定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

定年後の暮らし(定農連)

定年帰農生活はまるでテーマパーク 11:田舎暮らしの経済計算

以前の連載記事の欠号を再掲載 経緯は末尾を参照してください。

 田舎暮らしを始めたいと思うとき、金銭面の見通しをつけておくことは重要ですね。定年後の貯金や年金に頼る身となっては特にそうです。実は私自身はあまり心配せずに飛び込んだのですが、結果的にはうまくいっています。人によりいろいろ状況は違うでしょうが、一つのケーススタディとして当方の事情を簡単に説明してみたいと思います。
 まずは物件の取得費用から始めます。私のところは土地が約3000坪で、うち半分が居住や耕作に使える平らな土地です。そのままで住める家と大きな納屋があり、農業用の若干の投資を含めての総額は2000万円ほどでした。別荘地を買って家を建てるという基準からすればそれほど高くはありませんし、私は10年ほど所有していたリゾートマンションの買い替えという形でしたから踏み切りやすかったのです。しかし、平らな部分を農地に替えても、その収益でこれを回収するということはちょっと無理です。借りるという選択肢もあると思います。定年後に向けた準備も、直前ではなく子供が一人前になった時点など、早めに着手する方がいいかもしれません。
 ささやかですが農業収入のことにも触れましょう。横浜の家の玄関先で開く小さな直売所の収入とコメやイモなどの通販を合わせた売上は月10万円程度です。横浜と大多喜の農場を毎週往復しているので交通費がかかるし、現金ベースでは収支トントンというところです。とてもではないが、これだけでは食べていけません。ただ税金面では、農業用機械や移動用のクルマの購入費等の減価償却分を費用に加えていますので、これが収支としてはマイナスとなります。年金の収入と合算すると、天引き分がかなり戻りますので、一種の節税効果を産んでいます。
 次は生活費です。売るほどコメや野菜を作っていますから、肉や魚などを除くと基本的に自給自足です。ですから食費はかなり少な目です。それ以外もあまりお金は使いませんね、農作業にも追われているので使う暇がありません。まあ、それ自体が趣味のようなものなんですね。総務省発表の定年後の夫婦の生活費統計では月約27万円位のようですが、それはかなり下回っています。
 自然に囲まれながら作物を作るという生活はとても充実しています。でもシンプルでお金がかからない生活で済むのです。これだけでは食べていけないと書いた農業も、生活の足しになるというよりは生活自体を豊かにするために大いに役立っていると考えています。始めてから6年が経過しますが、お金では得られない楽しみに恵まれているといつも感じています。


定年帰農生活はまるでテーマパーク 10:手前味噌と梅干し作り

以前の連載記事で欠号があったため、再掲 経緯等は末尾を御覧ください。

 この生活を始めてから、色々なものを自分達で作ることが身につきました。コメや野菜などの作物は当たり前なのですが、それらをさらに加工するということにも挑戦しています。なかでも作ってよかったと思うものはなんといっても味噌です。2011年だったか、知り合いから君津市で古くから栽培されている在来種の大豆を貰ったのがきっかけです。それを育てて収穫してから味噌造りに挑戦しました。最近ではインターネットで何でも検索できるし、糀屋さんも近くにあったし、特に問題もなく味噌ができましたが、特筆すべきはそのおいしさでした。信州の味噌屋さんから買ったこともあったけれど、自分で作った味噌は買ったものとはまったく別ものです。その在来種の大豆は、エダマメとして食べても味噌作りの準備で煮豆にしたものを食べても甘くておいしかったので、豆自体の美味さもあると思います。
 次の年から大豆の作付けを増やして直売所で「味噌を作りませんか!」ということで販売してみました。もちろん作り方や麹を手配するサービスも用意しました。結構反響があり、ご近所では味噌づくりがちょっとした流行になりました。2年目となる今年初めも注文をとりましたが、大体の方が前の年より作る量を増やしていました。
 単にできたものを売るだけではなく、こういう自分で何かを作ってみるというきっかけを提供するということも、とても意味のあることだと思います。同じようなものとしては梅の実があります。田舎の家には梅の樹は当たり前のようにあり、毎年採らせてくれるお宅もあるので、直売所では「梅酒や梅ジュース、梅干しを作りませんか」ということで毎年提供しています。これも味噌造りと同様に好評です。
 うちもずっと都会暮らしをしていましたが、材料を買った上に作り方を調べてというのは結構敷居が高いものです。田舎にいると、こういったものは作るのが当たり前という感じで、教わることも容易です。実は梅干しも味噌作りも近所や知り合いの「おばあちゃんの知恵」を借りています。長年の経験は貴重なものでインターネットでは得られないノウハウも教えてもらいました。都会と田舎を行ったり来たりする生活の中で、こうしたモノづくりの習慣や知恵もさらに広げていこうと思っています。


連載「定年帰農生活」を振り返る

 2014年の初めごろ、ふるさと情報館という田舎暮らしに特化した不動産仲介業者さんが刊行している「月刊ふるさとネットワーク」という本に連載コラムを書いてほしいという依頼があった。12か月にわたり「定年後の田舎暮らし」という切り口でテーマを探し、シリーズ記事にしてみた。それぞれはBLOGにも掲載してfacebookからもリンクを貼った。また、2015年暮れには、facebookのノート機能を使ってこれを保存し、田舎暮らしに挑戦・検討している方の参考にしてみようと考えたこともある。読み直すと、それなりに私自身の田舎暮らしを物語っていると感じるので、改めてまとめてみました。またかと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、そのような経緯と目的なのでご容赦を。12の記事のうち、なぜか10番目11番目がBLOGに見当たらない。これをアップしたあと、追いかけて復活記事を掲載する予定です。(追加済み)

 このきっかけは、その月刊誌の前年12月号に載った記事(取材を受けたもの)だった。2ページを転載しておく。
0517記事01

0517記事02


































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田舎暮らしを見直そう

0517できたての田んぼの風景

 私が田舎暮らしと農的生活を始めたのは11年半前、60歳の定年を迎えた直後からだった。それまではどちらも全く無縁の生活を続けていたのだったが、その前の10年ほどは三浦半島先端部のリゾートマンションに週末の拠点を置いており、そこで市民農園を借りて畑作りを楽しんでいたカミさんに同調するかたちで、もうちょっと本格的な田舎暮らし&農的生活に挑戦しようじゃないかということになったのである。趣味的(楽しみ)だったカミさんに比べ、私の方はサラリーマンを卒業する代わりに仕事として位置づけようといいう気持ちがあり、そのあたりは少々ずれがあった。けれど、2反歩の田んぼと2反歩の畑を手掛け始めると、すぐさまできた作物をどうするかという話となり、また農地を登記するには営農の事実を町の農業委員会に認めてもらわねばならず、横浜の家の玄関先で直売を行うという形で、一応ビジネスとして動き始めたのだった。
 それから11年半、横浜の家で続けていた直売と配達をやめるといった大きな変化(2019春)はあったが、コメ・イモ・野菜・果物を作るという我々の生活の基本路線は変わっていない。ただ、途中で東日本大震災の発生や最近の新型コロナウィルスの流行など、社会的な変化はいろいろ起きている。我々のスタート(2009年)の頃、田舎暮らしと農的生活は一種のブームのような時代で、このBLOGでいろいろ発信していたものだから、テレビ朝日の「人生の楽園」に出たりした(2012年4月)ものだったが、この10年ほどの間にそのブームがすっかりピークを過ぎた感がある。団塊の世代の高齢化や定年の延長、年金給付時期の繰り下げなど、社会構造の変化によるものだろう。
 私自身、定年帰農&田舎暮らしを続けるうちに、その面白さや楽しさに気付きながら、このBLOGを手がかりにいろいろな情報を発信してきたが、同じようなことをやっている方や始めようとする方への情報提供と交換を強く意識してきたのだった。だが、前の段落に書いたような社会の変化や田舎暮らしと農的生活の退潮を感じるわけだが、それは時台の流れだと思ってきたのだった。
 しかし、ちょっと待てよと思ったのが今の新型コロナの流行だ。我々はほとんど横浜の家に戻らずに農場に籠城して田植えや畑仕事をやっているが、何がどうなっても食べて生活するのには困らないじゃないかとあらためて感じている。もうすぐジャガイモが穫れるし、夏から秋にかけてはイモやコメが順次取れてくる。今のパンデミックはすぐに収まるとは思えないし、そのあと未曾有の社会の変化が起こっても不思議ではない。会社も仕事も収入も年金も、今の延長で考えるわけにはいかない状況がありうる。脅かすわけじゃあないけれど、一つの選択肢としてこういう生活を考えるのもあるのではないかな。
 というわけで、私自身ももう一度BLOGを見直したりして、「定年帰農と田舎暮らし」を振り返っていくことにした。



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コメ作りを振り返る(4:収穫)

0428収穫

 ちょっと間ができてしまったが、次に進もう。スタートからいきなり収穫に跳んでしまったが、やはりこれまでの11回のコメ作りを引っ張ってきたのは、収穫の喜びだった。「収穫の喜び」とはちょっと陳腐な表現と思わないでもないが、コメの収穫には他の作物とは明らかに違うインパクトが有る。特に1年目の収穫の際の達成感は、きっと死ぬまで忘れないだろう。
 2008年末に農地(現在の農場)を購入したのは、60歳の定年を迎えたときだった。当面再雇用という形で仕事は続けるのだが、それまで全く経験のない農的生活、特にコメ作りに重心を移すのは、思い出してみるとなかなか痛快で興味深いことであった。田んぼ予定地は10年近く使われておらず、むかしの田んぼは全く姿を消していた。入植後まずやったのは田んぼの計画だった。そして3月に2週間の休暇を取り、重機を借りて一気に田んぼの造成を行なった。その後、水を引っ張り、苗を植えて初めての田植え、そのあとは全く筋書きのない出来事とそれへの対応があとからあとから続く。それこそ無我夢中でやった結果、ついにコメができた。わけわからないから、相当変なこともやっていたのだが、イネというのは実に間口が広い生き物で、私の邪魔を跳ね返してコメを作ってくれた。この感動が今まで続く原動力だったと思う。
 それまでの半生の中では、農的生活に飛び込むなどとは思ってもみなかったのだが、やってみるとまるで昔からやっていたような感覚だった。もちろんわからないことだらけだが、ゆっくりと進む時間の中で、調べて対策を考えて実行するのは全く無理のない話だ。おそらく、DNAの中に経験値が刷り込まれているんじゃないかな。
 毎年毎年イネはコメを作ってくれるが、田んぼの状態も苗の出来具合も、そして天候の移り変わりも違っている。仕事なのか、趣味なのか、遊びなのか、はっきりしないけれども、始めてからこれまでずっと楽しみ続けているのは確かだ。あと何年できるかわからないけれど、きっと最後まで楽しめるだろう。そうそう、いい忘れているが、自分で作ったコメの美味さは格別だ。

0428初めてのコメ

0428脱穀中

0428初めての籾摺り












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コメ作りを振り返る(2:準備)

 1月末に引っ越してきたが、まず考えたのはその年から米を収穫したいということだった。農家ではなかった前の持ち主が7~8年ほど何もやっておらず、田んぼは姿を消して単なる傾斜地となっていた。ただ、幸いなことに定期的に草刈りはやっていたようで、周辺部以外は灌木やススキなどは生えておらず、丈の低い草が生えている程度。古い航空写真を探してみると、昔は棚田状になっていたことがうかがわれたので、これを参考に復旧させようと考えた。

0115造成前

 最初の作業は計画だ。昔の状況も参考にして、田んぼのレイアウトを決める。次に田んぼとする予定のエリアの高低測量を行う。全体的に南から北に下がっており、田んぼ予定地では4mほどの高低差があった。そこに田んぼを配置して畦・通路の位置や段差を決める。そして、大まかな土の移動量を決めるというプロセスで検討した。ちょっと困ったのは、南北の傾斜だけでなく、東から西についてもレベルが下がっていることだった。この東西のレベル差は、あとで行う重機での施工でも解消できない部分が発生し、結構長い間田んぼの高低差(傾斜)として苦しむ結果になった。

0115造成後

 もう一方で、田んぼの必要条件である水の確保を進めた。うちの敷地の外れ、西側の竹やぶの崖を下ると、養老渓谷の源流が流れている。田んぼのレベルからは20mほど下だが、ここに昔のポンプ小屋とポンプ本体があった。7~8年の空白の間に3.5KWのモーターは朽ちていたが、ポンプはまだ使えそうで、昔使っていたらしいJAに再生を依頼した。また、ご近所さん情報で向かい側の山の絞り水をパイプで引いていたことを知り、床下にしまってあった塩ビ管を探し出してつないでみた。延長は100m以上だが、これで24時間一年中水が流れてくることになった。平常時はそれほど水量は多くなかったのだが、川からの揚水と沢水の組み合わせで田んぼの水をまかなえそうな見通しが立った。
 そんな準備を進めていくうち、私にとっては都合の良い事態が発生した。勤めている会社が諸般の事情で営業停止処分を受けることとなり、定年になる前からの営業企画的な仕事を引き続き担当していた私は、その期間中は暇になることに。2週間ほどそういう状況が続くことになったので、貯まっていた休暇をまとめてとることにして、重機を借りる手配もして、冬の間から計画していた田んぼ造成工事を一気に片付けることにした。勤めていたのはゼネコンだし、職種としては建築屋だったので、触ったこともないユンボ(2t)だったが、すぐに習熟して作業をどんどん進めた。田んぼにするエリアは、だいたい3000㎡で、実際の田んぼとなるのはその約半分、ぶっつけ本番ではあったが2週間の作業でなんとか田んぼらしきものが出来てきた。その段階ではまだ川のポンプは治っていなかったが、山からの水が入り始めて田んぼらしくなってきた。(続く)

0115注水後


0115注水後





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コメ作りを振り返る(1:前夜)

 今年の米作りについては先日まとめてみた。今回は、これまでの11回目の米作りを全体的に眺めていこうと思う。

0109収穫

 そもそも、私は植物と触れ合うような農的暮らしには全く興味を持っていなかった。カミさんの方は、ここに来る前の週末拠点〔三浦半島津久井浜)付近で市民農園を借りるなど、以前から一貫して農的志向があったが、私の方はというと、力仕事が必要な際にちょっと手伝う程度で、ほとんどタッチしていなかったのだった。ただ、カミさんが市民農園と並行して、横浜の家の屋上で古代米を育てており、それをみて稲の不思議さには少々興味を抱いていた。
 定年を迎える2008年末に向けて、当時の週末ぐらしの拠点から、さらに飛躍しようということになり、関東エリアを幅広く探し始めたのだが、私は定年をきっかけとして、どうせなら米を作るような暮らしに転向しようと考えて、田んぼをやれそうなことを選択の条件に入れることにした。この源流は横浜の屋上田んぼだったのである。一番手軽な道、三浦半島あたりでも探したが、田んぼ適地はおろか、農地も適当なものが見つからない。山梨や茨城にも足を伸ばしたが、どうも農地を探すこと自体が当時の一般的な不動産流通(田舎暮らしを含む)経路からはかなり難しかったようだ。
 毎週物件を探して、週末に現地に行って確認するということを2~3ヶ月くらいはやったと思う。そして今の場所にたどり着いた。だいたい300~500坪が標準の田舎暮らし物件の中では、農地を含む3000坪という広さは目立つものだった。そして、どうやら昔は田んぼだったことも判明、しかしその当時の持ち主は農業をやらず、田んぼも畑も草原に姿を変えていた。それに、携帯はつながらず、イノシシ・シカなどのケモノ、山蛭まででる一種とんでもないところということもわかった。カミさんは、そんな状況や広すぎる農地を理由に消極的だったが、なんとかここに落ち着いた。現地視察は2008年12月の紅葉の頃、その後契約などの手続きを進め、実際に入居したのは翌2009年1月末だった。仲介業者の案内で一度見て、決定する前にもう一度出向いたが、そのときには地域の人達がやっているもみの木庵(蕎麦)に寄ったり、散歩しているご近所さんと話をするなどで、カミさんの不安もかなりの程度解消し、決してリサーチは十分とはいえなかったが、とにかく購入が決定した。(続く)






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定年後の10年を振り返る(7)戦うコメ作り

 前の(7)コメ作りは、節目の時期や収量などをまとめたものだが、今回はその続編だ。もっともっといろいろなことがあったので、その辺をまとめてみよう。

0408田んぼ造成中

0408工程表

 
2009年(始まり)
 この年の2月に現在の農場に入居した。前年末で定年を迎えて会社に再雇用してもらいながら、半田舎暮らし&農的生活を始めたのである。このあたりは戦後の開拓地で、当初入植した方は高齢となってこの農地と田舎家を手放し、次に7年ほど所有した方は農地を使わずに草を刈る程度だったから、次の私が入ったときには田んぼも畑も既に姿を消しており、最初からの出直しという感じであった。3月末に12日ほど休みが取れたので、その間重機を借りて草原となっていた緩斜面に一気に棚田を作った。はじめての田植えは、本当に手探りで手植えだった。でも、米がちゃんとできた。この年の暮れに、再度ユンボを借りて田んぼを拡張した。(1320平米→1923平米)

2010年~2013年(ケモノ対策)
 最初の年は、周りもろくに囲わず出入り自由でやっていたので、植える前や植えたばかりの苗を鹿に食われるという被害があった。しかし、それはほんの始まりであって、イネ刈りの時期にはイノシシが入り、1割ほどだったが被害にあってしまった。このケモノ対策は2012年まで続くのである。翌2011年には山側(西側)に電気柵を設置したが、イノシシはそれでも自由に入ってきて、この年の被害は結構酷いことになってしまった。2年目にしては結構穫れた2010年の600Kgの2割ほど、130Kgしか穫れなかった。ロケット花火で追い払うという対策も始めたが、柵をガサゴソするような音を頼りにぶっ放すので効果は大したことはなかった。こちらが眠ってしまえばそれもできない。

0408フェンス
 
 2012年は、ケモノ対策が一定の効果を顕すようになった年である。一番大きな要素はパレットによるフェンスの構築だ。パレットとは、荷物を載せてフォークリフトで運ぶためのパネルである。横浜の家のご近所さん(お客さんでもある)の勤め先で不要になったパレットを分けてもらえることになり、200本ほど使ってケモノの侵入口となる西側(山とヤブ)と北側(隣地境界)に柵を作った。この段階では侵入を完全に防げず、他の対策も講じていくが、このパレットフェンスが防衛の柱となっていくのだった。8月頃からリモートセンサーを各所に取り付けて、柵に近づくケモノ(ほぼイノシシ)を見つけられるようにして、反応があった場合にはロケット花火を発射するということを始めたところ、ようやく何とかなりそうになってきた。ただ、パレットを押し上げるようにしてイノシシが入ってきており、2割ほどの米が被害にあってしまった。しかし、ケモノ対策についての手応えは感じられたのである。

2013年(ケモノ対策は奏功、次の敵は・・・)
 2012年も2013年も、イネ刈りの直前は横浜に帰らず泊まり込んで不寝番を続けることになったが、ようやくイノシシも諦めたようで、押し上げたりして侵入することがなくなった。鼻が強力でプラスチックのパレットなど簡単に押し上げる。こちらも負けておらず、パレットの内側足元に土を盛ったりパイプを這わせたりして対抗手段をとったのだ。

0408コナギ退治
 
 ところが、今度は次の問題が発生する。それは田の草だ。最初のうちは草もあまり生えなかったのだが、年ごとに増えてきて目立つようになってきた。主にはコナギという草になるが、田植えを終えた5月の後半から7月の中頃までの2ヶ月ほど、田んぼに入って這いずり回りながら草を取るという作業が必要になってきた。2014年には、747Kgという収穫量の最高記録を出しているが、実はこの年も草の勢いは半端ではなく、アイガモンという刈払機のアタッチメントを使ったりして何とか収穫を確保したのだった。しかし、翌2015年にはついにコナギに負け、収量半減という事態となる。いよいよ草の勢いが大きくなってきたのだった。2016年には、ついに田んぼ用の除草剤を1回使うことにせざるを得なかった。

0408台風養生
 
2017年~20178年(天気も敵となる)
 うちのコメは天日干しだ。だからうまいといってもいいだろう。そのかわり手間はかかるし、天気に大きく左右される。2017年の場合は、イネ刈りの時期に雨が続き、台風も2回来たりしてかなり苦労した。それよりもひどかったのが2018年で、イネ刈りを済ませたあとに雨が多くなり、乾きそうになると降るという繰り返しで、早ければ1週間もかからない天日干し期間が2ヶ月近くに伸びてしまった。このせいで、くず米や割れ米が多く発生し、収量も1割以上減った感じだ。ただ、幸いなことに食味などは変わらず、美味しい米になってくれた。2017年は、台風などに強そうだということでミルキークイーンの姉妹種であるミルキープリンセスにしたが、背丈が低い分収量が少なかったようで、2018年からはミルキークイーンに戻している。
 
 ということで、10年間いろいろな問題にぶつかって対処してきた。まだまだ各材料はいろいろあるが、このくらいにしておこう。10年で10回しか作れないからまだ新米だが、それでもいろいろなことがわかってきたようで、実に楽しい。第3の定年まで頑張ろう。
 

定年後の10年間を振り返る(1)

定年後の10年間を振り返る(2)

定年後の10年間を振り返る(3)

定年後の10年間を振り返る(4)

定年後の10年間を振り返る(5)

定年後の10年間を振り返る(6)

定年後の10年間を振り返る(7)米作り

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定年後の10年間を振り返る(7)米作り

0331

 10年間の田舎暮らし・農的生活の背骨はコメを作ることにあったといってもいいだろう。その米作りの時期や収量を整理してみた。
 
          田植え    落水    イネ刈り     収量
2019年  /  ~ /    /    /  ~ /       Kg
2018年 4/30~4/30 8/25 8/31~9/11  604Kg 天日干し雨に邪魔され2ヶ月・くず米多い
2017年 5/11~5/18 8/26 9/09~9/15  530Kg イネ刈り雨に邪魔される、ミルキープリンセスで収量少
2016年 5/12~5/14 8/28 9/10~9/17  660Kg 除草剤使用開始
2015年 4/30~5/11 9/02 9/15~9/23  280Kg コナギ被害甚大 
2014年 5/16~5/17 8/25 9/04~9/18  747Kg 最高記録、プール育苗・アイガモンで草取り
2013年 5/16~5/22 8/31 9/07~9/22  560Kg 猪被害一段落、次は草被害
2012年 5/17~5/24 9/08 9/20~9/30  400Kg パレットフェンス構築、でもやられる
2011年 5/27~5/28 8/30 9/10~9/18  130Kg イノシシ被害甚大
2010年 5/15~5/29 8/30 9/10~9/23  600Kg 手植え、イノシシ被害(1割)
2009年 5/02~5/31 9/13 9/18~9/27  320Kg 初めてのコメ・手植え

大抵のことはBLOGを見直せば調べがつく。それにしても、毎年いろいろな状況変化があるもんだ。パラパラ見ただけでも思い出すことが多い。そうしたことまで整理して記録すると、なにかいい発見・知恵があるかもしれない。冬の間にやっておかないとね。

0331収穫


定年後の10年間を振り返る(1)

定年後の10年間を振り返る(2)

定年後の10年間を振り返る(3)
定年後の10年間を振り返る(4)

定年後の10年間を振り返る(5)

定年後の10年間を振り返る(6)

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定年後の10年間を振り返る(6)横浜直売所

 この10年間、農的生活と並行して収穫物を売るという役目を負っていた直売所(と言っても横浜の家の玄関先の棚)を閉じることにした。70歳になったことで毎週の往復と配達で依存していた車の運転を少し遠ざけようと思ったこと、収穫日を含めて週のうち3日の直売関係作業のうちのいくらかを農作業に振り向けようとしていること、この2点が方向転換の理由だ。他にもいろいろ事情はあったのだが、なにしろ農作物の栽培には準備期間が必要だ、出品してくれる協力農家さんたちもいるし、早めに決断をした。

0327直売所

 定年後の10年間を振り返る(1)で簡単に書いたが、入植した2009年の春の筍から始まって、ずっとある意味農作業を後押ししてきたのが直売所の向こうにいるお客さんたちだった。当初はうちの前の細い道を(ワンちゃんの散歩などで)通る人たちがメインのお客さんだったが、2012年春に人生の楽園(テレビ朝日)で取り上げられてからずいぶん幅が広がり、その後もネット経由で無農薬野菜というキーワードで探してくれた方も加わる、という具合に失速することなく続いていた。また、人生の楽園を契機に始めたメール配信と取り置き・配達もずっと続いてきた要因になっている。それに、そのころから木更津の農家さんが加わったことも大きい。一通り野菜関係が揃うということで、利用される方も増えるのである。
 そんな感じに上手く回っていたのだが、日月火で300Km近くも走るのは少し心配になってきた。運転に問題があるとは全く感じないけれど、年寄りは自分ではわからない。何かあってからでは遅いだろう。しかし、日曜日に収穫して夕方木更津の提携農家さんに立ち寄って委託品を預かり、横浜の家についたら品物を整理してメールを書き、月曜朝にメールを出して注文を集め、取り置きしたり配達したり、そして火曜の夜には農場に帰る、という一連のリズムがなくなるのもいいかもしれない。また、商品に不具合はないか、注文間違いはないか、決めた時間に配達できるか、といった心配もなくなるわけだ。緊張感が失われるかもしれないが、10年間の緊張をほぐすのもいいかもしれない。ということで自分で第二の定年にした。
 とはいっても、農的生活をやめるわけではなく、むしろ更に深耕しようと考えているので、穫れたもの(コメ芋中心)を何とかするという必要は残っている。第一の定年はサラリーマンから田舎暮らし農業への大転換だったが、今回の定年(2)はそれほどドラスティックではない。しかし、いろいろ考えて更に楽しもう。

 ところで、10年間の直売所の売上は1290万円、うち46%はうちで作ったもの、34%が木更津の提携農家さん出品、残りはうちのコメや芋などを箱売りした売上げだ。ただ、半端でなく赤字だったな。
定年後の10年間を振り返る(1)

定年後の10年間を振り返る(2)

定年後の10年間を振り返る(3)

定年後の10年間を振り返る(4)

定年後の10年間を振り返る(5)

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横浜での直売が終了

0326最後の配達完了

昨夜9時に直売所最後の配達が終わった。オドメーターは174Km、100Km弱は農場から帰ってきたときのものだから、朝6件・夕方4件・夜2件の配達で75Kmを走ったことになる。
田んぼに作っている畑は田植えの準備のために潰すから、とう立ち菜やほうれん草などもできるだけ取ってきたけれど、月曜一日だけであっさり完売、今日は店も出さないことにした。
それにしても、お客さんたちからは「感謝」と「残念」という言葉を沢山頂いた。それはこちらも同じで「感謝」しかないのだが、一回目の定年のとき同様、余力を持って次の一歩に踏み出すことも考えないと。次の一歩といっても「農」をもうちょっとしっかりやることだから、今回の2回目の定年は方向としてはあまり変化はなさそうだ。


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久しぶりに定農連

 久しぶりに定年帰農者連絡会の一部メンバーが集った。一昨年6月以来である。ちょっと前に成田のブルーベリー農家Nさんから集まらないかという連絡があり、一部の皆さんに声をかけて集まったものだ。BLOG読者でもあるNさんからは、我々がよくでかけている日帰り温泉でやるのはどうだろう、という提案があり、市原の江戸遊で集まった。
 お昼を食べながら話をしよう、というコアタイムは設定してあったが、早く行って風呂に入っておこうという人もいたりして、好きな時間に出かけていって、風呂に入ったりご飯食べたりしながらのんびりできるから、親しい方たちと会うには適当な場所ではないかと思う。まあ、平日の昼間に集まれる人限定だが。尽きぬほど話が出てくるのはこの集まりのいつもと同様であった。
 それにしても、団塊の世代が大量に定年になった時期も過去のものとなり、定年延長や再雇用の増加もあるからだと思うが、その次の代の人達の中には農業やったり田舎暮らししたりというセカンドライフに興味を持つ人がなんとなく減少気味と感じる。ちょっと残念な気がする。

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定年後の10年間を振り返る(5)

 今回は車の話だ。大多喜町会所の農地家屋を購入して乗り込んだのは2009年1月の末だったので、ちょうど10年が経過したところだ。10年という区切りについては何度か書いているが、その間ほぼ毎週横浜と大多喜町を往復しているので、合計すると500往復以上という勘定になる。往復はだいたい200Kmだから、その往復だけで10万キロだ。実際には配達や買い物にも使っているので、300Km/週くらいは走っているし、それ以外の利用も含めると20万キロ(2万キロ/年)は走ったんじゃないかと思う。過去に、学生時代や通勤に車を使った時期には3000キロ/月ということもあったが、ほぼその次のレベルで車をよく使った。そもそも、農場から最寄りの駅(外房線天津小湊)までは10Kmもあり、路線バスも最も近い粟又の滝までは6Kmほどあるから、車がないと普通の生活は無理なのである。
 この10年間で、体力的にはかなり劣化が感じられるようになったが、この通り車というものにかなり依存したライフスタイルになっているので、どこまで続けられるかということは、いつまで運転できるかということとほぼイコールである。今年の暮れには免許の書き換えがあり、70歳を過ぎているから以前とは違うチェックもあるはずだ。車も、メインがハイブリッドになったり、他には2台の軽トラがあるだけだし、運転のスタイルも完全に変化した。走ることへの執着はいまや皆無で、道具として使うだけだ。野菜を運ぶ、材料を運ぶ、えすかる号を運ぶ、いつもなにか運んでいるな。まあ、細く長くやっていこう。
 
0129雪に埋もれる
 

10年間を振り返るシリーズ
定年後の10年間を振り返る(1)
定年後の10年間を振り返る(2)
定年後の10年間を振り返る(3)
定年後の10年間を振り返る(4)


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BLOGを振り返る(1)農場用地の評価のようなもの

 昔のBLOG記事をパラパラ見ていたのだが、入植後半年弱が経過した2009年の初夏に、今の農場を選んで(住むようになって)よかったことや悪かったことをまとめたものが見つかった(自分で書いたんだが!)。同じように田舎暮らし用の物件を探す方に対して、私が感じたことをまとめて判断の目安としてほしいということで書いたのだった。ずいぶん時間が経過しているので、現状とは違うところもあるが、その時の評価も一理あると思うので概ねそのまま引用する。
 
 大体のところは、最初の方にも書いているが、色々なものを先々代のオーナーさんから引き継いだということに尽きるだろう。何しろ、この場所は戦後の開拓地であって、山の隙間の木の根だらけの土地を開墾して田んぼにしたのだから、会ったことはないけれどそのご苦労は偲ばれるのである。定年後の10年間を振り返る(4)では、色々工夫したようなことを書いたが、その先々代さんのことを思うと足元にも及ばないと感じるのであった。
 そのあとに、農業者ではない人が8年ほど住んでいたので、田んぼは姿を消して単なる草原にはなっていたが、一応草刈りなどはやってくれており、最低限の作業で田んぼや畑を復旧することが出来たのは幸運だった。
 
 
農場のよかったところ・悪かったところ

良かった・悪かった・整理の前に

よかった① 農家継承(全ての要素が詰まっている)

よかった② 農家継承(施設と資機材)

よかった③ 農家継承(住まい)

よかった④ 農家継承(水)

よかった⑤ 農家継承(その他)

よかった⑥ 自宅からの時間的距離が近い

よかった⑦ 家の敷地内に農地がある

よかった⑧ 農地もたっぷりある

よかった⑨ 素晴らしいご近所さんたち

悪かった点① 害獣と害虫

悪かった点② 駅や町から遠いこと

1219田んぼができる前2
    入植直後、山から見た農場


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定年後の10年間を振り返る(4)

 最近は、さすがにBLOGに書く内容も減ってきた。もともと私のBLOGは、新しいことに挑戦するときのいろいろな出来事などを記録し、同じようなことをやっている人ややろうとする方に伝えようというコンセプトで始めたのだったが、10年もやっていると新しいことは減ってくるのかもしれない。
 考えてみると、この10年間はいろいろな工夫の連続だった。今でこそ定年帰農者も含めて大勢の方がBLOGにあれこれ書いてくれており、それを参考にすることもあるのだが、10年前はそうではなかった。僅かな情報源として「現代農業」という雑誌がある程度だった。農業というモノ自体が私にとって未経験の分野だったし、いつも不測の事態の連続だった。ただ、本来の農業に入る前に田んぼを造成して作るという作業があり、この計画して実行するという一連の流れはサラリーマン時代の延長だから、ここであれこれ工夫するという習慣というかはずみがついた感じだ。
 しかし、農業について考えてみると、人がコメや野菜を作るわけではない。作るのはあくまでも稲などの植物である。我々ができることといえば、植物が育っていける環境を作ることなのである。それには邪魔をする草を取ることも入るし、田んぼに水を供給することもあるし、ケモノが入らないように周りを囲うことも含まれる。幸いなことに、こうした作業のかなりの部分は、(元)土建屋にとってかなり親近感のある作業だった。先に環境づくりといったが、それこそ土建屋の仕事の本質のようなものだからなあ。
 工夫するといってもストライクばかりではない。外れたもの数知れずだ。しかし、考える過程で色々なことを調べて学習しているわけで、例えば作った道具が役に立たずとも。次のステップとして大きな進歩につながることも多い。考えてみると、道具について言えば田んぼの草取り道具が多かったような気がする。しかし、最近田んぼの草には負けてばかりだ。ただ、この工夫するということが10年間の牽引力の一つだったことは明らかだ。一度、どんな工夫をやってきたかを整理してみるかな。しかし、こんなこと考えること自体、終盤に来ているのかもしれない。
 
10年間を振り返るシリーズ
定年後の10年間を振り返る(1)
定年後の10年間を振り返る(2)
定年後の10年間を振り返る(3)
 
1218収穫


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定年後の10年間を振り返る(3)

1213孫と稲刈り

 本当の冬に入ったが、相変わらずなんだか慌ただしい。今日のように雨が降っているとちょっとした一段落感はあるが、それでも資材を買いに出かけたりしてボーっとしているヒマはあまりない。結局、コメだけでなく野菜や芋を育て、時にはタケノコなど自然のものも採ってマイクロ直売所をやろうと思うと、周年にわたってやることは尽きることがない。これはうちの直売所に出荷してくれている友人たちも同様だと思う。
 しかし、常になにかやることがあるという緊張感はとてもありがたい。いつどんなときでも仕事があり、やればそれが成果につながるし、やらないと必ずしっぺ返しが来る。今の時期、夏の間にはびこった蔓や草の始末もやっているが、例年とは比べ物にならぬほどひどい状況だ。山など未だに足を踏み入れられない。最初のうち、これは秋に異常なほどの雨が降ったせいだと考えていたが、考えてみると去年の冬は軽トラキャンパーユニットの製作に没頭していた。そのせいで環境整備をサボったからではないかと思い始めている。という具合に反省事項もあるが、そうだからこそ「よし頑張ろう」という気持ちも湧いてくるのである。このように仕事のネタが尽きないことは、今まで10年間続けてこられたことの大きな原動力に違いない。
 さてその10年、うち最初の3年はサラリーマンと2足のわらじだったから、農作業などは週末の2日プラスαしかできなかった。おそらくそれが最低限やらなければいけない仕事量だろう。その3年間は、コメや芋野菜などを、量は少々違うかもしれないがとにかく生産していたはずだ。今はそれが3日増えて週に5日あるが、この増えた分ではやれば成果を生む仕事をやっているのだと思う。残りの2日は横浜で作ったものを販売しているから、それを削る訳にはいかないから、5日での最適配分を考えていく必要はある。
 カミさんとそんなことを話していて意見が揃ったのは、全て自分の考えでスケジュールや実施事項を決められるという自由さが素晴らしいということだった。二人で同じことをやるとたちまち喧嘩になるので、それぞれが自分の仕事を自分のペースでやり、必要なときには依頼と指示を受けて手伝う形で協力する、こういうフォーメーション・仕事の進め方も10年間順調に続いてきたことにつながっているはずだ。

1213スイカ


10年間を振り返るシリーズ
定年後の10年間を振り返る(1)
定年後の10年間を振り返る(2)

1213稲


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定年後の10年間を振り返る(2)

 10年前のちょうど今頃、現在農場と呼んでいる大多喜町の農地つき住宅の存在を知ることとなり、紅葉見物で混み合う粟又の滝あたりの渋滞を抜けて現地の見学に来たのだった。仲介業者に案内されて一度見に来て、ちょっと迷いがあったカミさんの提案で、我々だけでもう一度やってきて、道を歩いていたご近所の人たちに色々聞いたりして、最終的にはここがいいということになった。私はコメ作りができそうだから大賛成、カミさんは携帯もつながらずケモノや山蛭が出ることが気になるシブシブの決断だったようだ。
 それから長い時間が経ったようだが、コメも作物も芋もまだ10回しか作っていない。それまでは何でも2年で飽きていた私も、依然としてこうやって自分たちの食べるものを育てる生活にのめり込んでいる。このシリーズ(1)では、作物を作ることとそれを売ることを仕事として位置づけてきたこと、それこそが現在の生活がうまく行っていることの基本になっていると書いた。その後も色々考えていたが、それに大きな間違いはないだろう。ただ、他にもなにかあるような気がして、あれこれ考えている。何しろ10年という一区切りだからね。
 ちょっと思いついているのは、食べるもの、それは大げさに言えば命の源になるが、これを自分自身で生み出すということも別の大きな柱ではないかと考えている。サラリーマン時代までは、食べることというのは結構面倒なもので、楽しみというようなものではなかった。今でもその辺りは変わっていないけれど、自分で作ったものを食べるということは格別のものと感じる。
 さらにいえば、幸いにしてコメを作れる環境を得たことだ。私はもともと農的生活には全く興味がなかったのだが、唯一の例外があって、カミさんが横浜の家の屋上で作っていた古代米には心を惹かれたのだった。定年の頃に田舎暮らし用の物件を探したときも、私にとっての重要事項は「コメを作れそうなところ」だった。今の農場は、もともと農場ではあるものの田んぼは消えていたのだが、ユンボを借りてそれを復活させることからはじめて、最初の年からコメを作ることが出来た。もうその勢いはずっと続いているといっていいだろう。米ができるような田んぼを手に入れるのは意外にハードルが高いのだが、じつに幸運だったと言える。コメという不思議な植物との接点がなければ、今まで続いていなかったかも知れないと考えるほどである。

1130稲


 
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定年後の10年間を振り返る(1)

 10年目の農業は、1ヶ月以上も天日干しのイネを人質に取られ、かなり難航している。が、そのうちなんとかなるだろう。考えてみれば、自然が相手だからこちらの期待通りにはならないほうが当たり前かもしれない。10年間は、そのような想定外の出来事を片付けながら、なかなか楽しく過ごしてきたように思い出せる。自分で言うのもおかしい気もするが、定年後の過ごし方としてはかなりうまく行っていると思っている。10年という一区切りの時期に来て、それはなぜだろうかと考えていたのだが、マイクロではあるものの農業をやり、作ったものを販売するというところまで含め、新しい仕事を始めたということがその理由の最大のものだと考えている。

1012農場1
    出来上がったばかりの田んぼの畦道を歩く私(2009/05):平瀬拓撮影

 2009年の2月に入植して田んぼと畑作りから始めたが、最初に売らなければと思ったのは、自分で作ったものではない、タケノコが山程採れたからだった。それからいろいろな山菜、自分で植えたジャガイモができ、作物のローテーションがだんだんできていったのだった。そんな中で一つの転機があった。2012年4月にテレビ朝日の「人生の楽園」に出たことだった。ほとんどのことは自分で考え片付けてきたが、こういうメディアに取り上げられるというのはレベルの違うインパクトが有る。その結果、横浜の家の周囲ではうちの小さな直売所が結構脚光を浴びた。そしてそのときにメールを出して注文を受け取り置きをするシステムが出来上がり、現在まで安定したお客さんとしてつながっている。それともう一つ重要なこと、取材のときに加わってくれたBLOG仲間を通じて毎週出品してくれる提携農家ができたことだ。売るものと売り先の柱がそこで固まったわけだ。

1012農場2
    うちの山から見下ろした農場(2009/05)

 いつもの年ならイネ刈りから1週間、長くても2週間で新米ができるのだが、今年は1ヶ月経ってもまだ天日干し中だ。お客さんからはずいぶん催促が来ている。申し訳ないことだが、実はこれが嬉しい。やはり期待されているのはありがたいことなのだ。自分たちのやっている仕事が、ささやかではあるが社会に受け入れられていること、その対価として売り上げたお金がいただけること、これこそ生業(なりわい)というものではないかと思う。今年の暮には70歳となるが、幸いこの仕事に定年はない。車の運転ができなくなれば続けられないだろうが、それまで元気に続けていきたいものである。
 

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定農連(関連)ミーティング開催

0601いちじく研修

 一時期は年に2~3回は集まっていた定年帰農者連絡会は、私が行き届かないせいで長らく停滞していたのだが、本日臨時の集まりがあった。きっかけは、成田でブルーベリー作りをされているNさんから、「今度イチジクをやるということで、長生村でイチジク農家をやっているSさんのところにコツを聞きに行くよ」との連絡があり、私達も同行することにして、時間はなかったので一部のメンバーさんに打診して、茂原+大多喜のĪさんと木更津のIさんが加わった。
 あらためて調べてみると前回集まったのは2014年3月29日、定農連全体のミーティングを企画したが参加者が少なかったため一部メンバーで集まったことがあり、それ以来のことだった。メンバーさんはいずれも定年になってから農業あるいは農的生活に就いた方々で、それまでもキャリアも色々である所為か、工夫されていることも多種多様、毎回おもしろい話が聞ける。今日も、「10月とか11月にはまたやりましょう」、と釘を差された(?)が、また集まりましょう。
 こんなBLOGを長いことやっているので、同じようなことをされている方からのメッセージやコメントも頂いている。どうも最近の定年延長のせいか一時期の定年帰農ブームは過ぎ去ったような気もするが、やっぱり一つの考え方として共有する仲間は増やしていこう。

定年帰農者連絡回にご興味をお持ちの方は連絡ください。PCモードでは、右側のメッセージが便利です。スマホ・タブレットモードの場合、iam100show@gmail.com にメールください。


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「定年就農」がアマゾンに登場

 先日お知らせした本、「定年就農」には我々の生活が載っています(p53-60)が、定年後に農的生活をやるための色々な情報も書かれていました。定年後に田舎暮らしやって、作物も作るというのはやってみたいと思う方も多い反面、マイナスの情報もあったりして、常識に邪魔されて踏み切れないということも多そうです。私のBLOGも、興味のある方々への情報発信を大きな目的としていますが、この本も役に立ちそうです。
 書店に並び始めた段階ですが、アマゾンでは現在一時的に在庫切れと書いてあります。もしかして人気ベストセラーになりそうなんでしょうか、いやそれはないと思います。ただ、定年就農は挑戦する価値はありますよ。
 




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素朴社新刊「定年就農」で紹介されました

 1年ほど前に素朴社という出版社から連絡があり、定年後の農業についての書籍を企画しているので取材させて欲しいという依頼。すでに、同様の切り口で色々なメディアには出ていたので、あまり新味はありませんよといったけれど、それでもいいから取材させて欲しいとのことだった。
 取材はちょっと時間が経過したあと、11月になってからとなった。産経新聞記者だったというライターさんは、珍しく銀塩カメラ持参で現れた。最終的にはこちらが提供した写真しか掲載されなかったようだから、年代物のカメラは不調だったのかもしれない。

0704定年就農.jpg

 それから半年以上が経過、最初の連絡から1年近く経ってようやく本が送られてきた。何度も企画がボツになったんじゃないかと思うほど時間がかかったが、雑誌とは違い色々大変なのだろう。パラパラと読んでみたが、20人のご同輩たちを取材したレポートに加えて、やってみようと思う人達へのオリエンテーション的な解説と資料が載っている。通り過ぎたものとしては「ああ、そうだよな」と思う後半の内容なのだが、これからはじめる人には参考になりそうだ。
 ということで、「またか」と言われそうだが、またまたタレント農家になってしまった。ところで、4年と少し前に放送された「人生の楽園:卯月の弐 千葉・大多喜町~旬をお届け!農的生活のススメ~」の再放送があるそうです。TV局側には「4年経って随分歳取りましたよ」といったんだが、まあやっていることはほとんど変わっていない。2016年7月29日(金)CSテレ朝チャンネル2で14時~。CSは見えないが見てみたいという方がおられたら連絡ください。それと、前述の本だが、まだ書店やアマゾンでは買えないようだ、読んでみたいという方がおられたらご連絡ください。
 
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen_2016/contents/past/0170/
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12:田舎暮らしは自然との共生だ(最終回)

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、それぞれ当BLOGの記事にしてきました。今回の12回めで)出版社との約束が満了して最終回となりました。これまで、単発の記事や取材を受けたものなど色々ありましたが、一年にわたっての連載というのはもちろん初めてのことでした。それぞれの稿ごとの起承転結っもちろん考えましたが、12回の組み立ても工夫はしてみました。なかなかおもしろくためになった一年間でした。こういう機会を与えてくれた出版社には感謝したいと思います。振り返ってみると、掲載していない号もあるようです。実際の記事をスキャンしているので、そちらの方で完全版を用意します(そのうち)。

ふるさと


以下月刊ふるさとネットワーク2015/2からの転載

タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
12:田舎暮らしは自然との共生だ
 田舎暮らしを始めたら自分の食べる野菜は作りたいものです、できたらコメも作ってみたらいいと思います。こんなこと書いていますが、実は私自身、今の生活を始めるまで野菜作りの経験は全くありませんでした。そもそも興味もなかったのです。家内は市民農園を借りて野菜作りをしていたのでその延長だったと思いますが、私は定年をきっかけに新しいことにチャレンジしてみようという感じで目をつぶって飛び込んだ方でした。ろくに準備もせずに始めたものですから知識や力には限界がありましたけれど、野菜やコメは不思議にうまく出来たという印象です。植物はじっとしているだけですが、実際には極めて優秀ないきものであり、自身の力でちゃんと育ってくれるのです。それは、植物だけでなく自然界のすべてにいえることなんでしょうね。
 今の生活を改めて振り返ると、まさに自然に包まれて森羅万象の全てと対話しながら過ごしているということに気が付きます。同世代の人達と話をすると、1年が早いという話が必ずといっていいほど出てきます。しかし、私はそうは感じません。植物と付き合っていると、花が咲いたり収穫だったり紅葉だったり、一年のある時期の出来事までがずいぶん長くて待ち遠しいものです。それに、自然の中にいると毎日のようにいろいろなことが起こり、退屈することがないのです。
 40年以上も都会でサラリーマン生活を送ってきたのですが、第二の人生を全く違う形で始めたことは大正解だったと思います。五木寛之さんの「林住期」という本の受け売りですが、古代インドの法典が教える人生4区分のうちの3番めが「林住期」です。家を形成して子供を育てる「家住期」を終えた後、森林に隠棲して野菜や果実を食し修行し、自分自身のために生きる時期なのだそうです。これはまさに、今の我々の生活そのものです。引き続きこの生き方を存分に楽しみたいと思います。
 さて、2月号から書き始めて今月で12回め、これが最後になりました。6年間の田舎暮らしにはいろいろな出来事があり、様々な問題解決や工夫もしてきました。そうした記録は私のBLOG「定年後・田舎作って・コメ野菜」にまとめています。よろしければ検索して御覧ください。

   この記事は田舎暮らしの総合情報誌「月刊ふるさと
   ネットワーク」のコラムとして掲載されたものです。
   この本は、田舎暮らし向け物件を扱う「ふるさと
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  定年帰農その4:田舎暮らしの醍醐味の一つ:米作り 
  定年帰農その5:農業従事者になる(農地取得)
http://rookiefarmer.blog26.fc2.com/blog-entry-4193.html
  定年帰農その6:害獣との戦い
  定年帰農その7:森の聖霊と過ごした2週間(1)
  定年帰農その8:森の聖霊と過ごした2週間(2)先月の続き
  定年帰農その9:定年帰農者は機械を使いこなそう

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「野菜だより」発売になりました

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 以前取材を受けていた学研パブリッシング発行の野菜だよりが発売となりました。某番組の取材などもあってすっかり忘れていましたが、発行元が送ってくださったので思い出しました。最近では唯一買っている「現代農業」を定期購読で送ってもらうようにしてから、書店に行くこともなくなってしまいました。インターネットで大体用は済むのですが、本との距離を離すわけにはいかないと反省しています。

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 この116~119ページに、我々の農場や直売所のことを記事として掲載してくれています。この隔月発行の雑誌は、家庭菜園をやるような方を対象としたものですから、万人向けのものではありませんが、本屋さんに行ったらどうぞのぞいてみてください。今回は、レポーターさんのご要望もあって、農家としての収支のことも伝えたので記事に収録されています。こういった内容は、通常は明らかにしたくないものですが、定年世代の皆さんが同じようなことをやるためには重要情報だと思うので、簡単ですが情報提供しています。同様の目的で、他のメディアへの掲載も考えているところです。
 
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定年帰農その9:定年帰農者は(無理せず)機械を使いこなそう

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、1~7回目のものを当BLOGの記事にしてきました。ここでは8回目11月号分を掲載します。

以下月刊ふるさとネットワーク2014/11からの転載

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タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
9:定年帰農者は(無理せず)機械を使いこなそう
 2反の田んぼと2反の畑をやり始めてから6年が過ぎようとしています。始めたころは60歳でしたが、毎年確実に歳をとっていきますし、それにつれて体力も次第に衰えていると実感しています。もちろん、体・筋肉を使う仕事もやっていますが、体力がつくところまでには至りません。そういう状況ですから、無理せずになるべく機械に頼っていこうというのが私どもの方針になっています。
 トラクターや管理機などはもちろん必需品ですが、我々のところでは運搬車と小さなバックホーが非常に便利な道具となっています。運搬車は特に収穫の際には大活躍します。9月のコメの収穫時期には、刈り取った稲束を稲架まで運んだり、天日干しを終えた稲束をハーベスターまで運び、脱穀が終わるとモミの入った袋をしまうために納屋に運ぶといった具合で、この機械はじっとしている時間がありません。最初のうちは古いハーベスターの駆動部に荷台を載せたものを使っていましたが、酷使に耐えられず壊れたので、中古だらけのうちの機械の中では珍しく新車を買って使っています。
 もう一つのバックホーは、普段はあまり使う暇がありませんが、シーズンオフには主役のような存在になります。毎年冬になると田んぼを広げたり畦や土手を整備していますが、それにはなくてはならない機械です。また、オフには裏山に入る仕事も結構あります。例えばシイタケのホダ木を伐り出したりといったことです。これまで山まではなかなか手が回らない状況でしたが、去年の冬からは運搬車が通れる道を整備することも始めています。今年は、水がひかない田んぼに暗渠を設置しようと思っていますが、その主役はバックホーです。うちの機械は0.5tクラスという小さなものですが、使いみちを考えるとこのぐらいが手頃という感じです。
 農業には定年がありませんが、我々は60歳からという遅いスタートでしたから、この楽しい仕事をできるだけ長く続けたいと考えています。そのためには役に立つ機械を積極的に使っていくことも必要です。今回はエンジンがついた機械の話になってしまいましたが、実は色々な道具もできる限り自分で作る努力をしています。そのあたりはまた機会があればまとめてみましょう。なんでも工夫して10年も20年も頑張りたいと思います。

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   この記事は田舎暮らしの総合情報誌「月刊ふるさと
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定年帰農その6:害獣との戦い

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、1~5回目のものを当BLOGの記事にしてきました。ここでは8月号分を掲載します。

以下月刊ふるさとネットワーク2014/08からの転載

タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
6:害獣との戦い
 山間部の集落では害獣の被害に悩まされていることはよく話題となるが、私の農場も例外ではない。近所同士が顔を合わせるとまずこの話題、誰のところでカボチャがサルにやられたとか、どこでイノシシが罠にかかったという具合。被害が大きいのはイノシシ、最も防ぎにくいのはサル、そのほかシカ・キョン・タヌキ・イタチ、ウサギやネズミまでいてほとんど動物園状態だ。
 購入前に仲介業者さんから「出ますよ」と言われていて認識はあったけれど、農業を始めて作物ができ始めると実害が出始め、放っておくわけにはいかなくなった。イネの苗をシカが食べたり、田んぼの土手をイノシシがミミズを狙って掘り始めてから、慌てて外回りの柵の穴をふさいだり防獣ネットや電気柵を張ったりした。しかし、一度入ったところを簡単にあきらめるような連中ではない。イノシシの被害が大きかった3年目は、前の年に600Kg穫れたコメが4分の1以下に減るという困った状況だった。
 ところがその年の冬に、不用品のパレットをあげるというありがたい話が舞い込み、これを並べて上にネットを張ったフェンスを耕地の周りに巡らすという対策を講じた。しかし、これでもう大丈夫と思ったらそれは甘かった。イノシシは諦めずに入り込み、相変わらず土手のミミズを狙って掘り返す始末。仕方なく、人感センサーをあちこちに取り付けて、ケモノが近付いたら家の中で警報が鳴るようにしておき、鳴ったらそこをめがけてロケット花火を撃つという防衛策を考え出した。イネ刈りの前の1カ月以上、私は横浜の家に帰らずに泊まり込み、警報装置の下で寝てチャイムが鳴ると飛び起きるという夜を過ごした。この間に放ったロケット花火は1,500本、その甲斐あってイノシシの被害はゼロとなった。
 という具合に、イノシシ・シカ対策は一応の成果を見ているが、現在の課題はサルに移っている。フェンスや電気柵でも完全には防げない。どうも山の上から様子をうかがっているようで、昼食で家に入ったりするとさっそくやってくるという具合である。今のところビニールハウス内には侵入して来ないこと、センサーで狙われるエリアを監視することなどが対策につながりそうで、なんとか奴らを山に押し戻したいところだが、長期戦に対する覚悟も必要かもしれない。

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定年帰農その5:農業従事者になる(農地取得)

以前執筆依頼があったということで紹介した連載コラムについては、1~4回目のものを当BLOGの記事にしてきました。ここでは7月号分を掲載します。

以下月刊ふるさとネットワーク2014/07からの転載

タイトル:定年帰農生活はまるでテーマパーク
5:農業従事者になる(農地取得)

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 農家ではない人が農地を所有(登記)することは簡単ではありません。農地法の制約で、自治体の農業委員会が農地取得者を農業従事者として認めることが前提となるためです。私も農地を取得(仮登記)した年の春に大多喜町役場に相談に行きましたが、かなり否定的な反応だったため、態勢を整えるために1年程度待つことにしました。(否定的だったことにはちょっと事情があったようです)。
 その1年の間に作物を実際に作り、横浜の自宅でそれを販売することを積み重ね、再び役場に出向きました。向こうの担当者も人が替わっていたせいか前とは全く異なるポジティブな反応で、5反歩以上にするために近所の農地を借りることと私を農業従事者として認めることを一度に委員会にかけてくれ、晴れて農家となることができました。担当者の交代だけでなく、町として新規就農者や移住者を増やそうという方針がその1年の間に出ていたのかもしれません。その後も大多喜町では、通常5反歩必要な面積制限を1反歩まで下げ、新規就農者の敷居を下げてくれています。また、空家バンク制度などの定住者増加対策も始めています。
 ところで、農業委員会に認めてもらうためには営農計画書をまとめて出さねばなりません。自治体により書式は異なるかもしれませんが、年間の作付け計画・収支見通し(売り上げや生産経費など)・農業機械の現状などをまとめたものです。提出するのはまとめた数字ですが、私の場合は経験のない農業を自力で立ち上げたことでもあり、細かい内訳まで検討して作りました。計画書をまとめることが一種のシミュレーションとなり、色々なことを進めていくための道標となったのです。サラリーマンを卒業した2012年度からは青色申告制度を利用していますが、これも営農計画の延長であり収支の整理がとても簡単でした。ということで、農業従事者として認められたことだけでなく、その後の農業の計画や実行にとても役に立ったのでした。

   この記事は田舎暮らしの総合情報誌「月刊ふるさと
   ネットワーク」のコラムとして掲載されたものです。
   この本は、田舎暮らし向け物件を扱う「ふるさと
   情報館」が発行しているもので、全国の物件情報や、
   田舎暮らしに関連する色々な話題が掲載されています。
   将来の田舎暮らしを目指す方には役に立つ情報誌だと
   思います。書店では販売しておらず、年間購読の
   会員誌となっています。下記で無料の見本誌を入手
   できます。
    電話:03-3351-5601(ふるさと情報館・代表)
    HP:http://www.furusato-net.co.jp

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  投稿依頼が舞い込んだ 
  定年帰農生活はまるでテーマパーク(1)春の訪れ 
  定年帰農生活はまるでテーマパーク(2)田舎を作ろう 
  定年帰農生活はまるでテーマパーク(3)街と田舎を往復する二重生活 
  定年帰農その4:田舎暮らしの醍醐味の一つ:米作り 


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定年帰農の見学者が訪ねてこられた

 今月の初めごろ、BLOG経由で見学希望の方が連絡をくれた。その連絡がなぜか迷惑メールに入ってしまっていたので気付くのが遅れてしまったが、何度かのやり取りを経て、今日農場にご夫妻で訪ねてこられた。埼玉県三郷市に本拠地があり、千葉県一の宮町に別荘を所有されている方だった。宅地300坪に400坪の農地がついているということだから、農的生活には十分という気もするけれど、ポニーを買いたいといったご希望もあるらしく、南房総に移ることを検討中らしい。
 今日の来訪は数日前に決まったのだが、たまたま成田で果樹園(ブルーベリー)をやっている定農連仲間のNさんが電話をしてきて、近くで用があるので、同じ日同じ時間帯を狙ったように立ち寄りたいと連絡してきたので、結局3組が集まることになった。
 我々よりはちょっと下の世代で、これからじっくり組み立てれば素敵な定年後の生活を実現できるだろう。
 永年帰農者連絡会への参加、ミーティング出席、メンバー宅の見学など、色々な形でもお付き合いや連携が始まると思う。
 

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定農連ミーティングの代わり

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 本日は定年帰農者連絡会のミーティングの予定だったが、出席者が少なく延期ということにあいなった。これまで会の連絡手段にしてきた yahoo!グループのメーリングリストも来月サービス終了予定だし、そのせいか最近はダウン気味のようで、いくつか書いたつもりのメールが戻ってこないなど、ちょっとガタピシした感じである。しかし、出席できる人だけでも集まろうということになり、長生村のSさん宅に4名が集合した。

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 そもそもの目的だったSさんのイチジク畑も見せてもらった。私は比較的最近(1か月ほど前だったかな)お邪魔していたが、その時に比べて誘引用の農業用パイプや防風ネット用の単管パイプなども設置してあり、2年間の見習い(研修)の成果が具体的に見えていたと感じた。今年から農業収入も期待できるそうだ。

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 今日は暖かかったので炬燵の部屋ではなく、西側のイチジク畑予定地に向いた部屋でいろいろ雑談をした。Sさんのお宅は文化財といってもいいほどの素晴らしい古民家で、高い天井や立派な柱や鴨居などをみながら座っているとなんだか楽しくなるのである。ただ、行くたびにいろいろ変化しており、お守りをするのはさぞかし大変だと思われる。友達が持っていてたまに遊びに行かせてもらうのが一番良いのかもしれない。

 今回は流れてしまったミーティングをどうするかも話題になり、5月の中ごろくらいだろうか、私のところの田植えの時期にやろうという話になった。大多喜でも南の方の僻地ゆえ申し訳ないと思い、これまでは長生村のSさんや成田のNさん、大多喜のIさんのところにお世話になっていたが、今回は遠いけれど当方に集まっていただくことにした。手で植える田植えも、よろしければ体験してもらうことになる。
 
 これまで、せっかくメーリングリストがあっていろいろなところのメンバーさんもおられるのに、ミーティング(会員密度の高い千葉ばかりとなってしまう)主体となっていたきらいもあるので、新しいメーリングリスト採用・切り替えも行うので、会のすすめ方も何か工夫しようと考えている。ということで、定年帰農者連絡会(定年世代および予備軍の方で、農業あるいは農的生活に興味のある人、実践中の人の情報交換の集まり)に興味のある方を募集します。ご興味のある方は右の管理者への連絡欄からメッセージを送ってください。


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中国中央TVで放送されました

先日取材を受けたCCTVの番組放送が昨日あったようで、記者さんから視聴できるWEBについて連絡がありました。
こちらは温泉から帰るバスの中で、劣悪な通信環境のため途切れ途切れですが、何とか視ることができました。

http://jingji.cntv.cn/2013/12/19/VIDE1387459448160508.shtml
[経済情報ネットワーク]ホット日本の退職者は、農業に戻 :自給の種類の中から音楽販売20131219から
タイトルはchromeの翻訳のままで、変なところもあります。

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本日は二回目の取材(CCTV)

 前に書いたように、CCTV(中国中央TV)の取材を受けているが、今日午後から農場に取材班がやってきた。中国人の記者さんと日本人の撮影・音声スタッフ二人という組み合わせだ。相手が変わっても話すことは変わらないので、こちらはもう慣れたもの。日本では放送されないということもあるが、まったく緊張などとは無縁の対応である。

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 最初に農場の全景を撮りたいということで、お隣にお願いして向かい側の山から撮らせてもらった。私自身も、結構忙しいということもありなかなか上がる機会がないので一枚撮影。うちの山からの撮影も薦めてみたが、重いカメラを担いで上りたくはないらしく、あっさり却下とあいなった。

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 彼らが大きく反応したのは井戸ポンプだった。撮影が終わり最後に、土がついた三脚などを洗いたいので井戸を貸してくださいと頼まれたのだが、ポンプを押すところをスマホで撮ったりしていた。あれはどうも取材とは関係がなさそう。若者世代にはかなり面白く映るようだ。冬になってきたが、年間の温度変動が少ない井戸水は、次第に温かく感じるようになってきた。井戸のある生活は四季それぞれ風情があると思う。


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マスコミ取材の話題2点

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 以前簡単に書いたことがあったんじゃないかと思うが、正確には覚えていない。「月刊ふるさとネットワーク」という雑誌の取材を受けていたが、本日手元に掲載紙が届いた。実際に取材を受けるまで、宝島社からでている「田舎暮らしの本」と間違えているという失礼なことをしてしまったが、この「月刊ふるさとネットワーク」は大多喜の土地建物を買った際に売主さんについていた仲介業者さんが出している本で、定期購読客向けで書店には出ていないのではないかと思う。毎月、顧客の中から2組を選び2ページの記事を書いているらしい。

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 内容は、BLOG読者さんはご存知のことがコンパクトにまとまったという感じだ。全員ではないが一族が集まった際の写真なども掲載されている。本蓼立ち読みもできないと思うが、予備の本は送ってもらっているので、見たい方は連絡ください。
 
 もう一点、定農連のミーティングの記事にひっそりと書いたが、中国中央TV(CCTV)の取材を受けている。CCTVビジネスチャンネルの東京事務所が担当しているものだが、中国でも定年世代のセカンドライフは興味を持たれているらしく、ニュース番組の中の数分のコーナーを使って日本の定年帰農の状況を紹介するというものらしい。定農連のミーティングの状況はすでに撮影やインタビューを済ませたが、あと大多喜の農場と横浜の直売所を取材し、北関東地域の自治体で、定年帰農受け入れに熱心なところを取材する予定もあり、そういった材料でまとめるようだ。放映は中国全土で日本は当然含まれていないが、放送後WEBではみることができるようになるらしい。れっきとした国営放送だから、国家レベルでも定年世代の取り扱いには注意をしているということの反映ではないかと推測される。中国語は全く分からないけれど、どういうまとめ方をするのかについては大変興味がある。
 
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雑誌「人生の達人」で紹介されました

 取材を受けたときなど、確かBLOGにも書いたと思うが、人生の達人(KKベストセラーズ発行)に記事が載りました。テレビの「人生の楽園」は別にして、「現代農業」などの農業に関係する雑誌などには載ったことがあるが、今回はそれらとはちょっと趣が違うものだ。この雑誌は、歴史人の増刊として刊行され、今回が3号目。50代からの企業ゼミというテーマの農業編ということになる。
 そのような内容なので、当初の投資額とか農業関係の収支、家計収支などの金銭関連の情報を求められた。普通はそうした情報は出さないものだが、定年世代に農業を始めてほしいということは私にとっての重要なテーマだから、大体の情報を開示してみた。
 あらためて読んでみると、半自給自足ということと農業以外のことをやっている暇がないということから、生活費はずいぶん少ないということがわかる。また、農業収支は赤字で減価償却分を除いたキャッシュフローベースでようやくトントンになる勘定だ。しかし、そろばん勘定では現れない大きなメリットがあるので、そのあたりはライターさんに強調したので、ちゃんと書いてあた。
 定年後どうもダラダラしていて何とかしたいとか、定年を迎える前にいろいろ検討しているといった方には、参考にしていただけるかもしれない。
 



今だと、「現代農業」にも記事が載っている。これは私が書いたもの。方向は全く違うが、定年世代が農業を始めるというところは共通している。都会でも大きな本屋さんなら置いてあると思うので、立ち読みしてみてください、2冊とも。




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大先輩農園を見学

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 今日は、横浜市旭区にお住まいで、近所にちょっと広めの家庭菜園(BLOG名称も同じ)をお持ちのYさんが野菜の注文をしてくれた。もともとはBLOGを介した薄いつながりだったが、6月にYさんが梅干し用梅をたくさん注文してくださり、私としても広めの家庭菜園の主として興味深く感じていたのだった。なにしろ、私が突然農業に跳び込んだきっかけは、以前カミさんが借りていた市民農園だし、それをもうちょっと本格的にやってみようというところからすべてが始まったからである。それと、明日発売になるらしい「人生の達人」の記事取材の過程で大多喜町と接触し、私自身は町の活性化や人口増のきっかけに「広い市民農園」が有効ではないかと思っていたので、ぜひ訪問していろいろお話をうかがいたいと思っていたのだった。
 注文の野菜を取りに来られるということだったが、配達ついでに菜園の様子を見せてほしいと厚かましいお願いをして快諾していただき、数カ所の配達を終わらせてYさんのお宅を目指した。野菜をお渡しした後、車で数分と至近の場所にある菜園に案内していただいた。旭区中白根のあたりは、当然のことだがかなり住宅地化が進行しており、そんな中にもともとの農地が少しだけ残っている。その一角の600平米程度がYさんの菜園だ。周りは地主さんや同様に借地をしている皆さんの畑である。前にも概略は聞いていたが、特区農園という制度により、農地法に縛られずに地主(農家)が利用者に貸すことができるというもののようである。一応賃借料も聞かせていただいたが、公表することの了解はいただいていないけれど、通常とは一ケタ違うくらい安いのであった。

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 畑を一回りしていろいろ説明をしていただいたが、何しろこちらは始めてから5年目の新入生、Yさんはその何倍も経験を積まれた大先輩で、いろいろ感心するばかり。ただ、枯れ気味の井戸しかないため、冬野菜の苗づくりが始まる今の時期は大変だということと、広い菜園でとれるものが圧倒的に多いため、作物の行先をどうするかということがご苦労の種ではないかと感じたのである。
 特区農園制度は、利用者と地主間の取り決めでできるとしているが、実際には横浜市のように基本的な条件作りを自治体が行って、触媒のように促進する環境整備が大事だと思う。定年世代が農的生活を始めるためのきっかけとしてぜひとももっと広がってほしいものだ。また、これが定住のきっかけとなることも注目すべきだろう。
 
 参考資料
     関連資料(農水省)
     関連資料(横浜市)
 
 
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現代農業9月号が届きました

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 5日発売の現代農業9月号が横浜の家に届いていました。「重いのはイヤだ」という巻頭特集の中で「定年帰農の「重い」をラクにした三つの機械」という6ページの記事を書いています。もともとの依頼は「軽トラで重いものを運ぶといったテーマで書いてくれませんか」というものだったけれど、軽トラはごく普通の使い方しかしていないし、とりあえず運搬車のことを書いた原稿を送ってみました。その中の「運搬車は忠実なロバのようなもの」という表現が気に入られたようで、その勢いでバックホーと軽トラを含めて書いてくれという依頼になりました。
 まあ、農業をやっている人なら珍しくもない機械を3つも並べてしまいましたが、やはり定年帰農者という目線からの使い方などがいいということなのかもしれません。夢中でやってはいますが、60歳の時に農場を手に入れて始めたのですから、それから4年半も歳を重ねました。衰える体力を補うこんな機械はやはり必需品です。

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 しかし、こんなBLOGをやっていると、記事のネタや写真はすぐ揃うものです。ただ、私自身の写真はほとんどありませんから、それは4月号の記事の取材の時のものを流用していました。農業関係者以外の方は、ほとんど読むことのない雑誌ですが、大きい本屋さんならあると思います。立ち読みでもしてみてください。



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本日の雑誌取材の結果

 前に、「雑誌取材の話が舞い込んだ」で概略を書いたが、本日実際の取材があった。事前に質問事項はもらっていたし、それに従って内容なども整理していたので、順調に終了。詳細は記事にまとめてくれるのでここではあまり触れないが、50代の皆さんが開業準備をするためのヒント集(農業編)というような内容だから、果たしてこちらの話がどの程度役に立つのかはわからない。雑誌「人生の達人」は8/20発売予定。
 今日は我々への取材では終わらなかった。その後、大多喜町役場で産業振興課農林係の皆さん(課長補佐・係長・副参事)達との面談が組まれていたので、私も出かけていって加わってきた。そもそも、事業として農業に跳び込むというのはかなり無理があるし、一個人のみの力で開業するのは大変だという実体験から、自治体としてのサポート体制の整備を進めてもらおうということで話をつないだのだった。実際のところ、農業従事者資格取得の条件を1反歩以上と通常よりも敷居を低くしていること(一般は5反歩以上、農地を借りるときも1反歩以上なら農業委員会に申請できる)、空家バンク制度で住居のあっせんを行っていることなど、やっていることはゼロではない。今日の成果は、今回の記事の中で農地取得や賃借などを希望する場合やその他いろいろの問い合わせ先として「大多喜町産業振興課」と明記してよいとの了解が得られたことだ。たくさんの問い合わせが殺到すれば、対応の方法の模索やシステム化なども進めざるを得なくなり、色々な人たちを受け入れる町へと変化していくだろうと期待している。
 
余談だが、新装なった大多喜町役場はなかなか面白い。もともとの建物は隠れた名建築だったが、それを改修して増築建物をつけた構成になっている。増築部分はやはり旧館のような大空間となっている。ずいぶん意識して計画したものだと思う。写真くらいとってくるべきだったな。

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雑誌取材の話が舞い込んだ

 先月、BLOG経由で雑誌取材の打診があり、横浜の家で一度面談した。その結果、正式な取材の申し入れがあり、来週農場に記者さんがきてあらためて話をしたり、写真撮影をすることが決定した。今回はちょっと変わった切り口である。出版元はKKベストセラーズで、「人生の達人」という新しい雑誌(先月第1号が出た)。新しい雑誌で、連載シリーズなどもこれから固まっていくのだろうが、私の出番は、50歳台から独立開業をしようという皆さんに先輩から経験などを伝えるというもので、まあ農業編ということになる。
 一応農場取得時のことや、その後の農業資格取得時の営農計画、昨年の青色申告の時などの概要から、開業資金面や実際の収支の実際などを柱にして取材を受けようと思ってはいるが、どう考えても元はとれないし、生業として成立するようなものにはなりにくい。たとえば、地方自治体などの優遇制度や支援などでもないと敷居は高いといわざるを得ない。ということから、農業資格取得の条件を5反歩から1反歩に下げたり、空家バンク制度を進めたりしている大多喜町役場を巻き込もうと思い立った。ちょうど産業振興課農林係に行くついでもあったし。
 記者さんにそれを伝えると乗り気だったので、今日役場に行ってきた。農林係の係員さんもぜひ記者さんと話をしたいということだったので、私に対する取材と並行して役場の出る幕もあるだろう。
 
    大多喜町の公式ホームページ

    大多喜町は自然があふれる森の町である。
    4年半世話になっているが、
    こういう素晴らしいところに目をつける人が
    もっといてしかるべきだと思う。
    そんなことも伝わるといいんだが。

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      掲載予定誌「人生の達人」、店頭にて

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      その目次 

申し訳ないが、私は絶対に買わない範疇の雑誌だ、しかし15万部発行と強気!
これとは別に「現代農業」9月号に私の書いた記事が掲載される予定、時期的には同じころかも。

    
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定農連第6回ミーティング開催

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 農業者にとってはミーティング日和の雨の中、メンバーNさんの果樹園で第6回ミーティングが行われました。参加者は8名で、うちご夫婦が3組でした。これまでは何らかのテーマ(作業)を決めてやることが多かったのですが、今回はNさんが作ったピザ窯を囲んでフリーに話し合うということにしていた。ピザ窯については、メンバーのそれぞれも作ってみたいという思いがあるようで、別項にまとめることにします。
 今回は数年後の定年をにらみ、農地取得と果樹園の運営を検討中の初参加メンバーがおられたこともあり、例えば農家資格の取得のこととか、ビニールハウスのいろいろな工夫とか、獸害とか、もちろんブルーベリーやイチジク栽培の特徴や紹介など、いろいろな話が飛び交いました。この集まりの特徴ですが、定年到達前は農業と無縁の仕事をしていた方が大半で、発想の原点が様々です。そうした方々があれこれ考えた結果を具体化しているわけで、本当に何回集まっても「へー、なるほどね!」ということがあるのが特徴です。
 しかし残念なこともあります。現在のところ、名簿メンバー(住所連絡の公開可)は16名、その中には首都圏以外にお住まいの方が4名おられます。立ち上げて17ヶ月目ですが、そもそもがメーリングリストを柱にした地域・年代などの枠を超えたコミュニケーションを目指しているわけで、集まれるメンバー以外の方々との連携などをもっと考えたいと思います。
 次回の予定は話題に上りませんでしたが、これまでは大体3ヶ月に一度のペースでしたから、お盆の頃になるかもしれません。しかし、いつも集合写真は撮り忘れます。

 
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林住期を楽しむ

 「畑道楽」という取材を受けて掲載となった本を以前紹介したが、この冒頭部分に「林住期」に触れながらリタイア後の畑仕事に打ち込むことの意義やメリットなどをまとめた文章があった。(05ページ)あまり他人の書いた文章に感心したり同調することはめったにないのだが、これについては「まさにその通り」と思った。
 私自身は「林住期」のことは全く知らなかったのだが、起源はインドのバラモン教にあるようで、人生を4つの時期にわけた3番目がこれで、「孫の誕生を見届けた家長は家を離れて荒野や林に住み、質素で禁欲的な生活を営む。」のだそうだ。五木寛之さんが本にまとめていて、その引用として
   「これまでにたくわえた体力、気力、経験、キャリア、能力、センスなどの
    豊かな財産のすべてを土台にして大きくジャンプするとき。」
    林住期こそが人生の真の黄金期。
というのだが、今の我々の生活に照らすと全くその通りといいたくなってくる。ということで、さっそくアマゾンで購入ボタンを押してみた。別に畑や農的生活に限ることはない、どこかで主たる仕事を切り替える必要は出てくるはずだ。その前にこれらの本を読むのはいいことだと思う。






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本日は定農連のミーティング

 フクロウのフクちゃんの到来以来、どうやらその対応に追われているのか、今回はミーティングがあることも書きそびれていたのだが、今日はそのミーティングだった。
 
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場所は、前にも会場になったことがある長生村のSさんのお宅。ご覧の通りの大変立派な古民家だ。
 
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いろいろな情報交換の後、まずは草履づくりが始まった。

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11月のミーティングでは縄をなうあたりで留まっていたので(私はそこまで行けなかったが)、今日はその続きというわけだ。私について言えば、前回のミーティング以後に自主トレをやって縄はなえるようになっていたし、ほかのメンバーさんも縄は当たり前のレベルでわら草履に取り掛かる。

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私は何とか片方分編んだが、最後の芯の縄を引っ張るときに切れてしまい、本日分は失敗。
 
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 後半は竹細工で、メインは熊手だ。

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サンプルをみんなでチェックしながらのトライアンドエラーで、まあまあ似たようなものが出来あがったが、これもまた復習や続編が必要ではないかと思われる。私が正月前に作った横置き型の花器を試作した方もいた。

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 次回はピザの石窯作りに挑戦された成田のNさんの果樹園での開催となった。
 
 
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また雑誌の取材依頼

 暮れに農業関係の月間雑誌から記事の依頼が飛び込んだことは書いた、「原稿依頼が舞い込んだ」。先日、同じ雑誌の別の編集者から連絡があり、あらためて取材の依頼があった。今度は、管理機で畝立てをするのに苦労している人に、畝立て用のアタッチメントを作っている会社の人がアドバイスをするという記事らしい。まあ、管理機も畝立て用のアタッチメントも持っていて使ってはいるのだが、そういえばすべて自己流でやっているし、会所の土は粘土だから培土器の羽根を割ったことも2度ほどあるし、いい機会だと思ってOKした。今回は勉強にもなりそうなので、定農連メンバーの皆さんにも参加を呼びかけている。

 この春は、農業関係のムック本「農場で雑誌の取材を受けた」と今回の雑誌記事2本に載ることになった。サラリーマンをリタイヤしてからは、すっかり予定表がヒマそうな様子になっていたが、ときどきこんな予定も入るようになった。ただ、こちらは4年しかやっていない農家だから、大したことはない。ちょっと多すぎるような気もしている。

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2012年を振り返る

 昨年の暮れで40年以上勤めた会社を辞めたので、2012年は農業に専念した最初の年ということになります。その一年は、テレビに出たり、直売所の拡充があったり、かなり賑やかで充実した年でしたが、なかでも私にとっての大きな変化は、定年帰農者連絡会のスタートでした。
 その更に前の2009年に農(業)の世界に飛び込んだわけですが、周囲や見えてくる状況からは「日本の農業の崩壊」という構図が強く感じられました。一人の人間の力では、とてもその流れを変えられはしませんが、なんとかするためのグループを作る種子には定年世代が乗り出すことが現実的だと思いついたのです。私自身について言えば、60年間にわたり食べるものに苦労するなどと言う経験はありませんでしたが、いざ作るということになったときの手間や必要な知見など、その深いことに驚かされましたし、こういうことを体験することになって本当に幸せなことだなあと感じたわけです。年金というセーフティーネットがある定年後の我々が、我々を育て行かしてくれていた田んぼや畑を受け継いでいき、ちゃんとした食糧生産システムの再生を待つ、あるいは作っていく手助けを行うことが一つの使命ではないかと思ったわけです。
 そんなことが底流にあって始めた定年帰農者連絡会ですが、2012年1月5日に最初のメンバー登録を行い、現在は22名となりました。メンバーは日本全国におられます。最近様子が聞こえませんが、外国にもいらっしゃいます。比較的千葉県に多いこともあって、千葉エリアでは4回のミーティングをやりましたが、本当はインターネットの特性を活かして地域の壁を乗り越えたいと思っていますが、まだその完全な実現には時間が必要かもしれませんが、きっとうまくいくと思っています。来年もその先も、千葉県大多喜町の田んぼ2反と畑2反で農業を続けますが、一方では定農連の活動やもっと大きなテーマ、日本の食糧生産システムの再構築にまで手を届かせたいと思います。

 今年も当BLOGをご愛読いただきありがとうございました。4年も続けていてちょっとマンネリ気味の嫌いもありますが、工夫して改良していきますので、引き続きのご愛顧をお願いいたします。

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    11月の第4回定農連ミーティングで作った注連縄です
    このようなものには興味も縁もなかったので、
    ちゃんとした飾り方も解らず、玄関にかけておきました。

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定農連(定年帰農者連絡会)ミーティング経過

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 昨日は準備のことに触れたが、本日朝から実際にミーティングが行われた。われわれは少し遅れて着いたが、すでに庭のブルーシートの上には色々な機械が順番に並べられていた。

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まず、研修室に入ってIさんから本日の作業の説明を受けた。作業内容はフローチャートによって整理されていた。

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その後は庭に出てそれぞれが作業を始める。
最初は脱穀機で穂をとるところから始まる。続いて藁を機械で柔らかくする。それが基本作業。

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途中で、みんなで持ち寄った昼食をいただく。

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縄をなう機械はすばらしい、私はまだ手でなうのはうまくできない。

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その後は草鞋とか注連縄とか俵作りが始まった。

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さすがに一日では限界があり、筵までは進まなかった。

最後に反省会もやったが、次回は2月頃と決まった。寒い時期で屋外の作業は厳しいため、長生村のSさん宅の倉庫で本日の続き、縄をなったり草鞋を作ったりといった基本作業をもう一度やり、確実に技術を身につけることになった。

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定農連(定年帰農者連絡会)ミーティングについて

 本日、3回目のミーティングがありました。今まで4・6・8月ですから2ヶ月に一度のペースです。メンバーさんも徐々に増えてきて、現在19名となりました。本日は千葉県関係の7名が出席、うち3組は夫婦での出席でした。また、新規メンバーさんが2名参加でした。
 各メンバーの現況紹介やエピソードが発表され、またこの会がきっかけとなった(木更津)ファーマーズクラブ女子会と横浜直売所の連携なども話題となりました。また、当BLOGでも紹介させてもらった茂原のIHさんの農具も話題となり、さっそく木更津Iさんのお知り合いから古代米(桿が長い飾り用のもの)のワラを刈らしてもらい、次回のミーティング(10月後半か)に縄やムシロ作りをやろうということになった。実に素晴らしい展開でした。
 今回の開催場所は成田のNさんの果樹園でしたが、ブルーベリーは既に終了済み、また来年のお楽しみとなりました。本日都合が悪かったメンバーさん、遠隔地で参加できなかったメンバーさん、メインはネット経由のコミュニケーションです。先ほど、山口県の方が参加希望という連絡をくれました。どんどんやりましょう。
 
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定年帰農者連絡会(定農連)について

 このBLOGに来られる方々が手がかりにしている検索キーワードを調べると、「定年帰農者連絡会」あるいはその一部分の文字列が常に上位に入っている。7月の集計では、「定年帰農者連絡会」がキーワードのトップで38回、4位に「定年帰農(21回)」、5位に「定年後(19回)」、7位に「60歳からの帰農(13回)」といった数字が並んでいる。「人生の楽園」で触れたし、BLOGの説明にも書いてあるが、定年後の農的生活をされている方、あるいは近い将来やろうと思っている方々が来られているのだと理解している。つい最近、実際に連絡会への参加を希望された方が2名おられ、さっそく入会手続きを済ませたところである。これでメンバーは17名となった。登録済みでもまだ連絡がなく、どこのどなたかが不明の方も5名ほどいるが、いずれ具体的に参加していただけると期待している。
 
 現在の活動内容は、メーリングリストによる情報交換・コミュニケーション、時々行われるミーティング(メンバー密度の高い千葉エリア)、個別活動(情報交換・援農・その他)など。私についていうと、
   足りなかったイネの苗をいただいた、
   田植えを手伝ってもらった、
   サツマイモ(安納イモ・鳴門金時)の苗をいただいた、
   手が回らなかった草刈りを手伝ってもらった、
   田んぼの草取りを手伝ってもらった
など、メンバーの皆さんからずいぶん助けてもらっている。また、メンバーつながりで木更津の人たちの野菜を直売所で販売し、こちらの商品不足も助けてもらうというギブ&テイクも始まっていて、本当にありがたい仲間が増えました。

 さて、17人の現会員以外の皆様、そんな連絡会に参加しませんか。参加資格なんてありません。一応、定年世代で農業(農的生活)をやっている、あるいはやりたい人がメインにはなりますが、将来のためにリサーチしようと考えている予備軍の方もOKです。地域も制約条件ではありません。インターネット経由のコミュニケーションをメインにして、地域や状況などの制約を超えたネットワークになればいいと思っています。今のところ、メンバー密度が高い千葉エリアではミーティングもやっていますが、仲間が増えれば地域分科会も動き始めるでしょう。
 
 定年帰農は、ある意味ブームです。しかし、良いことばかりではないかもしれないし、いろいろな問題が発生するかもしれません。そんなときに、いろいろな経験を重ねた仲間の存在は大きいと思います。今みていたTV番組では、田舎暮らしをはじめて3年以内にやめる人が27%もいるといっていました。そうならないために何か手伝えるかもしれません。その前に、自分たちに向いているのか、やってみる価値があるのか、そんなことを先輩達の事例研究で確認してみることもきっと意味のあることではないかと思います。ということで、参加してみようという方はご連絡ください。
    
 
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今週の横浜直売所の様子

 既報の通り、定農連つながりで木更津市矢那地区のファーマーズクラブの分科会(女子会)の皆さんと連携することになったが、今回からかなり本格的に品物も出していただいた。例年、7月から8月は暑さのせいもあって品物が少ないからか、お客さんが少なくなるのか、売り上げの数字は減るのだが、今回は結構売れた。それはやっぱり品物が色々あったからだと思われる。住宅地の中だしお客さんの数はそれほど多くないから、売り手がみんなで手分けしていろいろ揃えるようになると、やはりあれこれ買っていただける。私も今回は、ちゃんとひげも剃って玄関で待機し、なるべくお客さんとコミュニケーションをとり、ご質問などには答えるようにした。勧めるというところまでは踏み込まないけれど。

 取りあえず滑り出し順調である。野菜などはすぐに育つものではないから時間は必要だが、みんなで相談して品揃えや時期などを調整すれば、「野菜はこの直売所でほとんど揃う」ということになるんじゃないだろうか。いろいろ楽しみである。

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 ところで、今回の連携にはいろいろとプラス要素が多い。まず第一に、木更津市矢那地区は通り道であることだ。わざわざ取りに行くようだとちょっと無理があるだろう。それに、会所と矢那では4~5度位温度の違いがあることだ。これは、同じ作物でも時間差ができるということになる。露地でやっていると、どうしてもできるときにはたくさん穫れるんだが、気候の違いでうまく山崩しができることになる。もっとも良いと思うことは、横浜という街と木更津市矢那地区を結びつけることだ。これまでは大多喜町会所と横浜をつないでいたが、それが更に広がったことが大きな可能性につながるんじゃないかな。
 また新しいことをぶち上げているといわれそうだが、「C&Fコネクション活動」と名付けよう。CityとFarmを結びつける活動である。C&N(ature)と迷ったが、自然というのも幅が広いから、具体的に「農家・農場」と街をつなぐということにした。ただ、残念ながらビジネスとして成り立つというものではない。しいていえば、社会の中で今までにはなかった新たなコミュニケーションを創れるということだろうか。
 
 こういうこと、我々だけでなくより幅広い運動にしていけるといいのだが、誰かやりませんか。
 
 
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定年帰農者連絡会・ミーティング

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 長生村にあるメンバーの一人Sさんの古民家で、定農連のミーティングが開催された。参加者は7名(うちは夫婦、カミサンも数に入っている)、今回初参加の方が3名だったが、前回(テレビ収録の時)同様話は尽きず、あっという間に夕方を迎え、お開きとなった。
 皆さん、年齢もいろいろ(53~66)、経験も様々、やっていることもいろいろだが、予備軍を含め定年後を農的生活をして過ごそうという気持ちは共通しており、話題は尽きないしいろいろな意見が出てくるのである。
 定年帰農は大きなブームといっていいと思うが、それほどバラ色のものではなく、挫折や行き詰まりも往々にしてあるはずだ。そんなときにいろいろな知恵をもらったり、力を貸してもらえる仲間がいるのは貴重だと思う。

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 なお、Sさんのお宅については、私も以前簡単にご紹介したことがある「本日は農家の休養日」、本日残念ながら都合が悪く欠席だったメンバーのIさんがご自身のBLOGでレポートしている「歴史を感じる古民家」。また、次回は成田で果樹園をされているNさんのところで、ブルーベリーを摘みながらミーティングを行う予定。現在メンバーは15名、簡単にはミーティングに参加できない遠隔地の方々もおられるが、メーリングリストによるコミュニケーションも大きな柱にして今後も活動を継続していくことになる。参加ご希望の方は、当BLOGの右側の「管理者への連絡・ご意見など」経由で、メールアドレスをお知らせ下さい。定年帰農者という言葉に拘ってはおりません。定年はまだ先の方も大歓迎、今実際に農と関係がなくても結構、この会に入って様子を見たり、本当にやってみる価値があるかを確かめるというのもありですよ。

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梅雨空の一日、来客あり

 水曜木曜と収穫作業が続き、田んぼを這いずり回って草取りをした昨日の夕方は多少アクセルを戻し気味だったが、今日は朝から雨でほぼ完全休養日。そんな中、以前からお話をいただいていたお客さんが訪ねてこられた。
 同年代のこの方は、この春仕事をリタイアされ、信州のご両親のところに戻って農的生活(あるいは農業)を行うということで、古代米についての状況視察であった。高校まではご実家から通われたそうだからコメ作りについては間違いなく私よりも詳しい模様、とにかく秋になって無事こちらが古代米を収穫できたら種籾をお渡しすることになった。
 ところで、この方のもう一つの柱は「天蚕」ということである。私は全く知らなかったが、クヌギや楢などの葉を食べる蚕で、江戸時代に安曇野の有明地区で成育が始まったものらしい。繭から(天蚕)糸を紡ぎ出して、織物にしたものは今や基調で高価なもののようだ。織物にするこれはカミサンの受け売りだが、代々の皇后陛下は、公務としてこれを育て織物にするらしい。(宮内庁HPで確認してみた
 ご多分に漏れず、その方の実家のあたりも高齢化に伴う休耕地化が進んでおり、天蚕を育てることがうまくいけば、幅を広げて地域の再活性化にもつなげたいというビジョンもあるらしい。なるほど、と感じた。定農連仲間と話していても感じるが、皆さんそれぞれ思い思いの切り口で、いろいろなセカンドライフを楽しんでおられる。この方もそんな新生活を構築されると思う。
 
 
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4回目の田植え終了で考えること

 4回目の田植えを終えたのだが、田んぼでイネを育てるということは私にとって不思議なほどしっくりと合っている気がする。少なくとも2世代前までは農業とは縁がなかったし、私自身はずっと都会暮らしで、農的要素は無関係だったにもかかわらず、である。唯一近付いていたことといえば、カミサンがやっていた市民農園と屋上田んぼだが、そういえば屋上で育っていたイネ(古代米)の逞しさとコメを作る不思議な力にはある意味感動を覚えていたから、それが今の伏線といえないことはないだろう。

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    8年ほど前の屋上田んぼ、このコメの子孫はいま農場の3号田んぼに植わっている

 でも、それだけではない気がする。田んぼのそばで、イネの様子をみたりいろいろな生き物の行動などを眺めていると、どうも祖先が同じようにしていたことであるかのような「既視感」があるように思える。田んぼのそばでは、不思議に五官を働かせていろいろなことを感じ取ろうとしている自分に気付く。田植えが終わると、頭の中は田んぼの水のこと、害獣のこと、肥料のこと、そんなことで一杯になり、あれやこれやシミュレーションを行っている。それが何ともいえず楽しい。
 農業をやっている人の高齢化が進み、私などは若造になりそうだ。コメ作りをやりたくても諸般の事情が許さず、後ろ髪を引かれながら引退する人も多いはずだ。どうでしょう、先祖がやっていたコメ作り、見直してやってみませんか。といっても、なかなか適当なチャンスはないかもしれないが、探してみればあるんじゃないかな。去年の暮れから仲間が集まっている「定年帰農者連絡会」に入りませんか、一緒に探しましょう。
 
 
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来客あり、農業の大先輩

 前に、「人生の楽園」反響(役場経由のありがたいお申し出)」という記事を書いたことがあった。番組の中で籾を手で播いているシーンがあり、ご覧になった方から自分の機械を差し上げたいとの申し出があったという話だった。
 そのときは鄭重にお断りしたのだが、89歳になるご老人は今年でコメ作りをやめるとのことであり、永年愛用した機械を差し上げたいというものだったから、断ることが実に申し訳なく、いつかうちにも来ていただいたりしなければと思っていたのだった。それが、本日実現したのである。
 番組の直後に農場に見学に来られた方がご老人のお知り合いで、その方が本日連れてきて下さったのである。簡単にこちらの状況をご覧に入れながら説明したが、折しも田植えの最中であり、早々にお帰りになったので色々教えていただくような時間はもてなかった。おそらく70年くらいコメを作られている方が今年で終わりにするということの寂しい気持ちは、作り始めてたった4年目の私でもよくわかる。これからもときどきはお目にかかりたいと思っている。また、私も89歳まであと20数年、まだまだコメを作れるぞ、という刺激もいただいた。

 テレビに出たことの影響は色々あったけれど、このようにいろいろな方とのつながりが出来、それがどんどん広がることが素晴らしいと感じている。

http://rookiefarmer.blog26.fc2.com/blog-entry-2876.html
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人生の楽園の反響(自分自身の周囲編)

 いろいろな反響があって、それらについては順次整理してきた。
 
2012/04/30 :「人生の楽園」反響・直売所編(2回目)
2012/04/18 :「人生の楽園」の反響・ご近所からの依頼編
2012/04/17 : 突然の電話注文
2012/04/17 :「人生の楽園」反響・直売所編
2012/04/16 :「人生の楽園」反響(役場経由のありがたいお申し出)
2012/04/14 : テレビ番組「人生の楽園」の反響
 
 大体一巡したので、最後に自分自身の周囲のことを書いてみる。
 
 GWの間、私の会社員時代の友人(入社以来40年以上の付き合い)が農場にやってきた。彼は我々の「人生の楽園」を評して、二地域居住でどちらのご近所とも良好なコミュニケーションを作っているところがいい、と話していた。それを聞いたあと、自身でも色々考えてみたが、さすがにつきあいが長いだけあって、「なるほどそうだね」という感じだった。
 番組の中でもそんな雰囲気は出ていたが、ある程度やらせ的な部分も若干はあったかもしれない。しかし、終わったあとはそれが本当に実体になってきた感じが強くするのである。きっと、横浜の人たちは農場でどんなことをやっているのか、会所の人たちは横浜でどんなことをやっているのか、そういう向こうの状態がよく見えて、また向こう側の周囲の人たちがどんな反応をしているかも理解してくれたんだと思う。それで、横浜でも会所でもご近所さんたちとの距離がものすごく近付いたようだ。
 
 まだまだこれからだけど、会所で作ったものを横浜直売所で売り、横浜でもらったもの(パレット)を会所に持っていくというものの流れがもっと幅広くなり、そして両方の人たちの気持ちも行き交うような動きになっていけば、いろいろなことが変わってくるんじゃないかな、と考えている。3年と少し前から「農業」の周辺にいるんだが、このままじゃ農業だけでなく日本そのものまでどうにもならないという焦燥感もなくはない。一人で何とかできるものでもないが、何もしない政治を待っても何も変わらない。それならできることをやってみたいのである。できることから一歩一歩。
 

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