知人から、使える井戸があるのでソーラーで汲み上げる方法について知りたい、との要望があったのでまとめてみることにした。これまでこのブログに何度も書いているが、いずれも断片的で全体をまとめたものはなかったかもしれない。
概要をまとめたものは、上の図の通り。パネルの台となる単管パイプやケーブル、ソーラー用の接続プラグなどもいるので、10万くらいと結構金はかかる。電気代と比較して有利かどうかについては、多少疑問に思うところがある。ただ、少なくとも昼間の明るい間は水を汲んでくれるし、敷地の中を小さな川となっていつも流れるようにもできるので、農的生活をしている場合にはかなり有難いものがある。当家では、2つの池を作っている他、2棟のハウスの水源ともなっている。
基本は24V運用である。当方の場合、一番高い給水箇所は井戸の水面から10m程度上がっているため、このようにしている。12Vでも可能だが、揚程が6〜8m程度となり、厳しい状況もありうる。井戸の水面は地表面からかなり下がっており、その分も考える必要がある。
全体の制御ボックス
ポンプ用の制御回路
ソーラーパネルについては、以前に比べるとかなり安くなっている。当方の場合だと、合計6枚使っているため、曇りや雨でもポンプを駆動するのに十分な電力を発電している。まあ、チャージコントローラーがあるので、バッテリー過放電などはないのだが。そのチャージコントローラーはかなり重要なユニットだが、特にPWMではなくMTTPタイプのものを選択しないと、充電効率が低くなる。バッテリーはコストを考えると鉛バッテリーだが、ディープサイクルタイプ(マリンバッテリー)を選択しないと寿命が短いだろう。何しろ、毎日充電放電を繰り返すわけだから。
塩ビ管の先にポンプ本体を取り付ける
ポンプは、24Vブラスレス3相モーターを勧めたい。当方で使用しているのは24V3.5A84W、水筒15mという性能のもの。機械的には頑丈だが、問題が発生する場合は制御回路部分である、放熱対策や間欠動作(55分稼働後5分休止とか)などを行うと寿命が長くなる。
といったところが思いついた点、他にも色々あると思うので、思い出したら書き加えることにしよう。
これはAC運用の場合
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概要をまとめたものは、上の図の通り。パネルの台となる単管パイプやケーブル、ソーラー用の接続プラグなどもいるので、10万くらいと結構金はかかる。電気代と比較して有利かどうかについては、多少疑問に思うところがある。ただ、少なくとも昼間の明るい間は水を汲んでくれるし、敷地の中を小さな川となっていつも流れるようにもできるので、農的生活をしている場合にはかなり有難いものがある。当家では、2つの池を作っている他、2棟のハウスの水源ともなっている。
基本は24V運用である。当方の場合、一番高い給水箇所は井戸の水面から10m程度上がっているため、このようにしている。12Vでも可能だが、揚程が6〜8m程度となり、厳しい状況もありうる。井戸の水面は地表面からかなり下がっており、その分も考える必要がある。
全体の制御ボックス
ポンプ用の制御回路
ソーラーパネルについては、以前に比べるとかなり安くなっている。当方の場合だと、合計6枚使っているため、曇りや雨でもポンプを駆動するのに十分な電力を発電している。まあ、チャージコントローラーがあるので、バッテリー過放電などはないのだが。そのチャージコントローラーはかなり重要なユニットだが、特にPWMではなくMTTPタイプのものを選択しないと、充電効率が低くなる。バッテリーはコストを考えると鉛バッテリーだが、ディープサイクルタイプ(マリンバッテリー)を選択しないと寿命が短いだろう。何しろ、毎日充電放電を繰り返すわけだから。
塩ビ管の先にポンプ本体を取り付ける
ポンプは、24Vブラスレス3相モーターを勧めたい。当方で使用しているのは24V3.5A84W、水筒15mという性能のもの。機械的には頑丈だが、問題が発生する場合は制御回路部分である、放熱対策や間欠動作(55分稼働後5分休止とか)などを行うと寿命が長くなる。
といったところが思いついた点、他にも色々あると思うので、思い出したら書き加えることにしよう。
これはAC運用の場合
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