定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2009年05月

5/14の会所

 明日は特に予定もなかったので仕事を休みにして、一旦横浜に帰宅してこちらにやってきた。 横浜から木更津東まで30分、そこから会所までが40分、合計で1時間10分で来てしまう。
 さっそく田んぼを見て回ったが、3号から4号へのパイプが詰まっており、3号は池のように4号は畑のようになっており、針金を突っ込んで通した。この箇所も沢水のパイプも40mmVU管と黒パイプをつないでおり、おそらくその管径が狭くなるところで詰まりが生じているのだと思う。沢水はそれほど多くはないがちゃんと出ているが、もっと出るはずだ。
 1号2号のイネは順調に育っており、水も問題がないが、ちょっと水温は低めである。青蛙がかなりの数きていて色々なところで鳴いている。本当に田んぼらしくなっている。今日はもう休んで明日働こう。

今週末の農作業(5/15~17)

 今のところ田んぼ2枚の田植えを終わらせて一安心といったところ。次の3号については、先週末に気合いを入れて均したものの、まだ高低差は残っており、ポチの轍が深く残っているところもある。それゆえ、田んぼ関係については3と4号の均しはするけれど、場合によっては1週間程度水を抜いてみることも考えている。次の田植えは、田植機が使えるほど苗が大きくなる月末頃に延ばそうとも思っている。ただ、1と2号については草対策を早めにやる必要がありそうで、状態にもよるが今週末からの実施が必要かもしれない。
 沢水パイプの不具合も気になっており、針金で突っついたりもしてみようと思う。時間は余るはずなので、週明けの直売所用タケノコや蕗、ワラビなどの採取も行う。
 

ワラビ

 春先はかなり採れたが、今は蕗とスギナの陰になって採れる量は減っている。が、理屈から言えば少なくともまだ1ヶ月程度は採れる時期のはずだ。直売所に出す都合もあり、次の週末にはあらためてワラビ採りをしてみるが、敷地外の道路沿いなどには株が散在している。全く管理されていない町有地でもあり、採ってきて畑の回りなどに移植してもいいかな、と思っている。

ハイブリッドカーの損得計算

 この間までトヨタのセールスマンが勘定奉行に密着してプリウスを売り込んでいた。確かにインサイトをにらんだ価格設定と補助金や優遇措置を考えると、イニシャルが200万円強、毎年毎回の税金などもかなり安い。ということで、購入に踏み切る直前までいったが、思い直した。
 今乗っているフィールダーという車は、カローラベースの大衆車だが、荷物の収容量については本当に侮れない。これまでの週末拠点(三浦)から会所に移るときも、引っ越し屋のトラックのカバーしづらい部分をよく補ったという記憶はあったが、農的生活を始めてからはその収容能力の世話になることはかなり多い。定番の経トラックは、堆肥やイノシシを運んだり、害獣防止柵の材料を運んだりするのにいるかもしれないが、4mの塩ビパイプを運ぶという芸当は実は軽トラでも難しい(違法)。
 
 2月以降、週末は会所と横浜の往復に限定されている。月に5往復とすると月に1000キロになる。現在のガソリン単価と燃費だと10円/キロくらいだ。もしプリウスなら3分の1ですむとしたら、月に7000~8000円の差が発生する。年に10万円だ。自動車税重量税の差は3万/年くらいじゃないかと思う。買い換えに必要な200万を何年で償却できるかというと、15年ぐらいは必要になりそうだ。
 まあ、10万キロを踏破したフィールダーがどの程度壊れるかという不確定要素はあるが、このままで軽トラを買い足すのが現実的に思える。これまで20台以上乗り継いだ経験からいえば、あるとき突然買うという衝動に駆られるというのが現実ではあるが。

モンスターのような樹

 横浜の家から最寄りの駅までの経路は墓地の横を通っている。その墓地の端にケヤキの巨木があったが、あるとき無残に枝を払われてしまった。元々はケヤキの定番である箒のように全ての枝が上を向いた堂々とした形だったが、すっかりおとなしく惨めに変身してしまった。そのケヤキの下には人家があり、おそらくケヤキに原因もあるのだろうが、北側の壁が緑色の苔に覆われ始めていたから、寺に文句でも入ったんだろうと思われる。
 久しぶりにこのケヤキに注目したら、いつの間にか若葉が出ている。葉がないときの、まるでまわしが外れてしまった相撲取りのような恥ずかしげな姿から、モンスターのような雰囲気に変わってしまった。どうみてもケヤキには見えない。ただ、モンスターといっても恐ろしいという感じはなく、ディズニーのモンスターか名古屋万博のマスコットを連想させるタイプだ。

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 会所に通うようになってから、そんな樹木たちも身近になってきているが、草木の名前はまだ苦手で覚えては忘れの繰り返しだ。冬の間に購入した樹木図鑑もそろそろ再起動である。

写真奉行アルバム(08) 椎茸

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 入植後、まだ様子がよくわからないうちから椎茸は大量に採取できた。私はもともとほとんど食べないほど嫌いだったが、今では出されたら食べてしまう程度に品種改良されてしまった。私の母親(椎茸奉行)は、超がつくほど大好物だから大量採取でご機嫌だった。
 今のところ発生頻度は急速に低下しており、シーズンが終わったようだ。ホダ木はそれなりにあるが、ピークを過ぎたものも多い。シーズンオフにやりたいことは多いが、広葉樹を伐採してホダ木を作ることもそのうちの一つ。今回横浜直売所が大変好評だったが、そのことを考えると椎茸の安定生産は必須事項である。


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写真奉行アルバム(07) 元鹿であった物体

 「鹿らしき物体」で紹介したことはあるが、やはりプロ魂は凄いもので山から崖の方に乗り出してこの写真を撮ってくれた。これだと前方からとなるのでなんだか推測がつく絵となる。鹿は、まだ彼等の獲物がない今の時期でも日常的に敷地内に入っている。柵の外になる竹藪のタケノコは実際に獲物であり、先端の柔らかいところのみを食べるという贅沢をしているが、柵内の田んぼのエリアにも入り込み、田植え後の田んぼまで足跡をつけている。侵入口の一つはわかっているので、近々ワイヤーメッシュを入り込む場所に敷いてみようと思う。足の骨でも折って懲りてくれるといいんだが。
 

    お子様あるいは同等の方はクリックをお控え下さい。

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写真奉行アルバム(06) イワツツジ

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 敷地内の山の斜面に群生しているイワツツジ(清澄ミツバツツジ)は、期待通りに花を咲かせたものが少なく、半分以上が花をつけずに葉が出てしまうという状態だった。かなり密生状態である上に、肥料をやったり剪定をしたりといった世話もされていなかったようなので仕方のないことだろう。東斜面だから午後は陽にあたらないが、それも原因の一つかもしれない。
 大きな計画として、そのエリアに果樹を植えようという考えがあったが、イワツツジの良し悪しで迷っていたところだ。マクロレンズで捉えたこの花は可憐だが、花が咲かなければ存在意義も問われるところである。この状態なら、思い切ってイワツツジを整理して梅などの果樹を植える方向で考えてみよう。ただ、猿の棲息圏に近いことは確かある。樹木や崖のある山のエリアは電気柵などで完全に遮断することが難しいため、梅や渋柿などの限定した種類になる見込み。

直売所の看板

 継続的に品物を出せるわけではないが、前回好評(らしい)だったことでもあり、認知度を高めようと平常時にも看板を出しておくことにした。持ち帰れるようなはがき大の挨拶文も用意したが、天候が悪くなる可能性もあったのでまだ配るようにはしていない。一応、次回は5/18ということだけお知らせしている。品物については現地と天気の状況により左右されることになる。

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写真奉行アルバム(05) 渓谷

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 度々出てくる養老渓谷の源流だ。敷地はこの川に接しており、田んぼ用にポンプで水を揚げることにしているので、我々の農業にとっては大変ありがたい存在である。写真でいえば、写真奉行がマクロレンズで撮ったものを紹介したことがあったが、今回は広角レンズで撮ってもらった。一部に四股名のつきそうな水奉行が写っている。水棲生物を探しているのだろう。
 猿が出てきたのはこのあたりの樹の上である。反対側の岸は滅多に人が立ち入らない山になっているから、おそらくそこは猿の楽園状態だと思う。ごらんのように樹木や竹の密度は高いから、それを伝ってこちらに侵入することも可能に違いない。手強い敵である。


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写真奉行アルバム(04) 造成中

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 ユンボを10日間借りて草原を田んぼになおしたときのショット、1ヶ月と少し前である。2号の左側を削り右側に盛るという作業の途中。3号はまだ粗均しもすんでいない初期の段階だ。事前の計画はかなりやったし工程表も書いたが、未経験の機械や作業だったから必ずしもその通りにはいかなかった。しかし、作業のプロセスとか変更事項といったものはあまりきちんと残せていない。1日単位でレンタル料は払っているし、とにかく目の前の土を動かすことが最優先だったから。そう考えると、こういうショットも大変貴重である。

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 同じことをもう一回やるということはなさそうだが、今考えると上(左)側の畦をきちんと固めておけばよかった、畦の足下もきちんと始末しておけばよかった、等と反省事項も多い。が、とにかくここにはもう水が入って苗も植わっている、駆け足の1月間だった。
 

写真奉行アルバム(03) イネ

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 当初考えていたSRI農法(乳苗を使う)は色々な状況から見送ったが、小さい苗を1本植えとすることは変わっていない。従って、どう見ても頼りない苗である。常識がない我々でもそう感じるんだから、経験豊富な農家の人たちからみると呆気にとられるというところではないか。
 土の状態がわからないので元肥もやっていないから当分このような貧相な状態が続くが、それでも植えたときに比べれば確実に成長しているし、考えようによっては健気に見える。まあ、他の草に負けなければ最後は追いつくと思うので、来週末は草取りをしなければと思う。

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 これらの写真は、健気なイネたちの姿を捉えている。


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写真奉行アルバム(02) 会所農場

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 自分でも同じような写真は撮ったんだが、ちょっと違う。普段使っているデジカメは35mmからだが、広角レンズの広々感にはかなわない。また、飛行機雲をはじめとする雲がきれいだ。
 この場所は、川まで続く竹藪を背にして東側を望む位置である。向こうの低い山は国有林(杉)、右側から後ろの方に続いている。目の前は左側が4号田んぼで3・4号間の畦道が見えている。この畦道は、竹藪や山まで軽トラックやトラクターを通すことも考え、広くしてある。クローバーとか花を植えようと思っていたが、既に雑草に負けている。

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 ちょっと違うアングルのショット。カサブランカという名前の麦わら帽子を被って歩いているのは農場主こと百姓見習いに他ならない。自分自身は撮れないし、このBLOGでもほとんど登場しないが、こうやってみると風景共々のどかでいいと思ってしまう。それにしても、田んぼに映る景色はなかなかいいもんだ。

横浜直売所情報(5/11)

 初めての直売はなんだかあっという間に完売となったらしい。普段からあまり人通りもないようなところだが、予想外である。用意したのは、ゆでタケノコ10袋と蕗7袋(いずれも百円)は、まず最初に墓参客(家の前は大きな墓地)に売れ、あとはご近所の皆さんに売れたようだ。勘定奉行は歯医者に出かける時間となり、椎茸奉行が店番をしたようだ。
 このBLOGをごらんになる方とお客さんはあまり重複しないと思うが、直売所のカテゴリーを開設して予定情報などを書き込むことにした。


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身体年齢

 GW中などは農作業の連続だったので、それが体に対して相当厳しいことはあらためて実感した。今度の週末も田植えと均しだったから筋肉痛はかなりのものである。ただ、以前はときどき悪化していた腰痛が酷くはならないこと、それと体重計で出てくる「体脂肪率」や「身体年齢」が好転していることがうれしい。
 昨年の8月頃に新しい体重計を買ったが、その当時のデータが残っていた。比較すると、体重は4.0%減、体脂肪率は14.7%減(率の減は3.3%)、身体年齢(根拠不明だが)が6歳若返った。ということで、厳しい労働と引換えに体は健康になっているらしい。実際のところ、お腹の周りの皮下脂肪も減ったように思う。三寸角一間半の角材で泥を引っ張ったりするのはつらいが、体を改造していると考えれば我慢の範囲内である。
 

写真奉行アルバム(01) 杉林

 写真奉行(甥)は、これまでで3回会所農場を訪れており、色々なショットを撮ってくれているが、これまでアップした分は撮ったままのデータを私が勝手にやったものだから、プロとしては残念な気持ちもあったらしい。今回あらためて自身でピックアップして公開用に編集したものが届いたので、これから順次紹介していくことにする。もし、壁紙に使いたいあるいは本物の壁に飾りたいといったご要望があれば、ちゃんとしたデータを提供するべく相談しますので申し出て下さい。


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 それで、一枚目は杉林の写真である。付近にはもう少しちゃんと手入れされた国有林もあるのだが、こういう民有地の林は荒廃が進んでいる。ご覧になってもわかるように間伐もされていなかったため、本数が多くて一本一本は細い。立ったまま枯れている杉さえある。結果として、写真のように暗くて足下には草も生えていない。という状態なんだが、こうやって撮られた写真を眺めてみると、なんだかいい雰囲気である。ここも、竹藪同様に入植前には手を入れたいと計画していたのだが、やはりあまりの仕事量のため断念している。シーズンオフになったら思い切って伐採してもうちょっと明るい杉林にしたい。場所によっては広葉樹を植えて雑木林に換えていったり、蘭などを植えるといったモデルチェンジを計画したい。

2号田んぼの田植え(整理)

 速報の通り、5/9の日に2号田んぼの残りを植えた。5/6に600株、5/9に2100株程度である。5/9は3人がかりで約3時間程度、233株/人・時だから3.9株/分である。1号の時には3.5株/分だったから、概ねこんな数字が今の実力だろうか。
 苗は1号の時よりは成長していて丈が伸びているが、田植えの後水面を上げたら水没するものが多く、また水面を下げたりした。まだまだ神経を使う必要がある。
 
 1週間が経過した1号の苗は順調に育っているが、まだミジンコなどの生物は確認できていない。水面のアメンボウとアマガエル、それに足跡だけだが鹿。イトミミズでも買って放り込もうかと考えている。あと、カブトエビという不思議な生きものも手に入れたいが、ちょっと時間がない。
 続いて3号の均しをやったが、大きな不陸(この田んぼは水上側が低い)があって、それの是正方法などが気になっている。場合によっては来週末も均し作業を行い、その次に田植えということも考えている。
 

草取り

 春たけなわになって、草が一斉に生えてきている。勘定奉行や椎茸奉行は手や鎌で刈っているが、私は刈払い機で一気に刈る係である。日曜の午前中は、沢水パイプのチェックを見送ったため時間ができ、道路沿い(柵の外)を一通り刈ってみた。ここは昔道路拡幅の際に大多喜町に所有権が移り、奥の紫陽花の名所「麻綿原」に続く道だから紫陽花が植えられている。しかし、全く管理されずにツタが紫陽花や柵を這い回っている状態のため、仕方なく刈ることにしたのである。田植えが一段落したら害獣防止のため柵をやり直すが、それにつながるもの。また、沢水のパイプチェックの準備でもある。ただ、ちょっと時間が経過するとすぐに生い茂る「いたちごっこ」なのかもしれない。
 

沢水の状況

 土曜日の時点で出てくる水量が減っていたが、一晩経った日曜の朝も一応よくはなっているもののベストの状態ではなかった。午前中はチェックをしようと思っていたんだが、どうもさわると不調になるような気がしてそのままにしておいた。次の週末はちょっと心配しながら現地に入ることになる。
 1~3号はかなり安定してきてあまり水を吸わなくなった。もうちょっと沢水がちゃんと出れば、川水を電力で揚げるという力業に頼らなくてもいけるんじゃないかと思い始めている。そんなことを考えながらパイプの詰まりを無理矢理直すとろくなことがないのでチェックを見送ったのである。
 

横浜直売所スタート

 GW中に、横浜のご近所さんに作ってもらった直売所コーナーの棚は、コメントのやりとりにも書いたようにとてもよくできている。自分でやったらとてもこうはいかない、こちらは農業に注力しよう。
 一応6月頃のジャガイモを念頭に作成をお願いしたのだが、せっかくだから使ってみることにした。出し物はタケノコと野蕗だ。タケノコはもうピークを過ぎたので今シーズンはこれが最初で最後かもしれない。今日の夕方掘り出しゆでたもの。ワラビはほぼ終了してしまったので、蕗が代わりに登場している。
 
 コメントでは、組み立ての様子をリクエストされているが、先ほど暗い中で撮ったらあまり画像がよくないので、明るいときに再挑戦してみることにしておく。


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育ってきた苗

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 1号に植えたときは異常に小さい苗だったが、1週間経って少し伸びてきている。写真を撮っても写るようになってきた。

沢水のトラブル

 かなり頻繁に起こっているからまたかと思われるかもしれないが、沢水の出方が少ない。水源地の堰からは水が溢れているのに、こちらには少ないとき程度の量しか流れてこない。もう夕方になってしまったから明日まで様子を見るが、いよいよ対策を考えなければならない。針金で突っつくくらいしか方法は思いつかないが、パイプラインの後半は埋まっているためどこを通っているかわからない。それを探すところから始める必要がありそうだ。
 

2号田んぼの田植え

 5/6に、雨の合間を縫って600株ほど植えて中断していた2号田んぼの田植えを、本日再開した。 今回は横浜のご近所さんの応援1名で、3人で並んで田植えをした。5/6時点では、かなり深くなっていて植えづらいと思われた部分は、土を寄せていたことが功を奏し、足は潜るが苗は何とか植えられる状態になっていた。また、前回植えたうちのトロトロの土に差し込んだ部分でも転んだりしてはいなかった。結構気楽にやっても平気だと感じた。
 本日参加のご近所さんは、毎年親戚の田んぼに手伝いに行く経験者。何も知らずにやっている我々のやり方に特に指摘はなかった。こんなものでいいらしい。ただ、苗を少し田んぼの端に置いておくと、補植の時にいいといわれたが、なるほどそうである。1号にも一掴み並べておいた。
 
 2号は2,700株程度。どうやら面積を間違えていたんじゃないかと思うが、意外に少ない。 1号の8割程度しかないということになる。一段落したら、ちゃんと計測して面積も確認しなければ。

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農業と天気

 ウエザーニュースという重宝なHPがある。ピンポイントに近い形で1時間ごとの天気予報を知ることができる。予報はあくまでも予報であり、外れることもなくはないが、地域にしても時間にしてもこの肌理細かさはかなり重宝する。
 予報だけでなく実績データもチェックできる。例えば、この24時間の降水量が26mmだったとか、5/5以降4日間の降水量合計が130mmだった、といったことが判る(いずれも現時点の実際の値)。この数値は大多喜町松尾という8キロほど離れたところの測定値だが、同じような山間地だから大きくは変わらないだろう。
 現地でインターネットがつながったのはありがたいが、もっともうれしいのはこのウエザーニュースをみることができることだった。晴れでも雨でも農業には大きな影響がある。しかし130mmも連続で降ると、作ってろくに転圧もしていない畦道が非常に気になるところだ。

茶の木

 敷地内のお茶の木から新芽をとって飲んだことは書いたが、それぞれの木の現状はかなり虐げられている。おそらく先代さんになってからは省みられることもなかったのだろう。ススキに征服されかかっていたり、健康ではないものもある。ちゃんとした茶の木にしようといろいろ調べてみたところ、実で増やすのはあまり適当ではないらしい。自家受粉しないことから、親とは異なるいろいろな性質が出てくるようだ。結局、挿し木で増やすらしい。ちょうど梅雨の頃がその適期ということだから、ちょっと増やして新しく植えてみようと思う。時間があればの話だが。

今の水対策

 会所に行っていると体を動かすことが第一義となり、BLOGの更新もままならない。持ち歩いていてカメラの田植えをやったりしたし、昔からデジカメでメモ的に撮るのは習慣になっているんだが、この頃は記録した情報も多くない。それでも、いろいろ思い出しながら書いていこうと思う。

 GWの最初の頃、実は肝を冷やしたことがあった。その前の大雨のせいで沢水が比較的順調に出ていたが、ちょっと水源地地まで行って様子を見てみたら、取水口のパイプは好調にうなり声をあげていた。しかし、外側の篭には落ち葉やゴミが貼りついていた。それらを剥がしたついでに持っていった手桶で泥を掻い出した。それで家に戻ったら水が止まっている。どうやら途中で詰まったらしい。
 取水口のそばにはわざわざはずしやすいように塩ビのエルボーを2つ組み合わせた仕掛けを作ってあったのだが、これだけ水が多ければ詰まることもないだろうとタカをくくったのが裏目に出た。仕方なく道路脇のパイプを順次辿って様子を見る。
 パイプを外したり繋いだりでずぶ濡れになりながら調べた結果、詰まっている場所は敷地に近いところだろうと推測できたが、何度か出したりとめたりを繰り返すうちに詰まりは解消したらしく泥色の水が噴き出した(らしい)。
 実はまだ後半のパイプがどうなっているかは確認できていない。道路をどこでどのように横断しているか、40mmのVU管がどこで高密度ポリエチレン管に換わっているか(詰まった場所はそこだろうと思う)、などは謎のままである。ちょっと泥水を流したくらいで詰まってはとても困る。それに今年の配水計画では、川水と沢水の流入箇所が1号の東西に分かれていることが気になっている。沢水の経路を含めた配管更新をシーズンオフには考える必要がある。

 配管といえば、田んぼと田んぼの間は75mmVU管と75mmライト管(安価)で繋いでいるのだが、3号と4号の間は資材が足りず40mmVU管とそれに収まる高密度ポリエチレン管を繋いで地中配管にしたんだが、これが詰まってしまった。3号の出口というと量も減っているからこれでいいだろうと安易に考えたが、雨が降ったときなどは上流の田んぼに降った雨が加わるし、容易にオーバーフローする。また、草やゴミなども流れるから径が変わるところにはたまりやすく詰まることが多いのである。泥も流れることを考えると、呼び径75mm程度はやっぱり必要だ。このあたりは早急に対策が必要。そういえば4号の出口も何もやっていないが、これも何とかしなければ。という具合で、水対策を考える毎日である。

デジカメを田植え

 BLOGをやっているとデジカメは必携品である。作業時のユニフォームであるツナギのポケットにはいつも愛用のS-10を入れている。この前の田植えの時もそうだったが、田植えという動作の特性上胸ポケットからは落ちやすいため、ポケット付属のマジックテープでフタを閉めておいた。ところが、何かのはずみにフタがゆるみ、デジカメは田んぼの泥の中に落下。潜るほどではなかったが、半身は溶けたチョコレートのような泥にまみれてしまった。
 一応タオルで拭き取ってはみたがもう慌てても仕方がない、田植えを済ませてから泥などが乾いていることを確認してSWを入れたら、一応生きていることは判明。布や綿棒などで泥を拭き取ったら、異常なく写ることを確認できて一安心した。
 ただ今後のことを考えると、タフなデジカメは必要かもしれない。水もさることながら、落とすリスクも考えておく必要はあるだろう。ということで、何を買うかの検討を始めている。

5/6の田んぼ作業

 GW最後の2日間は雨にやられてしまった。4日から2泊で田植えを手伝う意気込みで来ていた仕事仲間の一家も雨の合間を見て2号田んぼの均しを手伝ってくれたが、天気予報はどんどん悪く変化していく。結局、本日(5/6)午後から霧雨の中で田植えを始め、4人がかりで1時間弱くらい植えた時に雨も強まり、そこで継続をあきらめた。600株ほどしか植えられなかったが、田植えをできずに帰るよりはよほどいいだろう。
 暗くなった田んぼでは、雨の中で蛙の合唱が始まっていた。これまでも鳴いていたんだが、今日は随分数が増えていたようだ。イネを植えるともう水を抜かれないと思うんだろうが、そうはいかない。沢水だけでやってみようと思うから、」干されることもあるはずだ。
 田植えはこのあと、週末毎に均しと田植えを繰り返し、6月の初めまで続くことになる。

1号田んぼ田植えの整理

 なんだか書いたような気がするが、記事は見あたらない。野良仕事に追われて記憶が曖昧になっているようだ。
 5/2午後から始めた田植えは、翌日の午後までかかった。午前午後とも大体2時間半から3時間程度だから、2人がかりで合計16人・時位。1号の面積はほぼ100坪、尺角植えだから34株/坪で3,400株を植えたことになる。210株/人・時=3.5株/分となる。少ないようだが、足跡を均したり一歩後ろに下がったりといった植えること以外の時間が多い。そういう時間は田んぼの状態に大きく依存するが、それについては次。
 その田んぼの状態だが、あまり良くはなかった。三寸・1間半の角材を引っ張って最終的に何とかそれらしくはなったが、全体で見ると5センチ程度のレベル差は残っており、苗が小さかったこともあって植えたあとの水の高さの設定には苦労した。底の状態は荒れている。トロトロにしたりレベルを揃えようとウルトラポチでかなり走り回ったが、場所によっては深くなったり、轍の跡が深く残っていたり、機械の利用には功罪ともあることを認識した。
 苗は播種後約一ヶ月経過していたものだが、葉令は1.5葉程度でかなり小さめだった。これでは乳苗並みである。乳苗で植えようと10日ほど前に播種した苗もあったが、これは草の芽よりも小さいくらいでとても使えるレベルではない。まあ、純粋なSRI農法は今年は困難とおもわれ、在来型に近づけた管理をしていく。乳苗ではないが、小さい苗を1本ずつ植えているものだから、頼りないことおびただしい。どうなることかと興味津々のご近所の皆さんもなんといっていいかわからないのではないだろうか。
 田植えから2日経った今日あらためてみてみると、水面上にわずかしか出ていなかったイネ達も、慌てて少し背を伸ばしたように感じる。勘定奉行は詳細にチェックをしたそうだが、転んでいたり根が浮いている苗の補修はしたらしい。田んぼのレベルはばらついているから水没しているものもあり、あとで植え直す必要もあるだろう。
 

茶摘み

 昨日、勘定奉行が一掴みの葉っぱを持って帰ってきて、インターネットで「お茶」の作り方を調べてくれという。調べて教えたところ、何だかおいしい緑茶を飲まされた。ちょうど新茶の時期とあって、敷地内にあるお茶の木の新芽を取ってきたのだった。
 なかなか美味いので、本日昼一番に3人がかりで茶摘みをした。先ほど電子レンジで蒸してちょっと揉んだ葉でお茶を飲んだが、かなりおいしい新茶だった。昔の農家は敷地内にお茶を植えていたらしいが、最近は次第に早くなった田植えの時期と重なることから、自分で蒸して揉んだりする家もなくなってきたらしい。

田植え用長靴

 インターネットで評判の良い田植え用長靴を買ってみた。グチャグチャの田んぼでは足の裏が真空状態になって足が上がらないことがよくあるが、細身のこの長靴ではそれがかなり軽減される。角材を引っ張るときなどこれがないと厳しいだろう。私が買ったのは「アースアトムの軽快ソフト」という商品名で、カインズホームで1350円。かなりコストパフォーマンスは高い。

初めての田植え

 今日は、そろそろ田植えをしようと思いながら、最終の均しができずに田植えに踏み切れなかった。なかなかレベル差を補正できないのである。ポチのオプション部品(アングル付き)でも限界がある。そこで、また縁の下から角材を引っ張り出し、トラロープをくくりつけて人力で引っ張ってみた。
 これがきわめて有効だった。2.8mと長いこともあって、かなりの土を引っ張ってくれる。1号田んぼは、中央部分が最も高く、水の入り口出口側とも10cm以上低かったのだが、かなり直せそうだった。どんどん水を減らし、高いところの土を動かした。

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 午後になってから1号田んぼで田植えを始めた。ガイドの糸を2本長手方向に渡し、3mの角材に30cm毎の目印をつけたものを持って植えていく。2時ごろから始めて6時ごろまで(実質3時間ほど)で、1200株程度。面積で言うと1200平米程度である。事前の均しで腰にはちくちくと痛みがあったが、予想よりは腰にこなかった。

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 苗は3週以上経過しているが、あまり育っておらず乳苗並の1.5葉くらいで実に頼りない。早く育っておくれ。

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今日植えた分でできる米は40キロぐらい。あと14/15残っており、先は長い。

色々考えた水の出口は、予想以上に便利に使える。

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ウルトラポチの新オプション

 田んぼ造りの最終段階にさしかかっているが、どうにも土の移動が捗らない。今までのオプションをつけたポチでは限界があり、仕方なく人力で代掻きをやったりしているが、体の痛みはピークに達している。ポチに乗ってオプションの働く様子を見ながら考えたが、アングルを取り付ければ土を掴むのではないかと気づいた。

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 今朝縁の下をのぞいたら、おあつらえ向きの角材とちょうどぴったりの鋼材がみつかり、さっそく作ってみた。試運転の結果は上々である。

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タラの木発見

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 崖を上ってタケノコを掘っていた勘定奉行が、そばでタラの木を見つけた。写真でごらんの通り、葉は上の方にあるだけで、それ以外は丸坊主という感じ。近所の物知りおばあちゃんが、「タラの芽は鹿が食べてしまう」といっていたが、それは本当らしい。この木のある場所は竹藪で鹿やイノシシが我物顔で歩き回っているエリア、川についているから柵などは不可能。幸い、タラの木は挿し木で増やせるようだから、柵内にさしてみよう。
 
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