定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

ビオトープは生き物の楽園

ドジョウの移住

0502ドジョウ      3回目


 田んぼも田植えが完了したから4ヶ月強の間水を張りっぱなしにする(中干しはしない)。うちでは田んぼの上と下に年中水がある池を配置しているが、下の池には秋のイネ刈り前に逃げ込んだドジョウがいるらしいとわかっていたので、捕まえて上の池に移住させることにした。上の池は素掘りで泥の底だから繁殖には適している。ただ、すぐに新天地を求めてパイプ経由で田んぼの方に降りてしまうので、ここで冬越しするドジョウも数少ない。だから田んぼに水を入れるまではここには入れられないのである。

0502セルビン

 時々川で魚を獲ったりするときに使うセルビンがあるので、これを使うことにした。ただ、餌に使用した「どじょうの主食」が正解だったようで、小さな池にもかかわらず100匹くらいのドジョウを確保した。どんどん子供を産んで田んぼがドジョウだらけになると良いんだが。ついでに、メダカも10匹ほど捕まえて上の池に入れてある。田んぼを泳ぎ回るメダカも可愛いものである。

0502どじょうの主食

0502ドジョウ2      2回目

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メダカの越冬

0314メダカ活発


 去年夏頃からメダカを増やすということをやっていて、上の池とガラス水槽、それと瓶の3種類の越冬方法を試していた。冬の間は中断気味だったが、ここへ来て暖かくなったため、瓶のメダカが元気になってきた。餌をやると、水面に集まってくる。
 ガラスの水槽は、やはり寒さが響いたようで、瓶のメダカに比べ体の大きさがかわいそうなほど小さい。冬の間に差に気づき、上の池や瓶にかなりの数移住させた。なので、上の池にも泳いでいるメダカを見ることができる。

0314メダカの瓶

 もう一つ、ドジョウについてはまだ泥の中にいるようだ。一度、下の池の泥をすくったら小さなドジョウがいたので、もう少し暖かくなったら調査してみよう。

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カエルの産卵

 今年は寒かったせいだろうか、早いときは1月のときもあるヤマアカガエルの繁殖活動が今日になったようだ。ちょっと前に少数のカエルが出てきて卵を産んだ形跡はあったが、大掛かりなものは今日までなかった。一応昨夜の雨につられてでてきたらしいが、田んぼには水が溜まっておらず、上と下の池や田んぼごとの水口あたりに集中して卵だらけになってしまった。

0301カエルの大騒ぎ2

 ちょっと迷惑なのが燻炭を作る凹地で、ここには雨水がたまったので卵を産んだやつがおり、池に移すという私の手間が発生してしまった。この地域には、かなりの数のヤマアカガエルがいるのだが、今年はうちだけでは足りず、隣の沼地にも押し寄せたようだ。

0301カエルの大騒ぎ3


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ドジョウの救出

 時折激しくなる雨の合間を縫って田んぼに出た。水は結構溜まっており、下の田んぼに流れ下る水音も聞こえる。そろそろと中にはいってドジョウをさがす。いたいた、と時々見つかるが簡単には網に入ってくれない。救い出そうというこちらの意図は汲んでくれるわけはないわなあ。2つの網を向かい合わせて挟み込むという方法で、3回に1回位は取れるのだが、逃げられる方が多数だ。

0917ドジョウ救出作戦

 4枚の田んぼをざっと回り、最後はヘッドライトが消えて真っ暗に。予備のライトで戻ってきたが、採れたのは6匹だけ。やる前は確保したドジョウをどこに入れようかと思っていたのだが、このくらいだと玄関のドジョウ水槽に入れられる。で、一応入れておいた。明日朝、もう一度見て回るが昼間は潜っていてあまり見つけられないので、今回はこの程度だ。これで来年にはつながるだろう。

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いろいろいるんだねえ

0902すっぽん1

 台風の影響で雨水を抜くために田んぼ回りをしていたら、変なものに気がついた。泥の塊が動いているのである。持っていた鍬で持ち上げ、井戸のところまで持っていって洗ってみたら立派な「すっぽん」だった。

0902すっぽん0

 いたのは一番下の4号田んぼ一番奥の、川に降りるあたりだったので川から上がってきたのだろう。そのあたりでは以前イシガメを見つけたこともある。ちょっと食べてみるかという気持ちにもなったが、コメを食べるわけでもないし下の池に放しておいた。ここにはソーラーで汲んだ水が通年行くようにしてあるので、居心地が良ければ住み着くのではないかな。


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メダカの楽園作り

0714メダカの新天地

 今週、弟から不要になった水槽を持ち込んだが、水曜日に水を入れて、ついでに肥料とGS酵素を入れてみたら、すぐにグリーンウォーターが出来上がり、新しい大型稚魚槽として使えるようになった。今日の午後などは緑が強くなりすぎた感じだったので、水草・巻き貝・生きたミジンコをいれて少し植物性プランクトンの勢いを弱めようとしている。

0714瓶

 また、これまでオタマジャクシに占領されていた瓶も空になったので、ここに稚魚を入れ始めた。これで元々のトロ箱に成魚を入れて卵を産ませ、稚魚を他に移すというカタチが出来上がった。ただ、肝心の成魚がほぼ毎日1匹ずつ死んでいる。原因は不明だが、仲間割れのストレスじゃないかと思っている。それなので、産卵数や稚魚の発生は少々低迷する気がする。
 もう50匹は超えたと思われる今の稚魚が成魚になったら、瓶に移してそこを産卵場所に変えるのがよさそうだ。

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メダカ・コロニーの現状

0707子メダカ水槽

 メダカの放流先として選んだ3ヶ所(玄関脇トロ箱・玄関内水槽・上の池)のうち、増やすという観点からはトロ箱で産まれた子メダカを隔離する方法が最適と思われるため、今週はそれに向けてシフトしている。
 まずは子メダカの育成場所だが、もとのトロ箱は産卵場所として限定、親と一緒だと食われるので随時産まれた子メダカを隔離するようにしている。隔離先は、先週用意したプラ水槽2基、それとバケツである。昨日プラ容器を追加購入してグリーンウォーターを作っている。プラ水槽は産まれたばかりのメダカを入れるものと育ったものに分けている。バケツは田んぼの土を入れたもので、現状は産まれたばかりのメダカを入れている。
 子メダカは順調に産まれているようで、特に水曜日には10数匹を保護した。先週確保した子メダカのうち3匹ほどはかなり育ってきたので、大人メダカと同居しても食べられることはなくなったと判断して、トロ箱に移した。トロ箱内では、親メダカ1匹の死体が出てきたので、オスかメスかは不明だが、産卵できる個体を増やしていくことにした。このため、玄関内の水槽から2匹、上の池から4匹(いずれも雌雄不明)をトロ箱に移住させた。これで量産体制が可能になる。本当は適当な浮草を入れて根に産卵させたいところだが、すでに松藻がいっぱいになっており、今更これを入れ替えることもないだろう。
 ところで、子メダカをすくうときにじっとみるのだが、色々な生き物が入っている。ボウフラや虫の幼生も混じっており、結構興味深い。ハウスの中の水槽にはミジンコがわいていたので、これも餌用に利用している。ただ、グリーンウォーターの緑色が薄くなったような気がするのは、ミジンコが植物性プランクトンを食べているのかもしれない。こんな感じで、仕事の合間にはメダカの世話である。


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メダカの子どもたち

 4月に、(1)上の池・(2)玄関横のトロ箱・(3)玄関内の水槽に分けて放流したメダカは、どんどん子メダカを産んでいるはずなのだが、(1)と(2)については無数のオタマジャクシとの同居となっており、(3)についてはドジョウと同居しているからか、子メダカの姿をずっと見ることができなかった。

0626メダカ池1a

 先週(2)のトロ箱をのぞいたら、米粒よりもずっと小さな子メダカを発見できた。この環境ではオタマジャクシがカエルになって減ってきており、食べられずに生き残ったものが出てきたと思われる。しかし、親メダカも食べるらしいから、見つけたからといって手放しで喜んでいる訳にはいかない。どうやら緑の水に含まれるプランクトンが子メダカの餌になるらしいから、適当な容器を買ってきてこれに見つけ次第隔離することにした。日曜の段階で、藻が入っている容器には7匹程度、水のみの容器にはより小さい子メダカを2匹入れてきた。本当は田んぼに放すという方法もあるのだが、今年はこの子メダカ育成法で増やそうと思っている。

0626メダカ池2



   ほぼ真ん中に10時半方向を向いたメダカがいる
0626メダカ池3


 それにしても子メダカは小さい。網ですくうようなレベルではない、手桶ですくう。餌もいろいろ試したが、フレーク状の餌をうんと小さくすりつぶしてもまだ大きすぎるようだ。いろいろ調べて緑の水に期待することにしたのである。




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田んぼの向こうはちびガエルだらけ

0524チビガエル

 冬の間に冬眠を中断して繁殖活動を行なったヤマアカガエルの子どもたちが、ようやくオタマジャクシからカエルの姿に変貌してきた。最近冬期湛水していないので、産卵数は以前ほどではないはずだが、それでもかなりの数である。写真で見ると大きさはわかりづらいが、右下に写っているアリと比べると、その小ささはおわかりいただけるだろう。もともと田んぼよりは山の中で生活する種のようで、うちのそばよりは田んぼの向こう側、山の麓に集合している感じだ。田植え以降、頻繁に田んぼの周りを歩き回っているが、この小ささだし踏まないようにするために眼を皿のようにして歩き回ることになる。そろそろ天敵のヤマカガシも出てきているが、無事で頑張れよ。

0525アオガエル

 さて、ちょっと前からアオガエルの繁殖時期になっていると思う。GW前から小さなアオガエルが大きな声で鳴いたり、田んぼの畦に卵が入った泡の塊を産み付けたりしている。一斉に産卵するヤマアカガエルと違い、アオガエルたちの繁殖期間はダラダラ長いようだ。それとも種類が複数なのかもしれない。このあたりでは、少なくともシュレーゲルアオガエルとモリアオガエルがいるはずだし。それにしても、アオガエルはなんとなく愛嬌がある。なんでもそら豆についていた害虫を食べていたとかで、カミさんはアオガエルのファンになったということだ。私も姿を見るとついつい写真を撮ってしまうのだ。



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フクロウが鳴いている

 毎年、繁殖期の今頃はフクロウの鳴き声をよく聞く。縁あって2週間ほど傷ついたフクロウを保護したのは2013年の2月だったから早くも4年が経過したが、今でもときおり彼(彼女)のことを思い出す。保護している最中に、連れ合いさんが探すように田んぼの周りを飛んでいたこととか、翌年に親子でフクロウ語(鳴き方)の稽古をしていたことなども楽しい思い出だ。
 入植した頃、フクロウさま用巣箱を作ったけれど、肝心のフクロウは使ってくれず、代わりにスズメバチが巣を作ったこともあった。このあたりは結構フクロウ密度が高い。現に先ほどはもう1羽の声も聞こえていたくらいだ。次のシーズンオフにはあらためて巣箱を作ろうかな。

30秒くらいと1分12秒位の2回、鳴き声が聞こえます。カエルの方が元気です。


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