定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2010年11月

ドングリについて

 先週末だったか、水源地に行く町道の端にドングリが落ちていた。まだ心の中では盛り上がっていなかったのでそのまま見過ごしたが、こうなるとそうはいかない。水源地の山は杉林ではないから広葉樹がいろいろ揃っており、イノシシに食べられていなければドングリもたくさんあるんじゃないかな。
 今週末は、狩猟期ということもあって用心しながらだが、ドングリ拾いにいくつもりだ。しかし、樹木の見分け方もろくに知らないのにドングリの区分はできないから、「ドングリ図鑑」というページを見つけて印刷した。こえは、ドングリとハカマの形状だけでなく、親の樹の幹や葉の形も写真で収録されていて便利そうだ。しかし、これでみていると先週末にヤマツツジ林の中で切り倒したのは、どうやらシラカシだったようだ。3mほどもあったが、移植すればよかったかもしれないが、今言っても仕方のない話。

冬の作業をもう一度整理する

 急速に山の仕事に傾斜している嫌いがあるので、ここでもう一度全体を眺めてほかの重要な仕事があるかどうかを確認しておこう。
 まず稲に関係したことだが、今年に比べてもっとも大きな変化は冬季湛水に続いて不耕起栽培に取り組もうとしているところだ。これまでの調べでは一旦穴をあけてその中に苗を落とすような形を取る必要がありそうで、穴あけ機のベースになる中古管理機葉手に入ったが、改造の計画が進んでいない。これは重要度大である。
 次は、隣接する休耕田の草刈りだ。ほとんど獲物もないのにイノシシは相変わらず入ってきている。何度ふさいでもトタンがめくれている。この悪循環を断ち切るためには隠れ家のススキの原をなくさなければならない。
 もう一つは沢水関係の整備だ。配管のレベル測定と垂れ下がり是正をやること、取水堰周りのメンテナンス性向上もやっぱり必要だろう。
 稲の品種はコシヒカリからミルキープリンセスに換える予定だが、苗づくりに関係する特性はそう変わらないと考えている。水について言えば、川水の揚水系統は問題含みだが、今年の真夏の渇水状態をほとんど使わずに乗り切っているから、余裕があれば検討することにする。
 
 ということで、かなりの程度山の作業には時間を割くことができると思う。これには一応竹藪の整備も織り込んでいるつもり。

梅の剪定

 後先になったが、梅の剪定の勉強を始めている。というのは、先週末剪定した山の梅のほかに、屋敷の北側にも1本梅の木があり、近いうちに剪定をしようと考えているからだ。夏、ちょうど収穫した後にある程度切ったはずだが、冬になった今に来年の梅の実収穫に備えて剪定しようと考えている。山の梅は散々な状態で花芽はほとんどついていなかったが、屋敷の梅はどうだろう。写真を振り返ってみると、今年の3月初め頃にはかなり多くの花が咲いていたようだ。ただし、実際に実になったのはかなり少なかった。梅については、その生理的特徴も勉強した上で剪定する必要があると思う。
 実梅の場合、ということで書いてあったものをみたら、今年伸びた枝のうち、
    太い枝は長く残す
    細い枝は短く切り詰める
    込み合ったあたりは根元から切る
このように剪定するといいらしい。それは短い枝(短菓枝)によく実がつくというところからきている模様。次の週末は屋敷の梅の状態を写真に撮り、勉強の材料をそろえることにする。

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    今年の屋敷梅(2月末頃)

杉林を雑木林へ

 当農場の山の南西側の一角は杉林になっている。私がテスト的に一部伐採したほかは、おそらくこの10年ほど全く手が入っておらず、密植状態となっており中は薄暗い。

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周辺には国有の杉林が多く、当方の杉林もそれに倣ったものか、あるいは何らかの指導的なものがあったのかもしれないが、手入れもできていない杉林はあっても全く役には立ちそうにない。なので、このエリアを雑木林に変換していこうと思う。杉の伐採とクヌギ・コナラなどの植樹を進めていくが、何年かかるだろう。5年から10年がかりになりそうだ。

 いろいろ調べていたら、「山武に雑木林をつくる会」という方々のHPが見つかった。10年以上前からの活動内容も残っており、参考になりそうだ。ちなみに山武も杉の名産地、杉林を雑木林に変える活動ということでも近い部分があると思う。

 とりあえずは、杉の伐採から始めるのだが、その前に準備として先週末剪定した梅のあたりから杉林までの道の確保をやらなければならない。伐採した杉を適当な長さに切り、下まで持ってくる必要がある。そうなると、現在は人しか通れない防獣柵の山側出入り口を広げることも必要。ここはどうせなら杉の柱にしよう。ということで、あっという間に農閑期はなくなってしまいそうだ。

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 あと、今やっておかなければいけないのはドングリ拾いだろう。それと、実生で生えている幼い樹も集める必要がある。昨日の夜は、Youtubeからチェーンソーの使い方のビデオをDLした。すっかり山シフトだ。

山の仕事

 作業記録で書いたように、昨日の主な仕事は山関連のものだった。とりあえずの手慣らしみたいな感じで、山の梅の木の剪定とヤマツツジエリアの遊歩道設置作業を行ったわけだが、これがなかなか面白いということに気づいた。入植してすぐの2009年2月に、最初の道具として刈り払い機を購入したが、そのときに山に入り、かなりはびこっていたススキや草を刈った。実はそれ以降、山についてはあまり手を着けていなかったのである。当時はまだなにも知らなかったし、刈り払い機も初めてだったし、目の前の草を刈るという作業以外はほとんどなにも考えなかったが、約2年間それなりに農業的なものに関わってきたから、昨日はあれこれ考えながら作業を進めることができた。
 
 しかし、残念ながら基本的な知識がない。剪定作業については以前一応の予備知識として調べたことがあったから、上向きに生えた枝が要らないことくらいは知っていたが、枝同士が干渉するようなものをどちらかのみ残すという理解でやってみた。結果的に相当量の枝を払ってしまったが、数年後にはちゃんとした樹に戻って実もなることを期待しよう。
 もう一つの林の通路開拓は、結局複数の樹木の配置を考えるというものだが、これはまた樹木単位とは異なるおもしろさがある。これについても、樹木や草の組み合わせなど、かなり奥が深いと思うが、とりあえずは山の樹木の配置図などを整理してみることにした。山の通路については、現状で草のみが障害となっていて比較的整備が簡単な杉林に行く道のほかに、去年あたりは何とか通れた山の尾根道と中腹を走る道(昨日はここの一部を整備)、それと麓から縦断する道を2本程度配置することを考えている。来週にでもあらためて現状調査を行い、計画を固めることにする。

本日の作業

 朝から第2農場に出かけてダイコン・カブ・ほうれん草の状況を見るが、発芽率はあまりよくない。間引きの必要はないくらい。ほうれん草はほぼ全滅に近い。ダイコンの葉は食われているが、おそらくシカだろう。ダイコンがある程度穫れるだろう。
 11時頃から山に入る。最初、刈り払い機で杉林への入り口あたりを刈ったが、ちょうどそのあたりにある梅の木(今年はほとんど実がならなかった)の剪定を始めた。よくよくみると、あってはいけない枝がやけに多い。たとえば上に伸びている枝だ。結局そういう枝があるので枝同士が絡み合っている。どうせ実もならないし、一気に切ってみた。残っている枝より切った枝の方が多かったんじゃないかな。

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 その後は刈り払い機とノコギリでヤマツツジの山を縦断するルートの開拓を始めた。昔はきっと通れたのだろうが、ヤマツツジが育ったため通り抜け不能になったものと思われる。枝を払ったり、株ごと切ったりして通れるようにした、3分の2の20m程度だが。

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 夕方前は燻炭の始末だが、今回は失敗だった。燻炭器の煙突がボロボロになって破れてしまったことが原因。もう一本はワラを煙突にしたが、こちらの方は順調に燃えてはいたものの、時間切れ。ということで暗くなるまで待ったがまだら状態で水をかけた。来週、もう一度焼くことにする。
 

雑木林を作る

 雑木林のおさらいをしてみることにしよう。当農園の山は、竹藪・杉林・イワツツジ林・雑木林に分かれており、この中では雑木林(広葉樹の林)の面積はもっとも少ない。また、山全体が荒れている中でもこの雑木林がもっともひどく、中に入れないくらいだ。しかし、だいたい10年くらい前まで、つまり農業がちゃんと行われていた時代にはきっとメンテナンスもされていたのだろうと思う。私も、この雑木林を生き返らせたら本当に農業をやっているといえるんじゃないかと思う。

 昨日雑木林の本を読んでみたが、どれにも冬は雑木林の整備作用の時期だと書いてある。実際にやることを列記してみると、下草刈り+落ち葉かき+樹を切る+・・・・・・
できれば炭を焼いたりホダ木を作るといった広がりもある、できるかどうかは別として。どうやら、田んぼの時に作った要因図を作る必要があるようだ。

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 今日は刈り払い機を持って山に入ってみた。上が刈る前、下の写真は刈ったあとだが、とにかく向こうが見えないくらい草が茂っている。刈ってもそれほどきれいにはならないが、見通しはよくなる。今日はあまりできなかったので、明日続きをやる予定。

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本日の会所(また燻炭を作った)

 二日間で3万7千歩くらい歩いたせいか、8時頃まで寝てしまった。疲労はかけらもなくなったが、会所に到着したのは10時を過ぎてしまった。明らかにいつもとはくるまの出方が違っており、粟又の滝周辺は混雑が予測されたので、一本東の177号線を使うルートで会所に入った。その後、予定通りモミガラを取りに出かけたが、これも遅れたスタートとなった。

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 モミガラは、nakakaneさん情報通り、まだあるけれど山は大きくえぐれていた。キャリイをギリギリまでつけたが、タイヤも埋まりそうで山を崩してまとめて荷台に入れるのはあきらめ、テミで一杯ずつ載せるが、雨が降ったようで全体に湿っていた。

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 到着後、燻炭を作る田んぼの脇まで乗り入れ、一気に降ろした。先週と同様2山にしたけれど、今日は2つめの山にもワラ束をさして火をつけ、あわよくば2つ一度に作ることに挑戦した。ワラは地面においてあったものだから少し湿っていて、そのままでは燃えていかなかったため、灯油をかけてみたが今(19時)現在、まだ燃えている。このまま朝までゆっくりと燃えてくれるとありがたい。

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今冬のテーマ(雑木林)

 このあいだ、ムカゴを播きに山に入ったが、手入れを怠っていたということを色々な形で痛感した。まず、道がなくなりかけている。ススキや雑草・低木などが茂っていて歩くスペースを侵食している。名前は知らないが、とげのある草もあって足や膝をチクチクと攻めてくる。
 杉林は、前回写真を掲載したが、ちょっとは伐採したけれどまだまだ暗く、光が射さない地面に生えてる草なども少ない。ヤマツツジ(清澄ミツバツツジ)の植わっている斜面も去年よりも明らかに枝などがはびこって歩きづらくなっている。また、ヤマツツジも枯れ始めているものがめだち、密度が明らかに高すぎる状態だ。
 田んぼや畑は何とか回転し始めたので、今冬の課題は山の整備である。ただし、あまり高い目標を掲げてもできっこないので、通れる道を作ること、できれば一輪車が通れるようにすること、その程度を目指すことにしよう。この二つ目の目標は、実はちょっと大変である。崖になっているところがあったりするから、七曲がりになったりするかもしれない。
 ということで、明日はとりあえずモミガラを取りに行って燻炭を作りながら刈り払い機で草刈り、チェーンソーで樹を切ることもできればやりたいところだ。

二万歩

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 今日のお昼は友人がやっている古川橋の「麻布麺房どらいち」を訪ねた。行くときは地下鉄を利用したが、帰りは街を眺めながら歩いて帰ることにした。古川橋から麻布十番、六本木を経由して赤坂見附まで歩いたら(朝の通勤分も含め)1万4千歩だった。その上本日は、有事のための徒歩帰宅訓練ということで、赤坂見附から新橋まで歩いたのである。合計はついに2万歩を超えた、距離でいうと13キロ+αくらいだ。思いのほか楽だったが、できる限り新橋赤坂見附間くらいは歩くことにしたいと思う。
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