定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2011年03月

ちょっとした節電

 我が家の食堂・居間には20W直管の蛍光灯が3+3+4=10本と4+4=8本ついている。今日帰宅してから1+1+1=3本、1+1=2本に思い切って減らしたが、結構暗いんじゃないかと思ったけれど意外にすぐに慣れてしまった。確かにTVをみたりPCの画面を見たりしているわけだから、問題はない。どうぞお試しを。

水撃ポンプ製作ガイドブック--到着

パワー社刊 自然の力で水を上げる「水撃ポンプ製作ガイドブック」
オークションで購入した本が届いたので、今朝の電車の中で一通り目を通してみた。水の力だけで高いところに水を上げるという「えっ、本当?」という仕掛けを、実際に製作したポンプや色々なデータを交えて説明しているものだ。
大筋としては一昨日に書いたような使途を考えているけれど、設計に役立つデーターも収録されているので、トライアンドエラーの回数は減るに違いない。ただ、これから農繁期にはいるため時間を割けるかどうかが問題だ。場合によっては秋より後の仕事になるかもしれない。

ところで、この本は「自然エネルギーガイドブック」というシリーズのうちの一冊だった。他には「風力発電機」「小型水車」「小型水力発電機」などがラインナップされている。これからのことを思うと、いずれも読んでみたいところだ。どう考えても、原発はあてにはできないし、あってはいけないものだとすら思う。

我が家のロボット(近況)

 2月にやってきたお掃除ロボット君(ルンバ)2名は、淡々としかし順調に役目を果たしつつある。私もときおり、千葉の家の方でボタンを押して命令する業務に携わることがあるが、しばらくガーガー走り回った後、充電のために自分の巣に戻るというかしこさにいつも感心してしまう。
 人間が掃除機をかけると、どうしてもテーブルやイスの下などにホコリが残り、夕方の陽が真横に近い角度で差し込んだりすると、見事に目立ったりするのだが、彼らは結構完璧主義者であり、それなりの配慮をしてやれば掃き残しはほとんどない。10センチに満たない家具などの下や、LPレコードよりちょっと大きい本体が入れないところは苦手なので何とかする必要がある。それと当家にはかなり多い電気のケーブルは絡むと厄介なので始末が必要。ベッドの下などは、通常はなかなか掃除機の先も行き届かないはずだが、よけいなものを積んだりしでいなければ、とてもきれいにしてくれる。それほど大きくはないダストボックスは、そんなときにはチェックした方がいいだろう。
 会所の家では、農作業の合間に掃除をさせることが多いが、2部屋ずつとか台所と廊下といった感じでブロックに分け、次の休憩の時に充電器ごと別のブロックに移したりしている、
 そんな状況だから、当家では使い始めた翌週に2台目を購入したし、カミサンの友人にも伝染して2台分仲介を頼まれたが、そのときにはもう売り切れ、昨日ようやく入荷の連絡が入りその2台も本日到着。このあたり(横浜)ではちょっとしたロボットブームがまき起こっている。

水撃ポンプについて、さらに調査中

 これについては、前回書いたあともいろいろ調べている。普通の塩ビ管や金物類で作ったものを紹介するHPも見つかった。
水撃ポンプによる水田灌漑の試み
 
水撃ポンプ製作記録

①の前の方に装置と軽トラと並べた写真があるが、かなり巨大な仕掛けである。ただ、ホームセンターで購入できる資材で作ることはできそうだ。この装置の場合、揚程は2mで1.2立米/時という能力を持っているらしい。当農場では、水中ポンプによって3号に揚げる川水が4立米/時程度だが、このうちの一定量を1号もしくは2号に揚げるには最適と思われる。
現在の田んぼの断面は次の通りになっているはずだが、3号から4号への落差109cmを利用して、電気などの力も借りずに2号(+82cm)あるいは1号(156cm)に揚水するということになる。うまくいけば素晴らしい。

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もっとも、この考え方では川から電気で揚水することが前提になっている。できればその部分にこの水撃ポンプを使えればいうことなしである。

次期輸送機について(決定&契約)

 決定して契約をしたことを書きそびれていた。23日にプリウスワゴンの発売時期(4月末)が延期になる(時期未定)というニュースが流れたその日に、そのプリウスワゴンの予約契約を行った。どうなるかは判らないが、このあとガソリン価格も高くなると予想されるし、一応押さえておこうという感じだ。
 確か朝刊に記事が載ったはずだが、実際に契約をしたカミサンによると,セールスマンは延期の情報を知らなかったらしい。いや、本当は知っていたのかも。
 今の運行状況では、週末の会所への往復190キロ以外はほとんど使っていない。プリウスワゴンになれば給油は1ヶ月に一回でも大丈夫と思われる。そう考えるとなかなか楽しみだ。今日のニュースでは、トヨタがハイブリッド車の生産を再開したといっていた。まだ本来のペースには戻らないだろうが、早ければ1ヶ月遅れというところか。

トラクターゲートは来週までお預け

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シイタケ菌に時間をとられ、トラクターゲートの門柱と扉の設置が来週回しになってしまった。現在は海苔網をひっかけてあるので一応害獣は入れないはず(まあ、ほかがザル状態)。沓石と柱の間には隙間があり、砂を入れて埋めてあるのだが、扉の重さが梃子のようにかかるので、エポキシのパテで固定するつもりだ。

沢水の状態と今後の田んぼ作業

 今回の沢水計測結果は27秒/6Lだった。0.8立米/時程度でちょっと少な目。そのため、3号にはなかなか水がたまらない。湛水している1号で吸われているのだろう。3号は荒起をしただけだから、それも原因と思う。不耕起だと代掻きをしないから、通常より吸水が多くなる可能性が高いので、昨年よりも必要水量が増えるかもしれない。畦際だけポチで掻いてみることも考えなければならないかも。

ホダ木作りを振り返る

 予想以上にシイタケのホダ木作りは大変だった。切り倒したあと玉切りしておいたものは比較的楽だったが、倒したときに他の樹にかかっていたものがあり、これが結構厄介ものだった。とにかく山全体にちょっと密度が高すぎるのが問題だ。
 道具については、充電ドリル・ドライバーを買い足したけれど、駒の穴をあけるという連続作業ではほとんど回しっぱなしになるから、2個の電池ではどうしても充電待ち時間ができる。結局、古い2台のドリルも持ち出して、ホダ木4~5本分あけるたびに納屋の充電器に戻るという非効率的なことになってしまった。まあ、こんな作業は滅多にないからよいのだが。
 穴あけの後の運搬も結構老体には堪えるものだった。本当は運搬車でも使えればいいのだが、害獣防止柵の山への出口が狭くて出られないし、もし出られたとしても山の道は少し狭くて運搬車ごと落下する危険もある。山については、農業に専念できるようになってからいろいろ整備したいところだ。

 ところで、500個×3買った菌は100個くらい余っている。残りで細目のホダ木はまだ作れるから、来週使いきるようにしよう。

イネの種まき

 今日は仕事を休み苗箱にモミを播く日である。2週間浸けておいたモミはまだ膨らんではいなかったが、こちらの都合で播くことにした。
 
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 まず苗箱の底に新聞紙を敷く。
 
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 昨年末に購入したミクニ式種まき機を使う。苗箱の上に枠を置き、ローラーの付いた箱にモミを入れ、グルグルと押す。
 
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 湿った状態で70gはかなり少ない。マニュアルによると0.7合、これを機械で播く。最初は黒米(古代米)を3枚、底には育苗用マットを敷いた。
 
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 育苗用マットは19枚、買い足すのはやめてあとは燻炭を底土として使うことにした。燻炭の上にモミを播くと割合はっきり見えてばらつき具合がよくわかる。
 
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 結局、苗箱34枚+α播いた。
 
 01~03  黒米        マット
 04~10  ミルキークイーン  マット
 11~19  コシヒカリ     マット
 20     コシヒカリ     燻炭
 21~30  ミルキークイーン  燻炭
 31~34  コシヒカリ     燻炭
 予 備    黒米        燻炭
 予 備    コシヒカリ     燻炭
 予 備    コシヒカリ     燻炭
   予備は1箱200g程度播いておいた。

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 苗は、温度調節や水やりが必要なため、発芽してしばらくの間横浜の家で面倒をみることになる。あとは会所に運び、田んぼに苗代を作ってそこで水に浸けておく予定。

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シイタケ菌の打ち込み

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 今日の会所は、風は冷たかったけれど気持ちのいい青空が広がっていて、太陽が上がるにつれ陽射しは暖かかった。
 
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 朝からホダ木作り。ヒノキ林に続く山の道に並べておいたホダ木が20本くらい。
 
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 イワツツジ山には、切り倒しただけで玉切りをやっていない樹が3本あり、他の樹にかかっているそれを何とか倒してホダ木にする作業を行った結果できたものが30本程度。
 
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 私はドリルで穴を開ける係、カミサンが駒を打ち込んでいたが。途中から弟2名が参加、終盤はかなりはかどった。菌を打ち込んだホダ木はヒノキ林の中に積んでおいた。ホダ木の長さは一般的な1m程度に揃えたのだが、今回伐った樹はかなり古いものということもあって太く、重さが半端ではなかった。昨日から腰がちょっと痛むような感じがあったが、頑張って運んだりしたら痛みは消えてなくなった。
 ということで、来年は無理かもしれないが、再来年にはシイタケの増産が始まるはずである。

シイタケ菌打ち

 井戸が一段落したあと、道具一式を持って山に上がり、並べておいたホダ木にドリルで穴を開け始めた。が、これが難航する。4本ほど片付けたところで電池切れ。替えの電池がないのでちょっと休憩と思ったが、電池が熱くて充電ができない。以前の充電ドリルを持ち出したが、2本の電池はどちらも使えない。結局、鴨川まで新しいドリルを買いに走った。明日はシイタケ菌打ちの続き。

井戸に手押しポンプ取り付け

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 予定通りポンプを取り付けた。まず、取り付ける板にラッカーを塗り、パイプ2本とフートバルブを接着し、重量ブロックを3段積みして井戸ポンプを組み立てた。
 作業としては比較的簡単。最初のみ呼び水を入れたが、あとは簡単に水を汲める。1ストロークで結構な水量が上がってくるので、電気のポンプよりも手っ取り早い感じである。野菜を洗ったり農業用に使用する水は、電気のポンプを使う必要がないかもしれない。
 これで,停電や災害の時の水の心配はほぼなくなった。ここにいればだが。

水槌ポンプ

 水撃ポンプという言い方もあるらしいが、水の圧力だけで高いところへの揚水が可能なものがあるというので興味を持った。川から田んぼまで揚げている水中ポンプ(200V、1.5KW)の代用品は難しそうだが、塩ビで作られた製品もあるようなので数m程度の揚水に使えるものくらいは試作できそうだ。
 現在、川の水は水中ポンプの能力が制約となり、高い方から三枚目の田んぼへ給水している。1枚目と2枚目は沢水でまかなえるという前提なのだが、このところの沢水の少なさを考えると3号に入る川の水を少しずつでもいいから上に上げるという仕組みは欲しいところである。

軍事ロボット

 ルンバを作っているアメリカの会社にロボットの派遣を頼んだらいいんじゃないか、などと政府や東電の情けなさもあって家で話題になっていたのだが、本当にアイロボット社が4台のロボットを派遣してくれたらしい。それはとてもありがたいことなんだが、活用できるかどうかについては疑問もある。状況を正確に把握し、効果的なところに使ってやって欲しいものである。

小さな節電(暖房便座の問題)

 ずいぶん前から何となくなくてはならないものになっているのがこれ。当家でも世の中に出始めた頃から使っている。その前はカバーが掛かっていたはずだ。それほど電気を食うとは思わないが、使うのは時々なのに常時通電して待機するから消費量もバカにならないと思って調べてみた。どうやら月あたりの電気代では400~500円(設定温度で変化する)程度のようである。でも2台だと1000円となり、付きの電気代の中でもある程度の位置を占める。
 昨日カミサンが街に出て便座カバーを探してみたらしいが、百円ショップ(百円ローソンとキャンドゥー)にあったということで購入。こんな状況だからとっくに売り切れているかと思っていたらしいが、意外な結果だった。まだこんなところまで節電しようという人は少ないのだろうか。
 ということで、週末の往復の際の便座電源の点滅は不要になり、多少の省エネ効果も期待できることになった。

今週末の作業予定

 3月の終わりも見えてきたが、サクラなどはどうしているんだろう。花便りも一向に聞こえてこない。まあ、大災害と原発の事故で、それどころではないという気もするが、やはり低温傾向が影響していると思われる。
 さて今週末の作業の一つは浸種中のモミを播くという作業である。実際に苗箱に播くという作業は横浜で行うから、モミを引き揚げて様子を見た上で温水で芽出しをするあたりが週末の作業になる。月曜日は休暇を取って横浜で作業の予定だ。
 住まいの関係の仕事が2点ある。トラクターゲートの最終組立と井戸の手押しポンプの設置である。どちらも準備は整っているので順調に進むとみている。残りの時間は田んぼの畦の整備と苗代の設置にあてる予定。昨年は1号田んぼに苗代を作ったが、今年もそうなりそうだ。ただ、田んぼの底のレベルは一様ではないので、どの部位に作るかは要検討である。
 まだ寒いけれど時間はドンドン過ぎてあわただしくなってきたが、山からホダ木を持ち出して菌を植えるという仕事も残っている。ヒノキ林に戻すのであるいはそちらでの作業になるかもしれない。時期からいうと山蛭も警戒する必要はあるが、この寒さならまだ大丈夫だろう。

次期輸送機について

 昼間会社にいるときに珍しくカミサンから電話がかかってきた。普段は滅多にないことなので、何事か起こったんじゃないかと思いながら対応すると、車のセールスマンT橋くんが来ているというのである。今のフィールダーを買ってから以降10年余にわたり、何かというと連絡をしてきていたが、こちらがプリウスワゴンとフィットシャトルを比較していることは把握していて、様子を見に来たらしい。
 このところ、私自身は今の世の中の状況を鑑み、早めに決めて省燃費車を使いたいと思っていたが、カミサンはどちらかというと慌てることはないという意見だったので、かかってきた電話を契機に「じゃあ決めよう」と返事をした。フィットシャトルも悪くはなさそうだったが、私はどちらかというとオタク的な思考回路を持っているから、やっぱりここはプリウスだろうと心の底では決めていたのだった。
 トヨタもホンダも生産見合わせ中だし、プリウスワゴンの4月末正式発表でその後発売というスケジュールは流動的になってしまったが、10月に予定しているフィールダーの車検までには間違いなく交代するだろう(5月中か)。フィールダーは、10年半経ったが全く健康。いつもリッター12~14キロと結構な省エネ能力を示しながらけなげに走る。しかしいよいよ世代交代の時期が来たようだ。

 しかし、この段階で新しい車に換えることは省エネとはいえない。まだ健康な車をもっと乗り続けることが一番ではないかと思うが、交換する時期はいつか来る。まあ、今交換してまた10年以上(もう最後かも)乗り続ければいいのではないかと割り切った。

ガソリンはある(その3)

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 今朝もタンク車は通っていった。しかし、8両で普段の14両よりは少なかった。まだ本格稼働ではないのだろうか。でも、ガソリンは出回り始めている。本日の昼間、カミサンが横浜市内を走ったらしいが、開いているスタンドもあれば売り切れもあったようだが、基本的にどこかで入れることは可能という感じらしい。慌てることはなさそうである。

現在の iPod

地道にソースを増やし、2台のiPodは通勤時(会所往復も含む)の楽しみを支えてくれている。いつの間にかiPod classic 120 の中身も100Gに近づきつつある。まだ余裕はあるが、いつかはすべて持ち歩くことをあきらめる日は来ると思う。

さて、100Gの中身だが 21,463曲と2万を越えていた。このうち★★★★以上は、1,443 曲と少な目。厳選しているためだ。iPod touch に入れる★★★以上は 3,856 曲。時々iPod touch で特定のアーティストのみを聞き、★★★以上の曲の再評価をやることにしている。今現在はチャックベリーを聞いている。実に曲が多く、ハンコで押すように同じような部品が出てくるけれども、ずっと聞いていても大丈夫。

 ところで、この母艦はちょっと古いサーバーマシン流用デスクトップだったのだが、熱暴走を頻繁に起こしていて、再度新しいサーバーマシンを買って移動させるつもりだったが、その後レノボX201をメインにすることにしたため、このウルトラベースに2TのHDDをつけ、そこに音楽データを移すことにした。この操作は結局ソフトを買って行った。2万曲以上の評価(★)をつけ直すことを考えればやすいものであった。こんな感じで音楽環境は小康状態だ。

省エネ生活は必須の課題

 ちょっと前に調理用のビルトインコンロを購入したカミサンが、IHにせずにガスを選んでよかったといっていたが、確かに停電になったら電気器具はどうにもならないし、原発サヨナラ時代になったら電気料金は上がらざるを得ないから、大きな問題になってくる可能性がある。東電はオール電化住宅を推進していたが、どういう具合に落ち着いていくのだろうか。しかし、ガスなら問題ないともいいきれず、いずれの道を採るにしても省エネ精神を発揮し、いろいろな工夫が必要になってくるのは間違いない。

昨日の沢水の状態

 昨日会所では午前中を中心にかなりの雨が降った。1日の降水量合計は33ミリだったが、11時台には16ミリ、昼前に集中的に降っていたようだ。雨が一段落した昼過ぎに沢水を計測したところ、10秒/6L(2.16立米/時)という数字だったが、その3時間後に再度測ったところ、17秒/6L(1.27立米/時)に減少していた。
 うちの沢水は大体7000㎡の山や休耕中の畑からの水だが、たとえば11時台の1時間に降った水は112立米と考えると、少し減り方が早いような気もする。が、その分持続的に長期間にわたって流れてくれるのだろうと期待しよう。
 こうやって考えていると、いつも計測できる流量計と、それを記録できる機械、あるいは状況を送信するものがあるといい、と思い始めた。また将来の課題が増えた。

ガソリンはある(その2)

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朝の山手駅。根岸製油所のある隣の駅から出発したタンク車で編成された貨物列車が通る。震災前の状態にようやく戻ったようだ。昨日川崎では実際に給油できたが、とにかくガソリンの供給については戻りつつあるようだ。あわてることはない。

ポンプは来週

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結局、フート弁という部品(別売り)が揃わず、インターネットで購入したので、井戸の組み立ては来週になってしまった。残りの材料は揃っている。まだ開けていなかったポンプの段ボール箱を開け、中身を確認したが、昔通りの鋳物のポンプで懐かしい思いがした。

ガソリンも出回り始めたかも

 大黒IC周辺が不通と描いてあったし、車も少ないだろうと思い、浮島から一般道を走って帰ることにした。産業道路を走り始めるとスタンドが開いている。左側のスタンドが開いていたら入れようと思ったらすぐにあった。明日からは根岸精油所も操業再開するらしいし、ガソリンも大丈夫。
 公共交通機関がない大多喜町会所の人たちは、車がないと移動も仕事も買い物も通学も、何もかもできないから深刻な問題だ。もちろん被災地の人たちも。ガソリンを入れられたと喜んでいるわけにもいかないのである。

コメはある

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 会所からの帰りに農協の直売所に寄ったら、コメが積み上げられていた。こんな状態じゃゴルフや観光の人も激減で、買う人がいないということもあるだろうが、普段と全く同じである。お米はちゃんとあります、心配しないように。

本日の作業

 朝は雨が降っていなかったが、そろそろ降り始める感じだったので、納屋に入って苗箱を整理した。今回はモミを持って行かないが、来週には一式持って行って播種を始めるためである。結局苗箱40枚については今日横浜に移動させた。
 昼頃までは雨がひどくなり、アイドリング状態が続く。ちょうどいいということで、周辺整理に駆り出される。かなり不要品は処分した。

 午後からは借り畑の家に行ってトラクターのオイルを交換。エンジンオイルはとくに問題はなかったが、唯一ドレーンボルトが21㎜と大きく、手持ちのソケットでは合わず、結局インチサイズのモノを使用したことが予測外。ロータリーのオイルは2個所注入口があり、結局nakakaneさんに電話して指導を得て交換。このトラクターも一度点検してもらう必要がありそうだ。

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      たき火の向こうはあまり使われていない畑(3反歩くらい)
      余裕があればここもやりたいが、二足のわらじ中はちょっと無理
 
 オイル交換が終わったら、借り畑主のAさんがスギの枝を燃やしていた。昨日は南側の2本、今日は北側の2本分である。一人じゃ大変だから手伝うが、こんなダイナミックなたき火はかなり面白い。

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 たき火終了後、天候も悪いので横浜に向け出発、早帰り。

タケノコ情報

 昨年、タケノコの穫れはじめは3月20日頃、つまりちょうど1年前だった。本日、私が出かけている間にカミサンが視察にいったそうだが、タケノコもタケノコの食べたあともみられなかったらしい。ただ、土を掘り返したあとはあちこちになったらしいから、タケノコを目当てにやってきたイノシシが、タケノコに降られミミズを漁ったというところじゃないだろうか。
 借り畑のお宅ではちょっと穫れたらしく、ちょっと小さめのタケノコ2本が差し入れられた。そちらでは,ずいぶんイノシシに掘り返されたらしい。今年のタケノコは少し遅いようだ。

田んぼの準備

 今日出かけたときに見たところでは、いろいろなところで田んぼに水が張られており、トラクターで代掻きをしている農家もかなり多かった。今日の陽気はセーターも要らない春で、田んぼをいじりたくなる気持ちもよくわかる。5月末から6月に田植えを予定している私も、なんとなく気がはやる。
 当家の場合は、浸種中の籾が来週末には頃合いになると思うので、横浜に連れて行って苗箱に播く。それから田んぼに作る苗代に移し、5週間程度で田植えというスケジュールとなる。
 
 田んぼについては、全般的に畦を作り直したあと、1号に苗代を作る。1号と4号については残っているわらをレーキでとり、改造管理機で部分的に代掻きをして1号と4号は終わり。2号と3号はトラクターを借りてきて起こして代掻きを行う。これはGW辺りを考えている。当家では4~5月が田んぼの作業のピークになる。
 

本日の作業

 朝一番でゲート門柱の足下にコンクリートを打った。図面で検討したところではコンクリートは15L必要なはずだったが、実際にはその倍程度必要で、使う予定がなかったモルタルを追加でつぎ込んだ。

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    永年、横浜の屋上で田んぼになってきたトロ函、始めて本来の役目

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 そのあと、もう少しジャガイモを植えることになり、借り畑の一部を耕耘し畝立てをして、150株追加。

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 昼を挟んで借り畑の家のスギの残骸を燃やすのを手伝った。杉の葉には油が入っているのだろうか、ものすごい勢いで燃えた。
 
 一段落したあと、外出。救援物資(米)の調達とホームセンターでの資材購入。井戸用のフート弁はどこにもなかった。あと、シイタケの菌が処分価格になっていたので1500駒購入。
 

ウルトラポチのオイル交換

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 以前からnakakaneさんにお願いをしていたが、本日ウルトラポチのオイル(エンジン、ロータリー)交換にきてもらった。オイル交換など通常であれば自分でやるのだが、ウルトラポチという機械(それも再初期型)は、メンテナンスについてはかなりやりにくく、たとえばベルトの交換などは一度やり方を見せてもらったが、ちょっと自信がない。オイルについては、2年前に総チェックをしてもらったから、おそらくそのときにやってもらっているはずだが、引き取り修理だったからみていなかったのである。
 エンジンオイルのドレインは、一応探したのだがよくわからなかったし、たまにはやってもらおうということで頼んだのだった。ドレインボルトは、やはりわかりにくいところにあった。それほど太くないもので、いわれないとなかなか判らないだろう。しかし、これで次回からは自分でできそうだ。
 
 今回みてはもらわなかったが、借り畑の家のトラクターもそろそろオイル交換してもいいはずだ。明後日は雨だと思うので、チェックと交換をやってみることにしよう。

今日の作業

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 朝一番で門柱を立てようとしたら、ジャガイモ定植に駆り出されてしまった。借り畑の方で畝立てまで済ませていた200平米に300株、結構ゆったり植えた。終了後、家の方の上の畑をポチで耕耘、管理機で畝立てまでやってお昼休み。

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 午後は,ジャガイモの植え付けは畑奉行に任せ、こちらは門柱に取りかかる。大きな問題は図面を忘れたことだった。一応適当に掘ってみる。掘ったところに砕石を入れコンクリートを流し込んでコンクリートの板を載せたが、少し高すぎることが判明、コンクリート板は取り除いた。柱を入れ垂直を出し位置を決めるところまでで本日は終了、明日足下にコンクリートを打つ予定。

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    借り畑のワンちゃん(武蔵)が遊びに来た

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 ジャガイモだが、上の畑には200株程度、合計で500株が今年の植え付け数。昨年は株数では把握していなかったが、去年の7割程度ではないかと思う。昨年の収穫量950キロは当然減ると思うが、最近まであったくらいだから適量になると考えている。
 
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井戸の下見

 井戸の手押しポンプは会所に持ってきており、時間が取れればすぐにも設置に取りかかることができるが、井戸自体のことをちょっと調べてみた。
 
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 井戸は上のようにコンクリートで蓋をしてあるが、中心に穴が開いており、おそらく以前は手押しポンプが据えられていたと思う。中をのぞくと透き通った水が溜まっており、電動ポンプからの鉄パイプがその中に入っている。
 穴から物干し竿を入れて、水面と底の位置を確認してみたが、水面まではGLから3m、水深は95センチだった。4mのVP管(40φ)とフート弁(逆流防止弁)、それに40Aバルブソケットを買ってくる必要がある。しかし、今週はガソリン不足が懸念される。慌てて買いに行くこともないだろう。

本日の会所

 日・月の天気が思わしくないため、明朝の時間を有効に使おうと今日から会所にやってきた。道路は空いていたが、ガソリンスタンドは閉まってくるところが多く、いつも入れているスタンドは開いていたけれど整理券を持っている人にのみ給油できるということで、常連でも駄目だった。先週から省エネ走行を心がけているので、入れなくても大丈夫なんだが。
 地元のスーパーに寄ってみたが、パンやカップ麺などは売り切れ状態だが、他のものは結構あるようだ。米もある。19時前だったが、途中のコメリは真っ暗。閉店時間を早めていたのかもしれない。
 会所は結構寒い。今現在で0℃くらいまでは下がっていると思う。明朝は零下3~4℃程度まで下がるだろう。しかし当たり前だが、山も野も何も変わっていない。慌てたり買い占めたりすることはないよ、といわれているようだ。
 
 農場内はとくに問題なし。だが、沢水の6L時間は27秒、1週間前の20秒から減少している。春には元に戻って元気な沢水になるだろうか。もっとも気になっていたのが池に浸けておいたモミだったが、サルにやられることもなく冷たい水の中に納まっていた。

根岸製油所の再開は近い

 日石根岸製油所という巨大な石油精製プラントが、私が通勤で乗降する駅の大船側の一つ先の駅ににある。毎朝電車を待っているときにタンク車を引いた重連の機関車に会うのだが、震災時に火災があったせいか製油所の機能がストップして、このところタンク車をみない日が続いていた。あるいはこちらの時間がずれていたのかもしれないが。

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 今朝は、本来の時間のちょっと前に「電車が来ます」のランプが点灯し、いよいよ製油所再開かと思ったのだが、実際は機関車だけでタンク車は連結されていなかった。そのしばらく後に下りの貨物列車があるのだが、これも本日は運行されており、14両のタンク車がつなげられていた。14両というと、毎朝上りで通る編成ではないかと思われるが、いよいよ製油所の再開ではないだろうか。当然被災地優先だが、あわてて買い占める必要はないと思う。

今週末3連休の作業予定

 不要不急の移動は自粛すべしという話もあるようだが、私は自給自足のための循環型農業を行うために今度の3連休は会所に行く予定である。今回の実施項目は家の普請関係(トラクターゲート門扉の設置、手押し井戸ポンプの設置)と、ジャガイモなどの植え付けやタケノコの収穫といったもの。
 井戸ポンプは本日横浜の家に届いた。下につけるVP管やジョイントなど、若干の材料は手当てする必要がある。台板は付いているが、台としてはもう少し材木も必要で、土曜日の往きに途中のコメリで調達する予定。
 門柱については施工図を描いてみたが、コンクリートが15L程度必要。おそらく先日買ったもので間に合うと思う。ただ、2×4沓石と柱(4×4材)は少し隙間があってぐらついているので、ここはモルタルを注入しようと考えている。


 ジャガイモは、カミサンが明日切るといっているが、月曜日に大雨が降る可能性もあり、天気をにらんで場合によっては1週間ずらすかもしれない。

生活の方向を考えよう

 とある知事さんが不規則発言をしたとのニュースがあった。確かに「天罰」なんていう言葉は事態を考えれば不謹慎のそしりを免れないが、積年の日本人の心の垢を洗う必要があるという言葉には共感を覚える。少なくとも私については思い当たるところ大である。今回の激甚災害とそれに続くいろいろなトラブルを重く受け止めて、身の回りのすべてのことを改めて見直さねばならない。こんな小さな国でありながら、なにもかも外から持ち込んで、いささかの我慢をすることもなく生活を送ってきたことを反省しなければならない。被災地域の、救援物資も届かず生死の境目を漂っている人たちのことを考え、多くの同胞の安全を祈りながらじっくり反省し、これからの生活をあらためて設計していくことをみんなで考えなければならない。
 さて我々の生活だが、たとえば電気。電気代さえ払えばいくら使ってもいいという考え方はもう通用しない可能性が高い。原発のトラブルはどのように落ち着くかは不明だが、福島は再び元の状態には戻らないだろうし、他の原発でも普通に運転して発電を続けることが無理ではないかとさえ思える。ガソリンだってあるのが当たり前とはもう思わない方がいい。これについていえば、すぐに落ち着くとは思うけれど、何でも車を使うという考えは追い払うべきだろう。
 本当におおざっぱな話だが、半世紀前・私についていえば小学校上級の頃の日本のことを振り返り、その頃の生活のレベルを思い出し、生活のレベルを戻すことも視野に入れなければいけないと考えている。私自身を振り返ると、高度成長の波に乗る形でやりたいことをやり欲しいものは手に入れて、まさに垢まみれだったといえる。そんな習慣は簡単には変わらないが、今の状況はまさにそれを換えるきっかけになるような事態だと思う。

停電対応いろいろ調整中

 手押し井戸ポンプを頼んだことは書いたが、その後他のHPなどでよくよく調べてみたら揚程が2mと書いてあった。管径を細くしても6mが限界らしい。井戸には向きませんと書いてあるところもあった。どうやら、雨水貯留タンクなどにつける小型ポンプと思われた。
 早速キャンセルして、普通のガチャポンに変更した。楽天で購入したが、明日楽という方法で明日には品物が届くようである。一応簡単な逆流防止弁や台の板などもセットになっており、比較的簡単に設置ができそうだ。

 電話機については、昔の600型電話機を引っ張りだして、いざとなったら留守電・FAX電話と取り替えようと思っていたのだが、考えてみたら横浜宅では光ケーブルを引いているので、停電になったときにはモデムへの給電が停止するため、電源不要の電話機を持ち出しても使えないことに気づいた。停電用の電源を用意すればいいのだが、携帯が幅を利かせている現在、そこまでする必要はないだろう。

 LEDライトや充電電池については、会所に最低限のものを残して横浜に持ってきている。ただ、普通の懐中電灯タイプのものばかりなので、ランタン型を買おうと思ったが、すべて在庫切れ。みんな考えることは同じ。
 もう一つ考えているのは会所に4+(1)台あるバッテリーを持ってきて、車の中にあるインバーター(12Vを100Vに変換するもの)をつなげば、停電時でも100Vが使えるし、光のモデムも大丈夫なんだが、まあそこまですることもないだろう。

 それにもっと重要な情報がある。東電のHPで調べてみると、横浜の家は実施区域からははずれていることが判った。ということで、いろいろ考えても今は役に立たないこともあるが、なにがあるか判らないので備えておくことに意味はあるだろう。それと、今までの対策と少し種類が違うが、通勤時の携帯品として単3のライトに加えてポケットラジオを追加している。そんなことで電池も結構持ち歩いていていたりするから、荷物は結構多い。先日は、カバンの肩掛けベルトが切れるなどというトラブルも発生した。こんなトラブルなどかわいいものである。

ソラマメが伸び始めた

 借り畑に定植したソラマメの状態は次の写真のようになっている。
 
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 比較するものがないので順調なのかどうかはわからないが、植えた時と単純に比べると結構大きくなっているようだ。次の週末には燻炭も撒いてみよう。

井戸ポンプの購入

 以前から買いたいと思っていた井戸の手押しポンプを購入した、まだ届いていないけれど。今回のいろいろな出来事の中で、電気が供給されない状況への対応準備が必要と思われたからである。
 たびたび書いたことはあるのだが、当家の井戸は深い井戸と浅い井戸の2本があり、前者は飲用を含む生活用、後者は野菜洗いなどの作業用という使い分けをしているが、いずれもAC100V駆動のポンプで水を揚げている。浅井戸の方は、コンクリートの蓋に穴があけられており、昔はきっと手押しポンプがついていたはずだ。この上に木製の台を組み立ててポンプを据えれば、停電の時でも水が簡単に取り出せる。
 生活に必須なもののうちのもう一つ、「火」については囲炉裏や窯などはあるし、燃え草には苦労しないから、大体の状況には対応できるだろう。食べるものは野山からの調達になるかもしれないが。

春のボカシ作り

 この頃、通り道の木更津農協では米ぬかを入手できないのだが、そろそろ糠漬けの季節でもなくなってきたので、自家製の米ヌカをボカシにすることにした。納屋の中にあった漬物樽がちょうどいい大きさだったので、これに米ヌカを入れて玄米アミノ酸やGS酵素も加えてきた。ちょっと少なめではあるが、夏野菜のスタートには間に合うと思う。

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ゲート扉の仮縫い

先週末に組み立てたゲートの扉の若干の手直しを行った。ネジが飛び出していたところの裏に當木をして、もう一度も見込みなおすという作業である。それで一応完成。

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 試みに軽トラに立て掛けたが、幅2.6mだから1.5mの軽は楽に通れる幅である。借り畑のトラクターもほぼ同じ幅のはずだからこれでOK。
 
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 結構場所を取るので、現地に立て掛けておいた。さらに片方の足元はちょっと掘ってみたが、詳細は図を描いて検討するけれど、意外に簡単に掘れそうである。3連休ではコンクリートが十分固まらないので、1週間は海苔網をかけておくような形でしのぐしかないだろう。

モミ(浸種)

 日曜日にモミを沢水が入ってくる池に浸けた。ミルキークイーンとコシヒカリが1.2~1.5kg位、黒米が1キロ弱。それぞれを別の網袋に入れてロープで結び水中に浸けた。
 
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 米によって沈み方に違いがあった。黒米は浮いている。ミルキークイーンは沈んでいる。コシヒカリはその中間で、水中で浮遊している。充実具合による差だと思う。
 一応、来週末状態の確認はするが、再来週引揚げて横浜に持ち帰り、播種という段取りである。薄播きができるはずのミクニ式種まき機を用意しているので、60~70g/箱程度で播くつもり。

自宅待機

 こんな時ぐらいは出かける前にTVをみようとS/Wを入れて驚いた。東京方面にいくJRは全て終日運休と出ている。信じられずにJR東のHPをみたところ、やはりそう書いてある。程なくして仕事仲間から電話が入り、自宅待機とすることにした。こんなことなら昨日慌てて帰らず会所に居ればよかったというようなことは過ぎたから思うこと。まあ、仕方がない。
 休み(自宅待機は休みではないはず)の日に横浜の家にいるのは滅多にないから掃除をしろという指示が出たので、母親の部屋の片付けを手伝った。なかなか疲れる。
 夕方、散歩をかねてマイカル本牧まで出かけた。本牧エリアには昔の米軍居留地跡の公園があり、マイカルまでの3分の2くらいはその中の緑道を歩くことになるが、なかなか気持ちのいい道である。普段は犬の散歩銀座だが、今日は平日ということか、それとも騒然とした状況だからか、閑散状態だった。
 それにしても、最後になって形だけ実施した計画停電、過剰に反応して電車を止めたJR、深く考えずにOKを出した内閣、いずれも困ったものである。

昨日の作業

 午前中は、昨夜からやっていた燻炭の始末。朝起きて見に行くと、ほとんど終了し一部は灰になっていたため、すぐさま注水して消火を行った。続いてゲートの門扉の最終作業と仮縫い(別項目)、その後は4号田んぼの中のワラを引揚げる作業に取りかかった。昼をはさみ、運搬車2台分をこれまでのワラ山に積み上げた。あとは借り畑に行って椅子をもらってきたり、菜花を収穫したり。ということで、まあ気楽な一日。
 余震が起きるなどと気象庁に脅かされ、早めに切り上げて横浜に帰宅。アクアラインはガラガラ、湾岸線は相変わらず通行止だったが、何か心配なんだろうか。

巨木の伐採

 朝から山の向こうでチェーンソーの音が鳴り響いていた。畑を借りているお宅で、スギの伐採が始まったのである。ちょっと見に行ったらもう一本倒されていて、作業が順調に進んでいるようだった。
 3時頃になって音が静かになったので見に行くと、凄い凄い、枝は山になっているし、幹は玉切りされて並んでいる。
 
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 試しに1個持ってきて家の前に置いてみたらなかなかいいので、作業員としてカミサンを連れ、もっと取りに行った。かなり重いので今回は5基。縁側の前に並べたらこんな感じ。
 
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 手伝いもしないで、もらうモンだけもらってきたわけだが、「いくらでも持って行きなよ」ということなので、乾いて軽くなったらもう少しもらうことにしよう。

またまた燻炭

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 夕方から,先週の残りの燻炭作りを始めた。少ないので、明日の夕方までには燻炭ができあがると思う。先週の燻炭は、上手く消火ができたようで、できあがっていた。

夜の侵入者

 今、最後の見回りに出てきたのだが、裏の休耕田の方で「ピー」という声が頻繁に聞こえるためライトで照らしてみた。すると、青く光る眼が4組。そのほかに,死角になる近いところでゴソゴソという気配。どうやら半ダースくらいのシカがいるらしいと判った。 こちらが照らすと、向こうも警戒して走り回る音が聞こえる。こちらも柵を越えるわけにはいかないから、向こうも警戒を緩めたらしい。ちょっと離れたところでこちらの様子をうかがい始めた。

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 もう少し早い時間だったらロケット花火を発射して追い払えたのだが。シカたちがススキの向こうに消えたのであきらめて戻りかけたのだが、からかうように「ピー」という声があちこちで起こった。残念である。

停電に備えストーブを用意

 今日の昼過ぎだったか、ちょっと買い物に出かけたとき、バス停で待っている人が段ボール箱を持っていた。大きめの箱は何だろうとみると,石油ストーブだった。そのときは何とも思わなかったが、電力供給量の大幅減少から計画停電もあり得るというニュースがあり、暖房だけでなくお湯を沸かしたり簡単な調理もできるストーブは確かに要るかもしれないと、あらためて思った。
 確か会所の納屋に昔の持ち主さんのものがあったはず、というかすかな記憶に頼って納屋の奥の部屋を探してみると、片隅に段ボール箱にしまわれたストーブを発見できた。腐りかけた段ボールが張り付いたり、芯が固まって上げ下げしづらいといった若干の不具合はあるが、何とか使えそうである。灯油タンクとともに横浜に持って行くことにした。
 

会所へ

 ずっと道路の状況をノートの画面に出して、ウエイティング体勢だったが、15時頃だろうかアクアラインの通行止が解除になったことが判明。それっと支度をして会所に向かう。ところが早くも本牧ふ頭の入り口で「通行止」。アクアラインに気を取られ、湾岸線が駄目なんて思ってもいなかったという単純ミス。ベイブリッジの一般道を通って大黒ふ頭側に渡ってもやはり通行止。明日にしようという意見もあったが、そのまま浮島に向かってアクアラインに直接入ることにした。
 アクアラインはガラガラ、そのまま買い物をしながら会所に着いたのは17時半頃、まだ何とか明るさの残る会所に到着。さっそく農場と家の状態をチェックするが、全く問題がなかった。雨が降った割には沢水は増えておらず、先週よりも少ない20秒/6L。0.72立米/時である。1号の水位を上げすぎて4号にはあまり入っていなかったので、少し調整した。
 
 今週末は明日の一日だけになってしまった。門柱を立てるという予定は少し見直さねばならない。借り畑の家でスギを切るはずなので,見物旁々種まきでもするかな。

街の様子など

 どうしてもホームセンターで買いたいものがあったので、また出かけていったんだが、異常に車が多くて信号も消えているものが多く、街中は大混乱。ホームセンターに着いたが、停電で真っ暗。しかし、電池や懐中電灯を買う人が詰めかけていることもあって、非常用電源でレジだけは開けていた。欲しいものがあったらライトを持った店員さんに案内してもらうという状況だ。私の欲しいものは屋外の売り場にあったからピックアップしてレジに並ぶが長蛇の列。こんな時にコンクリートの板とショウガのタネを買うのも結構酔狂だ。
 車ですぐのところの息子の家に行ってみたら、停電で水も出ない状態。息子本人は池袋から歩いて帰るらしいが、家族を救出して帰宅。私の家は電気もガスも大丈夫。それにしても、今日は半休で帰ってきて正解だった。
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房総で百姓やってる...

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