定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

養液栽培

プリンスメロン、順調

 1号ハウス内ではプリンスメロンPFの収穫が続いている。先行した地植え・立体栽培の方は今月前半から収穫を始めており直売もしているが、熟すタイミングを掴めておらず、割れて自家用となるものも多い。

0727プリンスメロン1

 先行の地植えから切り取った芽を利用して遅れて始めた養液栽培の方は、急速に成長しており、大きな実も付き始めている。養液栽培の特徴は根の生育が早いことであり、すでにトロ箱の中にはいっぱいの根がある。これが早い成長を引っ張っているわけだ。根が育っていて、しかも効率がいいようなので、樹の方はほとんど選定してこなかった。なので、ちょっと混乱気味だ。実はネットで吊るすようにしているが、なかなか手を入れられない状況。

0727プリンスメロン2

 草刈りをしていないときは、だいたいハウスに入ってメロンの面倒を見ているが、今年は暑くてハウス内は辛い。今日は過ごしやすかったのでちょっとはかどった。

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メロンの養液栽培・進行状況

0705メロン養液2
    根は、出たらあっという間に伸び始める

 最初にタネを播いて地植えした棚仕立てのプリンスメロンから脇芽を採って、最初はメネデールに入れていたが、途中から養液層を活かしてここに挿すように変更してきた。このようなウリ科の植物は、わざわざホルモン(?)の助けを借りなくても発根能力はかなりあるようで、養液に入れておいたら根がどんどん出て、そして上のツルも勢いよく伸び始めた。メロン棚の方は、先月前半から実が付き始めているが、養液の方もすぐに追いつくのではないかな。養液栽培の特徴は、なかなか衰えないことだ。地植えのほうが枯れたあとも、結構長い間実がなり続ける。きっと根が傷まないのだろう。

0705メロン養液1

 いいことばかりではない。地植えの方は11株だが、うち1株は枯れ始めた。原因はわからないが、根は腐り始めている。株間はほぼ60cm位だが、1株抜いても両側からカバーしてくれるので、特には何もしないつもりだ。

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養液栽培(プリンスメロン)準備中

0530芽と根を出す

 プリンスメロンは、タネを播いて作った苗をハウス内で育てており、それぞれ子ヅルが各3~4本ずつ出揃った段階。そろそろ余分なツルが出始めていて、それを切ってメネデールとGS酵素で作った培養液に浸け、根が出るのを待っている状態。

0530養液槽1

 一方で、養液槽自体の準備も始めている。毎年、ミニトマトとプリンスメロンを作っていたが、ミニトマトの方はどうもパッとしないため、今年はすべてプリンスメロンにする予定。養液槽は昨年と同じ編成だ。メインはトロ箱4台が連結したもの、あとは2台をつなげたものと液肥を作っているハイポニカの家庭用システム、以上の3系統で行う。

0530養液槽2

 毎年再開の時には結構苦労するのだが、たいてい水の量を調整しているボールタップ(トイレのタンク内にあるやつ)の調子が悪い。水道のようにきれいな水なら問題はないが、養液栽培の環境では詰まりやすい。特に透明なホース内には藻が発生するのでそれが原因になるようだ。今度のシーズンオフには対策しよう。ただ、普通のコードを繋げた電気系統はかなりやばいことになっている。これもシーズンオフの改良対象だ。

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本日の作業

0526芋畑準備完了

 梅雨に入る前に片付けておきたいことが山程あり、結構慌ただしい。今日は、朝から借り畑のサツマイモ畑のマルチがけ(残り)を片付けた。先週8本やってあったが、今日は残りの14本。この内半分は来週届く芋苗の分、残りは自作苗用だ。全体では、相当多かった昨年の7割程度の本数になりそうだ。

0526サトイモ中耕

 そのあとはサトイモの畝間を管理機で耕した。芋の根本はかみさんが手作業で除草しており、これで借り畑の方の里芋の除草作業(一回目)が終了である。
 本日の最後は養液栽培の準備だ。トロ箱を並べて配管を行い、通水まで完了した。地植えのプリンスメロンは子づる3本仕立てが進行中で、余分なツルを切ってメネデール溶液に浸け始めたので、それに根が出たら溶液槽に移すことになる。ちょっと疲れたが、充実している。

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今年のプリンスメロンを振り返る

0901プリンスメロン

 上の写真はちょっと前の1号ハウス内、こちらではミニトマト(地植えと一部養液)とプリンスメロン(地植えと養液)をやっている。プリンスメロンは大体終盤を迎えつつある。植え付けが早かった向こう側の棚(地植え)は完全に終了して撤去し、3代目のきゅうりを植え付けた(下の写真)。最終回のきゅうりはハウスの中で暮らすのだ。手前の養液栽培のメロンはまだ残っているが、液肥は入れず水のみ補充している。
 
0901きゅうり定植

 養液栽培のトマトはあまり調子は良くなかった。地植えに完全に負けた。来年の養液栽培はトマトをやめることとし、プリンスメロン以外に網目のメロンもやってみることにしよう。

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初夏の収穫

0729初夏の収穫

 このところは、ハウスの中で栽培しているミニトマトとプリンスメロンがよく穫れている。ミニトマトは毎日バケツ一杯ほど穫れるが、どうも当直売所のマーケットボリュームを超えているようで、元々あまり好きではなかった私の胃袋にも大量に投入する事態になっている。しかし、現代のミニトマトは甘くて味も濃く、嫌ではない。収穫も、カミさん一人では大変なので、何もやることがない場合には手伝っている。割れているやつはそのまま胃袋行きだが、そういうものがうまいのである。

0726メロン棚

 プリンスメロンは、地植えのものが先行して収穫期を迎えている。ただ、木は傷み始めており、いま実をつけている80個ほどで終了の見込み。そのあとは養液栽培の方をとっていくことになるはずだ。養液栽培の方は根の傷みがないぶん木は長持ちするようで、まだもう少しは穫れていくと思っている。プリンスメロンは収穫時期の見極めが難しい。去年はヘタから外れたものを穫っていたが、今年は外れる前に割れてしまう。水のやりすぎかもしれないので、地植えの方の水やりは見送り気味にしている。

0726ミニトマト

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ローリータンクへの給水(小改良)

 今朝みると、一番小さい養液層が空になっており、更に昨日夕方にいっぱいにした500Lローリータンクも空になっていた。点検すると、ローリータンクの取り出し部の継ぎ手が緩んでおり、そこから漏れているようだった。一応ローリーに半分ほど水を入れて借り畑のジャガイモ掘りに出かけ、戻ってみると明らかに水が減っている、これはおかしい。

0623タンク周りの小改良1
       手前が外した古い配管、奥は取付けたVP20の給水栓など

 もう一度詳細にチェックすると、一番小さい養液槽から水が溢れ出ていた。先週、水深を深くしようと調整したことが原因だった。それにしても500Lのタンクに水をいれるのは時間がかかる。今の配管状況だが、田んぼ脇を走るVU40の幹線からVP20の支線を取り出しハウスの中まで持ってきているのだが、手持ちの水栓(プラスチック製)の都合で、タンクの手前からVP13という細い管にしてあったのだ。夕方、この部分を全部VP20に交換して水栓も3/4径の金属製バルブに取り替えた。

0623タンク周りの小改良2  

 効果はめざましく、太い水がタンクに入っていくようになった。これまで、タンクへの補給は時間がかかるので、ついつい忘れてしまうことも多く、ハウス内で作業をするときに行なったりしていたのだが、断面積が2,4倍になった以上に給水量は増えた感じなので、給水が楽になるだろう。統計は取っていないが、盛夏になると養液栽培の水もドンドンなくなるので、給水量や回数は結構なものになるのだ。


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ハウスの中では

0622養液トマト

 今年は養液栽培でちょっと苦労をしている。トマトを先行させていたが、しおれて駄目になり取り替えるということを3会やったのだが、どうやらピシウム菌というものが居付いたらしい。一度水を替えて洗ってみたが、再発している。どうやら銀イオンで退治できるというので、先週末にAg+を発生するというもの(あやしい)を買って使い始めているが、まだ効果は不明。

0622養液メロン1

 あとから始めたプリンスメロンの方は立たがり順調で特に問題はない。親づるがあと2節ほど伸びれば詰めて子ヅルを育て始めるという段階だ。プリンスメロンはハウス内の地植えが先行しており、高いツルは背丈ほどになっている。今年は整枝がうまくいっており、孫ヅルを選びながら伸ばすという形になりつつある。果実もいくつかできていているし、楽しみだ。

0621プリンスメロン1

0621プリンスメロン2

 ということで、養液栽培についてはトマトをやめて他に替えてみることも考えたほうがいいかもしれない。あるいは3組の養液槽のうち、病気が出ているものを今年は見送るという策もありそうだ。
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養液栽培の一旦撤退と再稼働準備

0629ハウスのメロン1.jpg

 昨夜来てみたら、養液栽培中のメロンにアブラムシが広がり、ほとんどの葉っぱが黒ずんでしまっていた。先週引き上げるときはそれほどでもなかったのだが、何らかの原因で一気に広がったらしい。かなり育ったメロンもなっていたのだが、ハウスの中だから他のトマトなどにアブラムシがうつることも警戒しなければならないし、隣のハウスには地植えのメロンもあり、こちらには絶対にうつしたくないところである。

0629メロンの虫P.jpg

 今朝になって、思い切って養液栽培のメロンを全部処分することにした。ハサミで切りながら取っていったが、状況はかなりヒドかった。葉には黒いアブラムシと白い卵がびっしり、てんとう虫の幼虫もいたが、多勢に無勢という感じだった。養液を田んぼに流したあと葉や根をすべて取り、養液槽やパイプなどを洗い、水も入れ替えた。このあとは、一株だけ無事に残っていたトマトを増やし、メロンは数を減らしてやり直すことにした。

0629養液入れ替え1.jpg


 養液栽培については、病気や害虫の蔓延が弱点という認識はあったけれど、実際にそれが進行し始めると為す術がない状況となる。昨年はうどんこ病だったが、中盤からはなんとか回復できた。ただ、無農薬ではしのげないかもしれない。
 
 

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養液栽培装置の概要

0428第2栽培槽2.jpg

 今年はすべての養液槽の給水を自動化した。その主役は「ボールタップ」、トイレのタンクの中に隠れている結構重要な役目を負う仕掛けだ。一番最初に揃えた装置は、液体肥料「ハイポニカ」のメーカーが出している評価用(?)のものだが、これにはクーラーボックスの中にボールタップを仕込んだものがオプションで設定されており、それを一緒に買ったのだった。この装置は随分便利なものであり、それに比べもう一つの自作装置の水補給を自分でやるのは結構面倒であった。そんなわけで、今年は全部自動化したのである。

0428第1栽培槽.jpg

 これは今年の主力養液槽、4つのトロ箱を連結している。手前左側に流れてきた養液を受ける水溜めがあり、それに直結した補水槽(木蓋つき)がある。4つの槽が連結していて養液が循環するため、溶液濃度や水の補給などの管理は大変にしやすい。ただ、病気の発生と伝染には弱いところはあるだろう。一応、養液の総量は250L内外だが、来年は排水管のレベルを下げて3分の2程度に下げる予定。根にとっては深さよりも面積が重要と思われるからだ。今年は、当初4株のメロンを栽培する。

0428第3栽培槽.jpg

 これは最初に購入したハイポニカ303という液肥メーカーが作っている装置、養液量は50L。最初に様子を見るために購入したものだが、3年目の今年も使っている。ミニトマト2株を植えている。
 
0428第2栽培槽.jpg

 2つの槽を組み合わせており、小玉スイカとメロンを作る。手前に貯留槽と補水槽(古いポリタンク利用)を配置、養液量は100Lである。
 
 とりあえずこれで始めているが、植えている植物の根や、必ず発生する藻類が配水の邪魔となるはず。その防止対策をこれから考え実施していく。


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