定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

養液栽培

ハウスの養液栽培、失敗

 昨年に続いて今年もハウスの養液栽培が不調である。ミニトマトもプリンスメロンも元気がなくなり消滅した。昨年は病気がまん延したのだったが、今年は様子が少々異なる。原因をいろいろ考えたが、どうも苔取りの薬のせいではないかと思う。暑さということも原因かもしれないが。
 今年は、まず養液槽に苔が発生した。仕方なくすくったりしてみたがなくならない。そのうち供給元のローリータンク(500L)にコケ取り用の薬を入れたのだが、どうやらこれの量を間違えたようで、苔だけでなくミニトマトやメロンに影響が及んだということのようだ。ローリータンク自体も光が透過するため苔が生える。そのこともあってタンクに入れたのだが、失敗だった。
 これまでは、アルミを蒸着した銀色のシートを養液槽の水面に並べ、光が入らないようにしていたのだが、今年はそれができないうちに苔がはびこってしまったのだった。養液栽培は私の守備範囲なんだが、どうも目と手が行き届かなくなってきている。来年は、見直しをしなければならないかも。

0819養液栽培不調


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養液栽培のメロンやり直し

 この前、横浜に行っている間に養液のうちの1系統(メロン側)のポンプが壊れ、水の循環が停止していた。その前に、おそらくアブラムシのせいだが、下の方の葉が真っ黒に変色していた。そんな状態なので養液の停止がダメ押しとなり、枯れが始まってしまった。
 既に頭より高く伸びていたし、根も随分伸びていたが、これ以上育てても無理に思えたので、すべて撤去した。その後には脇芽を溶液につけておいて根が出たものが数株あったので、それを育ててやり直すことにした。昨年の病気とは違う害虫によるものだが、また失敗である。

0716養液メロン


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養液の準備

0701養液の準備

 去年、トラブルで養液栽培を中断したため、立ち上がりの養液は残りで間に合っていたが、ミニトマトも成長して、ドンドン養液がなくなるので、カミさんに作ってもらった。うちでは3種類の養液を配合して使っている。

0701養液補充ボトル
    これは新しい時の写真

 100均で見つけたコック付きボトルだが、使ううちに詰まって出が悪くなったので、ついに使用を諦めた。典型的な「安物買いの銭失い!」だと自分でも思う。

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ハウス内の手入れ

0609養液栽培のトマト
 昨夜からの雨が続いていたので、ハウス内の作物の面倒をみた。1号ハウスの中では、養液栽培でミニトマトとプリンスPF、地植えで小玉スイカとプリンスPF、それにミニトマトを育てている。このうち、養液栽培のミニトマト・地植えの小玉スイカは急に大きくなったので、整枝作業が間に合っておらず、早くもジャングル化しかねない状況だ。

0609養液栽培のトマト2
  左の列はポットから移して1週間ほどのプリンスPF

 幸い時間があるので、じっくり枝を整理して上から吊るという作業をやった。養液地植えともミニトマトは健康状態で実をつけ始めており、収穫開始が待ち遠しい。養液のメロン(プリンスPF)はまだポットから移したばかりだが、4株とも新しい根が発生しており、これからの生育は早いはずだ。
 地植えのプリンスPFは、養液よりも早く植えたので、結構大きくなっている。今日はパイプの棚に海苔網を張った。また一番早かった株は、子蔓3本を吊るした。ウリハムシが来ているので、見つけては潰している。

0608地植えのプリンスPF
  左手前が1番最初に植えたプリンスPF


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ハウスの中はみんな元気

 昨年の1号ハウスは大変だった。なにかの菌が蔓延し、いつも作っている養液栽培のトマトとメロンは全滅に近かった。何故か、唯一小玉スイカのみが豊作だった。今年はスナップエンドウにうどんこ病が発生したが、大事には至らなかった。

0529ハウスのミニトマト
  養液栽培のミニトマト

 養液については、使う前に1週間ほど消毒剤を循環させて、その後完全にいれかえてから始めたのだが、それが奏功した模様で今のところ順調である。特にトマトは、根がすでに大きく広がっており、丈は短めだが茎が太く立派に育っており、なかなか良さそうだ。小玉スイカも、子蔓が出てきており、元気である。
0529ハウスの小玉スイカ
  小玉スイカ5株

 プリンスPFは、最初に地植えした株がよく育っており、3株地植えで追加した。他の苗も育ってきたので、今週後半養液槽に移す予定だ。残りの苗がまだあるので、それらは地植えにする。
 ということで、今年は順調に始まっている。
0529地植えのミニトマト
  ハウス内の地植えミニトマト
 

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養液栽培、今のところ順調(2)

 うちの養液栽培の主役はプリンスメロン(実際にはプリンスPFという改良種を数年前から使っている)である。昨年は病気にやられて全滅したのがとても残念で、今年は雪辱を期している。苗はだいたい発芽しているが、1株飛び抜けて早いものがあったので、それは4株セットの養液槽ではなく、となりの(地植え)メロン棚に植えることにした。稲わらと燻炭を敷いて、すっかり過保護状態に見える。

0520地植えプリンスPF

 先行する移植後2週間ほど経つミニトマトは、ようやく新しい根が揃ってきて元気になってきている。ミニトマトに先を越されてしまったが、プリンスPFも、本葉もでてきて急に育ってきている。プリンスを移植する予定のもう1系統の養液槽は、消毒剤の循環を終えて準備が完了した。ということで、私も1号ハウスに入る時間が増えてきた。カミさんは、もっぱら2号ハウスでぶどうの剪定だ。
0520プリンスPF苗
 

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今のところ養液栽培順調

 現在養液槽では、ミニトマトの栽培を開始している。最初のうち、4株のうち1株が元気がなく、もう1株ちょっと心配なものがあり、2株を追加したのだった。

0513トマト養液栽培

 今日確認したところ、6株とも元気がいい。根を見ると、新しい白い根が出ており、土から養液への対応変化が進んでおり、それで元気になったと思われる。今のところ、病気の発生は見られず、消毒が奏功したのではないかと思う。

0513トマト回復


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雨の日の作業

0507養液スタート

 降り始めは予報より遅かったが、今日は基本一日中雨なのでハウス内で作業。まず、消毒していた養液槽から水を一度かき出して入れ替え、片方のみ液体肥料をいれてみた。もう片方は、いま双葉のプリンスPF待ちである。養液槽の肥料を入れた側には、作業が終わってからミニトマトの苗(4種)を買いに行ってセットした。

0507ミニトマト養液


 昨日植えたスイカだが、コンパニオンプラントであるネギを横に植え、敷き藁で足元をカバーした。これで1号ハウスについては、プリンスPF(養液と地植え)が育ってくるのを待つだけだ。なにかの菌にやられた去年のようにならないといいのだが。

0507スイカの続き


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養液栽培の準備

 田植え前の空き時間なので、1号ハウスの中に養液栽培用の水槽を設置した。昨年は何らかの病原菌が蔓延し、毎年作っていたメロンが全くダメだったので、セット後水を張って、消毒薬を入れて循環させている。

0428養液栽培の準備

 昨年同様、2系統各4台の水槽を並べ、小型の水中ポンプで循環させる仕組みである。補水用のフロートバルブが壊れていたのでアマゾンに注文済み。メロンだけでなく、小玉スイカなども作ってみようかな。






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養液システム再編成

 月曜日、収穫作業はカミさん一人でできるということなので、私は予定を早めて養液システムの変更作業にかかった。大きな変更内容は2系統に分離することである。システムとしては、栽培槽4台を並べ、最下流に一時貯留槽を配置し、そこから最上流の槽に小さな水中ポンプで組み上げるという循環機構である。一時貯留槽には給水装置をつけて吸収・蒸発分を補給するようにしてある。春の改修では、一時貯留槽+給水装置を1組として、8台の栽培槽すべてをそれで賄うことにしていた。そこが問題で病気が蔓延してしまった。

0524養液1

 一時貯留槽と給水装置は、これまでのものはそのまま片側に使い、もう一組を追加したのだが、系統別に並んでいないので、配置的には気に入らない。まあ、そんなところにこだわっても意味はないんだが。

0524養液2

 隣合わせに2系統を並べているわけだから、空気や虫が介在する病気などにはどこまで有効かはわからないが、少しは対策のための時間を稼げるだろう。なお、前回は藻の発生も早かったから、そうそうにシルバーのシートを水面に浮かべ、光を遮るようにしておいた。
 一回目は、メロンとトマトをそれぞれ一列に並べていたが、空中栽培的に上のネットに這わすメロンと、下から育てるトマトだから、交互に並べたほうが合理的と思われたので、そのあたりは見直す予定。1台あたり2株としているから、トマトとメロン1株ずつにすれば良さそうだ。

0524養液0


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養液栽培システムやり直し

 懸案の養液栽培の復旧を始めた。問題は2点、一つは細菌の駆除、もう一つは藻を抑えることである。まだ残っていた養液を全て排出し、トロ箱などを全て外に出して高圧水で洗浄した。

0522天日干し中

 明日は午後から横浜に戻るので、再セットは週の後半か来週になる。少し遅れるが、安定状態になったらトマトとメロンを再開する予定。ついでに他のものも挑戦してみるか。


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養液栽培でトラブル発生

 先週末、養液栽培のトマト(6株)の葉が一部枯れているのを発見した。どうも細菌性の病変らしいと思われた。今回のシステム変更で、8台の養液槽は全て同一系統となっており、メロンも6株ほど植えていたが、こちらにも軽微な影響が見られた。トマトは、病変の見られる葉をとり、メロンは土に移したのだが、どちらも芳しくない。メロンは枯れたのではなく萎れているのだが、これは環境の変化で水分を吸えなくなっている可能性がある。根には養液槽で発生していた藻が張り付いているので、これに邪魔されている可能性も否定できない。
 なので、今回戻ってきたら溶液システムの徹底消毒と2系統への分割をしようと思っていたんだが、腰痛に邪魔されている。他にやろうと思っていたのは、さつまいも畑の畝立てとマルチ張りだが、来週回しかな。と思ったが、木曜の夜は滝見苑に泊まるし、金曜にはイモ苗が到着という予定であり、かなりきびしい状況だ。まあ、管理機くらいは操作ができそうだが。

0520養液栽培1

0520養液栽培2



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養液槽の藻対策

 今年は、養液栽培の槽の中にずいぶん早く藻が発生した。なぜだろうと考えたが、毎年はタワシでゴシゴシこすって洗うのに、今年は手を抜いてゴミを払う程度でセットしたからだろう。手を抜くと結果ではっきり現れる。

0505藻の発2

 薬を使うのも考えものだし、光を遮るのがいいだろうと思いついた。先ほど出かけて100円ショップで銀色のシートを購入、8台の養液槽と一時貯留槽の表面をカバーした。もうすでに糸状の藻が発生しているが、これで止まるといいのだが。
 
0505藻の発3




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養液システム稼働

 午後から雨が降り始めたので、ハウスにこもって養液システムの準備をした。夕方になって一段落したので、ホームセンターにでかけてミニトマトとメロンの苗を買ってきた。育てているプリンスメロン(PF)が待ちきれず、それに8株だから半分くらい余るわけだし、早めに始めようというわけだ。
 先程満水にして来たが、一晩運転して問題がないかどうか確認してみる。明日液肥を入れて苗も植え付けてみる予定。去年の養液栽培開始は、5月に入ってからだったと思うので、かなり早めである。まあ、ハウスの中だから早すぎることはないだろう。ミニトマト・メロンとも地植えより早いし、生育も養液のほうが早いので、収穫時期は早いはずだ。

0424メロン棚
  1号ハウスの中にメロン地植え用の棚も組み立てた



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養液栽培の準備完了

 1号ハウスの養液栽培関連では、新配置でトロ箱を並べただけだったが、今日は電源・ポンプ・配管を行い、稼働テストも行った。一応、トロ箱4個ずつ2系統にしてある。去年使っていたポンプ2台のうち片方は壊れていたので、新品と交換した。

0423養液栽培系統図

 ポンプの寿命確保のため、ポンプはタイマーにより2時間に5分程度停止するようにしている。去年までに比べて貯水槽の容量が半減しており、停止中に溢れるのではないかと懸念している。スペース的にちょっとキツイが、場合によっては大きな水槽に交換するかもしれない。ポンプの規格は24Vだが、揚程は1mもないので変圧式ACアダプターにより、12V程度での運用を行う予定。
 栽培のメインはプリンスPFの予定だが、まだ芽が出たくらいなので本格稼働は2週間後くらいか。各槽に2株くらい植えるので、なにか良さそうな苗を見つけたら植えることになるだろう。トマトかな。

0423養液栽培

 
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養液システムの準備

 1号ハウスの中に組んでいた養液槽については、ハウスの両方の壁側に並べていたのを、中央部に2列並べる形に変更中である。田植え前になんとか片付けようと思っているが、タイムリミットが迫ってきた。実は、明日の晩は近所の温泉泊を予定しており、その前後にやることにした。実施項目は、最下流に水溜め用の樽を埋め込み、計量用のボールタップ槽をつけるなどの水回りの仕事だ。養液槽間の配管もやる予定。陽があたるとハウス内は40度超えになるから、天気がすっきりしない明日は作業日和のはずだ。実は、養液槽の奥にメロン用の棚も作らねばならない。タネを蒔いたところなので、これは田植え後になるかも。

0420養液システム再構築


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養液槽レイアウト変更

 1号ハウスの中の養液栽培システムについては、大幅に見直す予定だった。これまでは、ハウスの両方の壁側に養液層を並べていたんだが、結局奥側の壁沿いに草がはびこり、スペース効率も悪かったので、中央に2系統を配置するということで、単管パイプを使って架台を作ろうとしていたのだった。
 今日、天気も悪かったし、ハウスの中で色々考えていたのだが、わざわざ架台を作らずとも、パレットの置き方を90度変更すれば、横方向に2台の槽が並ぶことに気づいた。と、言葉で言っても分かりづらいと思うので写真で示すことにする。

0326養液槽新配置
 
 このあと、左側の余ったパレットを片付けたり、水回り(配管)を整備するのだが、ハウスの壁までは管理しやすくなるし、何かを植えることも可能となる。もちろん、そうしても管理機を奥に持っていくことも可能である。予定外でトラクターと田植機を買ったため、収納場所を用意する必要も出てきたが、養液槽がかんたんに片付きそうなので助かった。
 一つ残念だったのは、この中で使うつもりだった1000Lのローリータンクが、スペースの問題で使えない見込みであることだ。かなりコンパクトな配置となったので、工夫で収まる可能性もあるのだが。

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ローリータンクを入手

 少し前に借り畑に1000Lのローリータンクが置いてあるのに気がついた。地主さんに聞くと他所でもらってきたとのこと。その時はそれで終わったんだが、ハウス内の養液栽培システムを大幅に模様替えしようと考えると、どうやらあれは使えるんじゃないかと思い始めた。あらためて地主さんに使う予定があるかと聞いてみたらはっきりした目的はなさそうだったので、じゃあ譲ってくれよ、と言ったらオーケー。交渉成立。
 うちの軽トラ(キャリイ)には荷台アタッチメントをつけてあったが、頭がつかえて載せられないことがわかり、地主さんの軽トラで運んでもらうことになった。

1010ローリータンク

 ハウスの中では500Lタンクが養液栽培用で働いていたのだが、夏の暑いときには数日でカラになるほどだったので、1000Lだと安心だ。ただ、満水重量1tだから、足元を固めないとだめだろう。うちではソーラーで井戸水を汲んでいるので、ローリータンクは沢山ある。これで1000L1台、500L3台、300L1台。300Lは運搬車に載せて田んぼの畑で活躍中。

軽トラは、籾殻燻炭仕様。燻炭作りは今週スタートへ。
1010もみ殻くん炭仕様


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養液栽培の新方式(続き4回目)

0621モロヘイヤの根

 ふと気になって、パイプで育てているモロヘイヤを引き抜いてみたら、根が増えてすごいことになっている。引っこ抜いたら隣の株も引っ張られるようだから、もう絡み合っているらしい。これではパイプが詰まるというトラブルも十分にあり得る。養液に移したモロヘイヤは生育が早いが、根がどんどん増えていることがその原因と思われる。また、こういうものが養液栽培に向いていると考えていいだろう。
 大きい従来型の養液槽のカゴ(各2個)はメロンで一杯になっているので、カゴを増やしてそこに移動させた。同様のカゴを各槽に増やしてトマトも移設してみた。メロンは頭上の棚で育てるので、下では別のものを育てるという2段方式だ。これがうまく行けばなかなかおもしろいことになる。

0621養液槽カゴ増設


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養液栽培の新方式(続き3回目)

0614大型養液槽に移動
 
 新方式で育ってきた苗のうち、モロヘイヤ・イタリアンパセリ各1株を大型養液槽に移した。

0614モロヘイヤ1

 生育が顕著なモロヘイヤは、小さめのパイプの穴からまだ取り出せるレベルだが、やはり根が増えている状況だ。養液栽培では、用土栽培に比べて根のストレスが減るので育ちがいいそうだが、これだけ根が増えるとどんどん養分を吸収して育つことだろう。今後の成長が期待できる。

0614イタパセリ1
 
 一方イタリアンパセリは、モロヘイヤよりはかなり根の増えぐあいは少ない。それでも、生育は順調だ。
 
 移転後はメロンに挟まれた格好だが、メロンは上に伸びるから共存可能と考えている。今回は1株ずつだが、もう少し大型槽に移して、大きく育ててから土に戻すというパターンも試してみたい。

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養液栽培の新方式(続き2回目)

0611養液栽培1

 1週間前に記事にした新方式の養液栽培だが、色々進展してきている。下に前回の写真も掲載したが、トロ箱で発芽したイタリアンパセリとモロヘイヤが育ち始めている。特にモロヘイヤは元気出し成長も早い。発芽は苦手だったが、芽を出して本葉が出たくらいのものはよく育つのではないかと思う。ただ、どちらも大きくなるので、ある程度の大きさになったら土に戻すか、あるいはメロンを育てる大きな養液槽に移すかを考えなければならないだろう。

0612養液予備軍

 それで、ゆくゆく空いてくることから、次の準備をしている。トロ箱にルッコラとバジルのタネを蒔いて育つのを待っているところだ。ルッコラは双葉が出始めており、バジルも小さな芽が一部出ている。畑も含めて、いろいろな組み合わせが考えられそうだ。

0604新型養液栽培
  これは前の記事の写真


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養液栽培の新方式

0604新型養液栽培

 今年も(1号)ハウスの中では養液栽培でメロンが育ち始めた。もう何年も続けているので大きな問題はない。ただ、今回はそれに並行して養液栽培の新しい方法にチャレンジしている。写真の設備だが、去年の8月頃に、中国の安売りサイト(BANGGOOD)で14,000円ほどで購入したものだ。その後組み立てだけして放置していたのだが、先日から使い始めた。試験中といった段階だ。
 注意して組み立てたつもりだったが、使おうとしていろいろな問題に気付かされた。まずは、全体が完全な平面ではなく微妙に歪んでいて、足元の高さを微調整してもどこかが低くなってそこから水が洩れてしまう。水を張ってしばらくして重量がかかってようやく落ち着いた。しばらく試運転したあと、3種類の実験材料を植えてみた。一つはイタリアンパセリのタネで、これは全滅である。次に、発芽したイタリアンパセリの苗を入れてみたが、これは一部が生き残っている。少々根を切ってしまったのに葉茎を減らさなかったからかもしれない。もう一つはモロヘイヤの苗で、これは4株のうち半分が生き残った。
 パイプに開けてある穴に収まるプラスチックのかごにスポンジを入れて、それにタネを蒔いたり苗を入れるのだが、これまでのところタネを発芽させるのはうまくいっていない。モロヘイヤはつきそうだが、大きくなるから上から吊るなどの工夫は必要になるだろう。穴は全部で48くらいあるが、全部を上から吊ると大混乱になるので、ミックスレタスのようなものをちまちまやるのがいいかもしれない。もともとはイチゴに使えないかと思って試してみたのだが、これを参考にして塩ビ管で作るかどうかは、まだ未定。もう少し可能性を確かめてみるつもりだ。
 運用を始めると、水の減りが早いことに気づいた。パイプを一周りして戻ってくる養液をバケツで受け、それをポンプで再循環させるのだが、すぐに減ってしまう。晴れの日には今でも十分暑いが、夏になるとバケツでは小さすぎるだろう。

0604メロン
  これは養液ではなく、先行して始めた地植のメロン

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養液槽準備中

0424養液槽西

 メロン(プリンスPF)の苗も本葉2枚になったので、養液槽の準備を始めた。ハウスの中は温かいのですでに草(スギナやドクダミ)が密生しており、それの退治が結構な仕事。トロ箱を洗って並べ、西側の水槽は水を入れて試運転まで行った。あとは東側の配管と試運転で準備はオーケーだ。

0424養液槽東

 いまちょうどいちごミルクの時期だが、その次はメロンで、あとはスイカとブドウ。今年も果物には不自由しないはず。

イチゴは、ハウスの中からでき始め、今は内外両方のものが採れている。
0425イチゴ



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ハウスのメロン棚の様子

0607メロン棚

 ここへ来て、ハウス内の(地植え)メロンが育ってきた。特に最初に植えた苗のメロン2株はすごい勢いだ。しかし、あとから植えたタネから育てたプリンスPFも追いついてきた。どうも過剰に近く撒いているGS酵素が聞いているような気がする。すでに子蔓3~4本は選んで吊っているが、他の蔓もどんどん伸びており、養液の方にまわし始めている。

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水中ポンプのその後

 故障した4台の水中ポンプをチェックしたら、やはり水没した結線部の不具合のために動かなくなっていたらしい。そういった部分を切ってつないでみたら全部ちゃんと動く。なんとも情けない結果となった。未使用の1台にアリババに発注済みの2台、それとチェックしたら動いた4台、あっと1号田んぼから上の池に揚げるための臨時用の1台もあるから、全部で8台の小型水中ポンプがあるということになった。死ぬまで足りなくなることはないだろう。
 今日、ホームセンターに行って熱収縮チューブを買ってきた。昔のように線同士をはんだ付けしてチューブでカバーするというやり方で配線し直すことにした。井戸で使っている大型の水中ポンプも水没結線部がある。それもやばいかも。実は大型ポンプもつなぎ直したら動いたというものがかなりあり、こっちももう足りなくなることはない。機械的には結構頑丈なものらしい。

0601ポンプ4台

 最近、ACアダプター側もポンプ側もコネクターをつけるようにしたので、交換はすごく楽になった。写真の左側に写っているもの。駆動側はメス、電源側はオスで統一している。えすかる号で自作LEDランプなどで使い始めたときは逆だったが、どうやら電源側オスが普通らしい。


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水のトラブル(復旧)

0530水が停まった田んぼ
         水が停まった田んぼ

 今朝になって、昨夜発見した水関係のトラブルを相次いで修理・回復させた。一つは川から田んぼに水を揚げている配管だが、奇しくも昨日昔の写真をアップしたあたりの継ぎ手が外れていた。ある時期から、継ぎ手の接着には特段の注意を払うことにしていたのだが、この部分はそれ以降のものだったはず。ここは、シーズン中は1日に12回ほどポンプのオン・オフがあるので、そのショックが積み重なったものとみられる。これは単なる継ぎ手接着で、慣れたものだからすぐに復旧した。

0530継ぎ手外れた
  古いパイプが残っているのでわかりにくいが、上の方が現役。縦パイプ下で外れている。

 もう一つの養液栽培の循環ポンプだが、昨日新しいポンプに交換したにもかかわらず、今朝再び停止していた。最近交換した変圧ACアダプターは単なる直流電源だから問題ないはずだが、一応従来型のアダプターに戻すことにした。そのうちアリババでオシレーター買って調べてみることにする。

0530ポンプ4台

 さて、壊れた小型ポンプが4台あり、いろいろ点検したのだが、大きな問題点が見つかった。最近、電線の接続にはリングスリーブを使うのだが、養液栽培槽の場合、その接続部分が水中に入ってしまうので気になっていた。今回、水没部分のテープをめくって中をみたところ、中の銅線が緑青で青くなっており、断線箇所も発見した。ACアダプターではなく電線の接続部のトラブルの可能性がある。ハンダ付けの復活や樹脂でカバーするなど、何らかの対策を考えることにした。
 
 
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水のトラブル(2件)

 事務長業務もあって、2日半農場を離れていたのだが、先程戻ると動かしていた養液栽培のポンプが停止していた。すぐにバックアップのポンプに交換したが、停まったものを分解整備しても復活しない。前回はたしか新しいものをつけたと思うし、定格の24∨を大幅に下回る12∨で運用していたので、壊れるとは不思議である。
 もう一つ、田んぼの一部分の土が出ていた。川からの揚水ポンプを動かしたが、水は出てこない。代わりに川に続く竹やぶの方から大きな水音が聞こえる。どうやら配管のトラブルらしい。明日の午前中は配管修理になりそうだ。
 田んぼが稼働中のときは、農場を離れるのは2日くらいにとどめておいたほうが良さそうだ。

0529負圧防止弁

川水揚水配管の一部、真ん中の縦配管は「負圧防止弁」、これがないと30m以上(高低差16m)の塩ビ管(VU65)が、割れたりぺちゃんこになってしまうのだ。

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ポンプの寿命

0526養液槽稼働中

 当家では、定格24∨のブラシレスモーター駆動水中ポンプを2種類使用している。大きい方は、24∨3Aで揚程が15M・1200L/hのもので、これは(浅い)井戸から農業用に汲み上げるためのもの。小さいものは、24∨1Aで、揚程は5M・800L/hのものである。

0526ポンプ停止

 養液栽培では小さい方のポンプを使うのだが、今日トラブルで停止していた。すぐ予備のポンプに交換したが、停止した方はいろいろいじっても直らなかった。もともと一度壊れてしまったものを直して使っていたから仕方ないとも思うが、実は24時間・連続稼働させると意外に簡単に壊れることを経験的に感じていた。井戸で使っている大型のポンプがそうだった。大体数ヶ月で壊れていたのだが、55分動かしたら5分休むという間欠動作にしてから2年ほどノートラブルで動いている。
 なので、養液の方もタイマーをつけることにした。1時間50分動かしたら10分休みというスケジュールにしている。

0526タイマー
 
 ところで、アリババで使っているポンプの価格調査をしたんだが、一時期より安くなっていた。コロナの影響で輸出量が減り、だぶつき気味なのではないか。大型1台と小型2台を注文した。

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養液栽培スタート

0517メロン栽培1

 昨日、大多喜のホームセンターでメロン2種3株を買ったので、2系統ある養液栽培槽の片方に植えた。1株はタキイのパンナTF、残り2株は新種らしいが「ムーンライト」というもの。後者は熟すと外皮の色が黄色く変化するというので、期待大。毎年作っているプリンスPFは、このあと追加していくが、熟しているのが素人にはわかりにくいという難点がある。

0517メロン3株


 今日になって水の循環が止まっていた。チェックしたら水中ポンプの故障だった。基本的に丈夫なんだが、酷使しているのでときどき壊れるのだ。ポンプ交換のついでにACアダプターも交換した。これは圧力を24∨までの間で調整できるというもの。実揚程は2m強でポンプの能力(6m)は十分すぎるため、電圧を落として使うようにしてみる。おそらく、ポンプの寿命延長には効くと思う。

0517水中ポンプ小型

0517変圧アダプタ



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養液栽培の準備

0501養液槽1

 日替わりで色々やっている。今日はハウスの中の養液栽培の準備だった。東西2列、各4台の溶液槽を洗ったあと、水を張ってポンプを動かしてテストするのだが、片方のポンプは動かなかった。慣れたものだからすぐに交換し、準備完了。

0501養液槽2


 ポンプは、ブラシレス3相モーター駆動の水中ポンプ、たしかアリババで買ったもの。井戸で利用しているものと同タイプだが、大きさと揚程が違う。養液槽用は揚程6m、井戸用は15m、いずれも24∨だ。ただ、溶液槽の場合は2m以下だから、変圧式のACアダプタを使っている。流量を変えられるのは便利だ。

0501ポンプ


 毎年、ミニトマト・キュウリなども作っていたが、できが悪かったので今年はメロンのみにしようと思っている。

0501変圧アダプター


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養液栽培の現況

 今年は、毎週の直売をやめたので養液栽培の作物も以前からは変化している。去年まではプリンスメロンがメインでミニトマトが少々という感じだったが、たくさん穫れてもさばけないため、作物の種類を増やしている。今日は、毎日のようにケモノにやられているナスを掘り起こして養液槽に入れてみた。この前はモロヘイヤを買ってきて入れてみている。キュウリの脇芽も入れて育ち始めている。まあ、養液栽培の可能性をいろいろ探ってみようというわけだ。何しろ根が傷まないので、ちょっとずつ採っていくものには向いていると思われる。

0714ナスの引っ越し
  最近はナスがひどい被害にあっていた、おそらくハクビシン
  なので、ここに移転させた。

 ちょっと前に、リーフレタスやケロッコ(アレッタ)のタネをスポンジを使って養液槽に入れたが、これは失敗で発芽しなかった。スポンジが硬いということもあるだろうが、水に浸けたタネはだめなのかもしれない。ロックウールを買ってやり直し中。

0714養液プリンスメロン
  プリンスメロンは元気に育っている


 地植えに比べて生育は順調だし草の心配もないので、もっと種類を増やしていこうとカミさんにも勧めているところだ。来年は、2号ハウスにも2系統ほど設置してみよう。

0714養液トマト
  ミニトマト

0714養液キュウリ2
  キュウリ

0714養液モロヘイヤ
  モロヘイヤ


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変圧アダプターの採用

 養液栽培では24∨対応のDCブラシレスモーター駆動の水中ポンプを使っている。ときどき壊れるが、基本的には高能力で役に立つものと考えている。ところが、揚程1mに満たない現在の養液栽培のシステムでは吐出量が多すぎるきらいがあった。このため、12∨のACアダプターに変更し、更に吐出部にパイプを足してわざわざ揚程を増やし、水量を減らして対応していた。しかし、水は跳ね返るし葉などに過大に水がかかるなど、問題解消には至らなかった。

0711変圧アダプタ

 アリババで探したら変圧機能のついたACアダプターが見つかったので、注文しておいたものが見つかったので注文したが、本日それが到着して早速取り付けてみた。いまのところ順調に動いており、嵩上げしたパイプも取り外した。 ハウスの中だから雨は当たらないが、ホコリはひどいし露も降りる。耐久性がどうなるかが少し気になるが、2000円もしないのでもう一台購入することにした。
 
0711水量調節
    吐出位置を嵩上げしている、水中に空気を混入させるメリットはあるけれど
 

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もう一つ、水のトラブル(養液槽)

 トラブルは重なるものらしい。もう一つはハウスの中の養液栽培のシステムだ。2セットのうちの片方のポンプが停まっていた。予備のポンプに替えて復旧させたが、ポンプ本体ではなく接続ケーブルの接触不良だったらしい。小型のポンプは予備が2台あったが、1台を使い始めたので予備を注文しておいた。

0705井戸用水中ポンプ


 ついでに、少し大型の井戸で使う揚水用ポンプも在庫確認してみた。24∨3Aで揚程15mのこのポンプは、結構強力でずっと使い続けているが、ときどき壊れるのが困った点だった。ただ、1時間に5分程度止めて休ませるようにしてから壊れる頻度が激減した。このポンプはDCブラシレスモーターで、ポンプ本体とは別に制御回路が入ったボックスが付いており、2パーツセットのものだ。うちの場合はポンプ本体を井戸の水の中に入れ、制御用ボックスは地上のプラ箱のなかに入れて使っているが、今日チェックしてみたら、壊れたと思って交換したポンプ本体は7個あってそれらは全部動くことが判明。コントロールボックスは5個あってうち2個は壊れていた。メカ的には丈夫だが、制御用の半導体回路の方が壊れやすいらしい。
 結局、この大きい方のポンプは新品が3台、古い可動品が3セット、ポンプ本体のみが4セットあることが判明。どうやら当分買い足す必要はなさそうだ。
 
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養液栽培の次のテーマ

0703養液新スタイル1

 いつも通りのメロンとミニトマトにキュウリを加えて養液栽培を始めたところだが、次の可能性を探ってみることにした。昨日、スポンジなどを買ってきたが、これにタネ(今日はリーフレタス)を播いて養液槽に浮かべてみた。いろいろ調べてみたところ、発芽までは養液とは切り離している方法がメジャーのようだが、片手間+α(手抜き)なので今回これでトライ。ただ、方法としては台所用のスポンジに切れ目を入れて播いて、それを浮かべたものと、スタイロフォームをくり抜いてサイコロ状のスポンジを詰めてそこに播いたものの2種類作っている。

0703養液新スタイル2

 後者の方法にはある目的がある。養液自体にも日光が当たるので、藻類が発生しがちだ。水面をなるべく覆うことにより、藻類の発生に加えて水温の上昇も防げるはずだ。もちろん、養液槽を更に活用することで、収穫も増やすことができるだろう。
 ちょっと時期的には合わない気もするが、ケロッコ(アレッタ)のタネも注文済みで、届いたらこれも播いてみる。これは一株まるまる収穫するのではなく、葉やツボミを順次穫ればよいため、養液で育てるには都合がいいと考えている。
 2週間前に田んぼ周りの草を刈ったが、もう戻ってしまった。雨がちだから草の勢いは半端ではない。畑も同様で、油断すると作物は雑草に埋もれてしまう。養液栽培の最も大きなメリットは、草から守りやすいということかもしれない。

0703養液のメロン
  先週末に養液に移したメロン、さっそく元気になった


07043
  白い新しい根がどんどん伸びている


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養液栽培の拡充

0628右側のシステム2
    1号右、今回改装した。色々混在させる予定。

 先日整備した1号ハウス左側のトロ箱4台にはプリンスメロンを植え始めているが、今日は右側を使えるようにした。こちら側にはトロ箱2台とハイポニカのシステムを並べていたのだが、前回書いたようにトロ箱4台の人まとまりのシステムにした。カミさんは早くもトマト脇芽を3株植えたが、その他4株は何かを実験的に作ってみようと思う。今日のところは、ポンプの揚水量が多いためトロ箱の縁から水があふれるくらいなので、明日ACアダプターを電圧の低いものに取り替えてみようと考えている。
 
 今ちょっと考えていたんだが、どうも棚の面積(去年は20㎡くらい)はどうも狭すぎるようだ。今年は2系統とも1号ハウスに設置したが、片側だけでも20㎡くらいに広がってしまう。来年は1号ハウスと2号ハウスに分けることにしようかな。
 養液栽培の場合、根が傷まないのか収穫期間が長いという大きなメリットがある。少しずつでいいから長く穫るというような方向を考えてみようと思う。

0628左側のシステムメロン    1号左、プリンスメロン用システム

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養液栽培スタート

 例年やっている養液栽培を今年も始めた。BLOGを振り返ると、2014年の7月に試行を始めているから、5年が経過して6年目に入るところである。キュウリやトマト・プリンスメロンなどを作ってきたが、やはり閉じた環境であるから、作物の病気への抵抗性がかなり重要なポイントとなってくる。このところは、プリンスPFという耐病性があるという品種をメインにしており、比較的好結果をみている。もともとミニトマトを作ろうとしていたが、これまでのところでは病気などで行き詰まることが多かった。

0626養液開始

 今年は、プリンPFの苗作りがウリハムシの猛攻で挫折し、装置の準備ができたにもかかわらず悲惨な状態だった。今更だが、タネを再注文して播いたが、間に合わないかもしれないので悲惨な苗を養液水槽に移し替えて様子を見ているところ。毎週の直売をやめたので数は少なくて良いので、ミニトマトに再挑戦しようと思っている。養液栽培では、樹の劣化が抑えられるので、収穫期間がかなり長くなるというメリットが有る。直売をやめたといっても横浜の家にはよく帰るので、棚には並べておく田舎の直売方式で売っていこうと考えている。
 現在、1号ハウスの片側のみ稼働させているが、反対側で使っていたハイポニカのシステムをやめて、こちらもトロ箱連装型にすることにした。管理のしやすさとスペース効率の向上を狙うのである。そちらをミニトマトにする予定。




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プリンスメロン、順調

 1号ハウス内ではプリンスメロンPFの収穫が続いている。先行した地植え・立体栽培の方は今月前半から収穫を始めており直売もしているが、熟すタイミングを掴めておらず、割れて自家用となるものも多い。

0727プリンスメロン1

 先行の地植えから切り取った芽を利用して遅れて始めた養液栽培の方は、急速に成長しており、大きな実も付き始めている。養液栽培の特徴は根の生育が早いことであり、すでにトロ箱の中にはいっぱいの根がある。これが早い成長を引っ張っているわけだ。根が育っていて、しかも効率がいいようなので、樹の方はほとんど選定してこなかった。なので、ちょっと混乱気味だ。実はネットで吊るすようにしているが、なかなか手を入れられない状況。

0727プリンスメロン2

 草刈りをしていないときは、だいたいハウスに入ってメロンの面倒を見ているが、今年は暑くてハウス内は辛い。今日は過ごしやすかったのでちょっとはかどった。

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メロンの養液栽培・進行状況

0705メロン養液2
    根は、出たらあっという間に伸び始める

 最初にタネを播いて地植えした棚仕立てのプリンスメロンから脇芽を採って、最初はメネデールに入れていたが、途中から養液層を活かしてここに挿すように変更してきた。このようなウリ科の植物は、わざわざホルモン(?)の助けを借りなくても発根能力はかなりあるようで、養液に入れておいたら根がどんどん出て、そして上のツルも勢いよく伸び始めた。メロン棚の方は、先月前半から実が付き始めているが、養液の方もすぐに追いつくのではないかな。養液栽培の特徴は、なかなか衰えないことだ。地植えのほうが枯れたあとも、結構長い間実がなり続ける。きっと根が傷まないのだろう。

0705メロン養液1

 いいことばかりではない。地植えの方は11株だが、うち1株は枯れ始めた。原因はわからないが、根は腐り始めている。株間はほぼ60cm位だが、1株抜いても両側からカバーしてくれるので、特には何もしないつもりだ。

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養液栽培(プリンスメロン)準備中

0530芽と根を出す

 プリンスメロンは、タネを播いて作った苗をハウス内で育てており、それぞれ子ヅルが各3~4本ずつ出揃った段階。そろそろ余分なツルが出始めていて、それを切ってメネデールとGS酵素で作った培養液に浸け、根が出るのを待っている状態。

0530養液槽1

 一方で、養液槽自体の準備も始めている。毎年、ミニトマトとプリンスメロンを作っていたが、ミニトマトの方はどうもパッとしないため、今年はすべてプリンスメロンにする予定。養液槽は昨年と同じ編成だ。メインはトロ箱4台が連結したもの、あとは2台をつなげたものと液肥を作っているハイポニカの家庭用システム、以上の3系統で行う。

0530養液槽2

 毎年再開の時には結構苦労するのだが、たいてい水の量を調整しているボールタップ(トイレのタンク内にあるやつ)の調子が悪い。水道のようにきれいな水なら問題はないが、養液栽培の環境では詰まりやすい。特に透明なホース内には藻が発生するのでそれが原因になるようだ。今度のシーズンオフには対策しよう。ただ、普通のコードを繋げた電気系統はかなりやばいことになっている。これもシーズンオフの改良対象だ。

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本日の作業

0526芋畑準備完了

 梅雨に入る前に片付けておきたいことが山程あり、結構慌ただしい。今日は、朝から借り畑のサツマイモ畑のマルチがけ(残り)を片付けた。先週8本やってあったが、今日は残りの14本。この内半分は来週届く芋苗の分、残りは自作苗用だ。全体では、相当多かった昨年の7割程度の本数になりそうだ。

0526サトイモ中耕

 そのあとはサトイモの畝間を管理機で耕した。芋の根本はかみさんが手作業で除草しており、これで借り畑の方の里芋の除草作業(一回目)が終了である。
 本日の最後は養液栽培の準備だ。トロ箱を並べて配管を行い、通水まで完了した。地植えのプリンスメロンは子づる3本仕立てが進行中で、余分なツルを切ってメネデール溶液に浸け始めたので、それに根が出たら溶液槽に移すことになる。ちょっと疲れたが、充実している。

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今年のプリンスメロンを振り返る

0901プリンスメロン

 上の写真はちょっと前の1号ハウス内、こちらではミニトマト(地植えと一部養液)とプリンスメロン(地植えと養液)をやっている。プリンスメロンは大体終盤を迎えつつある。植え付けが早かった向こう側の棚(地植え)は完全に終了して撤去し、3代目のきゅうりを植え付けた(下の写真)。最終回のきゅうりはハウスの中で暮らすのだ。手前の養液栽培のメロンはまだ残っているが、液肥は入れず水のみ補充している。
 
0901きゅうり定植

 養液栽培のトマトはあまり調子は良くなかった。地植えに完全に負けた。来年の養液栽培はトマトをやめることとし、プリンスメロン以外に網目のメロンもやってみることにしよう。

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初夏の収穫

0729初夏の収穫

 このところは、ハウスの中で栽培しているミニトマトとプリンスメロンがよく穫れている。ミニトマトは毎日バケツ一杯ほど穫れるが、どうも当直売所のマーケットボリュームを超えているようで、元々あまり好きではなかった私の胃袋にも大量に投入する事態になっている。しかし、現代のミニトマトは甘くて味も濃く、嫌ではない。収穫も、カミさん一人では大変なので、何もやることがない場合には手伝っている。割れているやつはそのまま胃袋行きだが、そういうものがうまいのである。

0726メロン棚

 プリンスメロンは、地植えのものが先行して収穫期を迎えている。ただ、木は傷み始めており、いま実をつけている80個ほどで終了の見込み。そのあとは養液栽培の方をとっていくことになるはずだ。養液栽培の方は根の傷みがないぶん木は長持ちするようで、まだもう少しは穫れていくと思っている。プリンスメロンは収穫時期の見極めが難しい。去年はヘタから外れたものを穫っていたが、今年は外れる前に割れてしまう。水のやりすぎかもしれないので、地植えの方の水やりは見送り気味にしている。

0726ミニトマト

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ローリータンクへの給水(小改良)

 今朝みると、一番小さい養液層が空になっており、更に昨日夕方にいっぱいにした500Lローリータンクも空になっていた。点検すると、ローリータンクの取り出し部の継ぎ手が緩んでおり、そこから漏れているようだった。一応ローリーに半分ほど水を入れて借り畑のジャガイモ掘りに出かけ、戻ってみると明らかに水が減っている、これはおかしい。

0623タンク周りの小改良1
       手前が外した古い配管、奥は取付けたVP20の給水栓など

 もう一度詳細にチェックすると、一番小さい養液槽から水が溢れ出ていた。先週、水深を深くしようと調整したことが原因だった。それにしても500Lのタンクに水をいれるのは時間がかかる。今の配管状況だが、田んぼ脇を走るVU40の幹線からVP20の支線を取り出しハウスの中まで持ってきているのだが、手持ちの水栓(プラスチック製)の都合で、タンクの手前からVP13という細い管にしてあったのだ。夕方、この部分を全部VP20に交換して水栓も3/4径の金属製バルブに取り替えた。

0623タンク周りの小改良2  

 効果はめざましく、太い水がタンクに入っていくようになった。これまで、タンクへの補給は時間がかかるので、ついつい忘れてしまうことも多く、ハウス内で作業をするときに行なったりしていたのだが、断面積が2,4倍になった以上に給水量は増えた感じなので、給水が楽になるだろう。統計は取っていないが、盛夏になると養液栽培の水もドンドンなくなるので、給水量や回数は結構なものになるのだ。


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ハウスの中では

0622養液トマト

 今年は養液栽培でちょっと苦労をしている。トマトを先行させていたが、しおれて駄目になり取り替えるということを3会やったのだが、どうやらピシウム菌というものが居付いたらしい。一度水を替えて洗ってみたが、再発している。どうやら銀イオンで退治できるというので、先週末にAg+を発生するというもの(あやしい)を買って使い始めているが、まだ効果は不明。

0622養液メロン1

 あとから始めたプリンスメロンの方は立たがり順調で特に問題はない。親づるがあと2節ほど伸びれば詰めて子ヅルを育て始めるという段階だ。プリンスメロンはハウス内の地植えが先行しており、高いツルは背丈ほどになっている。今年は整枝がうまくいっており、孫ヅルを選びながら伸ばすという形になりつつある。果実もいくつかできていているし、楽しみだ。

0621プリンスメロン1

0621プリンスメロン2

 ということで、養液栽培についてはトマトをやめて他に替えてみることも考えたほうがいいかもしれない。あるいは3組の養液槽のうち、病気が出ているものを今年は見送るという策もありそうだ。
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養液栽培の一旦撤退と再稼働準備

0629ハウスのメロン1.jpg

 昨夜来てみたら、養液栽培中のメロンにアブラムシが広がり、ほとんどの葉っぱが黒ずんでしまっていた。先週引き上げるときはそれほどでもなかったのだが、何らかの原因で一気に広がったらしい。かなり育ったメロンもなっていたのだが、ハウスの中だから他のトマトなどにアブラムシがうつることも警戒しなければならないし、隣のハウスには地植えのメロンもあり、こちらには絶対にうつしたくないところである。

0629メロンの虫P.jpg

 今朝になって、思い切って養液栽培のメロンを全部処分することにした。ハサミで切りながら取っていったが、状況はかなりヒドかった。葉には黒いアブラムシと白い卵がびっしり、てんとう虫の幼虫もいたが、多勢に無勢という感じだった。養液を田んぼに流したあと葉や根をすべて取り、養液槽やパイプなどを洗い、水も入れ替えた。このあとは、一株だけ無事に残っていたトマトを増やし、メロンは数を減らしてやり直すことにした。

0629養液入れ替え1.jpg


 養液栽培については、病気や害虫の蔓延が弱点という認識はあったけれど、実際にそれが進行し始めると為す術がない状況となる。昨年はうどんこ病だったが、中盤からはなんとか回復できた。ただ、無農薬ではしのげないかもしれない。
 
 

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養液栽培装置の概要

0428第2栽培槽2.jpg

 今年はすべての養液槽の給水を自動化した。その主役は「ボールタップ」、トイレのタンクの中に隠れている結構重要な役目を負う仕掛けだ。一番最初に揃えた装置は、液体肥料「ハイポニカ」のメーカーが出している評価用(?)のものだが、これにはクーラーボックスの中にボールタップを仕込んだものがオプションで設定されており、それを一緒に買ったのだった。この装置は随分便利なものであり、それに比べもう一つの自作装置の水補給を自分でやるのは結構面倒であった。そんなわけで、今年は全部自動化したのである。

0428第1栽培槽.jpg

 これは今年の主力養液槽、4つのトロ箱を連結している。手前左側に流れてきた養液を受ける水溜めがあり、それに直結した補水槽(木蓋つき)がある。4つの槽が連結していて養液が循環するため、溶液濃度や水の補給などの管理は大変にしやすい。ただ、病気の発生と伝染には弱いところはあるだろう。一応、養液の総量は250L内外だが、来年は排水管のレベルを下げて3分の2程度に下げる予定。根にとっては深さよりも面積が重要と思われるからだ。今年は、当初4株のメロンを栽培する。

0428第3栽培槽.jpg

 これは最初に購入したハイポニカ303という液肥メーカーが作っている装置、養液量は50L。最初に様子を見るために購入したものだが、3年目の今年も使っている。ミニトマト2株を植えている。
 
0428第2栽培槽.jpg

 2つの槽を組み合わせており、小玉スイカとメロンを作る。手前に貯留槽と補水槽(古いポリタンク利用)を配置、養液量は100Lである。
 
 とりあえずこれで始めているが、植えている植物の根や、必ず発生する藻類が配水の邪魔となるはず。その防止対策をこれから考え実施していく。


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養液栽培の準備が進み、定植完了

0427養液槽1.jpg

 養液槽などの準備は先週ほぼ完了しており、横浜のホームセンターで苗も購入してきたので、本日養液を入れて濃度調整を行い、苗を植えつけた。植えた苗は、ミニトマト2本(とってもアイコ・??)+スイカ1本(小玉)+メロン5本(パンナ2・プリンスPF2・??)と数は少ない。昨年までは1つの養液槽に2株ずつだったが、棚が大混雑になるので減らしてみる。おそらく、減らしても穫れる個数は減らないと思う。

0427養液槽2.jpg

 養液槽は、総容積が正確につかめていなかったので,微妙な調整が必要だった。50Lと100L、それと250Lということになる。メロンのうち4株はタネから育てたもので、まだ小さめでうっかりすると潜りそうになるほどだった。最初のうちは注意が必要そうだ。しかし、すぐに生い茂ってくるはずだ。
 
0427養液槽3.jpg


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養液栽培の準備

 養液栽培も3年目、今年は溶液槽をほぼ倍に増やすつもりだ。ただ、棚は昨年からほとんど増やせないので、頭上はかなりの混雑が予想される。少し剪定も必要かもしれない。

0409養液栽培準備2.jpg

 昨日はその配管関係の準備を行った。装置を入れる1号ハウスには、もともと300Lのローリータンクを入れてあったが、規模拡大に備えるべく先日これを500Lに入れ替えてある。そのタンクから2系統の溶液槽に自動給水することにしてある。今回はVP20を使いハウス内を縦断するパイプを設置した。また、例のボールタップを利用した自動給水装置も動作と水レベルの確認まで済ませた。溶液槽は片方のみ設置したが、大型のトロ箱を4台連結する。病気が移るという危険性はあるけれど、溶液の補給と肥料の濃度管理はこれが簡単である。

0409養液栽培準備.jpg

 去年の実績では、プリンスメロンの出来が良かったので、ことしはプリンスメロンPFという耐病性のある種を播いてあり、これを養液栽培のメインにしようと考えている。

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貯水槽の防藻対策

 2棟のハウス内には、それぞれローリータンクを設置している。1棟は、養液栽培の給水源として500Lのタンク、もう1棟はちょっと小型の300Lのものを入れ、いずれにもソーラーポンプからの水を必要に応じて給水するようにしてある。このうち、養液栽培に使用する方は25φの塩ビ管で栽培槽につなげてあるのだが、夏になると結構詰まる。タンク内で藻類が繁殖して、特にボールタップの水栓部などに詰まるのである。
 今年はこれをなんとかしようと考えていた。調べたら黄色ではなく黒いプラスチック製のものもあるらしいが、容積が200Lまでしか見つからなかったし、わざわざ買い直すのもバカバカしい。塗装をしようと思ったら、プラスチックに塗るのは厄介らしい。一応、「ミッチャクロン」というはがれにくい特殊な下塗り剤を塗ったあとに別の塗装をするという方法があるらしいが、さてどうしたものかと思案していた。

0304ローリータンク.jpg

 そうしたら、カミさんが黒マルチをグルグル巻きにするという奇策を考えて実行してくれた。なるほど、これなら大丈夫かもしれない。カミさんは、朝ドラで有名になった学校で被服を専攻していたから、私とは発想が全く違うのである。
 田んぼの改修の目処がつきつつあるので、次はハウス内の整備だ。養液栽培、ぶどう棚、メロン棚やトマトの準備などいろいろだ。

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プリンスメロン復活

 今年の養液栽培は散々で、装置などを度々見なおした。

    養液栽培の装置見直し 
    養液栽培見直し中(2)

いろいろの不備があり、プリンスメロンやミニトマトの溶液層を二度ほど空にしてしまい、根が傷んだことで勢いが弱まり、病気や虫にやられてしまったことが失敗の原因だったと思われる。しかし、その後装置の運転を続けておいたところ、プリンスメロンの株はなんとか復活し、結構な数の実ができて育ち始めている。ミニトマトの方は、4株のうち1株はだめになったが、1株はかなり復活してきている。植物はどうやら侮れない力を持っているらしい。順調なので、プリンスメロンもミニトマト共、脇芽を切ってきて溶液槽に入れておいた。根が出てきたら改めてちゃんとセットする予定。
 という具合で、いろいろ紆余曲折はあるけれども、なんとなく来年につながる見通しが立ってきた。それだけでなく、プリンスメロンやミニトマトもさらに食べられそうだ。

0828プリンスメロン復活.jpg
 
0828プリンスメロン復活実.jpg

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