定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

ingress

ingress 継続中

 昨年10月ごろ始めた ingress という google提供の街を歩き回るゲームは、まだ続けている。ただ、都会でなければいろいろな制約があるため、週のうち5日を超田舎で過ごす私は、残念ながらレベルアップなどが遅く、ともすれば周囲から取り残されそうになっている。このゲームは、基本的に終点はないのだが、レベルが一つの尺度となっている。最高はLV16であり、私が所属するグループ(本牧ファームという強力な補給拠点を中心として活動している)では最近到達者が急増しているが、私はLV12に留まっている。

1218LEVEL12.png

 ただ、田舎であると有利な点も皆無ではない。レベル以外にもチェックポイントがあり、その達成状況がレベルアップの条件にもなっているのだが、その中で「ガーディアン」というものがある。このゲームは基本的に陣取りゲーム的な仕立てなのだが、ポータルという陣地のようなものを所有できるのである。もちろん取り合いだから、敵(だけでなく味方)に奪われるのが普通である、それがゲームの目的でもあるから。このポータルをどれだけ保持できるかということがこのガーディアンの基準である。私はこのほど150日という最高の数字を達成した。

1217guardian.png

 対象となったポータルは、大多喜町の役場から南東に3kmほどのところにある神社。目の前は田んぼで、その向こう200mほどのところを国道が走っている。このあたりのエージェントはそれほど活発ではなく、街中の中立ポータルも放置されることがよくあるから、ちょっと離れたこのポータルは盲点だったかもしれない。最も注意すべきは、東京あたりからやってきて「ガーディアン」対象ポータルを物色するエージェントである。それほど辺鄙というわけではないが、国道からの距離が少しあるので、どうやら目立たなかったのだろう。
 ということで、レベルはまだまだだがガーディアン・オニキスという勲章をもらうことができた。最近は、このポータルを護りたいという気持ちもあり、少し活動を控えめにしていたけれど(特に房総半島南部)、これから春に向けてどんどん活動を強化するつもりだ。

 
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自分で申請したポータルを訪ねた

 私が農業の余暇にやっているゲーム(ngress)では、ポータルという陣地のようなものが重要な役割を果たしている。簡単にいえば、青組と緑組がこの陣地を取り合うというゲームなのだ。こんな単純なものなのに、夜も寝ないで汗まみれになりながらみんなやるのはなぜだろう。
 ということは置いておき、今日はそのポータルの話題だ。ポータルはエージェントと呼ばれるゲームをやっている人たち自身が申請し、審査されてOKになれば突然生えてくる。横浜ではすっかり申請しつくされているので、私の場合大多喜の農場周辺でいろいろ申請しているのだが、これまではなかなか認めてもらえなかった。返事があっても、「基準を満たさない」というものばかりだった。
 ところが、昨日一度に鴨川に4ヶ所もできてしまったのだ。今日は、折よくホームセンターに出かけるついでがあったので、(予定していた市原ではなく、ポータルができた鴨川に変更し)出かけていった。まあ、途中敵に取られたポータルを取り返しながらだったが、4ヶ所のうちの一、とある神社に行ってみた。

 
0813神社階段1.jpg

 そうすると、階段の下にこんな立て札が・・・・・・  左側にある立て札に注目


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上まで上がったと思ったら、まだその上が・・・・・
 
0813階段段数.jpg
 
上がってみたら、なんと338段だったらしい。もう息はゼイゼイ、汗でびしょびしょ、おまけに雨まで降ってきた。まあ、一応キャプチャーして一安心。

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下のポータルの写真には申請した私のエージェント名が入っている。しかし、申請の時私は本殿まで上がらず、山の下の鳥居だけ撮って場所のみ本殿のところを指定して申請したのだが、こんなすごい階段があるとは思わなかった。しかし、この階段は相当な障壁である。自分が申請したポータルでなければ私自身も諦めたかもしれないほどだ。このまま人に取られないと「ガーディアン」というメダルの色が日数によって変わってくる。私は別のところで90日以上守りきり、プラチナメダルをとっている。ここでそれを上回るまでには5ヶ月要るのだが、果たしてできるだろうか。

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スマホの充電器いろいろ

 イン活(Ingresで遊ぶことをこう言う)をやっていると、電池の消耗がはげしくその対策が大きな課題となる。ingressやる前から電池切れは嫌だったから、2万mAhクラスの外部電池を買ってあったが、ポケットに入るくらいの小型(1万と1.3万mAh)外部電池を買い足した。活動中は、メインのNEXUS5から使い始め、電池がなくなるとかばんに入れて外部電池から充電し、もうひとつのアンドロイドスマホ(galaxy nexus)からテザリングで電波を出し、Nexus7やiphone、iPod Touchを順次使っていき、galaxy nexusの電池が弱ってきたらNEXUS5を再度使い始めるという具合だ。幸いingressのアプリ自体はandroidとIPHONE系の差は少なく操作自体に問題はないが、道路脇でゴソゴソと交換したりするのもちょっとみっともない。それに、ただでさえこれをやっていると怪しいと見られているはずだから、疑わしき行動は避けようと考えた。

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 それで、こんなものを買ってみた。容量は6000mAhだからちょうどスマホ1回分、スマホとほぼ同じ大きさで薄い。重ねて持てるし胸のポケットにも入れることができる。ケーブルは専用のものがついており、電池への充電、スマホへの給電ともこれを使用する。ケーブルは大容量のようで、充電・給電とも早い感じだ。これはなかなか具合がいい。スマホの電池が20%くらいになったらこれをつける。回復したら外部電池につないで給電する。なんだ、結局あまり変わらないかも。ただ、朝から夕方までくらいならば問題なく活動はできている。

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ところで、アメリカではそれほど買い物はしなかったが、軍の放出品をメインにしている店に寄った時ingress用ということでバッグをひとつ購入している。これはピストル用という触れ込みだった。4丁入るというのだか本当にピストル用なんだろうか。そのせいかポケットが一杯ついており、電池やスマホをたくさん持ち歩くには都合がいい。ただ、20ドルという安物なので、なんとなく仕立てが悪く形も歪んでいるが、私の用途には全然問題はないので次の安物を見つけるまでは使うことになりそうだ。

梅を愛でるひととき:三渓園

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 これまでの60数年間、桜を含めて花をみるということはそれほどはなかったのだが、昨日は観梅の日であった。もちろんそれだけではなく、スマホ片手にingressやりながらだったが。山頂公園を抜けて本牧のイオン周辺で武器などを調達して三渓園に到着すると、天気は今一つでかばんの底に傘を入れてでかけたほどだったが、園内には大勢の人たちがいて散策していた。まだ春節期間中なのだろうか、中国の人もかなり多い。あとは私のような老人も多い。
 三渓園は、明治の頃に生糸で財を成した原三渓という人が自邸と庭園を作ったものが母体である。庭の一部は当時から一般に開放されていたが、戦後財団法人の所有となり、横浜市が管理するところとなり、現在は全てに開放されている。園内には多くの建物が配置されており、色々なところからの寄せ集めという雰囲気もあるが、いずれもそのままにしておけば歴史の浪の中に消えてしまったものも多かったに違いなく、ここでそうした建物などに触れることができるのはありがたい。春の梅や桜、秋の紅葉などの四季の見どころも多く、そうした時期に園内を散策すれば、自然と建物との組み合わせが特に興味深いはずだ。と書いてはいるけれど、そばに住んで50年近くなるのにほとんど足を踏み入れたことがなかったこの三渓園、ingressのおかげで月に何度かは足を運ぶことになった。横浜市では65歳以上の市民に「濱ともカード」という優待券を配布しており、これを見せればタダというのも年金生活者になありがたいところだ。
 ingress的に言うと、この園内には30以上のポータルがあるが、いずれも青組のものとなっている。時折緑組の人たちにチョッカイを出されはするが、まもなく修復されるというパターンである。私の横浜拠点のあたりは全般的に青組が優勢であり、三渓園からほど近いイオン本牧(昔のマイカル本牧)周辺とともに、ある意味ingress青組の一大拠点と行っても良さそうだ。しかし、このゲームではどちらかというと攻撃側有利であり、私のような一人前になりたてのエージェントでも大抵は破壊可能である。結局のところ、壊されてもすぐに復旧して更にレベルアップできる体制がそうした拠点を形成していくのである。
 なんだか偏った話になってしまったきらいもあるが、昨日はingressも楽しみながら梅も共に楽しんだ。私だけではもったいないので、今日は農場に出かける前にカミさんと一緒にもう一度訪れることにした。まあ、ingressはやめておくことにしよう。


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ingressを巡る2つのコミュニティ

 何かの情報で、Facebookに「イングレスお達者倶楽部」というコミュニティがあると知りさっそくチェックしてみたが、元気な爺さんの集まりらしくこれは参加するしかないだろうと申し込んだ。オープンなのでfacebookアカウントを持っていれば見に行ける。健康保険も介護保険も縁がない生活を送りたい方はingressもこのコミュニティも参加を検討するといいと思う。
 ingress関係ではこれが二つ目の参加コミュニティだ。もう一つはハングアウトというgoogleのアプリを介した横浜南部エリアの青組のコミュニティである。こちらはかなりディープな人たち、若い人が多いと思われるが、情報量は実に豊富でイン活をするには何から何まで参考になる。
 ということで、ingressを通して社会とつながるという側面も見えてきた。サラリーマンを卒業して、社会とのつながりのほとんどを占めていたものがなくなった。これまでは農場と直売所それぞれのご近所さんとのつきあいが日常的な社会とのつながりだったけれど、違うものができ始めている。たかがゲームというなかれ、社会とつながって自分の位置を考え作っていくことは死ぬまで必要だと思う。


0210ingress.jpg


 昨日今日は直売所の仕事を午前中早めに片づけて、夕方までイン活を行った。ハングアウト仲間のアドバイスもいろいろあり、順調にポイントが溜まりレベルも上がりつつある。
 
 
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