定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2010年08月

圏央道一部区間の開通について

 横浜から会所に通うルートは、アクアラインから圏央道に入り、現時点の終点である木更津東ICで降りてから山道を約33.3キロ走るというものだ。帰りはその逆である。圏央道のその先については、茂原の方に向かって建設中であり、市原南ICという次のインターまでは比較的早く開通するという認識だったから、それがいつなのかを確認してみた。政権交代に伴う不透明性もあるかもしれないが、NEXCOを含めあまりはっきりしたことは書いていないのだが、どうも来年の3月頃というのが一応の予定らしい。
 続いて、市原南ICの位置を確認してみたが、現地確認すればわかるのだろうけれど、現在の地図や航空写真、インターネット上の情報ではこれまたよくわからない。おそらく、高滝ダムの東側で国道297号線と県道168と172号線が交差するあたりではないかと思われる。
 では、会所にすむ我々にとってメリットがあるのかどうかという点だが、それはどうも微妙である。会所から木更津東ICまでが33.3キロに対し、今度は27.5キロであり、5キロ弱近い。しかし、高速道路の走行距離は12~13キロぐらいは増えそうだ。スピードの違いはあるけれど、トータルでの時間が短縮される程度はまだ不明である。まあ、来年春の楽しみと思うことにしよう。ただ、確か来年春にはアクアラインの料金改定があるはずで、その結果ではあまり楽しみにはならないかもしれない。

シンボルツリーの現況

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 シンボルツリーについては入植前からいろいろ考えていたが、昨年夏の段階で「メタセコイア」にしようとタネからでた幼苗を農場の一部で育てていた。「メタセコイヤ (シンボルツリー??)」から1年と少しが経過したが、結局2株のみ生き残っている。今の場所は草からは逃れやすいし、もうそろそろ草には負けないサイズに育ってきたので、ちょっと期待ができる状況だ。ただ、30m以上に伸長するらしいので、植え替えについては慎重な検討が必要だ。一応、田んぼエリアの北側の東西の端に1本ずつ植えようかと考えているが、どちらも油断するとススキがはびこる場所なので、植え替えにはもう少し時間がいると思われる。

田んぼの水について

 沢水の量は先週の0.47立米/時からさらに減少し、0.4立米/時となっている。もう終盤になっているから困るというわけではないが、とても少なく何となく心細い。出穂から2.5週が経過したが、まだイネの葉に青さは残っており、あと1週間は水を切らずにおこうと決めたので、一応川水を5時間あげるというプログラムは継続する。来週末に配水系統の切り替えを行い、田んぼを干し始める。

 こんな風に沢水が細ってしまったので、少しさかのぼってデータを眺めてみた。眺めたところで雨が降るわけでもなし沢水が増えるわけでもないから、単なる気休めである。
 まず、毎度水の多少を判断する指標にしている30日累計雨量だが、現在の数値は45.5ミリとなっているが、明日から17ミリに転落してしまう。これは雨量が足りていると判断する基準値200ミリから比べればかなり低い数値である。雨量の統計をさかのぼって集めているのは2006年以降だが、この中で悪い方から第4位になる。この4年半で30日累計雨量が少なかったのは、
    2007/07   1.5ミリ
    2008/08   5.5ミリ
    2009/01  13.5ミリ
    2010/08  17.0ミリ
こんな感じである。夏でも結構渇水状態になることがあるらしい。

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 今年の状態はどうだろうという確認を別の観点で整理してみた。それは5月から8月の4か月間の雨量で比べることである。少しリズムが速い人も多いらしいが、私の稲作ではこの4か月間がイネのために水が必要な期間である。
    2010年    396.50 ミリ
    2009年    855.50
    2008年    813.00
    2007年    704.50
    2006年    635.00
こうしてみると、今年の稲作時期降雨量はかなり少ないことがわかる。2008年は、7月の雨量が7ミリしかなかったが、梅雨の雨量は多かったらしい。

 やっぱり、こうやって調べてみても気休めにしかならないが、今年は結構厳しいということもわかった。こちらとしては、大体2週間に1度くらいは30ミリ/日を超えるようなまとまった雨がふり、月間では150ミリ程度の雨量になるといったことが望ましいが、どこに頼めばそうなるのだろう。

イネ刈りの前に

 私の田んぼは4枚からなっているが、2年目にしてそれぞれの条件は微妙に異なっている。まず、10年弱前(前の前のオーナーが田んぼをやっていたころ)と今を比べてみると、1号と4号については平面的には若干違うが、レベルとしてはほぼ同じになっている。2号と3号は、昔の3枚田の真ん中を2枚にわけたため、昔とは違うレベルに作られているという成り立ちの違いがある。
 続いて水の件だが、1~3号はいずれも入った水はすぐに出る構造で水は通過しない。これは昨年とは違う構造である。また、4号のみは東から入った水が西に抜けるようになっている。
 あと、昨年から今年にかけての話だが、2号と3号についてはいわゆる2毛作として菜っ葉類などを栽培したが、1と4号については冬期も湛水していたという違いがある。
 田植えの時のことを思い起こすと、1号と2号(全部ではない)は自分で作った苗、3号4号はよそから頂いた苗で、初期の生育状況には差があった。
 このあたりが田んぼごとの条件の違いである。去年のイネ刈りの時は、最初だったから夢中だったのだろう、どの田んぼの米がどう育ち、をどう処理したか(刈取り時期、乾燥方法など)というようなことを、あまり厳密には把握しなかった嫌いがある。今年は、田んぼごとの区切りをちゃんと確認し、収穫量や食味などの結果をきちんと把握分析できるようにしようと思う。

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    手前1号と奥の4号には水が入っている、4月ごろである。
    2号3号の菜花類の花は盛りである。
 

サトイモの花

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 昨日は第1農場のサトイモの面倒を見たのだが、2株に花がついていた。写真ではよく見えないかもしれないが、湿原に咲いているザゼンソウや水芭蕉ともちょっと似ている。会所には結構多いマムシ草にも似ているようだ。カミサンは即座に切り取っていたが、後で調べたところでは特に害はなさそうだ。また、できた実を播けば、それから実生の芽も出てくるらしい。それはなかなか面白そうなので、次に見つけたら切り取らずにタネを採取してみよう。
 ところで、第1農場のサトイモは、かなり生育状態はいいと考えていたが、写真にちょっと写っているように、かなり傷んでいる葉も出てきている。これは、日照りの影響に加えて虫の食害も結構あるからだと思う。昨日は水をやったんだが、この写真のようにほんのお湿り程度である。
 第1農場のサトイモ畑は、沢水を受けている池の横にある。もうちょっとすると田んぼに水を回す必要が薄れるため、たっぷり水をやるつもりだ。

 第2農場のサトイモは、こっちより生育状態は悪いが、逆に虫に食われたりはしていない。心配は、そばに植えてあるサトイモやラッカセイがシカに食われているため、これもやられはしないかということだが、今のところヤツ等もそこまで腹がすいているわけではないらしい。近所の大先生は、ジャガイモやサトイモはよほど食べ物がなくならない限り大丈夫と言っていた。第2農場の落花生も風前の灯だが、サトイモの防波堤として置いておくことにした。

暑いが、秋近し

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暑い暑いと騒いではいるが、昨日の夕方の空の様子はこうなっていた。どうやら秋の到来は近いと思わせるものだ。

よく見ると
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    最初の写真とタイミングが違います
    いくら拡大したりして探しても、飛行機は見つかりません、念のため

昨日の作業(後半)

 昨日はかなり暑かった。午前中の作業(竹取り)は、日が当たらない竹藪の中でやったけれど、汗は流れるように出て午前中でつなぎはびっしょり。まあ、竹を4mに切って枝を落とし、崖の上に上げるという作業量はそれなりにあって、翌日の今日は体中が痛むほどではあるのだが。
 午前中いっぱいで「こんなもんでいいんじゃないか」くらいとって終了し、家に戻って昼食をとりちょっと休憩。長めの昼休みを取っていると弟たちがやってきた。暑いように思えても都会とは全く違って過ごしやすいといっていた。夕方はお決まりのBBQとなるのだが、それまでこちらは仕事をしなければならない。まず、軽トラに積んだままの竹を降ろすのだが、今回は田んぼエリアに軽トラを突っ込んでみた。一旦門を出て、バックホーやトラクターを出し入れする出入り口から畑に入れ、斜路を通して田んぼの脇まで持っていくのである。一応乗り入れた後はすべて四駆にしたが、問題なし。田んぼの中はどうかはわからないが、脇までは軽トラを付けられることがわかった。
 そのあとは、日照りのためと虫のせいで元気がないサトイモにGS酵素入りの水をやった。60Lは井戸で入れていったが、不足分40Lは池の水。100L程度では焼け石に水のような気もする。サトイモにはワラやもみ殻を敷いたりしかけたが、夕方になり終了。あとは来週回しとなった。

オダ用の竹を調達

 ご近所のお宅のハチク(淡竹)を取らしてもらうことになり、朝から出かけていった。「全部切ってもいいですよ」といわれたが、そんな容易な量ではない。
 
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 午前中いっぱいかかって切り取って崖下から上げた竹は、約50本程度。長さは大体4mに揃えてあり、棟に使う場合はそのまま、足にする場合は半分に切って使用する。それにしても、軽トラのユーティリティは高い。

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イネ刈りの準備は進行中

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早く起きるつもりだったが、目が開くと普段の日よりも1時間遅い6時半。ちょっとのんびり朝ご飯を食べてから予定通りフェンスの足下の草を刈り始めた。田んぼ側がきれいになってもまだ畑側が残っている。こちらも終わらせる。屋敷の横も刈ったが、田んぼ側はいいが、屋敷側は庭木がフェンスの際まであって、ここが残っている。

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その後、第2農場に出かけてオクラを穫る。本当は毎日でも穫らないといけないのだが、週末だけでは巨大なオクラばかりになってしまう。キュウリもそうだが。ついでにオダの足にする竹ももらってきた。

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昼からは田んぼの仕事。今日は田んぼの水を少し低くしてみた。あと、沢水を田んぼを通さずに4号の池まで通すバイパス水路も造った。出穂から2週間半だから干し始めるのはちょっと早い。一応来週から干し始めるための準備完了というところ。

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会所からこんばんは

 収穫が近づき、明日も早朝から仕事をしたいので、今晩からやってきた。田んぼは大きな異常はないが、アオサギなどが原因なのか、穂が重くなってきたからか、畦際のイネには傾いたものが多いようだ。田んぼにいるドジョウやメダカ達はいつも通りで問題はないし、アオサギよけの釣り糸もそのままである。唯一問題があったのは2号田んぼの山側である。歩いていくとウサギが一匹いてこちらを覗っている。更に近づくくとするっと網の向こうに逃げていった。
 
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網には結構大きな穴が空いていた。電気のワイヤーよりも下である。電気柵は活きているようだが、防獣網全体の機能にはちょっと疑問も芽生えてしまった。

 沢水はかなり少ない。夜でも2号から出てくる水はチョロチョロだが、1号2号とも水はちゃんと入っている。3号4号は、5時間で25立米/日の川水を揚げているので、十分である。畑の方も特に異常はない。キュウリは巨大なものができていたので、とりあえず取ってぬかに漬けてもらった。
 
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 これは、イネを干すのに使用するフェンスだが、ごらんの通り草が占領している。明日朝さっそくの仕事はこれを刈ることだ。
 
 
 一旦家に戻ってから次の見回りの時、向かいの山に光る目を見つけた。体型はよく確認できなかったが、小型のシカかキョンではないかと思われた。家に戻ってロケット花火を持ち出し、シカのいたあたりに打ち込んだ。あそこの人間は厄介なヤツだと思ってもらえれば幸いである。
 
 横浜を出るときは30℃だった車の車外温度が、こちらにつくと26℃。そのあともどんどん涼しくなって、シャワーを浴びたらようやく天国になってきた。
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