定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2010年12月

二回りを終えて、そして次のサイクル

 去年の1月末に入植して以来二回り目のシーズンが終わろうとしている。計画と反省はそれこそ毎日のようにやっているのだが、大きな区切りとして振り返ることも重要なことだろうと思う。
 2年前というと、現在の農場を購入することを決めて契約をした時期で、なにも知らないそして経験のない農業の勉強をⅠから始めた頃である。そのころよりこのBLOGを始めていたから、足跡のほとんどを追うことは可能だが、だれもそれほどヒマではないはずだから簡単にまとめてみよう。
 
 まず農業そのものについてだが、これは挑戦する価値のあるものであることは間違いない。解決しなければいけないことはわりと頻繁にやってくる。しかし、それに完全に応えようとこだわることはないみたいだ。イネなどは典型的だと思うけれど、植物というものはしたたかである。こっちがあわてている間に大抵のことは跳ね返す力があるんじゃないかと思う。だから私は、保護者でも管理者でもなく、まあ露払いの係みたいなもので、様子を見ながら「頑張れよ、虫に負けるなよ」などと横で言っている応援団みたいな感じである。決して多くはないけれど、始めてから2年ともうまい米を作ってもらえたから、こういう話も自信を持ってかけるのである。ただ、これだけで生活を成り立たせることができるかと聞かれれば、それはNOといわざるを得ない。そういう意味では、まだ「農」に「業」をつけるのは尚早かもしれない。

 業ということにこだわらなければ、いろいろな問題をあれこれ考えるのはとても面白い。なにしろ考える範囲は森羅万象の全てに関わっているから、インターネットに助けてもらうのはもちろん、図書館の本や近所の先輩たちの助言、昔習った生物・物理・化学・数学まで総動員である。この2年でずいぶん偏っていた常識の範囲は広がりをみたといえるだろう。そして、どうやら今の延長で毎年その範囲は広がるのではと思う。忘れることも多いに違いないが。
 まあ、中でも著しいのは自然そのものに対する知見の拡大である。今頃になってヒノキとスギの違いがわかったなんていっているほどだから、まだ全然大したことないけれど、進歩には違いない。それにしても、冒頭の文にもつながるが、自然は確かにすごいと思うし、それにどっぷり浸かりながら生活することの醍醐味を知ることができたことは、いろいろ得たことが多い中でももっとも光っている事柄だと思っている。
 たびたび書いているけれど、このBLOGを書いている理由は、読んでくださる方々に私のやっていることを伝えることだった。できれば自分もやってみようという方々を期待したい。
 
 明日から2011年だが、また色々なことに挑戦する予定だ。ここにきて読んでくださる皆様、来年もよろしくお願いします。

本日の仕事(剪定とラーメンスープ)

 ラーメン作りはタキギ作りから始まった。田んぼの方に置いてある割れた竹を持ってきて、カットして割る。一輪車1杯分作って準備完了。

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 薪用コンロにお釜で作ることにした。火をつけたのは午前中11時頃だったが、ずっと夜まで炊き続けている。さっきみんなで試食したがとてもうまい。今回はかなり噴きこぼれて脂っ気も減って、それがかえってよかったかもしれない。弟たちに海産物を頼んだので、あっさりしてちょっと和風である。

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 もう一つの仕事は剪定、気になっていたモミジに午後の大半を使った。写真は途中、左半分は終わっている。右のように枝が絡んでいる状態から思い切ってすっきりさせた。夕方に大体終わったが、写真は撮れていない。次のターゲットは納屋の裏にある柘植。二日からこれに取りかかる予定。

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ラーメン・スープ

 以前は、まとまった休みにはラーメンのスープを作っていたのだが、この頃はサボっていた。家族からは臭くて汚く油だらけ、と評判は悪かったから、サボった方がありがたがられていたのだが。今回は久しぶりにやってみようと材料を買ってきた。
 会所だと、屋外で炭を使って炊けるから、全く問題はない。剪定やりながらスープ作りもやってみよう。

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    豚のゲンコツと背骨、それと鶏ガラが入っている。

コードの修理

 28日に庭木を剪定していた。柘植の場合には買ったばかりの電動トリマーを使って揃えるんだが、あるとき瞬間的に動いてすぐに切れた。そのあと足下には切れたコードが横たわっていた。自滅だ。電動トリマーの場合、自分でコードを切る事故が多いらしく取説にも注意が書いてある。絵のようにこれをやってしまった。

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 横浜に帰っている間にコンセント(♂・♀)を買っておいたので、会所についてすぐに修理した。コードをネジだけで止めるのは少し心配なので、中では半田付けをしてある。

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 明日はのんびり剪定でもやろうと考えている。

本日の直売所

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本日は横浜で直売所開店、今日でかなりのものが売れてしまったが明日も開店。私は直接担当ではないが、今回は青竹の花入れを出したので、時々店頭に出る。常連さんもかなり来られ、すっかり定着している感じだ。常連さん以外にもちゃんと説明しようと、あらためて説明や農場の写真を張り出した。

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沢水のトラブル

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今朝の冷え込みは厳しいものだった。外を見ると何もかも真っ白、梢も真っ白、雪でも降ったようだった。前の山から太陽が上がってから外に出た。ゆるみ始める畑や野菜を見ながら見回りを始める。

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池に行って驚いた。沢水が止まっているのである。パイプからは氷柱のように凍った水が下がっている。池は凍っていないが、パイプの途中で凍り付いているのだろうか。さっそく調査してみる。

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道路脇のパイプをたどっていくと、なんだ途中で外れていた。外れる原因はあると思うが、今日はそこまで追求せず、両側からパイプを引っ張ってはめ込んで処置完了。

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水源地の状況は特段の変化なし。取水装置は順調である。しかし、途中のパイプは色々問題含みであり、春までには直したいところだ。ブルーシートもちょっと格好が悪いな。

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本日の作業

 休耕田の草刈りは一段落でお休み。大体1,400平米くらいはやったんじゃないかと思う。ただ、ススキの地上部を刈っただけ、根はしっかり残っているし、ススキも刈ったままである。
 
 今日の作業は田んぼエリアに侵入してきている竹(4本)を切って、更に正月用の花入れに使えるようにカットしてみた。本当はマンリョウでも植えようかと思ったが、数日前にカミサンが掘って鉢に入れておいたものはあまり元気がなかったし、あらためて掘りに行く時間がなかったので、竹だけ持ってきた。

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 あとは、昨日の夕方に引き続き庭木の剪定を進めている。柘植をあと二本、それと槇を1本、モミジは時間切れで途中まで。これはかなり面白い仕事だと思う。基本は忌み枝をきること、あと伸ばそうと思う枝を残して不要なものを剪定していくのだが、将来形を予想しながらやっていくのはかなり興味深い。まだまだ素材はいっぱいある。
 
あとは収穫の手伝いを少し。

命名:フクロウ山

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 今日の夕方の空は綺麗だった。凄い夕焼けというわけではないが、「たそがれ」という感じであった。

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 いつも撮ることが多いうちの山だが、今回フクロウの巣箱を設置したことでもあり、「フクロウ山」と命名することにした。肝心のフクロウは、これまで数度しか見たことがないが、確かにいると思っている。

剪定もやった

 今日の仕事で一つ書き忘れていた。それは剪定作業である。門の脇の丸い生け垣、入ったところの椿、玄関前の柘植、その脇のイワツツジを数本剪定。まだまだ沢山あって正月前には片付きそうもないが、春までにはやらなければと思う。剪定後の写真は暗くなったため撮っていないので、またあとで。

明日の作業予定

 年末休暇の前半はとりあえず明日までである。29・30日は横浜で直売所を開けるので、明日は収穫が主たる作業となる。先ほどカミサンが収穫予定品目をリストアップしていたが、イモ類を除いて14品目あるらしい。私は普通の収穫は任せて、竹を切りに行こうと考えている。何か竹細工でも考えてみるか。

枯れススキ、いろいろ

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 今隣の田んぼ跡ではススキの駆除作業を進めているが、刈り取っただけで消えるほど甘い相手ではない。うちの田んぼの方では、全面対決には至っていないが、あちこちに小集落ができていてちょっと警戒中だ。入居直後にはバックホーで根っこごとひっくり返したから、隣のような大物は少ないが、去年よりは増えたかもしれない。

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冬本番

 昼間、隣のおばあちゃんと裏のおばあちゃんから「ハクサイは縛っておかないと」というアドバイスがあったらしい。ここでの鉄則ということだろう。
 今さっき、見回りのついでに紐で縛っておこうと考えたのだが甘かった。既に凍ってパリパリになっていたのである。今日の会所は冷えている。空を見ると、前の山から冬の星座の代表「オリオン座」が出ていた。このところ、空気が乾燥しているようで霜はほとんど降りない。その代わり霜柱が立っている。明日朝は霜柱だらけと思われる。

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    これはハクサイではありません

イノシシの侵入口

 イネ刈りの頃からイノシシが侵入していたことや、その侵入経路になっているトタンの穴は、何度塞いでも再び開けられるということなども書いたが、今回裏の田んぼ跡に入ってみて向こう側の状態が判明した。

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 隣地との境は柵が設置されており、その下部はトタンでふさがれている。通常はこうしてあれば入ってこないのだが、この侵入個所のトタン(手前側)は破れていた。向こう側(つまりうちの田んぼ側)から何枚も追加しているが、向こうも何回も突破していた。

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 それには理由があった。この場所はお茶の木の後ろだったのである。ススキの中の獣道をたどり、お茶の木の陰に潜り込んでトタンをくぐったり、穴を掘ったりしていたのだろう。ということで、ここのお茶の木は伐採した。
 ススキ狩りはキリがないのだが、一応このあたりで一段落として、今後は境界の柵の補修などに移行していく予定。

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サカナ見回り記録

 田んぼなどを一回りしてきた。最近、例のアオサギを見かけないので、うちの4号田んぼの連中が食い尽くされたんじゃないかと思い、まず4号の越冬場所を見てきたが、少なくともメダカは残っていた。寒さのせいもあるだろうが少し元気がない。ドジョウは、一瞬パッと逃げたヤツを見かけたから、いることはいるようだが、そのほかはほとんど動かない幼魚を数匹程度、泥の中に潜っているのではないかと思われる。
 ということで、減っているのかもしれないが生存は確認できた。この状態で春が来れば爆発的に増えると思うので、餌になるような微生物がわく環境にしておこうと思う。
 田んぼを見回りながら、沢水を受ける池も見てきた。池の底には水草が増えてきて、水底の半分以上は隠れてしまっている。この頃アブラハヤはかなり数が減り、いつも3~4匹くらいしか見えないが、実際に減っているのか、水草の中に隠れているのか、どちらかは不明である。ドジョウもほとんど見かけないが、水草の中? 泥の中? どちらだろう。

草刈りの続き

 昼食を食べたあと、裏の田んぼに向かう。今日は家の方の境界沿いの東側を攻める。ガンガンやっていたら、隣の若旦那さんが助っ人にきてくれてかなりはかどった。

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 次の写真は道路から西側を見たところ、手前の湿地はまだ手をつけていないが、境界沿いのススキはずっと川の方まで切り倒した。

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フクロウの巣箱

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 今日は懸案であったフクロウの巣箱を取り付けることにした。用意した巣箱は2台、ほかに脚立とロープ、ドリルなどを1輪車に積んで山に向かう。
 
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 1台目は双子スギの横の常緑樹(種類は不明)にかける。脚立を立てかけ、念のために脚立を木の幹にくくり、巣箱をロープで引っ張り上げてロープは付近の樹に結んでおく。あとは何本もの縄でぐるぐる巻き。

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 2台目は、山の梅の木のちょっと上、これも種類不明の常緑樹。同じように取り付けた。どちらも載せる枝の向きなどの関係で北側を向いてしまったが、冬は寒くても夏には涼しくなるということで、フクロウには納得して入居してもらいたいところだ。いや、ぜひ住み着いてウサギやネズミを退治して欲しい。

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珍しいヤツ登場

昨日の昼間、庭の草取りをしていた母親がガマガエルと鉢合わせしてびっくりしたらしい。例のヤツだろう。いつも屋敷と田んぼの間の通路にいることが多いのだが、すぐそばで冬眠していたらしい。それにしても草取りをしたら出てくるようなところで冬眠できるのだろうか。

本日の作業

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 朝からかなり冷え込んでいた。そんなこともあって、今日は籾摺りをやることにした。最後のモミは120~130キロ、玄米にすると100キロ弱というところだ。

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 手順や用意については、ほぼ問題なし。すっかりなれた感じだ。順調に終了させ、次に掃除を行った。中には相当量米が残っており、黒米と白米の切り替えの時はやっぱり掃除が必要と感じた。選米機の掃除は比較的簡単。次に、ハーベスターも掃除。これで今シーズン終了。

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 あとは庭の草むしりをちょっと手伝ったほか、ヤマツツジをちょっと剪定した程度。比較的楽をした一日だった。

ソーチェーンの目立て

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チェーンソーの目立てというものに挑戦してみた。夕方ホームセンターに行って器具を買ってきたのだが、それをガイドにして4㎜のヤスリで刃を削っていくものである。比較的簡単にできたが、研ぎ方が不十分だったような気もする。草刈りのあとはまた山の仕事に戻るので具合を見てみよう。

イモの後始末

ずっと気になっていた借り畑に出かけ、イモのあとを耕耘した。サツマイモのあと、サトイモのあと、どちらも200平米程度だと思うが、トラクターは強力で1時間もかからなかった。サツマイモの掘り忘れが5~6個顔を出していたが、地中にも相当あるんじゃないかな。

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春までこのまま休ませておき、ジャガイモ、次いで落花生、それからサツマイモ、こちらの借り畑では大体200㎡単位でまとめて作るつもりである。

草刈り探検隊

 裏の田んぼ跡の草刈りは探検状態になっている。何しろこの2年間、ススキの穂くらいしか見えていなかった場所に潜り込み、どんどん秘密を暴いている感じだからである。google map では、何年か前の状態を見ることができるのだが、その後は完全に放置されていて、動物しか入り込まなかった様子である。

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 獣道は縦横に走っている。ススキの背が高いところはトンネルのようになっていたりする。写真は撮り忘れたが、草が横に積み重なり明らかに巣のようになっている場所もいくつかあった。

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 どんどん刈っていくと、昔の田んぼだった時代の様子も次第に見えてくる。なかなか興味深い。一応、境界から10m程度と考えていたが、できる限り昔の状態を復活させてみたいと思っている。

燻炭終了

 朝カミサンが見に行ったらもうかなり黒く燃えていたようで、モミガラをかけてくれたらしい。残っているモミガラを全てかけて草刈りに出かけた。
 午前中の分を済ませて家に帰ったら早くも燻炭が仕上がりかけていた。昨日の夜からかなり風が強かったので順調だった。消火は準備していた沢水の引き込みだ。1号田んぼ側の栓を開けると水が流れ込んでくる。燻炭スペースは次第に下がるように作ったので、鍬で水を置くまで引き込むと、ほぼ鎮火する。と思っても、あとになると煙が上がっていたりするので、二度ほど水を引き込んだがかなり楽になったと思う。
 休みは長いので、もう一度くらいはモミガラを取りに行けると思う。

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今日のメインはススキ狩り

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 朝から裏の田んぼ跡に行って草(ススキ)刈り、昼過ぎの2時間弱を除きずっと草刈りだった。昨日は田んぼの入り口から当家との境界まで一直線に刈ったが、今日は境界と平行に刈ってみた。ススキの高さは私の精を遙かに超え2m位、株は根のあたりで径80センチくらい、巨大といっていい。このくらい高くて密集していると普通に刈ったのではちゃんと倒れずに小さな山になってしまうので、まず上を刈って次に中程を刈り、そして根元近くを切る。あとは地面の高さで根を削り取っていく。

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 屋敷の裏の柿の木辺りから川の上まで、大体80m位を10m幅で刈った。後半は刃が丸まって明らかに切れ味が悪くなり、スピードが落ちた。トータルでは4時間程度だと思うが、かなり疲れた。体中の筋肉が痛い。
 
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今日の作業

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 今日もゆっくり到着、お昼を食べたあと仕事を開始。裏の田んぼ跡の草刈りをしようと出かけたが、おばあちゃんは昼寝中で出直すことにした。
 そこで、昨日仕事仲間のお嬢ちゃんからもらったX’masプレゼントのドングリを植えることにした。どうせなら、ということで私も近所に探しに行ってみた。今までは気づかなかったが、うちの雑木林の落ち葉の中などに結構転がっていて、落ち葉に潜っているヤツは根が生えているものまであった。

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 お嬢ちゃんからのドングリはポット植え、私が探したやつはプランター植えで芽が出るのを待つことにした。それまでは飢える場所の樹を切りながら待つことになる。
 
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 さて草刈りは15時頃開始。相当なものである。元田んぼの入り口のあたりからイノシシの侵入口まで5~6mの幅で刈っていく。ガソリン2杯、1時間半ぐらいしかできなかったが、うちの田んぼとの境界のあたりまで到達した。広さでいうと200㎡くらいだろうか。残っているススキの根は相当難物だ。一応、明日も続きをやろうと思う。

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 そのほかでは、燻炭に火をつけた。一応夕方までは順調に燃えている。

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年末・年始の休みに向けて

 まだ完全にフィックスしたわけではないが、本日をもって今年の仕事は終了、新年も4日は休みを取る予定であり、1月5日が私の仕事始めとなる。急な呼び出しがないとも言い切れないが、うまく行けば14連休である。ただし、その間は百姓として連日働くことになる。

 大きな予定としては、隣の休耕田の草を刈る仕事がある。イノシシやシカが侵入してくるのは大体ここからであり、うちの敷地との境界120mを少なくとも5m幅では刈り取りたいと考えている。主体は数年物のススキであり、カネの刃は使うけれど1台の刈払い機&一人の人間ではかなり大変ではないかと考えているが、田畑への害獣の侵入予防になると思えば、やらないわけにはいかない。これまでどちらかというと道ばたや畦を刈るという直線的な使い方だったから、平面的な作業がどの程度の作業量となるかはちょっと見当が付かない。ススキの大株などは、上を刈るだけでなく、根っこも掘り起こしてひっくり返す必要があるかもしれない。明日到着したら、裏の家のおばあちゃんにことわって作業開始だ。
 もう一つの大きな予定は山の仕事だが、これについてはいろいろ考えて頭の中も整理できており、暇さえあればやるという感じである。

 あと、今回はバックホーを借りるほどの土工事はなかったけれど、イノシシの侵入などで田んぼの畦や土手がかなり傷んでいる。今のところ田んぼの漏水につながるほどではないと思うが、この補修は春までにやっておきたい。

剪定バサミ

 日曜日に、買ってから1週間ほどしか経っていない剪定バサミをなくした。山のどこかにはあると思うんだが、一回りした程度では見あたらなかった。これはホームセンターで500円程度の普及品だったが、少し高いものにすればなくさないんじゃないか、ということでアマゾンで購入した。ベルトにつけられるケースも付属しているから、少なくともまた落とすというリスクは小さい。まえのやつの4倍程度だから、中級品だろうか。まあ、とりあえずこれで腕を磨くことにする。

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 ところで、アマゾンは配送料が無料になってから、また一段と身近になったように思う。今回の前には、約500円のeneloop用充電器、その前は約1000円のHDDケースという具合で、申し訳ないくらい安いものも買っている。今日は孫へのプレゼント、お急ぎ便でさっき頼んだのに明日到着予定。これは300円程度のエキストラを支払ったが、本当にすばらしく便利である。

山の仕事

 田んぼと畑は一段落ということで、長い休みの間にやらねばならないことも特段ないから、山の仕事に重心が移っているのだが、これがなかなかおもしろい。基本的に平面の中で物事が移っていく農業と比べると、山の仕事は立体的(三次元的)である。田んぼでも畑でも、見渡せば状況はおおむねつかめるが、山の場合はそうはいかない。すべてを見通すことは難しく、いろいろな意外性が潜んでいる。危険も潜んでいるのかもしれないが。
 米だけでなく野菜もやっていると農閑期というものがなかなか見えないが、なるべく時間を見つけて山に入ろうと思っている。徐々にではあるが一度開いていき、雑木林に換えていこうとしている。これまでの米や野菜、芋類とは違う木本類とつきあうということで、いろいろ新しい知識を入れなければならず、滅びゆく脳細胞にはきついのだけれど、これもまたおもしろいものの一つ。

チェーンソーの使い方

 まだそれほど樹を切っているとは思わないが、早くもチェーンソーの切れ味が悪くなったように感じる。使い方もちゃんと認識しているわけではないが、次のテーマは目立てである。
 付近の人たちは、刈払い樹は当たり前のように使っているが、チェーンソーというと常用しているわけでもないようだ。ただ、営林署で仕事をしていた方もいるようだから、今度の休みの間にいろいろ教えを請うことにしようと思う。また、チェーンソーについては、仕事で使う場合には教育を受ける必要があるらしい。講習を受講するということも考えてみようと思う。

樹を切るのはなかなか大変だ

昨日はチェーンソーを持って山にはいった。目的の一つはヒノキを切るというものである。ヒノキ林は道路から4m位高くなっているところにあるので、リスクのある一番道路側の列は避けて2列目の樹を切り始めた。倒す側をクサビ型に切り取り、反対側から切っていくという定石通りに作業を進めたのだが、完全に切っても樹が倒れない。上の方にかたまって生えている枝が隣の樹のそれと絡みついているのだった。2列目といっても道路際の崖に近いところだから、とても心配な状態である。あわててロープを持ってきて手の届く限りの高いところに結びつけて引っ張るが、バネのように振れるだけで倒れない。いろいろやっているうちに、山の高いところに上って引っ張ったのが効果的だったらしく、ようやく途中まで倒れた。そのあとは切り取った根元を引っ張ったりいろいろやって、何とか全部地面に付いたが、かなり大変だということを思い知らされた。まだまだ沢山あるので、次第に慣れるとは思うのだが、おそらく20m以上もある樹木の伐採はかなり慎重にやらなければならないと感じた。ということで、ヒノキは1本で終わり。
 次はホダ木用である。この間選定した山の梅(屋敷裏の梅ではない)の上には、コナラなどのホダ木に向いた樹が何本かあるので、やはりチェーンソーを片手に上ってみた。おそらく10年くらい前までは、当時の持ち主が定期的に切っていたと思われるのだが、その後の空白期間の間に伸びてしまった樹は、側まで行くとかなりの太さだし高さも相当である。周囲は斜面だが、そこには実生の小さな樹の株が沢山あるので、それらを鋸で払いながら足場を作るが、ヒノキのようにまっすぐではないし、根元も垂直ではないし、倒れる方向の検討がつけづらい。あれこれ考えたが、結局もう少し細くて手頃なヤツから切っていこうということで、次の休みに先送りとした。
 
 木を切るということは、なかなか大変のようである。

ヒノキとスギの間で

 ろくに見もしないで、勝手にスギ林だと思っていたんだが、切り倒した樹の切れ端からは「どう考えてもヒノキだろう」という匂いがしてきて、もしかしたらヒノキ林なんじゃないかと考えたのが昨日の夜のことだった。もう少しいうと、杉と桧の区別はできなかったと言っても間違いではなさそうだ、ちょっと情けないのだが。
 今朝になって、カミサンが何でも教えてもらう隣のおばあちゃんをつかまえて、ヒノキとスギの見分け方を聞き始めると、お宅にはヒノキが植わっているんだよ、と答えがすぐに出てしまったのである。

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 一応昨晩、一通りの勉強はしておいたので、すぐに確認しに行ってみた。なるほど樹の皮がささくれている、これはヒノキだ。でも待てよ、1本だけド真ん中に違うヤツが立っている。スギの皮はほらこの通り、ヒノキよりすっきりしている。

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ということで樹の肌では区別ができるようになった。葉は、遙か上の方にあるが、ツンツンしたのがスギ、柔らかくちょっと太い感じのものがヒノキ。

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    上の方がスギ、下の方がヒノキ

 なんとかスギとヒノキの区別ができるようになったと思う。

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    切り倒したヒノキの葉はこんな感じである。

改造管理機の試運転

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 今日はこれを4号田んぼに持ち込んでみた。10mほど運転してみたのだが、残念ながらすぐにワラをいっぱい巻き込んで耕さなくなってしまった。濁った水の中を足で探るが、うまく耕耘できているかどうかは不明。今度いったら水も澄んでいるだろうから様子を見てみる。
 今日の4号田んぼは、水の出口の網が泥で詰まっていたため、平常時より10cm程度深い状態だった。試運転はかなり浅い状態でやる必要もありそうだ。

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本日の作業

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 モミガラを燻炭場に運び、梅をちょっと剪定し、山のヒノキを1本切ったが、なんだか予定はほとんど消化できなかったような気がする。23日以降に頑張ることにした。
 今日の予定外はサツマイモだった。山にあがってホダ木用の樹を物色していたら、下の道路を通る車が止まった。借り畑の地主さんが顔を出して、何をしているのかと聞いて、「サツマイモは掘らなくていいのか?」と付け加えた。草刈りをしてて掘っていないイモを見つけたらしい。慌てて畑に駆けつけると、やはり掘り残しが。畝1本の四分の三くらいが残っていた。霜も本格的におり始めているが、まだ腐らずに残っていてくれた。大部分はケモノに食べられる前にということで、慌てて掘ったのだったが、今回の方が出来がよかったようだ。

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今更ですが、杉林

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 ゲートの柱にしようと、杉林から以前切ったヤツを1本持ってきた。ガラガラ引っ張ってきて2.5mにカットした。切れ端が何だかいい匂いなので嗅いでみると、どうも杉ではない、檜のようだ。全部が檜なのか杉も混じっているのか、それはわからないが、私は杉と檜の違いが判らないというのは事実らしい。明日行ってみて、杉なのか檜なのか調べてみることにする。それにしても、今までの二年間杉林とばっかり思っていたんだが。

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フクロウの巣箱プロジェクト

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 山に上って色々見て回ったが、意外に適当な場所が見あたらない。下から見て最適に見えるのはシイの木だと思うのだが、この樹は崖に張り出して生えており、とてもじゃないが脚立をかけたり、上るのは無理。ちょっと間違うと30m下の川まで落ちてしまう。

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 結局、山の屋敷側の樹を選んでつけることにした。あまり適当な樹がないけれど、住宅難のフクロウさんは我慢してくれるだろう。今日できなかったので、明日かな。

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本日の仕事、速報版

 今朝はのんびりやってきた。朝は霜が降りるため、陽が当たるまではほとんど仕事にならないためだ。

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 到着後は、まず燻炭関係の仕事である。運搬車に載っている燻炭は3号田んぼにばらまいた。3号にはついでにワラも振りまいた。そのあと、燻炭エリアの整備を始めた。残っている燻炭を運搬車に積み込み、燻炭を燻す場所を掘り始める。見当をつけるために、1号から水を引けるようにした。今度の祝日以降は基本的に会所に居ようと思うので、今週末は燻炭作りを見送った。残りの燻炭は下の畑に散布。

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 もう一つの仕事はフクロウの巣箱関係である。納屋の奥から製作済みの巣箱を取り出し、もう1台分の材料も見つけ出し、二つ目も作成。そのあと、山に設置場所探しに行ってきた。あとは、梅をもう少し剪定。

ちょっと腰が・・・・

 少し腰が痛んでいたので、昨日からコルセットを締めていたのだが、よくなるどころか悪化しているような機がする。やることはいっぱいあるのだが、ちょっと困った状況である。まあ、だましだましやるしかないかな。

フクロウの巣箱

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 2月末にフクロウの巣箱を作った。1台は作成済み、もう1台分の材料は切ってあるが、その時点ではフクロウの営巣には間に合わないことがわかり、中断していた。しかし、ようやく取り付けの時期がやってきたらしい。2台目も組み立てて、林の中の適当な樹を選び、取り付け作業をやろうと思う。できれば家の方から見通せて、双眼鏡で出入りが確認できるような場所を選びたい。ということになると、下の写真のどこかになるのかな。

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山エリアの面積内訳

 山のエリアは原野(4,653㎡)として登記してあるが、内訳を調べてみたところ、
    竹藪      900㎡
    イワツツジ林  600㎡
    杉林      800㎡
    雑木林A    900㎡
    雑木林B    200㎡
大雑把な計測だが、こんな感じである。残りが1,200㎡強あるが、そのほとんどは崖で利用不可能な場所と思われる。雑木林Aは、配置図で見ると思いのほか広い。このエリアについては、今までほとんど足を踏み入れたことがない。周回ルートができたら、草刈りと伐採をやりたいところである。雑木林Bと杉林の間には害獣侵入除けのフェンスがある。このため、雑木林Bは道路側からしか入れないのだが、将来杉林から雑木林への転換が済んだら、フェンスの位置も変更したいと考えている。いつのことかはわからないが。

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    内訳はオレンジの線で区分して計測した

沢水の状態は

 先週末のことを振り返ると、沢水についてはほとんど問題がなかった。これまでは、必ずといってもいいほど取水パイプを落ち葉がふさぎ、水源地に一回は行って清掃しなければならなかったのだが、このあいだの簡単な落ち葉よけの効果があったと考えている。今年の農事用電力の請求は、つないでいる5ヶ月のうち大半が従量料金ゼロで基本料金も半額、2ヶ月くらいは使ったはずだが、合計でも50KWも使っていないと思うので、その分も千円にも満たない程度だった。水についてはあまり心配がない状況と考えていいと思っている。

ゲートの更新

 入居した2年弱前に門の扉は交換したのだが、ほかにも何とかしたい部分はいろいろある。たとえば、門から西に町道を100mほど進んだところにある畑や田んぼへの入り口だ。一応トラクターゲートと呼んでいるが、モミガラを積んだ軽トラが入ったり、借りている畑の方からトラクターを持ってきたりということで時々出入りをするのだが、ここの扉はかなり悲惨な状態になっている。

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    これは開けたところ、閉じていても同じように傾いている

 もう一つの何とかしたいところは、竹藪や川への出入り口である。ここも扉は針金で縛ってある状態。タケノコの季節には毎日出入りするし、資材として有益な竹をもっと活用したいが、そのためにも何とかしたいのである。

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 そのほかにも、防獣柵の出入り口や屋敷から田んぼへのゲートなどやりたいところはあるが、トラクターゲートと竹藪ゲートについては自分ではなく業者さんに頼むことにした。一応、この前の日曜日に土間コンをやってもらった業者さんにきてもらい、検討を依頼済みである。まあ、どちらも獣が入ってこなければいいというもので、玄関に入る門扉ほどがっちりしていなくてもいいため、目標金額を伝えてその中で考えてもらうことにした。

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継続事項としての次回実施項目など

 あれこれやっているため途中の仕事が増えているので、やり方・手順を少し考える必要がある。まずモミガラだが、先週末は軽トラから降ろしていない。モミガラ満載のまま軽トラは納屋の中に入れてある。来週行ったらさっそく降ろしたいが、モミガラの場所に水を引いて溜める工事をやっていないので、それが一番ということになる。
 ① 燻炭スペースの整備→モミガラ荷卸し→燻炭作り
 
 出来上がっている燻炭は、まだ1杯分残っていて、これも運搬車に積んだまま納屋に入れてある。モミガラや燻炭まで納屋にしまってあるなんてずいぶんモノを大事にしているようだが、段取りが悪くいい加減という指摘が正解だろう。これは3号に撒くことにしよう。3号は、水は落としてあるが野菜は撒いておらず、唯一菜花のタネを適当に播いてある。播いた直後に大雨のため水没するという事態になったが、よく復活して芽が出始めているが、生育は大変に遅い。
 ② 燻炭散布(3号田んぼ)
 
 屋敷の北側の梅は、枝の剪定はほぼ終わっているので、あとは全体をみながら最終調整に入る。枝については、平行なものや逆枝、立っている枝など、比較的機械的に選定しやすいが、長い枝を短くする方が難しい。いわゆる徒長枝がそのまま太い枝になってしまったものも多く、いい加減に切るとそこから枝が何本も生えてきそうな気がする。一度梅林を探して観察してくるといいのかもしれない。
 ③ 梅(屋敷裏)の剪定完了
 
 先週末、管理機の改造はやってもらって済んでいるので、試運転をしてみたい。一応、今年のイネの株跡をまたぐ形で耕耘できるはずなんだが、ロータリーの回転でドンドン走って行ってしまう可能性もある。うまくいけば、幅18㎝の不耕起部分を挟んで12㎝幅の耕耘部が2列でき、更にうまくいけばそこに田植機で苗を植えられるということになるんだが、さてどうだろう。
 ④ 改造管理機の試運転

 山については、先週腰痛注意報が出て本格的にはやらなかったが、今度は続きをやることにしよう。中腹ルートを尾根ルートに接続させ、周回ルートを環状にするということくらいが次の週末の実施事項(山の通路計画参照)。刈払機でルートにかかる樹木やススキなどを切るところまで、切ったものの整理や土工事は翌週以降かな。
 ⑤ 山のルート開拓
 
 もう一つ山に関連してだが、防獣柵の出入り口(2か所)の幅が1m程度になっているため、運搬車の出入りができない。山から杉の丸太を降ろしてきて柱にして、出入り口自体をもっとちゃんと作りたいと考えている。この前、柱用の穴を掘る道具は買ってあり、時間があればできる状態にはなっている。しかし、これだけやりたいことがあるとなかなかここまでは手を付けられないように思う。
 他に、杉の伐採やフクロウの巣箱の取り付け、隣地田んぼ跡の草刈りなど、山積する課題は正月休みやそのあとの3連休に片づけたいものだ。

管理機の転用について

 昨日やってきた弟に刃の付け替えを頼んだが、一応終了している。残念ながらテストまではできなかったが、来週末には一度動かしてみたい。耕耘深さは5cm程度にする必要があると考えているが、車輪がついているのでロータリーを少し浮かせ気味にしてやればいいと思う。果たして思うように働くだろうか。
 ギアボックスのシール不良ということで、漏れ止めのケミカルをホームセンターで探したが売っていないので、通販で買おうと考えている。

燻炭の利用について

 12/4~5に焼いた燻炭は、運搬車に載せるとだいたい3杯になった。元々は軽トラ1杯分(Ⅰ.4×2.0×0.9m=2.5立米、2.5立米×0.12(モミガラの比重)=300Kg)だったわけだが、生焼けだったから本来の量よりも少し多めだったかもしれない。運搬車のキャパシティはちゃんと計っていないが、前には燻炭にすると4分のⅠくらいになるとみていたけれど、次回行ってそのあたりを確認してみたい。

 土曜日に撒いた運搬車1杯目は、中の畑の未利用部分に撒いてみた。日曜日には湛水中の1号と4号の田んぼにおおむね1杯ずつ撒いた。畑については土質改良用、田んぼは肥料用と考えている。田んぼについては、このあと米ヌカと発酵鶏糞を撒くつもりだ。土曜日にカインズホームで見て買った発酵鶏糞は、15キロで145円だった。町内の養鶏業者から入手すると配送込みで無料なんていうところもあるが、このくらいの価格なら軽トラに積んできて野積みよりもずっと扱いやすいので、今後はこれにしようと考えている。2年前にもらった鶏糞は、ブルーシートはかけていたのだが一旦ドロドロになり、その後土やモミガラをかき混ぜたけれど草が生えて大変な状態になっていた。でも、いまでも掘り起こして利用しているけれど。
 

新機材

 今日は弟たちがやってきたが、会所での撮影用ということで一眼レフを置いていった。いつまで経ってもコンパクトデジカメからステップアップしないし、写真も芸術というよりは単なる記録の域を出ないので、もうちょっと何とかしたらどうか、ということだろう。最新のものではないが、望遠ズームも付いている。

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 来週からは写真のレベルがちょっと上がるかもしれない。今日もアオサギが飛んできて、頭の上を一回りしてから田んぼに降りていたが、アオサギの人相ももうちょっとはっきりと撮れるのだろう。

今日はほとんど梅の剪定

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 今日はほとんど屋敷裏の梅の剪定をやっていた。写真は剪定前だけ、相当ひどい状態だ。あってはいけない枝ばかり。一通りは切ったがまだ来週に続くのである。山の梅とは違い一応芽は付いているが、バッサリ切らなければいけない枝にも付いていて、ちょっともったいない。ただ、今年も花は咲くのだが実にはほとんどならなかったから、思い切って剪定して数年後を待つことにしよう。
 剪定のついでに、堆肥と燻炭を一輪車山盛り1杯分根元に撒いておいた。あまり実は付かなかったけれど一応お礼の肥も撒いたはずだから、できるだけのことはしたつもりだ。

本日の作業

 腰痛防止用のベルトを忘れたため、ちょっとペースを落としてやることにした。まずは玄米アミノ酸+竹酢液+焼酎をうちの畑(上・中・下)に撒いた。シロサビ病予防と生育促進のため。
 午後からはモミガラを取りに出かける。nakakaneさんとのコメントのやりとり通り、去年に比べると減りは早い。気楽に取りに行けるからじゃないかと思う。持ち帰ってもいつもの置き場所には先週の燻炭があるので、軽トラに積んだまま燻炭を撒くことにした。運搬車1杯分撒いて2杯目を積んだところで暗くなってしまった。真っ暗になる前に山に行き、状況の確認。冬の日はとても短く、やり残しがたくさんできる。

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 今日は色々買うものがあったので、片付けたあとに鴨川カインズホームに出かけた。

先週の燻炭は

先週うんと水をかけた燻炭は、ちょっと心配はしていたが燃えずに残っていた。時間が不足していたため、炭化したのは7割くらいでマダラだが、全く問題はないと思う。nakakaneさん情報では、結構モミガラはなくなっているらしいので、明日は時間を作って取りに行こうかと思う。

作物の現況(夜の見回り)

 見回りに出たついでに作物の写真を撮ってきた。近い畑中心だから、ダイコン・カブなどは取っていない、葉物中心だ。
 
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 まずはカリフラワー、会所では無理といわれていたらしいが、暖かい今年は奇跡的にできたということだろう。しかも、変わった色の2種。
 
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 ブロッコリーは比較的好調。
 
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 これは中国野菜のタアサイ、播いた時期のせいで少し生育は悪いが、去年よりはいい。
 
 
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 これも中国野菜の山東菜。鍋にも使えるし、生でサラダとしても食べられ、うちではなかなか評判がいい。
 
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 水の周りではクレソンが生えている。寒いのに結構増えている。暖かい時期にはかなりよく育つが、虫にも食われる。

昼間は結構忙しく、ついつい写真など撮り忘れてしまう。かえって夜の方がゆっくり撮れるのである。

本日の会所(金曜の夜から入る)

 今日は(も)、さっさと帰ってばたばたと支度して会所にやってきた。アクアラインを渡るあたりまでは晴れていて月も見えていたのだが、近づくにつれて雨が落ち始め、会所は弱いけれども雨が降っていた。途中の養老渓谷温泉や粟又の滝あたりではまだライトアップされていたが、紅葉はほぼ終わり。
 会所に入って、もう狩猟シーズンだからシカも山に入ったんじゃないかなどと話していたら、目の前を1匹のシカが横断。家の蕎麦にも数匹のシカがいた。農場内を見回ったが、こちらはとくに異常なし。サルも入った形跡はない。気温は、横浜では10℃くらいだったが会所は5℃、やはり5℃は違う。ただ、途中の上総大久保のあたりは4℃、いつも大体そのあたりが最低である。
 到着したら納屋で管理機の改造とかチェーンソーの目立てでもやりたいと考えていたが、ヒーターの効いた部屋にいると明日にしようと気が変わった。ではまた明日。

再生バッテリー

 バッテリーとの付き合いは長い。車に乗り始めたころからだから40数年もだましだまし使っているわけだ。技術革新は進んでいるはずなんだが、3年ほど乗るとダメになるというサイクルは変わっていないように思える。また、買い方によって価格のばらつきも大変大きく、購入の際には結構調査が必要だ。
 今は電気柵用に2台のバッテリー使用しているが、来シーズンに向けてもう一組電気柵を増やそうと考えているので、バッテリーの追加購入を考えているところだが、今回は再生バッテリーを買おうと思っている。この用途には、乗用車用のもっとも小型のもので十分なのだが、このまえ検索してみたら、最も安いものが1500円程度だった。送料600円を足しても新品価格の半額程度。また、これは目玉かもしれないが、韓国製の新品も1500円程度で見つかった。
 クルマ用は1年前、乗用耕耘機用は2年前に買ったから、これらについてはまだもう少しは使えると思うが、今回のヤツを使ってみた結果によっては、次回の交換時は最廉価品にするかもしれない。
 
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