分である。 畦波を盛り土側のみにしていることが前から気になっているが、切り土側にも入れてみようかと思案中。 前回測定結果


    沢水       8秒    45L/分
    1号→2号  12秒    30L/分
    2号→3号  20秒    18L/分
    3号→4号 50秒      7L/分
    
        1号田んぼで 15L/分消失=吸われている
        2号田んぼで 12L/分
        3号田んぼで 11L/分
        4号田んぼ  不明
 

猿目撃

 ポンプのスイッチを切ろうと竹藪を降りているとき、川の向こうの樹がワサワサしていた。風はないのになんだろうと見ると、猿がこちらに背を向けて立ち去る様子。デジカメを出したが間に合わずどこかに行ってしまった。ちょうど昼頃、明るいうちに出てくるとは大胆な奴だ。イノシシ・鹿に加えて猿に対しても防御する必要がある。覚悟はしていたが。
 

横浜直売所ほぼ完成

a78d6600.jpg



 ご近所さんにお願いしていた移動棚がほぼ完成している。普段は大谷石の塀の際に畳んでおき、いざというときに90度回転させて道路と平行にして、3段の棚が出てくるという仕掛けである。実にうまくできている。こちらはさっそく看板や説明を考え、売り物を用意しようと考えている。ただ、今のところはワラビや蕗、タケノコなどの採取品ばかり、栽培したものは6月のジャガイモだが、これは200キロ程度はあるので、それが直売所の本格デビューになるだろう。


5b4a1a21.jpg

          畳んだ姿


e2d4e0b6.jpg

         ジャガイモ準備中

プロらしくない私

 いつも通りがかりに久留里商店街にあるシェルのスタンドでガス補給をする。レシートを見ると金物店と書いてあり、不思議なスタンドである。ただ、ガソリンは安い。横浜あたりに比べて10円も安い。
 そこの長髪の店主はこれまた不思議な雰囲気で、どう見てもガソリンスタンドの主には見えない、強いて言えばオートキャンプ場のオーナーといった感じかな。
 今日は車のそばに寄ってきて話しかけてきた。
 車の中の米袋を見て、「ああそうだ、米を精米しなけりゃ」というから、
 「あれは糠だよ」というと、「何に使うの」と聞くので
 「田植えのあと撒くんだよ」と答えたら
 「え、プロらしくないね」
 「???」
 「プロの百姓には見えないね」
 「そりゃそうだよ、今年成り立ての新米だからね」
そのあと、稲作りの話、特に最初の年は水保ちが悪いという話をしてくれたが、この店主も「見えないね」という点は全く同じ。しかし、まだ百姓には見えないらしい。

米ぬか入手

 田植えの時に糠を撒くと草をとめるという話があるので、どこかで大量に米ぬかを手に入れたいと思っていた。圏央道をでてすぐの馬来田直売所で聞いたところ、馬来田駅そばのJAで売っているということだった。祝日でも農繁期だからやっていると思うよ、ということで教えられた道筋を辿っていって見る。情報の通り、倉庫の中には米袋入りの糠が山積みである、それも1袋100円。いつも通り荷物は多いのだが、何とかかき分けて6袋購入。使い方を勉強しよう→泥縄。
 

641bd35b.jpg

ポンプで手こずる

 ポンプ自体が古いことに加え、こちらが操作方法を知らないこともあり、更に一部の不具合もあって、なかなか順調に動かない。というか、動くことは動くのだが、水が揚がらずに竹藪の斜面を上がったり降りたりを何回もする羽目になった。
 
 今日は一応呼び水を注してからスイッチを入れたが、上がって確認しても水は出ていない。川の水を何回もバケツで汲んで呼び水を注すが、それでも水は揚がらない。上の田んぼまで3往復、川まで降りて水を汲むこと3度位やって、とうとう農協に助けを求める。
 どうやら呼び水はポンプの本体を満たせばいいというわけではなく、下の川に入っている取水口までのパイプの中まですべて水を入れなければいけないということが判明。それで、またバケツで水を汲んで呼び水を注す。しかし、バケツ3杯分を入れてもまだ揚がらない。
 もう一度農協に問い合わせると、どうやら取水口についているフットバルブという弁が閉まっていない可能性があるということだった。上下に揺すれば閉まるはずということなので、川に入ってやってみた。が、まだだめだ。結局、困ったときのCRC5-56を吹きかけて揺すったりして何とか閉まったらしい。
 
 思い出すだけで疲れるが、これで何とか様子がわかってきた。上がったり降りたり、水を何度も汲んだが、田んぼの水を人力であげることを考えれば、何のこれしきと考えながらやっていた。 止めた後はバルブを閉めておくと、次に動かすときにパイプ内に残っている水が呼び水になるから楽だよ、と農協さんに教えてもらった。どうもこのポンプは、動かすときも止めるときもそばに行く必要があるようで、タイマー制御は無理とわかった。近い将来、ポンプ本体も換えることにしよう。

4/29の田んぼ

 沢水のみを入れて一昨日から2日弱経過したが、1号から3号までは満水だったが4号はかなり土が見えていた。そこで水量を計測する。今回は6Lのタライを満水にする時間を計ってみた。
 
    沢水       6秒    60L/分
    1号→2号   8秒    45L/分
    2号→3号  20秒    18L/分
    3号→4号 120秒     3L/分
    
    結局、1号田んぼで 15L/分消失=吸われている
        2号田んぼで 27L/分
        3号田んぼで 15L/分
        4号田んぼ  不明
 
 結構吸われていることがわかった。具合が悪いと思っていた3号よりも2号の方が悪いとわかった。どうも感覚と違うので、明日また計ってみるがこれでよく様子が見えてくる。ポチのアタッチメントは、これまで番線で縛り付けていたが、今日からステンレスワイヤーに換えてみた。番線だとさすがに切れたり外れたりといった障害が多かったからだ。

e8b67eb3.jpg

        半分くらい土が見えている4号田んぼ

鹿にタケノコをやられる

1dff47c6.jpg



 昨日勘定奉行がタケノコを掘りに行ったとき、生えているタケノコの頂部が食いちぎられて周囲に皮などが散乱している状況を発見した、それもかなりの本数。どうやら一番柔らかい穂先の部分を鹿にやられたようだ。敵はイノシシだけではなかったわけだ。どうせならイノシシのように掘り出して全部食べた方がすっきりする。
 幸い、前日来た仕事仲間一家がかなりの量(お釜3杯分)とってくれていたから比較的被害は少なかったが、それでもいい餌場として認識されてしまったかもしれない。まあ、その藪は永年放置状態だったから、とっくに鹿の「ぐるなび」には載っているだろう。
 それにしても、前日に見えているものは採ったはずなのに、翌日には結構地上に顔を出しているタケノコがあったこと、どれも発見しづらい急な崖の部分だったからかもしれないが、そんなところを鹿は自由に移動して食べているんだということ、その二つが新たな発見だった。
 

b3372edd.jpg

沢水の状態(詳報)

 土曜日に大量の雨が降ったおかげで、沢水の量はかなり増えている。「水の出入り」の通り川からポンプで揚げている量に匹敵するくらい多い。試しに満水状態の田んぼに沢水のみを入れたらどうなるかを明日朝までの1日半でみるようにしている。
 昨日夕方の段階では、1号2号の出し口の水はかなり多く、3号から4号への水は半減程度。3号の水保ちが懸念材料である。ただ、オプション付きウルトラポチでかなり走り回り、畦波も漏れている場所をたたき込んだので、それもかなり改善されたと思う。場合によっては2号からでた水をパイプで4号に渡すことまで考えたが、とりあえずはそこまでひどくはなさそうだ。まあ、明日行ったら流入量と流出量をちゃんと計測してみよう。
 水源地では、パイプの容量以上が流れ込んで堰からあふれる状態が続いているが、その途中のパイプも高まった水圧でほころびがでている。敷地内に入ってからは高密度ポリエチレン管が使われているが、経年劣化がひどくなっているようで、2カ所で割れが発生して水が噴き出した。40mmVU管を莢にして補修したが、やはり黒ポリ部分の交換などを検討する必要がある。

田んぼの状態

 1号はほぼ安定状態。2号については、日曜の朝時点ではよく水を吸い込んでいるという感じだったが、昨夕の段階では向上がみられる。どちらもまあまあ水保ちもよく、この2枚については田植えはできると思う。3号は日曜日の段階ではまだ見通しが立っていなかったが、昨日の作業(代掻き、畦補修)で何とかなったんじゃないかと期待している。
 4号は、唯一大昔の田んぼに近い状態で作りなおしたので素性は悪くないと思うが、1日水を断ったらかなり土が顔を出したので、どうかなあと思っている。これについては、東側一部を隣接ビオトープにする予定があってそのあたりの土の始末がまだ残っており、畦波の状態もこれからチェックで、仕上がりにはもう1日必要。
 全般的には、水深のバラツキ(最大15~20mm)があるが、今年はもうこれでやらざるを得ないと考えている。

 3月下旬にユンボを借りてから1ヶ月と少しのあいだ無我夢中でやったが、一応田んぼの形ができて満足している。これから先の稲を育てる方が大変なのかもしれないが、4枚揃った写真を見ると、がんばろうという気持ちになる。

0ab6b5e5.jpg

livedoor プロフィール
アクセスカウンター

    記事検索
    メッセージ

    名前
    メール
    本文
    最新コメント
    • ライブドアブログ