定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

養液栽培

養液栽培の一旦撤退と再稼働準備

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 昨夜来てみたら、養液栽培中のメロンにアブラムシが広がり、ほとんどの葉っぱが黒ずんでしまっていた。先週引き上げるときはそれほどでもなかったのだが、何らかの原因で一気に広がったらしい。かなり育ったメロンもなっていたのだが、ハウスの中だから他のトマトなどにアブラムシがうつることも警戒しなければならないし、隣のハウスには地植えのメロンもあり、こちらには絶対にうつしたくないところである。

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 今朝になって、思い切って養液栽培のメロンを全部処分することにした。ハサミで切りながら取っていったが、状況はかなりヒドかった。葉には黒いアブラムシと白い卵がびっしり、てんとう虫の幼虫もいたが、多勢に無勢という感じだった。養液を田んぼに流したあと葉や根をすべて取り、養液槽やパイプなどを洗い、水も入れ替えた。このあとは、一株だけ無事に残っていたトマトを増やし、メロンは数を減らしてやり直すことにした。

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 養液栽培については、病気や害虫の蔓延が弱点という認識はあったけれど、実際にそれが進行し始めると為す術がない状況となる。昨年はうどんこ病だったが、中盤からはなんとか回復できた。ただ、無農薬ではしのげないかもしれない。
 
 

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養液栽培装置の概要

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 今年はすべての養液槽の給水を自動化した。その主役は「ボールタップ」、トイレのタンクの中に隠れている結構重要な役目を負う仕掛けだ。一番最初に揃えた装置は、液体肥料「ハイポニカ」のメーカーが出している評価用(?)のものだが、これにはクーラーボックスの中にボールタップを仕込んだものがオプションで設定されており、それを一緒に買ったのだった。この装置は随分便利なものであり、それに比べもう一つの自作装置の水補給を自分でやるのは結構面倒であった。そんなわけで、今年は全部自動化したのである。

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 これは今年の主力養液槽、4つのトロ箱を連結している。手前左側に流れてきた養液を受ける水溜めがあり、それに直結した補水槽(木蓋つき)がある。4つの槽が連結していて養液が循環するため、溶液濃度や水の補給などの管理は大変にしやすい。ただ、病気の発生と伝染には弱いところはあるだろう。一応、養液の総量は250L内外だが、来年は排水管のレベルを下げて3分の2程度に下げる予定。根にとっては深さよりも面積が重要と思われるからだ。今年は、当初4株のメロンを栽培する。

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 これは最初に購入したハイポニカ303という液肥メーカーが作っている装置、養液量は50L。最初に様子を見るために購入したものだが、3年目の今年も使っている。ミニトマト2株を植えている。
 
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 2つの槽を組み合わせており、小玉スイカとメロンを作る。手前に貯留槽と補水槽(古いポリタンク利用)を配置、養液量は100Lである。
 
 とりあえずこれで始めているが、植えている植物の根や、必ず発生する藻類が配水の邪魔となるはず。その防止対策をこれから考え実施していく。


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養液栽培の準備が進み、定植完了

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 養液槽などの準備は先週ほぼ完了しており、横浜のホームセンターで苗も購入してきたので、本日養液を入れて濃度調整を行い、苗を植えつけた。植えた苗は、ミニトマト2本(とってもアイコ・??)+スイカ1本(小玉)+メロン5本(パンナ2・プリンスPF2・??)と数は少ない。昨年までは1つの養液槽に2株ずつだったが、棚が大混雑になるので減らしてみる。おそらく、減らしても穫れる個数は減らないと思う。

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 養液槽は、総容積が正確につかめていなかったので,微妙な調整が必要だった。50Lと100L、それと250Lということになる。メロンのうち4株はタネから育てたもので、まだ小さめでうっかりすると潜りそうになるほどだった。最初のうちは注意が必要そうだ。しかし、すぐに生い茂ってくるはずだ。
 
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養液栽培の準備

 養液栽培も3年目、今年は溶液槽をほぼ倍に増やすつもりだ。ただ、棚は昨年からほとんど増やせないので、頭上はかなりの混雑が予想される。少し剪定も必要かもしれない。

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 昨日はその配管関係の準備を行った。装置を入れる1号ハウスには、もともと300Lのローリータンクを入れてあったが、規模拡大に備えるべく先日これを500Lに入れ替えてある。そのタンクから2系統の溶液槽に自動給水することにしてある。今回はVP20を使いハウス内を縦断するパイプを設置した。また、例のボールタップを利用した自動給水装置も動作と水レベルの確認まで済ませた。溶液槽は片方のみ設置したが、大型のトロ箱を4台連結する。病気が移るという危険性はあるけれど、溶液の補給と肥料の濃度管理はこれが簡単である。

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 去年の実績では、プリンスメロンの出来が良かったので、ことしはプリンスメロンPFという耐病性のある種を播いてあり、これを養液栽培のメインにしようと考えている。

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貯水槽の防藻対策

 2棟のハウス内には、それぞれローリータンクを設置している。1棟は、養液栽培の給水源として500Lのタンク、もう1棟はちょっと小型の300Lのものを入れ、いずれにもソーラーポンプからの水を必要に応じて給水するようにしてある。このうち、養液栽培に使用する方は25φの塩ビ管で栽培槽につなげてあるのだが、夏になると結構詰まる。タンク内で藻類が繁殖して、特にボールタップの水栓部などに詰まるのである。
 今年はこれをなんとかしようと考えていた。調べたら黄色ではなく黒いプラスチック製のものもあるらしいが、容積が200Lまでしか見つからなかったし、わざわざ買い直すのもバカバカしい。塗装をしようと思ったら、プラスチックに塗るのは厄介らしい。一応、「ミッチャクロン」というはがれにくい特殊な下塗り剤を塗ったあとに別の塗装をするという方法があるらしいが、さてどうしたものかと思案していた。

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 そうしたら、カミさんが黒マルチをグルグル巻きにするという奇策を考えて実行してくれた。なるほど、これなら大丈夫かもしれない。カミさんは、朝ドラで有名になった学校で被服を専攻していたから、私とは発想が全く違うのである。
 田んぼの改修の目処がつきつつあるので、次はハウス内の整備だ。養液栽培、ぶどう棚、メロン棚やトマトの準備などいろいろだ。

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プリンスメロン復活

 今年の養液栽培は散々で、装置などを度々見なおした。

    養液栽培の装置見直し 
    養液栽培見直し中(2)

いろいろの不備があり、プリンスメロンやミニトマトの溶液層を二度ほど空にしてしまい、根が傷んだことで勢いが弱まり、病気や虫にやられてしまったことが失敗の原因だったと思われる。しかし、その後装置の運転を続けておいたところ、プリンスメロンの株はなんとか復活し、結構な数の実ができて育ち始めている。ミニトマトの方は、4株のうち1株はだめになったが、1株はかなり復活してきている。植物はどうやら侮れない力を持っているらしい。順調なので、プリンスメロンもミニトマト共、脇芽を切ってきて溶液槽に入れておいた。根が出てきたら改めてちゃんとセットする予定。
 という具合で、いろいろ紆余曲折はあるけれども、なんとなく来年につながる見通しが立ってきた。それだけでなく、プリンスメロンやミニトマトもさらに食べられそうだ。

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養液栽培見直し中(2)

 ハウス内で3種(きゅうり・プリンスメロン・トマト)の野菜を作っていたが、どうもいろいろ不具合が出ることから、再度装置の見直し・是正を行った。1週間ほど前の記事では、きゅうりがだめになり撤去やり替えと書いたが、プリンスメロンも結局2週続けて栽培槽が空になり、枯れかかってしまった。この原因としては、栽培槽の容量50Lでは月火の二日間もたないほどよく水を吸うということにあったので、本日、ボールタップを仕込んだ水槽を脇に付け、ここにローリータンクから減った分だけ水が入るように改造した。プリンスメロンの実がいくつかついているのでこれで様子を見るが、駄目になる可能性大である。ハウス内には、うどんこ病とアブラムシが発生しており、水切れなどで弱ったところにこれが襲いかかったという感じだ。

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 トロ箱3段のトマトは、全体水量が200Lほどあり、トマトの吸う量はメロンほどではないので、水が無くなることはないものの、ポンプが詰まるというトラブルが頻発しており、このせいでtまとも少し萎びている。何しろ肥料を含む水が大量にあるので、アオミドロやらいろいろな藻類も発生する。この辺りをうまく濾過する仕掛けを至急考える必要がある。それと、川からの揚水に使っていた500Lのローリータンクが余っているので、こちらにも自動給水をしようと考えている。

 養液栽培については、水の補給・濾過がかなり重要なポイントになることを痛感。また、病気や虫の害についても、露地栽培よりは逃げられない感じだ。ということで、後半戦で何とか立て直して来年からの本格稼働につなげていきたいところだ。

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養液栽培の装置見直し

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 今日は雨模様だったし、養液栽培のきゅうりを撤去したこともあり、装置を一部見直しした。1つは、ローリータンクからの給水装置部分だ。ローリータンクから出た水は、ハイポニカの会社から買った装置に入る前にボールタップで一定レベルになるようにコントロールされている。しかし、ボールタップの給水部が詰まりやすいのである。今頃だと、ローリータンク内にアオミドロが発生し、これが詰まってしまう。このため、配管の途中にアオミドロを取る仕掛けを付けた。ついでにローリータンクの水をバケツやジョウロに取り出せる栓もツケた。

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0716溶液クレソン増設1.jpg

 もう1つは、トロ箱を2段並べてトマトを作っている方に、一つ箱を増やした。一番下の水を貯める樽にカミさんがクレソンを入れたので、中のポンプに根などが入り込み詰まる状況が頻発しているので、クレソン用の箱を増設したのである。
 あと一つ、トロ箱1台でプリンスメロンを育てているが、先週末から2日間で箱の中の水がなくなってしまうという状況が発生した。50L位は入っているはずなんだが、メロンはよく水を吸うらしい。これも水量を増やすような改造が必要だ
 

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養液栽培のきゅうり、やり直し

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 2年目の溶液栽培で、見直しをしなければならなくなった。養液栽培では、きゅうりとプリンスメロン、それにトマトを育てている。ただ、梅雨の間の湿気も影響していると思うが、ハウス内にはアブラムシが発生し、きゅうりが最もひどくやられており、多くの葉に病気も出ていた。

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 きゅうりはハウス外に10株ほど植えてあるが、うち半分はピークを過ぎており、養液栽培のきゅうりが代わってメインになるはずだったが、この予定がちょっと狂ってしまった。開始は6月初めだったから1ヶ月半ほど後戻りする感じだが、気温も高いし養液栽培の交代要員も1ヶ月以内にきゅうりを作ってくるはずだ。

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 だが、ハウスという閉じたところで養液栽培を行う以上、害虫と病気は大きな課題だ。特に無農薬でやるのは楽ではない。今回、プリンスメロンのうどんこ病には重曹、きゅうりのアブラムシには食品成分の薬なども使ってみたが、あまり効果はなかった。プリンスメロンの隣に植えたコロタンにはうどんこ病は伝染らなかったから、品種の選定などは重要だろう。その他はこれから勉強だ。

 根の成長はかなりのものである。本来なら、これからどんどんきゅうりを生産するはずだったのに 
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養液栽培中のトマトについて

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 ハウスを作った一昨年から、(ミニ)トマトはよく穫れていて出来もなかなかいい。なので、カミさんは2号ハウス(21坪)をほとんどトマトで埋め尽くしている。私は、メロンをやっている1号ハウスの中で養液栽培で4株のトマトを育てている。先行している2号の方は収穫時期が始まって赤い(一部黄色も)トマトが出来ているが、1号の養液栽培の方も小さな実がつき始めた。ただ、こちらの方はまだ整枝中という段階である。トマトも、他のきゅうりやプリンスメロンも、養液栽培で作るものは全てパイプで作った天井に這わせ、いわゆる空中栽培で作るので、各枝を紐で引っ張ってこちらの希望する方向に向かわせているのである。養液栽培では根の吸収もいいはずだから、脇芽も全く取らずに好きにやらせているから、整枝中と言っても枝は大混乱だけれど。

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 今回、トロ箱を2つ並べてセットしているが、一番下の水溜用の樽にはカミさんの手でクレソンが放り込まれており、これが実によく育っている。しかし、樽の底にセットしてある水中ポンプに根が吸い込まれ、詰まりそうになるのでちょっと困っている。いっそのこと、クレソン用にもう一台トロ箱を増やしてみようかと考え中。来年は最初からトロ箱4~5台にすることにしよう。
 
 
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