定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2010年09月

今週末の作業

 米の収穫が終わると、やることはいろいろあってもちょっと緊張感がゆるむ。何となく快い脱力感である。これまで毎週感じていた、早く週末がこないだろうかという気持ちや、隙あらば(?)休んで行ってしまえ、という気持ちはほとんどなくなってしまった。 まあそれでも、オダの台や棟の竹を片付けたり、あちこちで山になっているわら束を整理するといった後始末はやらねばならない。
 あと田んぼの冬ごもり対策がある。4号は湛水することが決定、2号は畑にして菜っ葉類の種や苗を植えたが、1号と3号は検討中である。カミサンの提案で3号には菜花の種をまこうと考えているが、1号はレンゲかな。まだ種も手に入れていないので、ちょっと遅い気もする。
 もう一つは水源地の整備だ。堰の中には泥や落ち葉などがつもっており、先週末の時点で取水パイプのあたりまで届いていた。このところの雨で、取水装置まで泥などが流れ出ている可能性も大である。ようやく山蛭の季節も終わったと思うので、浚渫作業もやっておきたい。
 以上は天気がよかったときの話だ。予報では雨模様という感じもする。納屋でできる籾すりもやっておかなければいけないだろう。去年に続いて2年目の米については、比較的注文の滑り出しが早く、出て行くペースが速い。精米よりも籾すりの方が準備や後始末が面倒で、気軽にはできない作業だから、雨だったらこれに専念するという考えもある。

15人の坊ちゃんたち

 先週末の日曜日の夕方、直売所で販売するものを収穫していたカミサンがうれしそうにかごを下げて戻ってきた。中にはたくさんの坊ちゃんカボチャ、数えたら15個あった。5~6個はあるだろうと思っていたらしいが、蔓を引っ張っていくとゴロゴロと出てきて15個も出てきたというのである。
 これまでに30個位は穫れていてかなり好評だったものだが、別の場所で穫れたものが主で、今回のあたりは春先からワラビが茂っていたところ、カボチャの蔓は果敢にワラビやセイタカアワダチソウ、フキなどを分けて入っていき、実を作ったようだ。このあたりのカボチャ(3株)は、落花生畑の隣に植えたもので、大事な落花生のついでに酵素を撒いたりしたこともよかったのだと思う。
 この坊ちゃんカボチャという種類だが、比較的小さめであって小人数のご家族でももてあまさないし、味もよくて好評だった。来年はもっと栽培することにした。

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    重かったらしく、あと数個はここに入っていない

またまたiPodデータの整理について

 イネ刈りの傍ら、iPod内の整理は続けていた。先日の記事ではフリーソフトを使用してiPod内の曲データを一旦吸出し、新しいマシンに古いヴァージョンの iTuens をインストールして、最大音量などを調整して入れようとしていたが、購入済みのゲームや音楽データの扱いが面倒なので、古いマシンを当面継続使用し、iPodのデータの評価見直しなどを進めていた。といっても簡単ではなく、古いマシンは iPodの同期などもできぬうちにダウンしてしまうほどどうにもならない状態だった。そこで、犯人と思われるビデオカードを取り外してDysonで掃除したが、それでも状態が改善されないことから、思い切って外してチップセットの描画機能を使って動かしている。この状態はテンポラリーである。
 作業の結果、1万7000曲の評価と見直し、重複チェックはほぼ完了した。トップレートで絞れる4☆5☆は1150曲(7%)程度、iPod Touch に取り出す3☆以上は3000曲程度となった。一段落したので、当分の間はiPod Touch を持ち歩き、☆3~☆5の見直しをしながら音楽を楽しむつもり。今回は、☆3~5個の曲は基本的にダブらせずに☆2に下げたので、☆3以上の曲は約200曲減った。それだけダブっていたことになる。これで、アーティストや☆の数を確認する以外はランダムに曲を楽しめるはずだ。
 

会所の雨は凄いことになっている

 昨日の雨量は129ミリ、本日もすでに120ミリを超える雨が降ったようだ。23日以降の累計では344ミリと2か月分程度は降ったことになる。8月の渇水の帳尻あわせをしているようである。
 この前脱穀して横浜の家に持ち帰った米は、元子供部屋にブルーシートを干して広げ、扇風機を回しているが、そのまま会所のハザに干していたら、イノシシにやられなくても雨にやられる結果になっていた。できれば日に当ててやりたいが、この天気だから様子見である。明日ピンポイントで天気になるかもしれないが。これで、沢水の配管もきれいに泥が洗われて、当分は大丈夫だろう。

ボイラー修理のその後

 8月のお盆休みの初めにお湯が出ないボイラーを修理したことを書いた。その後は何とか使える状態が続いていたが、今回のシルバーウイークに入ってから今度はなかなか火がつかないというトラブルが発生した。前の延長で蓋を開けてのぞいてみるが、どうやらバーナーの中の不具合に思えた。灯油バーナーの中の点火装置の確認などはバーナー自体を取り外す必要があり、どうやらこれは素人の手には負えないようだと、メーカーに問い合わせた。型番などを伝えると、製造終了後10年以上経過しているので補修部品はありません、オーバーホールのみで直らなければ修理は不能です、という条件付きながら勝浦の業者さんを紹介してくれた。
 すぐに連絡があり、午後半休をとった22日の夕方に来てもらうことになった。みてもらうとタンクに水が入ったために内部に錆が発生しており、その水や錆がバーナーの方まで回って異常が発生していることが判明した。何とか火はつくようになったが、いつ壊れるかはわかりませんという見立てで修理完了。確かにそのあと一応は使えたが、その日のうちに点火不良は再発。その後はもう全く火が入らない状況となった。
 一応、交換した場合の金額の見当は聞いておいたのだが、機器の金額は定価の65%。インターネットで探してみると50%で売られていた。業者さんには、機械はこっち手配で設置だけでもやるかと聞いてOKということだったが、手間やその後のメンテも考えて3万円余分に払って一括で任せることにした。
 昨日、朝から取り付け工事が始まり、私が第2農園で野良仕事をしている間に完了。夕方早速風呂に入ったが、前の機械で気になっていた温度の上下などが改善されたり、リモコンで風呂の温度をデジタルで設定できたり、やはり15年分の進歩はしているようである。ということで、農場に来られる皆さんにも不自由をかけたが、もう問題はありません。ただ、こんなこともあるから五右衛門風呂を作っておくのもいいんじゃないかと感じた。

無農薬・有機栽培・天日干しの会所米 販売について

 直売所や知り合いルートでお米の販売が始まりました。昨日は収穫量の一割見当(50kg程度)を発送したようです。田んぼを開拓してから2年目、昨年に引き続き無農薬有機栽培と天日干しにこだわって素人が作りましたが、滑り出しから反響は良好です。
 去年の倍位穫れましたから、去年のように正月過ぎになくなるということにはならないと思うので、このBLOGの読者の皆様に、ご要望があればおわけしたいと思います。価格は¥600/kg+送料となります。また、横浜・東京間であれば手渡しも可能です。興味を持たれましたら、この記事のコメントにて、「管理者だけにメッセージを送る」スイッチを入れてご連絡ください。なお、Mailアドレスを入れていただければ、あとはそちらにご連絡します。
 
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イノシシ襲来を振り返る(まだ途中かも)

 簡単には書いたが、思い出してもう少し詳しく書いてみる。
 最初にこれまでのことだが、入居時には現在田んぼになっているあたりの草原に、のたうち回った穴(ヌタ場)が残っていたし、以前は道路沿いの椎茸小屋のあたりには住み着いていたという近所情報もあるが、竹藪にきてタケノコを荒らしたことはあったと思われるが、それを例外としてこの2年弱の間、当方の耕地内にイノシシが入ったことはなかったと考えている。
 今年の場合、会所区の西(上)の方から被害が出ており、米についても区内のお宅で3分の2をイノシシにやられたといった情報が入ったり、当家北側の休耕田から鳴き声が聞こえることもあり、電気柵を整備するなどの対策は施していたところだった。今年は機械で田植えをしたので、4枚の田んぼの田植えををほぼ1日で終わらせたのだが、イネ刈りについては1号から刈り始め、最後に4号の西半分が残っていた。
 うちの田んぼに入っている姿をみたのは24日の夜だったが、その二日前の22日の夜、予防的な意味でロケット花火を発射させたときにうなり声などの気配がした。慌てて夜の9時頃から月明かりの中でイネ刈りを始めたのだった。結局、すでに倒れているイネも多くぬかるんでいる部分もあったため、残りの約半分200㎡程度をバインダーで刈ることが精一杯だった。翌朝は早起きをして手で刈り始めたが、前夜も更に暴れ回ったようで、一部を刈り取ったにとどまった。24日は家族がやってきていて前夜に続いてBBQをやっていたのだが、一段落して家の中でワイワイやっているときに、田んぼの方に何らかの気配を感じ、外に出てみるとLEDライトの中に動くものが見えた。よくよくみるとそれはおそらく体長1m程度のイノシシで、目が赤く光っていた。すぐに玄関に戻ってロケット花火をとって引き返しメクラ撃ちしたが、もう逃げたあとだったかもしれない。
 という感じで、かなりギリギリの駆け引きがあった。冷静に考えるとむちゃくちゃな夜のイネ刈りも、やらなければ1俵強の米が減っていたことになる。結果的には正解だったようだ。それにしても、あらためて思うことは、奴らの執念深さである。一度味をしめると、そのものがなくなるまであきらめない。落花生のタヌキも同様だった。あともう一点は、かなり危険な状態もあり得るということである。イノシシのいた場所は、家から田んぼに出たあたりから40m程度向こう。ライトで照らしても向こうもびっくりしない距離である。これがすぐそばだったら捨て身の攻撃に出てくるかもしれない。この頃の泊まっている間は、田んぼエリアと住まいの境界にある金網を閉めずにあけっぱなしにしていたが、これは必ず閉めておくことにする。あともう一つは、隣地の休耕田(現在はススキの原)を冬の間に何とかしようということだ。せめて草でも刈らないと奴らの格好の隠れ家、巣になってしまうだけである。お隣と交渉することにしよう。

沢水の状態について

 このところ、十日おきくらいに30ミリ程度の雨が降っており、一時のろくに流れていない状態から復帰している。特に昨日からはすでに100ミリ以上降っており、かなりの量(3立米以上/時)の沢水が流れ込んでいるはずだ。例の予測用数値モデルによれば、配管のMAXである5立米/時くらい出ているそうだ。
 しかしイネがなくなった田んぼにとっては、どちらかというと歓迎すべき状況ではない。早々と畑に転向した2号田んぼは、畝の谷の部分に水が溜まり始めているし、耕耘しただけの3号田んぼは、干してあるイネを集めるために運搬車を入れたところ、危うくスタックするところだった。4号田んぼは、排水口が詰まったせいもあって水位が上昇して田んぼ全体が池と化し、せっかく西側の待避用に作った池に集まっていたサカナたちも田んぼ中に広がってしまったらしい。土曜日の夕方に詰まりを除去し、一旦水位は下げたが、この雨では4号は再び満水状態になると思われ、メダカたちがどうなるか心配なところである。実は、4号の一角にはイノシシにやられたイネがそのまま残っている。これを刈り払い機などで処分しないといけないと思っているので、田んぼの時の水位には戻していないのだ。次の週末にはそのあたりを片付け、冬期間の湛水準備に入りたい。
 ところで、昨日はいつものアオサギではなく白鷺が飛来していた。形は同じようだが、真っ白な姿はとてもきれいである。このところアオサギも人間がいるときまでくるようになっているが、イネがなくなり田んぼが露出したので鳥たちも気になるのだろう。こちらもドジョウたちを守る方法を考える必要がある。

コメは一段落した

 今年の米がようやく終わった。稲刈りはちょっと前に終了したし、籾摺りなどの収穫後の作業は残っているけれど、ハザ掛けしていたイネを取り込んで脱穀すると、ようやく自分の手の中に入ってきたという安堵感が生まれた。まだ2年もやっていない新米農家ではあるけれど、2回目の米の収穫を一段落させてあらためて思うことは、他の何よりも米の収穫の達成感が大きいということだ。水や日照の問題、虫や病気、ケモノへの心配など、頭の中にはいつも米のことがあったが、終わった現在の緊張がほぐれる感じが実にいい。
 今年の場合、いのししにやられはしたものの、被害は幸い一割程度で済んだ。昨年に比べ面積は1.4倍、単位収量は1.5倍だから、一割減でも去年のほぼ倍の収穫となった。薬にも化成肥料にも助けてもらってはいないし、うまい米だったから大満足である。とある本に、一度米を作り始めると10年はやめられないということが書いてあったが、本当にそう思う。もうすでに、来年はどうやって作ろうかと考え始めたところである。

ワラを取っておく

 昨日の夕方、雨が降り始めたので大慌てで脱穀したばかりのワラを納屋まで運んだ。去年のワラは2抱えほど取ってあったが、イネ刈りの時に束を結んだり、今度の週末には唐辛子をぶら下げ用に使ったり、もちろん畑に敷いたりと出番はあったので、今年はもう少しとっておくことにした。私は納屋の中の軽トラの荷台にとりあえず放り込んだが、カミサンも同様に考えたようで、納屋の軒下にワラ束が干してあった。

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 ワラというものは、コンバイン全盛になって田んぼに切りながら撒くことが一般的になり、最近では貴重品らしい。会所でもイネを作っていてワラが取れると言うとうちくらいかもしれないが、既に2軒にさし上げた。田んぼに残してあるものは雨にあってしまったが、必要な方には差し上げたい。といっても受け渡しはかなり困難。
 一時期の口蹄疫の際に原因として中国から輸入するワラの加熱消毒が不十分だったと書かれているものを読んだ。添れは本当かどうか確認もできないが、ワラのようなものまで輸入しているということは事実らしい。
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