定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2011年05月

初めての客

 会所に到着して見回りをすると、珍しい客が来ていた。

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カモの仲間、おそらくカルガモの夫婦と思われる。一応、なるべくそっとしておいたが、田んぼのそばをずっと通らないわけにはいかず、脇を通ろうとしたら飛んでいった。まあ、アオサギほど神経質ではないように思う。

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週末の作業予定

 明日の朝は木更津の農協に米ヌカ10袋を頼んであるので、ピックアップして会所に向かう。この米ヌカは竹藪用である。竹藪は足元が悪そうなので今週末に撒けるかどうかは不明。様子を見ながらとなる。米ヌカについては、田植え後の田んぼに撒く分(6袋程度)が既にあるが、ジャガイモにも撒きたいので、まだ余分があって積めればもっと数を増やすことも考えている。
 一応、田植えについては苗の出来具合を見ながら行うが、次の週末からになると思う。一部、先週末に播いた追加分の苗は来月になってから適期になるので、田んぼ一枚程度はそれまでお預けとなるかもしれない。
 ということで、田んぼについては田植え前の最終調整を行うつもり。あとは、川水配水のチェックくらい。

田んぼの水が溢れているかも

 今週は、ポンプの試運転ということで3時間=24立米/毎日というスケジュールで川水を揚げておいた。ところがこの雨である。100㎜は降ったから田んぼに降った雨だけでも200立米、沢水も200立米は堅いから、全部で600立米=600t位の水が2000平米の田んぼに入ったことになる。4号からの出口のパイプには網を被せてきたが、目が詰まって溢れているような心配もある。
 これまで沢水は涸れ気味だったが、これで少しは目を覚ますんじゃないかと期待しよう。その前に、2台のポンプが連携してちゃんと水を揚げていることを期待したいが、この雨じゃポンプがちゃんと働いたかどうかは解りづらそうだ。

配管のチューニング

 揚程の計算式をいろいろ調べ、関数電卓を駆使してシミュレーションしている。その結果、問題個所や改善の可能性がみえてきた。

 まず、実揚程(実際のレベル差)が18m程度と推定される川から池までの部分だが、この区間は15m程度の呼び径50mmの部分(A区間と呼ぶ)と、35m程度の呼び径75㎜の部分(B区間)にわけられる。ポンプの能力と見比べるのは、実揚程に配管損失を加えたものだが、配管損失はA=0.81m、B=0.38mとなっている。A区間については径が細いための損失が主である。B区間については90度のエルボが2個あることが損失の主要因。
 次に、池から田んぼまでのC区間をみてみる。池の底から1号田んぼまでの実揚程は3m程度でそれほど大きくないのだが、配管損失がバカにならない。50mm径ということで、約50mの配管損失自体が9m余となっている。ポンプの定格からいうと9+3.5mでは0.28立米/分も出るはずはないが、計算ではそうなっている。さらに気になるのは、1号までのメインのルートがチーズ(T字型分岐管)の分岐側となっている箇所が2か所あり、この損失がバカにならないことが判明した、数値でいうと約3m分である。
 
 ということで、池から下については約15mあるA区間をできるだけLP75に置き換えること、池への出口の高さを数十cmは下げられるのでそれを行うこと、90°エルボをサクションホースに変更する。これらにより、トータルで1m程度揚程を下げれば、現在の8立米/毎時が2割程度は増えると考えている。まあ、これは秋以降の農閑期の仕事だ。
 池から田んぼまでは、少なくともチーズの使い方を見直して効率向上は見込めそうだ。現在、2号に注入する状態で池の水中ポンプは2分動いたあと2分20秒停まるというスケジュールとなっているが(自動)、稼働時間の割合をさらに下げることが可能なはずだ。これは簡単な作業であり、今度の週末に行うつもりである。

計算結果
    管径    延長 流量(立米/時) 配管損失 実揚程  全揚程
A区間 50mm  15m  0.133    0.8m    4m   4.1m
B区間 75mm  35m  0.133    8.0m   14m  14.4m
C区間 50mm  50m  0.283   15.5m    3m  15.5m
                      配管損失はダーシーの公式で算出

航空写真を活用する

 「Google Earth で会所農場」で書いたが、会所のあたりは3/31の航空写真によって更新されている。現時点では以前の写真がデフォルトだが、上の方の「過去のイメージの表示」というボタンを操作すれば最新の写真も古い写真も表示させることができる。私は、このイメージをコピーし、大きさを計測して500分の1や1000分の1といった切りのいい縮尺で印刷できるようにしている。
 これはかなり便利なもので、畑や田んぼの面積や配管の長さの計測、地点間の距離などのいろいろな用途に使えている。Google Earth上では距離を測ることができるが、これを元に縮尺の確認をすればほぼ正確なものになるようだ。作付けなどの営農計画にも役立てていこうと思う。

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    それにしても、一部が雲の陰になったのが残念だ。
    震災・津波のあとを撮る目的で、このあたりはさほど重要でないのだろう

田んぼの配水系統のまとめ

 水の経路などを図として整理した。
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 3年目の稲作だが、水については毎年いろいろ変わっているので、この図も度々変わっていくと思う。今回の変更は川水の系統だったが、こちらは本来は沢水の補助的位置づけである。なるべく自然の力を活用する形での米作りが目指すところである。
 川水の方では、早くも改良箇所を見つけているのだが、そろそろ田植えの時期も見えてきたので、改良作業はできるだけ先送りにしようと考えている。

しかし、沢水の配管延長は150m、川水の方は40+50m、しかもこちらは揚程が20mもある。配管関係の維持にはなかなか手間と神経が必要である。

今年のタケノコはハズレだった

 去年、一昨年とも5月の20日頃にタケノコが終息していたようだから、今年もせいぜいあと2週間。しかし、穫れ始めがかなり遅かった上にイノシシの被害もあって、大きなヤマを迎えないうちの終息となりそうだ。通常であれば、少々食害があっても人間の分け前は残っていたんだが、今年は地面に出る前のタケノコまで深く穴を掘って食べている様子である。今年の初めごろに竹をかなり伐採したので、それがプラスになると思っていたのだが、残念ながらそうはならなかったようだ。
 一体原因はどこに? ということで調べてみた。福岡県森林林業技術センターの調査報告によると、7~8月、1月、3月の降雨量とタケノコの出来具合に正の相関があるらしい。昨年以降の数字を挙げると、
     2010/07    120㎜
     2010/08     17㎜
     2011/01      1㎜
     2011/03    113㎜
会所の場合、年間2200ミリくらい。季節による違いはあるが、月平均200ミリ弱と考えると、どうみても重要な時期の降雨量が少なかったと言える。あと、10月ごろからの積算温度にも関係しているということだが、今年の冬の寒さが影響していることも考えられる。

 タケノコは直売所でも人気商品であり、何とかご要望に応えたいと考えているので、来年に向けては次の点を実施してみようと思う。
 ① 肥料(米ヌカ)の散布 5~6月、冬
 ② 7~8月ごろ、必要ならば散水
 ③ 来シーズン・電気柵による防衛
 ④ 冬期の間伐 まだ密度が高すぎる部分あり、更に伐採予定
 このうち②だが、実は今回の川水揚水システムの増強によって、非常に簡単に行えるようになった。LP50を一か所切ってチーズをはめ込み、そこにサニーホースでもつければ滝のように散水できるはず。
 

川水揚水方式の変遷について

 2年と少し前に田んぼを復活させたが、田んぼに必須の水については、付近の山から流れ出る沢水と農地の下を流れる養老渓谷からの揚水を組み合わせるという方法、以前の持ち主の時代に使われていたものを継承することにした。しかし、実際に田んぼをやってみると、いずれも貴重な手段であり、ラッキーであることが解ってきた。
 沢水については、近くの山の水源地に設置してある堰から、塩ビ管を経由して流れてくるものを使うという単純なものだったが、川の水についてはボロボロのモーター(5.5KW)と古めかしいポンプが残っており、基本的にはそれを活用しようと考えた。ご近所の米作り農家に聞いたら農協に頼むといいよという話で、農協にポンプをみてもらったらモーターの交換でポンプは活かせるという話だった。ポンプ本体は相当ボロボロだったから半信半疑だったが、とにかく動力線を引いてモーターを交換してもらったら水は出たのである。1号田んぼまで敷設してある配管そのものを使い、4立米/毎時程度であった。
 量的には決して十分ではなかったが、それより大きな問題があった。ポンプの形式上の制約で呼び水を入れる必要があったことだ。休日しかいないため、電源には週単位のタイムスイッチをつけているくらいだったので、人がいなければ使えないポンプでは問題があった。そうした希望は伝えておいたのに、そのままで使えるといった農協の態度にも問題があり、また取付精度の不良に起因するベルトの外れなども発生し、方向の転換を考え始めた。
 そこで、中古の水中ポンプを探し始めた。レンタル会社などにもあたったけれど、ヤフーオークションで1.5KWの新古品が比較的安価で出ていたため、一応2.2KWクラスを探していたがこれを購入した。しかし、この出力不足がさっそく問題となった。これまでの配管では上がってこないのである。仕方なく、最高部を下げて配管ルートを変更し、使えるようにした。約2シーズンの間この形で運用してきたが、水量についてはばらつきがあり、2.6~4.6立米/毎時といった計測結果が残っているが、大体4立米/毎時程度だったと思う。この数字は、沢水の最大流量とほぼ同じである。ただ実際のところは、これまでの2年については沢水で9割以上が賄え、川水はほとんど出番なしという状況が続いていた。
 今年になってから、これを見直さねばならない状況が発生した。渇水状態である。ほとんど雨が降らなかった1月以降、沢水の量は0.5立米レベルまで低下し、少々の雨でも増えなくなっている。これまでの2年も冬場の沢水減少という傾向はあったが、GWが近づいても結局改善されなかった。田植えの前後には結構水を張ったり流したりという必要もあり、ポンプの増強を具体的に検討し始めたのがこのころである。
 この書き込みでいう③の方法、川の水を一時溜める水槽を設置して小型の200V自動タイプ水中ポンプを沈めて田んぼに水を配るという方法を採用した。水槽の位置を4号のあたりまで2m程度下げたことが極めて効果的だったようで、大雑把にいって揚水量は倍程度に増加した。今年の1~4月の月間降水量は100ミリ程度で、最近2年に比べて半分程度、秋までこの傾向が続くわけはないと思うけれど、非常事態への対応や代掻き・田植え後などの潅水が自由にできるのはありがたい。しかし、水についてはいろいろ悩まされたし勉強になった。

GWの作業を振り返る

 最初の作業でぎっくり腰になるというマンガのような事態に襲われたが、なんとか中盤以降は持ち直し、ある程度の目標は達成できたと思う。
 リストアップしていた項目のうちでは手を付けられなかったものが2点あった。一つは第1農場の電気柵と防獣柵の整備だ。まあ、これについては当面被害を受ける作物がないということで見送ったんだが、第2農場に設置したワイヤーだけの簡易電気柵が、恐らくワイヤーに気づかなかったシカに切られていたので、両方とも効果的な電気柵の仕掛けをあらためて考えてみようと思っている。もう一点は田植えの定規を作るというものだったが、1号と4号の不耕起栽培を見送り通常のやり方に変えたこと、出来が今一つだった苗を追加で作ったことにより、田植え機による田植えを基本にできそうなので必要がなくなったのである。
 それにしても、腰痛で寝ていた2日間以外は、外に出て動きっぱなしだったので疲労感はある。が、春真っ只中の農場で、山の花を眺めて鶯の声を聴き、カエルやオタマジャクシと遊びながらやっているわけだから、心地よい疲労であることは間違いない。

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ポンプの最終確認

 今日は田んぼへの配管の確認と接着を行うため、ポンプを運転してみた。念のため、テーブルタップの「逆回転」のところにさして様子を見ておこうと思ったのである。1号田んぼの出口で待っていると、3号田んぼのあたりでパイプが外れた。そこを慌てて押し込むと、今度は2号田んぼのところで配管が外れた。もしかすると機能より圧力が上がったんじゃないかと思いながら、1カ所ずつ接着剤で継ぎ手を留めていった。
 少し時間をおいてもう一度ポンプを動かしてみると、1号の出口で2秒/6L出ている。昨日の時点では3秒/6Lだったのだが、大幅に水量が増えている。2号の出口で計測しようとしたが、勢いがよすぎて水が思い切りはね返り計測不能。どう考えても当初の回転が逆だったらしい。
 結局、今週は2号田んぼに水を3時間/毎日入れて様子を見ることにした。試運転をしていると、2号田んぼに入ってくる水は2分間出て2分半止まるという間欠泉状態であった。要するに、川から揚がってくる水量よりも池から田んぼに送る水量の方が多いから、池の水中ポンプが自動的に止まるのである。下から揚がる8立米/毎時が田んぼに入る水量である。3時間で25立米、これは3号と4号の吸水量程度となるはずだ。

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ライト管の特徴

 専門家ではないし、思い違いや知識不足もあるかと思うが、ライト管(LP管)について知っていることなどをまとめてみよう。これは塩ビ管の一種であり、おそらく一番低規格のものだと思われる。HI→VP→VU→LPの順に耐圧などの規格が低くなり、その代わりコストも低くなるようだ。おそらく再生塩化ビニールで、VP管のようなツヤはなく薄い。負圧には弱くペチャンコにして割れたことはあるが、内圧には特に弱いということはないだろう。私の農場では川から20m上に水を揚げているが問題はない。が、VU管以上に比べれば弱いのだろう。
 一番特徴的なことは、管の一方が太くなっており、ソケットなしでもつなぐことができることだ。また、価格は長さにほぼ比例しているので、4mモノを買わなくても2mを2本つなげばいい。そうすれば普通の車でも運べる。ソケットなしでいいからコスト的にも余分は要らない。
 問題は継ぎ手類が割高なことである。私が買っているカインズホーム茂原店では種類も少ない。エルボーやソケットなども高いので単純な配管でないとコスト的なメリットが減ってしまう。また、一般規格とは別系統になっているらしく、ホースや異径管との接続は容易でない。継ぎ手類が売られていないので、熱して口径を換えるなどの方法が必要らしい、やったことはないが。特別な例として、LP75の内側にVU65がほぼピッタリ納まるので、圧倒的に安いVU5の継ぎ手などを使える。LP50の内側にVU40のソケットの外側が納まるので、これも場合によって利用できる。今回の川水配水系統では、各田んぼの水口の栓はVU40のモノを使った。LP50のチーズにVU40のチーズをつけ、更にVU40のパイプをつけ、もう一つソケットをつけてそれに栓の継ぎ手をつけた。(図解が必要かもしれない)
 
 いろいろ書いたが、沢水を引いてくるといった農業用水の配管にはコストパフォーマンスの高い材料としておすすめできるものといってよさそうだ。ただ、VP/VU管に比べると扱うホームセンターは少ない。通販は試し手みたいと思っている。しかし、そろそろこのあたりで安定して欲しいと思う。

川水揚水システム完成

 朝から雨が降り始め、結局夕方まで弱いながらも降り続いた。休養日にするかとも思ったが、川水揚水を中途半端にするわけにもいかないので、とりあえず買い出し。
 いつもそうだが、
       塩ビ管や継ぎ手が若干足りず結局買いに走ることになる。
       買いに行くと多めに買うので中途半端な在庫が残り、
       結局若干足りず買いに走ることになり       
                       (以上、好きなだけ繰り返す)
 塩ビ管についてはVU管とライト管の2種類を使っており、安いライト管も多用しているからなかなか統一できない。川水については、川から池までがライト管(LP75)、池から田んぼまでライト管(LP50)にしたのだが、ライト管は茂原のカインズホームにいくしかないので、40キロ以上走って買いに行くことになる。

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      川水は写真の上の方から入ってきて
      水中ポンプにより、左の方に流れていく。

 資材を買って帰ってきたら、少々の雨でもやるしかない。今日は池の水中ポンプから田んぼまでの配管を整備した。ポンプ側はサクションホースに交換し、以降がライト管(LP50)。今回はチーズ(T字型継ぎ手)を使い、1号・2号・3号のどれにも入れられるようにしたのがミソである。
     
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      1号側から池の方をみる

 水量計測結果だが、
   川水→池    8.0立米/毎時
   3号注水の場合 7.2立米/毎時
   2号注水の場合 6.4立米/毎時
   1号注水の場合 3.9立米/毎時
このような結果になった。昨日の時点で3号に注水したときの量は5.4立米/毎時だったから、1.33倍に増えている。2号の場合も1.3倍程度に増えている。サニーホースとサクションホースの抵抗の違いはかなり大きいようだ。

 田んぼごとの水底平均吸水量を推定すると次の通り。
   1号   9立米/日  全部  40立米
   2号   6立米/日  2以下 31立米
   3号   9立米/日  3以下 25立米
   4号  16立米/日
沢水が最悪の状態でも1号分はでるから、2号以降に入れるのが現実的だが、川水だけで全て賄うとすると、1号注水で10時間/日でよいということになる。2号に入れて2+3+4号を賄う場合、5時間/日。3号に水を入れて3+4号を賄う場合、3.5時間。と、いろいろなパターンを採用することができる。

 という具合で、沢水の予測を行いながら、タイマーで稼働時間を設定すればどのような状態でも何とかなるんじゃないかと思われる。2年前から、川水の揚水(ポンプ)についてはいろいろ問題が発生して悩まされたが、ようやくすっきりした感じがある。

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      上は1号田んぼ、左は2号田んぼ。水は手前から向こうに

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      これは2号の水出口。ネジの蓋をつけてあり、開けたら注水できる。

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      3号の水出口、ここもネジ式の蓋がある。開ければ3号に注水できる。

2回目の苗作り

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 横浜で作った苗は生えていなかったりムラがあるものもあったりで、ちょっと心配である。そのため、会所に来てから浸種をやり直していたのだが、風呂場で暖めたりしたかいもあって根が出始めたので、本日苗箱に播いた。
 80g(150cc)/箱という薄播きである、これは前回と同様だ。少しムラもあるが、まあこんなものだろう。写真は撮っていないが、苗箱は2号田んぼに置いた。横浜の苗は1号に置いたのだが、沢水が入る1号よりは2号の方が水温も高いだろうと思ってのことである。
 この苗での田植えは6月の2週目くらいになると思う。1回目の苗で間に合えば出番はなくなることになるが、さてどうなるだろう。

フクロウ情報

 フクロウの巣箱をかけたけれど姿を見ることはなかったので、来年は使って欲しいものだと思っていた。さっき、田んぼにカエルの様子を探りにでたとき、奥の方からトリが飛び立った。この間はアオサギがいて、暗闇の中で慌てて飛び回っていたけれど、今日は違った。確かにフクロウで、しかも2つの巣箱の片方を目指して飛んでいった。もしかするとうちの巣箱を巣にしてくれているかもしれない。
 そういえば、フクロウが飛び立った辺りはウサギがよく出没するエリアである。小さい割に甚大な被害をもたらすウサギの点滴が住み着いてくれると実にありがたい。ついでに、イノシシやシカの天敵(オオカミ)が戻ってくるといいんだが。

川水揚水の新しい方式

 今日は実力を計ってみた。まず、川から揚がってくる水の量だが、8立米/毎時と今までに比べると格段に多い(倍以上)。受けの池から田んぼへの水量だが、2号に入れてみたら5.4秒/6L(=4立米/毎時)だった。これでは水が余ってしまうことになる。池の水中ポンプからはあり合わせのサニーホースをつないで、そこからライト管(LP50)を接続しているが、サニーホースというヤツは結構折れ曲がったりしがちで抵抗が多そうだ。特にポンプの継ぎ手の部分や池の端の部分で90度折れ曲がっていたので、外側にVU65を被せ抵抗を減らしてみたところ、4.5秒/6L(=4.8立米/毎時)と若干改善した。

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ただ、これでは入る方がまだ多いため池があふれてしまう。つぎに、3号田んぼに入れてみた。今度は4秒/6L(=5.4立米/毎時)となった。掘ったばかりの池は吸収が多いためか、これで一応釣り合っている。
 休み中にサクションホースを買ってサニーホースと取り替えれば、もう少し田んぼに入る水量は増えるのではないかと思っている。下のポンプが揚げている8立米/毎時をもっと効率的に田んぼに入れたいものである。

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本日の農作業

 朝は4号田んぼの土寄せ(均平作業)と畦塗り的作業をやった。午前中の大半を使ったがあまり進まない。午後一番は第二農場に出かけてショウガの植え付け、約50株。

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 そのあとは懸案だった川水の配管変更。池は深さ80cm程度掘った。底にはトロ函を置き、水中ポンプを据え付ける。配管はたるみを全て伸ばし、最高高さも2m程度下げた。スイッチを入れると、下からかなりの量の川水が揚がってきて池に溜まり始め、自動スイッチが入って上の水中ポンプから水がはき出された。
 今日はもう暗くなってしまったので、10m程度のサニーホースをつないで4号に試験的に入れてみたが、水量はかなり多いようだ。明日、1号まで引っ張って計測してみる。なかなか快調である。

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タケノコの現況

 今日の午後、カミサンが竹藪でタケノコ掘りをしたが、1時間とちょっとで1釜とまあまあの成果。今週は一昨日とその2日前にほぼ同量掘っており、ようやく穫れてきたという感じである。しかし、イノシシはかなりの勢いで掘り返している様子。さすがのカミサンもイノシシにはかなわないのではないかな。

庭の片隅で

 スズランとアマドコロが並んで咲いている。スズランは私でもわかるが、アマドコロは知らなかったし、きっと名前も覚えられないので書いておくことにした。

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    これはスズラン

 今調べていたのだが、スズランには毒があるという。行けておいた水を飲んでも中毒することもあるらしい。アマドコロの方は山菜として食用にされるほか、根茎は生薬になるということだ。同じユリ科で雰囲気も似ているけれど、毒と薬でずいぶん違うものである。

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    これはアマドコロ

GW作業予定の中間チェック

 想定外の腰痛に襲われたため二日間は布団に潜っていたため、予定の消化は捗っていないと思っていたが、項目としてはある程度つぶせている。

実施項目
 ① 改造管理機の再改造
   4号田んぼ整備          1日
 ③ 第2農場電気柵設置       1日
 ⑥ 1~3号田んぼ整備       1日
 ⑧ サトイモ畑作り、植え付け    0.5日
 ⑨ ジャガイモ畑草取り        0.5日
 ⑩ 全般の草取り           1日

残っている仕事は次の通り。
未実施項目
 ② 第1農場電気柵設置
   防獣柵整備           1.5日
 ④ 川水池掘削
   川水配管経路変更        1.5日
 ⑤ 沢水配管整備・つまりチェック  0.5日
 ⑦ タケノコ・ワラビ収穫      (5/8)
 ⑪ 田植え定規の製作        夜間作業
 

3相200Vプラグの配線について

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 昨日夜なべでやった水中ポンプのプラグの取り付けだが、忘れないように写真を撮っておいた。上のグリーンの線が付いている端子がアース。右側に来る左に赤い線が見える。見えない下側には白い線がつながっている。これが正解だと思う。まだポンプを動かしてはいないけれど。
 電気工事の専門家にとっては当たり前のことなんだろうが、私は知らなかったし、インターネットでいろいろ検索してもよくわからなかったのである。画像検索でも駄目だった。

草刈りの日

 今朝、シャベルを持って川水を揚げる池の場所に行った。少し掘り始めたが、まだ早すぎたようで腰に痛みが走った。GWの後半に悪影響が出ないようあっさり中止。

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    花は「ハルジオン」
 今度は草刈りに転向。刈払機は全く問題がなく、田んぼのまわりを順次刈り、そのあとは山に入り通路周辺を刈った。あらためてみてみると、モミジなどの広葉樹の実生の苗が一面に生えている。もちろん刈ったけれど、手入れをしないとこの樹がどんどん大きくなり、山がゴチャゴチャになるようだ。
 今日の最後は田んぼ。3号と4号はまだ均平が必要。ポチで角材を引いたあと、最後は自分で(人力で)引っ張った。片側に土を寄せようと思うと、やはりこれになってしまう。
 ということで、珍しく肩は凝るし肉体疲労の日であった。

明日の仕事

 今日は今まで夜なべをして、水中ポンプのプラグをつけていた。3相交流というヤツは結構厄介である。4本ある線(白・黒・赤・緑)これをどこにつなぐかがよくわからない。インターネットで検索するといくつも出てくるが,それでもわかりにくい。この間購入したテーブルタップを分解してようやく判明した。
 それで、明日の仕事だが、朝一番はショウガを植えることになっていて、これはカミサンの手伝い。その後は川水揚水ポンプ関係、腰を痛める原因となった池掘りを含めてやろうと思う。配管の材料も買ってきたので、川から池まではLP75、池から田んぼまではLP50、いずれもライト管を使用する予定だ。
 あと、刈払機で草を刈る必要もある。これはあさってになる可能性がある。

5/13発売、プリウスワゴン

 どうやらGW明けに発売らしい。3/23に契約したから比較的早い方ではないかと思うが、色やオプションで納期には差があるらしい。7人乗り3列シートは電池が別物になるため、来年確定らしい。こちらは何の変哲もない廉価版2列シートだから、7~8月納車という感じではないかと推測している。まさか、10月の車検に間に合わないということはないと思う。

イモの面倒をみてシカの食べたあとを発見、一大事

 カミサンは6時前に起きて仕事をしていたが、こちらは普通に8時頃から仕事開始。腰はかなりましになったが、注意しながらゆっくりとリハビリ中。
 最初は大きい方の管理機を持ち出して、上の畑の畝立て、サトイモ用。できたらすぐにカミサンがやってきてイモを並べ始める。6列、80m、160株くらい。私はそのまま管理機を転がして借り畑に出向き、道路側の畑150㎡、10列の畝立て。一旦戻ってカミサンとイモを載せて畝立て後の畑に定植、こちらは300株くらい。その間私はジャガイモの土寄せ、大きい管理機は掃除してしまったあとだったから、小さい管理機を運んできて行った。
 土寄せしたのはいいが、一番屋敷から遠い一角のジャガイモの葉と茎が食われていた。足跡が残っていたが大きいシカと思われる。そこで、明日以降に予定していた電気柵を張ることにした。午後から雨という予報だったから競争だと思いながら始めたが、予報はいい方に外れて電気柵を無事稼働させることができた。第2農場は一応安心な状態となった。
 
 一通りの仕事が終わったのは4時頃、それから買い物に出かけた。明日以降でなるべく早くやりたい川水揚水配管に必要なライト管(LP75)の継ぎ手などと,新しく買った水中ポンプの(電源)プラグ。ライト管は茂原まで行かないと買えないというのは全く面倒である。

明日の作業

 思い切って体を動かしたせいか、腰はかなりよくなったようだ。まあ、だましだましという感じにはなるが、明日はもうちょっと本格的な作業ができると思う。
 カミサンがサトイモを植えるといっているので、管理機で畝を立てる仕事を優先的に行う。
 続いて、腰が平気なら川水の配管変更だ。下から修正して崖の途中から経路を替え、約2m程度峠を下げる予定。続いて池を掘り、水中ポンプをセットして終了となる予定だが、LP管のエルボーなどがギリギリで余裕がない。それだけのために茂原まで行くのも時間がもったいない。
 第2農場の電気柵は明日以降の予定。

畑の様子など

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 ジャガイモは順調に育っている。一部、芽が出ないものもあるが,もう少し待てば出てくるんじゃないかと思う。先週、うちの畑で土寄せをした。借り畑の方は今週中に土寄せと草取りをしようと考えている。
 保存してあったサトイモ(種芋)も芽が出始めているので、これも今週中には定植をするつもり。今日もトラクターで耕耘したので、明日か明後日に畝を作って定植できると思う。腰はちょっと心配だが。
 他に植えるものとしては、ショウガがある。私が腰痛で寝ている間、カミサンはキュウリ・カボチャの苗・ネギ、ダイコンのタネ播きなどをやったそうだ。

本日の作業(何とか回復)

 腰痛も3日目となると、これじゃいけないとさすがに思い始める。朝起きたときはまだズキンという痛みが走ったが、そのあとは様子を見ながら体を動かす方向に方針転換した。これは正解だったようで、思いの外仕事もできたし、今は腰の状態がかなり好転している。

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 今日の仕事は管理機の改造から始めた。全部で16枚ある刃を半分にするのである。これなら大丈夫と思ったが、やっぱり落ちているワラを巻き込んでしまう。どうもまだ検討の必要がありそうだ。

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 続いて借り畑のお宅に向かう。電気柵の相談だ。このお宅の畑は屋敷の南北に別れており、私は南側の4分の3程度を借りており、残りは地主さんが使っている。北側の畑は地主さんがジャガイモやサトイモを植えているが、今回は南側だけ電気柵を張ろうということになった、まだ腰が痛いから明後日くらいかね、といって帰宅。

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 午後はトラクターを借りてきた。いろいろ考えた結果、4号を全部起こすことにした。やっぱり水保ちを優先する方がいいだろうという結論だ。始めるとさすがはトラクター、あっという間に綺麗になった。やっていると見物人が登場、3羽のアオサギである。自分たちの餌場がなくなってしまうと焦ったのだろうか、こちらがトラクターで走り回っているにもかかわらず、田んぼに降りてきたくらいだ。

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 ということで、かがんだりはしづらいが、乗り物は大丈夫。なんとか農作業に復帰した。

苗を追加で作る

 苗の状況は持ってきたあとの写真の通りで、ほとんど出ていないものも何枚かあり、あまり芳しくない。自分自身の休みに合わせて芽出しが不十分だったモミを播いたことが原因と思われる。一応、残っていたミルキークイーンを水に浸けている。薄播きで10枚分くらいはあると思う。今回の休み中に苗箱に播いて田んぼに並べておく。

間抜けなアオサギ

 さっき日帰り温泉に行ったせいか、腰の具合もちょっとよくなり、雨もやんだところで見回りに出た。すると、4号田んぼの中にアオサギを発見、餌場を離れがたかったのか、巣に帰るのが面倒だったのかもしれない。私は横を通ってポンプの電源BOXのところに行きたかったのだが、歩いていくと彼は飛び立った。
 ところが、どうやら暗闇で目は見えないらしい。遠くに飛んでいくわけでもなく、うちの田んぼの上を飛び回り、最後は竹藪の中に落ちるように降りていった。あとで藪の方を照らしてみたが行方不明。タケノコを掘りにやってくるイノシシと鉢合わせするんじゃないだろうか。
 アオサギは、この頃2羽で姿を現すことが多かったが、今現在は繁殖期ではないかと思われる。巣に戻って卵か幼鳥の世話をしなけりゃいけないんじゃないかと思うが、追い出された亭主だろうか。

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    これは昼間の写真、
    左右に別れているが,二羽のアオサギが田んぼを狙っている
    ホームレス・アオサギはこのどちらかとみられる

リハビリ中

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 腰はたちまち治るようなものではないが、一応何とか立ち上がれるようになった。置きっぱなしの母親の杖を借用して庭に出たりしているが、何だか隠居のようだ。まあ、これも悪くはない。

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 今ちょうど盛りのイワツツジをあらためて撮ってみた。清澄ミツバツツジという正式名のこの植物は、この地域独自のものということである。ご覧のように色が鮮やかで、いかにも春らしいものだ。

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