定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2009年11月

睡魔

 今週はずっと眠かった。週末の忙しさが原因とも思ったが、程度の差はあるもののいつものことだから、どうやら約1週間飲んでいた薬(医者の処方薬、最も怪しいのは咳止め)のせいではないかと考えている。
 飲み続けて1週間目の木曜日の朝がひどかった。通勤電車に座ってpomera も使わずに爆睡していたのだが、ちょうど降りる駅(新橋)で目が覚めた。これはいいタイミングだと思いながら電車の表示をみると「次は秋葉原」になっていた。おお、デジタル表示でも間違えることがあるんだと思わず喜んで、デジカメで撮ろうとまでしたんだが、電車は行ってしまった。
 階段を降りてみてようやくいつもの新橋駅とは様子が違うと気づいた。神田駅で降りたという事実とすぐに気づかなかったということに愕然とする。デジタル表示の方が正しかったのである。降りたときにサラ金の看板が目に飛び込んだので、てっきり新橋だと思いこんでしまったのである。どちらもその点ではよく似ている。何となく情けなかった。クスリのせいにしてはいるが、年齢のせいという気がしないでもないなあ。

使用前・使用後

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 ちょっと解像度は低いが、入植する前の写真が手に入った。というか、購入前に仲介業者さんたちが掲載していたHPの内容を保存してあったので、それを探し出して適当なものを拝借した。
 たびたび同じような写真で申し訳ないのだが、正直なところここまで手がけてこられたことが信じられないところもあり、一方で達成感が大きいので、ついつい見比べてみたくなってしまうのである。何しろ春先の段階では、ちゃんとした田んぼができることには自分でも疑問を持っていたようで、陸稲も検討していたほどだから。
 
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 しかし、燻炭を作るときの白い煙は、晩秋という感じだな。

今週末(11/14~15)の予定

 最近は収穫に時間を取られる。鳥瞰写真の手前側に見える元気な野菜類の生育が順調なので、間引きが間に合わず大根などは収穫直前のものもある。中の畑のカブは前に写真を掲載したように結構いいカブだが、実はまだくっついているものの一方を採っている感じで、これからが本格的
な収穫になる。ただ、収穫に忙しいのは大変にありがたいことで、カブも間引き菜類も直売所では評判がいい。昨日の「試してガッテン=NHK」ではカブの料理法が取り上げられたようだが、試そうにもモノがない状態である。ということで、収穫と販売準備は主なる作業項目だ。
 モミガラをもらいにいきたいが、土曜の夕方に役場に行く用事があるので、その前に寄れたらいいと思っているところ。
 水源地の整備、配管の点検調査、杉林や竹藪の整備など、やりたいことだらけだがこれらには手が着かないと思われる。また、油断して倒れた防獣柵をそのまま放置しているが、上の畑まではフリーで行けるようになっており、実は危険な状態なので、柵の修復は優先順位を上げたいところだ。本当は杉や竹を伐採する方を先にして修理に使いたいんだが。

燻炭の利用方法

 モミガラ袋(厚手のポリ袋)20袋のうち、11袋分を燻炭にした。8袋分は既に田んぼに撒いたりして使ったが、大雑把にいうと1回目にもらった20袋は田んぼ分で使ってしまう見込みだ。2号と3号については冬期間は畑だが、作物の保温用ということで根元や畝間に撒いてみようと考えている。
 畑についても1反程度はあり、以前は田んぼだったらしいので土壌改良は必要と思われる。すべて燻炭にできるかどうかはわからないが、あと20袋程度はいると考えている。モミガラがあるうちにもらいに行かなければならないようだ。

先週末の作業について

 BLOGをいろいろ見直すと、農作業の実施項目の記述が不十分に思える。稲作りの重要項目はほぼ網羅していると思うが、特に畑の方は不完全である。農業日誌的な要素も重要なので、できる限り書いて残すようにしたい。
 そういう目で先週末を振り返ると、田んぼ(1号+4号)に鶏糞+燻炭を撒いたことを思い出した。どちらも水を張り始めており、運搬車のクローラも潜り込みそうなので、外から撒くという作業だったから腕の筋肉などがちょっと悲鳴を上げた。鶏糞はそれぞれ100キロ程度、燻炭は20キロ程度だろうか、来週以降どちらにも反対側から放り込む予定。わらを入れた1号はそれでいいが、4号には少し増量を考えたいところだ。
 

写真の結合

前の山に上って写真を撮ったことは書いたが、残念ながら28mm相当でも端から端までは収まらないため、パノラマソフトで結合したのだったが、見下ろしの撮影ではちょっと無理があった。それで、画像処理ソフトで写真の角度を変えて再挑戦してみた。画像処理ソフトなんて久しぶりだったので、現役ソフトはなくGIMPというフリーソフトをダウンロードして行き当たりばったりで使ってみた。

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今度は前よりもよほどましになった。向こうの空も映って、雰囲気もよくなったと思う。

BLOGを振り返る

 総括は嫌いじゃない。ジャッキーさんのいうPDCAサイクルも嫌いじゃない。これまでの10ヶ月弱を振り返り、これからの2サイクル目に取り組むための反省材料を明らかにしようと思って内容を整理し始めた。
 テキストデータ、つまり写真を除いて文字だけにしてみたら758KBである。漢字のデータは1文字が2B(バイト)だから文字の数は379万文字になる。ファイルの中には改行や行送りなどの特殊文字も多少は含まれるので、まあ360万文字ぐらいと考えればいいだろう。と、軽く書いてしまったが、400字詰めの原稿用紙で9000枚だ。今度は行の余白があるからそれを考慮すると1万枚の原稿用紙を埋めたことになる。多ければいいというもんじゃない、これは自分に言っておこう。
 正直なところ、毎回状況は異なっているけれど、「またか」という反復的なテーマは多い。沢水のこと、害獣のことなどはその典型だ。ずっと読んでくれている方も、最近からの方も、あまりのしつっこさにイヤになって逃げ出した方もおられると思うが、本人は飽きずに毎度あれこれ考えながら検討や勉強、対策を重ねてきた。その記録がこのBLOGにほかならないのだが、やっぱり鳥瞰図的に問題を眺め、広い観点からの対策を今やっておくことが必要だろう。「ああ、理屈っぽいなあ」
 そんなところから、老眼にはきつい小さな文字で2段組に印刷したものを鞄に入れている。さあ、あたまの整理を始めるぞ。休日は作業だから平日の通勤時だ。となるとBLOGの更新は減るかもしれませんがあしからず。

鳥瞰写真

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 初めて当農場を見下ろす位置にきたせいか少し冷静さを欠いていたようで、パノラマ写真の合成がなかなか難しい。見下ろすアングル、あるいは見上げるアングルは対象のまっすぐなラインも絵によって角度がついてしまうため、合成が困難になってしまうようだ。
 なんとか作ったものがこれ。不満なできばえである。次回はいつか不明だが、いろいろ考えながら撮らねばならぬ。

椎の実探し

 名前も似ている「60歳からの山里暮らし」のサイトとはちょっと前から相互リンクをしている関係だが、私よりも先輩らしくてすっかり山里暮らしに溶け込んでおられるようだ。私の「実施記録集」的BLOGとはかなり異なり、文章もずっと含蓄があるように思う。
 最近の記事に椎の実を拾った記事があって、そういえばうちの双子杉の脇に大きなシイの木があったっけと思いだし、今週末探検と椎の実狩りに行くことにした。山には防獣柵を作ってからほとんどいかなくなってしまい、動物侵入防止の海苔網を崖の上に張りかけのまま放置してある。それも同時に片付けよう。
 

米の作り方

 先日、前の山の草刈りに来ていた人たちは、勝浦(トンネルを抜けるともうそこは勝浦)あたりの農家の人たちだった。そのうちの一人は先代地主、先々代地主さんたちと交流があった人らしい。結構話し好きで、時々入る休憩時間のほとんどは私と談笑していた感じだ。結局、その人に屋敷周りの樹木の選定作業を依頼したから、一種の営業活動だったのかもしれないが。
 その人(Kさんということにしよう)は、年齢は80歳。以前は営林署に勤めたこともあるがすぐに自営で農業以外の仕事をやりはじめたが、現在は3反5施の田んぼをやっているそうだ。10俵/反だといっていた、本職と張り合うつもりはないが。米作りについては後から後から話が飛び出して尽きなかったが、農協から肥料をかっているらしく、あまり参考にはならなかった。しかし、一つ有益なヒントがあった。
 米の場合、穂が出る直前に「穂肥」をやるのが普通らしい。ところが、その穂が出る前というのが大変難しい。田植えをしてから何日というような基準はあっても、今年の当家のような苗では標準とは大違いになるだろう。Kさんが言うには、稲の茎を割いて中の穂の長さを測って1センチくらいになった時に「穂肥」だよという。それはなんだかわかりやすい気がする。でもKさんが撒くのは農協でかった「KPなんとか」という速効性肥料らしい。有機だとどうなるんだろうね? ときくと、「ああ、それは難しいね」で終わりになってしまった。だが、状態を見て推定する方法の一つは判明した。

燻炭器による(燻炭の)作成

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    完成間近

燻炭を作ったのは昨日で3回目、まだ新米だが一応何とか様子がわかってきたので整理してみる。
装置概略:使っている燻炭器はホームセンターで1000円で購入したもの。あまりに簡単な作りなので歪んでいたが、それしかないので購入、正価は1280円だったが値引きしてもらった。薄い鉄板でできており、円錐状の燃焼室と円筒形の煙突からなる簡易な機械である。

手順1:燃え草を用意して広い場所で燃やす。
手順2:燃え始めたら燻炭器をかぶせる。
手順3:周りに円錐状にモミガラを置く。成層火山状だ。モミガラ袋で3~4袋が1回分
手順4:しばらく待つ、何時間もかかる
手順5:モミガラの表面に黒い燻っている場所が見えたら、モミガラを被せる。
手順6:黒い籾が多くなってきたら煙突を外して水をかける。

簡単なようだが、今のところそう簡単ではない。最初の問題は火が消えずに燃え続けるかどうかだ。中でどういう反応が起こっているかわからないが、結構それが難しい。各回とも応援の火種を追加した。どうやら燻炭器に接している籾がくすぶり始めなければならないようで、それはかなりの高温が必要条件らしい。燃え草が炎をあげるぐらいまで待ってからかぶせる方が良さそうだ。これまでの私の場合は火の元気がなくなってから灯油をしみこませた段ボールを入れて一気に温度を上げて籾に火をつけている。
火が回るには風や籾の湿り具合などの複数の要素が関わっていそうだが、7~8時間は必要だと思う。

次は消し方だが、これも意外に難しい。3回目ともなると困難さがわかってくるので、わざわざホースを引っ張って井戸水をシャワーのようにかけ、これで完璧と思っていたら、1時間ほどして火が復活しているのを発見。完全に燃えたモミも増えてしまった。その後バケツ10杯位かけてもまだ駄目、もう一回バケツ10杯くらいかけてようやく鎮火した。だから簡単に消えたと思ってはいけない。

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    消えたと思ったんだが・・・・・・

あと、燻炭器と半日もつきあうと体中がいぶしたようになる。風呂に入って簡単に洗っただけではとれないほど染み込む。それに、風邪の咳をつれていったもんだから、大暴れされてしまったようだ。普段の休みなら、きれいな空気でよくなるんだが。

という具合に作った燻炭は、とりあえず1号と4号の田んぼに鶏糞と一緒に撒き始めている。畑になっている2~3号は畝の間に入れてみようと考えている。

11/9の直売所情報

季節は変わり始めていますが、会所は横浜よりも一歩先にあります。
どうやら初霜も降りたようです。
サトイモなどは葉が枯れてしまいましたが、葉物は甘みが増す季節になりました。
今週は、
カブ、サトイモ、大根、小松菜、ラディッシュなどがあります。
また、間引き菜類は カブ、ハクサイ その他
カブの甘酢漬も用意しました。

なお、正月につきもののヤツガシラは、少し店に出すはずですが
現地で地中保存していますので、正月前にはあらためて提供いたします。

タクアン始動

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 大根も獲れはじめた。直売所でも売るのだが、タクアンに備えて天日干しをはじめた。イネ用のオダを再利用である。

前の山から眺めてみる

 今朝早くから刈払い機の音が響いていた。外を見ると前の山に人が3人ほど入り、一斉に草を刈っている。前の地主さん(私が土地を買った売り主さん)が草刈りを頼んだようだ。
 そのうち休憩時間になったらしく、ひょっこりこちらの玄関先に入ってきた。いろいろ話すと、先代さんとはもちろん先々代さんとも知り合いの農家の人だった。米をやっているらしくいろいろ教わったが、それはまた別の機会に書こう。

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  田んぼの方をみる。手前の畑(上の畑の野菜はかなり元気、この写真でも判る

 夕方のちょっと前、仕事も一段落したので前の山に上がっていき、当家の写真を撮ることができた。普段は鍵がかかっているため、前の山には入っていけないのである(シカは別)。いつも夜中にシカが様子をうかがっている場所に立ち、当家の空撮を行った。稲刈りの黄金色の頃ならもっとよかったんだが。でもしかし、なかなかいい景色の場所であった。

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  屋敷の手前が中の畑、その右の納屋の右側が下の畑
  中の畑ではカブが元気、下の畑ではハクサイが元気だが虫だらけ

今日も燻炭作り

 今日も燻炭を作っている。昼過ぎから始めたのだが、夜になってもできあがらない。朝まで置いたままだと燃えすぎて灰になりそうという難しい状況である。夜中に起きられたら、そのとき消すという選択肢しかない。

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11/07の会所

 会所にやってくると色々変化があった。サトイモの葉が枯れている。わずかだけ残っている落花生の葉も枯れている。前を通るご近所さん達の話では11/3に霜が降りたらしい。そのままにしておくと腐ってしまうらしいので、サトイモを掘る。今回はお隣の大先生の実技指導つきである。その音なりさんからヤツガシラをいただいたが、当家のものとは全く大きさが違い立派である。あえて比較写真は出さない。

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 落花生はわずかだがようやくまともに収穫できた。2カ所残っていたが、1カ所は横浜の家で発芽試験をした10株程度。もう1カ所は動物にやられてから移植したものだが、できばえには差がある。株数は同じだができあがった豆(殻入り)は1.5倍程度の差がある。ちゃんとできているかどうかは10日から2週間程度干してから食べてみて判明する。来年につながるいい結果だといいんだが。

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    左側一枚が食害後移植、右2枚が横浜から移したもの

今週末の農作業(11/7~8)

 おそらくカブの収穫がピークとなるし、葉菜の間引きもかなり大変だと思うので、燻炭作りをしながら収穫を手伝う予定。杉林や竹藪の整理もやりたいが、そこまでは手が回らない可能性大。沢水の調子はベストではないが、先週燻炭を作った4号田んぼには水が溜まり始めているかもしれない、その場合には燻炭器設置に適当な場所を作らなければいけないだろう。

 この前の文化の日に直売所を開けたとき、かなり多かったカブを漬け物(甘酢)にして提供したが、好評だったため、今回は着いたらすぐにカブをとって漬け物生産の作業に回そうと考えているが、そうすると収穫担当は私ということになってくる。
 大根はタクアン、カブは千枚漬、ハクサイも漬け物ということで大量の収穫をしのぐ予定。

今年の落花生を振り返る

 今年一番期待と結果に落差のあったもの、それは落花生だ。米も控えめにした期待値の3分の1程度の収穫だったが、落花生は10分の1も穫れておらず、壊滅状態という表現すら外れていない。
 5月頃だったか、上の畑の300平米余りに500株の落花生を播いたときは、いくら食べても食べきれないという夢を描いていたのだが、芽が出てまもなくそれは怪しくなる。何者かが落花生の葉や茎を食べ始めたのである。ほかの雑草が育つ中で落花生の株は次第に目立たなくなり始めた。何とかしようと2回は草を取ったのだが、草がなくなるとかえって目の敵にされるという悪循環だった。
 ご近所の大先生は、「このままだと全滅するから別の畑に移した方がいいよ」、とアドバイス。約3分の1はほかのエリアに移してみた。さすがに経験豊富な人の指摘は当を得ていて元の畑に残った3分の2はそのまま消滅することになった。
 移設先は3カ所、食害にあったため最初は勢いもなく遅れ気味の再スタートだったが、やがて比較的順調に育ち始めた。ところが、一応実がつき始めた頃にもっとも多く植えたところがまたまた被害にあった。今度は実そのものが食い荒らされるというものだった。掘り起こしてみたが残っているのは未熟なものあるいだめなものだけ。ということで、最初から比べたら1割程度しか生き残っていない。残っているものは網で防御してはいるが、最初の被害の影響がどの程度残っているかはわからない。
 犯人は誰か? ということだが、最初は被害が大きかったからシカではないかと思ったが、夕方以降はよく出没していたウサギが怪しいと考えている。2回目、疎開先でも勘定奉行がその場所から逃げるウサギを見かけているから、こちらも同じ犯人だと思われる。捕まえた子ウサギを逃がしたりしたが、あの子ウサギたちも来年以降犯人一味として出没する可能性もある。
 来年は周りをすべて囲うような対策を講じて、雪辱を期するつもりである。

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 実は、2度目の被害にあった落花生の一部を掘らずにおいた。虎の子である。先週末それを掘ってみた。ちょっとだけ炒ってみたのだが、乾燥不足で食べられない。もうちょっと干してから再挑戦。

pomera の弱点

 昨日のラーメン屋ツアーでのこと。駅に到着して pomera を取り出して使おうと思ったら電源が入らない。前日まで電池は入っていたし、これはリセットしかないと思いポケットやウエストポーチを探ったが、リセットの穴に差し込む適当なものがなにも見あたらない。駅のホームは珍しくきれいに掃除してあってなにも落ちていない。
 周りを見回すとポスターを留めている画鋲が見つかった。黙って一時借用する。長さは何とか届くのだが、ピンの先は尖っていて押し込むとゴムに穴をあけて刺さる感覚。これでは壊れてしまいそう。
 新杉田駅で下車、一応杉田家を目指すが途中には気の利いた店もなく、適当なものを手に入れられぬ中で歩道に楊枝が落ちているのを見つけた。ああ、これこれ。湿っていたら使用もためらうが乾燥状態、リセットの穴に差し込むが pomera は動かない。どうやら電池がなくなっているらしい。ラーメン屋で待たされる間に使いたかったのだが、こんな時に役に立つコンビニはラーメン屋の先である。店の前に並ぶ待ち行列をみると、前を通り過ぎて電池をかって戻ってくる時間はとても惜しい。しかたなくもう一つの暇つぶし道具(音楽)に集中して並ぶことにした。
 その昔「吉村家」がその付近にあったとき、ほとんど毎週のように行っていたが、20名程度のカウンターが2組あって、いっぺんに片方ずつ入れてみんな一斉に食べるというシステムは究極の効率の良さだったと思う。杉田家は店員が多いのに皆動きが生ぬるく、無駄な待ち時間を強いられたように感じた。味も大したことはないから、効率よくやると並ぶ列がなくなっちゃうんじゃないか。それでいいんじゃないだろうか。なんだかタイトルはどっかにいってしまい、杉田家の弱点になってしまったようだ。
 別に弱点というわけでもないが、 pomera を使えなかった。通勤の際は予備電池を持ち歩いているのだが油断があった。それと原因だが、PCにつながっていた pomera をプチっと切り離してそのまま持ち歩いていたのは私である。pomera は文句を言わないがなんだか私のせいのようだった。

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 通勤電車の中で、座れるに越したことはないが、もたれる壁があれば立っていても pomera は使える。ほら、この通りだ。何だ、結局ほめている。

壮絶な争奪戦

 今日は孫がきているということで早く帰る努力をしてみた。といっても最短距離で最短時間の路線を選んでいるとPOMERAでの文章書き(これ)ができないので、東京駅でいつも3本目をねらう東海道線を1本早めたのである。4ドア車に並ぶ列の8番目、これは平均的行動で最後の席を占めることができるポジションだ。
 ドアが開くという放送で、並ぶ人々に一斉に緊張が走る。座れるギリギリの私の緊張も高まった。こういう状況では狙ったシートを取られると、もう軌道修正は効かない。実はそういう状況になりかかったのだが、左隣のドアから入って私と同様にねらいを外されたオジサンと最後は一対一の争いとなり、タッチの差でシートを手に入れた。音楽は聴いたままだったが、イヤホンの音を上回る「ちっ」という声とともにオジサンは出ていった。
 休日には農場で獣との神経戦を闘う私には、こんな争奪戦はつらいのである。やっぱり東海道線3本目の安全牌を狙うことにしよう。

久しぶりの休日(横浜)

 今年のこれまでならば月曜日は休みをとって4連休にするのだが、農繁期でもないし月曜日は出勤にして今日は横浜でブラブラということにした。朝は普通に起きたあと、直売所を開店。一度どんなものかみてみたかったのである。私自身は出たり入ったりだったが、夕方暗くなるまで開店していてポツポツという感じで売れていた。お客さんに気がついたときは出て行ってちょっと話をしたり、なかなか面白い。昨日かなり売れてしまったので、今日はカブの漬物を出してみた、甘酢漬である。これが割合と好評で自分たちが食べる分まで売れてしまった。

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 昼は本当に久しぶりに杉田までラーメンを食べに行ってみた。昔の吉村家の反対側にある杉田家という直系の店である。今日は車も使わず新杉田まで電車で出かけてみた。12時ちょっと前についたら店の前に行列はできていたが、以前ほどではない感じだ。味もちょっと落ちているように思ったが、こちらの舌が変わったかもしれない。

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 液から家までの間にこんな柿の木を見つけた。会所の柿もこのぐらいなってくれるといいんだが。

秋の椎茸シーズン始まる

 先代さんから引き継いだ椎茸のホダ木は、とっくにピークは過ぎている感じということは書いた覚えがある。ただ本数が結構あるので春の収穫はかなりのものだった。夏の長い空白の後どうなるかは一つの関心事だったが、今回の週末に何本か出ているのを勘定奉行が発見した。私はこの春に大嫌いから嫌いに変化した程度で本来関心は薄いのだが、農場運営者としては計画中のホダ木自家生産まで切れ目なくつながってほしいと思っている。

 椎茸だが、写真を撮る暇もなくBBQの材料にかり出され、家族たちの胃袋に収まってしまった。

週末の作業内容

 モミガラ運搬や燻炭作り以外の仕事を書いておこう。中の畑のサツマイモのあとを耕運し、一部にタマネギの苗を植えた。また別のところは耕運後に畝も立ててそこにソラマメの種まきとすでに播いてあったものの定植を行った。最近はあまり細切れにはならず最低30平米以上の単位でやるようになってきたが、タマネギの苗はわずか50本、耕した場所の10分の1程度。種から育てつつある苗があるとのことだが、うまく植えられるようなものになるかどうかはわからない。あとは直売所に出す商品の仕上げ(洗ったりいらない葉を取ったり)をちょっと手伝った。カブは相変わらず順調で、まだ本格的収穫ではないが、それでも直売所のマーケットを遙かに上回る量である。何らかの工夫が詰用だ。

最近の1号前池

 田んぼが終わってこの池も関心対象から外れかけていた。極端に沢水が減り、1号田んぼの大半の底が見え、4号に行く水がゼロとなっていたが、泥サライの結果状況は好転した。再び沢水は元気な音で流れ込んでいるが、中をのぞき込む限りではエビと沢ガニしか見えない。アブラハヤやドジョウは一体どうしているんだろう。みていると時折底の泥が舞い上がったりしているので、泥に潜って冬をやり過ごす態勢になりつつあるのかもしれない。エビは、繁殖時期ではないと思うがなんだか増えている感じだ。つながっている1号田んぼにかなりの数が進出しており、寂しい田んぼの唯一の活気である。

 植物については、ホテイアオイが依然として勢いを持って増殖している。来年田んぼにはびこることも懸念されるので、そろそろ処分することを考えている。4号の池予定地のホテイアオイはすでに潰してある。
 池自体は随分浅くなっているように見えたが、入ってみると意外に深く長靴の上ぎりぎりまで入ってしまったので、山からの泥が堆積していると思われる。この冬には取水堰と取水口の改良を考えているが、その結果ではこうした泥なども減るはずなんだが。配管経路の変更があった場合には沢水を最初に受ける池の位置も変わることになるが、自然の生態系が定着するようなものにしたいと思う。

干し柿の材料

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 敷地内には昔からあった柿の木が少なくとも3本はある。いずれもかなりの大きさの木ではあるが、果実のなり具合はきわめて悪い。ご近所情報では会所のあたり全体に共通という話もあるが、実際のところはわからない。勘定奉行は昔から干し柿が好きで、見つけると渋柿を購入して干し柿作りをやるのが秋の定番だったが、今年はどこかに買いに出かけるついでもなく、敷地内でも手当てできないということであきらめていたのかもしれない。
 土曜日の朝、いつもより1時間程度遅い時間だったが、途中の上総大久保のあたりで普段はやっていない直売所を見つけた。そこでいくつか野菜を買ったついでに「渋柿はないの?」と勘定奉行が質問。直売所の人の良さそうなおばあちゃんが「来週までに取っておくよ」との返事。
 この直売所、普段は日曜日にやっているらしく、この前は日曜日に部落の行事があるため土曜日開催としたらしい。道理で普段はわからないはずだ。普段の生活とは縁のないところだが、そんな形でつながりができるとおもしろい。

アオサギの飛来

 土曜日のこと、屋敷エリアから田んぼの方に出ようとしたら、頭上を大きな鳥が横切った。水を張った1号にいてこちらの気配で飛び立ったのではないかと思われる。会所で大きな鳥というとほとんどカラスだ、トンビもそれほどはいない。しかし、目の上端で見た形は全く違うものだった。体をひねって後方を見上げると、その大きな鳥は低空で左旋回して隣地の湿地あたりに降りたようだった。

 アオサギだ。以前うちの田んぼで「不思議な足跡」を見かけ、その後「アオサギ」だろうと見当をつけたのだった。一度、瞬間的に見たことはあったんだが、実物をこの目でちゃんと見たのは初めてといっていい。非常に優雅な姿形をしている。アオサギは確か留鳥だったが、田んぼに水を張ったまま冬を越すと、渡り鳥などもやってくることが期待できる。冬期湛水は稲を作ることに役立てようというものだが、実はそうした鳥の姿を見たいという希望もある。ただ、ドジョウなどの餌が少ないのが難点かもしれない。
 

燻炭作り

 昨日もらってきたモミガラの一部を燻炭にしようと昼前ぐらいから4号田んぼの真ん中に燻炭器とモミガラをセットした。時折かなり強い風が吹き、モミガラが飛び散る。中止にすることも考えたが、作ってみたいという気持ちが勝り、見張りながら燃やすことにした。

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 最初は新聞紙や段ボールの切れ端を燃やしたが、かなり火が弱く消えそうになってしまったので、煙突から段ボールや木ぎれを補充したところ勢いがついてきた。しかし、真っ白い煙が上がり、目にしみる。ただみているのも時間がもったいないので、ポチを持ち出して中断していた4号の耕耘を終わらせた。これで4号にも水を張れる。

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 5時前くらいにはかなり暗くなったしモミガラの内側はかなり黒く燃えてきたので、水をかけて火を消した。しかし、少し経ってから見に行くと炎が出るくらいの勢いでまだ燃えている。バケツ10杯近く水をかけて、ようやく鎮火した。なんとなく心配ではあったが、暗くなってから大雨になり一安心。
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