定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2011年04月

東電の状態

東京電力の木更津営業所に電話をかけて、農事用電力の契約確認をしようと思い、カミサンに電話をかけて顧客番号を聞こうとしたら、東電はそれどころじゃないんだから電話などするなといわれてしまった。
カミサン自身は、先日電話をして契約容量の変更を依頼したんだが、明らかにやりたくないという反応のオペレーターに、「電力使用量削減のためにやるんだから東電のためだ」と言い張って了承させたらしい。そのあと東電のHPを確認したら、

  >3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、
  >お客さまには大変なご迷惑と ご心配をおかけし、
  >申し訳ございません。
  >東北地方太平洋沖地震に伴い、(ご契約アンペア変更については)
  >現在受付をおこなっておりませんのでご了承願います。
  
となっている。変更の依頼が相次ぎ、対応困難ということだろうか。確かに、変更するとブレーカーの交換が必要になる。被災地の復旧作業などに人は必要で、そちらの方が優先だろう。

今週末の農作業

 ちょっと寒い会所でも、これでようやく春の陽気になると思う。NHKの「やさいの時間」テキスト2~4月号を買ったので、その内容に従ってまだ済んでいない種まきなどをつぶしてみようと思う。収穫については、30束以上あった菜花を始め用意したものが完売だったため、今度は私も収穫を手伝うつもり。また、タケノコがそろそろという気もするので、これも頑張ってみよう。
 田んぼの関係では、2号と3号の起こしは完了したが、沢水だけでは一向に水が溜まらないので、川水を揚げて水を張り、日曜日には吸水を抑えるためにポチを入れて走り回ってみようと思う。それと、苗代の準備だ。

そろそろタケノコ出て欲しいもんだ

 別に好きではないが、最近何とか食べるようになったものは結構ある。そのうちの一つはシイタケ、ゴボウもそうだ。もう一つがタケノコである。そのタケノコはまだほとんど出てこない(らしい)。いつも、私よりタケノコが好きなカミサンが見に行っている。
 先週末もタケノコは駄目だったらしいが、かわりに巨大なシイタケを抱えてきた。普通の倒木に自然発生していたそうだ。念のために調べてみたけれど、よく間違えるツキヨダケはブナの木に生えるため、千葉県にはないらしい。ということで、合格。来週は私もタケノコ探しに行ってみることにする。

シイタケのホダ木について

 今週の直売所に自作のホダ木を出したんだが、用意した9本のうち6本についてお買い上げいただいた。一応都会なので、農場の方で実際に山に置いてあるものよりは小さいものを用意し、価格は400円/本とさせてもらった。ちょうど春休みということもあり、お子さん連れのお客さんを中心にお買い上げいただいたらしい。
 ただ、都会の家の庭ではなかなかシイタケが出るところまではいかないと思うので、同じようなものを農場で育てておき、出なかったものについては交換しようと考えている。シイタケがでなかったら、せっかく楽しみにしているお子さんたちも残念だろう。お客さんには保証書を作って渡しておこう。

田んぼの魚たち

 春になってくると気になるのはドジョウとメダカだ。冬の間時々田んぼを覗き込み、どちらも存在を確認していた。この間の週末は、オタマジャクシに交じってすばやく泳ぐメダカを何匹も見たが、ドジョウは確認できなかった。相変わらずアオサギは頻繁に田んぼに来ているようだが、きっとドジョウたちも土の中で生き延びているに違いない。1号でもドジョウを見かけたことはあるのだが、メインは4号のはずである。この間手に入った米ぬかの一部を田んぼに撒き、プランクトンを増やすという準備もやっておくことにしよう。
 

横浜のモミの状態と世話

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 昨日会所から噴霧器を持ち帰ってきた。帰宅後さっそく育苗機に並べてある苗箱に水やりをした。これまでは如雨露で上の箱に水をやり、そこから下に伝い落ちることを期待していたのだが、全ての箱に水が回るかどうかはかなり不確実であった。また、如雨露から落ちる水の力でモミが動いたり、大目に水を入れて水が溜まった状態だとそれがひどくなるという問題があった。噴霧器が出す霧状の水では全く問題がなく、まるでこのための道具のような感じであった。タンクの容量は4Lだが、昨日は3L入れてみた。43枚の苗箱の他にナスやネギなどの苗も少し入れてあるが、水の量はこれで若干多め。2L+位がちょうど。
 モミの状態より私の休暇を優先させて発芽前に播いたこともあり、まだ芽はほとんど出ていないが、昨日は水の中に玄米アミノ酸を入れておいたので、やがて元気に発芽すると思っている。

お隣さんたち

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 会所の家のお隣さんは酪農をやっている。引っ越してきたとき、小学校5年生だったここの坊やがしょっちゅう遊びに来ていたが、最近は手伝いが忙しいらしく、滅多に見かけなくなった。50頭くらいの乳牛がいるらしいが、家族だけでやっているから毎日食べさせて世話をするのはきっと大変なんだろう。
 畑を借りている家はその向こうだが、いつもは軽トラであっという間に通り過ぎている。今日はトラクターを借りるので珍しく歩いていったのだが、道路の脇の広場で遊んでいた牛たちが私の姿を見つけて近寄ってきた。牛という動物、結構物見高いのかもしれない。大きさからいってまだ大人ではないと思うが、口蹄疫や原発事故などとは無関係に、健康で牛乳を作って欲しいものである。

今日はトラクターの日

 今日はトラクターを借りて、借り畑のうち約400㎡程度の耕耘と、とうちの田んぼ(2号と3号)を起こした。

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 借り畑の該当部は、秋からダイコン・カブ・ホウレンソウなどを播いたところだが、獸害(主にシカ)と天候不良+いい加減な種まきの相乗効果で、ほとんど収穫がなかったところだ。畝だけはちゃんと残っており、自動水平装置が付いているトラクターでもなかなか平らにはならなかった。実際に播く前にはもう一度やらねばならないだろう。
 2号田んぼは、畑をつぶして耕耘だが、うんと浅くしてみた。2号と3号は起こしたあと代掻きをするので、あまり深くしたくはない。3号は一度起こしてあるので、土のかたまりを砕く程度。

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 今日の仕事は午前中のこれだけ。午後はトラクターを洗っていたら雨が降ってきたので早上がり。前に買った小型のエンジン動噴は、田んぼの脇でトラクターを洗うにはとても便利だった。

自然薯畑

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去年の秋に買ってそのままにしていたムカゴを,上の畑の一角に植えた。6列だが、かなり密度が高い。竹を立ててあるが、芽が出てきたらネットを張ってからませる予定。今年の秋にはタネイモができるらしいが、それをもう一度畑に植えると来年の秋以降に自然薯ができるはずだ。

ホダ木作り

まだシイタケ菌の駒が残っていたので、残っている樹を切ってホダ木にする作業を行った。少し細めだし、短めにしてお手軽サイズにしたものを横浜に持って行き、直売所で販売することにした。ちゃんと管理してもらえば来年の秋にはシイタケが採れるはず。

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田んぼ作業に疲れたら

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前に椅子として使うスギの丸太をもらってきたが、まだ相当量残っているので追加でもう一度もらってきた。田んぼの横に並べて一休み場所とすることにした。本当は屋根をかけるという計画もあるんだが、今シーズンはちょっと無理のようだ。

トラクターゲート完成

 最後の取り付けが済んでいなかったトラクターゲートの門扉を取り付けた。細かくみると左右のズレなどもあり,多少不満はあるが、まあこんなところでよしとしよう。軽く作ったせいもあり、多少華奢だった。人がもたれかかったり、イノシシがぶつかってくると、壊れないという保証はない。

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奇跡は起こせるはずだ、と思いたい

 私の子供時代を振り返ると、愛読雑誌は誠文堂新光社の子供の科学、愛読書はファーブル昆虫記、シートン動物記、それに加えて「宇宙冒険小説」、一番欲しいものは天体望遠鏡という結構偏った、しかし筋金入りの科学少年だった。だから、何億キロも先の小惑星「イトカワ」に着陸して地球外物質を採集して地球に戻ってきた「はやぶさ」とそれを育て導いたJAXAの人たちの快挙により、昔の少年時代の気持ちが再びよみがえってきている。宇宙の中ではホコリより小さいんじゃないかというわずか500mの天体に自律的に着陸することも驚異だが、イオンエンジンという、子供の頃にはそんなもの小説の中の夢でしかないだろうと思った技術が使われて実際に役に立ったことには大いに驚いた。次はきっと光子ロケットで光速の世界だ。
 そんなことに関わるという人生もあったんじゃないかという気持ちは、いろいろ考えて工夫しながら農業をやっていることで、ある程度は納得・消化できるのだが、今回の原発を巡るゴタゴタをみていると、奇跡を起こすチームはいないのかといいたくなってしまい、絶望につながりそうな閉塞感に襲われる。おいおい、何とかしようじゃないか、日本の元科学少年たちよ。

再生可能エネルギーの活用を進めたい

 水撃ポンプが気になっているが、考えなければならないのは電気にとどまらずエネルギー全体の調達と消費であると思い始めている。再生可能エネルギーとは、自然界に存在するエネルギー源で、人類のスケールに比して事実上枯渇しないものをいうらしい(wikipediaより)が、会所農場を想定して現実的に考えると、やはり水力と太陽光(熱)ということになるだろう。風力も候補にはなるが、電気に変換して実用的に使うとなると、ちょっと障壁は高そうだ。
 水については、田んぼに引いている沢水と川の水の2種があり、実際のところは風力利用と同様の問題はあるが、すでに違う形で利用していることもあり、精神的に取っつきやすい気がする。沢水でパイロットプラント、川で実用化といった段階的導入もできるだろう。
 もう一つの太陽については、温水を作るといった熱の利用は比較的容易だが、毎日使うという生活スタイルではないため、費用対効果に問題があるだろう。太陽光発電は、国家政策的にも推進策が必須と思われるし、条件次第で取り入れたいところだが、それでなくとも財源難の状態に加えて復興財源が必要となることから、過大な期待はできないだろう。しかし、原発後には絶対に浮上するとみている。
 
 忘れてはならないものがある。それは燃料だ。街中と違い会所では、薪・炭・木切れ・竹などを熱源として使うことに大きな障害はない、人間の手間は別。これまでも、タケノコを茹でたりするには購入した炭などを使ってきたが、これなどもはるばる外国から輸入されたものなどではなく、自前のものを使うようにしたいし、電気やLPGを使っている部分についてもそういう見直しを進めたい。せっかくある囲炉裏などは見直して活用する余地がありそうだ。

 ということで、食物以外の部分についても自給自足的考え方の適用余地がある、一つ残念なことは、昨年給湯機を交換したときに前と同様灯油炊きのものにしたことだ。確か薪も使えるものがあった気がする。まあ、薪割りなんかしている暇はなさそうだけれど。

米ぬかを入手できそうだ

 会所にいくときの通り道にある農協では、年初以来ずっと米ぬかの売り切れが続いていた。田植え後に雑草よけのために撒いたり、ボカシ作りのために必要になるのでそろそろ用意しておきたいと(不足を見越した買い漁りにあらず)、ダメもとと思いながら電話してみたら、あっさり10袋分取り置きができた。一度、養鶏農家がまとめて買うようだという話を聞いたことがあるが、どういう状況や原因でなくなったり出てきたりするのかは依然として不明である。明日取りに行ったときに、どういうことなのか再確認しよう。

節電対策-入り口を絞る

 一般家庭の電気の契約は従量電灯Bというものらしいが、基本料金は10Aから60Aまで最大使用量に応じて段階的になっている。横浜の家では現在50Aになっているが、昔はもっと少なかったはずだ。最初は20Aではなかったかと思う。いろいろ家族構成も変化し、エアコンや電子レンジなどの電気を食うものが入り込み、だんだん増えてきた。昔はブレーカーが落ちたりヒューズが飛んだりしたことも多かったが、今は老人3人で暮らしているので、ついぞそんなことはなくなった。
 昨夜、カミサンと話していてこの契約を30Aに変更しようということになった。30Aだと、エアコン、炊飯器、電子レンジ、オーブントースター、ホットプレートといったものを使うときは気を付ける必要があるが、滅多にないと思う。時々ブレーカーが落ちるくらいの方が意識が変わるから、そのうち20Aまで絞ることも検討したい。
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