定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2010年05月

低い気温

 農場から帰るときに車の外気温計を確認するのは習慣になっているが、昨日出る時の気温は10度。夕方日が落ちてからも農場内を慌しく駆け回っていても、寒いなあと思っていたからウールのセーターを着ていたが、そこまで温度が低いとは思わなかった。田植えを終え、落花生やサツマイモを植えたのに、この寒さはないだろう。今みていた天気予報によると、今週は25度前後くらいに上がるといっていたが、あまり信用はしていない。やはり、前に書いたような冷害対策(「イネの低温対策」「アイスランド噴火は他人事ではない」)をやる必要はありそうだ。
 イネの対策のうち田植えを遅らせるというものについては、諸般の事情により実現できなかったが、植え付けも済んだ3種類のイモをしっかり育てていこうと思う。写真は撮れていないが、土曜日に20リッターの水タンクを2個買った。これはGS酵素や玄米アミノ酸といった怪しい物質の希釈と運搬用である、軽トラや運搬車に乗せて畑や田んぼの傍までいってじょうろで撒くという使い方だ。一種おまじないのようなものかもしれないが、とにかく低温や日照不足の状態でも育つような基礎体力を持たせる必要がある。
 

動物ラッシュ

 昨日の夕方の薄明かりが残っているころ、周囲からシカの鳴声が聞こえた。それも南の山とうちの山、北側隣地の元田んぼの3箇所から次々と。8連発の発射装置を持ち出してロケット花火をあたりに打ち込んだ。火薬の匂いも振りまいておこうという魂胆だ。
 そのちょっとあと、会所から帰るときはシカだらけという感じだった。まずは会所の分校跡のあたりで2グループ、次は粟又で1グループ、最後は老川の人家もある辺りだったがここで出会った。最後の老川では、突然飛び出してきて急ブレーキをかけるという危険な状態。まあ、ちょっと前から認識はしていたし、こちらもある程度予測しながらの運転だったため、事なきを得た。
 おまけだが、粟又あたりの山道で小型の動物が飛び出してきて、徐行した車の前を数秒間走って逃げる状態になった。低い丈の割りに体は長く、イタチかと思ったけれどそれほど細くはない。真後ろからの観察では種類の特定はできなかった。
 nakakaneさんのコメントにもあったように、害獣駆除をやっているようだ。私も土曜日の朝、会所の近くでハンターの人たちと出会ったが、蛭と戦いながらやってくれているんだろうが、あまり効果はないようだ。

用水統計(5/30)

 5/30 19時現在の水量は、
    沢水の量    2.20立米/時
    2号入り口   1.83
    3号入り口   1.70
    4号入り口   1.38

 簡単には計測できない4号の吸水量が1~3号田んぼと同レベルとみなせば、田んぼ全体では1.11立米/時程度と推測される。これは計測時の沢水の量2.20立米/時を下回っている。このところ雨が続いているので、畦などの吸水量も減少しているんだろう。とにかく、昨日は各田んぼにも十分な水が行き渡るありがたい状況だった。ということで、川からの揚水については行う必要がなかったし、来週末までの稼動スケジュールも設定しなかった。

5/30 サツマイモ完了(一応)

 本日のメインの作業はサツマイモの定植。朝、まずはポチを連れ出して第1中の畑の菜花跡を耕耘、ここはナスの場所、次に第1上の畑の菜花跡、耕耘と畝立て、ここはサツマイモの場所。続いて第2農場に移動、A1畑を耕耘畝立て、ここはサツマイモの場所。午前中はそこまで。

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 午後は第2農場A1畑にサツマイモ定植、約200株。 その後第1上の畑のサツマイモ定植、50株。その後は
GS酵素を撒く作業、本日勘定奉行が植えたキュウリ、ナス、トマトに撒く。その後第2に移動してサツマイモに撒く。田んぼにも撒いたが、1000分の1では効きそうにない。
 あとは葉物などの出荷準備、ホウレンソウなどだが、かなり多い。スナップエンドウやキヌサヤも多く、明日の直売所はかなりものが多くなりそう。明日の準備も手伝い、今ようやく一段落した。

水の状態

 到着後すぐに水の状態をチェックしたが、1号から2号、2号から3号へのパイプがいずれも詰まり気味、どうやら先週末に刈った草が詰まったらしい。オーバーフロー装置が効いて大きな問題とはならなかった。

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 2号田んぼの山側は、正月にユンボで拡幅したところだが、ここから漏水していた。2号田んぼの漏水が多いと計測値は言っていたが、このあたりが原因らしい。鋤簾と鍬で畦塗りのような方法で直してみた。
 水源地の方に行ってみると、取水装置の落ち葉は多めだったが、問題なく流れていた。深取水装置をつけてからずいぶん楽になった気がする。しかし、水源地のクレソンは食われているようだ。シカだろう。

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5/29田植えが終わった

 ちょっと遅めの到着時間は9時。すぐに田植えの準備に取りかかるが、沢水が多くて1号の水がなかなか下がらない。道路に出て、沢水の配管を抜いて道路のU字溝に放流する。

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浅くなってからいよいよ田植えだが、手を抜いて定規の類を何も使わないでやったものだから、植わった苗は結構カーブを描いている。どうも田植機より相当下手である。黒米は手刈りでやるか。なかなかはかどらず、結局昼休みは2時頃までずれ込んだが、今年の田植えは終了である。

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 午後は収穫をしようとキヌサヤを取り始めたが、4時近くになって雨が本降りとなり中断。作業は終わりにして、鴨川のカインズホームになすなどの苗を買いに行った。ナスの苗が20株くらい。サツマイモは250本くらい購入。

おっといけない、忘れていた予定

まだ夏野菜の定植をしていなかった。トマトはかなりの数、キュウリはそれなりの苗をビニールトンネルの中で用意しているらしいが、ナスなどは買う必要がある。ということで、夏野菜の準備をそろそろ始めよう。

今週末の作業予定

 明日、まず片付けたいのは1号田んぼの150㎡ぐらい残っているところに黒米の苗を植えることである。一部は苗代として区切ってあるから、それを均して平らにした上で水位を下げるという準備が必要だが、実際の田植え作業は2人時程度と考えている。準備とあわせ午前中には完了する見込みだ。
 あとは、収穫物でスナップエンドウとキヌサヤがかなりの量あるはずなので、これも二人がかりで行うことになるだろう。その他は、田んぼの草の状態の確認と、必要なら草取りをやらなければならない。また、どうも中長期の気候が不安定のようで心配事項である。効果があるかどうかについては疑問がないわけじゃないが、GS酵素や玄米アミノ酸をいろいろ撒きまくり、天候不順に耐えうる体力をつけてもらおうかと考えている。

戸別所得補償について調べてみた

 nakakaneさん情報で、農水省の出先が説明会を開いていると聞いたので、HPから情報を探してみた。まだ全貌を把握したわけではないが、今のところ手続き項目が多そうであることと、成果(交付金額)についてはたいしたことがなさそうで、端的にいうと「面倒な割りにたいしたことがない」と言う見通しである。
 私の場合、一応農業従事者としては認められているから交付の申請はできると思うが、米の戸別所得保証の場合には、精算数量目標の割り当てというものを受ける必要があるらしい。それは手順を踏めばできると思うのだが、ネットでは19アールしかない私の田んぼのうち10アール分は自家消費等として控除になるということなので、対象は9アール分。単価は概ね15000円/10アールということだから、ごく単純に計算すると13500円というのが見込み交付額である。
 ということで、私のような零細農家の場合、平日に休暇をとって役所に顔を出したり、いろいろ書類を書いて提出したり、という手間に見合うかどうかは微妙である。まあ、二毛作の裏で作物を作る場合にも交付金があるようなので、そのあたりは今後調査し、必要があれば県や町も含め役所に聞いてみようと思う。

 なお、私の場合は第2種兼業農家(準主業農家ともいうらしい)となるわけだが、税金面でもいろいろ状況や可能性の確認が必要である。青色申告という、聞いたことはあるがこれまでの私にはまったく関係のないことも関連してくる可能性がある。農業や自然科学、生物学、もっと苦手な植物学に加え、いろいろと調べることは増えるばかりである。しかしいずれも面白い。

取水装置の状態について

 取水装置を設置してからかなりの時間がたったが、このところ水源地から敷地内の池までの配管系に大きな問題は発生していない。どうやら改良が奏功しているようだ。

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 この写真は1週間ぶりに水源地をチェックした際のものだが、取水装置のかごに落ち葉が多少溜まっているものの、中に落ちずに流出する水が若干増えている程度で大きな障害にはなっていない。装置内の写真は撮らなかったが土砂の堆積もほとんどみられない。ということは以後のVU管に流れ出る土砂もほとんどないということで、そのせいで定常的に発生していたいろいろな障害がなくなっている。これならば、時々堰の中の泥をさらう程度のメンテナンスをしていけば安定状態を維持できるはずだ。
 ただ、ビニールシートで覆った堰は自然の中で違和感がある。若干漏れているところもあり、沢水が少なくなってくれば、ほんのちょっとでも漏らしたくなくなるだろう。このあたりをどうするかも頭の隅で考えておく必要がある。
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