定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2009年12月

新年のご挨拶、今年もよろしくお願いします

昨年はとても充実した一年でした。
田んぼも何もないところから米までできてしまいました。
農業、特に米作りからは当分抜けられないでしょう。
収穫した直後から次の米のことが気になっています。
正月休みもなんのその、再びユンボにまたがって田んぼを広げようと
格闘しています。
今年もまた不測の事態との戦いがきっとあるでしょうが、
そんなことが面白くてやめられません。

引き続きどうかよろしくお引き立てのほどを。

現場監督

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田んぼにいつも来ている鳥はきっとハクセキレイだと思う。
ユンボ作業を始めてからそのうちの一羽がそばに来るようになった。
ガーガーやっていても別に逃げないでそばを歩き回っている。
クローラの轍を歩くのも好きなようで、急にバックしたりすると
慌てて飛びたったりしているから、後ろにも近寄っているらしい。
何が面白いのだろうと思うのだが、どうやらユンボが掘り返した土から
落ち穂を探して突っついているんじゃないかと思う。

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天変地異のような

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 今日の夕方、空の色が急に変わった。天変地異でも起きるんじゃないかと思いながらユンボを動かしていたが、そのうちにパラパラッと音を立てながら白いものが落ちてきた。アラレだった。しばらく降り続き、あたりはほぼ真っ白になってやんだ。

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最適化作業6日目

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    3号作業前
 ちょっとやりにくいと思っていた3号の拡張に挑戦してみた。2号側の土手を削り田んぼを広げるのである。一応1m程度はあけてあるのだが、ユンボはそれより幅広だから、削りながら進んでいくことになる。まあまあうまくいったので、続いて2号もやってみる。

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    3号作業後

 出てきた土は2号の奥にまとめたが、ここは2号と同じレベルに直したので10数㎡ほどここで稼げた。白いものは突然降ってきた霰である。もう暗くなっていたが、せっかく乾きかけていたので4号に急行してライトをつけて均し始めたが、やっぱり地面の勾配がわからないのであきらめた。

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光合成菌とボカシ作り

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 冬は厳しいと思いながら光合成菌は培養している。培養中の容器は今やペットボトル5本とバケツ2杯に加え50リッターくらいのプラケース2個に増えている。 一方、ボカシは順調に発酵しており、本日混ぜてみたところでは湯気が立つような状態のため、ペットボトルをボカシのところに並べてみた。まあ、凍結防止程度かもしれないが。
 

障子紙

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 障子の張り替えをしていた母親とカミサンがしきりに感心していた。家に残されていた障子紙に買った日付が入っていたのである。それは先々代さんのいつもの癖のようで鍬やスコップ、長靴などあらゆる農具にも書き込まれている。値段も書かれていたりするんだが、この障子紙には「1段分だけ使った」とわざわざ書いてある。ギリギリで足りなくて1本余分に使ったのが悔しかったのだろうか、まだいっぱい残っていることを明らかにしたかったのか、そのあたりはよくわからないが、とにかくきちんとした人だったということに改めて感心していたようだ。
 ほとんどあとを継ぐように入り込んで田んぼや農業をやっているが、先々代さんに比べると私はかなりいい加減である。だが、いつも先々代さんのことは頭の中にあって、道具をきれいにして片付けたり、捨てずに再利用したり、典型的な資源消費型人間はかなり変化しているのは事実である。

新旧の水路

 4号田んぼはほぼ昔の大きさになったようだ。広げるために掘っているときに昔の水路に突き当たった、ちょうど流れ込むところだったと思われる。おそらく上の田んぼから水を流すためのU字溝らしき残骸が出てきた。

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 こちらも配水路関係は全面的に変更になるため、今日は鴨川のカインズホームに出かけて塩ビ管を買ってきた。買い置きや要らなくなったものもあり、購入したのはライト管26mと65㎜のVU管4mを購入。65㎜はほとんど使っていなかったサイズだが、計画していたVU管75㎜の45度エルボが売り切れのため、そのエルボを使う斜面の部分に一部65㎜を使用することにした。ライト管はパイプ自体は安いんだが継手は割高、VU管の継手類は意外に安い。
 いつものように特製ルーフキャリアを乗せて4mパイプを運んだが、途中でズルリとパイプがずれて速度40キロ以下で走ってきた。ゴム紐で結びつけているんだが、くくり方には注意が必要だ。といってもパイプを買うのは当分なしにしたいんだが。

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最適化作業5日目

 寒いからだろうか、水がなかなか引いていかない。4号田んぼはまだヌカルミ状態だが、昨日に続いて外周をやっている。今日は基準として張った水糸から135cm下がった田んぼの底を確定してみた(3号田んぼ側)。北側はすでに目標レベルに収まっているのであとは中を均せばいいだけになった。

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    前に比べると相当幅が縮小した北側通路

 4号北側の通路は幅90cmの運搬車がぎりぎり通れるようにと135cmにしてあるが、土を寄せたままで凸凹だったからユンボのバケットで押さえて均してみた。

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    ユンボのバケットで押さえつける

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    ちょっとずつ動きながら押さえていくとかなりましになる

まだ均しは不十分なので、ちょうど遊びに来た隣の坊やに頼んで運搬車で上を通ってもらったが、幅が狭かったり凸凹が残っていて、通路から運搬車を落としかけたことが1回、柵に引っかかって二進も三進も行かなくなったことが2回、こりゃたまらないと帰って行った。

4号田んぼの面積増加

 田んぼの外形が確定したので面積を計算してみた。東西が約50m(正確には南側50.9m、北側49.5m)、南北は東側14.8mと西側18mである。面積は825㎡である。面積はいい加減なため計り直すたびに減っていたが、最新の計測結果によると4号については560㎡だったものが825㎡と260㎡も増えたようだ。そのときは北側を拡張する計画ではなかったため750㎡と見込んでいたものだった。
 実は2号と3号の拡張は、土の処分の問題でちょっと困難が見込まれるため、4号で稼げたのはありがたい。面積的には今年の25%増程度が期待できる。カミサンにいわせると私の見通しは外れてばかりというが、実は事実である。特に収穫量。だが、実測ベースの面積は外れることはないだろう。来年は苗と肥料の管理をきちんとやって、面積増以上の収穫を実現するぞ。

最適化作業4日目

 まあまあ順調に作業は進んでいる。まあまあというのは雨の影響で田んぼがぬかるみ、思う存分ユンボを動かせないためだ。春の造成の時に一度泥の中に埋没させたことが意識の中にあって、のめり込むような状態の場所には入っていけない。(当たり前か)

 昨日と今日はカミサンと母親が横浜に帰っているので「金スマの渡辺ヘルムート」状態。作業が一段落すると畑から野菜をとってきて料理をしてご飯。こういうシンプルな生活もなかなかいいものである。

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    今日の夕飯は山東菜の野菜炒め、おひたしも作ってみるか
 
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    南側通路沿いの状態

 本日の作業は昨日に続いて4号田んぼの拡張作業。南側と北側の畦際をきれいにした。合間を見て4号の周囲に棒をたて、基準高さをオートレベルで出してみた。概ねこの高さから135cm下がったところが田んぼの底レベルである。外周は何とかユンボも動けるが、ちょっと中に入ると土はグチャグチャ、4号全体の均しは年が変わってからにせざるを得ないようだ。

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    北側隣地境界から1.35m残して田んぼを広げる

カエル君

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 4号の畦波シートを外しているときに現れた蛙。実はこのカエル、昨日の作業中にユンボの上から見かけたヤツだった。田んぼのどこかの地中で冬眠していたらしい彼は、こちらのユンボの作業で起こされてウロウロしていたのだった。ただこちらの作業が原因で、かわいそうに後ろの片足をけがしていたので、果たして生き延びるだろうかと心配していた。
 結構広い田んぼなんだが、足はブランとなっていたが一応元気な彼と不思議に再会できた。2回も眠りを妨害して悪かったな。4号田んぼは早くから水を入れるから、春まで元気でいておくれ。

ボカシ作り・途中経過

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 先週末から作り始めたボカシは順調に反応していて、さわると熱いほどである。どうなれば終わりなのか、それが問題だ。

最適化3日目

 雨の影響で、今日の前半はユンボでできる仕事が少なかった。実施項目としては、3号と4号の間の通路の仕上げ。ユンボと運搬車で繰り返し踏み固めたのでなかなかうまくできたと思う。あとは4号田んぼ側から排土板で押しつけて固める予定。

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 4号については北側も拡張することにした。隣地境界との間には3~4mの通路があるが、ほとんど使うこともないので1.5m(運搬車が通れる)幅までこれを詰めることにした。4号田んぼだけで200㎡程度の面積増が期待できる。今日は畦波板を外して終了。明日朝からユンボでの作業を始める。
 

池の状態

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 昨夜から明け方にかけて雨が降った。おそらく10㎜程度の降雨量だと思うが、田んぼはぬかるんでいてユンボも足を取られるほど。昨日の池はどうなっているかとみてみると、底にちょっと水が溜まっていた。脇には掘った土がかなり残っている。ユンボで掬って運搬車で運ぼうとしたが、上の田んぼへのスロープをユンボが滑ってあがれない。これは明日以降の仕事だ。

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池の仕上げ

 水奉行の同僚の方(2名)が来てくれ、3人がかりで池作りをやってくれた。私はユンボ作業だったから任せっきりだったが、仕上げ段階では止水用のベントナイトが重要。底はべっbとナイトと土を混ぜたものが3層、壁は土とバント内とを混ぜたものを塗りつけるという凝った作りらしい。数日間このままにしておいてくれということだが、正月には新しい池が誕生だ。

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 ところで、水を止めた1号の前池からアブラハヤ・ヌマエビ・ヤゴなどが発見された。残り少ない水の中でもがいているのを池チームが見つけたもの。正月になったら広い池に放してやろう。
 

最適化2日目

 今日は3号4号間の通路と4号の拡張工事だ。まずは朝の状態。
 
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 通路の向こうの方には昨日直した崩壊箇所が見える。まずこの通路を行ったり来たりしながら、3号の畦に土を盛った。盛ったあとは鍬とレーキによる手作業で均すのだが、これは半分位しかやっていない。ユンボの轍よりちょっと余裕をみて水糸を張った。ここまで3号の田んぼを広げるのである。
 
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 3号のもう一つのポイントは、東側の一角である。ここには当初ビオトープを設置する予定だったから、屋敷側の柵から8~9m程度のスペースがある。これを3m弱に縮小して田んぼの面積を増やすことにした。ここからはかなりの土が出るので、これをちょうど反対側の低い部分までユンボの排土板で押していく。土の不足量はちゃんと測らなかったから正確には計算できないが、10立米弱じゃないかと思う。池を掘った土も入れてみるか。

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最適化作業1日目

 約束の9時よりも早く着いたが、手前の広場にユンボを積んだトラックが待っていた。手を挙げて合図すると「了解!」という感じの反応があり、トラックは追いかけてくる。9ヶ月ぶりに搬入口のボロボロのゲートを開けてユンボを招き入れた。
 
 
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 最初の仕事は上の池を掘ることである。ユンボの向こう側、右側の柵と正面の柵の手前が予定地。さすがに百人力のユンボは早く、30分位で深さ1.5mの穴を掘りあげた。あとは水奉行の仕事。

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 続けて1号の拡張。南側の畦は簡単にとれたが、西側の畦の整形や畑側の崖のススキを取ったり、色々やりながらで時折降りてスコップを持っての手作業も混じる。
 
 
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 夕方前には3号の崩壊箇所の土のうもはがしてみた。元々が粘土質の土だから、土のうの中では完全に固まっている。ユンボの爪で全部破って中の土を出し、あらためて積み直した。
 
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 土のうの数は結構多い。崩れたあと夢中で直したのだった。
 
 ということで、今日は小手調べといったところ。でこぼこの畦の上をユンボで均すといった細かい作業の練習もやってみたが何とかなりそうだ。

ライトアップ

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昨日はちょっと出かけたついでにMM21を通ってみた。そうするとビルは満艦飾、すべての電気をつけている。そのあと元町に寄ってみたらこちらもきれい。

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調子に乗って、港の見える丘公園から尾根道を走ってみたが、こちらは以前ほど電飾はなく、落ち着いたクリスマスであった。

なお、今日の新聞にみなとみらいのことが記事になっていたが、昨日だけのイベントだったようだ。

田んぼ最適化週間に突入

 年末年始にあくせく働くというのも、本当に「怠け者の節句働き」そのもののようで心苦しいので、ネーミングで工夫してみた。一応ちゃんと機能した田んぼだが、さらに効率よく稲を育ててもらおうと「最適化」なんていうキーワードを半分無理矢理つけてみた。本来なら、毎日桑やスコップを持って田んぼの様子を見に行って、少しずつ手を加えたいところだが、週2日では如何ともしがたく、ユンボなんていう強力な道具に頼らざるを得ない。だが、3月に使った経験からいえば我々クラスのヘナチョコ百人力ぐらいの能力はあるし、百人力の助っ人が来るようなもんで、とても楽しみであることは否定できない。
 アオサギやハクセキレイたちには悪いが、1号と4号は水を落として準備もできているし、明日上の池を掘ったらまず1号の拡張、続いて3号の畦崩壊箇所補修と通路整備、4号田んぼ拡幅というような手順で進める予定。本当は細かく検討して水糸を張っておいたりしたかったが、それはできていない。もっとも何もないところに作っていった春に比べれば、基本は修正手直しだから大きな失敗はない。ただ、配置図などでお分かりの変な形(西側が広がったり、畦が曲がっている)を直すのはちょっと難しいかもしれない。あの変な形は、田んぼのレベルが想定よりも高かったために、盛り土用の土が不足したための苦肉の策だったのである。よっぽど土がでてきて、例えば2号が食い込んでいる部分に1号の高さまで土を盛れれば直せるんだが。今の季節は10時間程度しか作業ができないため、それが制約になってしまうんじゃないかな。

上の池の構造について

 沢水を最初に受ける池を「上の畑」の一角に設置する予定で、その詳細は水奉行が検討しているはずだが、先日あったときにちょっと話した概要(5m×2m 深さ1m前後)のうちの深さのことが気になっている。確かに生き物の越冬などを考慮すると深さ1mは必要と思われるが、ベントナイトあるいは遮水シートで止水することを考えると、底の部分はともかく立ち上がりの止水性の確保はかなり難しいと思えてきた。岸からなだらかな斜面で下げ、局部的に深い部分を作るような形がいいのではないかと思っている。その部分についてはトロ函などを埋め込んでもいい。よっぽどうまく堰と取水口を再構築できれば別だが、沢から泥土を持ってくる可能性は高いので、それらを浚うときにはトロ箱などがあった方が止水層を破壊する危険を回避しやすい。
 
 そもそもの設置目的は水温上昇だったが、10立米程度の容量だと入れ替わるのに5時間くらい(平均)の時間がかかる。この程度で効果はあるのだろうか。田んぼほど広くて浅ければ、17度程度の水温もすぐに20度くらい上がってしまうんだが。

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籠城の準備

 この26日(土)から新年の5日まで、計11日間はずっと会所にお籠もりである。勘定奉行は直売所のこともあり行ったり来たりの予定である。そうなると自分で食べるものを何とかすることも必要になってくる。野菜はいくらでもあるが、もともとは肉食動物だったからそれだけでは力仕事もままならない。前日となる明日、買い出しなどの準備をしなければならない。そもそも最寄りの駅まで8.5キロもあるようなところ、当然店もないんだが、車もなく放置されるというのは相当なストレスである。

 ただ、もう底をつきかけてはいるが自家米がナニガシかあり、漬け物は4種類ほどあって、これに味噌醤油と村上からやってきた鮭の切り身数枚があれば、だいたい何とかなるんじゃないだろうか。この1年、農業の入り口をかなりうろうろしたが、肉食から草食への変身もかなりの程度進んだのではないかと思う。ただ、今はやりの草食系男子とは全く意味合いが違う、念のため。

年末年始の作業予定

 春の造成工事の際には工程表なども作成したが、今回はそこまで準備は進んでいない。もっとも、春の工事が工程表の通りに進んだわけではなく、ほとんど予測とは違う動きになってしまったということも工程表をまとめていない原因の一つ。また、馬車馬のように掘ったり押したりしまくるという感じにはなりそうもなく、あれこれ考えながら細かい作業を積み重ねる感じだから、計画もたてづらい面がある。
 ただ、水奉行のあと作業が結構ありそうな池の掘削は、土曜日の重機到着後すぐの仕事になる。ベントナイトと土の攪拌やそれを底に埋め戻して転圧するといった作業は機械でやる方がずっと効率がいい。
 田んぼは、1号から順番にやっていくつもりだが、掘削した土の仮置き場や転用先の検討がすんでいないから、これも考えながらやることになる。総重量2t程度の小型のユンボを借りるのだが、座席の位置から普通の目線よりもちょっと上から見ることになり結構見晴らしがいい。時々休憩がてらちょっと手を止めてぐるりと見回すと進め方のヒントになるような状況を認識することもかなり多い。まあ、防寒対策をきちんとやってがんばるしかないだろう。
 
 

今日は農業もお休み

 週の真ん中が祝日、農場に行けばやることはあるけれど今日は休みにしようということで、朝も起きたのは9時。母親に行きたいところがあれば連れて行くよと煎ったら「富士山がみたいね」というので、高速も混むといやだし一般道をひたすら西に向かった。
 ただ、田んぼ改修の資材も買いたかったので秦野にあったカインズホームに立ち寄って、ペール缶=田んぼの水受け水槽、プラスティックの衣装ケース=光合成菌培養、などを購入した。
 天気はよいのだが温度が上がったためかボンヤリしていた富士山に雲がかかったので、更に進むのはやめてヤビツ峠に上った。途中の展望台から富士を眺めて帰宅、8時間のドライブだった。1月末に会所に入植して以来、特別の用事があったときを除くと休みは必ず農作業だった。約1年ぶりの休みといっていいだろう。

池のリプレース

 全体配置の見直しの中で、色々な生き物が住み着いていた池をつぶし、もっと上に大きく深い池を作る予定である。ドジョウやアブラハヤ、カエルにイモリやエビなどはとうとう姿を消したところだが、一応底の土や藻などを移すことくらいしかできない。果たして復活するかどうかな。
 生き物に手伝ってもらう米作りをやるつもりだし、今度はある程度の深さを確保して生き物の越冬もできるような池にする。水奉行は水深1m以上といっているが、ユンボで掘れても水の漏らない池にするには大変じゃないかと思う。先ほど池などの止水に使うベントナイトを注文したが、この一種の粘土を現場の土に混ぜて固めるらしい。次第に準備も進んできている。
 

むしろ(筵)

 敷地内の通路には傾斜しているところがある。日が当たって霜柱が溶けると長靴を履いていても滑りそうになることがある。そんなときに便利なものがワラむしろだ。納屋から出してきて敷くと良好な滑り止めの仕掛けになる。前の出番はバインダーが田んぼに刺さったときだった。むしろをタイヤの先に敷いてみんなで引っ張り出した。
 納屋の中には、先々代さんが買ったと思われる何枚かのむしろが掛けてあり、最初は虫でも涌いてきそうで燃そうかと思ったくらいだが、この古来の道具には思わぬ効用がたくさんありそうだ。もう過去のもので新規に入手することなど無理だろうと思っていたが、調べてみるとまだ売っている専門店のサイトが見つかる。薄いもので315円/枚、特厚で840円/枚といった価格がつけられている。買えると思うと安心だが、あるヤツを大事に使うことにしよう。
 うちの場合は、コンバインなんていう高等な機械は使わず、バインダーで刈り取って天日に干すからワラは普通にあるが、今は刈り取ってその場に切り刻んで捨てるという方が普通らしいから、世の中にはワラ自体が少なくなっているようだ。しかし、中国や東南アジアから金を掛けて輸入するようなものでもない。むしろのように手間を掛けたものでも同様に感じる。なんだか売っている間にひと山買ってため込みたいという気分である。

田んぼ断面・配管の検討

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 昨日調べた各田んぼのレベルを元に、田んぼ間土手の概略断面図を書いてみた。田んぼの底から畦の上端までは20cmとしているが、標準的な深さは8~10cmで運用するので、これは最低限の数字。これより高くなる可能性がある。田んぼ間の間隔はほぼ想定通りだが、通路については2.2mとしているが、ユンボの幅を最小限として縮めることがあり得る。
 
 
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 平面的な検討も進めている。まず大きなところでは、2号3号双方の東側を作業スペースとして確保する。これまではどちらか一方(最初は2号横、次いで3号横)のみのつもりだったが、昨日勘定奉行と水奉行の意見を聞いて広げることにした。水の経路は図の通りだが、各田んぼの低い側を少し深くして、干したときの生物の逃げ場を作ることにした。

田んぼのレベル差

 今日は寒風の中を水奉行がスクーターでやってきた。池を担当する彼は下見にきたらしい。ちょうどいいのでオートレベルを持ち出して田んぼのレベルを計ってみた。
 
  4号田んぼ東側を基準とした各田んぼのレベル
         東側      西側        東側の差
    1号   265cm   264.5cm   +74cm
    2号   191     196        +82
    3号   109     105        +47
    通路    62      27        +62
    4号南    0    ▲18
    4号北          ▲3
  
田んぼのレベル差は2.65mとなっていて、結構大きい。いずれも元からの西下がり勾配通り、西側の方が低くなっているが、造成後よりも差は減っている感じだ。4号田んぼは西側がかなり低く田植えの時に苦労したが、1年田んぼを動かしても解消し切れておらず、今回の手直しで修正する必要がある。大体様子はわかったので、週末までに断面検討をして図面化してみよう。

ワラ撒き

 4号田んぼにワラを撒いたが、まだ少ないかもしれない。。今になって思うと、秋の刈り取り後にすぐ撒いておけば、分解が進んでいたかもしれない。まあ。もうちょっとしたら鶏ふんとモミガラの混ざった有機肥料と燻炭を撒くから、それで分解が進むと思う。

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ボカシ作り

 いろいろ調べた結果を利用してボカシを作ってみることにした。調べた結果といっても、色々なやり方があり読めば読むほどどうしたらいいか判らない状態になりそうで、実際にはこちらも適当にやってみただけである。
 まず、前日から燻炭を作ってみた。燻炭は材料ではないが、燻炭を強いた上で作るようにしてみた。完成後はボカシと燻炭を混ぜて撒く予定だ。ボカシの材料は、米ぬか・モミガラ・油カス・鶏ふん=2:2:1:1、これにEM菌をいれたり、前もって作っていた生ゴミ堆肥などを混ぜてみた。ちょっと効きそうなのはタクアンの床、ちょうど一樽目があいたので、残りのヌカなどを混ぜてみた。

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 混ぜ終わり、水をかけたあとはビニールで覆ってみた。年末年始の休み中に発酵が始まると思うので、順調であればもっと増やしてみようと思う。ただ、米ぬかが集まるかどうか。最近は行く途中の木更津農協でも品切れなのである。

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会所の冬

今朝起きてみるとすべてが白くなっていた。
 
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車も霜だらけ。

 
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本来真っ黒な燻炭の山も、白い灰の山のようだ。
 
 
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年越しさせようとビニールで囲ったピーマンも真っ白
中のピーマンは枯れてしまったように見えるが、春には生き返るだろうか。
 
 
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ブロッコリーも真っ白。
 
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遅い太陽が前の丘の上に顔を出すと、日差しが霜を溶かしはじめる。
そういえば、霜にあたった菜っ葉類(ほうれん草など)は、明らかに美味くなっている。まだ全部試したわけではないけれど。

おだの撤去

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 イネを干したり、大根も干した「おだ」を片付けた。このあたりは田んぼが広がるため幅2.5m位の通路になる予定。ユンボの通り道にもなるため撤去した。もちろん、竹は来年の出番まで倉庫の周りにおいておく。

ふきのとう直前

今日は寒かったが、このところ暖かい日が続いていているため、フキの葉がまだ青い。それだけじゃなく、ふきのとうが出番を待っている。こんなこと知らなかったが、これが花になってふきのとうになると教えられた。

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本日の富士山

 年末年始の休み中、私は会所にずっといるが、カミサンは行ったり来たり。道路になれておかねばということで、今日の私は乗客である。ベイブリッジの上からは富士山がよく見えた。このあと、アクアラインからも見えたが写真はうまく撮れなかったので1枚だけ。

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膝の痛みが気になりだした

この数日、風邪気味である。行きつけの医者(高校同級生)に診てもらい、一応薬は飲んでいるが、のどの痛みと咳は簡単には収まらない。その上、昨日くらいから膝の関節に違和感が芽生え、次第に痛みに変わってきた。今は湿布とサポーターをしているが、今週末はどうやら半休だな。

今週末の作業

 今年もあとがない。年末年始の重機作業も間近である。計画のアウトラインは決めたが、詳細は今週末に決めておかねばならない。例えば田んぼをつなぐ塩ビ管の配管位置もまだ曖昧だ。あと、ベントナイトやライト管などの必要量の確認や発注もやっておかなければいけない。

 収穫は、そろそろ育ちすぎになりかかっている大根やカブなどになる。翌週がちょうど正月準備期間になるから、その分を残して置くことになるだろう。

田んぼ新レイアウト図

 仮に書いたレイアウト図は次のようになっている。今週末田んぼのレベルを再度確認してその結果で修正する予定。次の週末から1週間後にはユンボがやってくる。あとはやりながらになるだろう。

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田んぼの受水桝

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 前にも書いたが、今回は一筆書きではなく足りない水を足すという形にしてみる。沢水の温度が低いためこれを田んぼにいつも通すのは避けたいからだ。このため、1号から3号までの田んぼの前には次のような池を設けるつもりだ。上から流れてきた水は一旦ここに入る。この池の水位はエルボを回して田んぼの水位に設定する。田んぼの水位がこれより下がったら水は下に行かずに田んぼ側に流れる仕組みだ。干すときはエルボを回して田んぼの底より池の水位を下げる。
 なお、4号は周囲と田んぼのレベル差のためこういう仕組みにできないので思案中。
 川水も本当は水温が低いが、足りないという緊急事態の時に足すという使い方だからそのまま3号に入る方式でやむを得ないと考えている。

オーバーオール

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「茂原行き」で触れたオーバーオールである。さすがにアメリカのMサイズは体には合ってくれず(足の長さだけではない)、勘定奉行の手により改造中である。上半身よりも下半身の大きさが特徴的である。

 BLOGの方は、一足先にプロフィール欄に登場している。なお、ウサギはこんな網では捕まらない。子ウサギの時は別で、まんまと捕まえることができたのだが、いまはそいつらに手痛い目に遭わされているのだ。

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落花生を煎る

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 莢から出した落花生を煎ってみた。苦労した甲斐もあって見た目は相当立派である。会所の先生に聞いた通り、底に塩をいれて気長に煎った。気になるので何度か途中で味見をするが、どうもパッとしない。ああ、やっぱり隣の先生には敵わないのかと思いつつ、適当なところで火を消して待った。しばらく経って冷めてきてから食べてみると、熱いときとは全く違っていてとても美味い。
  実は落花生を800g播いたのに最終の収穫量は700g、少し減ってしまったことになる。だが、こんなに美味ければそんなことはどうでもいいという感じである。来年、どうやってウサギを回避するかが重要な課題である。

田んぼのレイアウト変更について

 少し細かく検討してみる。まず各田んぼの東側のラインだが、中の畑や屋敷との境界柵から3m離すことを基本とする。ただ、3号田んぼの東側についてはユーティリティスペースとして現状のままとする。ハーベスターを据えて脱穀したり、燻炭を作ったり、その他色々だ。ほとんど毎日収穫物を洗うのに使用している池も動かさずにすむかもしれない。結構使い勝手がいいのである。その他の部分はできる限り拡張する。ただ西側は、現状の防獣柵との間に運搬車が通れる間隔をあけ、整地をする。
 用水関係では、上の畑エリアの一角に池を設置する。10立米程度だから水温上昇用にはあまり役に立たない可能性が高い。生き物用であり、上の畑の収穫物を洗ったりが目的。1~3号にはそれぞれ前に池を作り、水レベルの調整や入れる入れないと行った田んぼの用水管理を行えるようにする。各田んぼの生物避難所の役割を持たせる。4号田んぼの西側にはビオトープを設ける。ここは生物用である。現在、3号に川からの揚水を入れており、ここにも受け入れ用の池を作るつもりだったが、沢水主体にするのでこれを見送り田んぼをその分拡大する。
 最終的なレイアウトの決定は、今週末田んぼのレベルを再度確認してその結果でまとめる予定。次の週末から1週間後にはユンボがやってくる。やりながらの部分は多くなるだろう。

光合成菌 続き

 光合成菌は、バケツ2杯のほかに2Lのペットボトル5本を加えて培養中だが、「現代農業」で取り上げられるのはいつも夏、培養には30度以上の温度が必要らしい。一応日の当たる場所に置いてはあるものの、ちょっと無理があるかもしれない。以前海水魚を飼っていたときの資材の中にヒーターが入っていたような気もするが、今のところ見つかっていない。米ぬかの発酵を模索中なので、そちらの発生する熱を使えればいいのだが。

塩引鮭

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 今年は新巻鮭を買おうなどとカミサンと相談していたが、どうせなら単なる新巻ではなく新潟村上のものを買おうということになり、塩引鮭クンが届いた。乾燥済みなのに体重6.4キロとヘビー級である。いつ到着するかの問い合わせをしたら、「大きいので時間がかかるんです」という話だったが、そのあとすぐに送ってきた。正月までもつだろうか、いやだめだろう。
 
 
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 なかなか精悍な顔つきである。

田んぼ改修-断面計画

 とりあえず拡張後の平面をプロットしてみたが、実はかなりいい加減な部分がある。各田んぼ間の畦=土手の詳細をまだ検討していないからだ。標準的な断面は次のようになると考えている。すなわち、田んぼの底(作土の上)から30センチの畦を作り、その上を歩行できるようにして、そこからの法面は安定勾配(一応1:1.0と想定)を確保する形で下の田んぼに下っていく。
 
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 ということになると、各田んぼ間のレベル差がどうなっているかで決まることになる。ところがいろいろ資料を漁ってみても計画段階(もともとの地盤レベル)しか見つからない。やる前の計画は細かくやるが、やったあとはきちんとフォローしていないようだ。(まあ、自分の性格だから仕方がないが)

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    計画段階の地盤レベルはこうなっていた。


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    表として整理したものはこれ


これによると田んぼ間のレベル差は、1~2号85cm、2~3号75cm、3~4号50cmとなっている。ただ、この目標通りにはいっていないと思う。今度の週末には、各田んぼのレベルをあたってみて、断面の計画をしなければならない。
ちょっと話題がずれるが、造成前は同じ田んぼ内でも結構レベル差があったのである。1号田んぼは50cm、2号115cm、3号110cm、4号65cm。まあ今回は、このあたりの仕事はないのでかなり気は楽である。

落花生・自家製

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 ずっと干しておいた落花生の莢ムキをした。殻などを外すと半分程度に重量は減ってしまう。ウサギに食われて移植したものと、ウサギが入らないところで危うく難を逃れたもの、中身の豆の合計で600~700gだろうか。本当はこの200倍くらい獲れるはずだったんだが、これは大風呂敷気味。貴重過ぎてとても食べられないかもしれない。

田んぼエリアの計測

 50mの巻き尺を持って東西南北に歩き回った。残念ながら万歩計はポケットに入れ忘れたが、前日の通常の農作業で1万1千歩を超えていたから、1万5千歩は歩いたのではないか。農作業は歩くだけでも馬鹿にならない距離を歩くようだ。

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 さて計測結果だが、実際に巻き尺で内法を計測した結果は別図青い線の通りで、これまで認識していた面積より1割程度少なかった。今までの数字は植えたイネの株数(尺角植え)による概算だったから、今回の数字が正解である。
 
        前回推定    今回計測    改修計画
  1号    300平米   310平米   380平米
  2号    220平米   200平米   250平米
  3号    300平米   250平米   360平米
  4号    630平米   560平米   750平米
  
  合計   1450平米  1320平米  1740平米
 
 畦(土手)の幅などは来週再度田んぼのレベルを計り直して見直すが、現時点の改修計画(別図の赤い線)では今年の3割程度の面積増が期待できる。ただ、いつもこういう数字は楽観的なので、2割贈くらいと考えておきたい。
 

茂原行き

 土曜日は比較的早めに作業が終了したため、千葉県の重心近くにある街である茂原に行ってみた。いつもの行き場所は鴨川だが、そこでは行く店も限られるし新規開拓してみようというわけだ。距離は40キロ+αで鴨川までの2倍強といったところ。大多喜まではまったくの田舎道でよく行くのだが、そこから先は初めて、田舎の淳幹線道路といった感じの道をさらに進む。ほとんどが片側1車線の道であり、前の車のスピードで時間は大きく変わるが、行きは50分+帰りは40分+だった。
 休日は会所にこもっているから絶対にいけないユニクロに入り、中でいろいろ迷っていたから、20時閉店のホームセンターには行けなかったが、続いて郊外型のショッピングセンターに立ち寄り食品スーパーと百円ショップで買い物をして、普段とはちょっと違う休日の夜だった。40キロというと、やはりちょっと遠いように感じた。

 ユニクロでは、作業ズボンとして適当なものがないかと物色していたのだが、結局これというものがなかった。どうもオーバーオールが良さそうだとの結論になっただ、そんなものはユニクロにはないのである。翌日の日曜日にやってきた弟からニューヨークのお土産をもらったんだが、これがそのオーバーオールそのものだった。胸当てとサスペンダー付きの太めのズボンだが、これがなかなか良い。冬の作業衣はこれで決まりというところだが、まるで布団のように厚い生地のために長靴の中に裾が入らず、どうしたらいいだろうと思案中である。
 

ヤマイモ(ムカゴ)の栽培

 今の時期は直売所などでムカゴをよく見かける。昨日やってきた弟たちに買ってきてもらい、3人できわめて適当に播いた。一応上の畑のシイタケ置き場裏側にばらまいて踏んづけたのだが、水奉行はさらに山に向かってばらまいていた。柵の外はウサギの領分なのでどうかなあ。まあ、柵の内側もそう変わらない。放っておけば自然薯である。

12/12~13の作業内容

 12日(土)の前半は大根・カブ(赤カブ、小カブ)の収穫。どちらも順調に育っている。特に大根は揃って白い根を地上に出しているが、穫りすぎても処分に困る。50本くらい穫ったが、畑にはまだまだ大量に残っている。
 一通り穫ったあとは沢水パイプ所在確認(既報)、だいたい予想通りの状態だった。これで今後は池や配水計画に入ることができる。
 そのあとは燻炭と稲ワラを田んぼエリアに撒く仕事だ。現在それらを置いている場所が2号田んぼの拡張予定地にあり、せっせと撒いてあけなければならない。

 13日の大半は敷地の計測だ。測量といえるほどではないが、一応田んぼの大きさと位置は確認できた。これで改修計画の詳細も検討できる。
 13日の残りは葉菜類の収穫だが、白菜・ミズナ・春菊などは勘定奉行管理下の下の畑にあるため、私はシロナを穫った。ここは間引きが間に合わなかったところの一つで、大きくなった株が密集状態。午後遅い時間に弟2名登場、作業は終了。いつもはBBQだが、今回は鍋、すべて自前の野菜でやる鍋はすばらしい。足りなきゃとりに行けばいい。

直売所便り

本日もいつも通り10時頃から開店します。
品物としましては
  ダイコン、カブ(赤カブ・小カブ)、シロナ、ハクサイ、ミズナ、シュンギクなど
  サトイモやサツマイモが出てくるかもしれません(店長次第)
  漬物類(千枚漬、タクアン、白菜漬、ゆずダイコン)も用意しています。

明日も開店の予定です、ご利用ください。

掘り返したあと

 昨日書いたように、所在不明のパイプの位置を調べるため、道路沿いの柵の下を何カ所か掘り返した。パイプの位置は判ったが、いろいろ他にやることもあったから、掘ったあとはそのままにしておいた。

 今日の朝、家の前を通りかかったご近所さんたちがさっそく反応した。
    「何が掘り返したんだろう(口々に)」
    「いやちょっと、沢水のパイプの場所を探すので自分で掘りました。
     イノシシではないんです。」
ご近所さんだから沢水を引くパイプがあることはよくご存じだから、ああそうですか、ということになった。しかし、みんな同じようにケモノの襲撃には手を焼いているのである。
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