先日アマゾンのマーケットプレースで注文したCD BOXが到着した。一度カセットテープ版を買っているが、どうやら外箱と冊子は同じものらしい。中身は当然CDで、4枚組でカセットテープと同じ構成である。レコードコレクターズ97/5を読み返しながらじっくり聞くつもりだ。勢いで買ってしまった感じもあるが、収録曲のほとんどは別のCDで所有していると思われる。
それにしても残念なことがある。昨年末に急逝した大瀧詠一さんについてはここでも取り上げたことがあったが、FB友達から貴重な音源(アメリカンポップス伝1~4回)をもらったので、もうほとんどこればかりを聞いている。大滝さんが、4回(各5日分)に分けてプレスリーをはじめとする50年代のアメリカンポップスを解説したものだが、残念ながら続きは続かなくなってしまった。それにしてもこれの内容が実に素晴らしい。ヘビーローテーション中だけれど、いままで聞いてきた曲の背景や由来相互関係など、実に詳細に解説してくれているのだ。実は私が一番聞きたかったあたりは5回目以降になるはずで、その一つがこのブリルビルディングの時代であり、他にはモータウンであり、それにガールズポップあるいはガールズグループのものである。残念なことに、60年代前半のアメリカンポップス黄金時代を解説する佳境となるアメリカンポップス伝をまとめる前に亡くなってしまったのである。
もちろん、新年早々の訃報にはびっくりしたけれど、このアメリカンポップス伝を聞いてからは一層の喪失感が漂っている。本当に惜しい人だったと思う。
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