定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2009年11月

ヘッドライトの有用性

 以前、LEDヘッドライトのことを書いたことがあった。実はその後、同じメーカーから出ている上位機種(照射角度変更可、赤青黄3色LED球付き)を買い足しており、このタイプは2個になっている。最初のうちは私が夜の見回りをするときに使うだけだったが、最近はこの2つが大活躍しはじめている。
 この頃、休みの終わり(普通は日曜)の夕方は超繁忙状態になる。収穫作業は大体終わっているが、16時半頃日没だから17時を回るともう真っ暗、この段階でもまだその後の処理が残っていることが多い。あ、あれを取り忘れている、なんていうことで真っ暗な中作物を取りに行ったりすることもある。だから、この頃は頭を光らした人間が二人うろうろすることになるが、ウサギもタヌキもよくそんな状況なのに入ってくるものだね。
 

光合成菌培養開始

 光合成菌といういかにも効きそうなものがあるらしい。「現代農業」でも度々取り上げられているが、その実体についてはあまり認識ができていない、どことなく怪しい雰囲気も漂っている。以前、どこかのホームセンターで購入した光合成菌の素(水槽の水質改善用のもの)を思いだし、蓋付きのバケツで培養してみることにした。

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 この不思議な菌は海由来のものを餌にするらしく、「現代農業」の記事を読むと海草の煮汁を入れたりするようだが、だしの素でもいいと書いてあるのでそんなものを入れたほか、前夜食べた魚のアラも入れてある。光合成菌のボトルを開けてみると「ドブ」の臭いがするんだが、このまんまだと単に腐るだけじゃないかと懸念しているが、何事もやってみなければわからない。

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 できたものは、田んぼに入れるか、野菜については葉面に散布するといいそうだ。何でも植物の光合成はこの光合成菌の働きだと書いてあるものもある。来年のジャガイモくらいから効果を期待したいが、それにしても怪しい。

タヌキの到来

 既報の通り、タヌキが入ってきていた。いた場所は1号と2号の間の畦、2号田んぼの手前にはモミガラ袋を積んであるが、その向こうにいた。出くわしたときの距離は10m以内。向こうはすぐに逃げ出したが、あぜ道は2号田んぼからは1m位上がったところになり、畦の上は凸凹だから走りにくいのか、それとも太りすぎで体が重いのか、こちらが走れば追いつくくらいのスピードだった。しかしこちらは、タヌキがいること自体が面白くてついつい追いかけるには至らず、見とれるような感じだった。
 ずっとシカとウサギが現実の害獣、イノシシが警戒対象だったので、タヌキは想定外だった。まだ被害があったのかどうかもわからないので、習性などを調べることやどう防御すればいいのかを考えなければいけない。
 
 これまで気になりながら放置していたことがあった。それは野菜の切れ端や割れたカブなど、色々な残さを畑の一角に置いていたのだが、これをやめることにした。大多喜の家で発生する生ゴミとともに使用済みのモミガラ袋に入れ、米ぬかや油粕なども加えてボカシにして畑や田んぼに返すようにするつもりだ。これは獣害対策でもある。放置してあるクズを食って、その延長で畑に生えているものまで食べられることは防ぎたい。稲の苗から食べはじめて田んぼにまで入り込んでいたシカや、落花生に最後までつきまとったウサギの被害を繰り返さないようにしたい。タヌキもそのあたりから居着く可能性がある。田んぼの向こう側まで追っていったが、ロケット花火をとばしてもなかなか逃げずにこちらをみている。よっぽど執着があるのか、あるいはこちらの力を見切っているか、どちらだろう。

1号田んぼの面積増加対策について

 先週末には1号田んぼ本体から脇の予定地に水が回るようにしておいたが、実際には一部に溜まった程度だった。3月から4月にかけて田んぼ自体を作ったときは、ユンボで走り回り乗用耕耘機で引っ掻き回したが、やはりそうやって底に耕盤を作らないと水が染み込んでしまうのかもしれない。
 今回は、収穫物を洗うために水を溜める方に回さないで下に流すことも多かったので、状態を調べるには至らなかった。沢水自体は若干減っているが天気並み(雨は少なめ)で大きく減っているわけではなく、鉄杭で途中のパイプの垂れ下がりを止めるという最低限の対処が有効だったようだ。

ワラビの採集

 今週末はどこかに根っこを探しに行こうと思っていたが(実際に通り道の道ばたには散見されたが)、ご近所の大先生のアドバイスによれば「春の前までに植えればちゃんとでるから、野菜が一段落してからでいいんでねえの」ということなので、一段落して暇になる時期がくるかどうかはわからないが、先送りとした。
 私は行ったことがないが、大先生の山の上にある畑は休耕状態で、ワラビが一面に生えているらしい。そこの数平米分をいただけるんじゃないかと期待している。

横浜直売所便り

寒くなってきました。
現地も同様ですが霜はまだ一度だけ、今年は少し暖かいようです。

本日は、大根・カブ いずれも紅白があります。
あとは葉菜類です。小松菜やハクサイなど。

10時前から開店です。

モミガラを堆肥にする実験

 モミガラというヤツはなかなか分解しないらしい。2~3年はそのままの姿を続け、そのあとゆっくり分解するということだ。田んぼに入れても来年はほとんど役に立たないというので、せっせと燻炭作りに励んでいるわけだ。

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    4本のモミガラ袋で実験中

 しかし、何とかなりはしないかと実験をやってみることにした。4本を結びつけて立てておいてあるモミガラ袋がそれである。中には、EM菌+GS酵素+光合成菌+米糠+窒素肥料、こんなものを水で溶いて混ぜ合わせたものを種として入れてみた。本当は尿(動物、人も動物だからOK)がいいというのだが、あまり反応が進まない場合には、横に脚立を立てて実験してみるのも一興である。

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    中には秘密の材料が・・・・・・・・

11/29の作業

 6時に起きて燻炭をみると、若干燃え過ぎだがまあまあの出来だった。次の番は夕方までにはできそうにないため、芯の燻っているモミガラを残してできあがった燻炭の外側をはぎ取り、代わりに新しい籾をかぶせた。そのあと火の具合はなかなかよく、約6時間程度で追加の二袋が燻炭になった。
 
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 こんな具合に燻炭の量もまとまってきたので、今日は収穫間際で間に合わないものを除き、燻炭を撒いてみた。一通りというとかなりの労働になる。
 
 それから、間引きの遅れたもの(タアサイ、山東菜など)をバッサリ整理した。採ったものは畝間に敷いて土に返すしかない、というほど沢山処分した。来年は3粒ずつ程度にしないとどうにもならない。
 
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 あとは柵の修理をした。何しろウサギは毎日来てエサ場にしているらしい。トタンがずり落ちていて隙間がかなりあるため、ウサギに対しては全くノーガードだったようだ。(しかし、今日の夕方にはウサギだけでなく狸も入っていた、まだまだ問題あり)

害獣情報

 6時ごろ、何気なく田んぼの方に出て行ったら10mも離れていないところでピカリと眼が光った。明るいライトを向けると「タヌキ」。道路にいるタヌキはみたことがあったが、敷地内では初めてである。そんな早い時間に動物がいるとは思っていなかったからロケット花火もスリングショットももっていなかった。光に照らされるとタヌキは逃げ始める。畦の上を走っているが、どうも太っているようで何だかヨタヨタしている。騒ぎを聞きつけて見に来た勘定奉行にライトを渡して花火を取りに行き、戻ってくると両方とも田んぼの向こうまで進んでいた。
 勘定奉行はどこから逃げ出すかを確認しに行ったらしいが、タヌキの方は柵の外に出てもまだこちらの様子をうかがっている。光る眼に向けて4~5発の花火を打ち込んで、ようやくいなくなった。新手が現れたようである。山には食うものがなくなってきているのであろうか。

 別の記事で書くが、毎日ウサギは来ているようなので、素通しになっていた柵は修理をした。しかし、さっき見に行ったらウサギは入っていた。走って追いかけたが、タヌキよりは素早く全く追いつけない。菜っ葉類は結構被害にあっている。タアサイがお気に入りのようだ。色々なところから入れるらしい、何とかしなければならないな。

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クレソンが育っている(池)

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 池の生物はエビとイモリ程度に減ってしまったが、クレソンが生えてきている。1号から2号への水路に植えていたものだが、いつの間にか池に引っ越してきたらしい。ホテイアオイがはびこり始めていたので気づかなかったが、最近駆除したところクレソンに気づいたというわけだ。勘定奉行が試しに採っていたので近いうちに食卓に並ぶだろう。

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