定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2009年10月

農業機械の大掃除

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 いつもの農機具屋さんが来て、一通り掃除をしてくれた。一通り写真は撮ったので、来年までにマニュアル化しておくことにしたい。籾や米は結構出てきたので、掃除機で吸い取っておいた。どうも米を作っているともったいないという気持ちが強まるような気がする。
 籾すり機は一カ所軸受けのベアリングに障害があったので、来シーズンまでには直しておら宇ことになった。

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モミガラ運び

 農機具の掃除が済んで、予定通り農機具屋さんの案内でモミガラをもらいに行った。他所なので写真は撮っていないが、山のようにモミガラが積んであった。モミガラ袋に詰めていると背の高さの倍以上あるモミガラの山が表層雪崩のように崩れてくる。

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 10枚の袋にギューギュー詰めで車に積み込む。それを2回。2回目にいったときは軽トラックで取りに来ている人がいたが、その人も10袋。フィールダーはどうやら軽トラック並みの能力はあるらしい。ただ、運んだあとによく見たらコクゾウムシが一杯床を歩き回っている。こういうところはやっぱり軽トラックがいいね。


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 20袋を田んぼの横に積んだ。2回目の帰りは5時ごろとなり、燻炭作りは明日に回すことにした。

防獣柵の被害

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 今日来てみたら防獣柵が倒れていた。前に荒らされていた出入り口付近のトタンのあたりも荒れている。台風の風かと思って今調べてみたが、勝浦の測定データで9m/s、内陸(上総亀山付近)では3m/s、原因が風かどうかは微妙である。今日は柵を直す時間がなく、高圧も消しているので、場合によっては鹿でも入ってくるかもしれない。

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今週末(10/31~11/1)の作業

 今回は農機具屋さんの指導で、色々な機械の清掃を行う予定。コンプレッサーのようなものがあるといいらしいが、今回は間に合わなかった。以前息子が持っていたものがあったが、こんなことになるとは思わなかったので処分してしまっている。
 まあ、色々なところの外し方分解の仕方の確認ということになるんじゃないかな。風圧で米を扱うことが多い米の機械は、色々なところに残りやすいようだが、ネズミの格好の餌場であり巣になりやすそう。
 田植え機やバインダーは掃除をしてガソリンを抜き、しまってあるので大丈夫だと思うが、ハーベスター・乾燥機・籾スリ機、米選機が掃除の対象である。それが終わったら農機具屋さんに紹介してもらってモミガラをもらいにいく。できるだけたくさんもらって燻炭作りもしたい。他と畑の土壌改良材である。

 野菜はおそらく順調に育っているので、間引きや収穫もやる予定。

会所農場のアウトライン

あまり正確ではないが、いろいろ話をするときに出てくるキーワードを
理解していただくために簡単な地図を載せておく。
ちょっと前に書いたもので、川水の引き込み場所が1号(現在は3号)などの
食い違いがある。
田んぼの長さが大体50m程度なので、スケールにして欲しい。
田んぼ間のいわゆる畦はもっと幅があり田んぼの正味面積は1500㎡程度である。

最近よく出てくる防獣柵は、田んぼの左側、山の麓を表している紫の線の
右側に設置してある。

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田植え前? 田植え後?

おわかりと思うが、いろいろ写真を見直している。特に写真奉行の撮ったものからあらためて紹介したりしているのだが、次の写真を見てください。

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5月4日に撮影されたこの写真、田植え直前のものだと私も思ったが、5月4日? 確か1号の田植えはすんでいたはずだ。と思って拡大してみると、

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いた、いた。小さな苗が植わっている。
別の角度から撮った写真も見つかった。

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SRI農法でやってみようなどと考えたが、苗は思うように育たずに本当に中途半端な形で田植えをしてしまった。イネたちはそれでも米を作ってくれた。来年はちゃんと育ててから田植えをすることにしよう。

エビネ

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 春頃に敷地内で咲いていたエビネだ。もともと花には興味がなかった私だが、可憐だと感じたことは認めよう。会所のあたりは人より自然が完全に圧倒しているエリアだが、こうした山野草の生育にも適しているらしい。このエビネは半日陰のちょっと湿った環境に合っているらしいが、山の開拓といってもこうしたものたちが過ごしやすい環境を損なってはいけないと思う。

測量中の1ショット

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 オートレベルはとても役に立った。世の中はすでにオートレベルではなくレーザーに世代交代しているから、オークションなどで安く買える。ただ、三脚が別売りの場合もあるので、セットものを探すか平行して手当てすることが必要だ。機械の仕組みは簡単なものだから、インターネットで使用方法を探せばなんとかなると思う。この機械と三脚だけでなく、測定するポイントに立てる定規も必要になるが、これは細い金属パイプに切ったメジャーを張り付けて作った。メジャーは百円ショップの安物でいいが、棒の長さは2m以上あった方がいいと思う。(もちろん測定する場所次第だが)
 敷地の高低を測ることは当然必要だ。しかし、水路やパイプ配管のときも活躍する。私の場合、傾斜地に逆勾配で塩ビ管を敷設したことがあったが、目の錯覚で見事に勾配を見間違え、それが原因でパイプを破損させるという結果になった。オートレベルで測り直してやり直したが。
 これから先も、色々な場面で役に立つ道具となってくれるはずだ。

造成中の1ショット

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 3月下旬のショット。ヘルメットとつなぎを着た私が映っているが、借りたバックホーに跨って田んぼの造成を始めた頃のものだ。BBQ奉行(最近は草刈り奉行に変身中)と水奉行も映っている。
 上の畑から見下ろしているが、すぐ下では1号田んぼの概形ができつつある。一見平らに見えても地面のレベルは水平ではなく、バックホーで11日くらいかけた粗造成のあと、たっぷり1ヶ月をかけても4枚の田んぼを完全に平らにはできなかった。まあ、1シーズンかけて自然の力で随分よくなったと思う。無理せず自然に任せることも必要なんだが、ついついやりすぎた自身のモデルチェンジも来シーズンは必要だ。

防獣柵の構造について(復旧版)

誤って別の内容を上書きしてなくなっていました。復旧しましたが、時間的には他の書き込みと前後しています。

 警戒していたイノシシもサルも入らず、毎日のように入っていたシカも最後には防げたようだから防獣柵には一定の効果があったと思う。ただ、防獣柵を設置しなかった箇所から入っていたらしいウサギは、かなり自由に入っていたようだけれど。 一応、今年の柵のプロセスを整理しておくことにする。
 
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 上の写真は柵の外側である。柵の左側は、「田んぼエリア」と呼んでいる耕地である。右側は敷地内の山でここから動物たちが入ってくる割合が高いらしい。このため最重要防御ラインを山の麓に設定し、柵を作った。南側の道路から北側の隣地境界まで延長は80m位、写真のように山から2メートル程度の空き地を設けて柵を設置している。
 当初は2m位の竹杭や園芸用のポールを立てて高さ1.5mの防獣ネットを張るという簡略なものだった(写真の緑色の部分)が、シカは上からウサギは下から簡単に入っている様子だったし、イノシシの侵入を警戒する気持ちから、足下にトタンを並べてみた。ただ、やっぱり高さが足りずに飛び越えるシカの侵入を防げていないし、電気柵の装置を購入したこともきっかけとなり、大幅に改良することにした。その内容は、
    支柱をかさ上げして海苔網を張り、高さを2m以上にした
    高圧ワイヤーをトタンのちょっと上と網の最上部に配線した
    外側の下に海苔網を垂らした(鹿とイノシシはこれを嫌うらしい)
もう、やれることはすべてやったという感じである。ちなみに、柵の左側に2カ所ある枯れ草(ちょっとわざとらしく置いてある)は、くくりワナを隠すものである。その後、一つは弾かれたが再設置はしていない。

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この写真は内側から見たもの。最初はまっすぐ立っていたはずなんだが、いつの間にか斜めになってよれよれになっている。支柱も頼りなく、大型の獣が向こうから力を加えたらひとたまりもない感じだ。まあ、電気のショックでなんとか防いでいるというところである。支柱については、径が27㎜くらいの鉄パイプが納屋の中から見つかり、これを土に打ち込んでそれに園芸用ポール(l=2.2m)を刺すという方法が有効だった。これだとトタンもこのパイプで固定できる。見つかった本数が少なかったのですべてそうしたわけではないが、ちゃんと垂直に立てたいところを優先してそういう構造にしてある。この柵を整備するということも来年に向けた課題である。
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