定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2010年03月

リヤゲートチェーン

 一昨日の米ぬか運搬、昨日の育苗セット輸送作業で軽トラの実力は理解できた。うずたかく積んだわけではないから、「フィールダーでも運べるんじゃないの」なんていう指摘も勘定奉行からは飛んでくるが、雨の日に米ぬかを運んだりしたら虫がわいたりしてろくなことはないはずだ。
 ところが、今度の土曜日にステーションワゴンでは絶対に運べないものを運ぶ機会がやってくる。それは鉄筋でできた箱状のものだが、大きさといえば 0.9m×1.25m×2.2m = 3空立米以上のものである。それが6台。荷台の大きさといえば、W=1.4m×L=2mだから、簡単ではないだろう。 とりあえずリヤゲートチェーンというやつを注文して、後ろのあおり板を開いた状態にできるようにする、これが間に合わないとちょっと困る。一応、長さと高さの制限を確認したが、長さは「車体の長さの1.1倍以下」、高さは「2.5メートル以下」となっているようだ。

腰痛に襲われた

 昨日の冷たい雨の中を合羽を着て水源地に行き、しゃがみこんで泥をかき出すときに、ちくりと腰が痛んだ。そのあと、ポンポンはねる軽トラで横浜まで帰ってくるときも、なんだか腰がすっきりしなかった。今朝起きたら案の定腰に痛みがきている。用心のためにコルセットをして寝たのだが、効かなかったのか効果があったから動けるのか、どちらかは不明だがとにかくそろそろ歩きながら仕事場までの往復をこなした。
 この何年か、時折腰痛にやられて持病といってもいいほどだったが、昨年はほとんど痛くならず田植えも無事こなし、農業で体を動かすことが腰痛追放に役に立つんじゃないかと思っていたんだが、どうやらそうではないらしい。そういえば、最近腹の周りの脂肪が増えたような感じもあり、何度目かわからないが少し体重を絞るようにしなければならないようだ。
 

今日の沢水

 池のパイプで測定すると2.6立米/時、雨続きなのにピークの4立米よりかなり少ない。ビニールカッパを着て水源地に行ってみると、堰から盛大に水があふれている。取水口は泥にちょっと潜っている。腕まくりをして水に手を突っ込み、取水口の籠の回りの落ち葉や泥を取って捨て続けると、ようやくパイプから出る水の勢いが増した。やはり早く取水装置を取り付けないと駄目なようだ。電池が駄目になって不自由していたドライバードリルも買い換えたし、最後のパイプ取り付けをやって使い始めないと田んぼの季節になってしまいそうだ。
 
 計測結果  8.33 計測不能 9.54 11.55 11.14 
 いずれも6L満水時間
 

ETCなど

 自分で取り付けたETCだったが、ちょっと心配しながら保田の料金所を通過したら大丈夫だった。こんなものの取り付けに5,000円も出すのはちょっと合点がいかない、無事通過できたからこういっておこう。シガーライターもなかったのだが、インバーター用にとETCと一緒に取り付けていたが、肝心のインバーターは行方不明になっていた。使っていないヤツが2台はあったと思うのだが、2年も使わないとどこかに行ってしまうようだ。今日ケイヨーD2に行ってみたら980円で売っていたのでちょうどいいと購入。シガーライター、ETC、インバーターの3点セットが座席の間に揃った。これでPCナビも使える。
 
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本日の記録(作業はほとんどなし)

 ひどい天気だった。昨日に続き朝から雨降りである。二日連続で雨。しかし、収穫はやらねばならない。昨日の止み間に菜花・フキノトウ・シイタケはかなり採ってあったので、今日は菜っ葉類(ハクサイ・小松菜・ハクサイの菜花・タアサイ・ホウレンソウ)といったところ。
 やみそうにない上、夕方には雪に変わるということだから、昼食後会所を出発。実は昨日購入したドライバードリルが品物間違い(充電のはずがAC)だったので、鴨川回りで取り替えながら帰ることにした。メーターの110Kmくらいで音が高まり、そのあたりが精神的限界といったところか。しかし、走行安定性などには全く問題はなくよく走る。保田から高速アクアライン首都高というルートだったが、燃費は11.7Km/Lと大したことない。なんとなくフィールダー並みという感じだ。

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 燻炭は次回回しにしたが、育苗箱などイネの苗を育てる道具類一式を運んだ。箱に入っているのは明日直売所に並ぶ野菜類である。今回はフキノトウ・菜花・椎茸などの春を告げるものが多い。RVボックスもこんな雨のときは便利な収納スペースになる。
 
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 横浜に帰ってきた、軽トラックはこのあたりでは少数派である。帰宅後また出かけ、パンク修理剤やインバーターなどを買ってきた。

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会所の春

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 梅が6分咲きくらいになっている。今年は梅の実がつくだろうか。去年は数えるほどだった。

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 椎茸も、ごらんの通りたくさん出ている。ホダ木はかなりボロボロになっているが、それでもよく出ている。

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 これがオタマジャクシ軍団。こんなグループが田んぼ中に存在。

本日の作業

 今日は朝からずっと雨だった。朝の小降りの時に菜花やフキノトウ、10時ごろの小降りの時は椎茸を採取。いずれもかなりの量が取れた。11時ごろ雨がほとんどやんだので、米ヌカをもらいに行く。軽トラだから積むことには問題がないが、紙の米袋に入れるし雨が強いとちょっと困るが、何とかカバーを掛けるまで霧雨くらいだった。
 帰ってきたが雨は次第に強くなる。本日の作業はあきらめ、いつもの通りカインズホームに出かけた。明日も一日雨の予定である。しかも夕方は雪になるらしい。我々は、横浜での苗作りのために軽トラに荷物満載で帰る予定だ。
 

春待つ会所のケモノ事情

 生き物に囲まれるのはいいことばかりではない。来るときも、会所の家のちょっと手前の道の脇にシカが4匹、農場に来てみると田んぼの横にウサギが1匹。どちらも単に見るだけなら可愛いんだが、作物にとっては害獣なのである。柵の外でガサガサ音がするのでみてみると、さっきのシカが団体で歩き回っている。スリングショットをとりにいったが、戻ったらもういなくなっていた。ああ、また彼らとのおっかけっこが始まるんだ。

本日の会所

 あまりの陽気のよさに、明朝一番から作業をしようと今晩から会所にやってきたが、午前中は曇りという昼間の予報が、朝から雨に変わっている。今日の好天で少し乾いた畑を耕耘しようと思っていたが、これでは今週は畑はいじれない可能性が高くなった。
 どうせ午後は雨だから、まだ不足気味のボカシを作っておこうと、昼間木更津農協に電話したが、例によって米ぬかはないというつれない返事。またいつもの農機具屋Kさんに頼んで以前もらいに行ったコイン精米所の状況を聞いてもらったら、10袋分位はあるということで、雨の間の仕事の一つは作っておいた。しかし、一日雨だとちょっと困るかもしれない。
 
 さて、農場の様子だが、ちょっと懸念していた水回りは一応大丈夫(水源地は不明)。気温が上がったためと思われるが、いよいよオタマジャクシが孵り始めている。まだ米粒よりちょっと大きいくらいだが、無数のオタマジャクシの黒い固まりが田んぼや池の底にたくさんできている。しかし、今晩の大発見はエビを1号田んぼで見つけたことだ。一時期は完全に水がなくなっていたからタマゴで越冬したものだろうか。そのあと、1号と4号の田んぼ中を探していたら突然ライトで照らされた。あまり帰ってこないので溺れているんじゃないかとカミサンが調べに来たのだった。
 今晩は暖かく、外にずっといても快適である。来週は冬に戻るということだが、生き物に囲まれる春は遠くはないようだ。

降水量調査

 農作業の開始前にやっておこうという作業はちょっと消化不良気味に終わりそうだが、以前から沢水水量予測などに使用している大多喜町エリアの降水量の過去データも整理している。こんなことも農繁期になると手を出せないので、冬の間のデスクワークである。ただ、頼りの WeatherNews のサイトでは2006年以降しか取れないため、その範囲(最近4年分)の降水量データを集めてみた。

 年間降水量についてみると、次の通り。
         年間計      Ⅰ四半期  Ⅱ四半期  Ⅲ四半期   Ⅳ四半期
  2006年  2,548㎜    500.5   524.5    631.5    891.5
  2007年  1,964㎜    297.0   423.0    792.0    451.5
  2008年  2,608㎜    314.0   909.5    339.0    505.5
  2009年  2,334㎜    528.5   686.0    411.5    708.5

 我が国の降水量は、多いところで2800㎜くらい、少ないところは800ミリ程度らしい。大体1500~2500㎜の間に分布しているということだから、平均よりは少し多めというところだろう。昨年はまあまあ多めというところだろうか。田植え前後の4~6月は少し多め、7~9月のイネの成長期には少し減少したが、それでも大体沢水で足りていたと思う。
 まだ入植前の2008年は第Ⅲ四半期が少ない。7月は1ヶ月でわずか7㎜だったようだから、実際に田んぼをやっていたらちょっと大変だったと思われる。

 原データは毎日の降水量を整理してあるから、色々な角度から分析できそうだ。まあ、それが役に立つかどうかは何ともいえないのだが。とにかく、自然の動きを推測する助けにはなるだろう。

キャリートラックの燃費

 万一の場合(カミサンが運転する)ことを考え、あえてATにしたのだったが、やはり燃費は気になるところだ。4WD+3ATというスペックだから期待はしていないが、茨城県龍ヶ崎から会所まで走ってきて翌日鴨川のセルフスタンドで入れたというその1回しかデーターはないんだが、129.9キロを9.53Lで走っているから、13.63キロということになる。これまでのフィールダーの最高がちょうどその少し下くらいだから、かろうじて軽の面目を保ってはいるが、あまり期待はできないという事前の予測どおりの数字である。
 まあ、せいぜいが鴨川のカインズホームに出かける程度だから、トラクターの燃費を気にしないように自然体で考えるほうがよいだろう。しかし、今月のどこかで横浜や東京まで出かける用もあるため、高速走行でどうなるかは少し気になる。アクアラインの通行料金も8割になるし、燃費がよければキャリーで通うこともいいかもしれない。そういえば、鴨川まで往復したときにカミサンは「横浜までは無理かも」といっていたし、横浜市中区あたりでスーパーに軽トラでいくというスタイルは違和感もあるらしい。

圃場整備・マイクロ工程

 新たに構築した部分を中心に田んぼの畦(土手)がかなり緩いので、タコを使って締めなければならない。これが田んぼの最初の仕事である。田んぼは基本的に荒代掻き、畦塗り、代掻きの順で整備するが、畦塗りが初めての作業なので、ここまではなるべく早くやっておきたい。うまくいかねば畦波シートに方針変更しなければならないし。とにかくGWが田んぼの仕上げ(代掻き)の期間になる。

稲の苗・マイクロ工程

 昔から種籾を播くのはサクラが咲く頃となっているようで、会所のあたりでは都内よりは一週間くらいは遅かったと思う。一応、4月の第1週の週末を種まきの日として、その10日前(3/25頃)に浸種を開始だ。横浜の家に育苗機と育苗箱を運んでおき、芽が膨らんだら種籾を播いて一番暖かい2階のベランダでビニール養生しながら育てる。
 籾は育苗箱に播くが、田植機には30センチ×60センチの箱で育った板状の苗を縦に置いて、横30センチ弱をちょっとずつ(計24回)ずらしながら19㎜の長さで掻き取っていくらしい。だから箱の長手方向に19㎜間隔で隙間を空けた道具を作り、その隙間から籾を播いていくことを考えている。(1箱あたり60g程度、うまくいくだろうか)それにより、田植えの際の苗の密度を下げるようにしたい。
 会所の田んぼでは1号に苗代を作っておき、発芽してある程度の大きさに育った苗を箱のまま並べ、トータルで6週間程度育てる。薄播きがうまくいけば、5月の後半にはセンチくらいに育つと期待できる。 田植えは、2号の古代米から始め、次に広いために手植えは精神的に無理と思われる4号を機械で植える。続いて3号、苗代として使った1号が最後、1号と3号は状況により手植えか機械植えを選択する。

沢水の量について

 大事なことを書き忘れていた。さすがにこのところの雨で、沢水の量は圧倒的に増えていた。といっても1L/秒程度だから4立米/時である。40㎜のVU管からその内径に収まる黒ポリ管に変わっている部分がボトルネックとなっていることから、現状の配管を一新しない限り、これが最大量である。水源地では、取りきれない水が堰からあふれ出ている。
 2/27の午後の計測では5.55秒/6Lだったから、3.9立米/時。このときには各田んぼの水口では測っていない。翌28日の4時ごろの計測では、
    沢水出口    3.30立米/時
    1号出口    3.97
    2号出口    2.95
    3号出口    2.88
    4号出口    3.00
 田んぼにはいる水の量はかなり滅茶苦茶である。時間の関係で野菜を洗った直後の計測だったため上流より下流が少ないといった矛盾がある。あとこれほど水量が多いと、6Lの洗面器では誤差も出てしまうのである。今週も雨模様だし、次の週末もこの状態が継続しているはずだ。

山積みだった当面の実施事項について

 いろいろ考えてみると、やらなければならない仕事はかなりある。稲作りの関係からいうと、今月の中旬以降からモミを水に漬けて発芽させ、苗を育てるという仕事が5月の中頃まで連続的にある。これは、平日も面倒を見られる横浜の家で始めて途中で会所に移す。圃場の方については、1号から4号までのそれぞれの田んぼを作らねばならない。荒代掻き→畦塗り→代掻きという3段階で作る。中でも畦塗りは見たこともない仕事を初めてやることになるので、インターネットなどでやり方の研究から始めている。
 一方、畑の方も耕耘→畝立て→植え付けを作物ごとに順次やっていく。その合間を縫って第2農場の電気柵の設置などを片付けていく。どうやらこれは、かなりきちんとした工程表が必要となりそうだ。

仕事の切り替え

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 竹やぶや杉林の整備など、秋から冬にかけてやろうと計画していたことはほとんど実現できていないが、どうやら本来の野良仕事に戻る時期が近づいてきたようだ。

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 昨日、あまりにも水が多いので1号にも水を入れたところ、出口パイプの調節を間違えて水が溢れてしまった。ついでに周りをみて回ったが、土手に亀裂が入ったり一部に崩落が発見された。その他一番山側の畦(今回拡張して土盛りをしたところ)はズブズブの状態だった。一方、ちょっと前から水を張っていた4号は、低いところにあるので崩壊の危険はないが、新設の畦部分がズブズブであることは同様である。とりあえずは1号と4号の均平と畦塗りという力仕事に戻ることにしよう。

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背景の変更

春めいてきましたので背景を替えました。
11月頃に前の山から撮影した農場の様子です。
田んぼは、1号は湛水、2号と3号は裏作中、4号は荒起こしの状態です。
燻炭作りの煙が上がっています。

    鳥瞰写真  

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    雪景色   

アクアラインの通行止め解除

 時間とガソリンと余分な通行料を支払うことになり、少し不満があった通行止めだが、調べたところでは21時25分に解除となったらしい。もし袖ヶ浦のICで待機し、再開と同時に渡っていたら昨日の50キロ遠回りルートでの到着時間(22時ごろ)とほぼ同着だったことになる。しかし、10キロもの海底トンネルを通るたびに、地震に対する安全性の問題は気になっていたところだ。不満はあるが安全重視の判断を非難するつもりはない。トンネルの中に水が入ってきたらどうにも逃げようもない。
 ところで、森田知事は来年度末までの社会実験終了後も800円を継続すると言っているらしい。政治家の言うことは信用ならないが、毎週通る我々にとってこの料金が続くかどうかはとても大きな影響がある。ぜひ継続を望むものだ。
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房総で百姓やってる...

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