定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2010年10月

新幹線から

新幹線に乗るのも久しぶりだし、N7000は初めてだと思うが、車内では当たり前のようにインターネットに接続できた。荷物の量の関係から、最近特に使い慣れてきた ThinkPad ではなく、VAIO Type-Uを持ってきたから、入力は厳しいが、それでも簡単なBLOG更新くらいはできる。ちょっと残念なのは。新大阪まででそれ以西は使えないことだ。まあしかし、VAIO Type-Uもこういうときには役に立つものである。実は、通勤時に持ち歩いているThinkPad は、やはり重い。キーボードを中心とした使い勝手がいいからがまんしているが、やはり電車では、座っていてもあまり使う気にはなりづらい。やっぱりこのくらいの大きさがいいなあ。

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文章を作って、デジ金の画像を編集して、BLOG更新までさらりとできるんだから、立派なものである。進行した老眼には文字の小ささがかなり厳しいけれど。

BLOGの更新を休みます

 小旅行をしますので、明日から月曜日まで(10/30~11/01)、BLOG更新をお休みする予定です。また、この週末は農業も休みます。会所を2週間もあけるのは、昨年1月末に入植してから初めてのことです。季節外れの台風の影響がちょっと気がかりではあります。

マイカル本牧5番街の復活

 私の住む横浜の本牧エリアは不思議なところだった。横浜の比較的中心部にありながら町の中という雰囲気は比較的希薄で、ちょっと取り残されたようなところがあった。それには理由があったのである。終戦後、広大なエリアを米軍が占領して街を分断しており、それが色々な形で町の発展を妨げていたのだと思われる。それが1980年代になって返還となり、跡地に多くの住宅と中核になる商業ゾーンが建設された。その中心となったのがマイカル本牧だった。
 竣工は1989年だったようだが、本当にろくな店もなかったこの地域の住民にとってマイカル本牧は、まさに天国かあるいは夢のような場所というか、画期的なものであったのは間違いないし、大げさでもない。私のところの子供たちも、今では一人前の大人になってはいるが、何かというとマイカル本牧に遊びに行って帰ってこなかったものだ。年末年始などは、直径10m位はあるんじゃないかと思われる巨大な鍋が広場に持ち出され、それで作った料理が振る舞われたりするのだった。古き良きバブリーな時代だった。今の時代ではちょっと考えられないかも。
 その後、やっぱり不便だったし、その後に出来たみなとみらいに横浜の集客スポットの地位を奪われ、マイカル本牧の凋落が始まった。12番街まであった建物のうち今残っている建物といえば、半分もないほどだ。その中で最もおしゃれだった5番街は何年か前に閉鎖となり、廃墟になりかかっていたのだった。それがいよいよ再オープンというニュースがちょっと前から流れ、付近の人たちはちょっと楽しみにしていたのである。
 先週、いよいよそのオープンの日となり、当家でも母親とカミサンが10時前に出かけていったらしいが、とても入れる状況ではなかったらしく、近所のイトーヨーカ堂(閑散状態)で買い物して帰ったそうだ。でもその代わり、その日の夜に私が帰ってから当然のように出かけていって様子を見たが、建物自体は基本的に元のままだから、見覚えのある雰囲気だったけれど、お店はどうもぴんと来ない。ダイソーや名前を聞いたことのない食品スーパーなど、かなり多くの店は入っているが、なんだか適当に店を集めたという感じ。客を引きつけて売ろうという気概はほとんど感じなかった。毎週火曜日にご近所の奥さん方がうちに集まるのだが、今週はその話題で持ちきり、やはり相当評判が悪かったらしい。ということで、5番街の復活を懐かしむ向きには、早めに一度いっていただくことを薦めたい。
 言い忘れるところだったが、所有者も以前とは変わっており、ベイタウン本牧5番街ということで正確にはマイカルではなくなったらしい。

ボビーに首ったけ

 これは1962年にUSAのヒットチャートに入った曲の名前、コミックの題名ではない。歌手はマーシー・ブレーン (Marcie Blane : 本名 Marcia Blank) といい、アルバムも出ているが、ほとんどこの一発のみで消えていった人。1948年生まれの私は、中学生の頃にこの曲に接する。当時、父親の仕事の関係で徳島にいたのだが、実験放送中だったFMからテープレコーダー(ステレオでもないオープンリールタイプのヤツ、イメージできる人はそういないだろう)に「エアーチェック」して、テープがすり減るほど聴いていた曲だった。比較的最近まで、「オールディーズ」のCDも、この曲が入っていると買っていたほどのお気に入りだった。何度か書いている「iPodの内容整理」でも、重複する曲を1曲のみに絞るという処理をずっとやっているが、この曲だけは例外でステレオバージョンとモノバージョンの他に、トレーシーウルマンという英国の歌手のカバーまで入れている。どんな曲かという説明は割愛するが、何ともホワーンと癒される曲とだけいっておこう。
 
 そんな状況だから、時々思い出して youtube で「Bobby's Girl」を検索してみたりするのだが、肝心の Marcie Blane が実際に歌っている映像はまだ発見できていない。まあ、VIDEOもなかった時代だし、仕方ないのだろう。ただ、こうして youtube をみていると、この曲を愛する人は結構多いらしいこともわかってきていた。その昔、アメリカの音痴のおばさんが「DownTown」を唄った映像が評判になって日本のTVでも流れたことがあったが、この曲にもそういうFANがいるらしく、カバーしたプロの曲に混じって自分で唄ったものの録画もアップされている。そんな中で今回はちょっと不思議なものが見つかった。それは「噂のチューチューBOY(Bobby's Girl)」という題がついた映像で、4人組の普通のお嬢さんが、めいめいの私服で登場し、この曲を歌うのである。声も歌も悪くない、というかこの曲には自然にあったスタイルといっていいだろう。私は以前から、須藤薫さんというこの分野の曲を歌わせたらきっと右に出る人はいないはずの(元)歌手が歌ったらいいのにと思っていたが、この人たちのバージョンもありだと思った。

 それで色々調べてみたところ、このグループはプロであり、エンジェルス(東京天使)という9名のグループだった可能性があることを発見した。中の一人は奥貫薫という名前で今も芸能活動を継続中らしい、私は知らないけれど。前に書いたように youtube で見つけた映像は4人だから同じグループなのかどうかは不確かだが、一応 amazon で エンジェルス(東京天使)の中古CDを見つけて注文してみた。ついでに調べてみると、どうやら伊東ゆかりもEP盤でカバーしていたようだが、中古ショップでつけられていた価格は¥4,800 となっていた。さすがにそこまで広げようとは思わない。ということで、効き始めてから50年、音楽の息は永いものである。

今年のサツマイモについて

 昨年、植え付け面積こそ100㎡程度と少なかったが、比較的好調だったサツマイモを、今年は第2農場まで広がったこともあって、300平米以上植え付けた。去年の好調を引き継いで、最初のうちは順調な生育を続けていたのだが、まず第2農場の方が被害にあった。シカが葉を食い始めたのである。夜間は地主さんの飼い犬2匹が放し飼いとなっていて、敷地外周には海苔網を張ってあるのだが、どちらも効果がなく落花生の葉とともに食害にあってしまった。第2農場の方は復活することもなくこのまま低迷状態が続いてしまった。
 続いては、初夏の頃からイモムシ(蛾の幼虫)がつき始めた。これまで順調だった第1農場の方も大きな被害を受けた。更に夏の高温と日照りが追い打ちをかけた。比較的ましな第1農場の方でさえ、葉の間から土が見えるほどだったし、第2農場は雑草やシソに追い越され、ひっそりと生き延びている感じであった。第1の方は掘る時期の直前になってイノシシが目をつけ、あっという間に出来のいいイモを選んで掘ってしまったからどうにもならない。隣接するサトイモにまで被害が及びそうになったので、慌てて電気柵を巡らせたが、もう遅かったようだ。なるべく置いて太らせようと考えたが、葉が満足にない状態ではままならない。霜の恐れが近づいたので残りも掘ってしまった。
 予定では、控えめにみても500キロほど穫れるとみていたが、実際に収穫できたのはその2割弱。いいやつはイノシシにやられているから大きなイモは少なく、細いものも混じっている。ただ、ここの土はイモ類に向いているようで、ひいき目もあると思うけれどもうまいイモである。
 
 この結果を来年のイモ作りに活かすとすれば、まずは獸害対策だろう。設置していなかった第2農場も、部分的に設置してあった第1農場も、ともに被害に遭っている。護るのはイモだけではないが、来年に向けて装備の充実を図るつもりだ。栽培面ではあまり難しいこともないと思うが、来年はマルチを敷くことにより、初期の雑草対策をしよう。ある程度育てばサツマイモは他の草には負けないはずだ。それと、今年は苗(蔓)を300本程度購入したけれど、今年のイモを残しておいてそれをタネにして自分で作るということに挑戦してみるつもりだ。
 

光ケーブルがやってくる(らしい)

 電話局から11キロ離れた私の農場で、ADSL経由でインターネット接続するのは限界に近い。普通であれば6キロ以上はNTTもだめですというらしいし私もいわれたのだが、過疎ということで電話回線からの分岐数も少なく混乱要因が少ないからだと思うが、何とかつないでいる。何もわからない農業を進める上で、いつでも検索してものを調べられるし、天気の情報もかなり正確に把握できるし本当に役に立つけれど、速度の問題と不安定になることが時々あり、光ケーブルを待ちわびていた。
 ちょっと前に町経由でNTTに要望書を出したりしたはずだが(署名)、町にも総務省からの助成金が下りたらしい。HPでは、来年度から順次となっておりいくらか光が差してきた感じである。そんなことで早くなるかどうかはわからないが、町のHPには「フレッツ光」事前申込書などというものがあったので、さっそく記入してFAX送信しておいた。送信後よく見たら、メールアドレスも掲載されており、添付での送信も出来るようだった。思わずアナログな方法に頼ってしまった。その後さらに調べていたら、町議会の議事録の中に2011年2月末までに町が敷設する幹線の工事は終了するようなことが書かれていた。そうなると案外早い可能性もある。

壊れてしまったTVアンテナ

 もうすぐ地デジが始まるというのに、会所では当然のように地デジは映らない。衛星方式の設備を総務省がつけてくれるらしいが、そんなお知らせが来た途端、もうお役ご免と思ったのだろうか、アナログVHFのアンテナが壊れてしまった。山間部だからアンテナだけでは映らずブースターも使っているから、配線やコネクターの接続を疑ったが、そうではないらしい。脚立を立ててアンテナ本体をみてみたが、素子が2本ほど外れて落下している。そんなことで映らなくなるほどではないと思うのだが、他に原因も見あたらず、アンテナをとりあえず交換するしか策がない。それで、ホームセンターまで見に行ったけれど、今時アナログVHFのアンテナを取り付ける酔狂な人を相手にしていないらしく、地デジ用のUHFは何種類もあるが、求めるものは見あたらない。難視聴地域だからUHFをつけても意味がない。
 ということで、この前の週末はTVのない生活だった、それもいいとは思うけれど。オークションなどで適当なアンテナを探す必要が出てきた。時代遅れだけれど。

写真で見る今年の米作り

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 GWはこんな状態だった。去年は、最初だったし基本は手植えだったから、GWには一部植え始めていたが、今年は田植機を使うことにしていたし、この段階では代掻きなどをやっていた。田植えは5月の中頃だった。2年目だったから、基本的なところは問題ないとわかっていたはずだが、それでも何かと心配。均平作業や沢水関係の整備、あと苗の準備などに追われていた時期だ。
 
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 7月になるとイネもだいぶ育っている。普通の田んぼではビッチリ植えているから水面はあまり見えないようだが、私の田んぼは疎植なので隙間が水路のように見えている。3号は最後までほとんど草が生えなかった。冬の間菜っ葉を植えており、春になってその残渣をすき込んだからだろうか、田植えの直後に撒いた米ぬかがよかったのだろうか。まあ、その両方だろう。画面の左側手前では冬の間にボカシを作っていた。そのあとのイネはかなり立派、冷たい沢水が入ってくる右手前と、すでにずいぶん差がついている。全て左手前のように育っていたら、10俵/反くらいはいったと思う。倒伏はしていなかったが、味がどうだったかは紛れてしまってわからない。
 
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 8月の中頃の写真だから、出穂後1週間が経過した頃だ。7月の写真とは角度が違うが、イネは分けつして広がっているから、水は見えなくなりつつある。この時期になると、草が生えていても中には入りづらい。イネの間を歩くと、根を切っているような感覚を足の裏に感じる。苗の時は、大きく育つか分けつするかと心配し、大きくなると穂が出るかが心配となり、穂が出ると、中に米がちゃんと出来るかを心配する。しかし、米のDNAは大したもんだ。ろくに世話しなくてもちゃんと米を作る。心配しなくても任せておけばいいようだ。
 
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 ようやくイネ刈りの時がきた。元気に育ったのか、それとも籾が少ないのかわからないが、それぞれのイネは倒れることもなくきれいなアーチを作っている。他の田んぼよりちょっと遅めのうちの田んぼで稔りの時期が来ると、他はすでに稲刈りは終わっており、イノシシを警戒する時期に入る。今年は稲刈りの終盤に気配を察し、夜の9時頃から稲刈りを始めたりしたのだが、結果的にこれは正解だったようで、水が引かなくてバインダーを入れられなかった200㎡程度は、その夜にむちゃくちゃに荒らされてしまった。しかし、その程度で済んでよかったかも知れない。ご近所では、もっとひどい被害もあったらしい。ということで、今年のイネ刈りを駆け足で振り返った。いずれの写真も、私の記録写真ではなくカメラマンの甥のものを使わせてもらった。

子供の頃に戻れる場所

 前にも書いたことがあるが、農場の400m位手前に平成13年頃に廃校になった分校(町立老川小学校会所分校)がある。終戦後の開拓時代(昭和22年)に開校となったらしいから、このあたりの2代目以降の人たちはみんなここに通ったのだが、廃校時に壊さずに地域の人たちみんなで使っていこうということになったらしい。そこで、樅の木庵という蕎麦打ち教室兼蕎麦屋ができあがり、地元の有志たちの手で運営されている。週末の二日で農業を何とかやっている我々は、年中昼休みも慌ただしい状態で、残念ながら2回しかいったことがないし、そこのお手伝いも出来ていない。

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 甥っ子の写真を見ていたら、弟たちが行ったときのものがあった。ご覧のように廃校になったときのままになっている。10年近く経っているから、壁に貼ってある絵や作文の作者はもう成人になっているはずだが、代が替わっても新しい担い手になって、続けて欲しいと思う。
 写真をよく見て欲しい。こぢんまりしているし、都会の学校とはちょっと違うかも知れないけれど、新宿区立の真新しい小学校にしょうわ29年に入学した私の場合でも無性に懐かしい気分に包まれた。「ろうかはしずかにあるきましょう」なんて書いてあっても、小走りに走りたくなる。

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 しかし、12月だけなぜ12日ではなく20日なんだろう。間違えたのか、それとも終業式の日にしたのか、わからない。書いた人に聞いてみたいところだ。

背景の変更(2010/10)

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 イネ刈りはとっくに終了しましたが、カメラマンの甥が撮った写真の中から1枚選び、背景に設定してみました。私も写っていますが、他にも登場している生き物がいます。クリックしてご覧ください。偶然なのか、狙ったのかは不明です。そんなところが気に入っているので、今私のPCの背景もこれになっています。
 ところで、バインダーの使い方が逆になっています。こちら側の場合、普通は向こうからこちらに向かってきて稲束を進行方向の右側に落としていくのですが、この田んぼは完全に乾いておらず、特に反対側がぬかるんでいたため、この向きでやりました。刈った束は右に倒れるので、刈る前のイネにもたれかかりますが、特に問題はありませんでした。

稻ワラの分解

 昨日は湛水中の田んぼに放置してあったワラを整理したのだが、水中にあったワラの状態は少なくとも2種類あったようだ。脱穀したときからほとんど変化していないものは、積み上げたワラの水没部分、水分以外のものと接触していないと思われる部位にあった。一方、水中に散らばっているワラは、ゼリー状のものが付着したりして、溶け始めているものもあったようだ。
 作業を急いでいたので、あまりじっくり観測していなかったのだが、イネを分解させるにはちょっと分析的にみる必要があるので、次回はよく見てみよう。特に、水中で分解しているものについては、なぜだろうかということを考えてみたいと思う。
 4号のワラには米ぬかをかけておいたのだが、それの効果もよく見ていない。米ぬかだけでなくモミガラも田んぼに戻すつもりなので、来年の春まではこれらの観測が必要だ。
 

今日のご褒美

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 午前中、カミサンは畑の方の草刈りをやっていた。刈り払い機は結構気に入っているらしい。私が田んぼの仕事から帰ると、玄関にカボチャが二つ。草を刈って全て取り払ったら、また見つかったらしい。「ご褒美のように出てきた」といっていたが、本当に農業をやっていると何でもご褒美のようである。

今日の仕事は田んぼがメイン

 今日は田んぼの日。朝から運搬車を出して1号と4号のワラの山を崩して田んぼ中に振りまく作業。水に浸かっていたワラは、場所によりかなり発酵が進んでいる。特に4号に積んであったものは、あとから米ぬかを振りかけたりしたので、強烈な臭いがする。それを運搬車にどんどん積んだものだから、私も水を相当かぶって歩く堆肥人間になってしまった。

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 運搬車は、どんなときにも黙々と役目を果たす。色々な機械はあるが、出番が一番多いのはこれ。それにしても、イネ刈りのあと何もせずに水だけ入れた田んぼは歩きやすい。運搬車のクローラも潜ったりしない。一応冬季湛水田んぼのスタートである。
 ただ1号4号とも、田んぼの深い浅いの調整がまだ必要である。湛水した状態で修正が出来るかどうかがちょっと問題だ。

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 田んぼが一段落したあと、結局サツマイモを掘った。そろそろ霜が降りる時期が近づいているが、先生に聞いたところでは、サトイモは霜が降りて木が枯れても大丈夫だが、サツマイモは腐ることがあるということだ。来週末はいけないので掘ることにした。しかし、植えた時期も遅かったので出来はかなり悪い。今年は、シカと暑さとイノシシと虫にやられた。収穫量は60~70キロというところだ。

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 夕方前から雨が降り出した。体中腐ったワラのにおいがしみている私は風呂に入って、そのあとは精米作業。今日の2回を入れてこれまで22回精米している。1斗=15キロずつだから、これまでに330キロの玄米を精米したことになる。残りは150キロくらいだと思う。

シカか、ほらそこに

シカが、ほらそこに
 夜の見回りのとき、門から反対側を照らすと柵の向こうの茂みで2つの目が光っている。ライトで照らすと向こう向きになって山を上っていった。玄関まで戻りもう一度照らすと、ちょっと上でこちらをまだみていたので、例のロケット花火を持ち出して一発。火がついたとたんに逃げかかったようだが、花火はほぼそのあたりに飛んでいった。一応近寄らないようにおまじないのようなものだ。本当にこのあたりはケモノだらけである。

お客さん来訪

 今日の昼前、横浜直売所のお得意さんご夫妻が会所まで来られた。ちょっと前に奥さんが中型→大型二輪を取得→CB1100を購入と、慌ただしくステップを踏んだ直後で、今日はご主人のCB1300と2台でツーリングの途中に立ち寄られたようだ。
 横浜から会所までは、比較的のんびり走っても1時間半程度。今日の陽気はツーリング日和、会所からは館山周りアクア経由で帰着らしいが、全行程は200キロを超すくらいだろうか。取り立てではちょっと大変かもしれない。お疲れ様でした。

ブロッコリーの現況

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 ブロッコリーは比較的順調に育っているといいたいのだが、虫に葉を食べらているのが残念である。先週末も、帰る直前までヘッドライトを頼りに捕殺したのだが、その前からレース状態だし焼け石に水。無農薬の週末農業では仕方がないことかも知れない。やはり寒冷紗で覆うしかないかも。
 直売所でも去年からブロッコリーは人気商品。脇目の時期になったらさすがに虫もいなくなるだろうから、それまで元気になるよう育て続けるしかない。

本日の作業

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    今日の分はマルチを敷いて植えた

 先週タマネギとニンニクを定植したのだが、今日の最初にはそこに燻炭を撒いた。続いて今日もタマネギを植えてみた。この苗は不思議なもので、去年の出来損ないを植えておいたら分けつして、まるで売っている苗と同じような感じになったのである。ちゃんとしたタマネギになるかどうかはお楽しみ。
 
 そのあとは第2農場に出かけて、ネギを植え替えた。写真は撮り忘れたが、歯抜けになっていたネギを抜いてまとめて植え直し、空いた場所を一応トラクターで耕耘した。次の予定はまだ決めていない。
 
 
 続いて、サトイモを掘ってみた。青と赤両方を1株ずつ掘ったが、どちらももうちょっとという感じだ。第1農場に戻ってうちのヤツを掘ってみたが、こちらはまあまあだが2週間後まで置いておくことにした。サツマイモも今ひとつ、これも2週間後。

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宿敵(タヌキ)を退治

 落花生に多大な被害を与えたタヌキを、ついに退治した。ワナを仕掛けておいたのだが、本日到着して発見したときにはすでに死んでいた。山にも餌はないのかも知れないし、かわいそうな気もするのだが、人間の領域に出没して作物を荒らすケモノを許すわけにはいかない。まあこれで、一段落である。(写真はやめておこう)
 イノシシの方は、先週末にトタンを竹で止めてからそのままになっている。他の場所から出入りしている可能性もあるが、入るのをあきらめたのであればありがたい。

今週末以降の作業について

 再来週の週末は、農閑期ということもあり母親を連れて中国地方に旅行をする予定である。そのあとの11/3は祝日となっているが、日帰りで出来る作業は知れているし、横浜に居て休日でなければ出来ない仕事(樹を切る、屋上のプランター類を整理する等)をやるつもりだから、次までは2週間の空白が開く。割合最近まで暑かったから、体内カレンダーは少し狂っているが、去年を振り返るともうじき霜が降りる見込みだし(昨年は11/2)、間もなくサトイモやサツマイモは掘り起こす時期に入るため、出来れば今週末に一部試し掘りをして、場合によっては掘ってしまうということを考えたい。
 
 あとは、山になっている田んぼのワラを、全体的にばらまく仕事が残っている。一段落したのでいつでもいいや、という気持ちがあるので、どうもこういう仕事はなかなかはかどらず、尻に火がついてから慌ててやるパターンが多い要注意の仕事である。そんなものはいろいろあるので、やったら書くことにしよう。

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 11/3は横浜での作業だが、屋上より高くなっている樹木を伐採しようと考えている。都会では滅多に出番がないチェーンソーを会所から運んでおかねばならない、それと脚立も。
 

今年のジャガイモを振り返る

 今考えると、ジャガイモはケモノにやられずよかったなあ、と感じる。第1、第2農場とも今年の後半はケモノが入ったから、来年は気をつけないとヤツらに目をつけられているだろう。それはともかく、今年のジャガイモは900キロほど穫れた。豊作であった。それは当農場だけでなく、会所のご近所も同様だったらしい。いまだに注文される方もおられて残りは50キロほどになった。ここまでくるともうあとは自家用として消費しきれるほどになった。保存は段ボール箱に入れて新聞紙を被せておいた程度だったので、さすがに芽が出始めているが、すぐに取れば問題はないようである。
 もとは35Kgのタネイモだったが、30倍近くに増えたし、保存性もよいうえにうまいということで、大変に優れた作物である。栽培についても、今年は土寄せに耕耘機を使ったこともあって、ずいぶん楽だったようだし、収穫量も増えたのではないかと思っている。狭いところもあって、早く気をちょっと引っかけたりしたから、畝の間隔にはもうちょっと気を遣う必要がありそうだが、来年もそうしたことをフィードバックしながら一つの柱として栽培したいと考えている。なお、今年はメークインとキタアカリの割合は7:3位だったが、来年は5:5位にしようと考えている。

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来年のコメ・ロードマップ(続き)

 ゆるりゆるりと来年の米作りのことを継続的に考えている。前にちょっと触れたように、岩澤信夫さんの「冬季湛水・不耕起移植栽培」に共感を覚えて資料を読み漁っているところだが、千葉県が調査した在来の稚苗移植栽培との比較を行ったレポートなども出てきた。収量や肥料・農薬の量、生き物の数や費用の比較などがあって、興味深いところである。不耕起の方は米ぬか+α、農薬ゼロとシンプルなのに対し、在来の農法では肥料・農薬とも色々である。ラジコンヘリによる空中散布も当然含まれている。結果として、虫や生き物の数には大きな差がある。不耕起の方は、生育や樹勢が旺盛な割には登熟不良も多く精玄米重量は変わらない、という書き方をしているが、化成肥料や農薬なしでも同じだけ穫れるということは凄いと受け止めている。苗作りに時間がかかったり、草が出てきそうな懸念はこのデータからも推測できるが、やはり虫や生き物が棲める田んぼでコメを作ることのメリットや意味を考えると、努力のしがいがありそうだと受け止めてみたい。

 今日も現地では、弱いが雨は降っているらしい。絶対に涸れない水源があるため冬季湛水が可能ということはとても幸運なことだし、米で生計を立てているわけでもないということもあるから、やってみるしかないだろうと考えている。ただ、湛水は1号と4号の2枚だから、来年は2号3号を今年のやり方で行い、両方やってみて見比べるということになる。再来年のことは1年後に考えることにしよう。

沢水配管オーバーホールの準備

 9月以降はかなり雨量が多い。9月下旬は約1週間で350㎜以上の雨が降ったし、10月9~10日は2日間で150㎜も降っている。ところが、その両方の雨のあといずれも、農場に流れ込む沢水の量が40㎜VU管のキャパシティ4立米/時をかなり下回っており、取水装置の清掃をしてもすぐには改善されないから、途中の配管の異常だろうと考えていた。ひと晩くらい放置しておくと、ようやくMAXになるのである。

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 この写真は、田んぼが出来る前(おそらく3~4年以上前)のものだが、配管経路をプロットしてみた。いわゆる水源地の堰や取水装置はCのあたりにあり、そこから道路に出て側溝に沿って道を下り、Bの位置で埋設配管となり、Aのあたりで道路下を横断したのちに敷地内に入ってくる。もっとも疑わしいのは、宅内引き込み部分直前の町道横断部で、ここで配管はU字型に深くなっており、以前もしばしばここに土砂が堆積したことがあった。
 
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 ところが、この部分(A)にある継ぎ手を外してみると、すでに水量は絞られていた。もうちょっと遡ってB部分の継ぎ手を外しても同じ。
 
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 どうも取水装置から道路までの横引き配管が垂れ下がっているなどの事情で、その部分に土砂が堆積していると推測できた。水源地から道路までは次の写真のような状態で、倒木なども配管と接触しており、ちょっとあやしい状態。また、道路脇の配管部分も、基本的に下り坂ではあるが、一部U字溝に垂れ下がりかけている部分もあり、きちんとする必要がある。
 
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 取水装置を設置してから、配管の方に土砂が流出する量はゼロまたはそれに近い微量と考えていたが、配管の途中に堆積して不具合を起こしているという事実を考えると、何らかの対策を加えることも必要らしい。

来年の米について(ロードマップ)

 これまでの2年間、うるち米としては「コシヒカリ」を栽培してきたけれど、更にうまい米を作ろうという意図から、「ミルキークイーン」または「ミルキープリンセス」という、いわゆる低アミロース米に変更しようと考えている。どちらも基本的にコシヒカリ系ということだから栽培上の問題はないだろうと思うし、まだ手探り状態でやり方が確立しているわけではないから、今年の諸々をフィードバックさせていけば良さそうである。
 
 作り方については、生き物と米作りの関係をより一層オーバーラップさせていこうと考えている。すでに米ぬかや稻ワラを撒いたりして、まずはプランクトン類を発生させ連鎖の底辺を作ろうとしている。水に浸かったワラのあたりには、すでに泳ぎ回る微生物類が観測されている。そのうちイトミミズも発生すると期待している。
 
 来年の苗作りは、今年あまりうまくいかなかった薄播きに再度挑戦し、成苗まで育てた上で田植えをしようと考えている。田んぼのうち2枚は冬季も湛水するから、そこには不耕起で手植えという形を取ろうとしているが、今年は楽な機械植えをやったから、元に戻れるかが課題である。ただ、一尺二寸角くらいの疎植にすれば出来るんじゃないかと考えているし、疎植の効果も期待している。ただ、このあたりは田植えを手伝ってもらうカミサンの意見も聞かなければいけない。
 
 今年は5俵/反だったから、まだまだ量的には少なめだ。農薬や化成肥料を使わないという前提があるので、これから先どこまで量的な拡大が可能かは不明である。ただ、目指しているのは安全でうまい米だから気にはしていないけれど、やっぱり減るのは面白いことではないから、いろいろ実験するのは今のうちというところである。
 
 

今年の米の出来具合を振り返る

 当農場では、古代米(黒米・モチ米)とうるち米(コシヒカリ)を作っているが、気をつけていてもどうしても混ざってしまう。うるち米に黒米が混ざった場合には、精米することで目立たなくなるし、うちの黒米はモチ米だから食感としてはプラスだと思うので辛抱していただいているが、基本的に精米をしない黒米に白米が混ざっているのは何とかしないといけない。割合としては大したことはないのだが、非常に目立つのである。写真は、白米などを取る作業のために皿に入れたところ。
 
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 しかし、じっくり見るとうるち米だけではなく、白変した(らしい、乳白米というヤツか)黒米や割れ米なども混じっている。白米ではなかなか気づかないけれど、こうやって黒米の中から探すと目立つのである。世の中では一等米が少なく出来が悪いといわれているようだが、うちの米も夏の異常な暑さの影響などで苦労したのかもしれない。ちょっと調べたところでは、投熟期(当農場においては8月頃だった)の異常高温と胴割れ米の割合には相関関係があるようだ。ただ、天日干しの具合や機械(特に籾摺り機)の調整などの可能性もあり、あらためて研究してみることにした。
 混入については一度簡単に書いたことがあるが、一番あやしいのはハーベスターである。籾摺り機や選米機では、掃除をすればそれほどひどくは混じらないようだ。ハーベスターを掃除したかというと、実はしなかったのだが。そろそろハーベスターも掃除して納屋の奥にしまう時期なので、じっくり構造をみてみることにしよう。

かなり大変なゴボウ収穫

 このところ、毎週ゴボウを収穫できている。昨日は気合いを入れて掘ったが、とにかく収穫には気合いが必要だ。
 
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 うちのゴボウ畑はこんな感じだ。第2農場の一角である。たまたまゴボウの種があったので、カミサンが何気なくぱらりと播いた結果なのだが、ご近所の人たちは結構反応していた。なぜ反応していたかは、収穫時期になるとわかってきた。とにかく下へ下へと根が伸びるのだ。第2農場は元田んぼだから、現在の状態で地下40cmほどのところに堅い粘土層がある。耕盤ともいうが、田んぼの底のようなもので、ここで地下への漏水を食い止めるところだ。ゴボウたちはそのあたりまで根を伸ばし、固い地盤に突き当たって何本かに分かれたり曲がったりといった苦し紛れの対策で更に根を伸ばしている。こちらもそれに合わせて掘るのだが、田んぼの時代から今まで掘り返されたこともない地盤だから、かなり難儀である。下側だけでなく、ゴボウの背中側にスコップを入れたり、結構重労働だ。

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 昨日の収穫、店で売っているようにきれいなものは残念ながら見あたらない。ゴボウのルーキーである。普通は、うんと畝を高くしたり波板を斜めに地中に入れて誘導したり、といった手段を執るらしいが、来年はちょっと方法を考える必要がありそうだ。それにしても、地中に潜っていく力は半端ではない。
 

イノシシの侵入個所

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たびたび言葉では出てくるイノシシの侵入個所だ。この向こうは隣のお宅の元田んぼ。10年くらい耕作されておらず、ススキが背丈ほどの高さで茂っている。格好のケモノの隠れ場所で、縦横に獣道が走っている状態だ。何回かこのトタンで穴をふさいだが、次の週末になるとこじ開けて入った跡が残されている。今回は竹を打ち込んで押さえたが、さて効果はあるだろうか。

留守番係

 今日の夕方、帰る直前の慌ただしいときだった。玄関の脇で何かの気配を感じた。見回すとすぐ横にヌーッとヤツがいた。

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 こっちが近寄ろうとデジカメを構えようと、ストロボを炊いて写真を撮ろうと、何をやっても表情も変えずじーっとしている。面構えもなかなかいい。そろそろ冬眠の支度だろう。春になったらまたあおう。

メダカたちはどこへ

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 今朝、4号田んぼにアオサギがいた。先週の土曜日にもいたが、次第に警戒心が薄れていくようで、田んぼに近づいてもすぐには逃げなくなった。今日は写真も何枚か撮ったし、飛び立ったところを動画でも撮れた。
 それは悪いことではないのだが、今日田んぼを見回ったところではどうもメダカの姿がほとんど見えない。はっきりと確認できたメダカはいなかったのである。アオサギの格好の餌場になっているような気がする。ただ、4号は800㎡もあるから春になったらまた沢山のメダカが泳ぎ始めるとは思うが。ドジョウも姿を見せないが、うまく逃げているのだろうか。

本日の作業(主に畑仕事)

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 今日は借りている畑の仕事をメインにした。上の写真はネギ畑だが、かなり荒れている。半分以上が消えてしまっている。この写真は、大きな雑草を引き抜き、刈り払い機で畝の間を刈ったあとの写真なんだが、それでもこのくらいひどい。この畑は、地主さんの門から入って屋敷に行く道沿いにあり、しかもネギの苗は地主さんにもらったものだから、いくら何でも申し訳ない状態なのである。
 このネギ畑の整理と、すでに種をまいた畑(菜っ葉+大根+ほうれん草)の補植と散水、ゴボウの収穫ということで、今日の作業の7割ぐらいは第2農場の仕事だった。
 
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 帰りがけに地主さんから呼び止められ、またオオモミタケをやるというので、2個もらって帰ってきた。小さいのを2個選んだのが、大きいヤツを持って行きなよ、ということで一つは一番大きいサイズのものになった。軽トラの荷台でも異彩を放っている。

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 家の方では、下の畑を畝立てした。ここの大根はマルチをかけて播いた。ここにはタマネギとニンニクも定植。ということで、今回は田んぼの仕事は土曜日の竹の整理だけ。

カボチャ、これで最後らしい

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 前にカボチャのことを書いたが、それで終わりではなかった。カミサンが草刈りをしていてまた発見した。写真では8個だが、その後もっとみつかり今日の合計は15個。 今年は合計50個くらいだろうか。全部で8株だったそうだが、やっぱりかなり成績がいい。

今日の会所と作業内容

 イノシシはトタンを押しのけて入っているようだが、サツマイモ・サトイモは電気柵に守られて無事だった。サトイモは、気温が下がったのと雨が多いからだろうが、少し元気になったようで青々としてきた。

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 今日はセット動噴でGS酵素や玄米アミノ酸、木酢液や焼酎などを混ぜた水を撒くことにした。ラストスパートが必要なイモ類と生えたばかりのダイコンや菜っ葉類すべてに撒くのである。20Lタンク3本とポンプを運搬車に乗せて動き回ると結構具合がいい。前に買った手押しポンプはちょっとしたゴミなどでもすぐに詰まって使えなくなるが、これは勢いが強く詰まったりすることもない。

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 うちの畑が終わったあと、運搬車ごと軽トラに乗せて第2農場に移動した。こちらでもサトイモと芽が出たばかりのほうれん草やダイコンなどに撒いたが、ダイコンはあまり発芽率がよくないので、明日追加でタネを播こうと思う。
 そのあと、田んぼの竹を片付けた。外に置きっぱなしのものもあるが、縁の下に半分ほど収容。外に置くと傷むようなので、順次縁の下などに移動させるつもり。イノシシ進入箇所には、もう一度トタンを並べて竹を打ち込んで押さえたが、さてどうなるだろうか。
 
 夕食後、カインズホームに買い出しに出かけた。コンパネを買うつもりだったが、9㎜の合板がなんと300円/枚だった。思わずそれを6枚買った。2セットできそうだ。

電気柵についてちょっと考えてみる

 電気柵自体については一応の効果はあると判断しているが、ワイヤーの張り方などで有効性は左右される。タヌキやサルが目をつけたときに今のワイヤー2段張りの電気柵が有効かどうかはわからない。第2農場の防御固めもあるから、高圧発生装置はもう一台買う予定だが、運用についてはいろいろ検討の余地があるとみている。

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 たとえば、昨年に続いて田んぼについては、もっとも進入の可能性が高い山側に重点を置き、まず防獸ネットを張りそれに海苔網で高さを稼ぎ、更に電気柵を加える形で設置していた。この方法は防御という観点からは良さそうだが、管理・保守という観点からは困ったことが多かった。網と伝染が接触したり、網に絡んだ蔓や葉が電線に接触して漏電したりといったことである。網と縁を切って電気柵を外側に設置するとか、網をやめて電気柵だけにすることも考えてみたい。そうすれば、管理(草刈りなどを含む)の問題から、普通の柵と海苔網のみで防いでいた北側隣地(休耕田)側にも電気柵の設置が可能になってくる。
 ということで、まだまだいくらでも考えることがある。農業を始めて思うのだが、本当にいつも考えている。誤解されそうだが、それまでもいつも考えているということは同じだが、考えることの裾野が非常に広いということが違うのである。前に、田んぼの検討事項を図でまとめたことがあったが、本当に多くの要因が関係する方程式をいつも考えているのである。ただ、救われることはどの要素も(多くは自然科学系の事柄だが)、調べることが有効だということである。それでも自然界の出来事であるから答えは一つではなく、いろいろな可能性をあてはめながら解いていく必要はあるのだが。まあ、こういう頭の体操は嫌いではない。特にコメを作るということなど、定年後の趣味として位置づけろとこれ以上のものはないんじゃないかとさえ思う。どうです、やってみませんか。

次の楽しみ(収穫)

 コメが一段落したあとの関心は、うちの畑(上の畑)に2畝(延長20m程度)残してあるサツマイモである。定植が他よりも遅くて生育が悪かったところに雨なしの影響、更に虫に葉をやられているから、かなり厳しいとは予測しているが、シカに徹底的にやられた第2農場のものに比べればましだろうと考えている。残念ながら期待はずれに終わったサツマイモの最後の残りである。少しは立派なイモが穫れて欲しいのである。その次がサトイモだ。これは霜が降りるくらいまで待っていればいいということだが、当方の場合には獸害との比較になる。今のところ、うちの畑の方ではサツマイモと一緒に電気柵で周りを囲っているから、イノシシの被害は抑えているが、それがいつまで保つかはわからない。第2農場はノーガードだから、こっちは心配も大きいのである。それにしても、落花生に始まりケモノの被害が相次いだ一年だった。まだ終わってはいないが。
 
 ところで、思わぬ収穫だったシソだが、今日カミサンがテレビで見たところでは、暑かったせいで今年はどこでも好調らしい。とある番組ではしその実を味噌漬けにしていたらしい。いまうちでは、塩漬と醤油漬ができつつあるので、明日いったら最後の収穫をして味噌漬にも挑戦したいところだ。

今週末の作業

 月曜が休みだと週末も早く来る。明日の翌日はまた農作業だ。先週末、下の畑を耕耘して畝立てを先延ばししていたので、それをまず片付けよう。あとは畑奉行に任せることにして、私は田んぼの整理に取りかかる。ハザの竹を片付けてわらを散らし、微生物の発生のお手伝いをしておこう。
 やらなければならない仕事は少ない。余裕があれば軽トラの刺し板作りとか、沢水の配管整備とか、山の整備など。と考えてみると、やることは結構多いじゃないか、と気づく。あと、イモの試し掘りかな。

田んぼの生物多様性を考える

 COP10の影響でTVや新聞などでも「生物多様性」という言葉がよく飛び交う。私自身についていうと、以前なら全く自分とは関係がないということで、意識するまでもなかったのではと思うが、今は非常に身近なテーマであり、世の中が重要な問題として継続して取り組むという形になって欲しいと期待している。
 田んぼをやろう、コメを作ろうと考え始めた2年弱前、あまり生き物のことには考えが及ばなかったというのが正直なところだ。意識し始めたのは、ちょうど1年ほど前の冬直前、田んぼにいる生き物が冬をどうやって越すんだろうなどと考え始めてからだ。真冬の1月になると、早くもヤマアカガエルが大量に卵を産み始める。春になってからは他のカエルも卵を産んでオタマジャクシの大乱舞が始まる、こちらもメダカやドジョウを放して注目するという具体的な行動に着手している。
 しかし、ただ生き物を飼うということが生物多様性ではない。今考えているのは、除草剤も殺虫剤も、そして化成肥料も撒かない田んぼがあるのだから、害も益も含めていろいろな生き物が集まるだろうけれど、生き物同士で自然に淘汰や共生などを進めてもらうのが一番だろうということだ。こちらがやれるのは、そのための環境作り程度だ。だから、田んぼにはワラを撒き、米ぬかも撒き水を入れる。そんな環境にしてまず植物性プランクトン、続いてそれらを餌とする動物性プランクトンといった生物連鎖の底辺を固めてみる。あとはイトミミズやいろいろな虫、小動物やサカナ、トリなどが自然に集まってくるはずだ。サカナは自力では無理かもしれないが。
 生き物が住める田んぼでコメを作るというコンセプトはちょっと前から考えていたけれど、ここにきて読んだ岩澤信夫さんの本でかなり具体的なやり方も見えてきている。主役はイネだけれど、いろいろな脇役の出番を作って地固めをしていくことがやるべきことらしい。また次の1年が始まるが、きっと楽しいはずだ。
 

イネ生育期間中の降水量について

 今年の5~8月の降水量を眺めると、次のようになっている。
 
    4月    260.6㎜
    5月     98.5㎜
    6月    161.5㎜
    7月    119.5㎜
    8月     17.0㎜
    9月    442.5㎜
    
5月から8月のイネが水を必要とする時期の降水量が落ち込んでいた感がある。一番水が必要と思われる出穂時期の8月の17㎜という数字は特に少ないし、田植え後の水を張る時期である5月も100㎜を割っており、これも少ないといえるだろう。この期間の降水量を5年分比較してみると、

   2006年  635.0㎜
   2007年  704.5㎜
   2008年  813.0㎜
   2009年  855.0㎜
   2010年  396.5㎜
   
例年と比較してもかなり少ないことがわかる。こういう状況の中で、うちの田んぼの水を沢水でほぼ賄えたということは喜んでいいと思うが、コメをやる百姓としてあらためてこういう数字をみると、よくぞ平気だったと思ってしまう。ただ、いつも10cm以上の水深を保てていたし、あまり苦労したという感覚はなかった。イネ自体の水が減ることに対しての抵抗力はかなりあると思うので、こういう結果から見ると水のことはあまり心配せずに他のことに頭を使うことができるだろう。

 ただ、今回の雨による増水後に取水装置の整備をした直後は、宅内の水出口からの水量はMAXの半分以下程度、やはり沢から家までの配管の垂れ下がった部分に土砂が溜まっていたような感じだ。シーズンオフの配管整備(特にレベル調整)は必須項目だと思う。

ただいま勉強中

 イネ刈りが終わってから、農業関係の本を相次いで読んだ。一つは井原豊さん(故人)の痛快イネ作りシリーズ3冊、もう一つが岩澤信夫さんの自然耕(不耕起)シリーズ3冊。どちらもインパクトのある内容だが、特に岩澤さんの農法(まさに今はやりの生物多様性の追求)は、私が考えている生き物に米を作ってもらうというコンセプトそのものだった。冬季湛水する1号と4号にこのやり方を適用する方法を考え始めている。
 
 生き物といえば、イネ刈りのあとの大雨で4号が満水状態となって以降、メダカの姿を見ることがなかった。月曜日に4号のコナギ取りをしたときに数匹のシロメダカを見つけ、それよりはちょっと多いクロメダカもみたが、何となく減っているような気がする。土曜日に行ったときにはど真ん中にアオサギがいてかなり長時間そのままだったから、目立つシロメダカなどは餌食になっている可能性が高い。まあ、生物多様性という中ではそういうこともあるだろう。少々食べられても響かないくらいに増やせばいいのだろう。

秋の味覚

 日曜日にやってきた弟たちが栗を買ってきた。今年の栗は不作で高いのだが、どこかの直売所で買ったそれは比較的リーズナブルな値段。いつものBBQのあとにそれを焼いたのだが、これがかなり美味い。その前日、我々は別のところで栗を買い、それは茹で栗になっていたのだが、それを上回るうまさ。ただ、冷めるとやはり味は落ちる。電子レンジで再加熱したものは、どうやら茹で栗にはかなわなかったようだ。

予想外・シソ好調

 第2農園のサツマイモがシソに圧倒されていたという話は簡単に書いたが、そのシソの出来具合は半端ではなかった。サツマイモも雑草並みだから、最初のうちに葉をシカに食われなければ負けることもなかったと思うが、などとシカのせいにしているが実際のところは、私が勝手に生えてきたシソを除去しなかったところに問題があった。
 しかし、木のように太ったシソは簡単には引っこ抜けない。スコップで掘りながら何とか抜いて向こうに放り投げるが、その足下にあったイモは植えたときからあまり成長していないような感じで、鉛筆のようなイモがついている程度。
 ただ、しその実についてはリクエストがあったので、大株を7本程度穫った上に抜いた株数本からも実だけ手でこそげ取ってきた。かなりの量である。今日帰ったら塩漬と醤油漬になっていた。ご飯がうまくなる食材がまた増えた。

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    完全に主役の位置を奪ったシソ、その向こうは一応助かったサツマイモ畑

オオモミダケ

 借り畑の地主さんが珍しいものを持ってきてくれた。「オオモミダケ」、聞いたこともない名前だから何度も聞き返したが、もみの木のそばに生えている大きなキノコという素性がわかり、名前も理解できた。
 
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 皮をむいて軽く湯がき、あとはいろいろな方法で食べられるらしい。今日のところは、肉と一緒に炒めるというやり方で、なかなか美味いものであった。エリンギに食感も含めて近いと思った。インターネットでもあまり詳しい情報は得られなかったが、珍しいものなのだろう。

本日の作業

 今日は普段の土日分くらい働いたような気がする。やはり二日間の雨の影響は大きい。

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 午前中は田んぼの面倒をみた。とりあえず、車に積んだままの米ぬかを1号に3袋、2号は畑で撒かず、3号は2袋、4号には5袋(うち1袋はわらの山に振りかけた)。撒きながらみると、4号にはずいぶんコナギが生えている。イネ刈りの時に一緒に刈られたはずだが、どうやら葉を出し直して更に花までつけようとしている。このまま種までできたら来年は大攻勢に出てきそうなので、4号田んぼ中を歩き回って取った。ついでにイノシシの出入り口のトタンももう一度ふさいだ。あとは、オダの台と棟をバラした。
 
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 午後は第2農場に出かけて、まずはサツマイモの収穫。第2農場にもイノシシが入り始めているということなので、もうちょっと置いた方が良さそうだったけれども掘り起こした。一株に2本もついていればいい方で、初期のシカの食害(葉)の影響は大きい。また、しそもはびこっており、これにもやられているようだ。収穫量はごく少ない。
 その後は家に戻って落花生あとの耕耘、カミサンの耕耘機を使ってみたが、小さい割には結構力が必要だ。暗くなったため、畝立てまではやらなかった。
 
 冬野菜の状況だが、カミサンの管理下のものは比較的順調らしい。大根も間引き菜を取ったりしている。ブロッコリーは、かなり芋虫がついているようだが、かなり成長している。私の管理下の畑は、2号田んぼはあまり芽が出ていない。今朝など満水状態だったから、かなり厳しい状態だ。第2農場は、昨日時点ではあまり芽が出ていなかったが、今日の夕方には大根やほうれん草などが発芽していた。一安心である。
 
 ところで、第2農園の写真中央部にはワンちゃんが写っている。その後方にももう一匹。犬小屋から70m位離れた道路から写真を撮っていたら、怪しいヤツと思ったらしく吠えまくっていた。こんなワンちゃんも、なぜか夜間に侵入するシカには甘いらしい。もう少し働いてほしいと思うものである。普段の私は友好関係を築けており、野良仕事をやっているとジーット傍で座っているんだが、あのくらいの距離だと判別能力も効かないようだ。

豪雨後の水源地

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 水源地にいってみると、沢の水はこれまでみたことがない勢いで流れている。普段は私の田んぼに水を取られて水無川なんだが、堰からは盛大に水があふれていた。逆に、取水間からはチョロチョロと流れ出ているだけ。ほとんど落ち葉で詰まっていたのだった。

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 それを取り除くとものすごい勢いで水が出てくる。当然、配管のキャパを超えているから、取水装置も景気よくあふれ出させている。1号田んぼにも水を張り始めたが、実際のところは朝時点で4枚とも満水状態だった。よほど凄い雨だったんだろう。
 
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3連休の2日目、仕事はかどらず

 昨夜からの雨はちょっと凄かった。家の前のU字溝は、普段は水が流れていないけれど、今日は音を立てて流れている。そんな状況で、昼過ぎまで屋内作業(黒米選び)。
 雨が小やみになった昼からは、納屋の中の籾摺り機などを奥にしまった。残りの百数十キロは次回、暮れ頃だろうか。今時点で玄米は150キロくらいあるが、それまでもつだろうか。雨がやんだあとは、田んぼの整理。モミガラを撒いて山にしてあったワラをばらす作業だが、あまり進まぬうちに夕方になってしまった。日は確実に短くなっている。
 3連休のうち2日間はアイドリング状態で過ぎてしまった。明日はちょっと頑張らないと。

今日の会所の様子と仕事

 昨日の予報では午後になってから降るはずだった雨が、朝から降っていた。途中で予定通り買ったコメぬかは車から出せずじまい、まだ入っている。そんな状態だから田んぼや畑の方には出ず、納屋で籾摺りをやった。まず最初に掃除機で全部中身を吸出し黒米から始めたが、この機械の中にはあまり白米は残っていなかった。どうやらハーベスターの段階で残ったり混ざったりするのではないかと思う。150Kgほどやってあとはまた次回に残したが、明日も雨なら全部玄米にするかもしれない。
 一段落したあと、家に入って黒米に混じっている白米を取り除く作業を行う。ある程度やったあと、鴨川に買い物に出かける。良さそうな干物屋を調べておいたので寄ってみたが、店は閉まっていた。鴨川駅の海側は18時前でも開いている店も少なく、ゴーストタウンのようだったが、廃業したんじゃないだろうね。

 ところで、今日はデジカメを忘れてしまった。上着を着るようになって、普段の仕舞い場所が鞄から上着に移動したため、いつものヤツは忘れてしまったし、2台くらい置いてあったはずの予備の機械も、いつの間にか横浜に持って帰ってしまったらしい。あとで弟の予備機があることを聞いたが、結局今日は撮影するようなエピソードもない。たまにはいいだろう。そうそう、イモは無事だったようだ。

今週末の作業予定

 3連休ではあるが、前2日は雨模様らしい。収穫を最後の月曜日にまとめて行うことにして、前の2日では納屋でできる籾摺りを行うことにした。丸2日もかかるわけではないから、残った時間では工作(モミガラ運搬装置)でもやってみようかと思う。材料の買い出しも必要だ。
 一日中雨ではないと思うので、やんでいる時間帯には明日手に入るはずの米ぬかを田んぼに撒いたりすることもやってみよう。ワラも刈ったままの山積み状態なので、特に1号と4号については田んぼ中にばらまくこともやっておきたい。イトミミズだけでなく、プランクトン類もそれほど多かったと思えないので、来年の生き物田んぼに向けて準備をしておくのである。

えっ、戦車?

軽トラの荷台サイズが知りたくてインターネットを散策していたら、なんとコンバインをベースにして自作戦車を作ってしまった人がいるらしい。うちの運搬車は、やはりコンバインベースだが相当DNAが異なっている。私には作れなかったが、そういう発想にはとても共鳴する。この人のサンドカラーの軽トラが、これまた渋い出来栄え。これはやってみたい気もする

今年はイトミミズが少なかった

 子供の頃は、町(目黒区)の中をドブ川が流れていて、その中に赤い小さなミミズやそのボール状の固まりを見かけたものだった。金魚の餌としてもポピュラーなものでもあった。イネの勉強を始めてから、このイトミミズが田んぼに発生すると雑草よけになることを知り、去年の田植えのあと期待してみていたのだが、5月頃に発生が確認できた。
 この生物は、底の泥を食べて中に含まれる有機物を餌として糞を水中に出すらしい。このトロトロした土(フン)が田んぼの底に溜まり、雑草の種を包むため発芽を抑制するようだ。更に、最近読んだ本「究極の田んぼ-耕さず肥料も農薬も使わない農業」によれば、そのトロトロ層は肥料としても優れており、状況によっては水を落としてイトミミズの仕事を辞めさせないと窒素過多になるなどということも書いてあった。この本については、またあらためて触れることがあるかもしれないが、とにかく今考えている「生き物とともにコメを作る」コンセプトにはピッタリ合うのである。
 ところで本題に戻ろう。実は今年の田んぼにはイトミミズがいなかったように思う。腰を落としてじっくり見ないとわからないほど小さいが、今年は草取りも結構やっているけれどみていない。発生しなかった原因はこれから検証していくが、とりあえずの来年に向けた準備として、すでに水を張ってある4号に加えて1号にも水を入れて、冬期間の湛水を行うことにした。更に、両方の田んぼには米ぬかを撒くことにして、木更津農協に10袋注文した。田んぼは、1号と4号が冬季湛水、2号は野菜畑、3号は菜の花畑という形で冬を越すことになった。
 イトミミズが育たなかった原因で気になるのは、田植えの直後に撒いた米ぬかである。これを撒くことによって田んぼの土が還元状態(つまり酸素不足)となり、草が生えないというものだが、イトミミズも酸素不足で育たなかったんではないかとも考えている。これから冬に向かうから今から増えるとは思えないけれど、春の立ち上がりを早くして、そのトロトロ層をできるだけ早く作ろうと考え始めている。
 

モミガラ・燻炭の効果的利用について

 今年ももらうつもりだが、去年は大規模コメ農家で発生したモミガラを40~50袋程度もらって、燻炭にしたりそのまま撒いたりした。しかし、実際にはあまり効果的には使えておらず、つい最近まで去年の残りがあったくらいだった。しかし、今年は実際に活用するつもりだ。
 とりあえずは輸送方法を見直してみる。去年はステーションワゴンで運んだということもあり、モミガラ用のポリ袋に入れて1回につき10袋程度持ってきていた。袋に入れておけば、とりあえず野積みでもしておけるし便利ではあるのだが、袋詰めはかなり手間のかかるやっかいなことだった。今回は、田んぼや畑に直接まくことも想定し、コンパネで刺し板を作り、軽トラの荷台に直接積んだり卸したりという形での運搬も考えることにした。

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こんな感じで組み立て式のものを作り、反復利用しようと思う。天井は作らず、ブルーシートをかけてトラックネットで押さえるようにする。トラックネットは、モノタロウの倒産処分品の格安があったので大量購入した。そんなものたくさんあっても仕方がないんだが。あ、害獣対策になりそう。 
 

コメ作り・来年の課題

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 さっそく来年に向けての改善策を考えている。いろいろあるけれど、思いつくままに挙げていけば、沢水関係の配管改善、防獸対策強化、田んぼの水平度合い向上、種まきと育苗方法の見直しという4項目がとりあえずのものである。
 
 沢水については、取水装置を考案して取り付けたことが効果的で、ひどい日照りの期間もあったけれど、あまり問題にはならなかった。しかし、水源地から宅内への配管が多少荒れていて、垂れ下がったようになった部分もあるんじゃないかと思われるが、少ない期間が続くと泥が配管中に堆積している形跡がある。この冬の間に、レベルでチェックをしながら購買をきちんとさせようと思う。それができれば更に安定度が増すと思う。
 害獣対策については、再三書いているとおりイノシシが入ってきた。おそらく成獣ではなく単独行動だったと思われるため、イネについては甚だしい被害とはならなかったが、サツマイモの被害はかなり大きい。一度入ると味を覚えてなくなるまで入ってくるようなので、徹底的に排除する対策を考えようとしている。
 田んぼの水平度合いは毎年の課題だが、4号田んぼがまだまだである。冬期間湛水するのでトラクターなどは入れにくいんだが、特に西側の低い部分を嵩上げしたい。池になっているところの土を取って田んぼ側に盛ろうと考えている。
 種まきについては、機械植えで植え付け密度を下げることを目的に道具なども作ったのだが、被せた土の厚さが大きすぎたこともあって発芽状態が悪く、一部の箱しか使えなかった。苗については、nakakaneさんの尽力で不足なく手当てできたのだが、結果から見るとやはり薄播きの苗を使った1号田んぼ西側のできがよかったため、来年も再挑戦するつもりだ。苗代についても、会所はかなり気温が低いのでいろいろ工夫の余地がありそうだ。このあたりは冬の間に情報を集めて検討する。
 
 もう一つあった。肥料をどうするかという課題である。もとから化成肥料は使わず有機でやろうと考えているのだが、何をどの程度ということについては、2年経っても全くわからず手探りが続く。ワラと米ぬか、籾殻と若干の鶏糞堆肥くらいでやってみることになるのかなあ。肥料についても多すぎるよりは少ない方がずっといいのではという思いがある。病気に対しても虫に対してもだ。あまり量を追求するのではなく、イネに任せればちゃんとある程度のコメは穫れるんだと感じているし。今のところ、コメについてはそんなことを考えている。農場全体について考えると、畑と田んぼに力がとられていたので、山や藪、庭の樹などが手つかずであった。害獣防止で隣の休耕田まで手を出そうともおもっているから、計画倒れの可能性もかなりあるけれど。

サツマイモの途中経過

 サツマイモというと女性の好きな食べ物という偏見があるのだろうか、私はあまり食べない。しかし、農業としては注目していた。ジャガイモには収穫量と栽培期間で劣るかもしれないが、手間はかからない。放置しておいても草をしのいで育っていく。そんな認識が今年には通用しなかった。
 今年は、第1農場に100平米程度、第2農場に200平米程度植え付けたが、まず第2農場の方で被害が発生した。シカが若い葉を食べたのである。植え付けた時期も第1よりはあとだったから、まだまだもうちょっとだろうと考えていた。しかし、この前の日曜日に試し掘りしてみたところ、一株あたりの個数は2本程度と少ないが、まあまあのサツマイモができていた。第2農場については、少なくともシカについては出入り自由状態なので、様子を見ながら今度の3連休に掘ってしまおうかと思っている。
 第1農場については、初めのころかなり順調だったが、途中から虫にやられ始めた。相前後して渇水で枯れ始めた。かなり悲惨な状態だったところにイノシシが入ってしまい、面積でおおむね半分程度(それも良さそうなイモから)という被害になってしまった。これについては、引き続きなくなってしまうまで食われそうだったので、先週の土曜日に遅く植えた2畝を残して掘ってしまった。収穫は一輪車1杯だから、理想的な状態に比べると4分の1といったところだろうか。
 第1農場では、コメ(1割)に続いてサツマイモがやられてしまった。進入場所は隣地の休耕田(ススキが茂っており隠れ家状態)側の柵であり、柵の下に並べてあったトタンの下が掘り返され、穴が隣地まで続いていた。ここには別のトタンを持ち込んでふさいだが、なお執念深く入ってくる可能性も高いため、今まで使っていた電気柵をとめてイモの周りに移設して防御態勢を敷いた。
 
 今後の収穫だが、面積的には半分程度残ってはいるが、いろいろな障害によってとても普通並みには穫れないだろう。せいぜい一輪車でもう一杯程度ではないだろうか。400キロ程度は穫れると期待していたから、4分の1から5分の1にとどまる見込みだ。さっそくもう1台電気柵の装置を購入して、害獣対策を強化することにした。会所の土はイモには特に向いているようで、ジャガイモに続いてサツマイモも好評である。来年はこういう残念な結果を招かないようにしたい。
 
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