定年後・田舎作って・コメ野菜

定年に到達した2008年末、房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。

夜の音楽ビルに、まだ灯っている明かり — “The Light Still On”

小学校から中学にかけて、TVではアメリカのホームドラマをよくやっていた。戦後世代の私には特別なアメリカコンプレックスはないのだが、それでも画面の向こうに見える、豊かで、屈託がなく、どこか明るい生活には、やはり一種の憧れがあった。
音楽についても、入口のひとつはそのあたりにあったのだと思う。1960年代のアメリカン・ポップス。とくに、ニューヨークの音楽出版社ビルから次々に生まれてきたような、ピアノが鳴り、女性コーラスが重なり、短い曲の中に小さな物語がきちんと入っている音楽である。
今回作ったアルバムは、その時代の空気を少し借りている。
タイトルは “The Light Still On”。

21d477a4-f2e5-4b47-ad86-d34198a72feb


直訳すれば、「まだ灯っている明かり」ということになる。夜のニューヨーク、古い音楽制作ビル。多くの窓は暗くなっているが、ひとつだけまだ明かりがついている。そこには、若い作曲家がいて、ピアノの前で歌詞を書き直しているかもしれない。あるいは、明日のデモ録音を待つ歌手たちが、廊下で小さくハーモニーを合わせているかもしれない。管理人は掃除をしながら、まだ世に出る前のメロディを、誰よりも早く聴いているかもしれない。
そんな情景から生まれた10曲である。
派手な曲ではない。
大きなドラマがあるわけでもない。
ものすごい歌唱力で圧倒するアルバムでもない。
むしろ、古いアップライトピアノ、歩くようなベース、軽いタンバリン、控えめなドラム、柔らかな女性コーラス。そういう小さな音が、静かに寄り添ってくるタイプのアルバムである。
曲の中には、街角の電話ボックスから恋人の声を聞こうとする女性がいる。朝のブロードウェイを歩く人がいる。待っていた手紙が来なかった朝、それでもコートを着て外へ出ようとする人がいる。自分が書いた曲を、別の誰かがラジオで歌っているのを聴く作曲家がいる。
つまりこれは、単なる恋愛ソング集ではない。
歌が生まれる前の時間。
歌が誰かの手に渡る瞬間。
名前の残らない人たちが、それでも何かを作っていた夜。
そういうものを、10曲の小さな物語として並べてみた。
SUNOで作っていると、どうしても派手なもの、強いもの、今風に整ったものが出やすい。しかし今回欲しかったのは、そういうものではなかった。聴き終わったあとに、少し気持ちが静かになるような音楽である。若い頃に聴いたわけでもないのに、なぜか昔から知っていたような気がする音楽。夜中に一人で聴いても、朝の作業の前に流しても、邪魔にならず、しかしちゃんと心に残る音楽である。
アルバムジャケットも、その感じに合わせた。
夜の街角。
古いビル。
濡れた舗道。
遠くの街灯。
そして、ひとつだけ灯っている窓。
そこに、このアルバムの全部がある。
AI音楽というと、どうしても「どこまで本物に近いか」という聞き方をされがちである。もちろん、それも面白い。しかし、私にとっては少し違う。これは、昔から頭のどこかにあった音楽の風景を、今の道具で掘り起こしている作業である。
誰かの古いレコード棚に入っていそうで、実際にはどこにも存在しなかったアルバム。
それが “The Light Still On” である。
大音量で聴く必要はない。
仕事の合間でも、夜の片づけの時間でもいい。
少し静かにしたい時に、流してもらえれば十分である。
たぶん、どこかの曲で、ああ、こういう感じは悪くないな、と思ってもらえるのではないかと思う。






一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



スマホ増強

0905スマホ2台持ち

 PIXEL 2台持ちを卒業したんだが、そのあともう一台増やしてしまった。方針はいつもグラつくのである。それも今度はiPhone である。補聴器補助の 2台の AirPods Pro 3 のコントロールが iPad mini では不自由なことがある為、というのが理由の一つ。あと、iOS 固有のアプリを使う必要があることがもう一つの理由だ。
 なるべくかさばらないという条件で選んだのは、iPhone 13 mini の中古。IOSYS で5万円、ほとんどが3〜4万だが、ランクAを選択してみた。それが大当たりで、電池は97%でほとんど劣化していない。修理履歴もないし、充電サイクルは170程度とほとんど使われていなかった個体と思われる。
 実際に持ち歩いてみると、これがなかなかいい感じ。最近のスマホは大きくなりすぎた感がある。pixel も最近はカメラが同じならXLではなく普通のPRO を選ぶのだが、それよりかなり小さい2台目ならこれで十分だろう。まして、野良仕事以外なら iPad miniを常時携帯なので、これとも役割分担がはっきりしていい具合。当分この3台のラインアップは続くだろう。

0905iPod touch
   さすがにiPod Touchに比べるとデカい



一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


大根畑(種まき)

0903大根畑

 時期が来たので大根畑を作ってタネを蒔いた。バッタがとても多いので、不織布をかけてある。いつも作っている上の畑で延長50mほど。

0903旧2号田んぼ

他に旧2号田んぼも耕耘して畝立てまでやった。ここは大根だけでなくカブや葉物野菜を植える予定。これらは田んぼのあとにも蒔くのだが、少し時期が遅くなる。ので、先にこちらにも蒔くことにした。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



たんぼのサルの被害

0903たんぼの被害


 最近、たんぼの奥にはあまり行かないが、草を刈りがてら見に行ったら、どうやら結構サルが入っている。先に米になりかかっているミルキークイーンが、全体の15%くらい倒れている。明日は横浜出勤だが、土曜日に雨の影響がなければ刈ることにしよう。
 電動カカシに任せっきりにしているが、どうも効果が薄れてきた感じ。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


WIDE HORIZON / STORM GLASS

storm glass 1

 前作『HIGH WATER MARK』では、広い空間の中でアコースティック・ピアノが高いところへ抜けていく感じをずっと探していた。作っているうちに、ピアノそのもの以上に、そのピアノが鳴るための「空間」が大事なのだと分かってきた。ベースは地面、ドラムは前への流れ、ギターは横幅、そしてピアノは高さ。そんな考え方で出来上がったのが一枚目だった。
 二枚目で同じ青空をもう一度作っても仕方がない。そこで今回は、その空の中に天候を入れてみた。風が吹き、気圧が変わり、雲が低くなり、雨が来る。雨が上がれば陽が差し、夏の宵になり、道路沿いに灯りがつく。そして最後には、また遠くの空が開いていく。アルバム名の『STORM GLASS』は、そんな変化を眺めるための古い気圧予報器から取った。
 一曲目「WINDWARD LINE」では、前作の広い空間を残しながら、バンド全体が動き始める。「FOLLOWING WIND」は明るい歌物。「PRESSURE LINE」では高いピアノを前半で封印し、低い2コードVampから後半になって初めて空を開く。「LOW CLOUDS」は雨の前の妙に静かな時間。そして中央の「STORM GLASS」で、風、雲、嵐、雨上がりまでを一つの長い曲にした。












 後半は「AFTER THE RAIN」で少し速度を落とし、「SUNBREAK」で一気に陽が戻る。「NIGHT HEAT」は暗い夜ではなく、まだ昼の熱が残る夏の宵。「LIGHTS ALONG THE LINE」は道路沿いの小さな灯りを眺めながら走る歌。そして最後の「CLEAR TO THE WEST」では、前作のようにピアノだけを残さず、最後までバンド全員で空が開くところまで行く。












 一枚目では「広い空」を作った。二枚目では、その空を動かしてみた。曲調はかなり広がったが、中心にあるのはやはりアコースティック・ピアノである。ただ今回は、高く飛ぶだけではない。低く沈み、リズムを叩き、雨の前には音数を減らし、雨上がりには大きなコードを置く。WIDE HORIZONというバンドの音が、少し見えてきたように思う。

TRACK LIST

WINDWARD LINE
FOLLOWING WIND
PRESSURE LINE
LOW CLOUDS
STORM GLASS
AFTER THE RAIN
SUNBREAK
NIGHT HEAT
LIGHTS ALONG THE LINE
CLEAR TO THE WEST

storm glass 2




一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


サルのイタズラ

 金曜日の日帰り出勤の日、カミさんが一人だったからか、サルがやって来たらしい。被害は大したことなかったが、いろいろ手を出した模様。

0829ミニ田んぼの被害


 まずはmini田んぼだが、中に侵入してイネを数株倒していた。一応、完全ではないが杭を立てて海苔網で囲ってみた。カメラを2台配置しているが、音だけでも出そうかと考えている。

0829サル対策


 もう一箇所、ハウスの中に入ってブドウをちょっと齧ったらしい。あまりブドウは好きではないようだ。
 さらにもう一つ、シェルター外側にきゅうり(小)が齧られて落ちていた。中に入った形跡がないので、カミさんの推理では屋根から蔓を引っ張ってネットの網穴から引っ張り出して食べたんじゃないだろうかとのこと。
 監視体制を強化しないとね。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


ドア、水の音問題

 梅雨の頃から、ヤリスの左後ろドアのあたりから水の音がしていた。梅雨明け後少し大人しくなっていたが、最近またピチャンピチャンと賑やかになってきた。左後ろの窓廻りを見たら、多少隙間があるので、これに違いないとカインズに行くついでに鴨川のカローラ店に持ち込んだ。
 行ってみると、メカニックがすぐ出てきて、説明しながらドアの下のゴムパッキンを外した。そうするとかなりの水が流れ出た。どうやらよくある話らしい。と思ってあとでgemini に聞いたところ、説明が出てきた。
 窓の下の仕切りゴムは水の侵入を防ぐものではなく、ドアの中には水が入る前提らしい。メカニックが外したゴムにはおそらく穴があいており、そこから水が流れ出るはずだが、ホコリやゴミが詰まっていた模様。どうやらこのことは結構当たり前のように知られているらしい。
 

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



HIGH WATER MARK by WIDE HORIZON

HIGH WATER MARK

Final Track Order

① HIGH WATER MARK
② CYPRESS RUN
③ SOUTHERN MERIDIAN
④ RIVER GLASS
⑤ OPEN ROAD SIGNAL
⑥ WEST OF THE RIVER
⑦ SUNLINE
⑧ HEAT SHIMMER
⑨ AFTER THE HEAT
⑩ BLUE HORIZON

ライナーノーツ
Sea Levelを久しぶりに聴き直したことから、このアルバムは始まった。
Sea Levelの最初の二枚は、昔ずいぶん聴いた。もう死んでしまった弟が持っていたものを聞いて気に入り、自分でもCDを買ってみたのである。レコードなら「擦り切れるほど」という言い方がそのまま当てはまる。Chuck Leavellのピアノ、Lamar Williamsのベース、Jaimoeのドラム、Jimmy Nallsのギター。そこへ二枚目ではRandall BramblettやDavis Causeyが加わる。
あらためて聴いてみて、最初に思ったのは「こんなにピアノのバンドだったのか」ということだった。もちろん昔からChuck Leavellのピアノは好きだった。しかし今回あらためて意識したのは、単にピアノがよく聞こえるということではない。バンドが下で動いているところから、生のピアノが突然すっと上へ飛び出してくる。その音が妙に乾いていて、しかも高いところにある。
最初はこの「ピアノが飛び出す感じ」を再現しようとした。ところが、やってみるとなかなかうまくいかない。ピアノの音量を上げればいいというものではない。ピアノをたくさん弾かせても違う。ギターを引っ込めてもまだ違う。
何曲か試しているうちに、もう一つ大事なものに気がついた。空間である。Sea Levelの初期の音には、ずいぶん広い空間がある。狭いスタジオの中で四人が肩を寄せ合って演奏している感じではない。もっと上が高い。左右も広い。私には、よく晴れた日の高い青空のように聞こえる。下の方ではベースとドラムが動いている。ギターは左右の少し離れたところにいる。そして、そのずっと上の方にピアノがある。
このアルバムを作る途中から、
Bassは地面。
Drumsは前への流れ。
Guitarは横幅。
Pianoは高さ。
という考え方になった。これでようやく音楽が開いてきた。



1. HIGH WATER MARK
一曲目は、このバンドの主人公を決める曲になった。主人公はアコースティック・ピアノである。しかし「ピアノ・ソロの曲」ではない。ベースもドラムもギターもちゃんといる。その上から、ときどきピアノが高いところへ飛び出してくる。
最初は、この飛び出し方ばかり考えていた。後から思えば、ここではまだ空の広さを完全には掴んでいなかった。しかし、この曲がなければ後の曲には進めなかった。アルバムの入口としてそのまま置くことにした。



2. CYPRESS RUN
二曲目では、かなり試行錯誤した。最初はファンクを強くしようとした。ベースを主役にしてみたり、乾いたピアノを短く切ってみたりした。すると音楽がどんどん狭くなった。
そこで方向を逆にした。ピアノを高くするのなら、その下にも横にも空間がなければならない。この曲から、「ピアノを目立たせる」から「ピアノのために空を作る」という考え方へ変わった。CYPRESS RUNは、その転換点である。




3. SOUTHERN MERIDIAN
ここでは少し編成を広げた。サックスやスライド・ギターを入れてみたくなる。しかし、入れれば当然そちらもしゃべり始める。一度やってみると、案の定ピアノの主役感が薄れた。
そこでサックスもスライド・ギターも主役にはしないことにした。ピアノが話す。その語尾へサックスが一言返す。
またピアノが話す。遠くからスライド・ギターが一言だけ答える。
全員に平等な発言権を与える必要はない。このバンドでは、話の中心にはいつもピアノがいる。



4. RIVER GLASS
このアルバムの中では重要な曲になった。テンポを少し落として、大きな三連の流れを作った。速くない。細かくない。それでも空間が閉じなかった。
むしろ、下でベースとドラムが大きな川のように流れることで、その上のピアノの高さがよく見えるようになった。この曲がほぼ狙い通りにできたことで、このアルバムの音場が決まったように思う。



5. OPEN ROAD SIGNAL
RIVER GLASSで作った広い空間を、そのまま速度だけ上げてみた。元気な曲にすると、音を詰め込みたくなる。それをやると、また小さな箱の中に戻ってしまう。だから、この曲で重要なのは速さではなく「広い場所を速く走る」ことである。
ベースとドラムは前へ進む。ギターは左右を広げる。ピアノは時々、その道路の上から高く跳ね上がる。アルバム前半のピークである。



6. WEST OF THE RIVER
ここで初めて人の声が入る。Sea Levelには歌物もあった。だから歌を入れること自体に違和感はない。ただし、このアルバムではボーカリストを突然スターにはしたくなかった。歌手もバンドの一員である。歌が始まってもピアノは消えない。ベースもドラムも、それまでと同じように動いている。
夕方、川の向こうへ陽が落ちていく。少しだけ物語が現れ、そしてまた風景へ戻っていく。全10曲の中に歌を一曲だけ置いたのは、結果としてよかったと思う。



7. SUNLINE
ここからもう一度、光の強い方へ戻る。この曲には真昼の陽射しがある。ピアノは高いところで跳ねる。ベースも軽い。ドラムにも少し跳ね返りがある。ほんの少しNew OrleansやLatinの気配も入れたが、それを前面には出していない。
このアルバムで一番「明るい」という言葉が似合う曲かもしれない。ただ、明るいことと軽薄なことは違う。そこは最後まで気をつけた。




8. HEAT SHIMMER
SUNLINEが真昼なら、こちらは午後の陽炎である。ファンクを少し強くした。ベースも動く。ドラムも腰がある。しかし、このアルバムでは最後まで一つ決めていた。
腰があっても、空を狭くしない。
ファンクにすると、楽器が16分音符の中へどんどん入り込んでくる。それを抑えた。ピアノはリズムそのものを作りながら、それでも上にいる。低いところに強いグルーヴがあり、その上に空間が残っている。



9. AFTER THE HEAT
陽が落ちてきた。少しブルースの色を濃くした。しかしギターを歪ませてブルースにするのではない。ピアノのフレーズ、コードの色、タイミングの少しの遅れ。そういうところからブルースを出したかった。
熱は引いた。地面にはまだ昼の温度が残っている。空は暗くなってきたが、まだ広い。そして、その中でピアノだけが少し明るく輝いて残っている。



10. BLUE HORIZON
最後の曲で、新しいことはしなかった。むしろ、それまで作ってきたものを一つずつ確認するようにした。広い空間。下を流れるベース。前へ進むドラム。左右に離れているギター。そして、その上にある生のピアノ。
後半、楽器が少しずついなくなる。ギターが消える。ドラムが消える。ベースも消える。最後にはピアノだけが残る。
アルバムの最後なので、大きな全員一発のコードで終わらせることもできた。しかし、それはやめた。このアルバムでずっと探していたのは、音の大きさではなかったからである。最後には、高いところにピアノの音だけが残る。
曲は終わる。しかし、その先にもまだ景色が続いている。そんな終わり方が、このアルバムには似合っていると思った。

あとがき
これはSea Levelのコピー・アルバムではない。きっかけは間違いなくSea Levelだった。しかし作っているうちに、昔Sea Levelを聴いていて自分が何を気持ちよいと思っていたのかを探す作業になった。
最初はChuck Leavellのピアノだと思っていた。もちろん、それは正しい。しかし、それだけではなかった。あのピアノが鳴ることのできる空間そのものが好きだったのである。
低いところにはしっかりしたリズムがある。横にはギターがいる。しかし上は空いている。だからピアノがそこへ飛び出せる。今なら、それを「高い青空」と呼びたい。
この10曲は、その青空を探して作ったアルバムである。

HIGH WATER MARK2


会所農場電子博物館からアルバムリスト参照できます。




一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


今のイネたち

 この前、電動カカシと音響装置を設置してから、どうやらサルは来ていないらしい。ご近所情報では、今朝うちの山からサルの声が聞こえたそうだが、田んぼには来ていないようなので、今のところ電動カカシは有効らしい。

0823左虹のきらめき右ミルキー

 イネの状況だが、前からそうだったけれど、高温対策で今年から増やした「にじのきらめき」と、以前からのミルキークイーンの生育にかなりの差が生じている。半分から左が虹のきらめき、右はミルキークイーンだが、ミルキークイーンの方はかなり穂が垂れてきている。比べて、虹のキラメキの方はもう少しだ。大体10日くらいは差があるようだ。

0823ミルキークイーン
    ミルキークイーンの穂の状態


 一応、水曜日に水を止めて、翌週後半にミルキークイーンのイネ刈り、刈ったあと水を一度入れてシルバーウィークの頃ににじのきらめきの稲刈りというスケジュールで考えている。これほど差がつくとは思っていなかったものだ。
0823にじのきらめき
    にじのきらめきの穂の状態


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


FIRE ON THE CORNER/THE SOUTHERN CURRENT

SouthernCurrent2

このアルバムを作り始めたとき、最初に考えていたのは、1970年代のソウル・ジャズ、ジャズ・ファンクの持っていた、あの独特の「腰」であった。今の耳で聴けば、決して派手なことをやっているわけではない。ドラムは必要以上に叩かない。ベースも見せ場ばかりを作らない。ピアノやRhodesも音数で圧倒するわけではない。それなのに、ひとたびバンドが動き始めると、曲全体が大きな塊になって前へ進んでいく。この感じをやってみたかった。

ところが、作り始めてみると少し違った。最初の何曲かは悪くないのだが、どうも行儀がよすぎる。渋い。落ち着いている。しかし私の中にあったこの時代の音楽の印象は、もっとバリバリしていた。そこで途中から方針を変えた。
ドラムは相変わらず余計なことをしない。ただし弱く叩く必要はない。ベースはもっと前へ出る。Rhodesもきれいな伴奏をやめて、リズム楽器のように噛みつく。テナーサックスはもっと吠えてよい。トロンボーンも遠慮しない。ギターも隙間を見つけて次々と割り込んでくる。
そうして出来上がったのが、この THE SOUTHERN CURRENT である。
グループ名の Southern Current は、南部の土臭いR&B、ブルース、ゴスペルの流れを底に持ちながら、その流れが都市のジャズやファンクへつながっていく、というこのバンドの性格から付けた。アルバムタイトル FIRE ON THE CORNER は、その音楽が街角から突然始まるような感じを表している。



1曲目「Fire on the Corner」は、その名前どおり最初から全員が飛び出してくる。テナーとトロンボーン、Rhodes、Clavinet、ベース、ギターが一斉に動き始めるが、足元のドラムだけは慌てない。このアルバムの基準になった曲である。



続く「Hard Road Home」は速度を落とした。速くなくてもバンドは十分に熱くなれる。太いベース、重いバックビート、ブルース臭いギター。1曲目とは別のやり方で力を出している。



「Sunday After Rain」では一度景色が変わる。6/8、アコースティック・ピアノ、トロンボーン。雨上がりの日曜日のような静けさだが、根にはゴスペルとブルースがある。



「Back Street Motion」は再びリズムへ戻る。ベースとClavinetが中心である。メロディーより先に身体が反応するような曲を狙った。



「One More Block」はギターの曲。ただし長いギターソロを聴かせるための曲ではない。二小節、四小節という短い言葉を投げ、その都度バンドが返事をする。

ここまでがSIDE A。



SIDE Bの最初、「Warm Night Tenor」はテナーサックスが主役になる。高音で華麗に吹くのではなく、低いところで太く、少しざらついた声で歌う。アルバムの中では少し温度を下げる役目でもある。




そこから「Run It Down」で再び一気に加速する。この曲ではRhodesとベースがバンドを引っ張る。Rhodesはもはや背景のコード楽器ではなく、ほとんど打楽器である。



「Shout Across Town」は、このアルバムの中でも特にゴスペル色が強い。ピアノが呼びかけ、ホーンが答える。Rhodesが呼びかけ、ギターが答える。演奏しているうちに全員がだんだん熱くなっていく。



「No Time to Coast」はリズム隊の曲。ベースとドラムが最初から最後まで走り続け、その上に他の楽器が次々と乗ってくる。速い曲だが、軽くはしたくなかった。



そして最後の「Midnight Revival」。
ここだけ12/8のシャッフルにした。ブルース、ゴスペル、R&B、ジャズ・ファンク、このアルバムで使ってきたものを全部持ち寄って終わる。ピアノ、テナー、ギター、トロンボーン、Rhodesが短い言葉を次々に渡し、最後には誰が主役なのか分からなくなる。

その状態が、このアルバムの終着点である。

結局、この音楽で一番大事だったのは、上手なソロを作ることではなかった。
ベースが一つの音を置く。ドラムがその場所を決める。Rhodesが割り込む。サックスが答える。ギターが横から口を出す。トロンボーンが下から押し上げる。
それぞれは大したことをしていないように聞こえる。
しかし五人、六人が同じ場所で噛み合った瞬間、突然巨大なグルーヴになる。

SouthernCurrent


THE SOUTHERN CURRENT — FIRE ON THE CORNER
これは、そんなバンドを作ってみたアルバムである。

会所農場電子博物館からアルバムリスト参照できます。


会所農場電子博物館にコラムと音楽のページ追加

 最近は、新しい記事はあまり書かず、2つのプロジェクトを進めてきた。一つは、2代目AIモンスターを使って、BLOG全体を色々なテーマに注目して横断的に読み解き、コラム記事としてまとめるというもの。現時点で36件のコラムを作っている。
 もう一つは、前から SUNO AI を使って音楽を作ってきているが、新たにコンセプトからまとめ直し、現時点で6枚のアルバムを作成している。
 どちらもまだ増えていく予定だが、BLOGの右側からも呼び出せる「会所農場電子博物館」の冒頭部分にこの2つを呼びdっせるページへのリンクを作ってみた。
 どうぞ訪問してみてください。

0820電子博物館


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


2枚目制作 THIRD VOICE/BREATHLINE

Third Voice 1


遅ればせながら、ユニット名を決めた、BREATHLINE(ブレスライン)。サックスの Breath=息 と、ギターが描く Line=旋律線。二人が別の線を描きながら絡み合うということから命名。

前のアルバムを作っていて、少し不思議に思ったことがある。
アルトサックスとエレクトリック・ギター。この二つを主役にしてフュージョンを作ると、妙に収まりがいいのである。何曲作っても、大外れというものがほとんど出てこない。気がつけば四十曲くらい作っていた。サックスが歌えばギターが返す。ギターが少し走れば、サックスが長い音で受け止める。二人とも主役になれるのだが、音色も話し方も違うから、あまり場所を取り合わない。それがよかったのだと思う。
ただ、うまく行く方法を見つけると、今度は同じことを繰り返したくなる。これは少々危ない。佳作はいくらでも出来るかもしれないが、それでは二枚目を作る意味がない。そこで今回は、二人の間に毎回ひとつだけ、別の楽器を入れてみることにした。
それが《THIRD VOICE》である。



最初の《First Conversation》には、まだ第三の声はいない。サックスとギターだけである。前作で見つけたこの組み合わせを、いったん何も足さずに置いてみた。これが今回の基準点になった。


次の《Walking Between Lines》では、ベースが入ってくる。

私は昔からモータウンのジェームス・ジェマーソンのベースが好きである。ベースなのに、おとなしく根音を弾いていない。歌の後ろを歩き回り、次のコードへ勝手に先回りし、ときには曲そのものを引っ張っていく。前作でも一度このベースをフュージョンへ乱入させたら、これがなかなか面白かった。
今回はさらに遠慮をやめた。サックスとギターが話しているところへベースが割り込み、そのうち三人のうち誰が曲を引っ張っているのか分からなくなる。それでいい。


《South Window》では、ブラジリアン・パーカッションが入る。ここでの第三の声は旋律ではなく時間である。サックスとギターが同じフレーズを弾いていても、後ろのリズムの揺れ方が変われば会話の表情も変わる。少し陽が差して、風が入ってくる。


《Ivory Steps》ではアコースティック・ピアノ、《Glass Signals》ではDX7系のエレクトリック・ピアノを使った。同じ鍵盤でも、この二つはずいぶん違う。
生のピアノには木と弦と空気がある。DX7にはガラスのような硬さと透明さがある。ピアノが一音入るだけでサックスとギターの会話が少し人間臭くなり、DX7が入ると急に街の夜景が見えてくる。このあたりは1980年代のフュージョンが持っていた、妙に気持ちのいい人工性である。




《Blue Current》ではフレットレス・ベースを入れた。
《Walking Between Lines》のベースが曲を押すなら、こちらのベースは流れる。低音楽器というより、サックスとギターの下を泳ぐもう一つの旋律である。速く弾く必要はない。少し音程が滑るだけで、曲の温度が変わる。

《Silver Leaves》の第三の声はヴィブラフォンである。
これは少し考え方が違った。何かを足して賑やかにするのではなく、一音鳴らしたら、その余韻が消えるまで少し待つ。その「待つ時間」を曲の中へ入れてみたかった。
楽器を一つ増やしたのに、音数は逆に減る。こういう第三の声もあっていい。

《Two Guitars, One Breath》では、エレクトリック・ギターの隣にアコースティック・ギターを置いた。ギターを二人にしたというより、一人だったギターを二つの人格に分けたようなものだと思っている。エレクトリックは長く歌い、アコースティックは短く刻む。そしてサックスが、その二つに違う返事をする。

九曲目の《Pressure Zone》ではドラムに主導権を渡した。ドラムは旋律を弾かない。しかし、どこで止めるか、どこで押すか、どこで次へ行くかを決めることが出来る。ベースが道を作るなら、ドラムは時間を支配する。ここはアルバムの中で一番騒がしくていい。


そして最後の《After Everyone Leaves》で、第三の声は全部いなくなる。
またサックスとギターだけになる。最初の《First Conversation》と同じ二人なのだが、一周して戻ってきたので、まったく同じには聞こえないはずである。いろいろな楽器が間へ入り、二人の関係を少しずつ変えていった。そのあとで二人だけになると、最初より音数を減らしても会話が成立する。

今回のアルバムでやってみたかったのは、結局そこだったのだと思う。
第三の声は、主役を奪うために登場するのではない。二人の間に入り、少し邪魔をし、少し方向を変え、場合によっては一時的に主導権まで奪って、また去っていく。

人間の会話も、たぶん似たようなものだろう。
二人だけなら二人だけの話になる。そこへ誰か一人が入ると、同じ二人でも話し方が変わる。

《THIRD VOICE》は、そんな十通りの会話を並べたアルバムである。

最後の音が消えたあと、やはりサックスとギターの二人は相性がいいな、と思ってもらえれば、それで十分である。

Third Voice 2

— miurajin












FOREST RESONANCE

Forest Resonance1

これは、最初から一枚のアルバムを作ろうとして始めたものではない。
ずいぶん昔に、渡辺貞夫さんの深夜番組がFMで流れていた。眠りにつく時間帯だが、流れるような音楽に浸りながら眠りについたものだった。それにもう一人の渡辺香津美さんを加えたらどうなるんだろうという単純な発想から始めたものだ。
アルトサックスとエレクトリック・ギターを二人の主役として並べてみたら、思った以上に収まりがよかった。それでもう一曲作り、また作り、気がつけば四十曲ほどになっていた。不思議なことに、このシリーズにはどうにもならない曲がほとんどなかった。なぜだろう。
たぶん、この二つの楽器は似ていないからいいのだと思う。サックスは息の長い線を描く。ギターは粒立った音でその隙間へ入ってくる。一方が歌えば一方が返す。ギターが少し喋りすぎれば、今度はサックスが太い一音で話を引き戻す。どちらも主役になれるのに、同じ場所を取り合わない。
この九曲を改めて並べてみると、その関係も一つではなかった。
ある曲ではサックスが先に話し、ギターが返事をする。ある曲ではギターが長いソロを取ってからサックスへ舞台を渡す。また別の曲では二人がほとんど対等に曲を進めている。
そして、ときどき第三者が割り込んでくる。
私は昔から、モータウンのあの動き回るベースが好きだった。それなら日本的なフュージョンの中へ、ああいう旋律的なベースを放り込んだらどうなるだろう、とやってみたのが《Vertical Flow》や《Two Apple》の流れである。ベースは伴奏をやめ、サックスとギターの間へ平気な顔をして入ってくる。少々騒がしい。しかし、それも悪くない。
このアルバムには、森、都市、列車、夜、海辺という言葉が並んでいる。
曲を作る時に一つの物語を考えていたわけではない。それでも九曲を並べてみると、朝の光の残る街から始まり、少しずつ奥へ入り、速度を上げ、夜になり、最後は海から吹く風のところへ出てくるように聞こえる。
1980年代の日本のフュージョンには、演奏が巧いというだけではない独特の気持ちよさがあった。難しいことをやっているのに難しそうには聞こえない。明るいけれど軽薄ではなく、都会的でありながら妙に人間臭い。
このシリーズでやりたかったのも、結局そのあたりなのだと思う。
サックスとギターが会話する。その後ろでピアノが色を付け、ドラムが前へ押し、ときにはベースまで会話に割り込んでくる。
誰か一人がずっと主役ではない。
その主役交代の面白さを、九つの違った形で並べたのが、この《FOREST RESONANCE》である。

Urban Forest
Silver Resonance
Electric Forest
Vertical Flow
Two Apple
Crystal Train
Hayabusa
My Dear NightⅡ
Wind Over IpanemaⅡ

これらの9曲からなっている。実は、これをタネにして別のアルバムを作ろうと準備を始めているところ。この世界がさらに広がると期待したい。




















forest resonannce2













一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


橘 沙映 SAE TACHIBANA

橘沙詠1


Album Liner Notes

風向きが変わる瞬間というものがある。
昨日と同じ朝、同じ道、同じ街なのに、なぜか今日は少し違って見える。理由を探しても、たぶん答えは見つからない。ただ、そんな小さな変化から新しい一日は始まっていく。
橘沙映のこのアルバムは、そんな瞬間から幕を開ける。

第一声は「ねえ、風向きが変わった」。
大げさな宣言ではない。何かが始まる予感を、隣にいる人へそっと話しかけるような一言である。
このアルバムに登場するのは、特別な人たちではない。
二時のバスに乗って誰かに会いに行く人がいる。電話ならいくらでも話せるのに、顔を見るとうまく言えなくなる人がいる。夜中前のテラスで帰るきっかけをなくしている二人もいる。
どれも人生を変えるほどの出来事ではない。
けれど、後になって思い出すのは案外そんな時間なのかもしれない。
橘沙映の歌は、感情を大きく振りかざさない。
うれしいときにも声を張り上げず、寂しいときにも泣き崩れない。少し距離を置いたところから自分自身を眺めながら、それでも隠しきれない気持ちが声の端に残る。
そこに、この歌手の魅力がある。

アルバム前半には、軽やかなポップスが並ぶ。
「日曜は二時のバスで」の主人公は、まだ恋と呼ぶには少し早い気持ちを抱えてバスに乗る。「電話じゃうまく言えるのに」では、電話と現実の距離に戸惑う。
一方、「夜風のスロットル」では風景が一変する。Rhodesとベースが作る16ビートの上を、橘沙映の声が静かに滑っていく。
そして「白いページのままで」。
何かを書かなければならないと思いながら、あえて何も書かない。答えを急がないことも、一つの答えなのだろう。

アルバム後半では、橘沙映の別の表情が現れる。
「その手には乗らない」では少し相手をからかい、「待ってなんかいない」では強がってみせる。
けれど、その強さは誰かを突き放すためのものではない。
「待ってたかって? ……まさか」
その一言の裏側にあるものを、彼女は説明しない。
このアルバムでは、説明されないものが大切にされている。
そして夕方になり、「改札まであと少し」。
駅はもう目の前なのに、二人の歩く速度は少しずつ遅くなる。
言葉にしてしまえば簡単な気持ちを、あえて言わずに残す。
やがて季節も終わる。
最後の曲は「夏服をしまう日」。
ポケットからこぼれた少しの砂。それがどこの海のものだったのか、すぐには思い出せない。
それでいい。
記憶はすべてを正確に残してくれるわけではない。声や匂いや光だけが、理由もなく突然戻ってくることがある。
白いシャツをもう一度たたんで、アルバムは静かに終わる。

この作品には、大きな物語はない。
あるのは、バスに乗る午後、電話の向こうの声、夜中前のテラス、Rhodesの響き、改札までの短い道、そして夏服に残っていた砂。
そんな小さな断片を拾い集めていくと、一人の女性の時間が見えてくる。
明るいけれど、騒がしくない。
大人だけれど、醒めてはいない。
少し強がりで、ときどき迷い、それでも自分の足で次の季節へ歩いていく。

それが、このアルバムで出会う
橘 沙映 — SAE TACHIBANA
という歌手である。
そして最後の曲が終わったあと、もう一度最初へ戻ってみてほしい。
「ねえ、風向きが変わった」
その一言は、一度アルバムを聴き終えたあとでは、最初とは少し違って聞こえるはずだ。


Track List
ねえ、風向きが変わった
日曜は二時のバスで
夜風のスロットル
電話じゃうまく言えるのに
白いページのままで
その手には乗らない
夜中前のテラス
待ってなんかいない
改札まであと少し
夏服をしまう日























橘沙詠2

橘 沙映
SAE TACHIBANA








一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



sonnets/Out of the Wall

Out Of The Wall


sonnets/Out of the Wall

私のライブラリーの中で、sonnetsはいつの間にか大きな場所を占めるようになった。名前からして、まあ正直に言えばRonettesのもじりである。だが、単なる洒落で始めたものが、作っているうちにだんだん一つのグループらしくなってきた。厚い音の壁があり、その流れの中から女性のリードボーカルとコーラスが立ち上がってくる。この構図が見えてから、sonnetsはただの「それ風」ではなくなった。
sonnetsでやりたいことは、フィル・スペクター・サウンドの再現実験ではない。もちろん、巨大な残響、厚いドラム、ピアノ、ギター、弦、タンバリン、カスタネット、そして女性コーラスというあの音の塊は大きな出発点である。しかし、正確な模写だけを目指すと、すぐに窮屈になる。こちらが欲しいのは、あの「音の壁」の中から恋の歌が立ち上がってくる感覚である。細かい考証より、聴いた瞬間に胸が動くかどうかの方が大事だ。


1曲目の The Moment You Looked My Way は、sonnetsの名刺代わりの曲である。人混みの中でふと目が合う。それだけで世界が変わる。こういう単純な歌は、下手に凝ると弱くなる。一目惚れという古典的な題材を、厚い音の流れとコーラスで一気に押し出す。この曲で、まずsonnetsの入口を作る。


2曲目の We’re Running with the Stars は、夜の逃避行である。もともとはRunaway Loveという題で考えていたが、こちらの方が少し広がりがある。街の灯りが後ろへ流れ、二人は星の下を走っていく。ここでは音の壁も止まっていない。大きな流れそのものが前へ進んでいく。リードボーカルは叫ぶ必要はない。むしろ落ち着いた中音域の声が、疾走する伴奏の中から立ち上がる方が、曲の芯が強くなる。


3曲目の The Phone Won’t Ring は、動かない曲である。部屋の中で電話を待っているだけだ。しかし、待っている時間ほど長いものはない。鳴らない電話、動かない時計、消えない写真。派手な出来事は起こらないが、心の中では十分に大事件である。こういう曲に厚い音を使うと、寂しさが大げさになりすぎる危険もあるが、うまくいけば待つ時間そのものに重みが出る。



4曲目の Every Raindrop Sounds Like You は、雨の曲である。最初はRain on My Windowという題でもよかったが、少し普通すぎた。雨音の一つ一つが彼の気配に聞こえる、という方が曲の中身に近い。雨が降っているだけではない。世界の音が全部、いない相手を思い出させる。そういう嫌になるほど切ない状態を歌にする。

5曲目の Footprints in the Sand では、場面が海辺へ移る。夏の終わり、波打ち際、二人の足跡が消えていく。足跡というのは分かりやすい比喩だが、分かりやすいから悪いわけではない。ガールグループ・ポップは、あまり難しい言葉を使う必要はない。大事なのは、短い言葉で情景と感情が同時に見えることである。波に消える足跡は、その意味ではかなり使える。


6曲目の Morning Train Goodbye は、後半の泣きどころである。朝の駅、スーツケース、汽笛、離れていく手。ここまで来ると、ほとんど映画の一場面である。こういう場面にsonnetsの音の壁はよく合う。ただし、歌いすぎると芝居臭くなる。落ち着いた声で、しかし大きな伴奏に支えられて歌う方が、別れの感じはむしろ強く出る。


7曲目の Christmas Bells Are Lonely は、季節曲である。クリスマスの曲は、甘くもできるし、派手にもできる。しかしここでは、華やかな街と自分の孤独とのズレを歌いたい。ベルが鳴るほど寂しい。灯りが多いほど、いない人の不在が目立つ。スレイベルは楽しい飾りではなく、思い出を呼び戻す音として鳴ってほしい。


8曲目の Saturday Night on the Avenue は、後から差し込んだ曲である。クリスマスの孤独から、そのまま最後の別れへ行くと少し重くなりすぎる。そこで一度、街へ出る。土曜の夜、通りの灯り、ジュークボックス、少しだけ新しい恋の気配。明るくしすぎる必要はないが、アルバム全体の空気を少し動かす役目がある。



最後の Last Dance at Midnight は、締めの曲である。もう一度だけ踊る。もう一度だけ抱きしめる。しかし、曲が終われば別れが来る。これは明るい終曲ではない。だが、ただ暗いわけでもない。華やかな音の中に名残があり、別れの中に少しだけ夢が残っている。sonnetsのアルバムを閉じるには、このくらいの余韻がちょうどよい。

アルバム名を Out of the Wall としたのは、音の壁の外側に歌が貼り付いているのではなく、その壁の内側から声が生まれてくる、という感じがあったからだ。sonnetsの曲は、それぞれ一目惚れ、逃避行、電話待ち、雨、海辺、駅、クリスマス、土曜の夜、最後のダンスと場面は違う。しかし、どの曲にも同じ芯がある。大きな音の流れがあり、その中からリードボーカルが立ち上がり、後ろからコーラスが広がっていく。
これがsonnetsである。細かいことを言えば、フィル・スペクターそのものではないところもある。たまにギターのフィルインが少し前に出ることもあるし、こちらが想定していない癖が出ることもある。しかし、それが曲として悪くなければ、無理に消す必要はない。完全な再現よりも、ライブラリーの中で生き残る曲の方が大事である。
この一枚は、そういう意味でsonnetsの出発点になる。懐かしさだけではなく、こちらの手元で育ってきた架空のグループとして、ようやく輪郭が見えてきた。厚い音の壁の中から、声が立ち上がる。その瞬間を、もう少し追いかけてみたい。







一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

田んぼにサルが侵入

0816バルーンカカシ

 田んぼ側の廊下からみていたカミさんが、大声を出した。田んぼの奥、竹藪の入口のあたりにボスザルがいる。そして群れが田んぼに散らばっていた。すぐにロケット花火を手にして奥まで走っていき、竹藪の下に打ち込んだ。

0816田んぼの奥

 まだ穂が出たばかりなので食べられる状態ではなく、いろいろなところの稲が倒されたという程度の被害だったが、去年効果的だった電動バルーンカカシをセットすることにした。3台のカメラとカカシを連動させてテストまで行ってきた。去年と全く同じなので、台数を増やすなどの検討をこれから行っていく。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


それはここから始まった

See You Tomorrow

Album SEE YOU TOMORROW by JANIE VALE

私は昭和23年生まれである。
小学校から中学校にかけて、テレビではアメリカのホームドラマをずいぶんやっていた。題名を一つ一つ思い出そうとすると怪しくなるのだが、画面の向こうには、当時の日本とはずいぶん違う暮らしがあった。
広い家があって、芝生の庭があって、大きな冷蔵庫があって、家族がそろって食卓を囲んでいる。子供たちは学校へ行き、友達と遊び、時には親に叱られるのだが、それでも全体としては明るく、豊かで、屈託がない。
私は戦後世代とはいっても昭和23年生まれだから、アメリカに対して戦争に負けた国というような感覚はほとんどなかった。いわゆるアメリカ・コンプレックスというものも、自分にはあまりなかったと思う。
それでも、テレビで見るあの暮らしには、やはり一種の憧れがあった。物が豊かだったというだけではない。学校が終われば友達が集まり、週末にはダンスへ行き、好きな男の子や女の子のことで騒いでいる。親との関係もどこか明るい。もちろんテレビドラマだから、実際のアメリカがその通りだったわけではない。それくらいのことは今なら分かる。
しかし子供の目には、あれがアメリカだったのである。
考えてみると、私が音楽を聴き始めた入り口が、1960年代初めのガールズ・ポップだったことにも、そのあたりが伏線としてあったのではないかと思う。
音楽だけを聴いていたのではなかった。歌の向こう側に、テレビで見ていたあの世界があった。学校があり、ダンスがあり、友達がいて、電話が鳴る。門限があって、好きな男の子がいて、ほかの女の子が気になる。
今考えれば、実に小さな世界である。ところが、その小さな世界が妙に魅力的だった。
そして、その頃に聴いた曲の一つが、マーシー・ブレーンの「Bobby’s Girl」である。




好きな男の子がいる。
私はその子の恋人になりたい。
歌っていることは、ほとんどそれだけである。
改めて聴いてみると、なんとも単純な歌だと思う。

今なら、もう少し何か付け足したくなるところである。雨を降らせたり、街を歩かせたり、昔のことを思い出させたり、少し気の利いた言葉を入れたりする。
ところが「Bobby’s Girl」は、そんなことをほとんどしない。
女の子が男の子を好きになった。それで一曲ができている。
しかも、今聴いても楽しい。ここが面白い。

1960年代初めのガールズ・ポップには、こういう歌がたくさんあった。
電話がかかってくるかどうか。
ダンスに誘ってもらえるかどうか。
友達が余計なことを言わないか。
ほかの女の子が彼に近づかないか。
十時の門限に間に合うか。
大人になってから考えれば、どれも取るに足らないことである。
しかし、その頃の女の子たちにとっては、おそらくそれが世界のかなり大きな部分だったのだろう。そして曲を作る側も、その小さな出来事を馬鹿にせず、本気で二分半のポップ・ソングにした。

私はそこを、もう一度やってみたくなった。
昔のレコードをそっくり再現しようということではない。
1962年に戻れるわけでもない。
ただ、あの頃の曲を聴いたときに感じる、「なんでこんな単純な歌なのに、こんなに楽しいのだろう」というところを、もう一度探してみたかったのである。

そこで登場したのが、Janie Vale(ジェイニー・ヴェイル)である。
もちろん架空の歌手である。

17歳か18歳くらい。歌がものすごく上手いという設定ではない。少し細い声で、しゃべるように歌う。怒れば怒った声になるし、慌てれば本当に慌てている。強がっているときには、少し無理をしているのが分かる。

今回の曲には、そういう歌手の方がいい。



そして最初にできたのが「HE DOESN'T KNOW YET」だった。

みんなは私が彼を好きなことを知っている。
ところが、肝心の彼だけが知らない。
実に単純な話である。
しかし、この「みんな知っているのに彼だけ知らない」という一つの仕掛けだけで一曲を作ってみると、これが案外うまくいった。
ここで、このアルバムの方向はほぼ決まった。



次に作ったのが「DON'T YOU DARE」。

こちらの女の子は、最初の曲とはずいぶん違う。
まだ彼女でもないのに、ほかの女の子には「彼にちょっかいを出さないで」と言う。
ずいぶん勝手な話である。しかし、こういう少し身勝手で、少し生意気な女の子というのも、この時代の歌にはよく似合う。
しかも最後まで聴くと、実は本人もまだ何も始まっていない。
そこがいい。恋愛の歌というと、どうしてもきれいにまとめたくなるのだが、17歳や18歳くらいなら、そんなに理屈どおりに行動するものでもないだろう。



次の「DON'T SAY HIS NAME」は少し静かな曲にした。

もう忘れた。私は平気だ。
そう言っているのだが、彼の名前だけは言わないでほしい。
名前を聞くと全部戻ってきてしまう。
これも、考えてみればずいぶん小さな話である。

しかし失恋というものは、案外そういうものなのかもしれない。
大事件が起きるわけではない。
写真を片づけたり、手紙を見えないところにしまったりして、それで何とか忘れたつもりになっている。ところが名前を聞いただけで元に戻る。
このくらいの方が、かえって本当らしい。



「PASS IT ON」は、逆に思い切って軽くした。

彼が私をダンスに誘うらしい。誰かがそう聞いた。それが一人から二人、二人から三人へ伝わっていく。そのうち話がどんどん大きくなり、午後には結婚することになっている。
こういう話は、今ならSNSで一瞬なのだろうが、昔は人から人へ口で伝わっていった。
それでも結果はあまり変わらない。噂というものは、昔から勝手に育つのである。



「ONE MORE SONG」は、このアルバムの中では少し好きな曲になった。

ダンスが終わる。
みんなが帰り支度を始める。
でも、あと一曲だけ踊りたい。それだけの歌である。

あと一曲。たった三分くらいの話である。
しかし、その三分が惜しい。若い頃には、そういう時間が確かにあったのだと思う。
この曲は、いろいろ説明しない方がよかった。

曲が終わってほしくない。その気持ちだけで十分だった。




「ASK ME AGAIN」は、少し変わった女の子になった。

男の子がやってきて、
“Wanna dance?”と聞く。
普通なら、そこで踊ればいい。
ところがこの子は、
「そんな聞き方ではだめだ。もう一度ちゃんと聞いて」と言う。
別に断りたいわけではない。
むしろ踊りたいのである。
それでも、ちゃんと自分の方を見て、もう一度聞いてほしい。
面倒くさいと言えば面倒くさい。
しかし、こういう妙なこだわりも若い頃にはあったのではないかと思う。
この曲には少しラテンのリズムを入れた。
アルバムを通して同じ調子の曲ばかりにならないようにしたかったこともある。



「BE HOME BY TEN」は、作っていてかなり面白かった。

十時までに帰ってきなさい。
母親にそう言われただけの話である。最初はまだ余裕がある。

九時。九時半。
九時四十分。九時五十分。
だんだん時計が気になってくる。
九時五十五分から十時までの五分間というのは、楽しい時には実に短い。

最後は九時五十九分になり、十時を打ったところで演奏そのものを止めることにした。
こういう、ほとんど冗談のような仕掛けを本気で一曲にする。
今回やりたかったことは、案外こういうところだったのかもしれない。



「YOU'VE GOT IT WRONG」は、少し違う方向にした。

この女の子は恋をしていない。
少なくとも本人はそう言っている。
男の子と話した。たまたま隣に座った。
雨が降ったので傘を貸してもらった。
それだけで友達が、「あの子が好きなんでしょう」
と言い出す。

本人は最初から最後まで、「違う」と言い続ける。
途中で、実は好きだったということにしてもよかったのだが、それでは普通になってしまう。
だから最後まで違うことにした。
本当に違うのかどうかは、聴いた人が勝手に考えればいい。


「THAT'S NOT HIM!」は電話の歌である。

この歌は、今ではもう作りにくい。
今なら誰から電話が来たか、画面を見れば分かる。
しかし昔の電話は鳴ってみなければ分からない。
電話が鳴る。彼だと思って走る。違う。
また鳴る。今度こそと思う。また違う。
従姉妹だったり、間違い電話だったり、知らない人だったりする。
しまいには、「もう誰も電話してこないで」と言う。

ところが本当に鳴らなくなると、「どうして誰も電話してこないの」
となる。
人間というものは勝手なものである。
でも、このあたりも含めて、この曲はずいぶん1960年代らしいものになったと思う。



そして本編の最後が「SEE YOU TOMORROW」である。

ここまで賑やかな曲や、おかしな曲が続いたので、最後くらいは少し静かに終わらせたかった。
帰り道で彼が言う。“See you tomorrow.”
明日また会おう。それだけである。
愛しているとも言わない。
ずっと一緒にいようとも言わない。何かを約束したわけでもない。
でも、今日で終わりではない。
明日また会える。
恋が始まったばかりなら、それで十分なのではないかと思う。
この曲を書いていて、今回のアルバムの最後はこれでいいと思った。

Janie Valeが最後に、“Goodnight.”と言って終わる。

本当なら、それできれいに終わりである。
ところが、どうもそれだけでは物足りなくなった。
ここまで作ってきたJanie Valeという女の子が、そんなにおとなしく帰るとも思えなかった。

そこでアンコールを一曲作った。


「WAIT FOR ME!」。

これはもう、ほとんど何も考えていない。
男の子が先に歩いていってしまう。
それを、「待って!」と言いながら走って追いかける。
ただそれだけである。

さっきまで静かに “Goodnight” と言っていたのに、また出てきて走り回っている。
しかし、この方がどうもJanie Valeらしい。

今回11曲を作ってみて、改めて思った。
ポップ・ソングというものは、必ずしも大きな話をしなくてもいい。
好きな男の子がこちらを見た。
友達にからかわれた。
ダンスがもうすぐ終わる。
電話が鳴った。
門限に遅れそうだ。
明日また会える。
それだけでも歌になる。
むしろ、それだけの方がいいこともある。

最近の歌は、どうしても言葉をたくさん入れたくなる。
気の利いた表現を入れたり、物語を作ったり、何か意味のあることを言わせたくなる。
もちろん、それも音楽である。

しかし1960年代初めのガールズ・ポップを聴いていると、そんなに頑張らなくてもいいのではないかと思えてくる。
一つの気持ちがあって、一つのフレーズがある。あとはメロディーがあればいい。

「Bobby’s Girl」を改めて聴いたところから始まった今回のアルバムは、結局そこへ戻ってきたような気がする。

そして、もう一つ。
これらの曲を作っているうちに、子供の頃にテレビで見ていたアメリカのホームドラマのシーンを、何度も思い出した。

明るい家。
学校。
友達。
ダンス。
電話。
親に言われた門限。

もちろん、そんなアメリカが本当にどこにでもあったわけではない。テレビの中の世界である。
しかし、当時の私には確かに一つの憧れだった。
そしてその世界と、1960年代初めのガールズ・ポップは、私の中ではどこかでつながっていたのだろう。

何十年もたってから、SUNOというまったく新しい道具を使って、その頃に聞こえていたような音楽を自分で作ることになるとは思わなかった。昔のレコードを復元したわけではない。
存在しなかった1962年の歌手を一人作り、存在しなかった11曲を作った。

それがJanie Valeである。

どこかの中古レコード屋で、見たことのない古いシングル盤を一枚見つけた。
ジャケットも知らない。歌手の名前も知らない。
でも、何となく気になって買って帰った。
針を落としてみたら、案外いい曲だった。

そんな感じで聴いてもらえればいいと思っている。

そして最後まで聴くと、静かな “Goodnight” のあとで、また声がする。
“Hey! Wait for me!”

どうやら、まだ帰るつもりはないらしい。







一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



大雨房総日誌

 昨日から雨が降っていたが、今日は横浜出勤の日、4駆の軽トラで行くことも考えたが、風雷房が載っているため断念、ヤリスで出かけた。何があるかわからないので、いつもより1時間早くでた。

0814経路概要

 googleマップの指示はいつもとぜんぜん違う道だ。チバニアンの脇を抜け、千葉県射撃場の脇を通り、馬来田まで行く道。150mm以上降ると通行止めとなる山あいの道が多く、通れる道は少ない。最後は、軽トラ爺さんについて走って、通行止めを突破することになった。しかし、これが本当にヤバい道で、土砂崩れ3箇所。1箇所は重機の片付けが済んでいたが、の頃は泥が溜まっており、軽トラで来なかったことを後悔することになった。幸いなことにアクアラインは通行が可能で、そこからは普段通り。いつもより早めに横浜に到着した。
 横浜ではあまり雨もふらなかったので、帰りは問題ないかと思ったが、半島南部は雷雨。時折、バケツを引っくり返したような雨に出会う。経路には、崖の横を通る山道があり、さすがに緊張したが、なんとか通り抜けて帰宅した。農場については昼間は雨もふらなかったらしく、特に問題がなかった模様。大多喜町は避難命令レベル4が出たそうで、いろいろお問い合わせ安否確認のメール電話が届いたようだが、無事でした。

0814汚れたタイヤ

    泥の道を走ったタイヤはひどく汚れている

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


ナナフシモドキ発見

0809ナナフシ01

 今朝、お客さんの車のタイヤにこんなものが。ナナフシモドキである。ナナフシという略称もある。かなり前に農場内で見かけて記事にしたことがあるが、ご覧のように不思議な姿形のものである。タイヤに止まったままではぺちゃんこになるので、そばの草に移動。

0809りんごの花

 前の時も工具箱にとまっていたのを見つけたのだが、人工物にとまっているからかろうじて見つけられる。自然の中では発見はまず難しいだろう。結構あちこちにいるのかもしれない。



一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


リンゴの木の受難

0809リンゴの木01

 我が家(農家の方)の庭にはリンゴの木が1本ある。実がなったことはたしかあったのだが、鳥にやられたりして我々の口に入ったことはなかった。ここに来て、その木がかなり弱りはじめた。先日見たところ、幹はボロボロで花が一つだけ咲いていた。

0809りんごの花

 昨日から来ている助っ人さん(昔の仕事仲間)にカミさんが頼んで伐採してもらった。そうしたところ、幹の中央は穴になっており、立っているのが不思議な状態だった。一輪の花は、リンゴの木が断末魔の状態で子孫を残そうと咲かせたもののようだ。昨日切ってもらったモミジもひどい状態だったが、これはそれを上回るひどい状態だった。おそらく消毒などをしないと健康状態を保つのは難しいのだろう。

0809リンゴの木02


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


今年の夏休み

0808助っ人たち

 この歳になると、休みかそうでないかはあまり関係がない。考えようによっては毎日が休みである。それでも一応元町マリン眼科への出勤日は決めているので、今週前半は夏季休暇だった。今日から世の中一般の夏季休暇(お盆休み)だが、昔同じ仕事をやっていた仲間が2人、片方はご家族同行で来てくれた。こちらがポンコツなのはよくわかってくれているので、午前中は枯れて倒れそうなモミジを切って細かくする作業。私もちょっとは手伝った。

0808庭の紅葉2

0808庭の紅葉

 このモミジは入植した17年前よりも前からあったもので、秋には紅葉を楽しんだものだが、数年前から虫が入って、ついにほとんどが枯れてしまったものだ。切り倒したら、幹はアリの巣だらけになっていた。幹や枝は細かく切ったが、当分の間の焚き木(タケノコ茹で用)やBBQの着火用に使えるだろう。

0808変わった刃

 夏休みと言っても、混雑の中に出かけることもないのだが、こんなことはいい夏休みの思い出に違いない。ただ、私自身はほとんど仕事はしないで、エアコンの部屋で刈払機のエンジンの音を聞いてのんびりしている。今回、助っ人は変わった刃を持参、TEMUで購入したものらしい。一応、出来栄えを確認したが、紐の仕上がりによく似ている。
0808草刈り後



一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


8月10日の直売

 最近は、BLOGでのお知らせもしておりませんが、横浜の家の玄関先でわずかながら穫れたものを並べています。今月は3日と10日をお休みにしていましたが、ブルーベリー・プリンスメロン・キュウリなどが結構穫れていることから、10日については開けることにしました。と言っても零細ですからすぐ売り切れかもしれません。ワンちゃんのお散歩ついでにでも、お寄りください。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

AIを活用したPhoenix編集コラムも追加

17年分のBLOGをAIに読み直させる――Project Phoenix編集コラムを公開

 会所農場のBLOGは、2009年から書き始めて、気がつけば9000本を超えている。田んぼを作ったこと、畑を広げたこと、道具を買ったこと、壊したこと、直したこと、軽トラキャンパーを作ったこと、台風や停電に困ったこと、横浜と会所を行き来したことなど、その時その時の記録を積み重ねてきた。

 ただ、BLOGというものは基本的に「その日の記録」である。今日起きたこと、今困っていること、今うまくいったことを書くには向いている。しかし、10年、15年という時間の中で何が変わったのかを振り返るには、少し不便である。昔の記事を一つずつ読めばわかることでも、人間の側には相当な根気が必要になる。

 そこで今回、Project Phoenixという作業を始めた。これは、会所農場BLOGの大量の記事をAIに横断的に読ませ、単なる検索結果ではなく、「時間をまたいだ読み物」として再編集する試みである。

 今回公開したのは、その第一弾として整理した「Phoenix編集コラム」24本である。会所農場電子博物館V2のBLOG_INDEX内に、新しい読み物コーナーとして追加した。


0806AIで読み解く17年間の記録 (1)


どうやって作ったのか

 今回のコラムは、AIに「適当に会所農場の記事を書いて」と頼んで作ったものではない。元になっているのは、これまで実際にBLOGに書いてきた記事である。

 まず、過去のBLOG記事をMarkdown形式の文章データとして整理した。そのうえで、2代目AIモンスターと呼んでいる24GB GPU搭載のPCを使い、ローカル環境のAIモデルに大量の記事を読ませた。AIには、単に要約させるのではなく、「複数の記事をまたいで見えるテーマ」「昔と今で変わったこと」「当時は気づかなかったが、後から見ると意味があること」を探させた。

 たとえば、1本の記事だけを読むと「道具を買った」「壊れた」「直した」という話で終わる。しかし、10年分を並べて読むと、「直すか、買うか、諦めるか」という判断の変化が見えてくる。田んぼの記事も、1年分だけなら水管理の苦労である。しかし17年分を読むと、沢水、川水、ポンプ、井戸、太陽光などを使い分けてきた農場インフラの変化として見えてくる。

 Project Phoenixでは、こうした横断的なテーマをAIに拾わせ、候補を出させた。その後、人間の側で内容を確認し、面白いもの、BLOG読者に読んでもらう価値がありそうなものを選んだ。今回公開した24本は、そうして採用したものである。

AIが書いたが、AI任せではない

 今回のコラムはAIを使って作っているが、AIが勝手に創作した記事ではない。元になったBLOG記事があり、それぞれのコラムには、元記事へ戻るための出典リンクを持たせている。

 また、電博V2の中では、この24本を通常のBLOG記事とは別扱いにしている。元BLOGそのものではなく、「元BLOGをもとに再編集した派生コンテンツ」である。したがって、事実確認をするときは、Phoenix編集コラムだけで判断せず、元のBLOG記事へ戻れるようにしている。

 この点は大事である。AIは文章をまとめるのは得意だが、事実そのものの根拠にするには注意が必要である。今回の仕組みでは、Phoenix編集コラムは読み物として使い、根拠は元BLOGに戻る、という形にした。

今回追加したPhoenix編集コラムは、次の24本である。

定年帰農は、ほんとうに「テーマパーク」だったのか
養液栽培、何度失敗してもまた始めた
うまくいった年ほど、BLOGには何も書くことがない
48ステップの電卓からAIまで――機械に合わせて考える癖
バブルホテルは死ななかった――裏磐梯・熱海・川久
モミガラの帰りにペプシを探す
BASICを打っていた人間が、手のひらPCを買うまで
フクロウには、こちらの都合が通じない
400円ランチは、どこへ行った
農場工事は、ホームセンターで半分終わる
壊れた道具を直すか、買うか、諦めるか
AliExpressとの10年――安い、怪しい、でも買う
直売所のスターは、毎年変わる
3000坪を買ったら、航空写真に写らないものが山ほどあった
停電したら、会所は昔に戻った
アイスランドの火山と福島の放射能が、会所の畑まで来た
17年前は魚を網で囲い、今はカボチャを網で囲っている
ヤマユリは早く咲いた。でも、三回のBLOGで温暖化とは言わない
梅は、予定どおりには実らない
「今年の味噌作り終了」は、何度でも終了する
120馬力で十分だったのに、260馬力の四駆へ行った
農場の心臓は、直径45cmの時計だった
早く大きくなる木を植えた。大きくなったので二本切った
珍しい高級食材を植えたら、サルの隠れ家になった

こうして並べてみると、農業だけではなく、車、道具、買い物、自然、災害、コンピューター、旅、食べ物まで、かなり幅がある。これが会所農場BLOGの特徴なのだと思う。農場のBLOGではあるが、実際には、農場を中心にして生活全体が記録されているのである。

普通の検索とは違う面白さ

 BLOG_INDEXは、もともと過去記事を探すために作った。キーワードを入れて、関係する記事を探すには便利である。しかしProject Phoenixのコラムは、検索とは少し違う。

 検索は、こちらが探したい言葉を知っているときに役に立つ。一方で、今回のPhoenix編集コラムは、こちらが忘れていたテーマをAIが掘り出してくるところに面白さがある。

 たとえば、「モミガラの帰りにペプシを探す」という題名だけ見ると、何のことかわからない。しかし、読んでみると、農場生活の中での買い物、移動、習慣、ささやかな楽しみのようなものが見えてくる。「400円ランチは、どこへ行った」も、単なる食事の話ではなく、横浜での生活感や、時代の変化を映す話になっている。

 AIに読ませてみてわかったのは、BLOGには自分で思っていた以上に、いろいろな時間の層が入っているということである。書いた本人は、その日のことを書いただけである。しかし17年たってから読み直すと、そこには変化の記録が残っている。

読み方

 会所農場電子博物館V2のBLOG_INDEXに、「Phoenix編集コラム」という欄を追加した。そこから24本のコラムを開くことができる。

 それぞれのコラムの下には、元になったBLOG記事へのリンクも表示するようにした。気になるところがあれば、元記事まで戻って読むことができる。AIによる再編集記事を入口にして、昔のBLOG記事へ戻っていく、という読み方である。

入口はこちらである。

0806AIによる17年間のブログ再発見の旅 (1)


これから

 Project Phoenixは、まだ始めたばかりである。今回の24本は第一弾である。今後も、過去のBLOG記事を読み直しながら、普通の分類では拾いにくいテーマを探していくつもりだ。

 これまでのBLOGは、日々の記録だった。会所農場電子博物館V2は、それを探せるようにする仕組みだった。そしてProject Phoenixは、その記録をもう一度読み直し、新しい読み物として組み直す試みである。

 17年分の記事を人間だけで読み返すのは、正直かなり大変である。しかしAIを使えば、忘れていた記事同士をつなぎ直すことができる。もちろん最後に読むのも、判断するのも人間である。その意味では、これはAIに書かせたというより、AIを使って自分の過去のBLOGを掘り返している作業である。

昔から読んでくださっている方には、「ああ、そんなこともあった」と思ってもらえるかもしれない。最近来られた方には、会所農場がどういう経過をたどってきたのかを知る入口になると思う。

お時間のあるときに、ぜひ一度のぞいていただきたい。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


会所農場コラムについて

 このところ、余裕時間があるときにほぼ集中していることがある。それは、会所農場電子博物館とは違う切り口でBLOGを見直そうというものだ。稼働し始めた2代目AIモンスターをこれに充てている。
 手順としては、2代目に9,000件+の記事を読ませて、空間的位置関係を出しながら多数のグループを作り、そこからネタをまとめるというもの。処理のためのpythonコードや、処理結果の確認は chatGPT が実施した。文章まで2代目に書かせてみたが、監修者(ChatGPT)のチェックを越えられず、結局2代目が整理した素材情報をもとに、最終的な文章化はChatGPT 最終チェックは私、というフォーメーションで現在12件のコラムを作成しており、これはさらに増える予定である。コラムのサンプルとして、「軽トラキャンパーとの8年間」を記事にしたが、これをもう少し増やしていく予定。

 このコラムは、BLOGからLINKを貼っている BLOG_INDEX の中に特集ページを作って収めている。ぜひ読んでみて下さい。

2台のAI特化PC (windows) を、MACでコントロールして成果品を作っていくという行為は、とてもエキサイティングである。

初回収録コラム

軽トラキャンパー8年、えすかる号から風来房へ
燻炭作り16年、失敗しながら覚え、そしてやめた
農作業を小さくする――会所農場の「最小限」への変化
サツマイモ17年、作り方はどう変わったか
停電・台風を経て変わった農場の電気と水
作っては直した農場、そして作らなくなったもの
田んぼの水管理17年――沢水・川水・ポンプを使い分ける
横浜と会所、二地域居住は17年でどう変わったか
農場の「便利」は何度も変わった――増やすから減らすへ
井戸・太陽光・ポンプ――農場の水インフラを16年直してきた
田んぼは造って終わりではなかった――造成後16年の修正
田んぼから里芋畑と遊水池へ――土地の使い方を変える

順番は変わるかもしれません。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



軽トラキャンパーとの8年間(長文)

 2017年の晩秋に初代の軽トラキャンパー「えすかる号」を作り始めてから、もう8年以上になる。このBLOGには、その間のことをかなり細かく書いてきた。作っている最中のこと、雨漏りしたこと、横風が怖かったこと、旅行に出たこと、ソーラーを外したこと、2代目を考え始めたこと、そして今の「風来房」までである。
 今回それをまとめて読み返してみたら、1台目と2台目では考え方がずいぶん変わっていた。初代は、軽トラに載せられる範囲でできるだけ大きく、できるだけ色々なことができるように作った。2代目はその逆で、実際に使って必要だったものだけを残した。当時の記事にも書いているが、初代は「最大限」、2代目は「最低限」である。まあ、8年も使ったり考えたりしていれば、変わって当然なのかもしれない。
0803えすかる号1


最初は、とにかく作ってみたかった
 農的生活に入り込んで9年ほど経った2017年秋、毎年冬になると何か大仕事をやっていたが、田んぼを広げるとか山に通路を作るとか、そのあたりはだいたい一巡した感じがあった。そんなときに目についたのが、流行り始めていた軽トラキャンパーだった。
 軽トラは農場では絶対に必要だが、長尺物や籾殻を運ぶとき以外は、それほど走っていなかった。月200Kmくらいだったと思う。便利な道具なのだから、もう少し別の使い方をしてもいい。よし、やってみよう、ということになった。

0803えすかる号3

 11月上旬から作り始め、主要部分は1か月くらいの正味作業でできた。年末には横浜まで走り、足柄SAで試験宿泊もしている。費用は当初考えていたより膨らんだが、手持ちのソーラー関係まで入れて40万円ほどと書いている。あとから色々追加したので、実際はもう少しかかっているはずだ。
 初代の基本的な考え方は、法律の範囲でなるべく大きくすることだった。高さは地上2.4m。荷台より後ろにも延ばした。室内は私がほぼ立てる1.7m弱を確保し、2人が寝られるようにした。ベッドの下は収納、キャビンの上にも収納スペースを作った。サブバッテリー、ソーラーパネル、水、コンロ、ヒーター、食器、ポータブルトイレなども積んだ。するに、小さな家を軽トラの荷台に載せようとしたのである。いま考えればずいぶん欲張っているが、初めて作るときは何が必要で何がいらないかなどわからない。作れそうなものは作る、載せられそうなものは載せる、ということになる。

作ってみると、色々出てくる
 えすかる号は一応ちゃんとできたし、かなり使った。しかし、作ったあとで反省点もどんどん出てきた。まず骨格である。基本は2×4材だったが、最初の頃はきちんとした図面を作らず、考えながら組んでいた。接合もコースレッドを多用した。後から考えれば、要所は金物やボルトを使ったほうがよかったし、木材も手鋸ではなく電動工具やホームセンターのカットを使ったほうが精度は出た。
2018年にまとめを書いたときには、すでに「えすかる号Ⅱを作ってみたい」と書いている。完成後半年くらいで、もう次のことを考えていたわけだ。外装では雨漏りにかなり苦労した。当初はFRPも考えたがやめて、杉の相じゃくり板を使った。雰囲気はなかなかよかったのだが、縦目地から水が入った。屋根からも漏れた。外壁を剥がしてシールしたり、テープを貼ったり、屋根全体にシートをかけたりした。一応建築が専門とはいうものの、なかなか思い通りにはいかない。

高さにも問題があった。
中で立てるのは便利だが、全体として背が高くなる。重心も上がるし、横風の影響も受ける。2018年の時点で、あと15〜20cm低くしてもよかったのではないか、と書いている。
ここは2代目につながるかなり早い段階の反省だったようだ。

それと、積み下ろしである。
軽トラキャンパーは荷物だから、必要なら下ろせるところに意味がある。ところが数百Kgある箱を軽トラから上げ下ろしするのは簡単ではない。初代では、前後に単管を取り付けて4台の単管ジャッキで少しずつ持ち上げた。これが実に面倒だった。しかも、クランプが緩んだりジャッキが傾いたりすると危ない。実際、何度かヒヤッとしたことがある。
作ってからわかったことは、結構多かったのである。

それでも、えすかる号は便利だった
 では失敗作だったかというと、全くそんなことはない。旅行にはかなり便利だった。特に我々のように農作業の日程があると、何か月も前から宿を予約するより、天気や仕事の具合を見て「明日行こう」と決められるほうが都合がいい。
 2019年に三春の滝桜を見に行ったときも、雪まで降る変な天候で満開時期が動いたが、満開の情報を見てから苗作りの段取りをつけて出発した。泊まる場所も途中で変更し、最後は那須高原SAになった。まあ、こちらも自由人みたいなものだから、こういう旅の仕方は相性がよかった。SA・PA、道の駅、コンビニ、日帰り温泉などを使えば、食事やトイレには困らない。宿の予約も指定席券もいらない。小さな家ごと動くようなものだから、予定変更にも強い。カミさんもだんだん気に入り、2人で出かけることが増えた。
 そこで別のことがわかってきた。2人で寝ることはできる。しかし、寝ると室内はほぼいっぱいになる。荷物を置く場所も少ない。一方、せっかく積んだ調理器具はほとんど使わない。食事は外で済ませるし、ポータブルトイレもほぼ出番がない。昼間は外にいて、キャンパーの中にいるのはほとんど寝るときだけなのである。最初に考えた「中で何でもできる小さな家」は、実際の使い方とは少し違っていた。

2021年、かなり降ろした
この違いがはっきりしたのが2021年頃だった。ソーラーパネル2枚とサブバッテリーなどのシステムを外した。この関係だけで70〜80Kgくらいあった。食器、調理器具、使わない工具類なども降ろした。当時の推定では、装備込みのえすかる号は300Kgを超えていたらしい。少しずつ物を降ろしていくと、操縦性が明らかに良くなった。
この頃にはポータブルバッテリーもずいぶん進歩していた。農繁期なら1泊、農閑期でも3泊程度という使い方なら、2000Wh程度あれば照明、電気毛布、ファンくらいは十分である。足りなければRVパークなどで100Vをもらえばいい。
 食事も外でいい。寝袋より羽毛布団のほうが暖かい。サブベッドも不要で、一人は床に寝ればいい。
という具合に、最初に用意したものを一つずつやめていった。最後には「えすかる号は寝るだけのスペースと割り切るようになってきた」と書いている。ここが大きな変化だったと思う。2代目の製作は2024年末だが、考え方としてはこの頃にはかなり出来上がっていた。

0803風来房1


2代目はなかなか始まらなかった
2代目を作ろうという記事はかなり前からある。2019年には、2人で使うならどうするかという話を書いている。2021年には、1号よりシンプル・軽量にする計画を書いた。このときはソーラーも載せないつもりだった。2022年にはハイゼットジャンボが気になり始めた。
普通のハイゼットよりキャビンが広い。シートもリクライニングするし、長距離ではこちらのほうが明らかに楽そうだった。ただし、荷台が短い。キャンパーには困るが、人間にはありがたい。なんとも悩ましいところである。
2023年には高さ2.1m以下という案も出ている。初代より30cm低い。自走式駐車場にも入りやすくなるし、横風にも有利だろう。重量も減らしたい。このあたりまで来ると、2代目の形はかなり見えている。しかし、実際には作らなかった。作る時間より、今あるえすかる号を使うほうが面白いという時期もあったし、軽トラの組み合わせも決まらなかった。そんなことを何年かやっていた。

えすかる号を先に手放した
状況が動いたのは2024年秋だった。ハイゼットとハイゼットジャンボの2台を持っていたが、2台はいらないだろうということになった。1台にするなら、CVTで燃費もよく、キャビンも広く、乗り心地もいい新しいジャンボである。ところが、ジャンボの荷台は30cm以上短いので、えすかる号は載らない。それならジャンボに合わせて2代目を作るしかない。ということで、先にえすかる号を手放した。Facebookで希望者を募ったところ、すぐ何人かから手が上がり、2024年11月28日に次のオーナーが取りに来られた。置き場がガランとして、少々さみしかった。しかし、「早く次を作ろう」とその日のBLOGに書いている。
 あとで2代目の記事には「退路を断つために進呈してしまった」と書いた。まあ、確かにそうである。えすかる号が残っていれば、また来年でもいいか、となっていた可能性は高い。そこから図面を書き、資材を集めて、12月中旬から製作を始めた。

初代は最大限、2代目は最低限
2代目を作るとき、初代の経験はかなりそのまま設計条件になった。一番わかりやすいのは大きさである。初代は高さ2.4m。2代目は2.1m。初代は中で立てた。2代目の室内高は1.4mくらいなので立てない。
初代は荷台から前後にかなり張り出した。2代目はジャンボの短い荷台に合わせ、室内前後長は1.85m程度。身長1.7m弱の私はなんとか寝られる。カプセルホテルよりはマシ、という程度である。
初代では「法制限の範囲で最大限」にしたが、今回は「2人が寝られる最低限」にした。なぜそうしたかといえば、初代で一番気になった重量と横風、それに走行時の安定性を良くしたかったからだ。
 構造は今回も2×4を主体にした。ただし接合部には金物を使った。初代では考えながら作ったが、今回は一応図面を先に作った。もっとも、細部まで全部図面で決めたわけではないので、途中から現場合わせも増えた。あとから届く金具やソーラー機器は、現物を見なければ取付位置がわからない。理想と現実は少々違うようだ。
外壁はアルミ複合板を使った。これは軽いし、施工も早い。屋根の防水は、初代で雨漏りに苦労した末に使ったシート方式を踏襲した。窓も減らした。初代では窓に断熱板をはめっぱなしにしていることが多かったので、そんなにいらないだろうと考えた。ただ、完成後に農場のワークスペースとして使ってみると、今度は採光が足りないことがわかった。

やっぱり、作ればまた別の問題が出る。
重量は記事によって推定が少し違うが、だいたい200〜220Kg程度とみている。初代よりかなり軽い。実際にジャンボに載せて走ってみると、重いものを積んでいる感じはあまりなく、乗り心地も悪くない。初代からみれば、ここは大きな違いである。

ソーラーは、結局また載った
面白いのは電気関係である。2021年に初代からソーラーを外したときには、もう要らないと思っていた。2024年の2代目計画でも、基本はポータブルバッテリーで済ませるつもりだった。
ところが、完成した風来房にはソーラーもバッテリーも付いている。エアコンを付けたこともあるし、旅行だけでなく災害時の利用も考えたためである。農場で寝室や小さな離れのように使うことも増えた。
同じソーラーをまた載せるのだから、なんだ、元に戻っただけではないかとも言える。ただ、初代のときとは少し理由が違う。初代では、あれもできる、これもできるということで載せた。二代目では、実際に使い方が出てきて、そのために必要だから載せた。
2025年夏には走行充電も試し、250〜300W程度で充電できることを確認した。ソーラーと組み合わせれば、結構使える。もちろんエアコンを一晩中フル運転というわけにはいかない。必要なら電源のあるRVパークを使えばいい。全部を自前で賄わなければならない、という考えはもうない。

上げ下ろしは、ずいぶん楽になった
2代目でかなり改善したのが、ユニットの上げ下ろしである。
初代の単管ジャッキ方式では、12cm持ち上げるのに1台20回転くらい必要だった。4台を均等に上げるため3回転ずつ回すと、車の周りを何周もしなければならない。
それだけなら運動だと思えばいいが、傾くと危ない。
そこで2代目では、下から押すのをやめて上から吊ることにした。
最初は左右2台のチェーンブロックだった。これは早くて便利だったが、50Kgほどあるバッテリーを載せると片側が下がる。バッテリーを外しても、今度は25Kgほどのエアコンが効いてくる。
結局、四隅を4台のチェーンブロックで吊る方式にした。これでかなり安定した。
完成後に何度も載せたり降ろしたりしているが、慣れれば1時間以内でできる。
ここは非常に重要で、農作業で軽トラを使いたいときに風来房を降ろせる。
2026年2月には、4mの塩ビ管を買うために風来房を降ろし、荷台フレームへ交換した。
キャンパーから農作業用軽トラへトランスフォーム、というわけである。
初代を作ったときから「普段は降ろして軽トラとして使う」ことは考えていたが、2代目になってようやく実用的になった気がする。

風来庵から風来房へ
完成当初は「風来庵」と呼んでいた。風のままに旅をする小さな庵、という意味だったが、「ふうらいあん」という音がどうも馴染みにくい。そこで2025年5月、「風来房」に変更した。房は僧侶が住む家や小さな部屋という意味もあるし、「風来坊」と同じ音なので覚えやすい。この頃には旅行以外でも結構使っていた。
農場では私の寝場所になった。包まれ感があるためか、Huawei Watchの睡眠点も高めだった。暑い日はエアコンの送風を使う。ソーラーを試す。走行充電も試す。カミさんはすっかり日帰り温泉派になり、最近は私の別邸兼模擬車中泊用という感じにもなっている。まあ、それも使い方の一つだろう。

8年分を並べると、少し違って見える
えすかる号を作っていた2017年の記事だけを読むと、軽トラキャンパーの自作記である。風来房を作った2024〜25年の記事だけなら、2代目製作記になる。しかし、その間の8年分を並べてみると、ちょっと違う話に見える。
最初は、とにかく可能性を詰め込んだ。そのあと実際に使ってみて、不要なものを降ろした。高すぎたと思えば低くした。重ければ軽くした。
危なかった上げ下ろし方法は変えた。
使わなかったソーラーは一度外したが、別の用途が出てきたのでまた載せた。
図面を描かずに作った反省から、2代目では図面を先に描いた。それでも現場合わせは残った。
つまり、2代目は初代を否定して作ったものではない。
初代を実際に何年も使い、その間にわかったことを一つずつ入れ直したものだった。

初代は最大限、2代目は最低限。
この言葉だけを見ると正反対だが、たぶん同じことを8年間続けてきた結果なのである。
作ってみる。使ってみる。具合が悪ければ直す。それでもだめなら作り直す。
考えてみれば、農場でやっていることも大体そんなものだ。
風来房も、これで最終形とは限らない。
実際、すでに照明が欲しいとか、電気の使い方をどうするとか、細かいことはいくつも出てきている。
まあ、壊れるまで生きていることはないだろう、と2代目を作ったときに書いたが、それまでにはまだ何度か手を入れることになりそうだ。

0803軽トラキャンパー_引き算の進化論 (1)


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



キーボードいろいろ

 物書きなので、タブレットでもキーボードを使いたい時がある。まあ、BLOG記事は写真も組み合わせることもあり、めったに使わないし、その他の文を書くときも結局タブレットを使うようなことはなく、他の器械を使うことになる。まあ、一種の強迫観念ではないかと思っている。

0802KB01

 そんなふうなので、折りたたみキーボードは気になる存在である。先日、珍しいものを見つけて買ってしまった。どう珍しいかというと、縦に3つに分かれていてそれをたたむのである(タッチパッド付き)。横に3つになってたたむやつ(タッチパッド付き)、2つ折り(タッチパッドなし)、2つ折りはもっとあったが見つからなかった。

0802KB02

 それで、一番新しいやつだが、結構長い。いつも iPad mini を入れるショルダーバッグに入らない。こうなると、2つ折りのやつでもいいんじゃないかと使ってみた。スクリーンでをタッチすればいいから、キーボードのタッチパッドなどいらないんだよね、タブレットでは。ということで、コレクションが増えたという結果になりそう。

0802KB03



一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

私の文体をAIはどうみているか

 2代目AIモンスターの最初の仕事は、いまや佳境に入っている。何をやらせているかというと、もとのBLOG記事(9000件を超えた)の意味的位置関係などを徹底的に調べ、多くのグループに分けている。その後は、あるグループを最初のサンプルにして、総まとめ的な文を書かせている。最初はまず、軽トラキャンパー(初代と2代目)だ。初稿を読んだがなかなかの出来である。それをこっちで推敲すればいいのか、と聞いたらAIがやるという。そして、本文は色々読んでいるから、私の文体を調べてそれを使うということだった。できたら披露するが、私の文体の特徴のまとめが結構ウケる。

実際に元記事を何本か読み直しました。文体にはかなり特徴があります。

    まず実際に起きたことから入る。大げさな問題提起から始めない。
    数字や寸法、機械、材料などをかなり具体的に書く。
    「だからこうした」だけでなく、「やってみたらこうだった」が多い。
    成功談より、失敗や予定変更を普通に書く。
    「まあ」「ところで」「一応」「〜かもしれない」「〜だろう」が自然に入る。
    結論を格好よく決めすぎない。
    少し横道へそれる。その横道が人物像や生活感になる。
    自分への軽いツッコミや乾いたユーモアがある。
    技術説明と日常会話が同じ文章の中に混在する。

まあ、あたっているかも。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


サツマイモ畑の草退治

0730サツマイモ畑草退治

 サツマイモ畑は草で覆われていた。昨日と今日、2日がかりで草退治。といっても、日が高いときはとてもじゃないが屋外作業は無理。16時以降の作業である。18時をすぎると、今度はムスに攻撃される。私はあまり刺されないが、カミさんは大体ブユに芽周りをやられる。なにが違うんだろう。日焼け止めだろうか。そんなものつけない私は、結構真っ黒である。

0730サツマイモ畑草退治2

 毎年、サツマイモについてはマルチを張っており、草取りはずいぶん楽である。谷のところは両側からマルチが降りてきているので草もあまり根を張れないのである。サツマイモは、どうせ蔓を返さなければならないので、両側の畝に被せて草の根を削って取る。ねじりがまという便利な道具があるが、両手でやりたいので、左利き用をアマゾンで注文した。宮本武蔵だ。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

穂が出始めている

0730ミルキークイーン

 今年は、これまでの定番「ミルキークイーン<ー暑さに弱い」と暑さに強いという「にじのきらめき」を半々にして栽培中だが、ミルキークイーンの方は大体穂が出揃い、出穂と言っていい段階になった(半分以上)。少し遅れているにじのきらめきは2割くらいだろうか。10日ほどズレている。

0730田んぼの様子1
  手前が虹のきらめき、半分より奥がミルキークイーン

 幸いなことに、初期の低温障害は出ておらず、あとはサル次第である。そろそろバルーンや音響対策の準備もしなければ。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



「Project Phoenix」を始めます

2代目AIモンスターは、AI実験室として使っていくつもりですが、一つのまとまった仕事として「Project Phoenix」を始めることにしました。まだまだBLOGにこだわります。

さてこれはなんでしょう。

0726_17年間の記録を物語へ再生

2009年頃から書き続けてきたこのBLOGには、農作業、山里での暮らし、機械や道具、軽トラキャンパー、二地域居住、そして最近ではAIとの取り組みなど、約9,000件の記事が蓄積されています。これらの記事は現在、「会所農場電子博物館V2」の基礎資料として整理されています。電子博物館V2では、過去のBLOG記事をMarkdown形式に変換し、検索やWIKI、関連資料の提示などに利用しています。ここで最も重視しているのは、過去に書かれた事実を勝手に変えないことです。いつ、何を行い、何に失敗し、どのように考えていたのか。そうした記録を、できる限り元の記事に忠実な形で残し、必要なときに探し出せるようにしています。これは「博物館」としては正しい方法です。
一方で、約17年間の記事を読み返してみると、一つの記事だけでは見えてこない流れもあります。例えば、軽トラキャンパーについても、一台を作って終わったわけではありません。作って、使って、不便な部分を直し、別の形に作り替え、また新しいものを考える。記事を年代順に並べ直すことで、当時は意識していなかった試行錯誤の流れが見えてきます。米作りについても同じです。成功した年だけではなく、失敗した年、機械を変えた時期、水管理に悩んだ時期などをまとめて読むと、一つの長い物語になります。
そこで、新しい取り組みとして、「Project Phoenix」を始めることにしました。Phoenixは、不死鳥という意味です。過去の記事を消したり書き換えたりするのではなく、長年蓄積した記録をもう一度読み直し、新しい形の読み物として再生することを目指します。
電子博物館とは別の役割
会所農場電子博物館V2は、今後もそのまま運用を続けます。
電子博物館V2の役割は、
  過去の記事を保存する
  必要な記事を検索する
  出典や根拠を示す
  事実に忠実な回答を作る
ことです。
Project Phoenixは、その上に立つ「編集部」のようなものです。複数の記事を一つのテーマで集め、年代順に整理し、重要な転機や考え方の変化を読み取り、一つのレポートや読み物として再構成します。単に文章を短くする「要約」ではありません。
  どの記事を使うのか。
  どこから話を始めるのか。
  何が失敗で、何が転機だったのか。
  現在の考え方につながった出来事は何だったのか。
そうしたことを考えながら、一つの作品として編集していきます。

元の記事は変更しません
今回の作業では、電子博物館V2で使用している元データを直接編集することはありません。初代AIモンスターに保存されているMarkdown原本を、二代目AIモンスターへコピーし、Project Phoenix専用の作業環境を作ります。データの流れは、初代から二代目への一方向だけです。Project Phoenix側で何を編集しても、電子博物館V2の原本や本番環境には影響しません。
まずは、この元データのコピーから作業を開始しました。約9,000件の記事を安全に複製し、今後追加される記事についても更新できる仕組みを整えます。

最初に取り上げるテーマ
今後、例えば次のようなテーマを再編集していく予定です。
軽トラキャンパーの製作と変遷
会所農場での米作り
山里での暮らしと二地域居住
農機具や自作装置の試行錯誤
害獣対策の記録
BLOGと電子博物館の構築

AIとの付き合い方
一つの記事だけを読むのではなく、数年、場合によっては十数年にわたる記事をまとめて読むことで、過去の自分自身も気づいていなかった流れが見つかるかもしれません。うまくいった話だけでなく、失敗や迷い、途中で考えが変わったことも含めて残します。むしろ、その部分にこそ、後から読む価値があると考えています。

BLOGを「記事の集積」から「読み物」へ
これまでのBLOGは、その時々に起きたことを書き残す場所でした。Project Phoenixでは、それらの記事を時間を超えて結び直します。日記として書いた記事が、後になって一つのテーマの資料になり、さらに一冊の読み物へ変わっていく。17年間書き続けてきたBLOGを、単なる記事の集積で終わらせず、新しい形で次に渡していく。それが今回の取り組みです。
電子博物館V2が記録を保存する「博物館」だとすれば、Project Phoenixは、その資料をもとに新しい読み物を作る「編集部・出版社」です。まずは元データのコピーと作業環境の整備から始めます。その後、最初のテーマを決め、関連記事を集め、時系列を整理し、実際の編集作業に入ります。進行状況や、そこから生まれた新しい記事についても、このBLOGで順次紹介していきます。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



道普請

0726道普請

 真夏の地域の行事、今日は道路脇の草刈りを総出でおこなった。総出といっても8人、同じ会所区の別グループはもう少し多いかも。私は入植時から参加しているので、今回が18回目だ。最初の年、私は60歳だったなあと振り返るが、メンバーもいろいろ入れ替わっており、同じ世代の人が減って、いわゆる代替わりが進んでいる。
 もう出なくていいんじゃないのとは言われるが、ご近所さんたちとの貴重なコミュニケーションの機会であり、歩けるうちは出ることにしている。しかし、今年はあまり有益な情報交換ネタはなかった感じがする。世代交代のせいだろうか。お隣の元酪農家からは息子さんが参加、入植したときは小学5年生で、いろいろ手伝ってくれたんだが、今は町内の有名企業に務めるサラリーマンである。ということで、歳とったかも。

0726ミヤマクワガタ


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



最近の外の様子

0725シェルターのトウモロコシとキュウリ

 このところの異常な暑さで、外に出る気にもならなかったが、今日の午後後半は少し涼しい風が吹いて来たので、見回りをしたりブルーベリーを採ったりして、シェルター内の草取りをしているカミさんのところに合流した。高温だとトウモロコシはいいのだろうか、かなり伸びてきた。食べられるまでにはまだ1ヶ月以上かかるだろうが、期待している。
 ブルーベリーだが、きょうは3Kgほど採った。実は強力な邪魔者がいて難儀している。それは、イラガの幼虫(毛虫)。触れるとちくりとかなりの痛みがある。一旦収まるが、翌日以降に傷みが戻り、数日続く。なので、採る前に一通りあたりを点検し、ハサミでちょん切ってからの作業だ。それでも今日は3箇所ほどやられた。

0725イラガの幼虫
  これは10日ほど前の写真、今日あたりはこれがもっと大きくなっている

 それにしても草はひどい。刈っても2週間ほどでもとに戻る。動物より始末が悪いかも。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



2代目AIモンスター順調に滑り出し

 と書いたが、それほど順調ではないかも。今回は、ChatGPT の電博プロジェクトのチャットに相談しているが、結構こだわっており、前のようにそれだけで済む「LMStudio」単独ではなく、他のDocker などというアプリとセットで入れたりするものだから、設定でずいぶん手間取った。
 しかし、前は圧縮度合いが少ないモデルも使えるようになっており、単なるチャットなら1年半くらい前のgeminiやChatGPT程度の回答は出してくるようになった。また、pythonコードも簡単なものしか試していないが、出してくるようである。

0725AI書籍

 この前、久しぶりに購入したムック本「AIエージェント&LLMプログラミング」なんて言うものがあるので、いろいろ実験をしてみるつもり。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



2代目AIモンスター:セットアップ中

 昨日、クリニックに配送されたPCは、予想以上に程度が良かった。外観もきれいだが、中のホコリがほとんどない。通常のPCでは、誇りを吸着する部分があったり、華光大きなファンが常時回るので、どうしてもホコリが溜まるのだが、それはなくきれいな状態だった。使い込んだという様子は感じられない。

0721ゲーミングPC

 一応、windows Home が入っていたので、そのままで基本的なチェックを行い、先ほど農場に持ってきてwindows Pro のクリーンインストールを始めたところだ。一晩かかって一応インストール完了。先程からAI 関連のインストールに移っている。あと少しだ。

0721PCnaibu


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


第3シェルターのその後

 旧1号田んぼに設置した第3シェルターは、完成後すぐに150株のとうもろこしのタネを撒いたが、ここまでは記事にしたはずだ。順調に生育しており、そろそろ2粒ずつの片方を切る時期が近づいている。

0720トウモロコシ順調

0720次世代キュウリ

 その後も中身が少しずつ増えている。キュウリとカボチャだ。どちらもカミさんが植えたもの。そんなものいらないと言っていたが、7月はじめのサルの襲来で考えが変わったらしい。これの中だから安心と断言できるわけではないが、ネットが新しい間は破られることもないだろう。扉も紐で縛るようにしている。

0720かぼちゃ

0720第3シェルター

 それで、まだ空いている上の畑に作る次のシェルターの計画をはじめた。図の黒い線の部分で約80平米程度、薄い色の線の増築エリアも考えているが、右に行くほど山の影になるし、サルがアクセスしやすくなる場所になっていくので、そこはやらないかもしれない。これまで(サルに)やられたことがない冬の大根は増築エリア(つまり外)でいいかもしれない。実際の建設は大根のあと来年2月頃になる可能性もある。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


pixel 11 問題

 来月、pixel 11 が発表・予約開始となる。これまで 10 pro と 10 pro fold の2台持ちで、自分の回線と医院の回線に分けて使ってきたが、次は1台にすることにした。実際問題として、2つの回線がぶつかることはなく、本体もsim と e-sim 2回戦の収容は可能だが、これまでは移動時のWEB閲覧やAIとのチャットなど、fold の出番があるだろうということで、BLOG用写真を任せる 10 PRO との2台持ちを続けてきた。
 こうした方向の中で、影響を受けたのがiPad mini だった。fold を活用するという前提で、mini
を処分したり、やっぱりあったほうがいいとwifiモデルを買い直したり、やっぱりセルラーモデルじゃないとと、再度買い直したり。それで、どう考えても iPad mini は閲覧デバイスとしてこれ以上のものはなく必需品ということを、今更だが痛感した。
 ということで、もうこれからは1台持ちだ。3つのAIに状況を説明して「絞るならどちら?」と聞いてみたが、なんでそんな当たり前のことを聞くのかというトーンで pixel 11 pro を推してきた。詳細はまだ公開されていないが、カメラ性能は正常進化だろう。とりあえず、私のSIMをE-SIMに替えて、PRO1台での試行を1ヶ月間続けることにした。まあ、ガジェットであふれる状態も、若干は改善されることになる。

0719iPadmini奥pixel10fold手前


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


2代目AIモンスターの発送完了

 2代目については、結局購入できることになっていたのだが、本日パソコン工房から荷物発送完了の連絡があった。配送業者のサイトではまだ受け付けられていないが、早ければ明日到着かもしれない。ただ、そもそも買えるかどうか分からなかったし、当然発送日もわからなかったので、明日明後日の休診日にもろにぶつかることになってしまった。WEBから日にち変更を申し込もう。
 購入機は、グラボのメモリーが24Gと希望していたレベルで、かなりちゃんとしたモデルを搭載できると思う。また、一応デュアルブートにして、windwos だけでなく LINUX(kubuntu)にも挑戦したい。結局のところ、実験室のようなものだ。一応、チャットボットは装備するので、gemini・ChstGPT・claude・SUNO AI と4種類も使っている(課金)をちょっと見直そうと考えている。モデルも選びがいがありそうだ。

次世代AI開発の戦略的移行


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



最近のサルの動向

 サツマイモやハウスの中のスイカ・メロン・ぶどうをサルにやられたのは今月の初めだった。その後、カメラ連動の音響機器設置や、ビニールの合わせ目に網を張るなど対策を講じてきた。家の中では、ハウスの内外4台のカメラを写すタブレットをおき、いるときは常時チェックしてきた。

0718監視カメラ画像

 ところが、その後はサルが来ていない。カミさんは、ハウスには大したものがないのがわかっているからじゃないの、というがそんなことはないだろう。事実、メロンは次の果実が育ち始めている。おそらく流している音が有効なんじゃないかと思う。



うちでは、移動があるので犬は飼えないが、例えば借り畑の家には犬が3匹いるからか、あまり被害はない。ということで、いろいろな音を入れているが、犬の声も結構効いているかもしれない。じつは、外ではよく出会う。道を走っていると必ずといっていいほどサルがいる、中には来てほしくないなあ。そのうち音も効き目が薄れるだろう、工夫が必要だ。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


買えたかな、2代目AIモンスター

 相当長い間探して右往左往していた。AIでは必需品となるグラフィックボード(NVIDIA製)を探し続けてきたが、一番コスト的に適当なRTX3090という型番のものは3年ほど前の仮想通貨マイニング騒ぎの真っ只中に売られていたもので、かなりのハイリスク、ヨレヨレのものが殆どらしい。会所農場電子博物館で使っているのは、最新の容量が12Gのものだが、これを使うPCがほぼ電博専用となってきているので、倍の容量(24G)を探してきたのだった。
 NVIDIA製グラボやSSD外部ドライブ、PC用メモリーのいずれもが高騰する中、唯一の逃げ道とも言えるのが中古PCとわかってきたので、先程RTX4090(24G)搭載の中古PCを探し出して、一応注文した。今の状況では高等は収まるどころか、またさらに沸騰する可能性も否定できない。当方も先は長くないので、とにかく買うことにしたのである。ただ、その商品は並行して店舗販売もしているようで、本当に買えるかどうかはまだわからない。値段は、ここでは言えないほど高価。
 首尾よくこれを買えたら、ローカルAI環境は激変する。まあ、初代AI は会所農場電子博物館で24時間稼働中だから、他のAI関連のことはできないんだよね。これで、いろいろなモデルを比べたり、外に出せないデータを分析させたりということが可能になる。電博開場後、claudeへの課金も行い、3種のAIを使う形になっているが、これで少し方向が変化するはずだ。

0716_AI開発専用機構築ロードマップ


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


ヤマユリ、どんどん咲き始める

0715ヤマユリ咲き誇る

 ヤマユリについては、入植以来一貫して増やそうと努めてきた。しかし、これがなかなか難物で、タネは採取するのだが発芽までには少なくとも2年くらい、発芽してからも花が咲くようになるものはごく少数で、期間もさらに数年かかるらしい。

0715ヤマユリ咲き誇る2

 しかし、そうした努力も実りつつあり、コロニーが数カ所できている。帯化という平らな茎となって花が多数咲く株も増えてきており、この季節の楽しみとなっている。時期的には結構ズレが有り、速い株と遅い株では2週間ほどの差があるようだ。またタネを取ろう。
0715ヤマユリ咲き誇る4

 タネは冬季間の低温に晒す必要があるらしく、取っておいて来年あちこちに播く予定。

0715ヤマユリ咲き誇る3

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


サルはだんだん遠慮なしになってくる

 昨日は草刈りデーで、私は下の畑のかぼちゃシェルターや納屋の裏側で草を刈り、カミさんはハウス周りで草を刈っていたんだが、突然カミさんが騒ぎ出した。何事かと思ったら、かぼちゃシェルターの入口が開いたままになっており、そこからサルの親子が侵入してナスをとって逃げたというのである。私は刈払い機背負っているので全く気づかず、カミさんは充電草刈り機なので音で気づいたが、近寄るまもなく納屋の屋根に逃げたらしい。
 カミさんは、親子でなす一つずつじゃあお腹は一杯にならないよね、と言っていたが、可哀想だが許すわけにはいかないなあ。ちょっとの隙でも扉などは閉めるということを改めて確認した。そばで二人も作業しているのにシェルター内に侵入するとは大胆不敵である。
0711シェルター1・2号
  今は手前のシェルターで夏野菜を育てている、これに侵入
  向こうは畑を休ませているので、天井もオープン


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

防獣シェルターの製作

0711シェルター3号

防当農場で3台作成した防獣シェルターの製作方法をまとめてみる。もともとは、かぼちゃをサルに狙われたところからのスタートである。サルは相当かぼちゃが好きなようで、網をかけたり何かで隠しても、絶対に盗っていくのである。これより先に電気柵で囲うという方法も取っていたが、これは防獣対策としてはかなり抜けがあるものだ。特にサルについては簡単に入り込む。おそらくポール(柱)を登っているのではないかと思う。一番下のケーブルをくぐっていたやつもいた。

0711シェルター1・2号

 そこで、横だけでなく上も囲うことにしたのだった。ハウスも同様に有効だが、単位面積あたりのパイプ量も多く、高価なものになるし、施工手間もかかってしまう。そこで、できる限り簡単な架構を考えた、使用するパイプはビニールハウスで使われる22.2mmΦの単管パイプ、19.1mmΦという少し細いものもあるが、強度が欲しいのでこれにしている。長さは柱用の5.4m(半分にカット)と横架材用の4mを利用。当初は5.4mを横架材に使っていたが、軽トラではこのサイズが違反となるため、ホームセンターで半分にカットする。どこでも切れるように道具はおいてあると思うが、バッテリー駆動のグラインダーを持っていくことにしている。
 平面的なユニットとしては、2m角としている。これは架構の強度の最適解であると同時に、2m幅の防獣ネットを使うことも関わっている。5.4mの直管パイプも使えるが、その場合は2m幅のネットのかけ方が限定される。構成部材はそれほど多くないが、図面を書くなどして事前確認をすることを勧める。
必要部材
    柱     直管パイプ   2.7m(5.4mを半分にカット)
    横架材   直管パイプ   4m 外周は上下2本
    直交金具  交わるパイプの数/箇所
    継ぎ手   4mパイプの連結部分 必要数
    紐     今回使用したのは、ビニロン3mm 金剛打
手順
架構  
  まず4m直管を予定地外周に置く(外周は2本)
    交点から10cm、端が出るようにする
  4mパイプを2m間隔に置く(1本ずつ)
  交点に柱パイプを打ち込んでいく(50cm程度は打ち込む)
  外周においては、外周(下)パイプと柱を直交金具で止める
  内部の柱は、4m角のユニット中央部には立てる(下を止めるパイプなし)
  外周(下)パイプは、壁のネット下部を止めるのに必要
  横架材で上をつなぐ (今回高さは185cmとした、手が届いて結んだりできる高さ)
  短辺方向を先につなぎ、長辺方向(4mの倍数)をあとから上に載せるとやりやすい
出入り口
  取り付け用柱(22.2mmΦ・2m)を取り付ける
  それにハウス用扉を取り付ける。
  扉の位置は微妙な調整が必要、先に柱に扉をつけて合わせながら柱を取り付け
  1・2号ではネットを重ねて出入り口にしていたが、今回扉に変更
ネット張り(当方の場合)
  壁をぐるっと張っていく(1枚張り30m)
  高さ1.85mに対し網は幅2mなので余りが出るが、下でくるくるまとめる
  天井をあとから張る(長手方向12m×2本)
  天井については、中央部の合わさる部分を先に止める
  外周部を後から止めるが、その際にたるみを手繰って止める
  当方では、積雪への懸念から冬季に天井のみを外せるようにしている
  積雪の心配がない場合は、90度方向を変えて張ることも可能。
  その場合は、たるみ取り分のネット長さを減らすことができる。

0712シェルター平面

    

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


トラクター出動

0711トラクターで草退治1

 今週はちまちまと刈払機背負ってやっていたが、今日はトラクターを引っ張り出して畑エリアの草を一気に片付けた。そのあとは、再度刈払い機に戻ってトラクターが潰せなかった縁や通路を刈って本日終了。

0711トラクターで草退治2

 すっかり夏の雲で、夕方にはこの辺りで梅雨明けを毎年告げるヒメハルゼミが鳴いていた。さあ、酷暑の始まりだ。




一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

シェルターの天井を張った

0709シェルター天井張り

 一番新しいシェルターでは、トウモロコシを育て始めたが、その後カミさんがインゲンやキュウリを植えていた。まだ収穫には時間があるが、最近のサルは面白がっているのか、収穫前でも遠慮なく手を出すので、今日は天井を張った。これで当分は大丈夫だろう。トウモロコシの収穫時期が来たら、連中も必死になるだろうからタフな攻防戦になりそうだ。

0709トウモロコシ発芽
  発芽は3分の1ほどだったが、夕方には半分くらいに

 このシェルターだが、完全ではないけれど、サル対策にはかなり有効と思われるので、近いうちに製作方法などをまとめて記事にしよう。
 

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

ヤマユリ咲く

0708ヤマユリ咲く

 去年の7月6日に続き、ことしも7月8日と早い開花。これまでは平均1週間ほど遅かったようだ(電子博物館で調査)。一番早いのはトラクター小屋の脇、エビネが自生しているあたり。ヤマユリが終わったら草に埋もれているエビネを救出しないと。
 敷地内のヤマユリコロニーは増えてきており、これからしばらくの間、ヤマユリの郷を楽しめそうだ。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


サルからハウスを護る対策

0708ハウス上のサル母子

 サルも引き続きやってきている。音響攻撃を仕掛けているので、中には入ってきていないが、いろいろ考えてそのうち入ってくるのは間違いない。

0708ハウスの網防御体制


 今日は、これまで入ってきているところ、屋根のビニールと壁のビニールの合わせ目の部分に防獣ネットを張ってみた。ボロボロの網はいくらでもあるので、再利用である。一応、中からはビニールをたくし上げて空気の入れ替えも可能である。

0708ハウス上のサル

 昨日は屋根の上を結構自由に歩いていた。音には反応している。種類によって反応の違いはありそうで、分析をしてみよう。



一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


シカ対策

 昨夜、農場に戻ってきた。途中、会所に入ってからケモノのオンパレード、特に多かったのはシカだ。大き目の子鹿4匹のグループもいた。キョンは集団ではないが、数百メートルおきにじっと佇んでいる。確実に増えているようだね。

0708鹿の足跡
  田んぼとして使っていたら水漏れにつながっていきそう

 農場内にも頻繁に出入りしているが、シカの田んぼへの侵入については収まった気がする。海苔網作戦が奏功したようだ。ただ、農地内の他の場所には足跡が多数残されている。特に斜面には駆け下りたあとが残っている。鵯越である。

0708崖の海苔網
  よく見ると海苔網を仕掛けてあるのがわかる

 この崖に海苔網を這わせておいてみている。まあ、敵は4つアシだから転げ落ちたりはしないだろうが、嫌がって入らないという状況になることが望ましい。イノシシやシカなど、蹄がある動物は網が苦手らしい。蹄の間に網が入るのが嫌なんだろう。さつまいもの収穫時期には電気柵の周りに海苔網を敷くことにしている。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


VAIO再び

0706VGN ~UX90S

 農場の物置の棚の片隅で燻っていたこれを、何気なく点けてみたらなんと windowsXP が立ち上がった。一応 WiFi を遮断してつけたが、保存してあるデータなどは見ることができた。一つ面白いものが見つかったが、それは2010年ごろのBLOG記事だ。仕事場でも家でもPCは使っていたから、この記事は通勤電車でこのPCを使って書いたものに他ならない。このPCちょうど一段落したBLOGデータベース化の完成記念の発見のような気がする。

原稿が見つかったBLOG記事


 ところが、長年放置していた影響があった。結構速いスピードで(おそらく)HDDがダメになっていくのである。最初は通常起動できたのだが、繰り返すうちにセーフモードでしか起動しなくなり、そのセーフモードでも起動しなくなったので、とりあえずスイッチを切ったままにしてある。そして、このPCの動態保存に舵を切ることにした。
0706VGN ~UX90S_2

 あらためてこのPCをみてみると、なかなか素晴らしい。小さなボディだが、色々な機能が山ほど詰め込まれている。当時のSONYのもの作りが半端ではなかったことを示している。なんと素晴らしい時代だったのだろう、としみじみ思う。小さいながらもキーボードが飛び出すし、ポインターもなんとか使えるものがついている。これだけカバンに入れておけば、BLOG記事でさえ書けてしまうのである。まあ、今の世の中ならスマホやタブレットがあるけれど、私のような古い人間にとっては、持ち歩けるPCというのは特別な存在だ。
0706メモリースティック!
    こんなメディアもあったね(実際にはアダプタでmicroSDが入っている)


 先ほど、電池の交換サービスは申し込んだ。これからSSDやシステムCDなどの手配、厄介なのはドライバーの入手だが、順次進めていく。ただ、windwos XP環境を復旧しても、ネットに繋げるのは無理だ。単なるオフラインの文章書きも、通勤電車に座って過ごすような時間もない今の生活ではやってはいられない。ということで、windows環境の復活が済んだら、それをそのまま保存しておき、軽量なLINUXの導入に向かうことも考慮中。まずは復活だ。


一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


サル対策(追い払い編)

 ハウス周りに4台のカメラを配置し、ハウスの中には大型のスピーカー(アンプ内蔵)と MP3プレイヤーを設置した。アンプは、AC電源側にスマートコンセント(T P-Link)を挟み、カメラからの警告を受けたらスイッチが入るようにしてある。MP3プレイヤーは、狼の遠吠え、銃声、猟犬の吠える声、サルの悲鳴などを連続再生しておき、スピーカーが点けば大音量でこれがの音が順番に流れる仕掛けだ。

0706PAスピーカー

 ところが、問題発生。1号ハウス内のカメラが稼働しない。設定した納屋のあたりでは大丈夫だったが、ハウスに持ってくるとダメになる。WiFiは、TPーLINKのメッシュWIFIで、台数の制約などはないと思っていたので、電源関係かもしれないと、電源ケーブルを入れ替えたり、コンセント周りを綺麗にしたりとか色々やったがうまくいかない。
 結局、片隅で死んでいた meshWiFiのユニットを復活させてそばに置いたところ、ようやくカメラが復活した。一応、いろいろなところから集めた3台のカメラが同時に復活した。今見たら、ネットワークが不安定になっているようなので、リモートで2台を停止させよう。と思ったが、リモートでの停止はできないようなので、画面密度を下げた。
 一応、カメラが何か異常を捕らえたら、大音量で「狼の遠吠え、銃声、猟犬の吠える声、サルの悲鳴」が鳴り響くようになった。ただ、ちょっと問題も。現在は6台のカメラの信号を拾っているが、昨夜ある一つのカメラの前に蜘蛛の糸ができていた。それがちょっと動くたびに先ほどの音が鳴る。ほぼずっと鳴りっぱなしだったようだ。隣家までは100mくらいあるので、文句は言われないはずだが、一応そのカメラの信号を止めてならないようにしてある。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ


今日はシェルター関係のお仕事

0704防獣シェルター壁網張り

 明日は雨らしいので、いろいろ片付けた。とうもろこしを播いたシェルターは、まだ壁だけだが防獣ネットを張った。芽が出たらさっそくキョンの餌食になるので今のうちだ。来週は暑くなるというし、これで一応一安心だ。どこかで天井も張るが。それにしても、サツマイモをすべてやられるという衝撃的な事態に、これまで「いらないんじゃないの」と消極的だったカミさんも、ネット張りを手伝った。どこかでサツマイモを植えていた上の畑に、さらにシェルターを作るつもりだ。囲っていないと絶対やられる状態だ。

0704防獣シェルター壁網張り2

 もともとあるシェルターの中ではナスの実がなり始めているので、こちらには天井を張った。冬の間は雪が降ると大変なことになるので(パイプの骨組みが曲がる)、天井は外しておくのである。新しいシェルターも天井は簡単に張れるようにしてある。ということで、今日もサルに働かされている。

一日一回、ボタン押し お願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ



アクセスカウンター

    メッセージ

    名前
    メール
    本文
    記事検索
    カテゴリー

    会所農場電子博物館 公開中

    会所農場ブログ「定年後・田舎作って・コメ野菜」の記録を、テーマ別に整理した公開ページです。

    電子博物館を開く

    説明記事を読む

    BLOG_INDEX 公開中

    会所農場ブログの過去記事を探せる索引ページです。

    BLOG_INDEXを開く

    説明記事を読む

    AIによる高度検索・案内機能 試験公開中

    WIKIとBLOG_INDEXをもとに、質問形式で内容を調べるための試験公開機能です。

    AI案内機能を開く

    プロフィール

    房総で百姓やってる...

    Google検索(Blog内)
    最新コメント
    月別アーカイブ