
あきらめずに方法を探っている。
一つの進歩は任意の地点間の地形断面図を表示するWEBページが見つかったことだ。埼玉大学教育学部人文地理学教室(谷謙二先生)のサイトだ。

これで見ると、標高200mの農場と富士山の間には標高200mを超える地形が続いており、最も高いところは290mあることが判明した。ドローンの高さ(農場の標高+120m)は320mだから、ギリギリで頂上部分が見えるかどうかということが判明した。このツールは役に立ちそうだ。
どうも農場周辺では厳しそうなので、google earthを出して、付近の高いところを探した。農場の奥に麻綿原というところがあり、ここのお寺(妙法生寺)のあたりが思ったより高いことがわかったので、とりあえずドローン持ってそこに向かった。前にも行ったことがあり元旦に初日の出をみた高いところもあるので期待できそうだった。

まずその高いところのお堂のそばから飛ばしたのだが、道の反対側にさらに高いところがあるので、移動。ここは天拝園という立て札があり、364mという表示もあった。これなら問題なく見えるのではないかと飛ばしたんだが。
そこから120m上げてじっくり探したのだが、残念ながら富士山は確認できない。富士山も見えないが、方向の判断材料になるような建物・施設などもあまり確認できない。かろうじて、鴨川仁右衛門島のあたりと白浜付近が直線状ならんで見えるくらい。不思議だが、今日は空気の状態が悪くて見通せないのだろうとあきらめて一旦戻った。
帰ってからドローンが撮影した写真を見てみたが、やっぱり全く富士は見えない。そこで、先程の断面図ツールを引っ張り出してみた。

やはり、この364mの天拝園の上空120mからは遮るものはないようだ。そうすると、今日見えなかった理由は天気(空気の状態)のせいだろう。冒頭の写真は、仁右衛門島の向こうに白浜付近が見えるものだが、白浜も霞んでいるくらいだから、白い富士が見えないのもありうるわけだ。これから冬にかけて、空気が澄む日は増えるはずだから、ときどき行ってみることにしよう。
続く

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