2010年01月
先週の時点では一番厄介な部分で詰まりが発生しているようだったが、今週末来てみると堰の下流に水は流れておらず、つまり沢水を全てこちらに引き込めており、詰まりは自然に解消したようである。だが、水量自体は決して多くない。そこで、久しぶりに計測してみた。
池 5.7℃ 604L/時
1号 4.7℃ 406L/時
2号 4.5℃ 298L/時
3号 4.3℃ 111L/時
4号 計測せず
2010/01/11 気温2.5℃
井戸(淺) 7.2℃
井戸(深)12.7℃
604L/時という量だが、これまでの計測値で最も少ない。昨年の梅雨あたりは5立米を越えたこともあったのだが、降雨量が少ないということだと思われる。ちなみに、水源地に行って取水口周りを確認したが、上から流れるチョロチョロの水がそのまま取水口に流れ込んでいる。
一応、1号田んぼに注水する設定にしてきたが、雨でも降らないと満水は期待できそうにない。
池 5.7℃ 604L/時
1号 4.7℃ 406L/時
2号 4.5℃ 298L/時
3号 4.3℃ 111L/時
4号 計測せず
2010/01/11 気温2.5℃
井戸(淺) 7.2℃
井戸(深)12.7℃
604L/時という量だが、これまでの計測値で最も少ない。昨年の梅雨あたりは5立米を越えたこともあったのだが、降雨量が少ないということだと思われる。ちなみに、水源地に行って取水口周りを確認したが、上から流れるチョロチョロの水がそのまま取水口に流れ込んでいる。
一応、1号田んぼに注水する設定にしてきたが、雨でも降らないと満水は期待できそうにない。
今までNHK教育テレビでこんな番組をやっていた。途中からだったが、全く同じような状況で食い入るように見てしまった。山間の棚田で米を作っている人は、沢の冷水や草に苦しめられて5反で16俵、なんとこの数字(反収3俵)はk去年の私の田んぼの実績と同じだ。
色々なシチュエーションが出てくるが、全く同じような苦労を私もしていた。番組に出てきた人たちの「耕作放棄された田んぼを復活させよう」という思いはよくわかる。それにしても米作り、こんなに面白いとは思わなかった。
色々なシチュエーションが出てくるが、全く同じような苦労を私もしていた。番組に出てきた人たちの「耕作放棄された田んぼを復活させよう」という思いはよくわかる。それにしても米作り、こんなに面白いとは思わなかった。
今日は米ぬかをとりにいったり、大多喜町中心部に寄って買い物をしてから現地入りしたので、実際の作業は午後からの開始となった。ボカシを積んだあと、まず竹藪に行き竹を切り始めた。しかし、密生しているため、切っても簡単には倒れてくれない。隣の竹にもたれてしまうのである。その結果とても困った状態になりやすい。のこぎりやチェーンソーが倒れない竹の重さで挟まってしまうのである。今日は収穫作業もないのでカミサンと二人でやったからそんなときには助けてもらったが、一人ではちょっと大変だ。
切った竹は短く切って並べておいた。孟宗竹は太く重い
そのあと杉林に移って同様にやってみたが、こちらも全く同じようになる。以前に切って倒れないで放置したものまであってかなり惨憺たる状況だった。ここでは新たに倒すというよりも前の分も含めて適当な長さに切るところから始めたが、そのうちに燃料がなくなり終了。ちょうど夕方になった。今日は様子見程度。明日明後日また続きをやるつもり。
切った竹は短く切って並べておいた。孟宗竹は太く重い
そのあと杉林に移って同様にやってみたが、こちらも全く同じようになる。以前に切って倒れないで放置したものまであってかなり惨憺たる状況だった。ここでは新たに倒すというよりも前の分も含めて適当な長さに切るところから始めたが、そのうちに燃料がなくなり終了。ちょうど夕方になった。今日は様子見程度。明日明後日また続きをやるつもり。
ボカシや堆肥を作るとなると、たとえばタンパク質やアミノ酸、デンプンといった物質そのものについての知識もちゃんと備わっていないことを痛感する。ボカシなどもいろいろな菌類を使ってアミノ酸を主とする肥料を作るわけだが、原材料の中の何をどんな微生物で何に変換するのか、それは嫌気状態がいいのか、好気状態がいいのか、温度はどのくらいが望ましいのか、それこそ芋の蔓のように基本的な疑問が浮上する。
キーワードは聞き覚えがあり、どうやら高校時代に習ったことはあるようで、生物や化学の先生のご尊顔が浮かんだりするのだが、残念ながら意味するところまでは全く記憶には残っていない。理科の中で生物は受験には不要と考えていたし、化学は直前に覚えるだけと割り切っていたから仕方のないことかもしれない。一夜漬けは無理ということで少しはまじめにやった物理にしても頭に残っている訳じゃあないけれど。
ということで、すこし wikipedia を頼りに基本的な用語の確認などを始めた。メモ用紙に書きながらだが、果てしないので何らかの電子化を考えなければいけないかも。60過ぎてからの勉強はきついなあ。
キーワードは聞き覚えがあり、どうやら高校時代に習ったことはあるようで、生物や化学の先生のご尊顔が浮かんだりするのだが、残念ながら意味するところまでは全く記憶には残っていない。理科の中で生物は受験には不要と考えていたし、化学は直前に覚えるだけと割り切っていたから仕方のないことかもしれない。一夜漬けは無理ということで少しはまじめにやった物理にしても頭に残っている訳じゃあないけれど。
ということで、すこし wikipedia を頼りに基本的な用語の確認などを始めた。メモ用紙に書きながらだが、果てしないので何らかの電子化を考えなければいけないかも。60過ぎてからの勉強はきついなあ。
今のところボカシは順調に発酵しているようだ。ただ、2週間ぐらい前だっただろうか、ご近所から鯖をいただいてそのアラを入れてから、それまでの味噌系の匂いから若干腐敗臭が混じるようになっており、ちょっと失敗だったかもしれないと反省しているところだ。現在の量は、米ぬか・モミガラ・油カス・鶏ふん=2:2:1:1(ボカシ作り参照)、数字は概ね米袋単位。1反8畝の田んぼには不足だからちょっと前から米ヌカを入手したいと思っていたが、いつも買う木更津農協にも在庫なし状態が続いていた。休み前の今日電話をしてみたところ、多くはないが5袋なら何とかなるというので明日の朝とりに行くことにした。鶏糞+モミガラがひと山あるので、それに今回のぬかをボカシて加えれば、一応必要量には到達するんじゃないかと考えている。まあ、春になったら計算もしなければならないだろう。
米ぬかは田植え直後に雑草防止策として散布するし、春になる前つまり今から微生物も育てておかなければならないから、あと10袋くらいは必要。引き続き休み前に在庫確認をしてみるつもりだ。
米ぬかは田植え直後に雑草防止策として散布するし、春になる前つまり今から微生物も育てておかなければならないから、あと10袋くらいは必要。引き続き休み前に在庫確認をしてみるつもりだ。
田んぼの実質面積が4割増えた。収穫量が増えることはいいのだが、作業量もそれだけ増えることになる。水のことを含めて問題はいろいろあるが、作業という面では田植えのことが特に気になる。去年は面積で4割を占めていた4号は機械植えで1~3号は手植えだったが、今度はどうするかを考えなければならない。機械はとても楽だが、植える密度が高くなってしまう結果、単位収量や出来映えには問題があった。だが、去年の2倍半も手植えでやれるかというとこれも自信がない。育苗箱への籾の播き方を薄くして、機械の設定をできる限り間隔を開けて少なく苗を取るようにして機械植えとすること、つまり疎植にして1株の苗の本数を減らすことを検討してみたい。普通の機械植えの場合、育苗箱という30cm×60cmの箱に200g程度の籾を播くようだ。それを4分の1とか5分の1、つまり50g程度に粗く播くことを考えている。籾一粒は0.027g程度だから1平方センチに1粒くらいになるだろうか。それで欠けないように植えられるかどうか、田植機が試される。まあ、うまく一様に籾を播くことができれば可能性はある。
ちょっと早いが、昨年の結果を反省しつつ今年の苗作りの計画を考え始めている。今度は苗をしっかり育てて臨むつもりだ。一応スケジュール関係を整理してみる。
お湯(60℃) 5分間殺菌
沢水にて浸水 3週間
芽だし 1日
低温貯蔵 1週間
播種 1日
保温折衷苗代 有孔ポリべた掛け
発芽後注水 移植まで5週間前後
田植えについては5月下旬を予定している。
お湯(60℃) 5分間殺菌
沢水にて浸水 3週間
芽だし 1日
低温貯蔵 1週間
播種 1日
保温折衷苗代 有孔ポリべた掛け
発芽後注水 移植まで5週間前後
田植えについては5月下旬を予定している。
長かった正月休み明けにすぐに3連休でありがたいと考えるべきだろうか、まあそうだろう。現地は大鉈で削ったような状態だから、鍬を片手に歩き回り、斜面や通路の均しなどの細かい調整作業をやらなければならないだろう。これはちょっと時間を掛けてじっくりやることだが、その他気になっていてすぐにやるべきこととしては、防獣柵の復旧と沢水配管の詰まり解消の2点がある。
実は、冬の間にやっておこうと思ったことは相当いろいろあるんだが、実際には進んでいない。内容は違うんだろうが、この前勘定奉行も同じようなことをつぶやいていた。私の場合、杉の伐採、竹の伐採、雑木の伐採とさらにはイワツツジの伐採、といったキコリ仕事が山積みである。杉林については、永年手が入っておらずに鉛筆のようなヒョロッとした杉が密生しているから、これを減らして地面まで陽が入るようにして環境を良くする目的、竹については良好な竹藪の環境作りと春のタケノコを増やすという目的、雑木も密度が高いのを適正にしつつ、椎茸のホダ木を作るということが目的、イワツツジはやはり密度が高くて肝腎の花も咲かないという状況を改善し、併せて果樹を植える余地を作ろうというもの。という具合に欲張りな目的を持っての計画だが、やらなければ何も改善しない。伐採する杉や竹については、新しい堰や防獣柵のゲート(今はとても貧弱)の資材としても使う予定だ。
実は、冬の間にやっておこうと思ったことは相当いろいろあるんだが、実際には進んでいない。内容は違うんだろうが、この前勘定奉行も同じようなことをつぶやいていた。私の場合、杉の伐採、竹の伐採、雑木の伐採とさらにはイワツツジの伐採、といったキコリ仕事が山積みである。杉林については、永年手が入っておらずに鉛筆のようなヒョロッとした杉が密生しているから、これを減らして地面まで陽が入るようにして環境を良くする目的、竹については良好な竹藪の環境作りと春のタケノコを増やすという目的、雑木も密度が高いのを適正にしつつ、椎茸のホダ木を作るということが目的、イワツツジはやはり密度が高くて肝腎の花も咲かないという状況を改善し、併せて果樹を植える余地を作ろうというもの。という具合に欲張りな目的を持っての計画だが、やらなければ何も改善しない。伐採する杉や竹については、新しい堰や防獣柵のゲート(今はとても貧弱)の資材としても使う予定だ。
11日間でユンボのアワーメーターは33時間増えた。日あたり3時間だから、春に借りたとき(時間意識せず、きっと倍以上)に比べるとかなり少なかったと思われる。昼が短く作業時間が少なかったこともあるが、走り回って大均しをやった春とは明らかに作業内容が違い、考えながらやったり手で修正しながらやることも多かったからだろうと思う。まあ、作業の絶対量は今回の方がかなり少なかった。11日間という期間も、レンタル業者の稼働日にあわせたようなところもあった。
正面のステージ上の部分は、右の通路同様手前下がりだった。
今回の改修で左の2号田んぼを拡張できるはず。
そんな具合だから、色々実験的なこともやってみた。ちゃんとした教育などもなしに自己流で始めたから元々試行錯誤の連続だったが、土を盛って均しながらステージ状の平地を作ることも今回は2カ所でやってみた。東側の2号横の作業ステージ、西側の2号田んぼ拡張ステージである。どちらも付近で余った土を盛り上げて排土板で押しながらクローラで踏みつけて均していった。水平に押して踏んづけたのでは下がってしまうから、排土板は少し上げながらというのがコツらしい。また、下がりすぎたときには排土板の向こうに盛り上がっている土をバケットでかき寄せたり、横からすくってクローラの前にバサッと落とす方法もあって、慣れてくるとそれらの動作が無意識のうちに一連の流れになってくるようである。ただ、この作業の危険なところは押しすぎて前のめりになってしまうことである。一応アームは前に出して、つっかえにしながらやってはいるが、バランスを感じながらやることは忘れてはいけないところだろう。
稲刈りのときのハーベスターを据えたり、燻炭作りのスペースとなるはず。
今は稲ワラ置き場になっている。
このような場合、斜面を固める方法がわからない。草が生えるのを待つしかないか。
もう一つ感じたところは、高低の均し方である。春も均し作業だったが、排土板で削ったりしていた。しかしそのやり方にはどうも無理がある。排土板はあくまでも軟らかい土を寄せるもののようだ。春の後半からそれには気付いていたが、今回は最初からやり方を考えた。まず高いところの一帯を爪で掘り返すのである。固まっていた土は掘り返されてもっと膨らむが、それを排土板で低い方に持って行くのである。春のように斜面を棚にするような場合にはこれもなかなか大変な話になるが、今回の改修では比較的小さな範囲の均しだったから、このやり方でうまくいった。
全体的な水平については4号田んぼが問題を抱えていた。作業前に20cm程度のレベル差があり、さらに四周をすべて拡張したので、レベルのチェックは必要だった。このため早い段階から基準高さを設定して水糸を張り、一応そこから135cm下がったところを田んぼの底とした。そして135cmの位置にテープを貼った棒を用意し、さらにユンボにも135cmの位置にテープを貼り、チェックしながら外周の高さを決めた。そのあと内側を均す形で進めた。あとは水を張ってからの補正となる。
ユンボ(バックホー)という機械、とてもよくできていて慣れてくると自分の体のように扱えるということも、少ない経験ではあるが予想がついた。一応ユンボが必要な作業は一段落というところで、これから使うことがあるかどうかは不明だが、あるととても便利なことは間違いない。
正面のステージ上の部分は、右の通路同様手前下がりだった。
今回の改修で左の2号田んぼを拡張できるはず。
そんな具合だから、色々実験的なこともやってみた。ちゃんとした教育などもなしに自己流で始めたから元々試行錯誤の連続だったが、土を盛って均しながらステージ状の平地を作ることも今回は2カ所でやってみた。東側の2号横の作業ステージ、西側の2号田んぼ拡張ステージである。どちらも付近で余った土を盛り上げて排土板で押しながらクローラで踏みつけて均していった。水平に押して踏んづけたのでは下がってしまうから、排土板は少し上げながらというのがコツらしい。また、下がりすぎたときには排土板の向こうに盛り上がっている土をバケットでかき寄せたり、横からすくってクローラの前にバサッと落とす方法もあって、慣れてくるとそれらの動作が無意識のうちに一連の流れになってくるようである。ただ、この作業の危険なところは押しすぎて前のめりになってしまうことである。一応アームは前に出して、つっかえにしながらやってはいるが、バランスを感じながらやることは忘れてはいけないところだろう。
稲刈りのときのハーベスターを据えたり、燻炭作りのスペースとなるはず。
今は稲ワラ置き場になっている。
このような場合、斜面を固める方法がわからない。草が生えるのを待つしかないか。
もう一つ感じたところは、高低の均し方である。春も均し作業だったが、排土板で削ったりしていた。しかしそのやり方にはどうも無理がある。排土板はあくまでも軟らかい土を寄せるもののようだ。春の後半からそれには気付いていたが、今回は最初からやり方を考えた。まず高いところの一帯を爪で掘り返すのである。固まっていた土は掘り返されてもっと膨らむが、それを排土板で低い方に持って行くのである。春のように斜面を棚にするような場合にはこれもなかなか大変な話になるが、今回の改修では比較的小さな範囲の均しだったから、このやり方でうまくいった。
全体的な水平については4号田んぼが問題を抱えていた。作業前に20cm程度のレベル差があり、さらに四周をすべて拡張したので、レベルのチェックは必要だった。このため早い段階から基準高さを設定して水糸を張り、一応そこから135cm下がったところを田んぼの底とした。そして135cmの位置にテープを貼った棒を用意し、さらにユンボにも135cmの位置にテープを貼り、チェックしながら外周の高さを決めた。そのあと内側を均す形で進めた。あとは水を張ってからの補正となる。
ユンボ(バックホー)という機械、とてもよくできていて慣れてくると自分の体のように扱えるということも、少ない経験ではあるが予想がついた。一応ユンボが必要な作業は一段落というところで、これから使うことがあるかどうかは不明だが、あるととても便利なことは間違いない。
毎度おなじみの沢水関係である。作業期間中、水源地側で止めていた沢水を再開したが、2号の受水口まで何とかたどり着くものの、それ以降には流れていかない。各田んぼの受水口のところで手を抜いたため、そこの素掘りの部分で吸収されてしまうからだが、根本的には沢水の量が少ないところに問題がある。
一応、水源地の堰の状態をみたり配管のチェックをしてみたが、どうやらこれまではトラブルが起きなかったところで異物が引っかかるなどの障害が起きているらしい。その箇所は新設した池の出口と中間地点にある継手の間にある模様で、両方から針金をつっこんでみたが状況は改善されない。使った針金は15m程度のものだが、問題区間は約80mあるため真ん中の50mの部分に異常があるということだ。次の週末にでも40m以上の針金を用意して事態の改善を図る予定だ。
途中の配管についてはもう一つ問題が見つかっている。先日宅内に入っている管を掘り当てたが、この部分は塩ビ管だった。今回池に注水するために、その数m上を掘ったのだが、そこは黒ポリ管だったのである。それは40ミリVU管の内側にちょうど納まるのだが、材厚が結構あるため、内径は相当縮まっているのである。これまで気になっていた黒ポリ管は前回発掘した部分の下流側につないであったものだ。発掘部が40ミリVU管だったから、同じ材質の途中配管(道路脇・露出部)からずっと同じだろうと考えたのだが、ちょっと甘かったようだ。たびたびこの黒ポリ管については触れたはずだが、その切り換え部分では径が狭まることから異物が引っかかるなどの問題が発生しやすく、気になっているところなのである。
問題区間は埋設されており、途中に道路を横断する部分があったり、塩ビ管から黒ポリ管への切り換え部分もあることが確定した。現状は、堰の取水口には問題がなく、配管で沢水の量が絞られているからだ。水源地側を改良しても水量は減ったままである。ちょっと厄介だがこれは何とか解決しなければならない。
一応、水源地の堰の状態をみたり配管のチェックをしてみたが、どうやらこれまではトラブルが起きなかったところで異物が引っかかるなどの障害が起きているらしい。その箇所は新設した池の出口と中間地点にある継手の間にある模様で、両方から針金をつっこんでみたが状況は改善されない。使った針金は15m程度のものだが、問題区間は約80mあるため真ん中の50mの部分に異常があるということだ。次の週末にでも40m以上の針金を用意して事態の改善を図る予定だ。
途中の配管についてはもう一つ問題が見つかっている。先日宅内に入っている管を掘り当てたが、この部分は塩ビ管だった。今回池に注水するために、その数m上を掘ったのだが、そこは黒ポリ管だったのである。それは40ミリVU管の内側にちょうど納まるのだが、材厚が結構あるため、内径は相当縮まっているのである。これまで気になっていた黒ポリ管は前回発掘した部分の下流側につないであったものだ。発掘部が40ミリVU管だったから、同じ材質の途中配管(道路脇・露出部)からずっと同じだろうと考えたのだが、ちょっと甘かったようだ。たびたびこの黒ポリ管については触れたはずだが、その切り換え部分では径が狭まることから異物が引っかかるなどの問題が発生しやすく、気になっているところなのである。
問題区間は埋設されており、途中に道路を横断する部分があったり、塩ビ管から黒ポリ管への切り換え部分もあることが確定した。現状は、堰の取水口には問題がなく、配管で沢水の量が絞られているからだ。水源地側を改良しても水量は減ったままである。ちょっと厄介だがこれは何とか解決しなければならない。
雨の音と時々雷の音で目が覚めた。4時頃だったが、珍しく予報がピタリ当たっていた。最終日だというのにとんでもないと思いながら、もう少し寝ることにした。
7時過ぎまで眠って、あらためて起きてみると雨は上がり、陽も差し始める気配、朝ご飯を食べて外に出たが、足下はぬかるみ状態。やることはあるから一応ユンボを動かすが、走ったあとは轍が深くてせっかく整地したあともメチャクチャになってしまう。やむを得ず午前中はユンボの作業を中止して、轍を均したりしていた。
午後になって、懸案を2つ片付けた。一つは竹藪と川への入り口周りの整地である。田んぼの排水はここからとなるので、U字溝が低い位置にあるため、いつも溝をピョンと跳び越す必要があり、タケノコなどの重いものを持ちながらだと、いつも不安定な状態を余儀なくされていたものである。配管の残りの75㎜ライト管8m分を埋めて上に土をかけて均した。これですっきり。
もう一つは4号田んぼの出口の池である。4号田んぼ自体がグチャグチャだったので、奥まで走らせて掘るだけは掘ったというところである。仕上げは遮水シートを使ったりしてあとで何とかしようと思う。
11日間のユンボによる作業は、まあまあ当初の予定をクリアした。
全体の仕上げに入っている。4号田んぼは整地も完了した。ここについては明日出口の池を掘ろうと考えている。
2号と3号は東側を広げた後、西側もそれぞれ拡張した。3号を掘って広げ、出てきた土を盛り上げて2号と同じレベルにした。一石二鳥作戦である。
1号は整地を始めたけれど、撒き散らしてあったワラがクセモノで、すぐに団子状になってしまう。大体終了ということにした。
前に、鶏糞の山にモミガラを混ぜ込んでいたが、今回モミガラを追加して(合計10袋くらい)混ぜ合わせた。鶏糞の量は500キロ程度だと思われる。これは田んぼの元肥にする予定である。
明日は竹藪の出入り口周辺の整備と3号の畦の整形が必須の仕事、後は全体的に仕上げ作業。
あと二日でユンボを返さなければならない。私の休みも終了である。がしかし、重要な作業はほぼ完了している。最大の目的だった面積増は計画値の1740㎡を上回る1840㎡程度になる見込みだ。これは今までの1320㎡に比べて4割増である。今までの田んぼエリアの無駄がいかに多かったかがわかるというものである。
あとの二日は、細かいところの仕上げを行なっていく。たとえば田んぼの均しや畦の整形などである。まあ、ユンボでなければできない土の移動などを優先的に行なうことにしよう。
これまでに74リッターの軽油を買ったが、今日30リッターを買い足した。二日間普通に使って満タンで返せる量だと思う。今日は灯油も底をつきかけて2種類を買ったのだが、間違えないように灯油のポリタンクにはビニールテープを貼っておいた。
あとの二日は、細かいところの仕上げを行なっていく。たとえば田んぼの均しや畦の整形などである。まあ、ユンボでなければできない土の移動などを優先的に行なうことにしよう。
これまでに74リッターの軽油を買ったが、今日30リッターを買い足した。二日間普通に使って満タンで返せる量だと思う。今日は灯油も底をつきかけて2種類を買ったのだが、間違えないように灯油のポリタンクにはビニールテープを貼っておいた。
古い池をつぶし、畦波シートをいったんはがす。
今日は1~3号田んぼの東側をやることにした。1号については今までの池をつぶすところから開始。昨日の続きの沢水配管の続きも絡んでくる。古い池の土は新しい池に2杯ほど移動させたが、卵などが移るといいんだが。1号については中の畑側のフェンスから3.3mのところを田んぼの境界とした。
古い池の底の土をユンボですくって移動中
2号と3号はどちらも東側を作業用スペースとして確保することになり、フェンスから6mあけて田んぼの境界とした。どのくらい広がったかは明日測ってみることにする。
土がかなり出たが、2号田んぼの入り口脇に積んで平らなスペースを作り出した。ユンボの作業のコツもかなりわかってきたので色々なことができて面白い。この新しいスペースも面白いんだが、暗くなるまでやっていたので写真を撮っていない。明日披露したい。
昨日のアラレの影響は軽微で4号はかなり乾いてきたため、一通り均してみたが水を入れないと厳密な均平はできないため、適当に切り上げた。今日は水奉行が来ていたため、その後は池周りの作業を行った。池からの流出管を1号田んぼの前まで埋めたこと、池の掘削土を利用して1号田んぼから上の畑に行くスロープの勾配を緩くする作業も行った。土の山はほぼなくなった。
一回検討した各田んぼ前の配水枡は、実際にやろうと思うとまだ煮詰め切れていない感じで、明日考えながらやってみることにした。色々田んぼをいじっているから、適正な水位のレベルを現時点では決められないのである。とりあえず池には水を張りたいので、田んぼに水が行かない形で配管をつないでみようと思う。
一回検討した各田んぼ前の配水枡は、実際にやろうと思うとまだ煮詰め切れていない感じで、明日考えながらやってみることにした。色々田んぼをいじっているから、適正な水位のレベルを現時点では決められないのである。とりあえず池には水を張りたいので、田んぼに水が行かない形で配管をつないでみようと思う。
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