定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

2014年05月

田んぼの草(コナギ)対策に突入

 田植え後半月が経過し、イネはすっかり定着して順調に育ち始めている。だが、草も出始めた。毎年悩まされているコナギである。「けずっ太郎」という道具で出始めの芽をかきとるという方法を採っており、すでに1号田んぼの1回目は完了し、本日は4号の3分の1を終了した。
 
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 今年のコナギの芽は例年以上に多く、掻いたあとは大量に浮いている。1回ですべてとることは不可能で、あとから生えるものも含めて3回くらいの作業は必要になると思う。今日は作業時間を測ってみたが、45mある4号田んぼで5列(田植え定規の幅と同じ)を取ったところ1時間半かかった。1時間30mということになる。これを各田んぼの延長で計算すると、次の通り。

   1号  235m   8時間   (418平米)
   2号  200m   7時間   (271平米)
   3号  120m   4時間   
         60m   2時間   (409平米)
   4号  405m  14時間   (725平米)
   合計 1020m  35時間  (1823平米)

どうやら一回りで35時間必要らしい。こればっかりやって1週間で一回りだ。6月は例年同様「田の草取り」の月となる見込み。無農薬でイネを育てるのはそれほど大変とは思っていない。たとえば、今は泥おい虫という害虫がついていて白くなっている葉が目立つが、温度が上がるにつれて消えるはずだ。病気も今までの5回で問題になったことはなかった。しかし、この草取りは相当こたえる仕事だ。まだ大丈夫だが、もう少し歳をとった時には除草機でも導入することになるんじゃないかと思う。

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ハウス完成

 田んぼの草も気になるので、頑張ってハウスを完成させた。午前中で組み立ては終わらせ、午後から援軍のカミさんを連れてビニールを張りに現場に乗り込んだ。ところが、やり残しが見つかったり、依頼主さんから追加工事が出てきたりということで、3時間ほどかけてそれらを片付け、ようやく完成した。

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 このハウスは、間口2間半でうちのハウスより少し狭く高さも30cm位低いが、写真の通り単管パイプを打ち込んでマイカ線を止めていたり、ビニールの内側に網を張りたい(防獣対策)ということで、結果的に縦方向のパイプは7本となっており、かなり頑丈にできたと思っている。まあ、風や雪の時には気になること間違いなしだけれど。

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 写真ではかみさんが写っているが、あたりに転がっていた草刈り用の鎌をチェックしている。えらく具合がいいというので近日中に購入することにした。

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ハウス建設進行中

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 昨日も今日も3時ごろからの作業だったが、依頼されているハウスの組立てはボチボチ進んでおり、今日で本体の9割程度が完了した。残りはまぐさを上から吊るパイプ4本と、両脇の足元を緊結する直管2本、それにマイカ線を結ぶ単管パイプの設置である。その後ビニールを張ってマイカ線を張れば終了だ。おっと、要望により窓をつけることと腰から下の内側に防獣ネットを張るという仕事も残っている。
 明日の午後くらいから田んぼの草取りの戻ろうと思っていたが、どうやら明日一日くらいはかかりそうだ。


関連記事  「家庭菜園用温室の設置」

         「本日の仕事」


 
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水量回復

 農場に来る途中の山道は、流れる水や木の小枝などが相当量あり、どうもかなりの雨が降ったように見えた。ハウスを作っているお宅でも「昨日はひどい雨だった」といっていたので、、いましがた調べてみたら24時間降水量は50mmを超えていたらしい。

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 昨日のBLOG記事で少ないといったばかりの沢水は、この通り勢いがいい。このくらいだと3立米/毎時は出ていると思う。水漏れの多い田んぼだが、さすがにこれだけ出ると川水を揚げる必要はない。電力のS/Wを切ることにした。


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最近の降水量データを眺める

 最近、沢水の量が少なめで雨が降っても大幅には増えないと感じているので、以前(2006年)から整理している大多喜地区の降水量データを引っ張り出した。ずいぶん久しぶりなんだが、昨年の8月ごろからのデーター入力が滞っていた。一時期は沢水の実際の量を計測し、このデータを基にした数量化モデルを考えて予測沢水量なんていうものを出していたんだが、この2年ほどは川水を揚げるシステムがしっかりしてきたため、関心が薄れていたものである。
 
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 月別の降水量を3Dグラフ化してみた。今はちょっと慌ただしいので細かい分析はできないが、昨年の降水量が低めであったということが特徴的である。年間計では1,970mmということだから低いけれども異常値ではない。しかし、10月には2日で300㎜以上という特異な量を降らせた台風が来ているので、その異常値を外すとかなり低い。今年の1月から4月は675㎜降っておりこれは平均的だが、やはり前年の乾燥をカバーできてはいない気がする。
 それと、この前ご近所のおばあちゃんに聞いたのだが、春の間は杉が一番水を吸うときなので、山から出てくる水は少なくなるというのである。なるほどそういうものか、という話をお年寄りからしばしば耳にする。こういうのはインターネットで検索してもあまり出てこない知恵なんだと思う。
 
 
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田んぼの漏水・一応復旧

 結局、2mほどの畦波を打ち込んでも漏水は止まっていなかった。漏れている部分の真上で止まらないということは、モグラの穴を経由して漏っているということになる。土手の上を歩き回って柔らかいところを探したのだが、ところどころにもぐるところがある。結局、最初のシートの両側に継ぎ足して、合計7m位になったところでようやく水が止まった。しかし、ちょっと探しただけで数カ所も柔らかいところがあるくらいだから、おそらくこれで終わりではなく、他のところにも手当てが必要と思われる。

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    合計7mの畦波シートを打ち込んで、ようやく漏水が止まった
    水は右側の1号田んぼから左の2号田んぼに流れ込んでいた

 根本的な対策としてモグラを退治するということがあるが、彼岸花を植えたり音や振動が出る道具を設置したりということは効果がないらしい。塩ビパイプでワナを作ったこともあるが、捕獲はできなかった。結局エサになるミミズがいるのでこれが連中を引き付けているらしい。いろいろ敵がいるのである。
 
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5/26 直売所はソラマメ・グリーンピースや野菜いろいろ

今週もソラマメやグリーンピースなどの豆がたくさんあります。昨日穫ったばかりのソラマメはおいしいですよ。野菜は、キャベツと立派なカリフラワー・ブロッコリーなど、大根もあります。

数が少ないもの(5袋未満)
金時草、オカヒジキ、キュウリ、サニーレタス、赤玉ねぎ、サラダ水菜、ラディッシュ、赤かぶ、リーフレタス、アスパラガス、新ジャガイモ、新タマネギ

5袋以上のもの
キャベツ、ブロッコリー、スティックブロッコリー、カリフラワー、ニラ、スナップエンドウ、ソラマメ、さやえんどう、小カブ、春菊、大根、山東菜、ほうれん草、チンゲン菜、グリーンピース、きぬさや、ワラビ、ウド新芽、にんにくの芽、野ぶき、切り花(ゴテチャ)

塩分少なめの梅干しあります(200円)

開店前でも中で準備をしていますから、声をかけてください。
配達無料サービスやっています。遠慮なく配達希望とお書きください。

田んぼの漏水発見

 ご近所のハウスは、色々な事情で大幅な設計変更となり、接合用金物なども不足しているため、本日は作業中断とした。代わりに田んぼの土手の草を刈払機で刈るという仕事をやることにした。ようやくという感じだ。

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    左から右に漏れていた、おそらく原因はモグラの穴    

 田んぼの土手の斜面には盛大に草が生え始めている。どの田んぼも土手の下側はすぐ田んぼになっており、田んぼに入らないと草を刈れなかった。これでは何度も草を刈る気にもならないので、土手の下を踏み均して歩けるようにしながら刈ってみた。そうすると、これには思わぬ副産物があった。上の田んぼからの漏水個所を二つも発見したのである。どちらも、漏れているというよりは流れているに近いほど。最近水の溜まり方が悪く、雨が降ったあとでも川水を揚げていたんだが、これはその原因の一部だと思う。まだほかにも漏れているところはあるだろうが、見つかった2カ所については畦波シートを打ち込んで修理をした。明日になって漏れなくなっていたらいいのだが。

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ところで、1号田んぼの中をよく見たら、どうもコナギではないかとおもわれる芽が生えていた。2号はまだ、3号4号は明日点検だ。来週は田んぼの草取りをやろう。
 
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本日の仕事

 田植えのあと始末が済むと一段落のようだがとんでもない、ちょっと先行されて負け気味の草との戦いが始まる。さあやるか、というところで思わぬ伏兵が現れた。「家庭菜園用温室の設置」 で紹介したことがあるが、4月に小さな温室の組立を頼まれて対応したご近所さんが、大きいハウスの材料が届いたので組み立ててほしいと飛び込んできたのである。前の時に希望は聞いていて、田植え前なら時間を作れそうと答えておいたのだが、注文した相手(JA)が販売元(平林)に正式に発注していなかったため今になったらしい。まあ、こちらはちょうど田植えが終わった時だし、ご近所の依頼だから草取りなどは後回しにしてご近所さんを訪ねた。

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 ところが、材料がちょっとおかしい。小屋のパイプは22mmなのに直管は19mm、どうやら注文がちゃんと通っておらずに怒られたため、有り合せで寄せ集めたらしい。そこのおばあちゃんは、トマトの苗も買ってあるしもう待てないということなので、妻壁は前に買っていたらしい22㎜のパイプを使い、棟方向は19mmを使うが本数を増やすということで組み立て始めた。2.5K×5Kだからうちのハウスより一回りほど小さい。最初の小屋のパイプだけカミさんに手伝ってもらい、2時間ほどで完了。あとは一人でのんびり組立て、棟と肩2本を取り付けて17時ごろ本日分終了。

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 帰ってくるとカミさんが道路沿いの草を刈っていた。私は田んぼの周りの草をちょっと刈って、今日はクタクタですべて終了。

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    これは草刈り前
 
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アイガモのいる田んぼ

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 今日の午後、雨が降り始めたので長生村の定農連仲間Sさんのところに出かけた。用件はすぐ済んだが、ちょっと周りを見ていたら、お宅の前の田んぼがネットで囲われていた。何かと思ったらアイガモ農法実施中の田んぼであった。近所の別の田んぼにもアイガモがいた。ちょっと興味はあるけれど、うちのあたりで始めるとさっそくイタチのエサになってしまうだろう。
 
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田植えのあと始末

 この仕事をやり始めてから、それまであまり得意ではなかったあと始末の重要性を感じ始めた。とはいってもなかなか体が動かずにカミさん任せだったが、最近はようやく私も戦力になってきた感じだ。とにかく、年に一度しか使わないものがたくさんある。例えば、コメ作りの農業機械などである。今年も田植えに機械は使わなかったけれど、苗箱や作り直した定規は来春までお休みである。ということで、今日は掃除の日となった。

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 毎回役に立つのがケルヒャーだ。掃除は田んぼの周りの土の部分でやるため、電気と水を引っ張り必要はあるけれど、威力はさすがである。街中だと大きめの音が近所迷惑になるということもあるらしいが、うちの農場ではそんな心配は無用であり、いつも徹底的にきれいにする。しかし、ウルトラポチなどは、きれいに洗っても数メートル動かすだけでまた泥が付き、元の木阿弥になってしまう。田んぼや畑の周囲にはあまり砂利などを敷きたくはないのだが、そんなこともいっていられないかもしれない。

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 新しい定規は十分使えたのだが、今年は田んぼから完全に水を抜いて水羊羹状にしたため、定規に泥が付き極めて重くなるという問題が発生した。援軍が来た時も私が定規で模様をつける係だったから、いい運動になったけれど限界を超えていた感もある。また、ロープを張った部分の跡があまりはっきりしなかったので要改良だ。1尺1寸角という超疎植ということもあり、秋に結果を確認した上で来年どうするかを考えたい。

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次期農民車(2)契約

 今週の月曜日にセールスマンがやってきて、次の車の契約をした。車種はフィールダーHybridG シートヒーター装着車である。
 寒いときはヒーターをつけると冷却水を温めるためにエンジンがかかることが多く、結構燃費を押し下げる要因となる。今の時期はエアコンもヒーターも不要であり、農場から横浜までの帰りは27~28Km/Lの時もあるくらいだ。ということでシートヒーター装着。色は赤、唯一メタリックでないこの色は、非常に商用車的な雰囲気を打ち消そうというもの。(といっても農民車なんだが。)同じ発想でルーフレールもつけることにした。まあ、これは長尺ものを買うときには十分役に立つものである。スペアタイヤもセットに入れた。プリウスαもスペアレスだったが、パンクはめったにしないのだろうけれど、修理セットとエアポンプだけというのはどうも気分が悪いため、今回は購入。ヘッドライトはHIDにしてみた。房総の山道は暗くてくねっているので年寄りにはつらくなっていたが、これで走りやすくなるはず。そのほかのメーカーオプションはスマートエントリーと寒冷地仕様だ。
 ディーラーオプションとしては、ETCやナビに加え、バックガイドモニターをつけた。あと荷室のマットは取り外せるプラ製のものにしておいた。野菜を満載で運ぶ車だから。ということで、ちょっと気取った百姓用・防寒・燃費・安全対策車は7月ごろ納車予定。プリウスαは最後の車と思っていたんだが、諸般の事情で比較的短期間で交代となった。とはいうものの、免許取ってから20台以上は乗ったから、以前のアベレージからするとそんなものなんだけれど。しかし、運転能力は年々低下するので、どこかで軽に乗り換えるということがないとは言えない。
 
 
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google mapで田んぼの面積を測る

 田んぼの面積については何度も計測・計算しているが、結構バラつきなどが大きく、正確な数字を把握できていなかったのが実のところだ。先週末、田植えの歩掛り(人工)などを計算するために、あらためて google map をチェックしてみたら、ごく最近の航空写真に更新されていることに気付いた。2棟目のハウスまで写っているので、ごく最近の撮影らしい。

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(参考)2年前、2012年3月の農場
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 農場の田んぼ部分を切り出してみたが、一応earthのツールで100mの線を引き、それをもとに500分の1の図をプリントし、田んぼを3角形に分割してそれぞれの面積を計算してみた。大昔の記憶をたどり、ヘロンの公式というやつを使えばいいだろうと、エクセルを駆使(?)してやってみたのである。
 計算結果は次の通り、
    1号    418平米
    2号    271平米
    3号    409平米
    4号    725平米
    合計  1,823平米

 航空写真がいつのものかということについては、いろいろ考証してみた。以前は何日の写真なのかということをgoogle map あるいは earth 上で確認できたのだが、今回はその方法を発見できていない。自分でチェックできるポイントは次のようにいくつかある。

  (1)田んぼの状態
  (2)2号ハウスの状態
  (3)借り畑の状況
一番詰めやすいのは(2)のハウスの状態である。ハウスは3/21に骨が出来上がり、22にビニールを張って完成した。航空写真を見るとビニールは張ってある。また、3/23の16時ごろにはハウス内にプール苗代用の枠を組んだから、その前となる。

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この写真は22日夕方のものだが、よく見るとハウスの中に置いてある角材とビールケースが見える。これは航空写真で見える2号ハウスの中身と同じと推測できる。さらに、航空写真でフクロウ山の双子杉の影を確認すると、この写真が午前中10時半前後のものではないかと推定できる。他のチェックポイントで検証すると、3/21に借り畑のジャガイモを植えているが、航空写真ではまさに植えた直後である。田んぼについては、3/28に全体を耕耘しているが、その前であるという程度しか確認できない。以上から、航空写真は3/23(日)10:30頃の撮影と思われる。

 ただ不思議なのは、軽トラの姿がないことだ。この日の11時過ぎには玄関前でプリウスαのタイヤ交換(冬→夏)をやっていたから、どこにも出かけていないはず。納屋に入れていたのかもしれないが、農場にいる間は通常出しっぱなしにしている。ちょっと出かけるような近所は航空写真で確認し、うちの軽トラの姿がないことを確認済みだ。わずか2カ月弱前のことなんだが、全く記憶がない。こんなことではアリバイの証明もできやしない。まあ、軽トラについてはまだ調査中である。

 


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5/19 直売所はソラマメ・グリーンピースなど、豆がいっぱい、野菜もいっぱい

今週は、ソラマメやグリーンピースがたくさんあります。特にソラマメはお薦めです。配達もしますので、どうぞお申し付けください。

数が少ないもの(5袋未満)
オカヒジキ、金時草、ニラ、フキ、ラディッシュ、サンチュ、大葉、スティックブロッコリー、切り花(スイトピー、金魚草)

5袋以上のもの
ほうれん草、小松菜、スナップエンドウ、きぬさや、グリーンピース、ソラマメ、リーフレタス、キャベツ、大根、サニーレタス、山東菜、カブ(あやめ雪)、カブ(白)、にんにくの芽、ウド新芽、野ぶき、玉ねぎ、春菊

塩分少なめの梅干しあります(200円)

開店前でも中で準備をしていますから、声をかけてください。
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田植えが終了

 昨日、援軍が来てくれて4分の3以上終わっていた田植えは、本日カミさんと二人のいつも通りの作業で無事完了した。例年、4~5日かかっているから2日で終了はずいぶん早い。
 何度か書いているが、今回は田植え1週間前の代掻きがうまくいった。草への影響はまだわからないが、毎年苦労のタネだった田んぼの深い浅いの低減が実現できていたし、田んぼの土の具合もちょうどよくて植えやすかった。これまで使っていた角材をポチで引っ張ったのは同じなんだが、今年は角材に穴をあけてロープをこれに通すという工夫をした。今まではロープを巻いただけだったので、泥が溜まると角材が回ってしまい、せっかくたまった泥も逃げていたのだった。今回はたっぷりの泥を運べるようになっていた。秋の収穫後にこの方法で残っている深い場所(2号の東側・3号の西側・4号の東側)を埋めようと思う。

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      今日も暗くなるまで仕事をしてしまった

 ところで、田んぼの面積を正確に測ってみようとgoogle mapをみたら、農場の航空写真が更新されていた。2号ハウスも写っているから3月ごろの写真だろうか。これについては別記事で取り上げてみよう。
 
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今日は田植えの日

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 予定通り定農連メンバーさんたちと横浜の友人が来て、田植えがかなり捗った。定農連メンバーさんたちはいずれも農家出身で我々よりもよく知っている人たち、横浜の友人もうちの田植えを何度か手伝ってくれているし他でも経験があるため、田植えの作業は急ピッチで進んだ。

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 田んぼの状態だが、1週間ほど前に最終の代掻きをやったことが奏功した模様で、これまで場所によって浅かったり深かったりした田んぼがこれまでになく水平になっており、昨日まで雨が降っていたにもかかわらず田んぼの水がちゃんと引いていた。それに田んぼの泥の状態はとろとろしていてかなり植えやすかった。ただ、3号田んぼは例外で今日の時点で水が抜けきっておらず、明日に延期となった。
 ということで、1・2・4号田んぼの田植えが終了した。全体の8割ほどが終了したことになる。それにしても、経験者さんたちのアドバイスは的確だった。今まで5年にわたり自己流でやっていたやり方を変えるヒントがいくつもあった。その一つは、定規のガイドになる紐を定規の真ん中に合わせること、私は端に合わせていたのでこれを教えてもらうまでは盛大に曲がっていたのだが、最後はちゃんとまっすぐになった。もう一つは畦に合わせて定規を曲げて目地をつけていくことだ。今まではまっすぐのひもに合わせて定規を転がし、畦のカーブとの間はあとで補植的に埋めていたのだった。もう一点は、前に進むのではなく後ろ向きに植えていく方法だ。これは、定規できっちりと印をつけているときはあまり利点はなさそうだが、それなしで植えていくときは、植えたあとをみながら下がっていくので綺麗に植えられるようである。
 ということで、1日で8割方終了しただけでなく、田植えのやり方についても大きな収穫が合った一日だった。
 
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田植え・試運転

 明日は田植えである。今日から始めるつもりだったが、昼過ぎまで雨で午後になってもすっきりしない状態だったが、16時ごろから1号田んぼでテスト的にやってみた。実は、明日は定農連の一部のメンバーさんが来てくれることになっている。一応ミーティングだが、田植えのお手伝いをしていただけるはずだ。今回は定規を作り直したため、そのテストをやってみたのである。

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 農場のエリアでは火曜に雨が降っており、田んぼは満水状態だったが、今朝から沢水をとめてすべての田んぼを排水モードにした。1・2・4号は比較的早く水がひき、田植えモードになったけれど、3号はどうも排水が思うようにいかない。明日朝になって水がひいていなければ、ちょっとした手術も必要かもしれない。

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 明日集まるメンバーさんはいずれも農家出身、今まで完全自己流でやってきたが、ちゃんとしたやり方を教えてもらえると期待している。
 
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うちのハウスは豆の収穫で大わらわ

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 2年目の(1号)ハウスでは、昨年晩秋ごろに植えた豆類が一斉に収穫時期を迎えている。

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 一つはエンドウ豆、ツタンカーメンの墓の中で発見されたという伝承のものだ。紫色の莢は中の豆が熟すにつれて緑に変化する。若干紫が残るくらいになったら穫り時で、先週末以降がこの状態。グリーンピース用として直売所でも大好評だった。
 
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 もう一つはソラマメ、日曜日には走りを少し収穫して持って帰ったが、直売所ではメールのお客さんの注文だけですぐに売り切れて、棚には載せられなかった。今度の週末にはまとまった量の収穫ができそうなので、倍率は下がるだろう。

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 3つ目の豆はスナップエンドウ、うちではこれのみ路地に植えてある。これは今度の週末から収穫できそうだ。当農場より暖かい木更津ではすでに収穫が始まっており、提携農家さんからは出荷が始まっていたものだ。
 
 これらの豆類は、ハウスに入れなくてもちゃんと育つはずだが、このあたりはかなり冬が寒いせいか、例年よりも出来はよかった。どちらかというと、気候的要素よりもケモノにやられないという点が有効だったともいえるのである。ただ、豆類は連作を嫌うため毎年この手を使うわけにはいかない。ちょっとハウスの栽培予定を考えておく必要もありそうだ。

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 豆ではないが、イチゴの実が赤くなった。先ほどカミさんと半分わけで食べたが、一人前のイチゴであった。 
 
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次期農民車について

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 前の車カローラフィールダーから、究極の農民車として選んだプリウスαには2年と9カ月ほど乗っている。大量のコメ芋野菜を載せ、毎週大多喜と横浜を往復するには絶好の車である。しかも、呑み込むガソリンはごく少ない。だが、幅179cmのサイズは年々低下する私の運転能力では厳しくなってきていた。特に横浜の家のあたりの道は、車がすれ違いできないどころか、バックミラーと電柱が触りそうなくらいで走らねばならないほどなのである。ということで、アメリカから帰国した娘が向こうで乗っていたプリウスV(日本ではα)と同じだから引き取ってくれることになっていた。
 夫君が帰国する夏過ぎまで娘はうちに仮住まいしているため、増車と車の移管はまだ先の予定だったが、我々は週の大半は農場だし、やはり車はあった方がいいということで、急きょ購入することになった。以前から、軽も含めて色々検討はしていたが、まあやっぱりこれしかないということでフィールダーのハイブリッドになった。前のフィールダーとプリウスの2台を担当したセールスマン君は、今週の月火水と3連休だったが、こちらはディーラーには出向いてほぼグレード・スペック・オプションは決めてしまった。横浜に帰ってからの月曜日に、うちに来てもらって最終決定と注文の予定。


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アクアラインにて

 いつも通り農場に向かってアクアラインを粛々と走っていたら、後ろから異様なモノが追いかけてきた。まずは音、うちの軽トラ(AT)で100Km/h位出しているような金属音が響いているが、音質はグッと低い。バックミラーで様子をうかがうが、低く幅広いものが追いかけてくるラシイという程度しかわからない。だが、その異様なプロポーションから「ハマー」としか考えられないという結論になった。
 どうせならよく見ようとスピードを落とすが、結局向こうも高速は不得意のようでなかなか近づいてこない。トンネルを出て明るくなったところで本当の「ハマー」であることを確認し、カミさんに写真を頼んだ。芸能人がよく乗っている偽物「ハマー2」以降とは全く違う本物を何とか撮影してもらった。

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新しい道路

 千葉の方ではちょっと前に圏央道の延伸があったが、横浜でも新しい道ができていて驚いた。
 昨日のこと、上大岡の親戚の家に野菜などを配達したのだが、往きに通った357号から環状2号に乗るルートで行ったら、今までと全く違う流れができていた。帰りは逆を辿ってきたのだが、従来のルートではなく本牧ふ頭方面という看板ができていた。当然そちらを選択してみる。

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 結局、先行してできていた首都高速湾岸線の下に一般道路ができており、これまで決して流れがよくなかった根岸駅周辺や八幡橋などを通らず、一本の高架道路で走ることができるようになっていた。ずいぶん前にベイブリッジの首都高湾岸線の下に一般道ができたときも大きな変化ではあったが、今回もかなりびっくりしてちょっと興奮したのである。
 いつか、ベイブリッジの下からこの道も繋がるのだろうし、南の方も金沢沖埋め立て地の方に伸びていくのだろう。これは楽しみだ。私が運転できる間にできるかな。
 
 
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定年帰農生活はまるでテーマパーク(3)街と田舎を往復する二重生活

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、一回目のものを当BLOGの記事にしたあと転載を忘れていました。その後、4月号と5月号に掲載され、6月号についてはすでに原稿提出済みです。4月号についてはさきほど記事としてアップしました。5月号の内容を転載します。

以下月刊ふるさとネットワーク2014/05からの転載

タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
3:街と田舎を往復する二重生活

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 我々夫婦は、サラリーマン時代から暮らしていた横浜の家と定年後に購入した大多喜町の家付き農地を毎週往復しています。農地は田んぼと畑が2反歩ずつで零細農家ですが、収穫は我々だけで消費しきれませんから、横浜の家の玄関先でご近所の皆さんに販売しています。ミニ直売所ですね。1年半ほど前からは、木更津の農家さんが仲間に加わり、品物の種類と量も充実してきています。
 農業あるいは農的生活をやってみたい方は多いと思いますが、収穫物の処分はかなり重要な課題です。我々は農業従事者になるための町役場との相談の中で、生産物の販売処分の必要性を感じ、入植した年の春から自家直売を始めました。無農薬で作っていることもあってか、幸いなことにご近所の皆さんには好評で、毎週ほぼ完売という状態です。もう5年も続けていますがすっかり定着した感があります。
 最近ではコメ・野菜だけでなく、梅の実の時期には梅干し用・梅酒梅ジュース用として販売したり、大豆の収穫後には味噌用として販売し、作り方もお教えするといったこともやっています。都会の皆さんは(我々もちょっと前まではその一員でしたが)、自分で作るよりは買ってしまうことが多いものですが、自分自身で作ってみることの楽しさをお伝えしているのです。特に味噌はとてもおいしいものが出来上がるため、翌年にはほとんどの方が作る量を増やすようです。
 そんな感じで、都会の中に田舎の生活の良さとか楽しさ、また自然の産物を伝えるというようなことをやっています。横浜の家には50年以上住んでいますが、サラリーマンでしたから家内とは違いご近所との交流がほとんどありませんでした。直売所を通じて知り合いがずいぶん増えました。これも実は大きな収穫です。


   この記事は田舎暮らしの総合情報誌「月刊ふるさと
   ネットワーク」のコラムとして掲載されたものです。
   この本は、田舎暮らし向け物件を扱う「ふるさと
   情報館」が発行しているもので、全国の物件情報や、
   田舎暮らしに関連する色々な話題が掲載されています。
   将来の田舎暮らしを目指す方には役に立つ情報誌だと
   思います。書店では販売しておらず、年間購読の
   会員誌となっています。下記で無料の見本誌を入手
   できます。
    電話:03-3351-5601(ふるさと情報館・代表)
    HP:http://www.furusato-net.co.jp

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定年帰農生活はまるでテーマパーク(2)田舎を作ろう

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、一回目のものを当BLOGの記事にしたあと転載を忘れていました。その後、4月号と5月号に掲載され、6月号についてはすでに原稿提出済みですが、4月号の内容を転載します。

以下 月刊ふるさとネットワーク2014/04 からの転載
2:田舎を作ろう

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 私の父は公務員でしたから、2年に一度以上の頻度で転勤があり全国を移り住みました。ですが、毎年夏休みに行くところは兵庫県の父の田舎に決まっていました。瀬戸内海沿岸の町からバスで一時間ほど入った山の中ですから、山間に田んぼがあり川も流れて神社の森ではセミやカブトムシがいくらでも獲れるという、子供にとってはどれだけ逗留しても遊びには不自由しないような場所でした。サラリーマンになってからその田舎とはすっかり疎遠になっていましたが、定年を迎えるころになって田舎暮らしを始めようと思った背景には、そうした子供のころの記憶があったわけです。
 適当な場所を探し始めてから数か月、毎週末のように色々な物件を見て回りましたが、心のどこかでは子供のころの田舎暮らしの再現を求める気持ちがやはりあったようで、ついに今の場所を見つけました。少々不自由な場所ではありましたが、森の中にある敷地には昔風の家があり、少々手間をかければ田んぼも畑もできそうでしたが、何よりのことに裏山と川まで揃っていました。
 それから5年が経ち、田んぼでは毎年コメが穫れ、畑にはいろいろな野菜が育ち、生き物たちも住み着くようなところになりました。もちろん子供や孫、兄弟や甥姪たちとその家族などが田舎として四季折々に訪れるようになっています。60歳を過ぎた爺さんでももちろん田舎暮らしは楽しみが多く、先月号で紹介したカエルの大騒ぎがあったり、1年前には怪我をしたフクロウを保護して元気にして山に帰したりといったこともありました。そうした自然との関わりがいつも起きています。つくづく第二の人生をこのような形にしてよかったと思っています。

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5/12 直売所はタケノコ・ワラビ・グリーンピース・そら豆など

GWも終わり、初夏になってきましたね。冬を越したエンドウやソラマメなどが収穫時期となりました。農場では今週田植えをやります。配達を再開しますのでどうぞご用命ください。

数が少ないもの(5袋未満)
レタス、アスパラガス、オカヒジキ、金時草、ニラ、みつば、エシャロット、フキ、セリ、ハクサイ、カブ(あやめ雪)、にんにくの芽、パセリ、キャベツ、大根、切り花(スズラン)

5袋以上のもの
(茹で)タケノコ、ワラビ(あく抜き)、サニーレタス、リーフレタス、ソラマメ、山ウド新芽、野ぶき(キャラブキ用)、ブロッコリー、山東菜、ほうれん草、ラディッシュ、きぬさや、新タマネギ、グリーンピース、小松菜、スナックエンドウ、春菊、黒米、ササゲ、干しシイタケ

塩分少なめの梅干しあります(200円)

開店前でも中で準備をしていますから、声をかけてください。
配達無料サービスやっています。遠慮なく配達希望とお書きください。

作業てんこ盛りの一日

 田植えが来週となり、それ以降少しの間は田んぼの草対策をやる予定だし、一方ではそろそろ芽が出る里芋の草取り(毎年ひどくなる)もやらねばならないので、今日はそれまでに片づける仕事を一つ一つつぶした。
 本日の作業項目は、ジャガイモの草取り・枝豆用大豆の播種・ヤマイモの定植準備・4号田んぼの代掻きなど。機械を使うのは私の役目だから、ウルトラポチとマイクロユンボ、それに管理機をとっかえひっかえ使うことになった。それと、イネの苗をハウスから出して田んぼに並べるという作業もやった。カミさんは暗くなるまでやっていたが、私は田んぼをレーキで均していて長靴内に水が入るというハプニングに見舞われ、18時で作業終了。

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 苗は少し黄ばんできたので養分不足だろうということで2号田んぼに出した。もう低温で問題が起きることはないと思うが、以前シカに食べられたことがあるので網をかける。


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 借り畑のジャガイモも順調に育っている。管理機+培土器で畝の間を通し、鍬で土を寄せる。


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 4号の通路側は高くなっており、これを手作業で崩したあとウルトラポチで引っ張った角材で均す。


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 ウルトラポチは田んぼと畑を行ったり来たりで大活躍だった。

 
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田植えの準備(田んぼの代掻き)

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 田植え作業まで1週間強となったので、最終の代掻きを行った。今回は、ウルトラポチで引っ張る角材の取り付け方を変えたため、泥をよく引っ張るようになった。うちの田んぼはまだ完全に水平ではないが、補正には有効だと思う。

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    大きい草は「マコモ」で、これも退治中、草の芽は小さくてよく見えないがコナギのようだ

 最初はこの角材を引っ張るだけで済まそうと考えていたが、田んぼの表面をよく見ると外から見たのではわからないほど細かい芽がたくさん出ている。このため、前面をロータリーで耕耘しそのあと角材を引っ張って回ることにした。昨年は田んぼの草(主にコナギ)に悩まされたが、直前の最終の代掻きをやらなかったため、小さな芽が育ってしまったためだと思われる。
 一応4枚の田んぼを全部やったが、最後の4号は南側(通路側)に高い部分が残っているため、明日手作業で土を引っ張り、再度角材で均すことにした。

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ゴールデンウィーク終了

 毎日・毎週がGWの我々にはあまり実感がないのだが、キセルのような今年のゴールデンウィークは終了した。我々は無関係でも、周囲にいる人たちにとっては大事な休暇であり、毎年訪ねてくれるグループもある。今年は、後半に弟たちや甥一家などの身内と、以前の仕事仲間一家が来てくれ、特に4日(日)は双方のグループが重なるという賑やかな日となった。

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  竹藪も川も、2月の雪のため荒れている

 昼間は大人たちタケノコ掘りで子供は川遊び、それが終わるとお決まりのBBQで、かなり密度の濃い休日となったのだった。一応「みんなの田舎」作りが重要なコンセプトの一つだから、こういう休みは実にうれしい。集まった子供たちは瞬間的に仲良しとなり、夜中まで大騒ぎだったが、こういう経験も大事だろう。次は夏休みかな。

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  これまでの場所から、新設のウッドデッキに場所を替えてBBQ

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  この日のためにとっておいたシカ肉、燻製になった
 
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ソラマメの害虫?

 昨年から永い間ハウスの中で育ってきたソラマメは、ようやく収穫時期を迎えようとしている。先週のことだが、ソラマメの葉に虫がついているのを発見した。イカにも悪役そうな人相だったので、とりあえず取って潰し、あとでインターネットで調べてみた。初めは「ソラマメ 害虫」でgoogle検索してみたが、どうも引っかからない。いろいろ後ろのキーワードを換えて検索したところ、どうやら「ななほしてんとう」の幼虫とサナギらしいことが判明した。

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    中央部に成虫、右側に幼虫、左側にはサナギ 
    害虫風だが、実は益虫。見かけても殺さないように    

 これは大変だ、ソラマメといえばアブラムシがつきものだが、それを食べてくれる益虫だったのだ。どうりで害虫で検索しても出てこないわけだ。全部駆除してしまったんじゃないかと心配したが、その後は無事にテントウムシが発生している。ただ、うちのソラマメはアブラムシ対策のために上部の茎を切ったりしているので、今のところ餌になるアブラムシも見当たらないのである。ソラマメ以外もハウスの中にはあるので、引っ越しなどせずにうちのハウスを住処にしてほしいものだ。
    
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5/5 直売所はタケノコ・ワラビ・山ウド新芽・菖蒲(葉)など

GW中ですが、いつも同様直売所は開店します。ただ、配達員は都合で農場におりますので、申しわけありませんが今週に限り配達はおやすみです。

数が少ないもの(5袋未満)
レタス、アイスプラント、スープセロリ、菖蒲(菖蒲湯用)、キャベツ、金時草、アスパラガス、切り花(スイトピー)

5袋以上のもの
(茹で)タケノコ、ワラビ(あく抜き)、山ウド新芽、落花生(半立、炒り)、山東菜、クレソン、野ぶき(キャラブキ用)、ブロッコリー、ほうれん草、ラディッシュ、きぬさや、新タマネギ、グリーンピース、小松菜、長ネギ、スナップエンドウ、リーフレタス、春菊、黒米

塩分少なめの梅干しあります(200円)

開店前でも中で準備をしていますから、声をかけてください。

川からの揚水量の計算

 水曜日は一日中雨だったが、沢水はあまり多くない。おまけに今日はパイプが外れていたため、田んぼはみんな田植えに絶好というほど水が減ってしまった。オタマジャクシが悲鳴を上げていたので、仕方なく川水も揚げてやった。しかし、早ければ来週末から田植えを始める可能性もあり、時間のある時に代掻きをする必要もあるから、水は張っておく必要がある。

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  当初は図のように素掘りの池に川からの水を入れていたが、
  昨年500Lのローリータンクに受けるように改造した。
    
 本日あらためてポンプの稼働時間などを測ってみたので、ポンプの揚水量を計算することにした。まず川水揚水の仕組みだが、川には1.5Kw(三相200V)の水中ポンプを入れてある。川から田んぼまでのレベル差はおそらく20m程度、一段で上げると水量が少ないため、高さの大体85%の位置に500Lのローリータンクを設置し、その中に800W(三相200V)の水中ポンプを入れて田んぼに配水している。4枚の田んぼのうち上3枚のどれにでも水を入れることができる。2つのポンプはタイマーによって制御できるようにしてある。管理の都合上、毎日の通電時間を適当に決めて使っている。例えば4時間/日とか朝3時間夜3時間ずつとかである。
 本日の計測結果だが、上のポンプは140秒稼働で160秒停止であった。ここからが計算問題だ。上のポンプの流量をXリッター/秒、下のポンプの流量をYリッター/秒とする。
 上のポンプが稼働する時間の式は、(X-Y)*140=250   (1)
    上のポンプはタンクから吸い出すが、下のポンプが水を入れるので
    その差の140秒分が250リッターとなる。
 下のポンプは160秒でタンクに250リッターの水を溜めるので
    Y*160=250 (2)
    
    (2)から、Y=1.56リッター/秒=5.6立米/毎時
    (1)から、X=25/14+Y=1.79+1.56
          =3.35リッター/秒=12.1立米/毎時

 ということで、揚水量は5.6立米/毎時程度らしい。これは沢水の最大量(途中のパイプの太さで制約を受ける)4立米/毎時よりも多い。うちの田んぼの必要水量は2立米程度と推定しているので、沢水が0としても8~9時間稼働すれば水は十分足りるということになる。いつの間にか農事用の電力料金も12円/Kwを超えているので、25円/時間程度になってしまうが。何とか沢水に頑張ってもらおう。

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倒れたイワツツジの復旧

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 うちの山も2月に降った雪で被害を受けていた。椎ではないかと思われる一番大きな樹は太い枝を折ったようで、下からみると穴が開いたように見える。まあ、そのあたりは手も届かないし仕方がないが、気になっていたのはイワツツジが何本か倒れて、前に作った通路をふさいでいたことだった。

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 こんな時に絶好の道具(チェーンブロック)を先日買ったので、これを使って起こすことにした。まずしっかりした樹を山の上側で探し、ここにチェーンブロックを吊るし、倒れたイワツツジにロープを巻き付けてひたすらチェーンを引っ張る。起きて来たら別のロープで他の木に結び付けて終了。この方法で3株ほど起こした。

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 この結果、通路は何とか通れるようになった。この通路はうちの小さなユンボで拓いたものだ。次のシーズンオフには通路の延伸をしなければならない。
 
 
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山の春はいろいろ

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 春の山ではいろいろなものが採れる。ワラビやタケノコ、タラの芽や山ウドの新芽、それにシイタケなど。特にシイタケは当たり年のようで、量・期間ともに例年を上回っていると思う。家の裏に置いてあるホダ木からは、こんな大きなものまで採れた。大きければいいというものではないが、雨のためにチェックしなかったらこんなになってしまった。それじゃ山の置き場にも行ってみようと見に行ったら、そちらは小さなものが数個、本当に環境によってずいぶん違うのである。

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 食べ物以外の見どころもたくさんある。まずはこれ、エビネである。うちの山にも咲いているが、これは敷地外。ちょっと場所を書くわけにはいかないけれど。探せばいろいろなところにありそうだ。
 
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 こんなものも咲いている。クマガイソウという日本では最も大きな花を咲かせる蘭だ。ここに来るまで存在すら知らなかったもの。こんなものを毎春見ることができるというだけでもなんだかうれしくなる。こんな具合だから、山に入ってする仕事なども全く飽きずに楽しくできる。
 
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荒れた山の整備

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 うちの敷地の約半分(5,000平米位)は山である。その内訳についてはずいぶん前にBLOG記事として掲載している(山エリアの面積内訳)。当時はスギとヒノキの区別もわからず、杉林と書いてあるが、これはヒノキ林である。
 これまで、何とかしたいとは思いつつ、冬以外はほとんど足を踏み入れてこなかったので、全般的に荒れてきている。どういう状態かというと、全面的に実生の木(大体が落葉広葉樹)が生えて、それが結構大きくなってきている。また、草の類も陽の当たるところには蔓延っている。特に棘のあるいばらのようなものが多く、山に足を踏み入れる障害の一つとなっている。毎シーズンオフには山の整備が課題として上がるが、やらないうちに次の春が来てしまうのである。
 そろそろ田植えの準備という時期になってしまったが、先週は山に入って少し手を付けてみた。というのは、咲き始めたイワツツジの色が目立たないという状況が気になったからだ。屋敷から正面に見えるあたりはイワツツジ林だが、実生の雑木が大きくなり数も増えているため、新緑が目立ち過ぎ、イワツツジの花が埋もれてしまっているのである。また、雑木が茂ることにより、イワツツジが元気をなくしているということも目立たなくなっている一因だろう。

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 本当はチェーンソーと刈払機を持って行きたいところだが、それらを使うと大量殺戮になってしまい、大事な木や花を消してしまう懸念があり、剪定ばさみと手挽鋸というおとなしい道具を持って行った。これは正解だったようで、例えばユリ(庭に生えているヤマユリではない種類)を見つけて支柱で保護をしたり、何本かのタラの木を見つけて場所を覚えたり、といったことができた。ホダ木になるような太さに育った木もあったが、ちょっと時期外れになったため、目印をつけておいて秋に伐ることにしようと考えている。本当はじっくり探せば珍しいものもあるのだろうが、今の私の実力ではタラの木とユリ位が限界だ。
 
 
 
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