定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

2012年11月

田んぼ作りを振り返る(2)土木工事の続き

 「田んぼ予定地のレベルと作り方(ほぼ最終)」という記事を見直してみた。2009年3月17日だから、重機を借りる直前で計画がほぼまとまったときのものである。ここに、敷地と田んぼの計画の概要がまとめてあった。
 
 ① 田んぼエリアのレベル差は最大2.4m(55m角くらい)
 ② 概ね西側の山(川)に近い方が低い(東西レベル差平均50cm)
 ③ 北側隣地に接する部分はほぼ水平である
 ④ 全体的に北下がりであり、各田んぼ北側の畦は元地盤より
   30~50cm程度の盛り土となる。
 ⑤ 逆に南側の畦は、想定畦レベル(北側畦上端と同じ)から更に
   高くなっている。
 ⑥ 個別の田んぼのレベル差は、1号、4号は比較的小さく2号3号は大きい。
 ⑦ 田んぼ用地の東西側はレベル差が大きい場所などがあり、
   当面は田んぼに組み入れることを避けることにした。
   
田んぼ断面1
   
   
断面検討図も簡単なものだが作っていた。田んぼを4枚とするか3枚とするかはギリギリまで決めていなかった。このスケッチでは3枚で計画していたが、その後土手の高低差が大きいということで真ん中の段を2枚にしたのだった。
 これらからも判るとおり、どの田んぼも南側(斜面の上側)の土を削って北側に盛っている。だから、最初の2年くらいは削った方のイネが貧弱だった。削ったところの土には養分がなかったらしい。造成後すぐの田んぼのレベルは、造成前の傾斜をかなり引きずっており、どれも特に西側が下がっている傾向が残っていた。これは4号が一番甚だしかったが、今年くらいになって何とか水平に近付いてきた感がある。コメを作っていると、水の流れもあるし、毎年代掻きするし、だんだん水平になるものらしい。
 
 田んぼについては、その年の暮れから正月にかけて大改修を行っている。その計画段階の記事が次の通り。
     「田んぼ改修-断面計画
この記事の中には、田んぼの造成前のレベルをプロットした表が入っている。このときの改修は、面積を増やすことが目的であり、通路や畦などをつめてかなりの面積増が実現できたはずだ。

 
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 田んぼができると水が必要になる。水は、イネの生長にももちろん必要だが、田んぼをチューンアップするときにも重要な役割を果たす。10年以上前、前の前の持ち主がまだ田んぼをやっていた頃には、沢水と川の水を使っていたとご近所さんから教えて貰った。

定農連(定年帰農者連絡会)ミーティング経過

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 昨日は準備のことに触れたが、本日朝から実際にミーティングが行われた。われわれは少し遅れて着いたが、すでに庭のブルーシートの上には色々な機械が順番に並べられていた。

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まず、研修室に入ってIさんから本日の作業の説明を受けた。作業内容はフローチャートによって整理されていた。

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その後は庭に出てそれぞれが作業を始める。
最初は脱穀機で穂をとるところから始まる。続いて藁を機械で柔らかくする。それが基本作業。

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途中で、みんなで持ち寄った昼食をいただく。

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縄をなう機械はすばらしい、私はまだ手でなうのはうまくできない。

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その後は草鞋とか注連縄とか俵作りが始まった。

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さすがに一日では限界があり、筵までは進まなかった。

最後に反省会もやったが、次回は2月頃と決まった。寒い時期で屋外の作業は厳しいため、長生村のSさん宅の倉庫で本日の続き、縄をなったり草鞋を作ったりといった基本作業をもう一度やり、確実に技術を身につけることになった。

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定農連ミーティングの準備完了

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 明日は定年帰農者連絡会の第4回ミーティング「藁仕事」が開催される。大多喜町下大多喜のメンバー(茂原のIさん)宅で行われるのだが、準備のお手伝いに行ってきた。長生村の古民家の住民Sさんも同行。

 
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 道具類のある納屋と会場になる研修所はちょっと離れており、藁を叩く機械・縄をなう機械・筵を編む機械や材料となる藁など、かなりの荷物であったが、雨の合間に運搬終了。

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明日の予定はIさんが検討してフローチャートにしてくださっており、藁の穂を脱穀したあと、縄をなって 筵・俵・草履などをみんなで作る予定。さて、一日でどれくらいできるだろうか。


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久しぶりに秋葉原へ

 直売所がない火曜日だから、秋葉原に行ってみることにした。思い起こせば、今から30数年前のアスキー創刊の頃から、当時マイコンなどと呼ばれていたパーソナルコンピューターの原型を作るために入り浸りだった街だが、赤坂見附までの通勤が終了した今年になってからはほとんど踏み入れることもなかったのである。
 本日のテーマは2つあった。第1点目はWindows8ノートの物色である。もう一つは CREE T6を搭載したヘッドライト探しである。といったテーマがあっても、実はルートは決まっている。まず、三月兎で Ultrafire H6 というT6のライトを発見し、まず購入。このLEDのライトは比較的安く、3,800円という価格でかなり明るいライトを購入できた。
 もう一つのWindows8ノートは、本日のルートではあまり実際に見たり触れたりできず、結局週間アスキーの増刊を買って読んで検討しながら帰った結果、DELLのXPS12がよさそうだとなった。直販のみで現時点では5週間待ちくらいだそうだから、来年になって他のメーカーの新製品などと見比べながら購入しようと思う。ただ、比較的新しいlenovo X201i(Windows7)が極悪ソフト(mystart.incredibar)に乗っ取られ、駆除に難航していたことが新規購入の主要因だったけれど、このほどそれをようやく駆除できたため、買わなくてもいいという状況になっており、若干揺れ動く可能性がある。たとえばGoogle Nexus 7または10などを買ってしまう可能性も否定できない。まあ、迷っている間も結構楽しいのである。

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田んぼ作りを振り返る(1)土木工事

 何度かまとめたことはあったと思うけれど、ほとんどゼロから田んぼを作るという経験をしたことを思い出し、これからやってみたいという皆さんにそれらを伝えようということで、いくつかに分けてまとめることにした。

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 私は4年弱前の2009年1月末に現在の農場を入手した。当時の状態だが、現在田んぼになっていたところ(約3,000平米)は傾斜した草っぱら、現在3枚の畑になっているその他の1,000平米は平らな草地になっていた。幸いなことに前の所有者さんは年1回程度の草刈りを誰かに頼んでいたので、一番厄介なススキなどはあまり生えていなかった。このため、畑については家のオマケだった乗用耕耘機(ヤンマーウルトラポチ)で耕すことにより、容易に転換ができた。大きな問題は田んぼを作ることだった。
 私が農場用地として選び購入した最大の理由は「田んぼでコメを作れそう」ということだったので、その年の春から田んぼをスタートさせることが最優先事項だった。そこでやったことは、中古のオートレベルを買って予定地の高低測量を行うことだった。納屋に残っていた50mの巻き尺とオートレベルを使いながらこれを行った。次にやったことは、その結果を検討して大まかな計画を立てることだった。実は田んぼ予定地は平成13年頃まで前の前の持ち主が田んぼとして使っていた土地そのもので、昭和49年頃の航空写真を見つけてチェックしたところ、3枚の棚田になっていたことが判った。測量結果を基にして棚田の断面を検討したが、土手の高低差をにらむと感覚的には3段ではちょっと心配だったため、4枚の田んぼに分けることにした。それでも最大のレベル差は80センチくらいにはなったはず。

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 そのあたりの大雑把な検討をしたあとは、重機の手配である。その年の3月後半に会社を10日程度休めるという絶好のチャンスがあり、ここを狙ってユンボ(バックホー)を借りることにした。結果的にみると、1ヶ月半くらいは事前調査や計画を行い、それによる作業を10日間で行ったという感じである。バックホーなんて乗るのは初めてのことだったし、どのくらいの作業効率かも不明だったので最初に工程表を作り、途中も見直し修正を行って管理しながら進めた。この結果、その期間の中で一応4枚の棚田の形になった。バックホーについてはすぐに慣れて手の延長のように使えるようになったが、地中の木の根やススキの根っ子などを無理に掘り起こそうとするとバランスが崩れることがあり、そのあたりは注意が必要だった。
 ということで、田んぼの形を作るところまでは比較的あっけなく可能であった。ただ、元々の草原が東西約50mの間で2m近い勾配を持っていたので、かなり是正はしたけれど完全な水平にはなっておらず、それは水を張ったあとの作業に残さざるを得なかった。また、水漏れが多いらしい畦については、その後の畦波シート張りにより手当てする必要があった。田んぼへの水の供給は、山からの沢水と川からの揚水を組み合わせることにしていたが、具体的な配水方式などのツメはこれからということだったはずだ。こうしてその後の追加作業などを経て、最初の年からコメを作り始めた。初めてのことで夢中だったが、6俵くらいのコメは穫れたのである。

関連記事 
    田んぼの土手について
    田んぼ断面・配管の検討
    計画があってこそバックホーも働く(2010/01大改修編)

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あるようなないような大阪の想い出

 父親が役人だったため、高校生になって何とか落ち着くまでは全国を転々とした。大阪についていうと、中学2年の夏休みに徳島から引っ越してきて、1年後の中3の夏休みに東京目黒区に引っ越しをした。どちらも夏休みのまっただ中に引っ越しが決まったから、9月になったら忽然と姿を消すというパターンである。その頃の大阪市内では一部の受験校に越境入学することが普通で、私も18クラスあった東中学という公立の学校に市電で通っていたから、そばに住む友達もおらず、「引っ越しするんだよ、バイバイ」なんていう挨拶もなしに次のところに移ったのであった。
 そんな状態だったから、大阪で過ごした1年間の想い出は少ない。家の2階から見える景色で2つ、大阪城と乳業会社の牛乳瓶の看板程度だ。大阪城は一応ライトアップされていて、それが消える頃に眠りについたような気がする。ずいぶんあとに大阪を訪れたとき、住んでいた家を探そうと近所の自動車学校あたりから辿ってみたが、さすがに半世紀近くの時間は記憶も(もしかしたら)家自体も消し去っており、想い出をつなぐことはかなわなかった。
 このような元家探しは大阪の前に住んでいた徳島でもやったことがある。第2室戸台風の際に膝あたりまで浸水した海のそばの家も、残念ながら見つからなかった。今から再度チャレンジしたら、Google Mapや進歩著しいナビの力を借りて探せそうな気もするが、歳をとるとなかなかおっくうになり、それの実現はなかなか難しい。ここで話していたのは半世紀も前のことだが、今日常的に見ている景色や様子についても、個人差はあるだろうが記憶の断絶は必ずやってくる。特に歳をとると著しいと私は感じている。
 それにしても大阪駅周辺はすごいことになっている。東の東京駅周辺もずいぶん変わったが、南北のゲートホテルの間の大きな空間に位置する大阪駅は、東京駅よりもなんだかダイナミックである。私は、ホテルの向かうシャトルの発車場所を探してそのあたりを右往左往した。横浜と大多喜をアクアライン経由で往復するという比較的単調な生活を繰り返している身には極めて大きな刺激だった。
 
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カエルたちは今

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 かなり寒くなってきたが、まだまだカエルたちは元気である。夜の池を見に行ったら何匹かのヤマアカガエルが水面(水草の葉の上)からこちらの様子をうかがっていた。まあ、彼らは最も寒い2月頃が産卵時期だから、寒いのは平気なのだろう。それに、ここに入ってくる沢水は16度くらいで、5度よりも低いと思われる夜の気温に比べれば暖かいはずだ。

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 よく見ると、カエルだけではなくメダカも泳いでいる。水草の下にはきっとドジョウもいるだろう。ドジョウは池だけでなく田んぼの方にもかなりいるらしい。明るいうちは鳥にやられるからか、暗くなると田んぼの泥の中から姿を現す。これはうまそうという大きなドジョウも時々見かけるが、ドジョウ鍋にするにも10匹くらいはいないと格好がつかないので、彼らも生きながらえることができるわけだ。去年の冬は寒くて、マイナス5度くらいになったこともある。そんな朝には5cm位の氷も張るから、春まで生き残るのはかなり厳しい状況だろう。頑張って生き延びて、特にドジョウは太って欲しいものである。
 
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秋の仕事終了

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 まとまった仕事の最後となる大豆の脱穀が完了した。唐箕は色々パッチ当てをして、何とか使える感じになった。ただ、要改良ではある。豆が跳ねるのは収まったが、莢など共に若干の大豆が外に飛び出す。下に落ちる莢はだいぶ減ったようだ。もうちょっと莢と豆をキレイに分けたいので、まだ検討を継続する予定。

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最近の検索ワード :コストコの物置小屋

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 今月はまだ3分の2を過ぎた段階だが、検索ワードのトップは「コストコの物置小屋」で、色々な類似表現をすべて足すと45件となる。これは2件/日という計算になる。先月はまるまる1ヶ月で10件程度だったから、急増といっても間違いはないだろう。10月より前でもこれほど多かったことはなかったと思う。
 
 何故増えたのだろう。数週間前に川崎に行った際、10万円以下に値下げしていたが、そのせいだろうか。

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本日の作業:大豆の脱穀

 今週は土曜から関西に出かけて、月曜に福井から帰ってくるので直売所は休むことにしている。カミサンは来ないつもりだったらしいが、シーズンオフでも私の仕事は沢山あるので農場にやってきた。ただ、実際にやったのはシーズンオフのインフラ整備的なものではなく、干しておいた大豆を脱穀する仕事だった。
 大豆の残りは6割くらい、その3分の2くらい片付けたところで日没中断となった。しかし、明日の朝方には雨が降るらしいので、運搬車に積んだ未処理の大豆を納屋に入れることができたので、大正解というべきだろう。明日、雨がやんだら再開して全部を終わらせる予定。イネ刈りからサツマイモ収穫、サトイモの収穫と続いてきた秋の仕事も、これでほぼ終了である。
 
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